JPS63275995A - 原子炉格納容器内の水素濃度測定装置 - Google Patents

原子炉格納容器内の水素濃度測定装置

Info

Publication number
JPS63275995A
JPS63275995A JP62110823A JP11082387A JPS63275995A JP S63275995 A JPS63275995 A JP S63275995A JP 62110823 A JP62110823 A JP 62110823A JP 11082387 A JP11082387 A JP 11082387A JP S63275995 A JPS63275995 A JP S63275995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
detector
concn
pressure
correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62110823A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Fukase
深瀬 一男
Toshiaki Ito
敏明 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP62110823A priority Critical patent/JPS63275995A/ja
Publication of JPS63275995A publication Critical patent/JPS63275995A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、原子炉格納容器内の水素濃度測定装置に係り
、特に装置の全体構成が簡略であり、しかも測定精度が
高い原子炉格納容器内の水素濃度測定装置に関する。
(従来の技術) 一般に、沸騰水型原子力発電所では、万一の冷却材配管
破断等の事故の発生により原子炉水位が低下した場合を
想定して、炉心に装荷されている燃料の被覆管構成材で
あるジルコニウムと炉水との反応により発生する水素の
濃度を測定する水素濃度測定装置が設置されている。
上記の水素濃度の測定は、従来一般に原子炉格納容器(
以下PCVという)1内部のガスを外部に抽出して実施
していた。すなわち第5図に示すように、従来の水素濃
度測定装置は、PCVlに挿通したナンブリング配管2
と、その配管経路に配設された除湿器3、サンプリング
ポンプ4、水素検出器6、サンプリングポンプ5から構
成され、サンプリング配管2は再びpcviに接続され
る。
ここで、水素検出器6としては一般に熱伝導型検出器が
採用され、この検出器はPCVl内のガス体の熱伝導度
を測定□することにより水素濃度を測定する。
原子炉水位が低下するような事故が万一発生した場合は
、サンプリングポンプ4,5を起動してpcvi内のガ
スを抽出する。このとぎ、PCV1内に充満しているこ
とが予想される水蒸気は、予め除湿器3で除湿された後
に水素検出器6に送給される。真正な水素濃度を求める
には除湿した湿分を補正する必要があるので、通常は除
湿器3で発生した凝縮水を計量し、検出値を補正して算
出している。水素検出器6を通過したサンプリングガス
はサンプリングポンプ5によって再びPCvlに返送さ
れる。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の水素濃度測定装置においては、水素検出器6とし
て熱伝導型水素検出器を使用しており、この種の水素検
出器ではPCVl内に放出される水蒸気によって水素濃
度の測定精度が大輪に低下する欠点がある。
ところで、冷却材喪失という事故を想定した場合、PC
Vl内に予め封入されていた窒素ガスが放出された水蒸
気と混合し、その結宋PCVl内の水蒸気濃度は0〜1
QQvo1%と広範囲に変動する。
一方、窒素と水蒸気の熱伝導度はそれぞれ0゜996.
0 、775 ca1/cm −secと大きく異なる
ため、所定濃度の窒素ガスを測定)J準にして測定範囲
が設定されている熱伝導型水素検出器による水素濃度の
測定は、水蒸気のPCVl内への放出によって指示値が
大幅に変動し、測定は事実上困難となるおそれがある。
そのため、従来の水素濃度測定装置はPCVl内に設置
せずに、第5図で例示したようにPCV1内の試料ガス
を外部循環配管2で抽出し、その配管2に沿って除湿器
3、サンプリングポンプ4゜5等の機器をPCVlの外
部に配設し、水蒸気の影響を低減して測定を行なう方式
を採用している。
したがって、測定装置が複雑で大規模になり、測定作業
および保守管理に多大な労力を要していた。
また、水素検出器6は、周囲温度の変化に伴って測定感
度が大幅に変化し、測定誤差を生じる。
そのため、水蒸気等の放出によって周囲温度が急激に変
化しても正確な水素濃度が得られる測定装置が望まれて
いた。
さらに従来装置の水素検出器6に内蔵している湿分補正
機構では凝縮水の計ω精度が低いため湿分補正による誤
差が大きくなる欠点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、測定装置全体の構成を簡略化し、しかも測定精度の
向上を図ることができる原子炉格納容器内の水素濃度測
定装置を提供することを目的とする。
(発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 本発明に係る原子炉格納容器内の水素濃度測定装置は、
原子炉格納容器内に設置され水素を検出する燃焼型水素
検出器と、上記水素検出器に装備され、水素検出器の温
度を一定値に保持する恒温器と、水素検出器から出力さ
れる水素検出信号を原子炉格納容器内の水蒸気濃度によ
って補正する水蒸気濃度補正回路と、水蒸気濃度補正回
路から出力される補正信号を原子炉格納容器内の圧力に
よって補正する圧力補正回路とを具備したことを特徴と
する。
(作用) 原子炉格納容器(PCV)内の水素を含有する試料ガス
は、恒温器によって一定温度に保持された燃焼型水素検
出器に導入される。導入されたガス体中の水素は水素検
出器のフィラメントアセンブリ表面において酸素と化合
し、燃焼熱を発生する。試料ガス中の水素濃度は上記燃
焼熱によるフィラメントの温度上昇による電気抵抗の増
加としてブリッジ等で検出され、水素検出信号が出力さ
れる。
出力された水素検出信号は水蒸気濃度補正回路において
PCV内の水蒸気濃度によって補正され、その補正信号
はさらに圧力補正回路においてPCM内の圧力によって
補正され、精度の高い水素濃度の測定値が得られる。
また上記構成によれば、−水蒸気による湿分補正および
ガス体の圧力補正を実施しているため、測定の精度を向
上することができる上に、水素検出器をPCM内に設置
しているため、外部循環配管は必要とせず、装置構成を
簡略化することができる。
さらに水素検出器には恒温器が密着して装備され、恒温
器が水素検出器を一定温度に保持づ”るため、測定感度
も一定に維持され、周囲の温度変化に伴う測定誤差が低
減する。
〈実施例) 次に、本発明の一実施例について添付図面、第1図〜第
4図を参照して説明する。
第1図は本発明に係る水素濃度測定装置の一実施例を示
すブロック図であり、第2図は水素検出器の具体的構成
を示す分解斜視図である。
本実施例に係る水素濃度測定装置は、PCM1内に配設
され、pcvi内の水素を検出する燃焼型水素検出器6
aと、水素検出器6aの温度を一定に保持する恒温器7
と、水素検出器6aからの水素検出信号8を補正する水
蒸気濃度補正回路9と、水蒸気i11度補正補正9から
の補正信号10をさらにPCVI内の圧力によって補正
する圧力補正回路11と、圧力補正回路11から出力さ
れた水素濃度信号12を数値として表示するメータ13
とを備える。
水素検出器6aの下部に装着された恒温器7は、例えば
ヒータを内蔵した伝熱板で形成され、伝熱板の下部には
熱雷対14が取付けてあり、熱雷対14によって測定さ
れた恒温器7の温度は温度制御回路15によって制御さ
れる。
また、水素検出器6aおよび恒温器7の具体的構成は第
2図に例示する通りである。すなわち、水素検出器6a
は測定側検出器ブ1コック16、比較側検出器ブロック
17および校正用ブロック18とから構成される。前記
測定側検出器ブロック16は、その前面に試料通気板1
9が取付けてあり、内部には円筒状の測定側セル20a
が収容されており、測定側セル20a内部には、測定側
フィラメントアセンブリ21aが収納されている。
ここでフィラメントアセンブリ21は、一般に第4図に
示すように構成される。すなわち、フィラメントアセン
ブリ21は、例えば白金線で形成したフィラメント22
をアルミナ担体23に保持し、その表向に触媒層24の
被膜を形成した構造を有する。
一方、第2図において、比較側検出ブロック17の内部
には円筒状の比較側セル20bが収容されており、さら
にその内部には比較側フィラメントアセンブリ21bが
収納され、ブロック内部には窒素ガスが封入されて前記
比較側検出ブロック17は密封されている。
前記測定側J3よび比較側フィラメントアセンブリ21
a、21bにはそれぞれ測定側センサリード線25a1
比較側センサリード線25bが接続されており、これら
リード線258.25bはさらに外部の回路に接続され
る。
また、前記測定側検出器ブロック16と比較側検出器ブ
ロック17とから成る水素検出器6aを一定温度に保持
する恒温器7が、ブロック底部の取付穴26に装着した
ねじ等によって取り付けられる。恒温器7には、リード
線27によって温度制御電圧が印加される。
一方、上記水素検出器6aを校正する際に使用する校正
用ブロック18が付属品として常備される。校正用ブロ
ック18は、側面に校正用気体送入口28と、前面に気
体出口29を有し、校正時に測定側検出器ブロック16
前面の取付穴26aに装着するねじ等によって取付けら
れる。
水素検出器6aの測定側および比較側フィラメントアセ
ンブリ21a、21bはブリッジボックス30等の内部
に形成された第3図に示すホイートストンブリッジ31
に接続される。このホイートストンブリッジ31は、フ
ィラメントアセンブリ21a、21bのフィラメント2
2の゛を気抵抗の変化を測定し、その変化量から水素濃
度を算定する。
上記ホイートストンブリッジ31は一般に第3図に示す
ように構成される。すなわち、前面に試料通気板19を
設け、内部に測定側フィラメントアセンブリ21aを収
容した測定側セル20aと、内部に窒素ガスを封入し比
較側フィラメントアセンブリ21bを収容した比較側セ
ル20bと、固定抵抗器32.33と、可変抵抗器34
とを環状回路で接続し、さらに測定用セル20aと比較
用セル20bとの中間点と、可変抵抗器34の層動部と
を接続する零点調整用回路に指示計35が配設される。
一方、測定用セル20aと固定抵抗器32との接続点お
よび比較側セル20bと固定抵抗器33との接続点との
間にブリッジ供給用の直流電源36が設けられる。
なお、ホイートストンブリッジ31の構成要素のうち可
変抵抗器34と指示計35とは、ブリッジ操作監視盤3
7に収納され、このブリッジ操作監視盤37によって水
素検出器6aの操作監視を行なう。
また、ブリッジボックス30には固定抵抗器32.33
および直流電源36が収納され、直流電源36からの電
圧がリード線38を介して水素検出器6aに印加される
さらに、上記水素検出器5a、恒温器7および熱電対1
4はPCVI内に設置され、ブリッジボックス30は原
子炉建屋内に設置され、その飽水蒸気濃度補正回路9、
圧力補正回路11、メータ13および上記ブリッジ操作
監視盤37は、図示しない発電所の中央操作室に配設さ
れる。
次に、上記構成の実施例による作用を具体的な測定操作
とともに説明する。
まず、測定操作に入る前に、予め水素検出器6aの校正
を行なう。この校正操作は、第2図に例示する校正用ブ
ロック18を測定側検出器ブロック16の前面に装着し
、次いで水素検出器6a仝体を恒温器7によって所定の
測定温度、例えば約180℃に昇温した状態で零点調整
を行なう。零点調整は、例えば純度100%の窒素ガス
を零点調整用ガスとして気体送入口28より送入し、ホ
イートストンブリッジ31の可変抵抗i!!1i34を
操作して、指示計35の指度が零になるように調整する
次に、濃度スパンを設定するために、既知濃度、例えば
水素5%、窒素95%に調整された標準ガスを同様に送
入し、指示計35の指度が標準ガス濃度を指示するよう
に、別途水素検出器6aに内蔵される感度調整器によっ
て調整する。校正終了後は校正用ブロック18を取外し
、次にPCVI内の試料ガスを導入して水素濃度を測定
する操作に移る。
原子炉の冷却材喪失によって燃料被覆管が過熱され、被
覆管構成材であるジルコニウムと炉水との反応等により
発生した水素は、部分的にpcvi内に放出される。放
出された水素を含む試料ガスは第2図に示す測定側検出
器ブロック16の前面に装着した試料通気板19を通り
、測定側フィラメントアセンブリ21aに接触する。測
定側フィラメントアセンブリ21aには直流°電源36
からの直流電圧が印加されているためフィラメント22
はジュール熱によって加熱されている。フィラメント2
2によって高温度に加熱された触媒層24の表面に接触
した水素は、下記の燃焼反応式に従って触媒層24表面
にて試料ガス中の酸素と化合して、水と燃焼熱を生成す
る。
2H+0  → 2H20 上記反応によって発生する燃焼熱によってフィラメント
22の温度が上昇し、同時にその電気抵抗が水素濃度に
応じて変化する。抵抗値の変化は第3図に示すホイート
ストンブリッジ31の抵抗回路に不平衡を生じ、水素濃
度に比例した濃度値が指示計35に指示される。
次に、水素検出器5a、ホイートストンブリッジ31に
より検出された水素濃度の検出信号8は、水蒸気濃度補
正回路9に伝達される。この水蒸気濃度補正回路9には
pcvi内の水蒸気濃度を示す水蒸気濃度信号40が入
力され、検出器り8は試料ガス中の水蒸気濃度の影響を
排除した値に補正される。この補正信号10は圧力補正
回路11に送給される。この圧力補正回路11には、p
cvi内の圧力を示すPCv圧力信号42が人力され、
補正信号10は、PCVI内の圧力の影響を排除した値
に補正される。補正によって得られた水素濃度信号12
はメータ13に伝送され、水素工1度として表示される
また、本実施例において採用する水素検出器6aは一般
に周囲雰囲気の温度変化によって測定感度が大きく変化
づる。その変化を防止するため水素検出器6a底面部に
恒温器7を装着して、一定温度に保持する構造を採用し
ている。ところで、沸騰水型原子炉において冷却材喪失
等の仮想事故が発生した場合、PCVI内の温度は約1
71℃まで上昇すると計nされている。
したがって、恒温器7の設定温度を180℃程度に一定
に設定しておけば、前記の仮想事故の場合にも水素検出
器6aの周囲温度の変化が少なく、常に精度が高い水素
濃度を測定することができる。
なお、恒温器7の温度制御は、温度制御回路15に内蔵
する温度設定器によって設定されたi麿と恒温器7に装
着した熱電対14の指示n1!度との偏差を解消するよ
うに制御電圧を温度制御回路1また本実施例では、水素
検出器として燃焼型水素検出器6aを採用しており、そ
の燃焼型水素検出器6aの感度の変化を補正するために
水蒸気濃度補正回路9を備えている。そのため、水素濃
度の測定精度が高い。一般に、水素検出器は設置する周
囲の気体成分の変化によって感度が大きく変化する。特
に、原子力発電所において冷却材喪失燃料破損事故等を
想定した解析の結果、事故発生後のPCVI内の気体成
分は当初窒素ガスが100%封入されていたものが概略
、水蒸気については0〜100%、水素については0〜
5%、酸素については0〜5%の範囲で増加すると試篩
される。一方、窒素、酸素、水蒸気の100℃における
熱伝導度はそれぞれ、0.996.1.030.0、7
75Cal/cIR−secである。上記の通り、窒素
と酸素の熱伝導度は極めて近似しており、また事故によ
ってPCVI内の酸素濃度が変化する割合が少ないため
、熱伝導度型および燃焼型の水素検出器のどちらを使用
しても大きな測定誤差は生しない。
しかしながら、事故時に発生する水蒸気量は多くpcv
i内の水蒸気′a瓜は、0〜100%と大きく変化する
。また、水蒸気と封入窒素との熱伝導の差も大きいため
、窒素の熱伝導率を基準として試料ガスの熱伝導度を測
定し、水素濃度を算定する熱伝導度型水素検出器を使用
する測定法は誤差が大きい。一方、燃焼型水素検出器に
おいては気体熱転導度の変化による影響は相対的に少な
いが、PCVI内の水蒸気濃度の変化に対しては影響を
受けるため、水蒸気濃度補正回路9を設けて水素濃度を
補正している。すなわら、水蒸気濃度補正回路9には、
PCVI、:設けられた水蒸気r1度検出器39から出
力された水素濃度信号39aが入力され、水素濃度の検
出信号8を補正する。
また、本実施例においては、水素検出器6aに送入され
る試料ガスの圧力変動によって生じる水素81度の測定
誤差を補正するための圧力補正回路11を備えているた
め、測定精度をより向上することができる。すなわら、
水素検出器6aの測定側フィラメントアセンブリ21a
の触媒層24表面に接触する水素分子の割合はPCM内
の圧力にほぼ比例して増減するため、PCM内に放出さ
れた蒸気等の圧力気体の多少によって見掛は上の水素1
11[fは大幅に変化する。そのため、本実施例ではp
cvi内の圧力を圧力計41により検出しPC■圧力信
号42として圧力補正回路11に入力し、補正信号10
について圧力補正を行なった後に水素濃度信号12とし
て出力し、メータ13に表示している。
このように本実施例の水素濃度測定装置によれば、pc
vi内に放出された水蒸気による湿分補正およびpcv
i内の圧力補正を経て水素濃度を口定しているため測定
精度を大幅に向上することができる。また、水素検出器
6aはpcvi内に設置されているため、PC■1外部
に試料ガスを抽出する循環配管を形成する必要がなく、
従来装置と比較して装置構成を簡略化することができる
さらに、水素検出器は恒温器によって常に一定温度に保
持されるため測定感度も一定に維持され、PCVl内の
温度変化に伴う測定誤着が少ない。
〔発明の効果〕
以上説明の通り、本発明に係る原子炉格納容器内の水素
濃度測定装置によれば、原子炉格納容器内の水蒸気濃度
による湿分補正および原子炉格納容器内の圧力補正を実
施して水素濃度を測定しているため、測定の精度が大幅
に向上する。また、水素検出器自体がPCV内に設置さ
れており、従来装置のようにPC■外部に循環部を形成
する必要がないため、装置構成が簡略化される。ざらに
、水素検出器は恒温器によって常に一定温度に保持され
るため、測定感度も一定に維持される。したがって、l
) CV内の温度変化に伴う測定誤差が少ないなど多く
の効用を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原子炉格納容器内の水素濃度測定
装置の一実施例を示すブロック図、第2図は第1図に示
す水素検出器の構造を示す分解斜視図、第3図は水素濃
度を測定するブリッジの回路を示す配線図、第4図は水
素検出器のフィラメントアセンブリの構造を示す斜視図
、第5図は従来の水素濃度測定装置の構成を示す系統図
である。 1・・・原子炉格納容器(PCV)、2・・・サンプリ
ング配管、3・・・除湿器、4.5・・・サンプリング
ポンプ、6・・・水素検出器、6a・・・燃焼型水素検
出器、7・・・恒温器、8・・・検出信号、9・・・水
蒸気濃度補正回路、10・・・補正信号、11・・・圧
力補正回路、12・・・水素濁度信号、13・・・メー
タ、14・・・熱雷対、15・・・温度制御回路、16
・・・測定側検出器ブロック、17・・・比較側検出器
ブロック、18・・・校正用ブロック、19・・・試料
通気板、20a・・・測定側セル、20b・・・比較側
セル、21・・・フィラメントアセンブリ、21a・・
・測定側フィラメントアセンブリ、2 l b 用比較
側フィラメントアセンブリ、22・・・フィラメント、
23・・・アルミナ担体、24・・・触tR層、25・
・・センサリード線、25a・・・測定側センサリード
線、25b・・・比較側センサリード線、26.26a
・・・取付穴、27・・・リード線、28・・・校正用
気体送入口、29・・・気体出口、30・・・ブリッジ
ボックス、31・・・ホイートストンブリッジ、32.
33・・・固定抵抗器、34・・・可変抵抗器、35・
・・指示計、36・・・直流電源、37・・・ブリッジ
操作監視盤、38・・・リード線、39・・・水蒸気濃
度検出器、40・・・水蒸気濃度信号、41・・・圧力
計、42・・・PCv圧力信号。 代理人弁理士  則 近  恵 缶 周        第  子  丸   健第1図 第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原子炉格納容器内に設置され水素を検出する燃焼型
    水素検出器と、上記水素検出器に装備され、水素検出器
    の温度を一定値に保持する恒温器と、水素検出器から出
    力される水素検出信号を原子炉格納容器内の水蒸気濃度
    によつて補正する水蒸気濃度補正回路と、水蒸気濃度補
    正回路から出力される補正信号を原子炉格納容器内の圧
    力によって補正する圧力補正回路とを具備したことを特
    徴とする原子炉格納容器内の水素濃度測定装置。 2、恒温器は、恒温器温度を検出する熱電対と、熱電対
    からの温度信号によつて恒温器の温度を制御する温度制
    御回路とを備える特許請求の範囲第1項記載の原子炉格
    納容器内の水素濃度測定装置。
JP62110823A 1987-05-08 1987-05-08 原子炉格納容器内の水素濃度測定装置 Pending JPS63275995A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62110823A JPS63275995A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 原子炉格納容器内の水素濃度測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62110823A JPS63275995A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 原子炉格納容器内の水素濃度測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63275995A true JPS63275995A (ja) 1988-11-14

Family

ID=14545563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62110823A Pending JPS63275995A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 原子炉格納容器内の水素濃度測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63275995A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008522137A (ja) * 2004-10-14 2008-06-26 アレヴァ エンペー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 原子力設備の原子炉格納容器における雰囲気から試料を採取する方法とその装置
JP2012021777A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 排ガス再結合器の出口水素濃度予測装置及び出口水素濃度の予測方法
JP2016532079A (ja) * 2013-09-25 2016-10-13 アレヴァ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングAreva GmbH ガス混合物の組成の定量分析方法およびその関連の測定装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008522137A (ja) * 2004-10-14 2008-06-26 アレヴァ エンペー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 原子力設備の原子炉格納容器における雰囲気から試料を採取する方法とその装置
JP4673373B2 (ja) * 2004-10-14 2011-04-20 アレヴァ エンペー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 原子力設備の原子炉格納容器における雰囲気から試料を採取する方法とその装置
JP2012021777A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 排ガス再結合器の出口水素濃度予測装置及び出口水素濃度の予測方法
JP2016532079A (ja) * 2013-09-25 2016-10-13 アレヴァ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングAreva GmbH ガス混合物の組成の定量分析方法およびその関連の測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2223607C (en) Breath testing apparatus
JPS5948339B2 (ja) 気体流の成分を監視する方法並びに装置
WO2001098735A2 (en) Hot wire gas flow sensor having improved operation
US5303167A (en) Absolute pressure sensor and method
US20090044593A1 (en) Method and Apparatus for Calibrating a Relative Humidity Sensor
CN112129415B (zh) 一种基于温度动态校准的变电站红外测温装置及方法
JP6071870B2 (ja) 水素酸素濃度計測装置、水素酸素濃度計測システム、および水素酸素濃度計測方法
US3468764A (en) Method and apparatus for measuring the concentration of boron
KR20190113569A (ko) 열식 플로우 센서 장치 및 유량 보정 방법
CN211179761U (zh) 标准湿度发生装置
JPS63275995A (ja) 原子炉格納容器内の水素濃度測定装置
Dimbat et al. Microebulliometer for Determination of Molecular Weight
CN104425044A (zh) 利用两种传感器测定氢浓度的方法
CN110850040A (zh) 湿度仪检验方法及标准湿度发生装置和方法
Hnědkovský et al. A new version of differential flow heat capacity calorimeter; tests of heat loss corrections and heat capacities of aqueous NaCl from T= 300 K to T= 623 K
US3435678A (en) Apparatus for flow monitoring
Carter et al. Calibration and sample-measurement techniques for flow heat-capacity calorimeters
JP3114137B2 (ja) 熱伝導率式ガス濃度分析計
US4838098A (en) Contained radiological analytical chemistry module
Bennett et al. AN ADIABATIC SOLUTION CALORIMETER USED FOR MEASURING THE MOLAR EXCESS ENTHALPY OF THE SYSTEM CARBON TETRACHLORIDE–BENZENE AT 25° C
US4909065A (en) Contained radiological analytical chemistry module
CN117434115B (zh) 烟气环境测试仪温度校准方法及配套校准装置
EP0108141A1 (en) Oxygen analyzer
JP3539034B2 (ja) 高炉送風空気用湿分センサ
US3360980A (en) Vapor pressure measuring system and method