JPS6328126Y2 - - Google Patents

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JPS6328126Y2
JPS6328126Y2 JP15397184U JP15397184U JPS6328126Y2 JP S6328126 Y2 JPS6328126 Y2 JP S6328126Y2 JP 15397184 U JP15397184 U JP 15397184U JP 15397184 U JP15397184 U JP 15397184U JP S6328126 Y2 JPS6328126 Y2 JP S6328126Y2
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JP
Japan
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handle
recess
storage groove
mounting plate
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JP15397184U
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JPS6169033U (ja
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 本産業上の利用分野 本考案は、蓋に固着される取付板に、該取付板
内に格納される状態と該取付板から突出する状態
との間で移動可能にして取つ手が支持されて成る
取つ手装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかる取つ手装置は、たとえば電気機器
などへの配線を収容するために床に埋設される配
線ダクトの蓋に設けられており、蓋の上面に面一
に取付けられた取付板に、略U字状の取つ手が取
付板より上方に突出する状態と取付板内に格納さ
れる状態との間で昇降可能にして支持されてい
る。
(3) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の取つ手装置では、格納時に取つ手が
配線ダクト内に突出するようになつており、その
突出した取つ手が収容した配線に触れるのを避け
るために、配線ダクト内への配線収容量が制限さ
れる。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、格納時に取つ手が突出することを回避し
て、厚みを極力薄くした取つ手装置を提供するこ
とを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば、取付板は、略U字状の凹部お
よび該凹部の両端部から両側方にそれぞれ延びる
係止凹部が塑性加工により形成されて成る裏板
と、前記凹部に対応した略U字状の孔が穿設され
て成る表板とが、凹部および孔で略U字状の格納
溝を形成するとともに孔の側縁で前記各係止凹部
を覆うようにして相互に固着されて成り、前記取
つ手は格納溝に対応した略U字状に形成されると
ともに、前記係止凹部で軸支される支軸により格
納溝に格納される状態と起立して格納溝から突出
する状態との間で回動可能にして取付板に支持さ
れる。
(2) 作用 取つ手は、格納溝に格納される状態と、起立し
て格納溝から突出する状態との間で回動可能であ
り、したがつて格納時に取付板の裏側に取つ手が
突出することはなく、厚みも極力薄くすることが
できる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、横断面略U字状
の配線ダクト1が床に埋設されており、この配線
ダクト1内にコンピユータなどの電気機器への配
線2が収容される。しかも配線ダクト1の上部開
放端は、床面と面一にして蓋3で覆われており、
この蓋3を開閉するために取つ手装置4が蓋3に
取付けられる。
第2図〜第4図において、取つ手装置4は、蓋
3に固着される取付板5と、該取付板5に格納状
態および突出状態間で移動可能にして支持される
取つ手6とから成り、取付板5は蓋3の上面と面
一にして蓋3に固着される。
取付板5は、ステンレス鋼などの表板7および
裏板8をスポツト溶接などにより相互に固着して
成り、全体として矩形板状に形成される。
裏板8には、略U字状の凹部9と、該凹部9の
両端部から両側方にそれぞれ延びる係止凹部1
0,11;12,13とがプレス加工により形成
される。しかも凹部9の両端には、凹部9の他の
部分に比べて深い深み部14,15が設けられ
る。また前記各係止凹部10,11;12,13
は、それらの深み部14,15に臨んで深み部1
4,15よりも浅く形成される。
一方、表板7には裏板8の前記凹部9に対応し
た略U字状の孔16が穿設されており、表板7お
よび裏板8を相互に固着したときに、前記凹部9
および孔16は略U字状の格納溝17を形成す
る。しかも、前記係止凹部10,11;12,1
3は、孔16の側縁によつて覆われる。
取つ手6は格納溝17に対応した略U字状に形
成されており、その両端部には前記係止凹部1
0,11;12,13に係合する支軸18,19
が直角に挿通される。表板7および裏板8を相互
に固着する際に、前記支軸18,19の両端は係
止凹部10,11;12,13に係合されてお
り、表板7および裏板8の固着により取つ手6は
回動可能にして取付板5に支持される。すなわ
ち、取つ手6は格納溝17に格納された状態と、
格納溝17から起立して取付板5から突出する状
態との間で回動可能である。
取つ手6を格納状態から起立させるときには、
取つ手6の両端を押圧すればよく、そうすれば取
つ手6は両支軸18,19まわりに起立動作をす
る。この起立操作を行なうために取つ手6の両端
面から支軸18,19までは或る長さが必要であ
るが、この取つ手6の両端の回動動作を許容する
ように深み部14,15の深さが定められる。
表板7および裏板8には、取付板5を蓋3に固
着するための複数の挿通孔20,21がそれぞれ
穿設されており、それらの挿通孔20,21に挿
通したねじ部材により取付板5が蓋3に固着され
る。
ところで、取つ手6を格納状態から起立させる
ときには、上述のように取つ手6の両端を押圧す
るものであるが、指による押圧操作を容易とする
ために取つ手6の両端から格納溝17の両端まで
は或る距離が必要であり、その部分を開放したま
まにしておくと埃が溜まつたり美観上も好ましく
ない。そこで、格納溝17の上部を構成する孔1
6の両端部には、取つ手6の指による押圧操作を
可能とする程度に表板7の表面からわずかに窪む
ようにして格納溝17の両端を覆う遮蔽板部2
3,24が設けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、蓋
3を開放しないときには取つ手6は格納溝17に
格納されており、その状態で取つ手6は取付板5
から突出していないので、蓋3上の歩行に際して
取つ手装置4が邪魔になることはない。
蓋3を開放する際には、取つ手6の両端を押圧
して取つ手6を起立させればよく、起立した取つ
手6をつかんで蓋3を持ち上げることにより、配
線ダクト1の上部を開放することができる。
このような取つ手装置4において、格納状態で
取つ手6は格納溝17内に収容されており、格納
溝17を形成する凹部9を設けることによる裏板
8の下方への突出量、すなわち配線ダクト1内へ
の突出量は極めて小さい。したがつて、配線ダク
ト1内への配線2の収容量を大きくすることがで
きる。
以上の実施例では配線ダクト1の蓋3に用いる
取つ手装置4について説明したが、本考案装置は
一般的な蓋に広く取付けられ得るものである。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、取付板は、略U
字状の凹部および該凹部の両端部から両側方にそ
れぞれ延びる係止凹部が塑性加工により形成され
て成る裏板と、前記凹部に対応した略U字状の孔
が穿設されて成る表板とが、凹部および孔で略U
字状の格納溝を形成するとともに孔の側縁で前記
各係止凹部を覆うようにして相互に固着されて成
り、前記取つ手は格納溝に対応した略U字状に形
成されるとともに、前記係止凹部で軸支される支
軸により格納溝に格納される状態と起立して格納
溝から突出する状態との間で回動可能にして取付
板に支持されるので、全体として薄く形成して蓋
の裏側への突出量を小さくすることができ、配線
ダクトなどの容器の収容量を大きくすることが可
能となる。しかも、取付板には容器内に連通する
孔が設けられておらず、たとえば収容配線への電
磁障害防止や塵埃の侵入防止などのために配線ダ
クト内を密閉状態に保つ場合や、悪臭漏洩防止の
ために排水ピツト内を密閉状態に保つ必要がある
場合などに本考案装置を有効に用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は配線ダクトの切欠き斜視図、第2図は取つ
手装置の拡大斜視図、第3図は取つ手装置の拡大
分解斜視図、第4図は第2図の−線断面図で
ある。 3……蓋、4……取つ手装置、5……取付板、
6……取つ手、7……表板、8……裏板、9……
凹部、10,11,12,13……係止凹部、1
6……孔、17……格納溝、18,19……支
軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋に固着される取付板に、該取付板内に格納さ
    れる状態と該取付板から突出する状態との間で移
    動可能にして取つ手が支持されて成る取つ手装置
    において、前記取付板は、略U字状の凹部および
    該凹部の両端部から両側方にそれぞれ延びる係止
    凹部が塑性加工により形成されて成る裏板と、前
    記凹部に対応した略U字状の孔が穿設されて成る
    表板とが、凹部および孔で略U字状の格納溝を形
    成するとともに孔の側縁で前記各係止凹部を覆う
    ようにして相互に固着されて成り、前記取つ手は
    格納溝に対応した略U字状に形成されるととも
    に、前記係止凹部で軸支される支軸により格納溝
    に格納される状態と起立して格納溝から突出する
    状態との間で回動可能にして取付板に支持される
    ことを特徴とする取つ手装置。
JP15397184U 1984-10-12 1984-10-12 Expired JPS6328126Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15397184U JPS6328126Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15397184U JPS6328126Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6169033U JPS6169033U (ja) 1986-05-12
JPS6328126Y2 true JPS6328126Y2 (ja) 1988-07-29

Family

ID=30711968

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JP15397184U Expired JPS6328126Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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JPS6169033U (ja) 1986-05-12

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