JPS6327276Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6327276Y2
JPS6327276Y2 JP12188181U JP12188181U JPS6327276Y2 JP S6327276 Y2 JPS6327276 Y2 JP S6327276Y2 JP 12188181 U JP12188181 U JP 12188181U JP 12188181 U JP12188181 U JP 12188181U JP S6327276 Y2 JPS6327276 Y2 JP S6327276Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
voltage
natural frequency
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12188181U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5828386U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12188181U priority Critical patent/JPS5828386U/ja
Publication of JPS5828386U publication Critical patent/JPS5828386U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6327276Y2 publication Critical patent/JPS6327276Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガス洩れ信号中継器に関する。
ガス感知器は、一般にそれぞれの設置場所にお
いて商用電源から動作用の電源が供給され、ガス
洩れ検出時に一定の電圧(直流)を送出してガス
洩れを遠隔地に通知する。そして、平常時におい
ては、上記一定電圧とは異なる電圧を送出してい
て、正常に動作中であることを知らせるようにし
ている。これにより、例えばコンセント抜け、又
は停電等によるトラブルを知らせるようにしてい
る。そして、正常時に一定の第1電圧を送出し、
ガス洩れ検出時に上記第1電圧より高い第2電圧
を送出する感知器と、逆に、正常時には(高い)
第2電圧を送出し、ガス洩れ検出時に(低い)第
1電圧を送出するものとがある。いずれの感知器
であつても、正常時に一定電圧を送出する関係
上、2個以上のガス感知器出力を1対の警報線に
よつて受信機に接続することができない。これを
解決するために、中継器ごとに割り当てられた固
有の周波数を発振する発振器を備え、ガス感知器
の出力に応じて上記発振器を連続発振させ又は断
続出力させることにより一対の中継線に多数の中
継器を接続し、各中継器の発振周波数およびその
断続状態を監視することにより、各中継器に接続
したガス感知器の発報を監視することが考えられ
る。しかし、ガス感知器には、前述したように、
正常時送出電圧とガス検出時の送出電圧の関係が
逆である2種類が存在するため、いずれの種類の
ガス感知器に対しても使用できる中継器を提供す
ることは困難である。
本考案の目的は、正常時とガス検出時の送出電
圧の関係が逆である2種類のガス感知器のいずれ
に対しても使用することが可能なガス洩れ信号中
継器を提供し、2種類のガス感知器が混在した場
合であつても1対の中継線による監視を可能にす
ることにある。
本考案の中継器は、固有の周波数を発振する固
有周波数発振器と、該固有周波数発振器の出力を
中継線に送出する送出回路と、該送出回路を断続
的にオンオフさせる矩形波発振器と、ガス感知器
から送られる一定の第1電圧以上でオンし前記固
有周波数発振器を動作可能にする駆動回路と、ガ
ス感知器から送られる前記第1電圧より高い第2
電圧を検出する第2電圧検出回路と、該第2電圧
検出回路の出力を否定する否定回路および該否定
回路の入出力を短絡するスイツチとを備えて、上
記否定回路又は上記スイツチの出力によつて前記
矩形波発振器を動作可能にすることを特徴とす
る。
次に、本考案について、図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図であ
る。すなわち、図示されない受信機から配線され
た一対の中継線に端子L,Cを接続し、受信機側
から直流電圧が供給される。端子Lから抵抗を通
して固有周波数発振器1および充電用コンデンサ
に正電圧を供給し、トランジスタT1がオンした
とき固有周波数発振器1が動作可能となる。すな
わち、トランジスタT1のコレクタは固有周波数
発振器1の負側に接続し、エミツタは端子Cに接
続されている。トランジスタT1のベースには、
端子P−C間に接続された図示されないガス感知
器から例えば一定の第1電圧が抵抗を通して与え
られている。このとき、トランジスタT1はオン
状態であり、固有周波数発振器1が動作可能であ
る。固有周波数発振器1の出力は、コンデンサ
C1を通してトランジスタT2のベースに入力させ、
該ベースは抵抗を通してトランジスタT1のコレ
クタに接続される。そして、トランジスタT2
エミツタ抵抗によつて、適当なバイアスが与えら
れ、トランジスタT2は増幅動作を行なう。そし
て、トランジスタT2のコレクタは抵抗を介して
前記端子Lに接続されている。また、後述するよ
うに、このときは矩形波発振器5は発振していな
い。従つて、固有周波数発振器1の出力する固有
周波数信号は端子L−C間に連続して送出され、
中継線を介して図示されない受信機によつて受信
される。これによつて、正常動作中であることが
認識される。そして、ガス感知器から前記第1電
圧より高い第2電圧が端子Pに入力すると、抵抗
を通してツエナーダイオードZDをオンさせ、ト
ランジスタT3のベースに電流が流入する。トラ
ンジスタT3のコレクタには抵抗R1を介して端子
Lから正電圧が与えられ、エミツタは端子Cに接
続されているから、上記第2電圧入力時にトラン
ジスタT3がオンする。トランジスタT3のオンに
より否定回路2の入力の論理状態が“0”とな
る。今、否定回路2の入出力間に接続されたスイ
ツチ3は開放されているから、否定回路2の出力
側の論理は“1”となる。否定回路2の出力は抵
抗を介してNAND回路4の一方の入力に接続さ
れているから、このとき矩形波発振器5が発振す
る。矩形波発振器5の発振により、その出力に接
続されたインバータ6の出力論理は“1”,“0”
のくり返し状態となる。インバータ6の出力はダ
イオードD1を介してトランジスタT2のベースに
接続されているから、前記固有周波数発振器1の
出力信号は矩形波発振器5の発振周波数によつて
断続される。従つて、受信機側では、ガス感知器
が発報したことを認識できる。また、ガス感知器
がコンセント抜け等のトラブル状態となつたとき
は、端子Pが無電圧となるから、前記トランジス
タT1がオフとなり、固有周波数発振器1が発振
を停止する。これにより、受信機側で固有周波数
が検出されなくなるから、上記トラブルを認識で
きる。固有周波数発振器1の発振周波数は、中継
器ごとに異なり、複数の中継器を1対の中継線に
接続することができるから、1対の中継線により
複数の中継器に接続されたガス感知器の監視がで
きる。なお、平常時においては、トランジスタ
T3がオフ状態であるため、前記否定回路2の入
力には、抵抗R1を介して正電位が与えられてい
るから、その出力論理は“0”であり、矩形波発
振器5は発振しないから、前述したように端子L
−C間には連続した固有周波数が送出されるので
ある。
上述と反対に、平常時に(高い)第2電圧を送
出し、ガス洩れ検出時に(低い)第1電圧を送出
するガス感知器を端子P−C間に接続したとき
は、前記スイツチ3を手動によりオンにする。こ
の場合は、正常時の第2電圧は、第1電圧より高
いから前記トランジスタT1は当然オンである。
また、正常時にもツエナーダイオードZDが導通
してトランジスタT3がオンとなるが、否定回路
2はスイツチ3によつて短絡されているから、
NAND回路4の一方の入力は論理“0”であり、
矩形波発振器5は発振しない。従つて正常時に
は、固有周波数発振器1から連続した固有周波数
が端子L−C間に送出される。また、ガス洩れ検
出時に(低い)第1電圧が端子Pに入力すると、
トランジスタT1はオンのままであり固有周波数
発振器1は発振動作を継続している。しかし、ツ
エナーダイオードZDがオフするため、トランジ
スタT3がオフとなる。このため、抵抗R1および
スイツチ3を介してNAND回路4の一方の入力
がハイレベルとなり、矩形波発振器5が発振を開
始する。従つて前述と同様に、端子L−C間に
は、固有周波数が断続して出力される。また、ガ
ス感知器のコンセント抜け等のトラブルにより、
端子Pが無電圧になるとトランジスタT1のオフ
により固有周波数発振器1が発振を停止すること
は前述と同様である。すなわち、スイツチ3の操
作により、前記2種類のガス感知器のいずれにも
接続可能である。また、2種類のガス感知器が混
在する場合においても、上記中継器をそれぞれ接
続することにより、1対の中継線によつて遠隔の
受信機から監視することができる。
なお、本実施例においては、トランジスタT2
およびそのベース、エミツタ、コレクタに接続し
た抵抗等で固有周波数発振器の出力を中継線に送
出する送出回路を構成している。また、トランジ
スタT1は、ガス感知器から送られる一定の第1
電圧以上でオンし前記固有周波数発振器を動作可
能にする駆動回路を構成する。また、ツエナーダ
イオードZD、トランジスタT3、抵抗R1等で第2
電圧検出回路を構成している。なお矩形波発振器
は、例えばNAND回路4の出力をインバータ7
に接続し、インバータ7の出力をコンデンサC2
および抵抗R2を通してインバータ7の入力に帰
還させ、コンデンサC2と抵抗R2との接続点から
抵抗R3によつてNAND回路4の入力に接続する
ことによつて構成される。この矩形発振器は
NAND回路4の一入力の論理が“1”のとき発
振し、“0”のとき発振しない。
第2図は、上記中継器に中継線を介して直流電
圧を供給し、かつ、上記中継器から送出された固
有周波数信号を監視する受信機の一例を示す回路
図である。すなわち、直流電源Vから変成器8の
1つの巻線を通して1対の中継線の1本に接続
し、他の1本は接地する。変成器8の他の巻線の
一端を接地し、他端を増幅器9の入力に接続す
る。増幅器9の出力は複数のバンドパスフイルタ
10に接続する。バンドパスフイルタ10の通過
帯域は、それぞれ中継器に割り当てられた固有周
波数に一致させてある。バンドパスフイルタ10
の出力は、ダイオードD2によつて正側のみ取り
出され抵抗R4とコンデンサC3からなる積分回路
で積分される。コンデンサC3の積分電圧は、比
較器11,12によつてそれぞれ所定の電圧と比
較される。比較器11はバンドパスフイルタ10
の出力する固有周波数信号が連続して入力してい
るときの積分電圧および無入力では出力せず、上
記固有周波数信号が断続入力したときの積分電圧
で出力するように設定されている。比較器12は
上記固有周波数信号が出力されないとき、すなわ
ち、零入力のとき出力するように設定する。比較
器12の出力はアンド回路13の一方の入力とさ
れ、アンド回路13のもう一方の入力にはフラツ
シユ信号発生器14の出力が接続されている。ア
ンド回路13の出力と前記比較器11の出力とは
共にオア回路14に入力させ、オア回路14の出
力で地区表示灯15を点灯させる。従つて、前記
中継器から固有周波数信号が連続して入力してい
るときは無点灯であり、該信号が断続すると地区
表示灯15が連続点灯する。また、該信号が無入
力になると、アンド回路13の出力が断続するこ
とにより地区表示灯15がフラツシユ表示する。
これにより、該当中継器に接続したガス感知器の
ガス洩れ信号又はトラブル信号を識別することが
できる。また、複数のバンドパスフイルタ10の
各出力は同様にそれぞれ地区表示灯15で表示さ
れる。そして、比較器11の出力をすべてオア回
路16に入力させオア回路16の出力でガス警報
ベル17を鳴動させる。比較器12の出力はすべ
てオア回路18に入力させ、アンド回路19を介
して故障表示ベル20を鳴動させる。アンド回路
19には前記フラツシユ信号発生器14の出力お
よび前記オア回路16の出力を反転させた信号が
入力されているから、いずれかのガス感知器のト
ラブル発生によりベル20は断続して鳴動し、ガ
ス洩れの場合のベル17の連続鳴動と区別され
る。また、トラブル中であつても、オア回路16
の出力信号によりアンド回路19の一入力が低レ
ベルになるからベル20の鳴動は中止される。す
なわちガス洩れ優先に処理される。
以上のように、本考案においては、いずれの種
類のガス感知器が接続された場合でも、第2電圧
検出回路と矩形波発振器との間に介装された否定
回路の入出力をスイツチによつて短絡または開放
することによつて適応して動作することができ
る。すなわち、ガス感知器の種類が混在する場合
にも使用できる。そして、平常時は固有周波数発
振器の出力を連続して中継線に送出し、ガス洩れ
検出時には上記出力が断続されるように構成した
から、複数の中継器を1対の中継線に接続するこ
とが可能である。すなわち、中継器と受信機との
間の配線が少なくて足りる。また、いずれの感知
器が発報したかは、固有周波数によつて区別して
認識可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部ブロツク
図を含む回路図、第2図は上記実施例のガス洩れ
信号中継器に接続する受信機の一例を示す回路図
である。 図において、1……固有周波数発振器、2……
否定回路、3……スイツチ、4……NAND回路、
5……矩形波発振器、6,7……インバータ、
T1〜T3……トランジスタ、C1,C2……コンデン
サ、R1〜R3……抵抗、ZD……ツエナーダイオー
ド、D1……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固有の周波数を発振する固有周波数発振器と、
    該固有周波数発振器の出力を中継線に送出する送
    出回路と、該送出回路を断続的にオンオフさせる
    矩形波発振器と、ガス感知器から送られる一定の
    第1電圧以上でオンし前記固有周波数発振器を動
    作可能にする駆動回路と、ガス感知器から送られ
    る前記第1電圧より高い第2電圧を検出する第2
    電圧検出回路と、該第2電圧検出回路の出力を否
    定する否定回路および該否定回路の入出力を短絡
    するスイツチとを備えて、上記否定回路又は上記
    スイツチの出力によつて前記矩形波発振器を動作
    可能にすることを特徴とするガス洩れ信号中継
    器。
JP12188181U 1981-08-19 1981-08-19 ガス洩れ信号中継器 Granted JPS5828386U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12188181U JPS5828386U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 ガス洩れ信号中継器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12188181U JPS5828386U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 ガス洩れ信号中継器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5828386U JPS5828386U (ja) 1983-02-23
JPS6327276Y2 true JPS6327276Y2 (ja) 1988-07-22

Family

ID=29915819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12188181U Granted JPS5828386U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 ガス洩れ信号中継器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5828386U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0797438B2 (ja) * 1986-07-10 1995-10-18 松下電器産業株式会社 ガス集中検針装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5828386U (ja) 1983-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4247848A (en) Fire detector with a monitor circuit
US4148020A (en) Fail-safe alarm system utilizing frequency modulated signal detection
JPS6327276Y2 (ja)
US4090193A (en) Frequency multiplexed water leak detection system
US4254483A (en) Ultrasonic intrusion alarm system
JP2004199546A (ja) 警報器、監視制御方法及びプログラム
US6518879B2 (en) Apparatus and method for monitoring line disconnection and a fire, and a fire alarm system having the same
US3411150A (en) Alarm system
US2911474A (en) Telephone alarm system
US3657737A (en) Method of and device for smoke detection and circuits therefor
JPS6327277Y2 (ja)
JPH02214239A (ja) 火災報知設備
JPS6324546Y2 (ja)
JPH044313Y2 (ja)
JPS5852500Y2 (ja) 炎感知器の動作試験装置
JPH0210450Y2 (ja)
GB2195846A (en) Detecting disconnection of electrical apparatus
JPS6327273Y2 (ja)
JPS639037Y2 (ja)
JPH076275A (ja) P型自火報システム
JPH0212605Y2 (ja)
JPH0664674B2 (ja) 警報装置の中継器
KR890003177B1 (ko) 다중계 경보장치
JPS6349837Y2 (ja)
JP2737033B2 (ja) 火災警報装置の試験装置