JPS63268476A - 振動波モ−タ - Google Patents
振動波モ−タInfo
- Publication number
- JPS63268476A JPS63268476A JP62103496A JP10349687A JPS63268476A JP S63268476 A JPS63268476 A JP S63268476A JP 62103496 A JP62103496 A JP 62103496A JP 10349687 A JP10349687 A JP 10349687A JP S63268476 A JPS63268476 A JP S63268476A
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- JP
- Japan
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- phase
- ring
- vibrating body
- vibrator
- shaped
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- Pending
Links
- 230000003534 oscillatory effect Effects 0.000 title abstract 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000750 progressive effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
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- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N2/00—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
- H02N2/10—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
- H02N2/16—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
- H02N2/163—Motors with ring stator
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の利用分野]
本発明は、振動体に発生させた進行性振動波により移動
体を摩擦駆動するいわゆる振動波モータに関するもので
ある。
体を摩擦駆動するいわゆる振動波モータに関するもので
ある。
[発明の背景]
振動波モータは、弾性材製の振動体に、群内では172
波長のピッチで交互に逆極性に、かつ、群間には174
波長のずれがあるように配列された電気−機械エネルギ
ー変換素子(例えば圧電素子または電歪素子、磁歪素子
など。以下、圧電素子で代表する)の二群を接合固着し
、これら圧電素子の二群(以下A相、B相という)に約
90°の時間的位相差を有する交流電圧を印加して上記
振動体に進行性振動波を発生させ、これにより、該振動
体に加圧接触している移動体を摩擦駆動するように構成
されたものである。
波長のピッチで交互に逆極性に、かつ、群間には174
波長のずれがあるように配列された電気−機械エネルギ
ー変換素子(例えば圧電素子または電歪素子、磁歪素子
など。以下、圧電素子で代表する)の二群を接合固着し
、これら圧電素子の二群(以下A相、B相という)に約
90°の時間的位相差を有する交流電圧を印加して上記
振動体に進行性振動波を発生させ、これにより、該振動
体に加圧接触している移動体を摩擦駆動するように構成
されたものである。
この振動波モータにおいては、上記の圧電素子群に上記
交流電圧を印加し、振動体を共振させると、移動体に接
する振動体面の各質点は回転楕円運動をし、この回転楕
円運動により移動体は摩擦駆動されるのである。この回
転楕円運動の振動体周方向の回転半径は振動体の中立面
(曲げ応力のかからない面)から前記振動体表面の質点
までの距離に比例する。この距離が大きいほど同一振幅
での駆動速度は大きい。従って、同一振幅で駆動速度を
上げ効率を稼ぐために、振動体の移動体側表面に振動波
の進行方向と直角の溝を刻むことにより、振動体の中立
面から移動体側表面までの距離を拡大した、いわゆる溝
入り振動波モータが知られている。
交流電圧を印加し、振動体を共振させると、移動体に接
する振動体面の各質点は回転楕円運動をし、この回転楕
円運動により移動体は摩擦駆動されるのである。この回
転楕円運動の振動体周方向の回転半径は振動体の中立面
(曲げ応力のかからない面)から前記振動体表面の質点
までの距離に比例する。この距離が大きいほど同一振幅
での駆動速度は大きい。従って、同一振幅で駆動速度を
上げ効率を稼ぐために、振動体の移動体側表面に振動波
の進行方向と直角の溝を刻むことにより、振動体の中立
面から移動体側表面までの距離を拡大した、いわゆる溝
入り振動波モータが知られている。
しかし、この溝の数と位置が不適当だと、A相、B相で
夫々励起する振動の振幅に差ができて、騒音の原因とな
ったり、−相の励起した振動の腹の位置と他相の励起し
た振動の節の位置とがずれて、移動体の駆動方向により
特性が変わったり、A相とB相の共振周波数がずれて、
効率のよい駆動が出来ない等の問題があった。
夫々励起する振動の振幅に差ができて、騒音の原因とな
ったり、−相の励起した振動の腹の位置と他相の励起し
た振動の節の位置とがずれて、移動体の駆動方向により
特性が変わったり、A相とB相の共振周波数がずれて、
効率のよい駆動が出来ない等の問題があった。
[発明の目的コ
本発明は溝入り振動波モータの上記欠点を除き、より高
効率で且つ駆動方向による特性変化の少ない振動波モー
タを得ることを目的とするものである。
効率で且つ駆動方向による特性変化の少ない振動波モー
タを得ることを目的とするものである。
[発明の概要]
本発明は電気−機械エネルギ変換振動素子を片面に接合
され且つ他面に周方向に等間隔に設けられた半径方向の
多数の溝を有するリング状の振動体に、該電気−機械エ
ネルギ変換振動素子への交流電圧印加により、周方向に
進行する曲げ振動波を生ゼしぬ、該振動体の該他面と加
圧接触状態にあるリング状の移動体を摩擦回転駆動する
ように構成された振動波モータにおいて、該振動体の周
上に励起される振動波の波数にと該振動体の上記溝の数
Nとの間にN=4mk(mは自然数)の関係を持たせた
ことを特徴とする。
され且つ他面に周方向に等間隔に設けられた半径方向の
多数の溝を有するリング状の振動体に、該電気−機械エ
ネルギ変換振動素子への交流電圧印加により、周方向に
進行する曲げ振動波を生ゼしぬ、該振動体の該他面と加
圧接触状態にあるリング状の移動体を摩擦回転駆動する
ように構成された振動波モータにおいて、該振動体の周
上に励起される振動波の波数にと該振動体の上記溝の数
Nとの間にN=4mk(mは自然数)の関係を持たせた
ことを特徴とする。
[発明の実施例]
第1図において、1はリング状の圧電体、2は全周に半
径方向の溝3が刻まれた弾性体よりなるリング状据動体
であり、両者は接着剤などで接合されている。圧電体は
下面で見て第2図に示すように切れ目1bで区画された
多数の電極1aを有し、各電極1aはλ/2(λは波長
)の長さを有する。これら電極1aは図示の如く二群(
A相、B相)をなし、これらA相。
径方向の溝3が刻まれた弾性体よりなるリング状据動体
であり、両者は接着剤などで接合されている。圧電体は
下面で見て第2図に示すように切れ目1bで区画された
多数の電極1aを有し、各電極1aはλ/2(λは波長
)の長さを有する。これら電極1aは図示の如く二群(
A相、B相)をなし、これらA相。
B相の間にはλ/4のずれがある。各電極区画において
圧電体1は図示の+、−で示す分極方向に分極処理され
ている。A相、B相の二群の電極に互いに位相が90°
ずれた交流電圧を印加すると、振動体2にはその周方向
に進む波長λの曲げ振動波が生ずる。これにより、振動
体2に接触されたリング状の移動体(不図示)が摩擦駆
動される。振動体2の周長は波長λの整数倍(k倍)に
なっており、第2図の場合、k=5である。kを振動波
モータの波数という。
圧電体1は図示の+、−で示す分極方向に分極処理され
ている。A相、B相の二群の電極に互いに位相が90°
ずれた交流電圧を印加すると、振動体2にはその周方向
に進む波長λの曲げ振動波が生ずる。これにより、振動
体2に接触されたリング状の移動体(不図示)が摩擦駆
動される。振動体2の周長は波長λの整数倍(k倍)に
なっており、第2図の場合、k=5である。kを振動波
モータの波数という。
第3図(a)および(b)は夫々N=6におよびN=8
kの関係にある振動体2の1波長分の側面部分図であ
る(Nは溝3の数、kは波数)。
kの関係にある振動体2の1波長分の側面部分図であ
る(Nは溝3の数、kは波数)。
振動体2は溝3の部分では断面二次モーメントが小さく
、剛性も低い。従って溝3と電極1aの位相関係によっ
て、振動の特性が変わることは充分予想できる。
、剛性も低い。従って溝3と電極1aの位相関係によっ
て、振動の特性が変わることは充分予想できる。
第3図(a)および(b)に図示されている電極1aが
A相のものであるとすると、A相で励起される振動の腹
においては、第3図(a)では振動体2の剛性が高く、
同図(b)では低い。またB相で励起される振動の腹は
A相と90°ずれているため、詰腹においては第3図(
a)、(b)ともに振動体の剛性が低い。
A相のものであるとすると、A相で励起される振動の腹
においては、第3図(a)では振動体2の剛性が高く、
同図(b)では低い。またB相で励起される振動の腹は
A相と90°ずれているため、詰腹においては第3図(
a)、(b)ともに振動体の剛性が低い。
第3図(a)、(b)に示される2種の振動体について
、同電圧でA相駆動、B相駆動の夫々の振幅を地点Pか
ら地点Qまで測定したところ、第4図(a)、(b)の
ようになった。N=6にの振動体については、第4図(
a)のように、A相駆動での振幅x1がB相駆動での振
幅Xbの約70%であり、入力電力についても3割程差
があった。これに対し、N=8にの撮動体については、
第4図(b)のように、A相駆動での振幅X、とB相駆
動での振幅X、とに特に差はみられず、入力電力につい
てもほぼ同じであった。この効果はN=8 kに限らず
一般にN=4+nk(mは自然数)の場合にも期待でき
るものである。
、同電圧でA相駆動、B相駆動の夫々の振幅を地点Pか
ら地点Qまで測定したところ、第4図(a)、(b)の
ようになった。N=6にの振動体については、第4図(
a)のように、A相駆動での振幅x1がB相駆動での振
幅Xbの約70%であり、入力電力についても3割程差
があった。これに対し、N=8にの撮動体については、
第4図(b)のように、A相駆動での振幅X、とB相駆
動での振幅X、とに特に差はみられず、入力電力につい
てもほぼ同じであった。この効果はN=8 kに限らず
一般にN=4+nk(mは自然数)の場合にも期待でき
るものである。
以上は、溝3が矩形の溝である場合につき説明したが、
周方向剛性変化がよりなめらかな、半円形溝、三角溝な
どの場合でも同様の効果がある。
周方向剛性変化がよりなめらかな、半円形溝、三角溝な
どの場合でも同様の効果がある。
上記のように、N=4mK(mは自然数)を満たす振動
体は、溝の位置がA相、B相いずれに対しても同位相で
あるので、A相、B相のいずれの駆動でも共振周波数及
び共振抵抗がほぼ等しく、効率のよい駆動ができる。さ
らに、電極の切れ目1bと溝3の位置を合わせると、節
の位置が移動しに<<、時計方向駆動、反時計方向駆動
のいずれでも特性のそろった振動波モータを得ることが
できる。特にmが1.2のときに有効である。
体は、溝の位置がA相、B相いずれに対しても同位相で
あるので、A相、B相のいずれの駆動でも共振周波数及
び共振抵抗がほぼ等しく、効率のよい駆動ができる。さ
らに、電極の切れ目1bと溝3の位置を合わせると、節
の位置が移動しに<<、時計方向駆動、反時計方向駆動
のいずれでも特性のそろった振動波モータを得ることが
できる。特にmが1.2のときに有効である。
[発明の効果]
本発明によれば、振動体の溝の位置がA、 B二相のい
ずれに対しても同位相であるため、A相、B相いずれの
駆動でも振動の振幅に差が生ぜず、A、B各相の励起し
た振動の腹の位置と節の位置とがずれず、共振周波数及
び共振抵抗がA相、B相いずれの駆動でもほぼ等しく、
効率のよい駆動が可能になる。また駆動方向に依る特性
変化を少くすることがでとる。
ずれに対しても同位相であるため、A相、B相いずれの
駆動でも振動の振幅に差が生ぜず、A、B各相の励起し
た振動の腹の位置と節の位置とがずれず、共振周波数及
び共振抵抗がA相、B相いずれの駆動でもほぼ等しく、
効率のよい駆動が可能になる。また駆動方向に依る特性
変化を少くすることがでとる。
第1図は溝入り振動体の斜視図、第2図は圧電素子の電
極パターンを示す図、第3図(a)(b)は夫々N=6
に、N=8kを満たす溝入り振動体の1波長分の側面部
分図、第4図(a)、(b)はそれぞれN=6に、N=
8にの場合の振幅の測定結果のグラフである。 1・・・圧電素子、 1a・・・電極1b・・・
電極の切れ口 2・・・振動体。 第1図 第2図
極パターンを示す図、第3図(a)(b)は夫々N=6
に、N=8kを満たす溝入り振動体の1波長分の側面部
分図、第4図(a)、(b)はそれぞれN=6に、N=
8にの場合の振幅の測定結果のグラフである。 1・・・圧電素子、 1a・・・電極1b・・・
電極の切れ口 2・・・振動体。 第1図 第2図
Claims (2)
- (1) 電気−機械エネルギ変換振動素子を片面に接合
され且つ他面に周方向に等間隔に設けられた半径方向の
多数の溝を有するリング状の振動体に、該電気−機械エ
ネルギ変換振動素子への交流電圧印加により、周方向に
進行する曲げ振動波を生ぜしめ、該振動体の該他面と加
圧接触状態にあるリング状の移動体を摩擦回転駆動する
ように構成された振動波モータにおいて、該振動体の周
上に励起される振動波の波数kと該振動体の上記溝の数
Nとの間にN:4mK(mは自然数)の関係を持たせた
ことを特徴とする振動波モータ。 - (2) 振動体の上記溝の中心が電気−エネルギー変換
素子に設けられた電極の切れ目と一致することを特徴と
する特許請求の範囲(1)記載の振動波モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62103496A JPS63268476A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 振動波モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62103496A JPS63268476A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 振動波モ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63268476A true JPS63268476A (ja) | 1988-11-07 |
Family
ID=14355599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62103496A Pending JPS63268476A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 振動波モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63268476A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63314180A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-22 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 超音波モータ |
JPH02214477A (ja) * | 1989-02-14 | 1990-08-27 | Canon Inc | 振動波装置 |
JPH02219475A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-09-03 | Canon Inc | 振動波装置 |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP62103496A patent/JPS63268476A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63314180A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-22 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 超音波モータ |
JPH02214477A (ja) * | 1989-02-14 | 1990-08-27 | Canon Inc | 振動波装置 |
JPH02219475A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-09-03 | Canon Inc | 振動波装置 |
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