JPS63273728A - グロ−プラグ - Google Patents

グロ−プラグ

Info

Publication number
JPS63273728A
JPS63273728A JP11006987A JP11006987A JPS63273728A JP S63273728 A JPS63273728 A JP S63273728A JP 11006987 A JP11006987 A JP 11006987A JP 11006987 A JP11006987 A JP 11006987A JP S63273728 A JPS63273728 A JP S63273728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vapor phase
groove
heating element
phase method
lower layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11006987A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Shimonaka
下中 利康
Hirohisa Endo
裕久 遠藤
Fumitomo Kawahara
史朋 河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP11006987A priority Critical patent/JPS63273728A/ja
Publication of JPS63273728A publication Critical patent/JPS63273728A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はグロープラグに係り、特に天然ガス等を燃料と
するガスインジェクションディーゼル機関に適用するに
好適なグロープラグに関するものである。
[従来の技術] 天然ガス等を燃料とするガスインジェクションディーゼ
ル機関では、燃料の難着火性のためにガス燃料単独では
自発点火が困難である。従来のガスインジェクションデ
ィーゼル機関では、着火性のよいA重油等をパイロット
噴射することで、ガスインジェクションディーゼル機関
の着火性能を高めているが、ガス燃料、パイロット燃料
の二異種燃料供給系統が必要となり、燃料系が複雑にな
る。
これを避けるためにガスインジェクションディーゼル機
関の燃焼室内に発熱部が露出するようにグロープラグを
取り付け、該発熱部にガス燃料噴霧が当たるように噴射
し、ガス燃料の着火性を高める方法がある。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のグロープラグは、金属製シーズ型グロープラグ、
焼結法により形成された窒化珪素グロープラグ等がある
が、これらをガスインジェクションディーゼル機関のグ
ロープラグとして取り付け、ガス燃料の着火性が改善さ
れるのに必要なグロープラグ表面温度まで昇温すると、
金属製シーズ型グロープラグでは金属製シーズが溶融し
、窒化珪素グロープラグでは焼結の際に混入される助剤
が溶融し、いずれも使用不可能となった。
また、ガスインジェクションディーゼル機関では、グロ
ープラグは各燃焼室に複数本取りつけられ並列又は直列
に接続されて電気回路に組み込まれる。従って、個々の
グロープラグの抵抗にバラツキがあるとグロープラグの
表面温度が揃わなくなる。この場合、各燃焼室でのガス
燃料の着火性の改善に差が生じ、シリンダ間の出力に差
が生じる。
このようにガスインジェクションディーゼル機関のグロ
ープラグは、高温での耐久性ガス燃料の着火性を左右す
ることから、発熱体の抵抗のバラツキが極めて少ないこ
とが要求される。
[問題点を解決するための手段] 本発明のグロープラグの発熱部は、螺旋溝が先端側の周
面に刻設された黒鉛製の基体を有する。
この基体の周面は、気相法により塗着されたシリコン系
セラミックス下層(例えば炭化珪素)で被覆されている
。螺旋溝内には発熱体(例えばタングステン)が設けら
れ、さらにこれら下層と発熱体との上に気相法により塗
着されたシリコン系セラミックス上層(例えば炭化珪素
)が被覆される。
前記基体の他端には電極が装着されており、該電極は該
基体を介して該発熱体の一端側に導通される。
[作用] 気相法により生成されるシリコン系セラミックスは純度
が高く、耐食性に優れ極めて高温性に富む。
本発明のグロープラグの発熱部は、黒鉛、発熱体(例え
ばタングステン)及び気相法により生成されるシリコン
系セラミックス(例えば炭化珪素)からなるものであり
、これら構成材は極めて高温性に富み、また熱膨張率が
ほぼ等しいことから熱応力による破壊の心配がない。
従って本発明のグロープラグは極めて高温での耐食性が
よい。
また本発明のグロープラグでは、発熱体が一様な構造に
でき、その抵抗特性を均一化できる。
[実施例] ゛ 以下図面に示す実施例を参照しながら本発明について更
に詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例に係るグロープラグの縦断面図
である。符号1は内燃機関への取付部であり、略筒状で
あってその周面にねじ2aが刻設されたケーシング2と
、該ケーシング2の後端に電気絶縁材3を介して取り付
けられた電極保持部材4を備えている。この電極保持部
材4にはナツト(図示せず)を介してプラス側リード線
が連結される。
符号5は発熱部を示し、該取付部1にその基端側が挿入
され、ろう付によってケーシング2と結合されている。
この発熱部の構成を第2図を参照しながら次に説明する
。棒状黒鉛製の基体6はその先端側の周面に螺旋溝7が
均−深さに刻設されている。なお、螺旋溝7の一端から
は縦溝8が基体6の先端面まで刻設されている。螺旋溝
7の他端からは同様に縦溝10が基体6の他端側の途中
まで達するように刻設されている。この基体6の周面に
は気相法により塗着された炭化珪素下層11が被覆され
ている。また、前記螺旋溝7及び各縦溝8.10内にお
いては、該炭化珪素下層11の上にタングステン発熱体
12.13.14が溝の縁面と面一となるように設けら
れている。また基体6の先端面にはタングステン発熱体
13と導通するようにタングステン発熱体13Aが設け
られている。これらタングステン発熱体12.13.1
4.13A及び炭化珪素下層11はさらに気相法により
塗着された炭化珪素上層15で被覆されている。なお、
基体6の途中部分では炭化珪素下層11の上にタングス
テン発熱体が大幅帯状に基体を周回して設けられ端子部
18を形成しており、この端子部18の上には炭化珪素
上層15は被覆されていない。この端子部は、前記縦溝
10内に設けられたタングステン発熱体14を介して螺
旋溝7のタングステン発熱体12と導通されている。ま
た端子部18はそう付けによりケーシング2と結合され
ており、ろう材を介してケーシング2と導通されている
基体6の他端面には電極16がネジ締めにより装着され
ており、電極16は基体6、基体6の先端面に設けられ
たタングステン発熱体13A1縦溝8内に設けられたタ
ングステン発熱体13を介して螺旋溝のタングステン発
熱体12と導通している。
次にこのような構造の発熱部を製造する方法について第
3〜7図を参照して説明する。
まず第3図の如く母材(黒鉛製基体)6の表面にネジ切
りの要領で等間隔に同じ深さの螺旋溝7を切る。また、
縦溝8.10も切る。
次にこの形状の基体の周面に気相法により塗着される炭
化珪素下層11を形成させ、黒鉛製基体6とタングステ
ン発熱体12.13.14.13A、18との絶縁の役
目をさせる(第4図)。
次に基体6の周面及び先端面に気相法により塗着される
タングステンのl1u19を形成する(第5図)。
次いで不要な部分のタングステン膜19を削り落とし溝
7.8.10のタングステン発熱体12.13.14及
び基体6の先端面タングステン発熱体13A、端子部の
タングステン発熱体18を残す(第6図)。
しかる後、気相法により塗着される炭化珪素上層15を
形成させ、タングステン発熱体12.13.14.13
Aを酸化防止する役目をさせる(第7図)。
なお、第3〜7図は説明を明解にするため簡略して示さ
れているが、実際の溝部の形状は第8図の如く微細であ
る。
かかる構成のグロープラグにおいて、電極保持部材4と
ケーシング2との間に電圧を印加すると、電流は該電極
保持部材4、電極16、基体6、基体6の先端面タング
ステン発熱体13A、タングステン発熱体12.13.
14、端子部18を通ってケーシング2に至り、主とし
てタングステン発熱体12が発熱する。
このように、本実施例に係るグロープラグは、その発熱
部5が黒鉛、タングステン及び気相法により生成される
炭化珪素からなるものであり、極めて高温性に優れ、し
かもこれら構成材の熱膨張率がほぼ等しく、熱応力によ
る破壊の心配がない。
また、主な発熱体は、一様な断面の溝内に設けられたタ
ングステン発熱体12よりなるものであって、その構造
が一様であり、発熱体の抵抗にバラツキが殆ど生じない
。そのため、本発明のグロープラグは、これを複数本、
並列又は直列に接続した場合であっても各グロープラグ
の発熱量に差が無く、それぞれ均等な発熱特性を示すよ
うになる。
なお上記実施例では、タングステン発熱体12.13.
14を気相法で形成しているが、これらをタングステン
線で形成してもよい。また電極16は基体6の他端面に
ネジ締めにより装着されているが装着Lf木方式以外の
ものとしてもよい。
また、上記実施例では、発熱体はタングステンとしたが
、これをモリブデンとしてもよい。気相法により生成さ
れるシリコン系セラミックスは炭化珪素としたが、これ
を窒化珪素としてもよい。
このように発熱体をモリブデンにしても、あるいは気相
法により生成されるシリコン系セラミックスを窒化珪素
にしても、発熱部の構成材は極めて高温性に富み、しか
も熱膨張率がほぼ等しく、その作用は本実施例と同じで
ある。
[発明の効果] 以上の通り、本発明のグロープラグは、その発熱部が黒
鉛、発熱体及び気相法により生成されるシリコン系セラ
ミックスからなるものてあり、極めて高温性に優れ、ま
た熱応力による破壊の恐れもなく極めて耐久性に富むも
のとなる。また、木発明のグロープラグは発熱体構造が
一様であり、同一の抵抗特性を有するものを容易に製造
することができる。本発明のグロープラグによれば天然
ガス等を燃料とするガスインジェクションディーゼル機
関のグロープラグに要求される高温での耐久性、均等な
発熱特性を満足することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るグロープラグの縦断面図
、第2図は発熱部5の断面図である。第3図ないし第8
図の各図は本発明のグロープラグの製造方法を説明する
ための部分構成図である。 1・・・取付部、      4・・・電極保持部材、
5・・・発熱部、      6・・・黒鉛製基体、1
1・・・炭化珪素下層、 12.13.14・・・タングステン発熱体、15・・
・炭化珪素上層、  16・・・電極。 代理人  弁理士  重 野  剛 第3図 第4図 第5図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 内燃機関への取付部と、この取付部に保持され
    た発熱部とを有するグロープラグにおいて、 その先端側の周面に螺旋溝が刻設された黒鉛製の棒状の
    基体と、 該黒鉛製基体の周面を被覆する気相法により塗着された
    シリコン系セラミクス下層と、 該溝中に設けられた発熱体と、 前記下層及び発熱体を被覆する気相法により塗着された
    シリコン系セラミックス上層と、 該基体の他端に装着され、該基体を介して該発熱体の一
    端に導通された電極と、を備えてなるグロープラグ。
JP11006987A 1987-05-06 1987-05-06 グロ−プラグ Pending JPS63273728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11006987A JPS63273728A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 グロ−プラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11006987A JPS63273728A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 グロ−プラグ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63273728A true JPS63273728A (ja) 1988-11-10

Family

ID=14526265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11006987A Pending JPS63273728A (ja) 1987-05-06 1987-05-06 グロ−プラグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63273728A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02183718A (ja) * 1989-01-09 1990-07-18 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd グロープラグ
US5349225A (en) * 1993-04-12 1994-09-20 Texas Instruments Incorporated Field effect transistor with a lightly doped drain
US20100290766A1 (en) * 2008-01-29 2010-11-18 Shunji Mochizuki Immersion heater

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02183718A (ja) * 1989-01-09 1990-07-18 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd グロープラグ
US5349225A (en) * 1993-04-12 1994-09-20 Texas Instruments Incorporated Field effect transistor with a lightly doped drain
US20100290766A1 (en) * 2008-01-29 2010-11-18 Shunji Mochizuki Immersion heater
US8422871B2 (en) * 2008-01-29 2013-04-16 Tounetsu Corporation Immersion heater

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5589091A (en) Glow plug with prestressed contact surfaces
US4545339A (en) Glow plug having a conductive film heater
JPS63500970A (ja) 沿面放電式の点火プラグ
JP3044632B2 (ja) セラミックヒータ型グロープラグ
JP3351573B2 (ja) セラミック発熱体
JPS63273728A (ja) グロ−プラグ
US4620511A (en) Glow plug having a conductive film heater
JP3589684B2 (ja) セラミックグロープラグ
US3872338A (en) Spark plug
JP2004061041A (ja) セラミックグロープラグ
JPS63297924A (ja) デイ−ゼルエンジン用グロ−プラグ
US4143262A (en) Sheath glow plug for rotary piston engines
JP3838212B2 (ja) セラミックグロープラグ
JPH07109303B2 (ja) 自己制御型セラミックグロープラグ
JP3075660B2 (ja) セラミックスヒータ及びその製造方法
JPS60219A (ja) 自己制御型グロ−プラグ
JPH04113121A (ja) グロープラグ
JPH0450488B2 (ja)
JPH01114622A (ja) 自己制御型セラミックグロープラグ
JPS58150715A (ja) デイ−ゼルエンジンの予熱栓
JP2561709Y2 (ja) 点火プラグ
JPS6130052Y2 (ja)
KR0125121Y1 (ko) 디젤엔진의 예열플러그
JPS61217623A (ja) 自己温度制御型グロ−プラグ
JPH0419330Y2 (ja)