JPS63283763A - ダブルトグルジヨ−クラツシヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トグルブロックを移動可能に設けてなるダブ
ルトグルジッークラソシャに関する。

〔従来の技術〕

従来、原石等の粗砕用に使われるダブルトグル（ブレー
キ形）ショークラッシャは、例えば第３図に示すように
構成されている。

同図においてｌはフレーム２の前壁に固定された受歯、
３は受歯１に相対向している押歯であり、押歯３は、フ
レーム２の上部に横架したスイングジョー軸４により上
端部を支持され、かつ下部を受歯１に対してスイング自
在に設けたスイングジ！！−５に取り付けられている。

６は受歯ｌと押歯３との間に形成された側方閉鎖の破砕
室である。

７はフレーム２の後側上部に横架した偏心軸８に上端部
を支持されたピントマン、９は破砕室６の出口間隙（セ
ット）を調整するセット調整板ｌＯを介在させてリヤフ
レームｌｌに押圧されるトグルブロックで、トグルブロ
ック９は、フレー、ム２の後部内側に対向、して取り付
けたブロックガイド１２に前後方向に水平に案内され、
かつブロック吊りボルト１３に吊持されている。１４は
トグルブロック９をリヤフレーム１１に押圧するブロッ
ク引張りボルト、１５は油圧ジヤツキで、セット調整板
ｌＯを抜き差しする際にトグルブロック９を前方へ移動
するものである。

１６、１７はスイングジ！ｌ−５とピットマン７との間
、ピットマン７とトグルブロック９との間に介装した前
側トグルプレート、後側トグルプレートで、両トグルプ
レー）１６．１７は前後縁とスイングジｇ　５、ピット
マン７及びトグルブロック９との間には、それぞれトグ
ルシー）　１８　ａ　、　１８　ｂ　、　１９ａ、１９
ｂが介在されている。

２０は偏心軸８の軸端に取り付けたプーリで、ベルトを
介して電動機（共に図示せず）と連動されており、電動
機の駆動によりピットマン７を上下動させ、トグルプレ
ーＨ６，１７を介してスイングジョー５の下部がスイン
グされる。

２１は一端をスイングジョー５の下端部に枢着したテン
ションロッドであり、テンションロッド２１の他端部に
取り付けたばね受２２とリヤフレーム１１に取力付けた
ばね受２３との間には、スイングジョー５の下部を後方
へ牽引するばね２４が弾装されている。

上記構成のダブルトグルショークラッシャは、電動機を
駆動し、スングジｇ−５と共に押歯３の下部を受歯１に
対してスイングさせ、破砕室６に投入された被破砕物を
順次圧縮破砕し、破砕室６下部の排出口から砕製品とし
て落下排出するものである。

そして、セッートの調整を行う場合には、ブロック吊り
ボルト１３及びブロック引張りボルト１４をゆるめてト
グルブロック９を移動可能とし、油圧ジヤツキＩ５によ
りトグルブロック９をブロックガイド１２に沿って前方
に移動してセット調整板１０を抜き差しするものである
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上記従来のダブルトグルショークラッシャによ
れば、セットを調整する際、トグルブロック９を水平に
移動しているため、セットの変化に対する押歯３のスト
ローク（歯爪面に垂直な方向の押歯のスイング幅で、原
石等の圧縮に有効な寸法）の変化が、第２図において曲
線Ａで示すように少な（、小さなセットで破砕しようと
すると、ストロークによって最小セットが制限され、余
り小さなセットで使用することができない、−そこで、
最初の段階から小さなストロークで設計したり、おるい
はトグルブロック９とブロックガイド１２との間にスト
ローク調整板を抜き差ししてストロークを変化させるこ
とが考えられているが、前者は、セットを大きくした時
の破砕能力が機械サイズの割に小さくなり、後者は、ス
トローク調整板の抜き差しに多大の時間と労力を要し、
得策ではない。

そこで、本発明は、セットが大きい時は、機械サイズに
見合う破砕能力を有すると共に、小さなセットでの使用
を可能とし得、かつセット等の調整を容易になし得るダ
ブルトグルショークラッシャを提供しようとするもので
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

前記問題点を解決するため、本発明は、トグルブロック
を移動可能に設けてなるダブルトグルショークラッシャ
において、前記トグルブロックを前方下側に斜向する方
向へ往復移動可能に設けたものである。

〔作用〕

上記手段によれば、セットの増減に比例してストロ−フ
カぐ増減する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図と共に説明す
る。なお、以下の説明において第３図と同一の構成部材
等には同一の符号を付してその説明を省略する。

本実施例のダブルトグルショークラッシャにおいては、
リヤフレーム１１１を前方下側に約３０度の角度で斜向
させてフレーム２に取り付けてあり、リヤフレーム１１
１の前面は、水平面に対して約６０度の角度をなしてい
る。リヤフレーム１１１の前方におけるフレーム２の胃
内側面には、トグルブロック９１の両端部の上、下面を
挟持し、トグルブロック９１を前方下側に約３０度の角
度で斜向する方向へ往復摺動可能に案内する上部ブロッ
クガイド１２１ａ及び下部ブロックガイド１２１ｂが取
り付けられている。そして、トグルブロック９１とリヤ
フレーム１１１との間には、セット及びストロークを調
整する調整板１０１が抜き差し可能に介装されている。

１５１は調整板１０１を抜き差しする際に、トグルブロ
ック９１を前方へ移動する油圧ジヤツキである。

上記構成のダブルトグルショークラッシャは、電動機を
駆動し、ピットマン７及びトグルプレー目６，１７等を
介してスイングジョー５と共に押歯３の下部を受歯１に
対してスイングさせ、破砕室６に投入された被破砕物を
順次圧縮破砕し、破砕室６下部の排出口から砕製品とし
て落下排出するものである。

そして、セットの調整を行う場合には、油圧ジヤツキ１
５１によりトグルブロック９１を上部、下部ブロックガ
イド１２１ａ、　１２１ｂに沿わせて前方下側に移動し
て調整板１０１を抜き差しするものであり、このセット
調整に伴って、第２図において曲線Ｂで示すように、押
歯３のストロークもセントの増減に比例して増減する。

したがって、上記実施例のダブルトグルショークラッシ
ャによれば、例えば供給口寸法が１２００Ｘ１０５０ｗ
ｍクラスの従来のものの使用可能なセット範囲が、通常
、１００〜２５０鶴であるの°に対し、セット範囲が６
５〜２５０鶴となり、２７３程度の小さなセットでも破
砕可能となる。

なお、上記実施例においては、トグルブロック、９１の
移動角度を約３０度としたが、これに限定されるもので
はなく、所望のセットとストロークとの兼ね合いから１
０度、２０度、４０度、５０度、６０度若しくは７０度
等の任意の角度としてもよく、これらの場合のセットと
ストロークの関係は、第２図において曲線Ｃ，Ｄ、Ｅ、
Ｆ、Ｇ若しくはＨのようになる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、セントの増減に比例して
ストロークが増減するので、セットが大きい時は、従来
のものと同一の破砕能力を有し、かつ小さなセットでの
使用が可能となり、またセット等の調整を容易に行うこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すダブルトグルショーク
ラッシャの側断面図、第２図はトグルブロックの移動角
度θを変化させた時のセントとストロークの関係を示す
説明図、第３図は従来のダブルトグルショークラッシャ
の側断面図である。 ９１・・・トグルブロック　１０１・・・調整板１１１
・・・リヤフレーム　１２１ａ・・・上部ブロックガイ
ド１２１ｂ・・・下部ブロックガイド 出　願　人　　　川崎重工業株式会社 第２１１ ｔ・ｙＡ（々７ｎ）−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トグルブロックを移動可能に設けてなるダブルトグルジ
   ョークラッシャにおいて、前記トグルブロックを前方下
   側に斜向する方向へ往復移動可能に設けたことを特徴と
   するダブルトグルジョークラッシャ。