JPS63270068A - ラケツトフレ−ム - Google Patents
ラケツトフレ−ムInfo
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- JPS63270068A JPS63270068A JP62105382A JP10538287A JPS63270068A JP S63270068 A JPS63270068 A JP S63270068A JP 62105382 A JP62105382 A JP 62105382A JP 10538287 A JP10538287 A JP 10538287A JP S63270068 A JPS63270068 A JP S63270068A
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Classifications
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B49/00—Stringed rackets, e.g. for tennis
- A63B49/02—Frames
-
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- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
- A63B60/002—Resonance frequency related characteristics
-
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- A63B60/42—Devices for measuring, verifying, correcting or customising the inherent characteristics of golf clubs, bats, rackets or the like, e.g. measuring the maximum torque a batting shaft can withstand
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- A63B60/54—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like with means for damping vibrations
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Biophysics (AREA)
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、フレーム張弦部での打球時のボール反発特
性に工夫を施したラケットフレームに関するものである
。
性に工夫を施したラケットフレームに関するものである
。
[従来の技術]
テニス用ラケットフレームは、所謂木製ラケット、メタ
ルラケット、さらに繊維強化プラスチック(以下、FR
Pと略記する)製ラケットなどとラケットフレーム用素
材の多様化が図られ、また、第4図に示すように、フレ
ーム本体1の全重量も260〜370g、ガツトが張設
されるフレーム張弦部2の枠形状もまたほぼ楕円形にな
っているものが一般的である。
ルラケット、さらに繊維強化プラスチック(以下、FR
Pと略記する)製ラケットなどとラケットフレーム用素
材の多様化が図られ、また、第4図に示すように、フレ
ーム本体1の全重量も260〜370g、ガツトが張設
されるフレーム張弦部2の枠形状もまたほぼ楕円形にな
っているものが一般的である。
従来、この種のラケットフレームにおいては、フレーム
張弦部でボールを打った場合、ガツト面にボールが接触
した直後からフレーム系とボール系の両方の物体の各々
に独立して振動挙動が生じるものであるが、フレームの
固有振動数は、従来のラケットでは約90〜1401(
z程度に設定されているため、ラケット系の振動挙動と
ボール系の振動挙動とが一致せず、ベクトルが合わない
のが現状である。
張弦部でボールを打った場合、ガツト面にボールが接触
した直後からフレーム系とボール系の両方の物体の各々
に独立して振動挙動が生じるものであるが、フレームの
固有振動数は、従来のラケットでは約90〜1401(
z程度に設定されているため、ラケット系の振動挙動と
ボール系の振動挙動とが一致せず、ベクトルが合わない
のが現状である。
そこで、このようなラケットフレームとボールとの挙動
を測定するために、第5図に示すように、フレーム本体
1のグリップ部3を固定状態にして。
を測定するために、第5図に示すように、フレーム本体
1のグリップ部3を固定状態にして。
フレーム張弦部2に向はボールBを発射させて。
フレーム張弦部2の先端部側2a及びラケット張弦部2
のグリップ部側2bなどのオフスポット部分でのボール
Bを打ち返す状態のボールとラケットの振動状態を、高
速度写真カメラを用いて時間間隔1/2000秒毎に連
続撮影して写真観察すると、従来のラケットフレームで
は、第6図(a)〜(g)に示すようなフレーム張弦部
分の先端部。
のグリップ部側2bなどのオフスポット部分でのボール
Bを打ち返す状態のボールとラケットの振動状態を、高
速度写真カメラを用いて時間間隔1/2000秒毎に連
続撮影して写真観察すると、従来のラケットフレームで
は、第6図(a)〜(g)に示すようなフレーム張弦部
分の先端部。
あるいは第7図(a)〜(g)に示すようなフレーム張
弦部のグリップ側部分でのボールBの接触状態から、第
6図(h)〜(1)、あるいは第7図(h)〜(1)に
示すリリース状態、特に第6図(i)〜(j)、あるい
は第7図(i)〜(j)に示すリリース時に、ボールI
3の進行方向に対し。
弦部のグリップ側部分でのボールBの接触状態から、第
6図(h)〜(1)、あるいは第7図(h)〜(1)に
示すリリース状態、特に第6図(i)〜(j)、あるい
は第7図(i)〜(j)に示すリリース時に、ボールI
3の進行方向に対し。
その周辺のラケットフレーム1の挙動が逆向きの方向に
なり、ボール反射時の推進に対して正の要因となること
ができないばかりか、ボール系及びラケット系の振動エ
ネルギをボール加速に有効に利用することができず、ボ
ールの反発特性に悪影響を及ぼいるなどの問題があった
。
なり、ボール反射時の推進に対して正の要因となること
ができないばかりか、ボール系及びラケット系の振動エ
ネルギをボール加速に有効に利用することができず、ボ
ールの反発特性に悪影響を及ぼいるなどの問題があった
。
[発明が解決しようとする問題点]
そこで、この発明者は、上記の事情に鑑みて種々検討し
た結果、ボールとの衝突により生じるフレームの固有振
動の周波数とフレームとの衝突により生じるボールの弾
性変形エネルギの回復による反発特性との相関性に着目
し、この発明を完成するに至ったもので、その目的とす
るところは、特に、オフスポットなどにおける打球時に
、フレームからボールがリリースする際、ボールの変形
回復方向とその周辺のフレームの振動挙動方向とを同一
方向にすることにより、ボールの進行方向に対して、そ
の周辺のフレームの挙動が同方向にし、ボール反射時の
加速推進に対して振動エネルギを有効に利用することが
できるようにしたラケットフレームを提供することにあ
る。
た結果、ボールとの衝突により生じるフレームの固有振
動の周波数とフレームとの衝突により生じるボールの弾
性変形エネルギの回復による反発特性との相関性に着目
し、この発明を完成するに至ったもので、その目的とす
るところは、特に、オフスポットなどにおける打球時に
、フレームからボールがリリースする際、ボールの変形
回復方向とその周辺のフレームの振動挙動方向とを同一
方向にすることにより、ボールの進行方向に対して、そ
の周辺のフレームの挙動が同方向にし、ボール反射時の
加速推進に対して振動エネルギを有効に利用することが
できるようにしたラケットフレームを提供することにあ
る。
L問題点を解決するための手段]
上記した問題点を解決するために、この発明は、フレー
ム全重量が260〜370gの範囲のラケットフレーム
において、該フレームの一次固有振動数を200〜27
0七の範囲内に、好ましくは、ラケット質量とラケット
−次固有振動数の値の範囲内に設定してなる構成とした
ものである。
ム全重量が260〜370gの範囲のラケットフレーム
において、該フレームの一次固有振動数を200〜27
0七の範囲内に、好ましくは、ラケット質量とラケット
−次固有振動数の値の範囲内に設定してなる構成とした
ものである。
[作 用]
すなわち、この発明は、上記の構成とすることによって
、フレームの一次固有振動数を200〜270七の範囲
内に設定するようにしてなることから、オフスポットな
どにおける打球時に、フレームからボールがリリースす
る際、ボールとその周辺のフレームとの挙動方向が同一
方向となり、ボールの推進に対し、その周辺のフレーム
の挙動が正に作用するため、ボール反射時の加速推進に
対して振動エネルギを有効に利用することができ、これ
によって、ボールの打ち返し速度を向上させることが可
能になる。
、フレームの一次固有振動数を200〜270七の範囲
内に設定するようにしてなることから、オフスポットな
どにおける打球時に、フレームからボールがリリースす
る際、ボールとその周辺のフレームとの挙動方向が同一
方向となり、ボールの推進に対し、その周辺のフレーム
の挙動が正に作用するため、ボール反射時の加速推進に
対して振動エネルギを有効に利用することができ、これ
によって、ボールの打ち返し速度を向上させることが可
能になる。
[実 施 例]
以下、この発明を第1図から第3図に示す実施例を参照
しながら説明する。なお、この発明に係る図示の実施例
において、第4図及び第5図に示す従来のラケットフレ
ームと構成が重複する部分は同一符号を用いて説明する
。
しながら説明する。なお、この発明に係る図示の実施例
において、第4図及び第5図に示す従来のラケットフレ
ームと構成が重複する部分は同一符号を用いて説明する
。
すなわち、この発明に係るラケットフレームは、第4図
に示すようなフレーム本体1の全体重量が260〜37
0gの範囲において、該フレーム本体1の一次固有振動
数を200〜270七の範囲内に、好ましくは、第1図
に示すように、ラケット質量(g)とラケット−次固有
振動数(七)の値が、座標A(260,220) 、B
(260,270) 、C(370,250) 、D
(370゜200)により画定される四辺形で囲まれ
る斜線内に位置する座標に相当する範囲内に設定してな
るものである。
に示すようなフレーム本体1の全体重量が260〜37
0gの範囲において、該フレーム本体1の一次固有振動
数を200〜270七の範囲内に、好ましくは、第1図
に示すように、ラケット質量(g)とラケット−次固有
振動数(七)の値が、座標A(260,220) 、B
(260,270) 、C(370,250) 、D
(370゜200)により画定される四辺形で囲まれ
る斜線内に位置する座標に相当する範囲内に設定してな
るものである。
ところで、上記したようなラケットの一次固有振動数を
設定する際には、フレームの構成材料、形状要素あるい
は成形方法等には必ずしも特定されず、フレームの断面
形状及び使用材料のヤング率(EI分布)と重量分布の
2つの要素を選択的に最適化することによって行なわれ
るものであるが、現在一般に入手できる高弾性率材料(
例えば高弾性率カーボン繊維あるいはボロン繊維など)
を100%使用した場合では、現行品に見られる一般的
断面寸法、及び形状をもってこの発明のラケットフレー
ムを得ることはかなり難しい。
設定する際には、フレームの構成材料、形状要素あるい
は成形方法等には必ずしも特定されず、フレームの断面
形状及び使用材料のヤング率(EI分布)と重量分布の
2つの要素を選択的に最適化することによって行なわれ
るものであるが、現在一般に入手できる高弾性率材料(
例えば高弾性率カーボン繊維あるいはボロン繊維など)
を100%使用した場合では、現行品に見られる一般的
断面寸法、及び形状をもってこの発明のラケットフレー
ムを得ることはかなり難しい。
そこで、この発明のラケットフレームは、具体的ニは、
例えば周辺がFRPからなる外殻構造で、好ましくは外
周、さらに必要に応じて内周にもフレーム周長方向に沿
って凹溝が形成されたフレーム張弦部の長袖方向の中心
点の同方向前後170mmの範囲内で、フレーム厚さ分
布が最大になるように設定し、かつ、その範囲における
フレーム厚さの平均値が22mm以上となるようにフレ
ーム形状を設定することによって要求されるフレームの
一次固有振動数を設定可能にしてなるものであり、例え
ばガツトが張設されるフレーム本体1のフレーム張弦部
2の断面形状、すなわち、断面二次モーメントを、現行
の従来ラケットの2〜3倍の7 、 OOO〜9 、
OOOmm’程度に設計し、さらに、その最適位置に、
例えば高弾性率カーボン繊維あるいはボロン繊維などの
高弾性率材料を配設してなる構成としたものである。
例えば周辺がFRPからなる外殻構造で、好ましくは外
周、さらに必要に応じて内周にもフレーム周長方向に沿
って凹溝が形成されたフレーム張弦部の長袖方向の中心
点の同方向前後170mmの範囲内で、フレーム厚さ分
布が最大になるように設定し、かつ、その範囲における
フレーム厚さの平均値が22mm以上となるようにフレ
ーム形状を設定することによって要求されるフレームの
一次固有振動数を設定可能にしてなるものであり、例え
ばガツトが張設されるフレーム本体1のフレーム張弦部
2の断面形状、すなわち、断面二次モーメントを、現行
の従来ラケットの2〜3倍の7 、 OOO〜9 、
OOOmm’程度に設計し、さらに、その最適位置に、
例えば高弾性率カーボン繊維あるいはボロン繊維などの
高弾性率材料を配設してなる構成としたものである。
しかして、上記した構成によれば、ラケットフレーム1
の一次固有振動数を200〜270)1zの範囲内に設
定するようにしてなることから、第5図に示すように、
フレーム本体1のグリップ部3を固定状態にして、フレ
ーム張弦部2に向はボールBを発射させ、フレーム張弦
部2の先端部2a側及びラケット張弦部2のグリップ部
側2bなどのオフスポット部分でのボール反射時ち返す
状態のボールとラケットの振動状態を、高速度写真カメ
ラを用いて時間間隔1/2000秒毎に従来と同一条件
で連続撮影して写真i察すると、第2図(a)〜(g)
に示すようなフレーム張弦部分の先端部、あるいは第3
図(a)〜(g)に示すようなラケット張弦部のグリッ
プ側部分でのボールBの接触状態から、第2図(h)〜
(1)、あるいは第3図(h)〜(1)に示すリリース
状態、特に第2図(i)〜(j)、あるいは第3図(i
)〜(j)に示すリリース時に、オフスポットでの打球
時にフレーム張弦部2からボールBがリリースする際に
、ボールとその周辺のフレームとの挙動方向が同一方向
となり、これによって、ボールBの推進に対し、その周
辺のフレーム張弦部2の挙動が正の作用を示すようにな
り、ボール反射時の推進に対して振動的損失が生じず、
ボールの加速推進に有効に利用することが可能になる。
の一次固有振動数を200〜270)1zの範囲内に設
定するようにしてなることから、第5図に示すように、
フレーム本体1のグリップ部3を固定状態にして、フレ
ーム張弦部2に向はボールBを発射させ、フレーム張弦
部2の先端部2a側及びラケット張弦部2のグリップ部
側2bなどのオフスポット部分でのボール反射時ち返す
状態のボールとラケットの振動状態を、高速度写真カメ
ラを用いて時間間隔1/2000秒毎に従来と同一条件
で連続撮影して写真i察すると、第2図(a)〜(g)
に示すようなフレーム張弦部分の先端部、あるいは第3
図(a)〜(g)に示すようなラケット張弦部のグリッ
プ側部分でのボールBの接触状態から、第2図(h)〜
(1)、あるいは第3図(h)〜(1)に示すリリース
状態、特に第2図(i)〜(j)、あるいは第3図(i
)〜(j)に示すリリース時に、オフスポットでの打球
時にフレーム張弦部2からボールBがリリースする際に
、ボールとその周辺のフレームとの挙動方向が同一方向
となり、これによって、ボールBの推進に対し、その周
辺のフレーム張弦部2の挙動が正の作用を示すようにな
り、ボール反射時の推進に対して振動的損失が生じず、
ボールの加速推進に有効に利用することが可能になる。
なお、上記の実施例においては、フレームの一次固有振
動数を設定する手段として1例えばカーボン繊維を補強
繊維としたCFRP外殻構造のフレームの曲げ方向の厚
さを増加することにより断面二次モーメントを増加させ
たが、必ずしもこの手段には限定されず、例えば外殻構
造を形成するFRPの補強繊維の種類として更に高弾性
率のものを使用するとか、または、外殻構造を平行四辺
形から曲げ方向に平行な外殻材料面積を増加するように
溝を形成する隔壁面を増加することなどによっても、こ
の発明と同様な作用・効果を発揮させることができるも
のである。
動数を設定する手段として1例えばカーボン繊維を補強
繊維としたCFRP外殻構造のフレームの曲げ方向の厚
さを増加することにより断面二次モーメントを増加させ
たが、必ずしもこの手段には限定されず、例えば外殻構
造を形成するFRPの補強繊維の種類として更に高弾性
率のものを使用するとか、または、外殻構造を平行四辺
形から曲げ方向に平行な外殻材料面積を増加するように
溝を形成する隔壁面を増加することなどによっても、こ
の発明と同様な作用・効果を発揮させることができるも
のである。
その他、この発明は、この発明の要旨を変えない範囲で
種々変更実施可能である。
種々変更実施可能である。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、この発明は、フレーム
の一次固有振動数を200〜270Hzの範囲内に設定
するようにしてなることから、打球時にフレームからボ
ールがリリースする際、ボールの反射方向とその周辺の
フレームとの振動による挙動方向が同一方向となり、ボ
ールの推進に対し、その周辺のフレームの挙動が正の作
用を示すため、ボール反射時の加速推進に対してエネル
ギを有効に利用することができ、これによって、ボール
の打ち返し速度を向上させることができるというすぐれ
た効果を奏するものであ“る、
の一次固有振動数を200〜270Hzの範囲内に設定
するようにしてなることから、打球時にフレームからボ
ールがリリースする際、ボールの反射方向とその周辺の
フレームとの振動による挙動方向が同一方向となり、ボ
ールの推進に対し、その周辺のフレームの挙動が正の作
用を示すため、ボール反射時の加速推進に対してエネル
ギを有効に利用することができ、これによって、ボール
の打ち返し速度を向上させることができるというすぐれ
た効果を奏するものであ“る、
第1図はこの発明に係るラケットフレームのラケット質
量とラケット−次回有振動数との関係による設定範囲を
示す説明図、 第2図(a)〜(1)は同じくフレーム張弦部の先端部
側のオフスポット部分での打球時のフレームとボールの
接触状態からリリース状態までの連続挙動を示す高速度
写真。 第3図(a)〜(1)は同じくフレーム張弦部のグリッ
プ部側のオフスポット部分での打球時のフレームとボー
ルの接触状態からリリース状態までの連続挙動を示す高
速度写真。 第4図は従来の一般的なラケットフレームを示す平面図
、 第5図は同じくラケットフレームのオフスポット部分で
のボールとラケットとの打ち返し測定状態の説明図、 第6図(a)〜(1)は従来の一般的なラケットフレー
ムの打球時のフレーム張弦部の先端部側のオフスポット
部分での打球時のフレームとボールの接触状態からリリ
ース状態までの連続挙動を示す高速度写真、 第7図(a)〜(1)は同じくフレーム張弦部のグリッ
プ部側のオフスポット部分での打球時のフレームとボー
ルの接触状態からリリース状態までの連続挙動を示す高
速度写真 である。 1・・・フレーム本体、 2・・・フレーム張弦部。 図mノo書rにt′−、!−F4 、’PrL伸、t7
tg)手続補正書彷幻 1.事件の表示 昭和62年特許願第105382号 2、発明の名称 ラケットフレーム 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 名称 (407)日本楽器製造株式会社4、代理人 住 所 (〒107)東京都港区南青山−丁目1番1号
図面の簡単な説明の欄 図面 7、補正の内容 rl)明細書中の図面の簡単な説明の欄を下記のおり補
正する。 記 「 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明に係るラケットフレームのラケット質
量とラケット−次回有振動数との関係による設定範囲を
示す説明図。 第2図(a)〜(1)は同じくフレーム張弦部の先端部
側のオフスポット部分での打球時のフレームとボールの
接触状態からリリース状態までの」続挙動を示す説明図
、 第3図(a)〜(1)は同じくフレーム張弦部】グリッ
プ部側のオフスポット部分での打球時のル−ムとボール
の接触状態からリリース状態までの連続挙動を示す説明
図、 第4図は従来の一般的なラケットフレームを示一平面図
。 第5図は同じくラケットフレームのオフスボッ上部分で
のボールとラケットとの打ち返し測定状態の説明図。 第6図(a)〜(1)は従来の一般的なラケットフレー
ムの打球時のフレーム張弦部の先端部側のオフスポット
部分での打球時のフレームとボールの接触状態からリリ
ース状態までの連続挙動を示す説明図、 第7図(a)〜(1)は同じくフレーム張弦部のグリッ
プ部側のオフスポット部分での打球時のフレームとボー
ルの接触状態からリリース状態までの連続挙動を示す説
明図 である。 ■・・・フレーム本体。 2・・・フレーム張弦部。 (2)添付図面において、「第2図」、「第3図」、「
第6図」及び「第7図」を別紙のとおりそれぞれ補正す
る。
量とラケット−次回有振動数との関係による設定範囲を
示す説明図、 第2図(a)〜(1)は同じくフレーム張弦部の先端部
側のオフスポット部分での打球時のフレームとボールの
接触状態からリリース状態までの連続挙動を示す高速度
写真。 第3図(a)〜(1)は同じくフレーム張弦部のグリッ
プ部側のオフスポット部分での打球時のフレームとボー
ルの接触状態からリリース状態までの連続挙動を示す高
速度写真。 第4図は従来の一般的なラケットフレームを示す平面図
、 第5図は同じくラケットフレームのオフスポット部分で
のボールとラケットとの打ち返し測定状態の説明図、 第6図(a)〜(1)は従来の一般的なラケットフレー
ムの打球時のフレーム張弦部の先端部側のオフスポット
部分での打球時のフレームとボールの接触状態からリリ
ース状態までの連続挙動を示す高速度写真、 第7図(a)〜(1)は同じくフレーム張弦部のグリッ
プ部側のオフスポット部分での打球時のフレームとボー
ルの接触状態からリリース状態までの連続挙動を示す高
速度写真 である。 1・・・フレーム本体、 2・・・フレーム張弦部。 図mノo書rにt′−、!−F4 、’PrL伸、t7
tg)手続補正書彷幻 1.事件の表示 昭和62年特許願第105382号 2、発明の名称 ラケットフレーム 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 名称 (407)日本楽器製造株式会社4、代理人 住 所 (〒107)東京都港区南青山−丁目1番1号
図面の簡単な説明の欄 図面 7、補正の内容 rl)明細書中の図面の簡単な説明の欄を下記のおり補
正する。 記 「 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明に係るラケットフレームのラケット質
量とラケット−次回有振動数との関係による設定範囲を
示す説明図。 第2図(a)〜(1)は同じくフレーム張弦部の先端部
側のオフスポット部分での打球時のフレームとボールの
接触状態からリリース状態までの」続挙動を示す説明図
、 第3図(a)〜(1)は同じくフレーム張弦部】グリッ
プ部側のオフスポット部分での打球時のル−ムとボール
の接触状態からリリース状態までの連続挙動を示す説明
図、 第4図は従来の一般的なラケットフレームを示一平面図
。 第5図は同じくラケットフレームのオフスボッ上部分で
のボールとラケットとの打ち返し測定状態の説明図。 第6図(a)〜(1)は従来の一般的なラケットフレー
ムの打球時のフレーム張弦部の先端部側のオフスポット
部分での打球時のフレームとボールの接触状態からリリ
ース状態までの連続挙動を示す説明図、 第7図(a)〜(1)は同じくフレーム張弦部のグリッ
プ部側のオフスポット部分での打球時のフレームとボー
ルの接触状態からリリース状態までの連続挙動を示す説
明図 である。 ■・・・フレーム本体。 2・・・フレーム張弦部。 (2)添付図面において、「第2図」、「第3図」、「
第6図」及び「第7図」を別紙のとおりそれぞれ補正す
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 フレーム全重量が260〜370gの範囲のラケットフ
レームにおいて、 該フレームの一次固有振動数を200〜270Hzの範
囲内に設定したことを特徴とするラケットフレーム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62105382A JPS63270068A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | ラケツトフレ−ム |
GB8804334A GB2203953B (en) | 1987-04-28 | 1988-02-24 | An improved racket frame |
FR888802733A FR2614541B1 (fr) | 1987-04-28 | 1988-02-29 | Cadre de raquette ameliore |
DE3807540A DE3807540A1 (de) | 1987-04-28 | 1988-03-08 | Rakettrahmen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62105382A JPS63270068A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | ラケツトフレ−ム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63270068A true JPS63270068A (ja) | 1988-11-08 |
JPH0562553B2 JPH0562553B2 (ja) | 1993-09-08 |
Family
ID=14406123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62105382A Granted JPS63270068A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | ラケツトフレ−ム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63270068A (ja) |
DE (1) | DE3807540A1 (ja) |
FR (1) | FR2614541B1 (ja) |
GB (1) | GB2203953B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02261479A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-24 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 打球具およびラケットフレーム |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3822521A1 (de) * | 1988-07-04 | 1990-01-11 | Tegro Gmbh | Verfahren zur messung der qualitaet von sportschlaegern sowie vorrichtung |
AT1069U1 (de) * | 1995-08-22 | 1996-10-25 | Head Sport Ag | Tennisschläger |
US6106417A (en) * | 1995-08-22 | 2000-08-22 | Head Sport Aktiengesellschaft | Lightweight tennis racket having high frequency |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3434956A1 (de) * | 1984-09-22 | 1986-04-03 | Siegfried 7770 Überlingen Kuebler | Schlaeger fuer spiele mit begrenzt elastischem ball |
EP0310169A2 (de) * | 1984-09-22 | 1989-04-05 | Siegfried Kuebler | Schläger für Ballspiele, insbesondere Tennisschläger |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4165071A (en) * | 1976-01-05 | 1979-08-21 | Frolow Jack L | Tennis racket |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP62105382A patent/JPS63270068A/ja active Granted
-
1988
- 1988-02-24 GB GB8804334A patent/GB2203953B/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-02-29 FR FR888802733A patent/FR2614541B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-08 DE DE3807540A patent/DE3807540A1/de not_active Withdrawn
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3434956A1 (de) * | 1984-09-22 | 1986-04-03 | Siegfried 7770 Überlingen Kuebler | Schlaeger fuer spiele mit begrenzt elastischem ball |
EP0310169A2 (de) * | 1984-09-22 | 1989-04-05 | Siegfried Kuebler | Schläger für Ballspiele, insbesondere Tennisschläger |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02261479A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-24 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 打球具およびラケットフレーム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2203953B (en) | 1991-09-04 |
JPH0562553B2 (ja) | 1993-09-08 |
GB2203953A (en) | 1988-11-02 |
FR2614541A1 (fr) | 1988-11-04 |
DE3807540A1 (de) | 1988-11-10 |
GB8804334D0 (en) | 1988-03-23 |
FR2614541B1 (fr) | 1991-08-16 |
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