JPS63273906A - 産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム - Google Patents

産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム

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JPS63273906A
JPS63273906A JP11018087A JP11018087A JPS63273906A JP S63273906 A JPS63273906 A JP S63273906A JP 11018087 A JP11018087 A JP 11018087A JP 11018087 A JP11018087 A JP 11018087A JP S63273906 A JPS63273906 A JP S63273906A
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Naoki Fukai
深井 直樹
Naoji Yamaoka
直次 山岡
Hirobumi Miyazaki
博文 宮崎
Hidetaka Nose
野瀬 英高
Kazuhiro Kawabata
川端 和弘
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は溶接ロボット等の産業用ロボットのティーチン
グデータ作成システムに関し、一層詳細には、コンピュ
ータ支援設計システム(CADシステム)等を用いてロ
ボットや被加工物の形状、ロボットの動作をシミュレー
ションしつつ作成したティーチングデータを実機、すな
わち、該ティーチングデータが適用される実際のロボッ
トに合わせて編集することの出来る編集装置を備えたテ
ィーチングデータ作成システムに関するものであり、特
に、該編集装置をCADシステムとは別個の独立した装
置としたオフラインの産業用ロボットのティーチングデ
ータ作成システムに関する。
[発明の背景] 近年、産業用ロボットの発達に伴い、各種の分野におい
て自動化が進められており、特に、自動車等の組立、製
造ラインにおいて溶接ロボットをはじめ各種の産業用ロ
ボットが使用されている。この場合、多用な車種や頻繁
に行われるモデルチェンジに対応するため、汎用性、即
応性のあるロボットシステムが望まれている。
然しなから、このような要求に対して、各ロボットに所
定の動作を行わせるためのティーチングデータの作成時
において種々の不都合が存在している。
すなわち、ロボットのティーチングにおいては、ロボッ
トアームを実際に動かして作業位置まで移動し、教示者
の目視判断によりその作業位置が望ましい位置であると
判断した場合にティーチングボックスを操作してティー
チングを行う方法が一般的である。この場合、ティーチ
ング作業は非常に工数が多いために時間のかかる欠点が
あり、また、教示者の目視判断を要するため経験的な熟
練を必要とし、汎用性、即応性に乏しいという欠点が指
摘されている。
そこで、最近、コンピュータ技術の発達によりコンピュ
ータを用いた支援設計システム(CADシステム:コン
ピュータ支援設計システム)を用いたティーチングが行
われつつある。このCADシステムによるティーチング
では予め定めた座標系においてロボットアームの形状、
工具の種類、被加工物の形状を記憶させ、これらのデー
タに基づいてグラフィックディスプレイ上にロボットア
ーム、被加工物等を表示する。
そして、前記グラフインクディスプレイに対してライト
ペン等の会話型入力手段によって所望の位置を指定し、
ロボットアーム等の動きをシミュレーションしつつ作業
点を教示するものであり、例えば、この種の技術的思想
は特開間第59−52304号公報、同第60−956
05号公報等に開示されている。
然しなから、前記のようなCADシステムによるティー
チングデータの作成においては、CADシステムから出
力されるティーチングデータのデータ形式は対象とする
ロボットの使用言語に基づくデータ形式と一敗させる必
要があり、他の異なるデータ形式のロボットや新たに製
造ラインに導入される新機種ロボット等に同一のティー
チングデータを適用することは出来ず、結局、各ロボッ
ト毎にCADシステムを用いてロボット動作ヲシミュレ
ーションしつつティーチングデータを作成せざるを得な
いという煩雑さが生じている。
また、CADシステムによって作成したティーチングデ
ータは、いわば理想状態でのロボットの動作シミュレー
ションに基づいており、製造現場に設置された実際のロ
ボット、すなわち、実機においては設置位置誤差による
座標系の誤差や被加工物自体の形状誤差や隣接するロボ
ット同士の相互干渉によって修正を必要とする場合が多
(、治工具等の設計変更が必要となることも少なくない
従って、CADシステムによって作成されたティーチン
グデータは、製造現場で実際にロボットに入力され、こ
のティーチングデータによって動作させた際のズレによ
る偏差を測定してティーチングデータの修正量を再度C
ADシステムに入力して最終的なティーチングデータを
得る等の確認、修正作業が不可欠であり、工数の増大の
原因となっていた。さらに、ティーチングポイントの追
加や削除等が必要になった場合にも、同様に再度CAD
システムに入力して行うことが必要であった。
そして、一般に、CADシステムは設計部門に置かれる
のに対して各ロボットは工場等の製造現場に設置されて
いるものであり、前記のようなティーチングデータの確
認、修正あるいは実機に入力して実際の製造等の過程で
発見される誤差の調整等の作業が現場で節単に行えない
という不都合が生じていた。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、産業用ロボットのティーチングデータ作成にお
いて、CADシステム(コンピュータ支援設計システム
)を用いて作成したティーチングデータに対してロボッ
トに対応した所望の編集が前記CADシステムとは独立
した編集装置によってオフラインで行うためのものであ
って、この編集装置によってCADシステムから出力さ
れたティーチングデータの形式を当該ティーチングデー
タが適用されるロボットに対応したデータ形式に変換し
たり、ロボットの設置による座標系のズレの修正やティ
ーチングポイント等の追加、削除、修正等が現場で容易
に行い得るようにし、汎用性、即応性に優れた産業用ロ
ボットのティーチングデータの作成を行えるようにする
ことを目的とする。
[目的を達成するための手段コ 前記の目的を達成するために、本発明はロボ・7トおよ
び/または被加工物に関するデータを蓄積し、グラフィ
ックディスプレイ上に前記ロボットおよび前記被加工物
を表示し、入力手段により前記グラフィックディスプレ
イ上の所望のポイントを指示してティーチングデータを
作成するCADシステムと、前記CADシステムとは独
立して設けられロボットコントローラを介して所望のロ
ボットと結合可能な編集装置とを備え、前記編集装置は
前記CADシステムより出力されたティーチングデータ
を追加、削除および変更するための手段を備えることを
特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る産業用ロボットのティーチングデー
タ作成システムについて好適な実施態様を挙げ、添付の
図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本発明に係る産業用ロボットのティーチングデ
ータ作成システムが適用されるシステムの構成を示すブ
ロック図である。
この場合、参照符号2はコンピュータ支援設計システム
(CADシステム)を示し、中央処理装置12、グラフ
ィック処理装置14およびグラフィックディスプレイ1
6を含む。このCADシステム2では予め定められた座
標系でロボットアーム等の形状、工具、治具の種類、被
加工物の形状等を入力し、記憶手段に記憶し、これらの
データに基づいてグラフィックディスプレイ16にロボ
ットアーム、被加工物等を表示し、入力手段によって所
望の位置を指定してティーチングポイントを定めていく
ことによりティーチングデータを作成する。なお、当該
CADシステム2は一般的に知られている三次元形状定
義機能、ロボット動作のシミュレーション機能、設計、
製図機能等を備えている。
上記機能により会話形式でロボットや治具、工具等の三
次元モデリング、被加工物の三次元モデリング、ロボッ
ト動作のシミュレーションおよび治工具や隣接ロボット
、被加工物との干渉チェック、ロボットの各関節の角度
情報および/またはティーチングポイントの座標値とオ
イラー角等で表されるティーチングデータ、すなわち、
ロボットの作業プログラムの出力、治工具等の設計、製
図等の処理が可能となる。
参照符号18はメニュー選択、画面指示等のためのタブ
レットカーソル装置、参照符号20は文字、数値入力の
ためのキーボード装置、参照符号22はファンクション
切り換えのためのプログラム鍵盤装置、参照符号24は
画像の拡大1.縮小、スクロール、回転等のためのダイ
ヤル装置である。また、参照符号26はロボットに関す
る形状データ等の登録、格納用ファイル、参照符号28
はワーク、すなわち、被加工物の形状データ等の登録、
格納用ファイル、参照符号30は設備に関するデータの
登録、格納用ファイル、参照符号32はティーチングデ
ータ(作業プログラムTASK)の格納用ファイルであ
り、参照符号34はティーチングデータ(TASK)の
出力装置、参照符号36はティーチングデータが出力さ
れるフロッピィディスク等の記録手段である。
参照符号4は前記CADシステム2とは独立に設けられ
る編集装置であって、ロボットコントローラ6を介して
所望のロボット8と結合可能に構成され、CADシステ
ム2から出力されたティーチングデータをフロッピィデ
ィクス36を媒体として授受する。この編集装置4はマ
イクロコンピュータ等の演算処理および入出力制御装置
1)ffi38、ディスプレイ40および命令入力のた
めのマウス装置42からなり、文字、数値入力のための
キーボード装置44が接続されている。
編集装置4はCADシステム2より出力されたティーチ
ングデータを所望のロボット8に合致するデータフォー
マットに変換するフォーマット変換、ティーチングデー
タの追加、削除、変更等の修正、後述する立体シフト演
算、ティーチングデータ(作業プログラムTASK)の
ロボットコントローラ6に対する送受信、ティーチング
データのバンクアップ(保存)等の機能を有する。この
場合、フォーマット変換、修正の他、立体シフト演算に
よってCADシステム2により理想環境で作成されたテ
ィーチングデータはロボットの作業現場における実際環
境に対する誤差補正のため送受信機能によりロボットコ
ントローラ6と当該編集装置4との間で授受される。ま
た、このティーチングデー多は記憶媒体に作業プログラ
ムTASKとしてセーブされ、バックアップファイルが
作成され、あるいはロボットコントローラに接続された
ティーチングボックス46によってさらに現場で発見さ
れたティーチングデータの不具合が微修正される。
CADシステム2と編集装置4とはフロッピィディスク
36を媒体としてティーチングデータの授受を行う独立
した装置として構成されており、!ffi装置4を現場
に設置することによりCADシステムで作成されたティ
ーチングデータを容易に現場で調整することが出来る。
本実施態様に係るティーチングデータ作成システムは概
略以上のように構成されるものであり、次にティーチン
グデータの作成に係る処理手順および作用効果について
説明する。
第2図はCADシステム2におけるティーチングデータ
作成手順を示す処理フローである。
ティーチングデータの作成にあたっては、先ず、シミュ
レーション対象となる設備がファイル30に登録済みで
あるか否かを調べ、若し、登録されていなければ三次元
モデルとして新たにファイル30に登録する(STPI
)。同様に、ティーチングデータ作成の対象となる使用
したいロボットがファイル26に登録済みであるか否か
を調べ、若し、登録されていなければ三次元モデルとし
て新たにファイル26に登録する(SrF2)。また、
前記ロボットによって加工すべき被加工物(ワーク)が
ファイル28に登録済みであるか否かを調べ、若し、登
録されていなければ三次元モデルとして新たにファイル
28に登録する(SrF3)。
次に、加工において使用する治工具、例えば、溶接ロボ
ットにおける溶接作業であれば、溶接ガンやワークの押
え治具等が既に登録されているか否かを調べ、若し、登
録されていなければ、前述した場合と同様に、新たに三
次元モデルとして設計し登録する(SrF2)、この場
合、必要に応じてステップl乃至ステップ3において既
に登録された設備、ロボット、被加工物(ワーク)等の
データを使用する。
以上の準備作業が完了すると、ステップ5において、前
記登録ファイル26乃至30から設備、ロボット、被加
工物(ワーク)、治工具等の組み合わせを入力指示し、
シミュレーションすべき対象を決定し、グラフィックデ
ィスプレイ16に表示させシミュレーション環境を作成
する。
次いで、被加工物上の作業点(例えば、溶接作業におい
ては溶接ポイント)をタブレットカーソル装置18によ
り指示し、該ポイントを座標値(xt  y+  z)
で表し教示点を作成しく5TP6)、ロボットの姿勢を
決めるためのベクトルを上記教示点を始点として作成す
る(SrF7)。
次いで、ロボットの先端(トーチ先端)のポイント、姿
勢ベクトル、ワークの溶接点、姿勢決定ベクトルを夫々
タブレフトカーソル装置18でティーチング指示する(
SrF8.5TP9)。
以上の操作により1つの教示点に関するデータが作成さ
れると、中央処理装置12により動作シミュレーション
が行われ、ロボットが画面上で動き結果が表示される(
STPIO)。ここで、作業者はグラフィックディスプ
レイ16上におけるロボットの表示方向を変えることで
目視によるチェックを行い、ロボットの姿勢が最適であ
るか否か、ロボットと治具、ワーク間の干渉(接触等)
の有無等を確認しく5TPII、12)、場合によって
はステップ4に戻り治具等の変更を行う。
ステップ1)、ステップ12によりロボットの姿勢、干
渉の有無が確認され1つの教示点のティーチングが完了
すると、ステップ6に戻り次の教示点の入力指示が行わ
れる。なお、全作業点についてのティーチングが完了す
るまでこの操作が繰り返される(STP13)。
以上の処理、すなわち、動作シミュレーションの段取り
、ティーチングデータ(作業プログラムTASK)を作
成する前の事前干渉チェックおよび治具等の不具合の検
討作業は各作業点の各々について行われる。これらが全
作業点について完了すると、各作業点を効率よく継いで
一連のティーチングデータ(作業プログラムTASK)
を構成する処理に移る。
先ず、ステップ14において、キーボード装置20を用
いてロボットの動作モードやスピードの人力指示を行う
。動作モード/スピード指定には、例えば、リンク動作
指示(LNK/**)、直線補間動作指示(L IN/
****) 、円弧動作指示(CIR/****)があ
る。
リンク動作指示LNKはロボットを関節系動作で移動さ
せるものであり、**は動作させる場合の速度指定値で
ある。この場合、所定の指示値を入力することにより予
めロボットコントローラ内に設定されている速度テーブ
ルを参照して指示された速度で動作する。直線補間動作
指示LINはロボットを直線動作させるものであり、*
***は動作速度指定値である。円弧動作指示CIRは
ロボットを円弧動作させるものであり、****は動作
速度指定値である。
次に、ステップ15およびステップ16ではステップ6
乃至ステップ9で行ったと同じ操作で1つの作業点のテ
ィーチングを行う。なお、ロボットに停止時間を設けた
い場合には、ステップ17においてキーボード装置20
から待ち時間指示(TIMER/***)を入力する。
ここで、***は待ち時間指定値である。教示したポイ
ントが、例えば、溶接開始点あるいは溶接終了点であれ
ば、ステップ18においてロボットコントローラに設定
されている作業条件、すなわち、溶接条件番号とアーク
オン(ARCON/*水)またはアークオフ(ARCO
FF/**)の指令をキーボード装置より入力する。*
*は溶接条件番号であり予めロボットコントローラ内に
設定しである数値で指示する。
上記の操作を教示したい教示点について順次繰り返し、
一連の教示点とそれらの間の動作モード、スピード、作
業条件等、ロボットの動作条件を示すインストラクショ
ン情報を同時に指示していき、連続したティーチングデ
ータ(作業プログラムTASK)の作成が終了する(S
TP19.5TP20)。そして、ステップ21におい
てフロッピィディスク36に該ティーチングデータを出
力する。
以上の処理によってCADシステム2により作成されフ
ロッピィディスク36に出力されたティーチングデータ
(作業プログラムTASK)は、現場に設置された編集
装置4に供給され、実際の作業を行うロボット8に対応
するフォーマットのデータ形式にフォーマット変換され
、あるいは個々のロボット8に応じた修正が行われる。
第3図はこの編集装置4における作業手順を示す処理フ
ローである。
先ず、CADシステム2から出力されたティーチングデ
ータ(作業プログラムTASK)の格納されたフロッピ
ィディスク36が編集装置4に挿入され読み込まれる(
STP22)。次に、ステップ23において、ティーチ
ングデータが適用されるべきロボットの固有のデータフ
ォーマットに変換される。
CADシステムにより作成されたティーチングデータは
先に説明したように、各作業点を示すデータ、動作モー
ド/スピード(リンク動作、直線補間動作、円弧動作)
および待ち時間情報、作業条件等であり、次の2種類の
いずれかのデータ形式で出力されている。
すなわち、第1の形式はジョイントポジション形式(J
OINT POSITION)であり、ロボットの位置
を各関節の角度情報として表す。編集装置4は、この形
式のデータの場合には各関節の角度情報を基にロボット
が実際にその位置まで移動するための各軸筋の駆動パル
ス数情報にフォーマット変換する。
第2の形式はカーティシアンポジション形式(CART
ESIAN POSITION)であり、ロボットの(
立置を該ロボットの基準座標系における座標値(例えば
、直交座標系ではx+  ’j+  z)およびオイラ
ー角として表す。編集装置4は、この形式のデータの場
合には座標値(x+  yt  z)とオイラー角とを
ロボット固有の座標系データに変換する。すなわち、座
標値(x+  )’+  z)はそのままで、オイラー
角を手首角度にフォーマント変換する。
次に、ステップ24において、ロボット設備に固有の立
体シフト演算を行う。ここでいう立体シフト演算とは次
のようなものである。すなわち、CADシステム2によ
り作成されるティーチングデータは理想的環境でシミュ
レーションされ理想値として作成されるが、このデータ
が適用されるロボットは工場等の実際の作業環境に設置
されるものであり、各ロボット毎に固有の設置誤差や構
造上の偏差等が生じる。従って、各ロボット毎に固有の
補正量をもって、CADシステム2から作成されたティ
ーチングデータの修正を行うことが必要となる。
本発明に係る編集装置は、予め、第4図を用いて後述す
る如き方法で作成した各設備中の各ロボットに対応して
夫々求められた補正量を立体シフト演算マトリックスと
して蓄積しておき、この立体シフト演算マトリックスか
らティーチングデータの修正値を算出するものである。
第4図はこの立体シフト演算マトリックスの作成手順を
示す処理フローである。
先ず、CADシステム2において、ステップAで対象と
するロボットの作動範囲内の立体シフト演算の基準とな
る3点を定めてティーチングデータを作成する(この作
成手順は前述と同様の方法で行う)。このデータをティ
ーチングデータ(作業プログラムTASK)として作成
し、フロッピィディスクに出力しておく  (STPB
、5TPC)。ここまではCADシステム2で通常のテ
ィーチングデータの作成と同様に行われ、例えば、Aと
いう工場設備にロボットが計4台設置されていれば、夫
々についてこの操作および以下の作業が行われる。
次に、ステップDにおいて、対象となるロボットの実機
でロボットコントローラ6、ティーチングボックス46
を用いて前記の3点に対応する3点のティーチングデー
タを従来行われているマニュアル操作で作成する。
ステップ已において、編集装置4は実機で作成されたテ
ィーチングデータT A S K (II+)を受信す
ると、CADシステム2において作成されたティーチン
グデータTASK(イ)と前記TAS K (o)とか
ら立体シフト演算マトリックスを算出しく5TPF)、
これをフロッピィディスク等の記録媒体に格納しておく
  (STPG)。
この操作はロボットの設置時に一度行っておけばよく、
通常の作業においては、第3図のステップ24で各ロボ
ット毎に対応する立体シフト演算マトリックスを記録媒
体から読み出し、これに基づいて演算を行いティーチン
グデータの修正を行うだけでよい。
このようにして修正されたティーチングデータは、ステ
ップ25において、フロッピィディスク36に格納され
ると共にロボットコントローラ6に送信される(STP
26)。これは、ロボットコントローラ6、ロボット8
に連結されたティーチングボックス46を用いて実際に
ロボット8を動作させてティーチングデータの微修正を
行うためであり、前述の立体シフト演算では修正しきれ
なかった微小な誤差を修正するものである。この処理は
被加工物を実際に所定ロフト流した時に発見される誤差
を修正する段階で行うことが出来る(STP27)。
この修正作業は従来から行われているティーチングボッ
クスを用いたマニュアル作業と同様である。編集装置4
より送られたティーチングデータT A S KをJO
Bプログラムとして割り当て、ロボットがJOBプログ
ラムに応じて動作を実行出来るようにした後、ティーチ
モードとしてティーチングボックス46にてJOBプロ
グラムを1ステツプずつ送って動作確認を行う。
変更修正したいステップがあれば、ティーチングボック
ス46より各軸の修正したい方向をH’ll整し変更キ
ーを押した後、レコードキーを押して変更、修正値を記
憶し、これを全ステップについて実行すればよい。なお
、上記ステップ27で修正されたティーチングデータは
マスクデータとして再び編集装置4で受信され、バック
アップファイルとして格納される (STP28)。
編集装置4は上記ティーチングボックス46による微修
正機能の他に、ティーチングポイントの追加、削除、変
更や作業条件の変更等の処理をティーチングデータに対
して施すことが出来る。第5図はこの修正、変更の作業
手順を示す図である。
先ず、ステップHにおいて、ティーチングデータ(作業
プログラムTASK)の修正、変更等の編集作業が必要
となった場合、対象のティーチングデータが編集装置4
内のフロッピィディスク等のバンクアップファイル中に
存在するか否かが調べられる。存在しなければロボット
コントローラ6をスレーブモードとし、対象となるティ
ーチングデータ (作業プログラムTASK)を編集装
置4に読み込む(STPI)。
次いで、追加、削除、修正、条件変更等の指示を行い(
STPJ) 、&l集作業が完了した後バックアップフ
ァイル中に格納しくS T P K)、ステップしにお
いてロボットコントローラに変更、修正法のティーチン
グデータ(作業プログラムTASK)を送信する。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明に係る産業用ロボットのテ
ィーチングデータ作成システムは、CADシステムを用
いて作成したティーチングデータに対して前記CADシ
ステムとは独立に設けられ、ロボットコントローラを介
してロボットに結合可能な編集装置を備え、この編集装
置によって前記CADシステムにより作成されたティー
チングデータの形式を当該ティーチングデータが適用さ
れるロボットに対応したティーチングフォーマントに変
換し、ティーチングポイント等の追加、削除、修正、変
更を行いあるいはロボットの設置環境に基づく座標系の
ズレ等によるティーチングデータの偏差の補正を行うも
のである。
従って、CADシステムとは独立の編集装置を実際にテ
ィーチングデータが通用されるロボットの設置された製
造工場等の現場に設置することが出来、この編集装置に
よってCADシステムで作成されたティーチングデータ
をロボットに対応したデータフォーマットにフォーマッ
ト変換することが出来る。そのため、ロボットが新機種
に変更された場合あるいは異なるデータ形式のロボット
に変更された場合であっても、編集装置のフォーマット
変換プログラムを変更すればよく、汎用性、即応性に優
れたシステムが提供出来る利点を有する。また、編集装
置においてティーチングデータの追加、削除、変更等の
修正を行うことが出来、修正の必要が生ずる都度、CA
Dシステムにより作業を行って新たなティーチングデー
タを作成する必要がなく、作業工数、作業時間の増大を
招(ことがなく、この面での即応性にも優れている。ま
た、修正結果を直ちにロボットに返して現場での動作確
認を速やかに行うことが出来る利点を有する。
本発明によれば、さらに、CADシステムによって作成
された理想的ティーチングデータと、実際のロボットの
設置誤差等に基づく偏差とを、予め、立体シフト演算マ
トリックスとして求めておき、編集装置において、この
演算マトリックスを用いて演算し、修正されたティーチ
ングデータとして得ることが出来るため、ティーチング
データの実機に合わせての修正のための作業工数を著し
く削減し得るという利点を有する。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る産業用ロボットのティーチングデ
ータ作成システムの構成ブロック図、第2図は第1図に
おけるCADシステムによるティーチングデータ作成手
順を示す処理フロ第3図は編集装置における作業手順を
示す処理フロー、 第4図はロボット毎の立体シフト演算マトリックスの作
成手順を示す処理フロー、 第5図はティーチングデータの修正、変更等の作業手順
を示す処理フローである。 2・・・CADシステム  4・・・編集装置6・・・
ロボットコントローラ 8・・・ロボッ)      12・・・中央処理装置
14・・・グラフィック処理装置 16・・・グラフィックディスプレイ 26.28.30.32・・・ファイル36・・・フロ
ッピィディスク 38・・・演算処理および人出力制御装置46・・・テ
ィーチングボソクス FIG、3 FIG、4 −41=

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロボットおよび/または被加工物に関するデータ
    を蓄積し、グラフィックディスプレイ上に前記ロボット
    および前記被加工物を表示し、入力手段により前記グラ
    フィックディスプレイ上の所望のポイントを指示してテ
    ィーチングデータを作成するCADシステムと、前記C
    ADシステムとは独立して設けられロボットコントロー
    ラを介して所望のロボットと結合可能な編集装置とを備
    え、前記編集装置は前記CADシステムより出力された
    ティーチングデータを追加、削除および変更するための
    手段を備えることを特徴とする産業用ロボットのティー
    チングデータ作成システム。
JP11018087A 1987-05-06 1987-05-06 産業用ロボットのティ−チングデ−タ作成システム Pending JPS63273906A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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