JPS63272751A - ソ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、ソータに関し、より詳しくは、画像形成装
置から排出される用紙を、多段に配列された複数のビン
に分配するソータに関する。

〈従来の技術〉 従来より、静電式複写機やプリンタ等の画像形成装置に
おいては、画像形成後に当該装置から排出される用紙を
仕分ける手間を省略する目的で、多段に配列された複数
のビン（トレー）に対して上記排出された用紙を自動的
に分配するソータを装置したものが提供されている。

上記ソータとしては、所定間隔毎にて不動状に設けられ
たビンに対して、画像形成装置から排出された用紙を順
次送給するいわゆるビン固定型と、用紙の排出経路を不
動状に設け、各ビンを上記排出経路に対応させて移動さ
せるいわゆるビン移動型とに大別される。そして、前者
のビン固定型のソータについては、画像形成装置から排
出された用紙をソータ内部に搬入する用紙搬入部と、用
紙搬入部から送給される用紙を各ビンに分配供給する用
紙分配部とが設けられている。

このようなビン固定型のソータについては、ジャム処理
の容易化を図るべく、用紙搬入部と用紙分配部とを開閉
自在に設け、ジャムが生じた場合に、上記用紙搬入部と
用紙分配部とを開放することにより、それぞれの用紙搬
送路を露出できる構成になっている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、ジャム発生時においては、用紙が用紙搬入部
と用紙分配部のそれぞれの用紙搬送路に残留していたり
、或いは双方の用紙搬送路にまたがっていたりすること
が多いので、ジャム処理の度に用紙搬入部と用紙分配部
の双方を開放しているのが通例である。

しかし、上記従来のソータについては、用紙搬入部と用
紙分配部とが、互いに独立した構造であるので、両者を
開放する必要があるにも拘らず、それぞれ個別に開放操
作を行う必要があるとともに、ジャム処理後においても
それぞれ個別に閉塞操作を行う必要があるので、その開
閉操作が煩わしく、ジャム処理の迅速化を図る上で今−
歩不充分であるという問題があった。

く目的〉 この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、用
紙搬入部と用紙分配部の開閉操作を容易かつ迅速に行う
ことができるソータを提供することを目的とする。

く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの発明のソータとしては、
上記ビン固定型ノソータであって、用紙搬入部および用
紙分配部の開閉を互いに連動させる開閉連動手段を具備
するものである。

く作用〉 上記の構成のソータによれば、用紙搬入部と用紙分配部
の何れか一方を開閉操作することにより、他方を、開閉
連動手段によって上記開閉操作に連動させて開閉させる
ことができる。

〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。

第１図は、この発明のソニタを示す要部概略図である。

上記ソータは、複写機、プリンタ等の画像形成装置から
排出された用紙（Ｐ）を、ソータの内部へ搬入する用紙
搬入部（１）と、−側部に沿って多段に配列された複数
のビン（２）と、用紙搬入部（１）によって搬入された
用紙（Ｐ）を上記ビン（２）に対して順次分配する用紙
分配部（３）とにより主要部が構成されている。

さらに詳述すると、上記用紙搬入部（１）は、画像形成
装置から排出された用紙（Ｐ）を、用紙搬送路（１１）
に搬入する搬入ローラ（１２）と、用紙搬送路（１１）
に搬入された用紙（Ｐ）を用紙分配部（３）の用紙搬送
路（３１）へ送給する搬出ローラ（１３）等を有してお
り、用紙搬入部（１）のカバー（１４）は、支軸（１５
）を中心に回動自在に設けられている。なお、上記カバ
ー・（１４）は、支軸（１５）に対して一体回転可能に
取り付けられている。

用紙分配部（３）は、用紙搬送路（３１）に沿ってビン
（２）側に固定配置された各搬送ローラ（２１）と協働
して用紙（Ｐ）を搬送する複数の搬送ローラ（３２）と
、搬送ローラ（３２）にて搬送される用紙（Ｐ）を、用
紙搬送路（３１）の途中部を遮って各ビン（２）へ順次
分配する分配爪（３３）等が設けられている。上記搬送
ローラ（３２）は、フレーム（３４）に固定配置されて
おり、フレーム（３４）は、その−側部において支軸（
３５）により回動自在に支承されている（第２図参照）
。

また、フレーム（３４）の回動先端側は、底部に固定配
置された傾斜部材（３７）に沿って転走自在なコロ（３
Ｂ）にて支承されている。したがって、上記用紙分配部
（３）は、フレーム（３４）を回動操作することにより
、搬送ローラ（３２）とビン（２）側の搬送ローラ（２
１）とを互いに離反させて用紙搬送路（３１）を開放す
ることができる。

以」ユの構成のソータにおいて、用紙搬入部（１）と用
紙分配部（３）とは、開閉連動手段（４）によって互い
に連動可能に構成されている。上記開閉連動手段（４）
は、支軸（１５）に対して一体回転可能に取り付けられ
た第１の回動ギヤ（４１）、第１の回動ギヤ（４１）に
歯合された第２の回動ギヤ（４２）、第２の回動ギヤ（
４２）と一体回転する第３の回動ギヤ（４３）、第３の
回動ギヤ（４３）に歯合された第４の回動ギヤ（４４）
、および第４の回動ギヤ（４４）に歯合されたラックギ
ヤ（４５）により構成されており、上記第２の回動ギヤ
（４２）〜第４の回動ギヤ（４４）は、それぞれ固定軸
（４Ｇ）　（４７）に対して回動自在に支承されている
。また、ラックギヤ（４５）は、用紙分配部（３）のフ
レーム（３４）に一体内に取り付けられている。なお、
ラックギヤ（４５）は、フレーム（３４）の支軸（３５
）を中心とする円弧状に湾曲形成されている（第２図参
照）。

なお、図面符号中（５）はソータの側板であり、開閉自
在に構成されている。

以上の構成であれば、例えば用紙搬入部（１）のカバー
（１４）を支軸（１５）を中心に回動させて開放すると
、開閉連動手段（４）の第１の回動ギヤ（４１）〜第４
の回動ギヤ（４４）を同時に回動させることができると
ともに、第４の回動ギヤ（４４）の回動動作をラックギ
ヤ（４５）によって往復動作に変換させて、用紙分配部
（３）フレーム（３４）を回動させることができる（第
３図および第４図参照）。したがって、用紙搬入部（１
）の用紙搬送路（１１）と用紙分配部（３）の用紙搬送
路（３Ｉ）とを同時に開放することができる。また、上
記と逆に、用紙搬入部（１）のカバー（１４）を反転さ
せて閉塞させることにより、用紙分配部（３）のフレー
ム（３４）も同時に回動復帰させることができる。勿論
、用紙分配部（３）のフレーム（３４）を回動操作して
も、用紙搬入部（１）のカバー（１４）を、フレーム（
３４）の回動操作に連動させて開閉することができる。

このように、用紙搬入部（１）と用紙分配部（３）の何
れか一方を開閉操作することにより、他方も同時に開閉
することができるので、ジャム処理を容易且つ迅速に行
うことができる。

なお、この発明のソータは、上記実施例に限定されるも
のでなく、例えば、開閉連動手段（４）をカム機構やリ
ンク機構で構成すること等、種々の設計変更を施すこと
ができる。

〈発明の効果〉 以上のように、この発明のソータによれば、用紙搬入部
と用紙分配部とを、互いに連動させて開閉することがで
きるので、これらを個別に開閉操作する場合よりも容易
かつ迅速にジャム処理を行うことができるという特をの
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のソータの一実施例を示す要部概略図
、 第２図は前図の平面図、 第３図は用紙搬入部および用紙分配部を開放した状態を
示す概略図、 第４図は前図の平面図。 （１）・・・用紙搬入部、（１１）・・・用紙搬送路、
（２）・・・ビン、（３）・・・用紙分配部、（３１）
・・・用紙搬送路、（４）・・・開閉連動手段、（４１
）〜（４４）・・・回動ギヤ、（４５）・・・ラックギ
ヤ、（Ｐ）・・・用紙。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、画像形成装置から排出された用紙をソ ータ内部に搬入する用紙搬入部と、用紙 搬入部から送給される用紙を、多段に固 定配置された複数のビンに分配供給する 用紙分配部とを有し、上記用紙搬入部お よび用紙分配部を、それぞれの用紙搬送 路を開放可能とすべく開閉自在に設けて いるビン固定型のソータにおいて、上記 用紙搬入部および用紙分配部の開閉を互 いに連動させる開閉連動手段を具備する ことを特徴とするソータ。 ２、開閉連動手段が、用紙搬入部とともに 回動する回動ギヤと、用紙分配部側に設 けられ、上記回動ギヤに歯合されたラッ クギヤとの組合せからなる上記特許請求 の範囲第１項記載のソータ。