JPS6328155B2 - - Google Patents
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- JPS6328155B2 JPS6328155B2 JP54061777A JP6177779A JPS6328155B2 JP S6328155 B2 JPS6328155 B2 JP S6328155B2 JP 54061777 A JP54061777 A JP 54061777A JP 6177779 A JP6177779 A JP 6177779A JP S6328155 B2 JPS6328155 B2 JP S6328155B2
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- wax
- smoothness
- silicone oil
- emulsion
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Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は平滑処理された繊維糸に関する。
一般的に長短繊維を使用した縫製糸、織糸、編
糸は繊維間、繊維と金属との平滑性による影響が
大きく糸の強度、触感にも関与する。例えば縫製
糸の場合ミシンの針穴を通過する場合編糸の編針
との接触の場合織糸の場合は筬との接触は繊維と
金属との平滑性が要求される。また特に縫製糸の
場合最近の高速縫製の場合には針の温度が250℃
から300℃にまで高温度となるため耐熱性を有す
ることも必要とされている。
糸は繊維間、繊維と金属との平滑性による影響が
大きく糸の強度、触感にも関与する。例えば縫製
糸の場合ミシンの針穴を通過する場合編糸の編針
との接触の場合織糸の場合は筬との接触は繊維と
金属との平滑性が要求される。また特に縫製糸の
場合最近の高速縫製の場合には針の温度が250℃
から300℃にまで高温度となるため耐熱性を有す
ることも必要とされている。
従来この種の目的を達成するために例えば固型
ワツクスを用いて糸に固型ワツクスをこすりつけ
付着させる方法、ワツクスエマルジヨンを用いて
糸に該エマルジヨンを塗布する方法等が行われて
いる。しかし前者は糸の強度低下が少ない利点は
有するがワツクスが均一に付着しないため平滑性
に大きなバラツキが生ずる欠点を有し、また後者
はワツクスエマルジヨンが繊維糸に侵透し強度の
低下をきたすと共に、保存中に平滑性を低下させ
たり、或いは製品の脱湿の際にワツクスを脱落し
て経時変化を起こす欠点がある。これら従来法の
いずれの方法によつても繊維糸の保存方法によつ
て早いもので２〜３ケ月を経ずして平滑性が著し
く低下し使用の段階で摩擦が大きな障害となつた
り、糸の強度低下、堅牢度低下等が起こることを
免れない欠点を生じる。
ワツクスを用いて糸に固型ワツクスをこすりつけ
付着させる方法、ワツクスエマルジヨンを用いて
糸に該エマルジヨンを塗布する方法等が行われて
いる。しかし前者は糸の強度低下が少ない利点は
有するがワツクスが均一に付着しないため平滑性
に大きなバラツキが生ずる欠点を有し、また後者
はワツクスエマルジヨンが繊維糸に侵透し強度の
低下をきたすと共に、保存中に平滑性を低下させ
たり、或いは製品の脱湿の際にワツクスを脱落し
て経時変化を起こす欠点がある。これら従来法の
いずれの方法によつても繊維糸の保存方法によつ
て早いもので２〜３ケ月を経ずして平滑性が著し
く低下し使用の段階で摩擦が大きな障害となつた
り、糸の強度低下、堅牢度低下等が起こることを
免れない欠点を生じる。
本発明者は斯かる従来法の種々の欠点を解消す
るため研究を重ねた結果、シリコーン油系マイク
ロカプセルを使用して繊維糸を処理することによ
り、従来の欠点が全て解決されることを見い出し
た。
るため研究を重ねた結果、シリコーン油系マイク
ロカプセルを使用して繊維糸を処理することによ
り、従来の欠点が全て解決されることを見い出し
た。
即ち本発明は、２次エマルジヨン法により製造
された、シリコーン油を芯物質として内蔵し、石
油系ワツクス、低分子ポリエチレン、牛脂硬化油
及び植物性ワツクスの少なくとも１種を壁材とす
るシリコーン油系マイクロカプセルにより表面処
理された繊維糸に係るものである。
された、シリコーン油を芯物質として内蔵し、石
油系ワツクス、低分子ポリエチレン、牛脂硬化油
及び植物性ワツクスの少なくとも１種を壁材とす
るシリコーン油系マイクロカプセルにより表面処
理された繊維糸に係るものである。
本発明で使用される繊維糸としては広く各種の
ものを挙げることができ、天然糸、化合繊糸及び
これ等の混紡糸の全てを包含する。また該繊維糸
は短繊維、長繊維いずれであつても良く、織物
用、編地用、縫製用等に用いられることは勿論で
ある。
ものを挙げることができ、天然糸、化合繊糸及び
これ等の混紡糸の全てを包含する。また該繊維糸
は短繊維、長繊維いずれであつても良く、織物
用、編地用、縫製用等に用いられることは勿論で
ある。
本発明で使用されるシリコーン油系マイクロカ
プセルとは、２次エマルジヨン法により製造され
たものであり、シリコーン油を芯物質として内蔵
し、石油系ワツクス、低分子ポリエチレン、牛脂
硬化油及び植物性ワツクスの少なくとも１種を壁
材とするマイクロカプセルである。該マイクロカ
プセルとしては、エマルジヨン状、ペースト状或
いは固型状等の種々の形態のマイクロカプセルを
使用することができるが、特に好ましいのはエマ
ルジヨン状のマイクロカプセルである。上記シリ
コーン油としては例えばメチルシリコーン油、フ
エニル置換メチルシリコーン油、フエニルシリコ
ーン油等の種々のシリコーン油を使用できる。本
発明のマイクロカプセルは斯かるシリコーン油を
芯物質として使用し、又壁材として石油系ワツク
ス、低分子ポリエチレン、牛脂硬化油及び植物性
ワツクスの少なくとも１種を使用し、２次エマル
ジヨン法によりマイクロカプセル化することによ
り得られる。ここで、２次エマルジヨン法は、芯
物質と壁材の一部とを溶融加温したものを、加温
下に壁材の残部、分散乳化剤及び水を混合して乳
化分散したものに、混合撹拌してマイクロカプセ
ル化する方法である。この際、補助壁材として尿
素、酢酸アンモン等を使用し、また分散乳化剤と
して高級アルコール型、ソルビタンエステル型、
ソルビタンエーテル型、ポリエチレンオキシブロ
ツクポリマー型界面活性剤の単独又は混合物を使
用するのが好ましい。本発明のマイクロカプセル
は上記のように種々の形態のものを使用できる
が、エマルジヨンタイプの場合にはその粘度が通
常約20〜3000cs／25℃、好ましくは約30〜
500cs／25℃、特に好ましくは約50〜150cs／25℃
の範囲のものが好適である。
プセルとは、２次エマルジヨン法により製造され
たものであり、シリコーン油を芯物質として内蔵
し、石油系ワツクス、低分子ポリエチレン、牛脂
硬化油及び植物性ワツクスの少なくとも１種を壁
材とするマイクロカプセルである。該マイクロカ
プセルとしては、エマルジヨン状、ペースト状或
いは固型状等の種々の形態のマイクロカプセルを
使用することができるが、特に好ましいのはエマ
ルジヨン状のマイクロカプセルである。上記シリ
コーン油としては例えばメチルシリコーン油、フ
エニル置換メチルシリコーン油、フエニルシリコ
ーン油等の種々のシリコーン油を使用できる。本
発明のマイクロカプセルは斯かるシリコーン油を
芯物質として使用し、又壁材として石油系ワツク
ス、低分子ポリエチレン、牛脂硬化油及び植物性
ワツクスの少なくとも１種を使用し、２次エマル
ジヨン法によりマイクロカプセル化することによ
り得られる。ここで、２次エマルジヨン法は、芯
物質と壁材の一部とを溶融加温したものを、加温
下に壁材の残部、分散乳化剤及び水を混合して乳
化分散したものに、混合撹拌してマイクロカプセ
ル化する方法である。この際、補助壁材として尿
素、酢酸アンモン等を使用し、また分散乳化剤と
して高級アルコール型、ソルビタンエステル型、
ソルビタンエーテル型、ポリエチレンオキシブロ
ツクポリマー型界面活性剤の単独又は混合物を使
用するのが好ましい。本発明のマイクロカプセル
は上記のように種々の形態のものを使用できる
が、エマルジヨンタイプの場合にはその粘度が通
常約20〜3000cs／25℃、好ましくは約30〜
500cs／25℃、特に好ましくは約50〜150cs／25℃
の範囲のものが好適である。
本発明において上記マイクロカプセルを繊維
糸、に処理するには任意の方法を採用することが
でき、例えば塗布、浸漬法等が使用できるが、特
にローラー方式による塗布方法が優れている。ま
た綛糸の場合は浸漬乾燥する方法が好ましい。マ
イクロカプセル化されたシリコン油は繊維との接
着性に優れており乾燥により完全に接着する。
糸、に処理するには任意の方法を採用することが
でき、例えば塗布、浸漬法等が使用できるが、特
にローラー方式による塗布方法が優れている。ま
た綛糸の場合は浸漬乾燥する方法が好ましい。マ
イクロカプセル化されたシリコン油は繊維との接
着性に優れており乾燥により完全に接着する。
本発明の繊維糸においては特に織布、編立、縫
製時の繊維糸間又は繊維糸と金属との接触時にマ
イクロカプセル化されたシリコーン油の流出によ
り注油的な役割を果たし、使用時において最大の
効果を発揮する。
製時の繊維糸間又は繊維糸と金属との接触時にマ
イクロカプセル化されたシリコーン油の流出によ
り注油的な役割を果たし、使用時において最大の
効果を発揮する。
斯かる本発明の処理された繊維糸は優れた平滑
性、強度、堅牢度を有すると同時に、斯かる優れ
た性質が保存中にも変化することなく貯蔵安定性
に優れ、更には高速縫製、編立、織布にも耐え得
る優れた耐熱性をも併せ有するという従来にない
顕著な効果を奏する。
性、強度、堅牢度を有すると同時に、斯かる優れ
た性質が保存中にも変化することなく貯蔵安定性
に優れ、更には高速縫製、編立、織布にも耐え得
る優れた耐熱性をも併せ有するという従来にない
顕著な効果を奏する。
以下に本発明の実施例を挙げて説明する。尚単
に部とあるのは重量部を表わすものとする。
に部とあるのは重量部を表わすものとする。
実施例 １
ポリメチルシロキサン40部と低分子ポリエチレ
ン10部を130〜135℃にて溶融加温し高速回転ミキ
サーで撹拌する。５部の尿素を添加し徐々に冷却
し90℃附近迄温度を下げる。別に石油系ワツクス
30部、オレイルエーテル型界面活性剤15部を90℃
迄加温し、これに55部の熱湯を加えて乳化分散液
を作り、先のポリエチレン混合液中に加え混合撹
拌を行うことによりマイクロカプセル化されたエ
マルジヨン150部を得る。
ン10部を130〜135℃にて溶融加温し高速回転ミキ
サーで撹拌する。５部の尿素を添加し徐々に冷却
し90℃附近迄温度を下げる。別に石油系ワツクス
30部、オレイルエーテル型界面活性剤15部を90℃
迄加温し、これに55部の熱湯を加えて乳化分散液
を作り、先のポリエチレン混合液中に加え混合撹
拌を行うことによりマイクロカプセル化されたエ
マルジヨン150部を得る。
得られたエマルジヨンをローラー方式にて綿
100％、60番縫製糸に塗布して表面処理された加
工糸を得る。
100％、60番縫製糸に塗布して表面処理された加
工糸を得る。
実施例 ２
ポリメチルシロキサン40部と石油系ワツクス５
部を80〜90℃に加温し高速回転ミキサーにて撹拌
しつつ尿素５部を加え、ソルビタンエステル型と
ソルビタンエーテル型界面活性剤（１：２）のも
のを７部加え撹拌を続ける。別に130℃迄加温し
た低分子ポリエチレン20部をポリエチレンオキシ
ブロツクポリマー型界面活性剤５部を加えた熱湯
75部の中へ乳化分散させポリエチレンエマルジヨ
ンを作り、これを先の石油系ワツクス混合液中に
加え混合撹拌を行うことによりマイクロカプセル
化されたエマルジヨンを得る。これを用いて実施
例１と同様にして表面処理された加工糸を得る。
部を80〜90℃に加温し高速回転ミキサーにて撹拌
しつつ尿素５部を加え、ソルビタンエステル型と
ソルビタンエーテル型界面活性剤（１：２）のも
のを７部加え撹拌を続ける。別に130℃迄加温し
た低分子ポリエチレン20部をポリエチレンオキシ
ブロツクポリマー型界面活性剤５部を加えた熱湯
75部の中へ乳化分散させポリエチレンエマルジヨ
ンを作り、これを先の石油系ワツクス混合液中に
加え混合撹拌を行うことによりマイクロカプセル
化されたエマルジヨンを得る。これを用いて実施
例１と同様にして表面処理された加工糸を得る。
実施例 ３
ポリメチルシロキサン40部、牛脂の硬化油５部
及びポリエチレンオキシブロツク型界面活性剤と
ソルビタンエステル型界面活性剤（２：１）のも
の10部を80℃にて高速回転ミキサーにて撹拌す
る。別に植物性ワツクス20部を高級アルコール型
界面活性剤５部を加えた熱湯75部の中に加えエマ
ルジヨンを作成し、これを先の牛脂硬化油混合液
中に加え、混合撹拌を行うことによりマイクロカ
プセル化されたエマルジヨンを得る。これを用い
て実施例１と同様にして表面処理された加工糸を
得る。
及びポリエチレンオキシブロツク型界面活性剤と
ソルビタンエステル型界面活性剤（２：１）のも
の10部を80℃にて高速回転ミキサーにて撹拌す
る。別に植物性ワツクス20部を高級アルコール型
界面活性剤５部を加えた熱湯75部の中に加えエマ
ルジヨンを作成し、これを先の牛脂硬化油混合液
中に加え、混合撹拌を行うことによりマイクロカ
プセル化されたエマルジヨンを得る。これを用い
て実施例１と同様にして表面処理された加工糸を
得る。
試験例
実施例１で得られた加工糸、固形ワツクスをこ
すりつけ付着させた縫製糸（比較例１）及びワツ
クスエマルジヨンを塗布した縫製糸（比較例２）
を使用して、これ等の平滑性とその１年保存後の
経時変化について調べた。平滑性は平滑抵抗値
（単位ｇ）で表わし、その値が小さい程、平滑性
が優れることを示す。結果を第１〜３図に示す。
図において細線は製作直後の縫製糸の結果を示
し、太線は１年経過後の縫製糸の結果を示す。
すりつけ付着させた縫製糸（比較例１）及びワツ
クスエマルジヨンを塗布した縫製糸（比較例２）
を使用して、これ等の平滑性とその１年保存後の
経時変化について調べた。平滑性は平滑抵抗値
（単位ｇ）で表わし、その値が小さい程、平滑性
が優れることを示す。結果を第１〜３図に示す。
図において細線は製作直後の縫製糸の結果を示
し、太線は１年経過後の縫製糸の結果を示す。
第１図は実施例１の加工糸の結果を示すもので
あり、図より平滑抵抗値が小さく平滑性に優れる
と共に、平滑性にバラツキが殆どなく均一である
ことが判る。また１年経過後の平滑性も殆ど変化
なく優れた貯蔵安定性を有することが判る。
あり、図より平滑抵抗値が小さく平滑性に優れる
と共に、平滑性にバラツキが殆どなく均一である
ことが判る。また１年経過後の平滑性も殆ど変化
なく優れた貯蔵安定性を有することが判る。
第２図は比較例１の縫製糸の結果を示すもので
あるが、図より平滑抵抗値が大きい上に極めて大
きなバラツキが見られ均一性に乏しいことが判
る。また貯蔵安定性にもやゝ劣ることが判る。
あるが、図より平滑抵抗値が大きい上に極めて大
きなバラツキが見られ均一性に乏しいことが判
る。また貯蔵安定性にもやゝ劣ることが判る。
第３図は比較例２の縫製糸の結果を示すもので
あるが、図より平滑抵抗値のバラツキは比較例１
程ではないが、その値が更に大きく平滑性に乏し
いことが判る。また比較例１の場合に比較して貯
蔵安定性が更に悪いことが明らかである。
あるが、図より平滑抵抗値のバラツキは比較例１
程ではないが、その値が更に大きく平滑性に乏し
いことが判る。また比較例１の場合に比較して貯
蔵安定性が更に悪いことが明らかである。
次に、ポリメチルシロキサン（シリコーン油）
を用いて実施例１と同様に表面処理した縫製糸
（比較例３）、及び特公昭48−33795号の実施例１
に準じて作成したマイクロカプセル（但しアルギ
ン酸ソーダは使用しない）を用いて実施例１と同
様に表面処理した縫製糸（比較例４）を使用し
て、これ等の平滑性とその６ケ月保存後の経時変
化について、前記と同様にして調べた。結果を第
４図及び第５図に示す。各図中、細線は製作直後
の結果と示し、太線は６ケ月経過後の結果を示
す。
を用いて実施例１と同様に表面処理した縫製糸
（比較例３）、及び特公昭48−33795号の実施例１
に準じて作成したマイクロカプセル（但しアルギ
ン酸ソーダは使用しない）を用いて実施例１と同
様に表面処理した縫製糸（比較例４）を使用し
て、これ等の平滑性とその６ケ月保存後の経時変
化について、前記と同様にして調べた。結果を第
４図及び第５図に示す。各図中、細線は製作直後
の結果と示し、太線は６ケ月経過後の結果を示
す。
第４図は比較例３の縫製糸の結果を示すもので
あるが、平滑抵抗値が大きくしかもバラツキが見
られ均一性も充分でなく、又貯蔵安定性が極めて
劣ることが明らかである。また、第５図は比較例
４の結果を示すものであるが、比較例３よりは貯
蔵安定性が改善されているものの、実施例１の場
合（第１図）と比べて平滑性が極めて悪い上にバ
ラツキが大きく又貯蔵安定性も不充分であること
が明らかである。
あるが、平滑抵抗値が大きくしかもバラツキが見
られ均一性も充分でなく、又貯蔵安定性が極めて
劣ることが明らかである。また、第５図は比較例
４の結果を示すものであるが、比較例３よりは貯
蔵安定性が改善されているものの、実施例１の場
合（第１図）と比べて平滑性が極めて悪い上にバ
ラツキが大きく又貯蔵安定性も不充分であること
が明らかである。
以上の結果、本発明の縫製糸を用いて縫製する
場合には、平滑性、耐熱性に優れており、糸切れ
は殆ど皆無で円滑に縫製できるが、各比較例の糸
で縫製するときは糸切れが頻繁に発生し、その度
に機械を止めねばならないという実際上の重大な
欠点を生じ、従つて本発明の当該分野に寄与する
ところは極めて大である。
場合には、平滑性、耐熱性に優れており、糸切れ
は殆ど皆無で円滑に縫製できるが、各比較例の糸
で縫製するときは糸切れが頻繁に発生し、その度
に機械を止めねばならないという実際上の重大な
欠点を生じ、従つて本発明の当該分野に寄与する
ところは極めて大である。
以上の通り本発明の繊維糸は従来のものに比し
顕著な効果を奏する。
顕著な効果を奏する。
第１〜５図は実施例１及び比較例１〜４で得ら
れた繊維糸の平滑性及びその経時変化を示すグラ
フである。
れた繊維糸の平滑性及びその経時変化を示すグラ
フである。
Claims (1)
- １ ２次エマルジヨン法により製造された、シリ
コーン油を芯物質として内蔵し、石油系ワツク
ス、低分子ポリエチレン、牛脂硬化油及び植物性
ワツクスの少なくとも１種を壁材とするシリコー
ン油系マイクロカプセルにより表面処理された繊
維糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6177779A JPS55152866A (en) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | Smoothly treated fiber yarn * fabric or knitted fabric |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6177779A JPS55152866A (en) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | Smoothly treated fiber yarn * fabric or knitted fabric |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55152866A JPS55152866A (en) | 1980-11-28 |
| JPS6328155B2 true JPS6328155B2 (ja) | 1988-06-07 |
Family
ID=13180855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6177779A Granted JPS55152866A (en) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | Smoothly treated fiber yarn * fabric or knitted fabric |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55152866A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4904524A (en) * | 1988-10-18 | 1990-02-27 | Scott Paper Company | Wet wipes |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4833795A (ja) * | 1971-09-02 | 1973-05-12 | ||
| JPS5188754A (ja) * | 1975-01-29 | 1976-08-03 | Horiesuterumishinito |
-
1979
- 1979-05-18 JP JP6177779A patent/JPS55152866A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4833795A (ja) * | 1971-09-02 | 1973-05-12 | ||
| JPS5188754A (ja) * | 1975-01-29 | 1976-08-03 | Horiesuterumishinito |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55152866A (en) | 1980-11-28 |
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