JPS63273999A - 情報伝送装置 - Google Patents

情報伝送装置

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JPS63273999A
JPS63273999A JP11017187A JP11017187A JPS63273999A JP S63273999 A JPS63273999 A JP S63273999A JP 11017187 A JP11017187 A JP 11017187A JP 11017187 A JP11017187 A JP 11017187A JP S63273999 A JPS63273999 A JP S63273999A
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JP
Japan
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time
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gps
signal
data
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JP11017187A
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English (en)
Inventor
Shozo Shibuya
渋谷 正三
Kiyoaki Munemaru
宗円 清明
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Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、GPS受信機(以下単にGPS)の出力する
高精密時刻信号を利用してデータの種類を示す識別符号
の不要なデータ通信を行う情報伝送装置に係り、更に詳
しくは、データ(情報)の送信側も受信側もGPSを持
っていて、送信側から送信される情報の種類と、その情
報が送信される時刻は予め定められていて、これを受信
側も知っており、また伝達の遅れ時間の最大値も予め受
信側が知っているか、または、一つの情報送信周期に比
較して十分少さいものとして、受信側はGPSの出力す
る高精密時刻信号、受信される情報の種類と時刻及び遅
れ時間により情報を受信することが出来るようにした情
報伝送装置に関する。
(従来の技術) 従来の情報伝送装置で、複数個の情報を一時に送受信す
る場合には、情報相互の識別をする手段を設けているた
めに、装置の構造が複雑になり、場合によってはその伝
送速度が遅くなる欠点があった。
最近提案されている衛星航法システムとしてのGPSは
Global Positionning Syste
m (全世界的な測位システム)の略字であって、高精
度の時計を利用して、受動的に(利用者が電波を送信せ
ずに)衛星と利用者間の距離を測定する衛星航法システ
ムである。
GPSの衛星であるNAVSTAR衛星はすべて原子時
計(セシウム原子時計2台とルビジウム原子時計2台)
を搭載することになっている。これらの衛星上の時計は
、1日当り安定度がIQ−13程度であることが実証さ
れているので、1日当りIons(ナノ秒、I O−8
)程度しか進み遅れしないし、その進み遅れら太部分子
側できる。
GPSは宇宙部分、制御部分および利用者部分から構成
されていて、制御部分は地上局施設のことで無人のモニ
タ局で衛生からの信号を受信して、衛星上の時計の状態
と衛星の軌道に関するデータなどを主制御局に送る。
主制御局ではこれらの各所のモニタ局のデータをもとに
衛星の時計の未来の状態と衛星位置の予測とを行って無
人の地上アンテナのどれかから、これらの予測値を衛星
上のメモリに向けて送信する。地上アンテナはまた衛星
からのテレメータ信号を受信したり、衛星の操作のため
のコマンド信号の送信も行う。
宇宙部分は衛星のことで、衛星上の原子時計は10.2
3MI(zの周波数を発振していて、送信周波数はその
154倍の1572.42Ml−1z(L、)と120
倍の1227 、6 MHz(L y)である。2つの
周波数を送信しているのは、電波の電離層における伝搬
遅延の補正をするためである。
測距信号は雑音に似た2進符号で、疑似雑音(PN)コ
ードと呼ばれていて、0と1が不規則に同数だけ出るコ
ードである。衛星からは2種類のPNコードが送信され
ている。その一つはPコードと呼ばれる信号で、1秒間
に10.23メガビツト(Mb)という速いコードで、
その長さが1週間という長いコードである。もう一つは
速さが1.023Mb/s長さカ月ms(ミリ秒、十分
の1秒)という信号で、C/Aコードと呼ばれている。
Aは(P信号を)捕捉(Aquisi[1on)する信
号であるとされている。Pコードを使用するときには、
まず、C/Aコードを受信してからPコードに移る操作
をする。このC/Aコードは民間で使用できるごとにな
るとされている。ただし、O/Aコードはり、の周波数
では送信されていないので、電離層誤差の補正は別の方
法による。
C/AコードおよびPコードには、さらに50b/sの
速度で2進符号の衛星からの放送電離層が重畳されてい
る。このデータは30秒(1,500ビツト)で−巡す
るようになっていて、これを1フレームと呼ぶ。このフ
レームはさらに6秒ごとの5サブフレームに区分されて
いて、サブフレームの1は主に衛星の時計の予測をした
補正データ、サブフレーム2と3には衛星軌道を計算す
るための予測データが入っている。サブフレーム4と5
はフレームごとに内容が入れかわり、25フレーム目に
前のデータに戻る。従って、この両サブフレームのみは
、その全データを取得するのに12.5分を要する。
(発明の構成) 本発明はこのようなGPSを利用して、送信側と受信側
に夫々GPSを備え、かつ送信側では複数個の情報を上
記GPSの時刻に従った一定の時系列信号として送信す
る手段を設ける一方、受信側では上記GPSの対応する
時刻に従って上記時系列信号を複数個の情報として受信
する手段を設けて、上記両手段により複数個の情報をG
PSの時系列による識別で送受信させるようにしたこと
を特徴とする情報伝送装置を新規に創作したものである
。また、好ましい一実施例として、上記した情報伝送装
置において、送信側に複数個の情報を順次暗号化する手
段を設ける一方、受信側に上記時系列信号を上記暗号化
に対応して順次複数個の情報として解読する手段を設け
てなることを特徴とするものである。したがって、本発
明の情報伝送装置はGPSの出力する高精密時刻信号を
利用してデータの種類の識別符号の不要なデータ通信を
行なうことであり、またGPSの出力する高精密信号を
利用してデータの暗号化によりデータ通信を行うことで
あるが、その伝送データの種類としては、 a)センサ出力データ b)一般的なデータ(船名、船の大きさ、漁獲量、帰港
日等) であり、またその通信手段としては、 a)光(直接波) b) N気(電波) C)音(超音波を含む) が利用でき、さらにそのデータの伝送形体としては、 a)振幅 b)周波数(アナログ) C)周波数(デジタル) d)周期 e)パルス幅 を用いることができるものであり、したがって、次頁の
第1表に示す如き各種の機器における伝送方法と通信手
段及び伝送形体の組合せによりデータは伝送することが
できるものである。
(以下余白) 第1表 (発明の効果) 上記の如き構成上りなる本発明では、複数個の情報を特
別に識別する手段が不要になるため、従来に比してこの
種のデータ通信を容易に行なうことができるものである
。特に、音等による伝播速度の遅い媒体による通信時あ
るいはS/N比の悪い状態での通信時には伝送速度が遅
くなるが、本発明ではこのような時識別符号が不要とな
るので伝送速度が改善される。また、本発明ではレーダ
本来の信号にデータを重畳する時、識別符号がないので
重畳しやすい。なお、このことはレーダ以外にソナー、
レーザレーダ等においても同様である。
(実施例) 以下、本発明を図面について詳細に説明する。
まず、本発明にかかる情報伝送装置の一実施例として、
第1図に示す如き、船lから船2へ情報を伝送する場合
について説明する。
第1図において、送信側の船■こは、GPSアンテナA
とGPS受信機Bを備える一方、レーザ。
レーダ、無線等空中通信の送信機CとアンテナDを搭載
すると共に、ソナー等水中通信の超音波送波器Eを搭載
し、さらにメモリ、センサ等の情報源Fを収容している
。受信側の船2には、GPSアンテナGとGPS受信機
!4を備える一方、空中通信用のアンテナJと受信機K
及び水中通信用の超音波受波器りを搭載し、かつ、ブラ
ウン管、プリンター等の情報表示装置Mを収容している
今、両船1.2の間で、2つの情報を信号の振幅形体で
伝送する場合について、第2図(a)の送信側と第2図
(b)の受信側について説明する。第2図(a)に示す
船lに搭載した回路において、情報源Fは、センサl 
1.12で得る海の温度、水深、塩分、漁獲量等のデー
タである。16は増幅器である。センサ11.+2で得
た2つのデータを切換手段としてのスイッチ13を介し
て一つの時系列信号として、すなわち、期間91時にデ
ータd、を、かつ次の期間99時にデータd、を、一連
の信号として見かけ上連続さ仕た状態で、送信手段14
へ送る。上記スイッチ13の切換動作をGPSの時刻に
従って行う。すなわち、GPS受信機15で受信した第
8図(A)に示す如き時々刻々の時刻信号に基づいて第
8図(B)に示す如き一定周期のパルス信号を得て、こ
のパルス信号で上記スイッチ13を動作して送信手段1
4に対するセンサ11゜12の接続を順次切換えて、セ
ンサ11,12が送信手段14に接続されている時にの
み、夫々のセンサ11,12のデータが送信手段14に
送られて受信側の船2へ発信されるようにする。
第2図(b)に示す船2に搭載した回路において、受信
手段17で受信した上記送信手段14から発信されてく
る時系列信号を、スイッチ18を介して分°別し、2列
のラッチ(19)弓10M(20)・表示(2り回路へ
、夫々対応したデータを送るようにする。すなわち、上
記スイッチの切換動作をGPSの時刻に従って行うもの
で、GPS受信機22で受信した第8図(A)に示す如
き時々刻々の時刻信号に基づいて第8図(B)に示す如
き一定周期のパルス信号を得て、このパルス信号で上記
送信側のスイッチ13と対応して受信側のスイッチ18
を切換えさせるようにする。この時、送信側と受信側に
時差かあれば、その時差を吸収するための遅延手段(図
示せず)を受信側回路に設けてもよい。いずれにしても
、期間91時にデータd1、次の期間94時にデータd
、を、一連の信号として、受信手段I7で受けた一つの
時系列信号をGPS22による受信側スイッチ18の切
換で、期間p。
時にデータd、を第一のラッチ・ROM・表示回路(1
9a、20a、21a)へ送る一方、期間p7時ニテー
タd、を第二のラッチ・ROM・表示回路(19b。
20b、21b)へ送り込むようにする。上記時系列信
号の伝送形体が振幅である場合には、第3図(a)に示
す如く、パルス信号の立ち上りのスタートビットを1と
し、立し下りのストップビットを0として各種の通信手
段を介し、すなわち、光、Ti気。
音の信号として送受信を行わU・、また伝送形体がアナ
ログ周波数である場合には、第3図(b)に示す如く、
特定の周波数として伝送を行わせ、さらに伝送形体がデ
ジタルの周波数には、第3図(C)に示す如く、たとえ
ば、高周波数をIとし低周波数を0として伝送を行わせ
ろ。また、伝送形体がアナログの周期である場合には、
第3図(d)に示す如く、特定の周期を持つパルス信号
として伝送を行わせ、さらに、伝送形体がアナログのパ
ルス幅である場合には、第3図(e)に示す如く、特定
のパルス幅を持つパルス信号として伝送を行わせるよう
にする。
また、本発明は、伝送ノステムとして第1図の如く、船
lから船2へ信号を伝送する場合と同様に第4図に示す
如く、水中の送波器Eから船2へ信号を伝送する場合に
ら適用することができる。
この場合、受信する船2側にはGPSアンテナGとGP
S受信機■]及び水中通信の超音波受波器!、を搭載す
る一方、水中に超音波送波器Eを搭載した水中物体4に
は、GPS受信機BとセンサFを設けると共に、GPS
受信機Bに接続したGPSアンテナAを水上に浮遊する
浮子3に設けて、第1図と同様に、GPSを一種の識別
信号として、水中の超音波送波器Eと船上の超音波受波
器りとの間で複数個のデータを送受信させるようにする
したがって、上記実施例に示す情報伝送装置では、送信
側と受信側に夫々GPS受信機B、I−1を備え、かつ
送信側では複数個の情報を上記GPSの時刻に従った一
定の時系列信号として送信する一方、受信側では上記G
1’Sの対応する時刻に従って受信した時系列信号をG
PSの時系列による識別で複数個の情報に区分して確認
することができるものである。
つぎに、データを暗号化して伝送する場合には、第5図
(a)、(b)に示す如く、信号を暗号化する手段を送
信側に暗号化した信号を解読する手段を受信側に設ける
。第5図(a)の送信側においては、センサからのアナ
ログ信号をA/D 24を湧してデジタル化し、つづい
て当該デジタル信号を、GPS I 5の時々刻々の時
刻信号に基づいて暗号の変化する、対応するROM(2
5)に人力し、該ROM25a。25bで一定の転換を
行わせてデジタル信号を暗号化してのち、GPS t 
5のパルス信号で制御されるスイッチ13を介して、暗
号化したデジタル信号をROM25a、25bから順次
D/A26へ送り、D/A 26で今一度、信号をアナ
ログ化して送信手段14で一連の時系列信号として船I
側へ発信させる。第5図(b)の受信側においては、受
信手段17で受信した一連の時系列信号を、A/D 2
9及びラッチ27a、27bを通してGPS22の時々
刻々の時刻信号に基づいて解読の変化する、対応するR
OM28a、28bに人力し、該ROM28a、28b
で送信側の暗号化に対応して入力信号の暗号を解読して
のち、GPS22のパルス信号で制御されるスイッチ1
8を介して、解読した信号を順次表示手段21で表示さ
せるようにする。受信側のROM28a、28bは対応
する送信側のROM25a、25bと、いわゆる、逆r
ZOMを形成するものであり、また表示手段21には、
暗号を解読した複数個のデータが順次一定の期間表示さ
れるようになる。この場合も、第2図と同様に、遅延手
段や種々の伝送物体及び伝送システム適用できることは
いうまでもない。したがって、上記実施例は第2図に示
す情報伝送装置に加えて、さらに送信側に複数個の情報
を順次暗号化する手段を設ける一方、受信側に上記時系
列信号を上記暗号化に対応して順次ヂ数個の情報として
解読する手段を設けて、複数個のデータを暗号化した状
態で、GPSの時系列による識別により送受信さ什るこ
とができるものである。
つぎに、第6図は、伝送形体にアナログの周波数を用い
る場合の一実施例を示すもので、第2図(a)の送信手
段I4として、V/F変換器30と変調器32を直列接
続して用いる一方、第2図(b)の受信手段17として
、復調器33と周期測定器34を直列接続して用いる。
31は単安定マルチバイブレータである。第7図に周期
測定器の具体的回路及び第8図に第7図の回路における
信号の波形線図を示す。
第7図において1印は第8図に示すA、E、F。
G等容信号パルスの立上りでその動作を行うことを示し
、0LEArt入力のO印はパルスの“L”の時F’/
F及びカウンタはクリア(カウンタ計数出力Cout=
0.F/F Q出力=”L”)されることを示す。受信
側においてはパルス周期を測定し、時刻の秒の10°の
桁が奇数の時に測定したパルス周期はラッチ及びROM
を通してセンサ1表示器にセンサlの値を、偶数の時に
測定したパルス周期はラッチ及びROMを通してセンサ
2表示器にセンサ2の値を表示する。また、ROMはパ
ルス幅をセンサ情報に変換し出力する。
第8図においてA、B信号はGPS22から出力され送
信側及び受信側ともに同じである。B信号により第5図
及び第6図のスイッチ13.18が切換えられ、“ト■
”の時に1側の“L”の時に2側へ接続される。E信号
のパルス幅teは送受間の伝達遅れtdmaxよりも大
きな値であり、F信号のパルス幅t「は情報中最も長い
パルス周期よりも長い。
また、G信号のパルス幅が測定パルス周期となるが、こ
のパルス周期を測定するためにl ll1secのパル
ス周期のクロックを使用する。なお、伝送形体に周期を
用いる場合にも第6図と同様のブロック図を使用する。
第9図は伝送形体にデジタルの周波数を用いる場合の一
実施例を示すもので、第9図(a)は第2図(a)の送
信手段として、ソフトレジスタ40とスイッチ36と2
個の発振器41.42と増幅変調器32を用いて、シフ
トレジスタ40によりスイッチ36を介して、2つの発
振器41.42のいづれかを変調器32へ接続するよう
にする一方、第9図(b)は第5図(b)の受信手段と
して、復調器33とバントパスフィルタ43と検波器4
4とA/D変換器46とシフトレジスタ45を直列接続
して用いる。
なお、GPSの時刻信号の出力方法としては、例えば第
10図に示すCPUの制御回路で処理される。すなわち
、第10図において、GPS受信機は4つのGPS衛星
からのPNコードの受信タイミングと送信周波数のドツ
プラー周波数を測定することで、各衛星までの距離と距
離変化率を知ることが出来る。しかし、この測定値は受
信機内の時計信号を基に得られたものであるから、オフ
セット等の誤差を含んでいる。そこでこれらの得られた
距離は疑似距離、距離変化率は疑似距離変化率と呼ぶ。
いま衛星までの疑似距離をRnとすると、 Rn=nN+CX△t +C△t・・・・・・・・・(1) xi、yi、zi:衛星iの位置 Xo * Yo + Zo :受信機アンテナの位置C
:光速 △t:受信機内の時計誤差 xi、yi、ziは衛星からの送信時刻を知ることで既
知となり、”OJO,Z(1,△tの4つが未知数とな
る。
そこで(1)式は4衛星についてxi、yl、ziを知
れば解くことができる。
同様な方法で疑似距離変化率も3次元速度として求める
ことができる。
この様にしてX。+yo+Zoの3次元位置と、△tの
オフセット値、自身の速度を求めることができる。
△tのオフセット値を知ったことによりGPS時刻から
のずれが知れるから受信機内の時計を修正してGPS時
刻(協定世界時には160μs以内の差に保たれる)に
合わすことが可能となる。
このようにGPS受信機では正確な緯度、経度、高度と
共に自身の移動速度と正確な時刻が得られる。
アンテナで受信されたGPS信号はアンプされた後、M
lのミキサーで周波数変換される。
GPS信号はPNコードによりスペクトル拡散が行われ
ているから、この復調がまず行われる。
PNコードは各々の衛星に固有のものであるから、CP
Uによりコードの選択を行う。次にPNコードはlチッ
プ976nsで1023チツプ(1ms)のパルス列で
あるからこのコードのスタート点を衛星からのコードの
スタート点に合わす必要がある。
CPUはPNコードスタート点を変化させながらコード
一致信号を見て合致しているかを知る。
次にPNコードクロックの位相(1チツプ976nsの
周期の位相)を調整してコード一致信号のA/D変換出
力が最大となる位相量を知る。A/D変換の人力はPN
コードとPSC出力のm倍された信号がM3でミキサー
された後、M2でGPS信号とミキサーされてスペクト
ラム拡散信号は逆拡散(復R)されて受信信号の存在が
知れる。
PNコードのスタート点、位相整調でA/D変換の最大
値が検出できたことで衛星からのコードの遅れ時間(I
ms以内)を知ったことになる。次にM4のミキサーで
2乗された受信信号はVCOとM5で構成されるPLL
回路でキャリアーの復調が行われる。
キャリアーの復調により各衛星の位置の相違からドツプ
ラー周波数を測定することができ、これが自身の3次元
速度の測定のもとになる。一方、VCOの出力を172
倍して90°位相シフトしたキャリアーとM6でミキサ
ーすることにより501−1 zで位相変調された各衛
星からの情報(時刻、衛星の位置、衛星の軌道情報、パ
ラメータ等)を知ることができる。
時刻は衛星からの時刻情報(6Sごとに1.5s単位で
)とこの時刻情報のタイミングをl ll1s(P N
コードパルス列)以内で知ることで各衛星の位置を知る
ための時刻が求められたことになる。
この一連の動作を4衛星について行い、各々の衛星情報
、ドツプラー周波数、時刻情報を知ることで測定につい
ては終了したことになる。衛星情報については常時知る
必要はなく、30分毎位でよい。後の2つについてはそ
の都度測定する必要がある。
時刻パルスを出力するために△Lを知って受信機内の時
計のオフセット誤差を知ったことでIS修正値は決定で
きる。次にISの立上りの大きな修正は第11図に示す
如く、まず各衛星からの時刻情報より1IIls以内の
誤差で1.5s単位で次の6S後の時刻が知られている
。第1θ図において、衛星の時刻のIsの立上りでCP
Uに側棒み入力すると、1ms以内の誤差でGPS時刻
との差の判定が可能であるから次の6S後に正しい時刻
にセットする(シフトレジスタとカウンタ等で進み送り
の調整を行う)。一般的にGPS受信機では±10On
+s以内の誤差にtSパルスの立上りをGPS時刻に合
わせこむことが可能である。
また、第12図に示す如く、衛星側の出力タイミングに
対応した受信機側のタイミングとして受信機側で得られ
るIsのパルス位置は B、Dの値は固定であり、また Aの値は衛星と自身の距離を求めることでBの値は(プ
リアンプル+α)で、約180m5゜Dはアンテナから
受信機までのケーブルの長さによる遅延時間である。
t out= l5−A−B−Dの遅延量を設定するこ
とで真のtSパルスに同期できる。
GPS受信機ではO20としてto−1′程度の安走度
が要求されるので10秒毎に遅延量を測定して補正すれ
ば±l00ns程度の同期は可能である。
時刻情報そのものは遅延を考慮してIs前に時刻を出力
する必要がある。
時刻パルスを出力するためだけであれば、どれか1個の
衛星からの受信信号により決定できる衛星の位置と自身
の正確な位置がわかっていれば、衛星からの時刻パルス
の遅延量が判明し、時刻パルスの修正ができる。受信し
たPNコードを復調することで時刻のタイミングパルス
とその時刻は決定できる。この様子を衛星側の時刻タイ
ミングと受信されたタイミングで比較して表わす。
上記の如く、本発明にかかる情報伝送装置は簡単な構成
で、所期の目的を達成し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の情報伝送装置の一実施例として、船
から船へ情報を伝送する場合の説明図、第2図(a) 
、 (b)は、夫々第1図の送信側と受信側の回路図、
第3図(a)乃至(e)は、データの伝送形体を説明す
る波形図、第4図は、第1図の変形例として水中から船
へ情報を伝送する場合の説明図、第5図(a) 、 (
b)は、第2図の変形例として信号を暗号化した場合の
送信側と受信側の回路図、第6図(a) 、 (b)は
、第2図の一部の変形例として伝送形体にアナログ周波
数を用いた場合の送信手段と受信手段の回路図、第7図
は、第6図の周期測定器の回路図、第8図A乃至Gは、
第7図の回路における信号の波形線図、第9図(a) 
、 (b)は、第2図の一部の変形例として伝送形体に
デジタルの周波数を用いた場合の送信手段と受信手段の
回路図、第10図は、GPSの時刻信号を出力するCP
Uの制御回路図、第1f図(a) 、 (b)は、時刻
パルスの衛星及び受信機内時計の波形図、第12図は、
衛星側の出力タイミングに対応した受信機側のタイミン
グの波形図である。 ■・・・船、 2・・・船、 3・・・浮子、4・・・
水中物体、    A・・・GPSアンテナ、B・・・
GPS受信機、 F・・・情報源、E・・・超音波送波
器、 L・・・超音波受波器、M・・・情報表示装置、
  It、12・・・センサ、15.22・・・GPS
、  14・・・送信手段、17・・・受信手段、  
 2I・・・表示。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送信側と受信側に夫々GPS受信機を備え、かつ
    送信側では複数個の情報を上記GPSの時刻に従った一
    定の時系列信号として送信する手段を設ける一方、受信
    側では上記GPSの対応する時刻に従って上記時系列信
    号を複数個の情報として受信する手段を設けて、上記両
    手段により複数個の情報をGPSの時系列による識別で
    送受信させるようにしたことを特徴とする情報伝送装置
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項に記載した情報伝送装
    置において、送信側に複数個の情報を順次暗号化する手
    段を設ける一方、受信側に上記時系列信号を上記暗号化
    に対応して順次複数個の情報として解読する手段を設け
    てなるもの。
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JP (1) JPS63273999A (ja)

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