JPS63272551A - 平版印刷用原版 - Google Patents

平版印刷用原版

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JPS63272551A
JPS63272551A JP10641787A JP10641787A JPS63272551A JP S63272551 A JPS63272551 A JP S63272551A JP 10641787 A JP10641787 A JP 10641787A JP 10641787 A JP10641787 A JP 10641787A JP S63272551 A JPS63272551 A JP S63272551A
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resin
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Application number
JP10641787A
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English (en)
Inventor
Eiichi Kato
栄一 加藤
Kazuo Ishii
一夫 石井
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真方式で製版される電子写真平版印刷
用原版に関するものであり、特に、光導電層上に特定の
性質を有する表面層を設ける様にした平版印刷用原版に
関する。
(従来技術及びその問題点) 現在ダイレクト製版用のオフセット原版には多種のもの
が提案され且つ実用化されているが、中でも、導電性支
持体上に酸化亜鉛のごとき光導電性粒子及び結着樹脂を
主成分とした光導電層を設けた感光体を通常の電子写真
工程を経て、感光体表面に親油性の高いトナー画像を形
成させ、続いて該表面をエッチ液と言われる不感脂化液
で処理し非画像部分を選択的に親水化することによって
オフセット原版を得る技術が広く用いられている。
良好な印刷物を得るには、先ずオフセット原版に、原画
が忠実に複写されると共に、感光体表面が不惑脂化処理
液となじみ易く、非画像部が充分に親水化されると同時
に耐水性を有し更に印刷においては、画像を有する光導
電層が離脱しないこと、及び湿し水とのなじみがよく、
印刷枚数が多くなっても汚れが発生しない様に充分に非
画像部の親水性が保持されること、等の性能を有する必
要がある。
特に、オフセット原版としては、不感脂化性不充分によ
る地汚れ発生が大きな問題であり、これを改良するため
に、不感脂化性を向上させる酸化亜鉛結着用樹脂の開発
が種々検討されており、例えば、特公昭50−3101
1号、特開昭53−54027号、特開昭547207
35号、特開昭57−202544号、特開昭58−6
8046号明細書等に開示されている。しかしながらこ
れらの不惑脂化性向上に効果があるとされる樹脂であっ
ても現実に評価してみると、地汚れ、耐刷力において未
だ満足できるものではない。
一方、光導電性粒子として有機光導電性化合物を用い、
結着樹脂とともに光導電層を砂目室てしたアルミニウム
基板上に設けた電子写真体を用いることもできる。
この種の原版を製版するには、上記と同様に、通常の電
子写真方法により、感光層上にトナー画像を形成した後
、処理液で非画像部を溶解除去する。これにより、非画
像部分はアルミニウム基板となり、親水性となるもので
ある。例えば、特公昭37−17162号、特公昭46
−39405号、特開昭52−2437号、特開昭56
−107246号等に示される、オキサジアゾール化合
物あるいはオキサゾール化合物をスチレン−無水マレイ
ン酸共重合体などのアルカリ可溶性樹脂で結着した感光
層を用いる場合、あるいは、特開昭55−105254
号、特開昭55−16125号、特開昭58−1509
53号、特開昭58−162961号明細書等に示され
る、フタロシアニン系顔料あるいはアゾ顔料とアルカリ
可溶性のフェノール樹脂とから成る感光層を用いる場合
等が知られている。
しかし、この製版工程では非画像部の感光層を溶解除去
しなければならないために大がかりな装置が必要となり
、時間がかかるため製版速度も遅くなる。更には、処理
液(前記の有機溶剤)としてエチレングリコール、グリ
セリン、メタノール、エタノールなどが用いられている
ため、この製版法によったのではコスト、安全性、公害
、労働衛生などに問題が残されている。
更に、通常の電子写真感光体上に特定の樹脂層を設ける
ことにより製版が容易な非画像部表面親水処理型の印刷
版を作成する方法が特公昭45−5666号に示されて
いる。すなわち、電子写真感光層上にビニルエーテル−
無水マレイン酸共重合体およびこれと相溶性の疎水性樹
脂とからなる表面層を設けた印刷版が開示されている。
この層はトナー像形成後、非画像部をアルカリで処理す
ることにより酸無水環部分を加水開環することにより親
水化できるN(親水化可能層)である。
そこで用いられているビニルエーテル−無水マレイン酸
共重合体は、開環して親水化された状態では水溶性とな
ってしまうため、たとえその他の親水性の樹脂と相溶し
た状態で層が形成されていたとしても、その耐水性はは
なはだしく劣り、耐刷性はせいぜい500〜600枚が
限度であった。
更に、特開昭60−90343号、特開昭60−159
756号、特開昭61−217292号明細書等では、
シリル化されたポリビニルアルコールを主成分とし、且
つ架橋剤を併用した表面層(親水化可能層)を設ける方
法が示されている。
即ち、この層は、トナー像形成後非画像部において、シ
リル化されたポリビニルアルコールを加水分解処理して
親水化するものである。又親水化後の膜強度を保持する
ため、ポリビニルアルコールのシリル化度を調整し、残
存水酸基を架橋剤を用いて架橋している。
しかしながら、これらにより印刷物の地汚れ性が改良さ
れ耐刷枚数が向上すると記載されているが、現実に評価
してみると、特に地汚れにおいて未だ満足できるもので
はない。また、シリル化ポリビニルアルコールはポリビ
ニルアルコールをシリル化剤で所望の割合をシリル化す
ることで製造しているが、高分子反応であることから、
安定して製造する事が難しい。また親水化ポリマーの化
学構造が限定されているため、電子写真感光体としての
機能を疎外しないように、1)帯電性、2)複写画像の
品質(画像部の網点再現性・解像力、非画像部の地力ブ
リ等)、3)露光感度に対して該表面層が影響しない様
にする事が難しい。
更に、加水分解後に充分な親水性を得るためには比較的
多量のシリル化ポリビニルアルコール部が必要であるた
め高価であり、更に電子写真特性、皮膜性等の総合的バ
ランスをとる際の素材組成の許容範囲が狭い等の問題が
あった。
本発明は、以上の様な電子写真式平版印刷用原版の有す
る問題点を改良するものである。
本発明の目的は、原画に対して忠実な複写画像を再現し
、且つオフセット原版として全面一様な地汚れはもちろ
ん、点状の地汚れをも発生させない、不怒脂化性の優れ
た平版印刷原版を提供することである。
本発明の他の目的は、印刷において印刷枚数が増加して
も非画像部の親水性が充分保たれ地汚れが発生しない、
高耐剛力を有する平版印刷版を提供するものである。
本発明の他の目的は、非画像部において親水化可能な結
着樹脂が製造容易である樹脂を有する平版印刷原版を提
供することである。
本発明の他の目的は、比較的安価で電子写真特性、皮膜
性等の総合的バランスをとる隙の素材組成の許容範囲の
広い平版印刷原版を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 上記諸口的は導電性支持体上に少なくとも1層の光導電
層を設け、更にその最上層に表面層を設けて成る電子写
真特性体を利用した平版印刷用原版において、該表面層
の主成分として、互いに立体的に近い位置にある少なく
とも2つのヒドロキシル基を1つの保護基で同時に保護
した形で有する官能基を少なくとも1種含有する樹脂を
少な(とも1種含有して成る事を特徴とする電子写真式
平版印刷用原版によって達成される。
本発明における互いに立体的に近い位置にある少なくと
も2つのヒドロキシル基を1つの保護した形で有する官
能基の例としては例えば下記一般式(1)、(II)及
び(I[)で表わされるものを挙げることができる。
一般式(1) c式(1)中、R,、R,は、互いに同じでも異なって
いてもよく、水素原子、炭化水素基又は−0−R’  
(R’は炭化水素基を示す)を表わし、Zはへテロ原子
を介してもよい炭素−炭素結合を表わす(但し、酸素原
子間の原子数は5個以内である)。〕 一般式(II) (弐(II)中、Zは上記定義の通りである。)一般式
(I[[) (式(III)中、R+、Rz及びZは上記定義の通り
である。) 該官能基について更に詳しく説明すると以下の通りとな
る。
上式中、R1,Rzは、互いに同じでも異なっていでも
よく、好ましくは水素原子、炭素数1〜12の置換され
ていてもよいアルキル基(例えば、メチル基、エチル基
、プロピル基、ブチル基、ベキシル基、2−メトキシエ
チル基、オクチル基等)、炭素数7〜9の置換されてい
てもよいアラルキル基(例えはベンジル基、フェネチル
基、メチルベンジル基、メトキシベンジル基、クロロベ
ンジル基等)、炭素数5〜7の脂環式基(例えは、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基等)、置換さていても
よいアリール基(例えばフェニル基、クロロフェニル基
、メトキシフェニル基、メチルフェニル基、シアノフェ
ニルり 又は−0−R’  (R’はR+、Rzにおけ
る炭化水素基と同義である)を表わす。
Zは、ヘテロ原子を介していてもよい炭素−炭素結合を
表わし、且つ酸素原子間の原子数は5個以内である。
本発明に用いられる官能基を少なくとも1積結合する樹
脂は、重合体に含有される上記の如き互いに立体的に近
い位置にあるヒドロキシル基を高分子反応によって保護
基により保護した形にする方法、又は予め保護基により
保護された形の少なくとも2つのヒドロキシル基を含有
する単量体の又は該単量体とこれと共重合し得る他の単
量体との重合反応により重合する方法により製造される
前者の高分子反応の製造法としては、例えば下記に具体
例として挙げられる様な、少なくとも2つのヒドロキシ
ル基を近接して有するかあるいは重合後近接して有し得
る重合体成分(i)〜(ix)(R’はH又はCH3等
の如き置換基)Ul−I   Llti (−CH2−C−Y CH,CH,0H (Vl) +CHz   CH−← CH,0H (X’は連結基を示す) を含む重合体を、カルボニル化合物、オルトエステル化
合物、ハロゲン置換ギ酸エステル類、ジハロゲン置換シ
リル等の如き化合物と反応させることにより、該目的の
少なくとも2つのヒドロキシル基を1つの保護基で同時
に保護した形で有する官能基を形成することができる。
具体的には、日本化学会線「新実験化学講座第14巻有
機化合物の合成と反応(V)第2505頁(丸善株式会
社刊)、J、 F、 W、 Mc、 0m1e、  r
Protectivegroups in Organ
ic Chea+1stry J第3章及び第4章(P
lenum、 Press刊)等の総説引例の公知文献
記載の方法によって製造することができる。又後者の方
法としては少なくとも2つのヒドロキシル基を予め保護
した単量体を前記した総説等で引例された公知の方法で
合成した後、必要ならば該単量体と共重合し得る他の単
量体を共存させて通常の重合方法で重合することにより
、ホモ重合体又は多元共重合体を製造することができる
これらの共重合させ得る他の単量体としては、例えば、
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、酢酸ア
リル、プロピオン酸アリル等の如き脂肪族カルボン酸ビ
ニルあるいはアリルエステル類、アクリル酸、メタクリ
ル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール
酸等の如き不飽和カルボン酸、これら不飽和カルボン酸
のエステル類又はアミド類、スチレン、ビニルトルエン
、α−メチルスチレンの如きスチレン誘導体、α−オレ
フィン類、アクリロニトリル、メタクロニトリル、N−
ビニルピロリドンの如きビニル基置換のへテロ環化合物
等が挙げられる。
該表面層の強度をより向上させるために後述する架橋効
果を利用することができるが、この様な場合には、架橋
が容易に進行する官能基(例えば、エポキシ基、アミノ
基、イソシアナート基、カルボキシル基、水酸基等)を
含有する単量体を共重合させることが好ましい。
これらの方法は、例えば、日本化学会線「新実験化学講
座第14巻、有機化合物の合成と反応(■)」第253
5頁(丸善株式会社刊)、岩倉善男:栗田恵輔著、「反
応性高分子」第170頁(講談社刊)等の総説引例の公
知文献等に詳細に記載されている。
本発明の樹脂の分子量は103〜106、好ましくは5
X103〜10Sである。
又、樹脂中の該官能基を含有する重合体成分は30〜1
00重量%であり、好ましくは35〜85重量%である
更に具体的に、該官能基を含有する重合体成分の例を挙
げると以下の様なものがある。但し、本発明の範囲は以
下に限定されるものではない。
― CH。
CH,−。
OCR。
(12)   −fcH2−CH−CH−CH1ナーチ
ー CH2CH。
C2H5 Hs (15)  云−CH2−C−−チー Hs (16)   −(−CH,−c−−チーH,C0 (17)  (CH,=C)I + CH。
−(−CH,−C−升 鵞 本発明の特定の官能基を含有する樹脂は、核官能基を含
有する重合体成分が40〜100重量%から成るホモ重
合体あるいは多元共重合体であり、好ましくは、40〜
80重量%の該成分を含有する多元共重合体である。
本発明に使用される樹脂とともに、従来公知の樹脂を併
用することができる。例えば、シリコーン樹脂、アルキ
ッド樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、スチレ
ン−ブタジェン樹脂、アクリル樹脂等が挙げられ、具体
的には、栗田隆治二石渡次部、高分子、第17巻第27
8頁(1968年)、宮本晴視、武井秀彦、イメージン
グ1973(Nα8)第9頁等の総説引例光導電層に用
いる結着樹脂の公知材料等が挙げられる。
本発明に使用される樹脂と公知の樹脂とは任意の割合で
混合することができるが、全樹脂量中における本発明に
従う特定の官能基の成分は40〜100重量%、好まし
くは45重景%以上含有されている必要がある。
核官能基の成分の含有量が40重量%より少ないと、得
られた平版印刷用原版は不感脂化液・湿し水による不感
脂化処理により生ずる親水性が充分でなく印刷時の汚れ
が発生する。
本発明による互いに立体的に近い位置にある少なくとも
2つのヒドロキシル基を1つの保護基で同時に保護した
形で含有する官能基を少なくとも1種含有する樹脂は、
不感脂化液および印刷時に用いる湿し水により、加水分
解あるいは加水素分解されて少なくとも2つのヒドロキ
シル基を生成する樹脂である。
従って、該樹脂を表面層(親水化可能層)に主成分とし
て含む本平版印刷用原版は、非画像部が上記樹脂中に生
成されるヒドロキシル基によって親水性化され、画像部
の親油性と明確に区別され、印刷時に非画像部に印刷イ
ンキが付着しなくなるものである。
更に、本発明の樹脂における共重合成分は分解により、
少なくとも2つのヒドロキシル基を生成するため、核共
重合体の含有量が少なくても充分に高い親水性を発現で
き、本発明の効果を有効に達成できる。従って比較的安
価に得られ、しかも電子写真特性、皮膜性等の総合バラ
ンスをとる際の素材の組成の許容範囲が広くなる。
親水化可能な表面層自体の強度、電子写真感光層との接
着性あるいは電子写真特性等の改善のために、前記した
本発明の樹脂以外の樹脂を添加したり、架橋剤あるいは
可塑剤等を添加してもよい。
架橋剤としては、通常用いられる有機過酸化物、金属セ
ッケン、有機シラン、ポリウレタンの如き架橋剤、エポ
キシ樹脂の如き硬化剤等を用いることができる。具体的
には、山下普三、金子東助編「架橋剤ハンドブック」大
成社刊(1981年)等に記載されている。
更に、親水化可能な表面層は、トナー現像時の現像特性
、トナー像の接着性あるいは親水化処理後の保水性など
を向上させる目的で、その表面が機械的にマット化され
ていたり、層にマット剤が含有されていてもよい。マッ
ト剤としては、二酸化珪素、酸化亜鉛、酸化チタン、酸
化ジルコニウム、ガラス粒子、アルミナ、グレーなどの
充填剤や、ポリメチルメタアクリレート、ポリスチレン
、フェノール樹脂などの重合体粒子などが例示できる。
該表面層を構成する場合に重要な事は、前記の如く、不
感脂化処理後非画像部が充分に親水性に変化することで
ある。
即ち、この親水性は、例えば、水に対する接触角を測定
することによって確認することができる。
不感脂化処理を行なう以前の表面層(親水化可能層)の
表面の水に対する接触角は約60℃〜120℃であるが
、不感脂化処理後はそれは約50〜20°Cにまで低下
し、水に非常によく濡れるようになる。このため、印刷
版は親油性トナーからなる画像部と高度に親水性の非画
像部とをその表面に形成していることになる。従って、
不惑脂化処理後の表面層が水との接触角で20度以下に
なる様にすればよい。
本発明においては、従来のものに比べその親水性が更に
良好である点で特に優れている。
本発明に用いられる電子写真感光層(光導電N)には、
無機の光導電性化合物、有機の光導電性化合物を問わず
、あらゆる光導電性物質が使用できる。
無機光導電性物質としては、例えば、酸化亜鉛、酸化チ
タン、硫化亜鉛、セレン、セレン合金、硫化カドミウム
、セレン化カドミウム、シリコンなどがあげられ、これ
らは結着性樹脂とともに光導電層を形成してもよいし、
また、蒸着あるいはスパッタリング等により単独で光導
電層を形成してもよい。有機の光導電性物質としては、
例えば高分子のものでは、以下の(1)〜(5)のもの
を挙げることができる。
(1)特公昭34−10966号公報記載のポリビニル
カルバゾールおよびその誘導体、(2)特公昭43−1
8674号公報、特公昭43−19192号公報記載の
ポリビニルピレン、ポリビニルアントラセン、ポリ−2
−ビニル−4−(4“−ジメチルアミノフェニル)−5
−フェニル−オキサゾール、ポリ−3−ビニル−N−エ
チルカルバゾールなどのビニル重合体、 (3)特公昭43−19193号公報記載のポリアセナ
フチレン、ポリインデン、アセナフチレンとスチレンの
共重合体などのような重合体。
(4)特公昭56−13940号公報などに記載のピレ
ン−ホルムアルデヒド樹脂、ブロムピレン−ホルムアル
デヒド樹脂、エチルカルバゾール−ホルムアルデヒド樹
脂などの縮合樹脂、 (5)特開昭56−90833号、同56−16155
0号公報に記載された各種のトリフェニルメタンポリマ
ー。
また低分子のものでは例えば以下の(6)〜(18)の
ものを挙げることができる。
(6)米国特許第3112197号明細書などに記載さ
れているトリアゾール誘導体、 (7)米国特許第3189447号明細書などに記載さ
れているオキサジアゾール誘導体、(8)特公昭37−
16096号公報などに記載されているイミダゾール誘
導体、 (9)米国特許第3615402号、同第382098
9号、同3542544号、特公昭45−555号、特
公昭51−10983号、特開昭51−93224号、
特開昭55−17105号、特開昭56−4148号、
特開昭55−108667号、特開昭55−15695
3号、特開昭56−36656号明細書、公報などに記
載のボリアリールアルカン誘導体、 (10)米国特許第3180729号、同第42787
46号、特開昭55−88064号、特開昭55−88
065号、特開昭49−105537号、特開昭55−
51086号、特開昭56−80051号、特開昭56
−88141号、特開昭57−45545号、特開昭5
4−112637号、特開昭55−74546号明細書
、公報などに記載されているピラゾリン誘導体およびピ
ラゾロン誘導体。
(11)米国特許第3615404号明細書、特公昭5
1−10105号、特開昭54−83435号、特開昭
54−110836号、特開昭54−119925号、
特公昭46−3712号、特公昭47−28336号明
細書、公報などに記載されているフェニレンジアミン誘
導体、 (12)米国特許第3567450号、特公昭49−3
5702号、***間特許(DAS)1110518号、
米国特許第3180703号、米国特許第324059
7号、米国特許第3658520号、米国特許第423
2103号、米国特許第4175961号、米国特許第
4012376号、特開昭55−144250号、特開
昭55−119132号、特公昭39−27577号、
特開昭56−22437号明細書、公報などに記載され
ているアリールアミン誘導体、 (13)米国特許第3526501号明細書記載のアミ
ノ置換カルコン誘導体、 (14)米国特許第3542546号明細書などに記載
のN、 N−ビカルバジル誘導体、(15)米国特許第
3257203号明細書などに記載のオキサゾール誘導
体、 (16)特開昭56−46234号公報などに記載のス
チリルアントラセン誘導体、 (17)特開昭54−110837号公報などに記載さ
れているフルオレノン誘導体、 (18)米国特許第3717462号、特開昭54−5
9143号(米国特許第415098号に対応)、特開
昭55−52063号、特開昭55−52064号、特
開昭55−46760、特開昭55−85495号公報
、特開昭57−11350号、特開昭57−14874
9号各明細書1公報などに開示されているビドラゾン誘
導体。
これらの光導電性物質は、場合により2種類以上併用す
ることもできる。
これらの光導電性物質の中では、ポリ−N−ビニルカル
バゾール;トリーP−)リルアミンおよびトリフェニル
アミンなどの如きトリアリールアジン;4,4″−ビス
(ジエチルアミン)−2゜2′−ジメチルトリフェニル
メタンなどの如きポリアリールメタン;および3−(4
−ジメチルアミノフェニル)−1,5−ジフェニル−2
−ピラゾリンなどの如きピラゾリン誘導体で代表される
不飽和の複素環含有化合物等が好ましく用いられる。
組合せ得る結合剤としては、従来知られている全てのも
のが利用できる。代表的なものは塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合物、スチレン−ブタジェン共重合物、スチレン
−ブチルメタクリレート共重合物、ポリメタクリレート
、ポリアクリレート、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチ
ラール、アルキド樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂
、エポキシエステル樹脂、ポリエステル樹脂等である。
また、水性のアクリルエマルジョン、アクリルエステル
エマルジョンと組合わせることも可能である。
結合剤として有用な特定の重合体物質の例については、
リサーチ・ディスクロージャー(Re−search 
Disclosure)、109巻、61−67頁の「
電子写真要素、材料および方法」という題名の下に記載
されている。
一般に、本発明の光導電性組成物に存在させる結合剤の
量は変更可能である。代表的には結合剤の有用な量は、
光導電性材料と結合剤の混合物の全量に対して、約10
ないし約90重量%の範囲内である。
更に、分光増感剤として従来公知の化合物を添加するこ
とができる。例えば、キサンチン系色素、トリフェニル
メタン系色素、アジン系色素、フタロシアニン系色素(
含金属)、ポリメチン系色素等が挙げられ、具体的には
、宮本晴視、武井秀彦編、イメージング1973(Nα
8)、2、「記録材料と感光性樹脂J C,J、You
ng、 R,C,A Reviei1上5,469 (
1954) 清田航平等、電気通信学会論文誌J63−C(Nα2)
、97 (1980) 原崎勇次等工業化学雑誌、1旦、78及び188谷忠昭
、日本写真学会誌、35.20B (1972)、 Re5earch、Disclosure、 1982
年216,117〜118、 総合技術資料集「最近の光導電材料と感光体の開発・実
用化」日本科学情報■出版部列(1986年)等の総説
引例の公知材料等があげられる。
光導電層は、一層から形成されていてもよいが、二層以
上の多層から形成されていてもよい。
多層である場合には、例えば、前記の蒸着光導電体また
はフタロシアニン顔料、アゾ顔料などの有機鎖−及び必
要により加えられる結着性樹脂からなる電荷発生層と、
前記した高分子化合物や低分子化合物及び結着性樹脂か
らなる電荷搬送層と積層した、いわゆる樹脂分離型の光
導電性層の形態のものが考えられる。
本発明に用いられる光導電層は、通常用いられる公知の
支持体上に設けることができる。一般に言って電子写真
感光層の支持体は、導電性であることが好ましく、導電
性支持体としては従来と全く同様、例えば、金属、紙、
プラスチックシート等の基体に低抵抗性物質を含浸させ
るなどして導電処理したもの、基体の裏面(感光層を設
ける面と反対面)に導電性を付与し、更にはカール防止
を図る等の目的で少なくとも1層以上をコートしたもの
、前記支持体の表面に耐水性接着層を設けたもの、前記
支持体の表面層に必要に応じて少なくとも1層以上のプ
レコート層が設けられたもの、A1等を蒸着した基体化
プラスチックを紙にラミネートしたもの等が使用できる
具体的に、導電性基体あるいは導電化材料の例として、
坂本幸男、電子写真14、(Nα1)、第2〜11頁(
1975L森賀弘之「入門特殊紙の化学」高分子刊行会
(1975L M、F。
Hoover、 J、 Macromol、Sci、C
hem、A−4(6)、第1327〜1417頁(19
70)等に記載されているもの等を用いることができる
適当な支持体上の光導電性組成物の塗布厚は、広く変え
ることができる。普通は、約10ミクロンから約300
ミクロン(但し、乾燥前)の範囲内で塗布することがで
きる。乾燥前の塗布厚の好ましい範囲は、約50ミクロ
ンないし約150ミクロンの範囲内であることがわかっ
た。しかし、この範囲をはずれても有益な結果を得るこ
とができる。この塗布物を乾燥させた場合の厚さは、約
1ミクロンから約50ミクロンの範囲内であればよい。
本発明の親水化可能な表面層の厚さは10μm以下であ
り、特にカールソンプロセス用としては0.1〜5μm
であることが好ましい。
5μmより厚いと、平版印刷用原版の電子写真用感光体
としての感度の低下や残留電位が高くなるといった不都
合が生じ得る。
実際に本発明の平版印刷用原版を作るには、一般的に、
まず常法に従って導電性支持体上に電子写真感光層(光
導電層)を形成する0次いで、この層の上に、本発明の
樹脂、更には必要により前記した添加剤等を沸点が20
0°C以下の揮発性炭化水素溶剤に溶解又は分散し、こ
れを塗布・乾燥することによって製造することができる
。用いる有機溶剤としては、具体的にはとくにジクロロ
エタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、テト
ラクロロエタン、ジクロロプロパンまたはトリクロロエ
タンなどの如き、炭素数1〜3のハロゲン化炭化水素が
好ましい。その他クロロベンゼン、トルエン、キシレン
またはベンゼンなど如きの芳香族炭化水素、アセトンま
たは2−ブタノン等の如きケトン類、テトラヒドロフラ
ンなどの如きエーテルおよびメチレンクロリドなど、塗
布用組成物に用いられる各種の溶剤および上記溶剤の混
合物も使用可能である。
以上の如くして得られた原版を、通常の電子写真法に従
って該原版上にトナー像を形成する。これを不惑脂化処
理液(例えば、酸性又はアルカリ性の水溶液あるいは還
元剤を溶解した水溶液など)で処理して非画像部を親水
性に変えることにより印刷版を得ることができる。
なお、トナー画像を形成する方法には、前記の通常の電
子写真法の他に、例えば、(イ)別の電子写真感光体上
に形成した静電潜像を静電転写しこれを現像してトナー
画像を得る方法。(ロ)多針電極に電気信号を印加して
電気信号に応じた静電潜像を形成しそれを現像してトナ
ー画像を得る方法。(ハ)特公昭45−30320号、
特公昭4B−5063号、特開昭51−341号などの
公報に記載されているような、多数の微細な開口を有す
るスクリーン状の電子写真感光体に静電潜像を形成し、
この静電潜像を介してコロナ帯電処理を行なうことによ
り、コロナのイオン流を変調させて静電潜像をつくり、
これを現像してトナー画像を得る方法がある。この場合
にも、本発明における親水化可能層が応用でき、導電性
支持体上に直接親水化可能層を設けた平版印刷原版を用
いればよい。
このように、本発明における親水化可能層を用いれば、
従来公知のあらゆる電子写真感光体が、高品質の平版印
刷用原版として使用が可能となる。
親水化可能層は、親水処理後、高い親水性と耐水、性が
両立する皮膜であり、また、基鈑およびトチ−画像との
接着性も極めて良好で、したがって得られた平版印刷用
原版は地汚れの発生が非常に抑制されるとともに、高い
耐刷性を有する。
さらに、本発明の印刷版は電子写真感光層本来の感度を
ほとんどそのまま維持することができるので、従来の電
子写真製版用の印刷原版に比べ飛躍的に高感度な印刷原
版が得られる。また、従来はひとつの層で光導電性と親
水化が可能であるという性質を持たねばならないため、
酸化亜鉛など限られた材料しか使用できなかったが、本
発明の印刷原版では光導電層と親水化可能層に機能が分
離しているので、光導電層の選択の範囲が広がり、した
がって、たとえば長波長光領域に高感度な材料を選択す
れば、従来不可能であったH、−N、レーザーや半導体
レーザーにより書き込みが可能となる。
また、本発明の印刷原版では、非画像部の親水化が、親
水化処理液に数秒間浸漬するだけでできるので、小型、
簡易な装置で製版が可能となる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を例示するが、本発明の内容がこ
れらに限定されるものではない。
実施例1 有機光導電性物質として、4,4′−ビス(ジエチルア
ミノ)−2,2’−ジメチルトリフェニルメタ、25g
1ビスフエノールAのポリカーボネート (GE社製、
商品名 レキサン121)5g。
下記構造式の分光増感色素(A)40■、化学増感剤と
して、下記構造式(B)のアニリド化合物0.2gとを
メチレンクロライド30mftとエチレンクロライド3
0mA’とに溶解し、感光液とした。
(分光増感色素(A)) し4M5(j)                  
シ4F1m(t)(アニリド化合物(B)) この感光液を、ワイヤーラウンドロッドを用いて導電性
透明支持体(100μのポリエチレンテレフタレート支
持体上に、酸化インジウムの蒸着膜を有する表面抵抗1
03Ω)上に塗布して約4μの感光層を有する有機薄膜
を得た。
一方、n−ブチルメタクリレート30g1具体例(15
)で示される共重合成分に相当する単量体20g及びト
ルエン200gの混合溶液を窒素気流下、温度70°C
に加温した後、アソビスイソブチロニトリル(AIBN
)1.0gを加え、8時間反応した。得られた共重合体
の重量平均分子量は43000であった。
先に得た電子写真感光体の表面に、得られた共重合体の
5重量%トルエン溶液をドクターブレードで塗布して約
2μmの表面層を形成した。その感光材料を不感脂化処
理液〔富士写真フィルム■製 ELP−EX)を用いて
、エツチングプロセッサーに1回通して、不惑脂化処理
した。
これに蒸留水2μlの水滴を乗せ、形成された水との接
触角をゴニオメータ−で測定した所18゜であった。尚
、不感脂化処理前の接触角は、85゜であり、明らかに
、本感光材料の表面層が非常に良好に親水化されたこと
を示す。
この様にして得た原版を、負荷電性の液体現像剤を用い
て全自動製版機ELP404V (富士写真フィルム■
製)で製版して、トナー画像を形成し、上記と同条件で
不惑脂化処理しこれをオフセットマスターとして、オフ
セット印刷機(ハマダスター■製 ハフダスター800
3X型)にかけ上質紙上に印刷した。
印刷物の非画像部の地汚れ及び画像部の画質に問題を生
じないで印刷できる枚数は、10,000枚であった。
実施例2 下記構造式のビスアゾ顔料5g、テトラヒドロフラン9
5g及びポリビニルブチラール樹脂(電気化学工業社製
:デンカブチラール#4000−1)の5重量%テトラ
ヒドロフラン溶液30gの混合物をボールミルで充分に
粉砕した、次いで、この混合物を取り出し、撹拌下、テ
トラヒドロフラン520gを加えた。この分散物をワイ
ヤーラウンドロッドを用いて実施例1.で用いた導電性
透明支持体上に塗布して約0.7gmの電荷発生層を形
成した。
(ビスアゾ顔料) 〈 次に、下記構造式のヒドラゾン化合物20g、ポリカー
ボネート樹脂(GE社製、商品名レキサン121)20
g及びテトラヒドロフラン160gの混合溶液ワイヤー
ラウンドロッドを用いて上記電荷発生層の上に塗布して
約18μmの電荷輪送層を形成し、2層から成る感光層
を有する電子写真感光体を得た。
(ヒドラゾン化合物) 一方、ベンジルメタクリレート20g、エチルメタクリ
レート30g、具体例(25)に示した共重合体成分に
相当する単量体、50g及びトルエン300gの混合溶
液を窒素気流下・温度75°Cに加温した後、A、1.
B、N、1.0gを加え、8時間反応した。
得られた共重合体の重量平均分子量は45000であっ
た。
得られた共重合体の5重量%トルエン溶液を上記感光層
上にドクターブレードで塗布して約2μmの表面層を形
成した。
この様にして作製した感光材料をペーパーアナライト(
川口電機製、5P−428)で−6kVに帯電し、初期
電位(Vo)、暗電荷保持率(DRR)及び半減露光量
(E’4)を測定した所、各々Vo=−580V、D、
R,R,=87%及びE+A56 (e r g/ci
〕であった。
更に、これを実施例1と同様に、全自動製版機ELP4
04VでELP−T  )チーを用いて製版した所、得
られたオフセット印刷用マスタープレートの濃度は1゜
0以上で画質は鮮明であった。
更に、エツチング処理をして、印刷機で印刷した所、−
万枚印刷後の印刷物は、非画像部のカブリがなく、画像
も鮮明であった。
実施例3 n−ブチルメタクリレート37g、本発明の化合物(2
5)60g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート3g
及びトルエン200gの混合溶液を実施例2と同一の条
件で重合反応を行ない、重量平均分子138000の共
重合体を得た。
この共重合体の5重量%トルエン溶液20gにトルエン
−2,4−ジイソシアネート0.15gを添加した溶液
を、実施例2で作製した2層分離型の感光体の上層にド
クターブレードで塗布し、110°C1分間乾燥した後
、更に150″Cで30分間加熱処理して約1.8μm
の表面層を形成した。この様にして作製した平版印刷用
原版を実施例2と同一の条件でペーパーアナライトで静
電特性を測定した所、各々Vo=−540VSDRR=
84%、E′A54. 5 (e r g/c+1)で
あった。
次に、全自動製版機ELP−404Vで、実施例2と同
様に操作した所、得られたオフセット印刷用マスタープ
レートの濃度は1.0以上で画質は鮮明であった。更に
、エツチング処理して、印刷機で印刷した所、−万枚印
刷後の印刷物は非画像部のカブリがなく画像も鮮明であ
った。
実施例4 ブチルビニルエーテル40g、4−メチレン−1,3−
ジオキソランLog及びエーテル100gの混合溶液を
窒素気流下、温度−78°Cに冷却し、撹拌下にBF、
−エーテル液を5g加え、600時間反応た。その後ア
ンモニアのメタノール溶液を加えて、重合を停止させ、
沈澱生成した重合体をデカンテーションで溶媒と分離し
、n−ヘキサンで洗浄後、減圧乾燥した。
続いて、この共重合体及び〔ブチルメタクリレート/ア
クリル酸(98/2)重量比〕共重体の8層2重量比か
ら成る5重量%トルエン溶液を実施例2で作製した感光
体の上層にドクターブレードで塗布し、110°Cにて
1分間乾燥し、約1゜8μmの表面層を形成した。
この様にして作製した平版印刷用原版を実施例2と同一
の条件でペーパーアナライト静電特性を測定した所、各
々、Vo=−560V、D、RlR,=86%、E A
= 56 (e r g /cJ]であった。
次に、全自動製版機ELP−404Vで、実施例1と同
様に操作した所、得られたオフセット印刷用マスタープ
レートの濃度は1.0以上で画質は鮮明であった。更に
、エツチング処理をして、印刷機で印刷した所、−万枚
印刷後の印刷物は非画像部のカプリがなく画像も鮮明で
あった。
実施例5〜7 下記各樹脂を、実施例1の表面層における樹脂の代わり
に用いた他は、実施例1と同様に操作して、平版印刷用
原版を作製した。次に、実施例2と同様にして、ペーパ
ーアナライトで静電特性を測定し、次いで全自動製版機
ELP−404Vで操作した。その結果を表−2に記し
た。
実施例1及び2と同様の結果が得られた。
(発明の効果) 以上のことから、本発明の樹脂を含有する親水化可能層
を表面層に有する電子写真式平版印刷用原版は、親水処
理後、高い親水性と耐水性とが両立する皮膜であり、し
かも基板及びトナー画像との接着性も極めて良好である
ため、得られる平版印刷用原版は、地汚れ及び耐剛性の
両面において優れた品質を有する。
更に、本発明の樹脂はその製造が容易である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  導電性支持体上に少なくとも1層の光導電層を設け、
    更にその最上層に表面層を設けて成る電子写真感光体を
    利用した平版印刷用原版において、該表面層の主成分と
    して、互いに立体的に近い位置にある少なくとも2つの
    ヒドロキシル基を1つの保護基で同時に保護した形で有
    する官能基を少なくとも1種含有する樹脂を少なくとも
    1種含有して成る事を特徴とする電子写真式平版印刷用
    原版。
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