JPS6326551A - 回転粘度計 - Google Patents

回転粘度計

Info

Publication number
JPS6326551A
JPS6326551A JP11139087A JP11139087A JPS6326551A JP S6326551 A JPS6326551 A JP S6326551A JP 11139087 A JP11139087 A JP 11139087A JP 11139087 A JP11139087 A JP 11139087A JP S6326551 A JPS6326551 A JP S6326551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paste
fluid
viscosity
cylindrical body
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11139087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0534620B2 (ja
Inventor
Manabu Harada
学 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11139087A priority Critical patent/JPS6326551A/ja
Publication of JPS6326551A publication Critical patent/JPS6326551A/ja
Publication of JPH0534620B2 publication Critical patent/JPH0534620B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、対象とする流体がニュートン流体の場合は勿
論、非ニユートン流体の性質を持つ流体であっても、ま
たその量が少量であっても、その粘度を正確に測定でき
る回転粘度計に関し、とくにスクリーン印刷機に適し、
しかも印刷機上で基板に塗布される直前のペースト等の
流動体の粘度を測定・管理できるようにすること及びペ
ースト等の流動体を混練続行していながら、すり時間を
一定にできるようにすることで、粘度を特定でき、従っ
てペースト等の粘度値の正確な管理を行うことができる
ように構成したもので、このことにより精巧なスクリー
ン印刷等を可能にするのもである。尚1本発明では、流
動体としてペーストを中心に説明していくが、ペースト
に限らず、他の流動体であってもよいことは言うまでも
ない。
[従来技術とその問題点] エレクトロニクス時代の今日、を子機器の高密度化、複
合化の要求は更に高まっている。
かかる要求に答えるハイブリッド・マイクロエレクトロ
ニクス技術では、基板上に各種の機能を具備した能動素
子や、抵抗、コンデンサ等の受動素子を組み合わせて実
装し、軽薄短小のハイブリッドモジュールを実現してい
る。
ハイブリッドICの製造工程において、その最初の段階
で基板上への印刷工程がある。印刷は。
スクリーン印刷機を用いる。スクリーン印刷機によって
、各種のペースト(導電ペースト、抵抗ペースト、誘電
ペースト、ハンダペースト等)や。
レジストインク、その他の機能材料インクが、主にスク
リーン印刷法により、基板上に印刷される。
この印刷は、ハイブリッドICの性質上、高精度が要求
される。かかる印刷において、印刷膜厚の精度、印刷パ
ターンの精度は、スリーン印刷機の各機能に負うところ
が大きく、スクリーン印刷機の精度によって定まる。
ここで印刷精度を高めるのに最も重要で、しかも困難と
される管理要素として、ペースト(インク)自身の粘度
管理がある。
このペーストの粘度管理の困難性は、多くの場合、印刷
技術者の経験や、実験室的な計測に頼っているのが現状
である。
ペーストの粘度管理の困難性は、多くのペーストが非ニ
ユートン流体の性質を持ち、且つチクソトロピー性を具
備するために、温度、湿度等の周囲条件に左右されるだ
けでなく、ペーストの混練中にも、混練後も粘度が一定
しないことに起因する。
従って、ペースト混練後、粘度計を用いてペーストの粘
度計測を行い、所定の粘度値となったペーストをスクリ
ーン印刷機に供給し、基板上に印刷しても粘度は刻−刻
と変化し、印刷時のペーストの粘度は不定で、精巧なス
クリーン印刷を行うことができない。
しかも、印刷中に、ペーストはスキージ(ペーストを塗
るための「へら」に該当)によって更に混練されるため
、ペーストの粘度は更に不定となり、精巧なスクリーン
印刷を行うことができない。
尚、従来から、スクリーン印刷に当たって使用されてい
る粘度計は、タンク内に貯蔵されているペーストの粘度
を混練するために回転形となっており、この回転抵抗を
粘度値として取り出すようにしたものであり、比較的大
型且つ高価になっていた。
このような回転式粘度計によれば、タンク内のペースト
の粘度を実験室的に測定するもので、スクリーン印刷−
上で直接測定することが不可能で、ペーストの粘度を正
確に測定・管理できないため、精巧なスクリーン印刷は
望めない。
また上記したように、ペーストは、非ニユートン流体め
性質を持つが、この非ニユートン流体は温度により粘度
値が大きく変化するほか1回転体とペーストがする速度
(ずり速度)、すり時間によってペーストの粘度が大き
く変化する。
このため、従来では、ストップ・ウォッチを用いて9例
えば3分といったように単位時間を決めて、常時、ペー
ストの粘度測定を行うようにしていた。
この方法によると、−見正確な粘度測定が可能であるか
のように思えるが、非ニユートン流体の性質をもつペー
スト等の流動体の場合には、正確な粘度値を知ることは
不可能で、測定する度に異なる粘度値が得られるので、
数十年もの長い歴史の中でも、精巧な粘度計が出現して
いなかったのが現状で、このために、はぼ正確な粘度値
に近い粘度値として取り扱わざるを得す、正確な粘度値
を知ることが出来なかったことは、学会関係者や専門家
に認められている。
またこの方法によると、何度となく、繰り返して粘度測
定を行わなければならないため、ペーストの連続した測
定が困難で、自動化測定ができず、量産効率が低く、ま
た粘度の正確な測定が厄介と言う欠点がある。
このことは、ずり時間を一定にできないことから粘度を
特定できないことによる。
更にまた。測定者、外界条件等の種々の要因により、非
ニユートン流体であるペースト等の流動体の正確な粘度
管理を行うこと力1できなかった。
ここにおいて、ずり一間を一定にしようとして、ペース
トを強制的に循環させ、ペーストめ粘度を測定しようと
する方法も試みられたが、この方法によると、下記の欠
点が生じるン□a1強制循環させるための機構が複雑化
し、装置そのものが大きく且つ高価になる欠点がある。
b、上記aの欠点は、簡便に当該ペーストの粘度を測定
できないという欠点を伴う。
C5強制循環によると、これによる強制力がペーストの
粘度を測定しようとするために得るための回転トルクに
影響を及ぼし1正確且つ精度良好にペーストめ粘度を測
定できない欠点が生じる。
d、また落下方式の強制循環方式を採用した場合には、
すり時間を一定にできず、上記同様に正確な粘度測定が
できない欠点がある。
e、更にまた2強制循環力式によると、ペーストを循環
させるための通路が大きくなり、従って回転粘度計その
ものも大型且つ高価になる欠点を持つ。
[発明の課題] 本発明は、スクリーン印刷の高精度化への要求に答える
ために、スキージによって基板上に塗布される直前のペ
ーストの正確な粘度をスクリーン印刷機上で測定・管理
できるような小型、高精度で、しかも安価に構成できる
回転粘度計を得ること並びに非ニユートン流体の性質を
持つペースト等の流動体であっても、その混線中におい
ても。
定でき、その都度都度ストップウォッチを用いなくても
、自動的にペースト等の流動体の正確な粘度値の測定・
管理が行える回転粘度計を得ることを課題になされたも
のである。
特にペースト等の非ニユートン流体は、一般にすり応力
を与えられることによって粘度が変化し1回転粘度計の
すりによっても粘度が変化するために、測定時間を特定
して計測値を決定する必要があるが、かかる点について
本発明の回転粘度計では、筒等の一回転により、ペース
トを自動的に吸い上げ、すり速度一定(回転が一定)の
下では、一定時間後に排出して、ペーストを循環し続け
るようにし9回転粘度計本体内にあって、ペーストがす
りを受ける時間を常に一定にし、すり時間一定という特
性を与え、すり時間依存性のあるペースト等の流動体で
あっても、連続的に正確に粘度を測定できるようにする
ことを課題になされたものである。
また上記スクリーン印刷機の課題、すなわち。
スクリーン印刷機上で移動且つ混練するペーストの粘度
計測を可能とするスクリーン印刷機において、用いて有
用な粘度計の仕様は、(1)移動且つ混練によるペース
トの流動によっても、粘度計測が影響されないこと、(
2)ペーストのチクソトロピー性や流動曲線を見るため
に回転体を1例えば、1 [rpm]〜100 [rp
mコと回転数の可変幅を大きくとれること、〈3)回転
体全体をペーストの中に沈めなくても、ペーストの粘度
計測が行えること、(4)親指位の少量のペーストであ
っても粘度計測が可能であること、(5)堅牢であるこ
と、  (6,)−4s型であること、(7)安価であ
ること、(8)ペーストの混練中においても、ペースト
のすり時間及びすり速度を一定にして計測でき、その結
果、ペーストの粘度を特定できるようにするといった。
相反する仕様を満足することである。  この仕様の(
1)は、スクリーン印刷機におけるペーストの粘度を正
確に測定するために要求される。スクリーン印刷機特有
の性質からの要求である。
仕様の(2)は、スクリーン印刷に用いられる非ニユー
トン流体の性質を備えた高粘度のペーストの性質から要
求されるものである。
仕様の(3)及び(4)は、スクリーン印刷機上の少量
のペーストの粘度を、当該スクリーン印刷機上で正確に
測定するために要求されるものである。
仕様の(5)は、スクリーン印刷機上で、粘度を測定し
つつ頻繁に動がされることから要求されるものである。
仕様の(6)は、仕様(5)と同様にスクリーン印刷機
上でペーストの粘度を測定するために。
スクリーン印刷機上に配設しなければならないというス
ペース上の制約から要求されるものである。
仕様の(7)は、商品を造る上で、当然要求されるもの
であるが、特にスクリーン印刷機では。
安価に形成できることは2セールス効果を備えたスクリ
ーン印刷機を得ることができるものとなる。
仕様の(8)は、被測定物であるペースト等の高粘度流
体を混練続行しておきながら、ペースト等のすり時間及
びすり速度を一定にして計測できるので、当該流動体の
粘度を特定でき、自動的に正確、迅速及び容易にペース
トの粘度測定及び管理を行うことができるものとなる。
[本発明の課題達成手段] かかる本発明の課題は1回動自在に支持された静止側部
材と、該静止側部材に微少空隙部を介して設けられた回
転体と、該微少空隙部に連通するペースト等の流動体流
入口と、上記回転体が上記静止側部材に対向して回転す
ることにより、上記流動体流入口を介して微少空隙部に
流入された流動体を外部に排出する流動体排出口と、上
記回転体が回転することにより微少空隙部に流入された
流動体の粘度によって上記静止側部材に与えられる回転
トルクをばねの歪として検出する回転トルクル電気信号
検出手段とを設けてなる回転粘度計を提供することによ
って達成できる。゛[実施例コ [第1実施例] 第1図はスクリーン印刷機1の概略斜視図で。
符号2は基板設置面、3は基板を示し、この基板3は図
示しない固定部材によって設置面2に固定される。4は
スキージを示し、支持部材5によって支持されている。
支持部材5は、供給パイプ兼固定部材6によって移動台
7に固定されている。
尚、この場合のスキージ4は、ペースト返し板をも兼ね
たものとなっている。
スキージ4がペースト返し板として機能するときは、折
返し点で、スキージ4を持ち上げ、ペーストを返す位置
に自動的に移され、そしてその位置で下げられる。そし
て、スキージ4が戻ることでペーストが返される。
尚、このようなものに限らず、スキージ4と別個にペー
スト返し板を設けたものもある。
第2図は、ペースト8をスキージ4によって塗布する部
分の拡大図を示している。
スキージ4は、移動台7が矢印A方向に図示しないモー
タによって移動させられることで、同じく矢印A方向に
進み、基板3上にスクリーン9を介してペースト8を塗
布する。
ペースト8は、印刷機1の本体内のタンクに貯蔵され、
適度な粘度となるように混練され、供給パイプ兼固定部
材6および支持部材5を介してスるようになっている。
スキージ4の手前(矢印A方向)に適宜量供給されるペ
ースト8には、後記する本拠明の回転粘度計10の先端
部が挿入されている。この回転粘度計(粘度センサ)1
0は、先端部をペースト8内に挿入できるように適宜な
位置に取り付けられている。
例えば、スキージ4の前面に配設したり、スキージ4の
近傍部の部材1例えば支持部材5.固定部材6あるいは
移動台7.またはペースト返し板に取り付けるとよい。
またスキージ4は、コントローラからの信号によって、
その角度や基板面への圧力が調節できるようになってい
る。
次に第3図を参照して2本発明の回転粘度計10の第1
実施例について、以下に説明する。
粘度計としては、ビスコテスターやブルックフィールド
といった回転粘度計が公知になっている。
しかし、スクリーン印刷機9上のペースト8の粘度計測
が、ペースト8の移動且つ混練中での計測であるため、
その性質上、このような通常の回転粘度計を使用するこ
とができない。
しかも、公知の市販されている通常の回転粘度計は、多
量の流動体の粘度を測定する形式のため9例えば、タン
ク内の流動体を混練し、該混練されている流動体そのも
のの粘度を測定するもので、スクリーン印刷機1上のペ
ースト8のように、少量でしかも粘度変化が著しい場合
の流動体の粘度を知ることができない。
しかるに、従来より、スクリーン印刷機では。
市販されている回転粘度計を用いているのみなので、予
め、ペースト8を貯蔵するタンク内のペースト8を混練
し、この混練されたペースト8の粘度を測定し、ペース
ト8をスキージ4の手前に適宜な手段によって供給する
だけであった。
しかし、ペースト8は、高粘度の非ニユートン流体であ
るため、スクリーン印刷機1上でも、その粘度が刻−刻
と変化するため、ペースト8を正確な粘度値に保持でき
ず、精巧なスクリーン印刷を行えなかった。
このように、スクリーン印刷機1では、従来の回転粘度
計では精巧な印刷ができないのみならず、大型且つ高価
になることから使用に敵さない。
従って2本発明では、スクリーン印刷機1のペースト8
の粘度測定に適し、ペースト8の混線中、且つ少量のペ
ースト8であっても粘度測定の可能な小型且つ安価な径
方向空隙型の回転粘度計10を開発したので1通常の〈
従来の)回転粘度計と原理を異にする回転粘度計10に
ついて、以下に第3図を用いて詳細に説明する。
内部が中空となっている矩形枠柱状の回転粘度計本体1
1は、上部開口端を上蓋板12で閉じ。
下′部間口端を透孔を有する下蓋板13で閉じている。
該下蓋板13には9円筒状の軸受ハウジング14を固定
している。該軸受ハウジング14の上下両開口端部にボ
ールベアリング15,1.6を設け、中空状の回転軸1
7を回動自在に軸支している。
回転軸17の下端部は、下蓋板13に形成された透孔か
ら突出して設けられ、該突出した回転軸17の下端部の
外周部に回転円筒体18を固定し1回転軸17と一体し
て回転するようにしている。
軸受ハウジング14の上には、固定板19を固定し、こ
の固定板19にギャードモータ20を固定している。
ギャードモータ20の回転軸2コには、ギヤ22を固定
し2回転軸17に固定したギヤ23と歯合させている。
回転軸17の中空部には、シャフト24が挿入されてい
る。シャフト24の下端部は1回転円筒体18の上部の
内周部に設けたボールベアリング25によって回動自在
に支持されている。
シャフト24の下端部に静止側円柱体26を固定し、該
円柱体26と回転円筒体18との間に微小なギャップの
筒状のペースト流通用空隙27を形成している。
回転円筒体18の下端開口部には、この開口部を閉じる
ための蓋28を固定している。回転円筒体18の下端部
には、空隙27にペースト8を流入するためのペースト
流入、429を形成している。
このペースト流入A29を設ける変わりに蓋28を省略
し、直接空隙27に流入されたペースト8を吸い上げる
ようにしてもよい。
り 回転円筒体18の上部には、ペースト流入429を介し
て空隙27に流入されたペースト8を回転円筒体18の
外部に排出するためのペースト排出夙30を形成してい
る。
尚、この実施例では1円柱体26が固定側となっており
、該円柱体26を囲む回転円筒体18が回転するように
なっているので、外部のペースト8の流動による力が円
柱体26に作用されないように外側の回転円筒体18で
保護される効果がある。
しかし1回転体に外力が働かないようにするためには、
第4図に示すように外側の円筒体を固定側とし、内側の
円柱体を回転体とすればよい。
尚、上記円筒体18は、必ずしも円筒である必要はなく
、要するに円柱体26との間に形成されるペースト流通
用空隙27内のペースト8を当該回転円筒体18が回転
することで、高粘度のベースト8がペースト排出メ30
から排出できるような形状であればよい。
同様に円柱体26も、必ずしも円柱や円筒形状に限定さ
れるものではない。
また上記ペースト流通用空隙27は、単なるラジアルギ
ャップであればよいというものでなく。
回転円筒体18が回転することで、ペースト8が空隙2
7を上昇することのできるラジアルギャップの空隙とす
ることが必要である。
このようにペースト8の高粘度性を利用して。
ペースト8が空隙27を上昇していく性質を利用した点
が本発明の回転粘度計10の特徴であり。
しかも測定後は、空隙27を上昇したペースト8が元の
位置に戻るようにペースト8を排出している点が本回転
粘度計10の大きな特徴となっている。
このようにペースト8が微小なギャップ(長)の空隙2
7であっても上昇していくようにするために1回転円筒
体18の空隙27と対向する面には軸方向に沿ってペー
スト8の上昇移動を容易にするスパイラル溝31を形成
している。
なお、このスパイラル溝31の深さは、微小なものに形
成している。
また2回転円筒体18の空隙27と対向する内面にスパ
イラル溝31を形成しない場合には1円柱体26の外周
に点線で示すスパイラル溝32を形成してもよい、ある
いは1両スパイラル溝31.32を形成してもよい。
これらのスパイラル溝31.32の螺旋の方向は2回転
円筒体18の回転により、ペースト8の上昇移動が促進
される方向である。ここに、螺旋の進み角は、充分に小
さく設定され1通常は10度以下、好ましくは5度以下
1例えば3度とされる。
上記固定板19には9円筒状の軸受ハウジング33が固
定されている。該軸受ハウジング33の一部には、後記
する板バネのストッパを形成するスリット34が形成さ
れている。
上記シャフト24の上端部には、検出軸35が固定され
、軸受ハウジング33の上部開口部の内周に設けたボー
ルベアリング36によって検出軸35を回動自在に支持
している。
軸受ハウジング33の上部には、検出軸35の上下方向
の振動を防止するために上下止めリング37を固定して
いる。
このように検出軸35の上下方向(軸方向)の動きを何
等かの手段で規制しないと、後記する回転トルクル抵抗
変化信号変換センサ39から正確な信号が得られなくな
る。
符号38は、板バネを示し、この板バネ38の一端部は
、検出軸35の外周面上に接着剤等で固定され、他端部
は軸受ハウジング33に形成されたスリット34内に挿
入されている。板バネ38の外面には1回転トルクル抵
抗変化信号変換センサ39が取着されている。
回転トルクル抵抗変化信号変換センサ39としては、圧
電素子、感圧素子、歪みゲージなど適宜なものを用いれ
ば良く、この実施例では歪みゲージを、用いている。
第4図は9本発明の第2実施例を示す回転粘度計10A
で、固定側を構成する粘度センサ本体11の上開口端部
を上蓋板12により、また下開口端部を下蓋板13によ
り閉じている。下蓋板13には、軸受ハウジング40が
固定され、軸受ハウジング40に設けられたボールベア
リング41によって静止側円筒体42が回動自在に軸支
されている。静止側円筒体42の下端は、同一部材によ
って閉じられている。
44が形成されている。静止側円筒体42の上端部には
1円筒状の検出体45が固定されている。
検出体45の上下開口端部には、ボールベアリング46
.47に1よって回転軸48が回動自在に軸支されてい
る。
回転軸48の下端部には2回転円柱体49が固定されて
いる。該回転円柱体49と静止側円筒体42との間には
、ペースト流入用空隙50を形成している。
ペースト流入夙44を介してペースト流入用空隙50に
流入された高粘度の非ニユートン流体の性質を有するペ
ースト8を、上記回転円柱体4つが回転することで当該
ペースト流入用空隙50を上昇して行き易いようにする
ため、上記回転円柱体49の外周に軸方向に沿ってスパ
イラル溝51を形成している。このスパイラル溝51は
、スパイラルの進み角が十分に小さいことが必要である
なお、このスパイラル溝51に代えて静止側円筒体42
の内周を点線で示すように軸方向に沿って、ペーストの
上昇移動を容易にするスパイラル溝52を形成しても良
く、あるいは両スパイラル溝51.52を設けてもよい
下蓋板13の上には、固定板53が固、定され。
この固定板53には固定部材54が固定され、この固定
部材54に上記板バネ38の一端部が固定されている。
上記検出体45の側面の一部分には、スリット55が形
成されている。上記板バネ38の他端部は、スリット5
5内に挿入されている。
板バネ38の外面には2回転トルクル抵抗変化信号変換
センサ39が取着されている。
固定板53と本体11間には、固定板56が横架されて
いる。固定板56には、ギャードモータ20が固定され
ている。ギャードモータ20の回転軸21には、ギヤ2
2が固定され、このギヤ22はバネ軸48に固定された
ギヤ23と歯合している。
ギヤ22.23の上方の本体11の内面には、透孔57
を有する固定板58が横架固設されている。固定板58
には、透孔57と同心状に軸受ハウジング59を固設し
ている。
軸受ハウジング59の内面には、ボールベアリング60
によって回転軸48の上端部を回動自在に軸支している
。軸受ハウジング59の上端部には9回転軸上下方向振
動防止体61が軸受ハウジング5つに螺着固定されてい
る。
本発明の第2実施例の回転粘度計10Aは、上記構成か
らなる。
ここに上記回転粘度計10.IOAにおいて。
上下止めリング37.バネ軸上下方向振動防止体61を
設けて静止側円柱体262回転円柱体4つの上下方向の
振動を防止することにより、ペーストの移動路長の変化
が防止されて信頼性の高い結果が得られる。
また回転トルクル抵抗変化信号変換センサ39の上下方
向の振動を防止することもできる。
本発明による回転粘度計10.IOAは、上記構成から
なる。
従って1本発明の回転粘度計10.IOAを上記スクリ
ーン印刷機1に適用すると、移動台7を矢印A方向に動
かし、スキージ4を同方向に動かしながら、基板3上に
スクリーン9を介して塗布されるペースト8に回転粘度
計10における回転円筒体18若しくは回転粘度計1O
Aにおける静止側円筒体42の先端部を挿入して、ペー
スト8内にペースト流入/[,29,44を没入し、ギ
ャードモータ20を回転させておくと、ギヤ22が回転
し、このギヤ22と歯合するギヤ23も回転するので、
ギヤ23が固定されている回転軸17゜48も同方向に
回転する。
回転軸17.48が回転すると、各々固定されている回
転円筒体181回転円柱体49が回転し、高粘度の非ニ
ユートン流体の性質を持つペースト8は、ペースト流入
:p29.44から吸い上げられてペースト流入用空隙
27.50に入り込み、スパイラル溝31(又は/及び
32)、51(又は/及び52)の助けを借りて上記空
隙27.50をすり上がっていく。
このように、随時、ペースト8が空隙27゜50を上昇
していくと1回転円筒体18.静止側円筒体42の上方
に設けられたペースト排出130.43からペーストが
排出され1回転円筒体18、静止側円筒体42の外周を
伝わって下方に至り1元の位置、すなわちペーストが、
この粘度測定時において位置する位置に戻る。
ペーストが、空1+1.27.50をすり上がっていく
とき、その時のペーストの粘度に応じて静止側円柱体2
6.静止側円筒体42に回転体の回転方向の回転トルク
が与えられるので、第3図の装置では、検出軸35は、
その一端がスリット34に挿入された板バネ38に抗し
て同方向に回転する。この時、板バネ38は一端が固定
されているため、他端が圧接され1回転トルクがバラン
スするまで撓んで湾曲するので9回転トルクル抵抗変化
信号変換センサ39から回転トルクル抵抗変化信号が出
力される。この回転トルクル抵抗変化信号が、所謂ペー
スト8の粘度値信号となる。
また第4図の装置では、検出体45がスリット55内に
挿入された板バネ38に抗して回転し。
その結果、板バネ38が湾曲し、同様にしてセンサ39
よりペーストの粘度値信号が得られる。
いま第3図の回転粘度計10の場合を用いてペースト8
の粘度を測定する方法を説明する。
第5図に示すように、静止側円柱体26の半径をR21
回転円筒体18の内周の半径をR1,静正側円柱体26
の高さをり1回転円筒体18の回転数をN [rpm]
 、ペーストがペースト流通用空隙27を移動上昇して
いく速度の水平方向速度の変化分(ずり速度)をD [
sec”] 、静止側円柱体26のペーストによって受
ける回転トルクをM、ペーストの粘度をηとすると1次
式が成立する。
D=(4πNR1”)/ (Rt2 R22)・60・
・・ (1) 7.5 M (R12R2”) η=□(2) R12・R22・−π2hN 上式から回転トルクMを回転トルクル抵抗変化信号変換
センサ39によって測定すれば、ペースト8の粘度ηが
判明する。
尚1回転粘度計1OAについてもほぼ同様にして求める
ことができるので、ここでは省略する。
但し、上式(1)、(2)は、スパイラル溝31のスパ
イラルの進み角が十分に小さく、空隙27及びスパイラ
ル溝31の深さも静止側円柱体る。従って、静止側円柱
体26の半径R2はスパイラル溝31の山部と谷部の表
面積比を考慮した等価値として示されている。
また別の解析方法としてスパイラル溝の合成ずり速度り
を求める方法を第6図を参照して説明する。
第6図を参照して1回転円筒体18の内周の半径をrl
+静止側円柱体26の半径(スパイラル溝31の山部3
1aまでの半径)をr2+静止側円柱体26に形成した
スパイラル溝31の谷部31bの半径をr3とした場合
において。
Ml :回転円筒体18と静止側円柱体26の谷部31
b間の回転トルク M2:回転円筒体18と静止側円柱体26の山一部31
a間の回転トルク D! =回転円筒体18と静止側円柱体26の谷  ・
部3ib間のすり速度 D2二回転円筒体18と静止側円柱体26の山部31a
間のすり速度 とすると9合成回転トルクM及び合成ずり速度りは1次
式で求められる。
合成回転トルクM = M 1 + M2     (
3)合成すり速度D=D、・(A1/A) +Da  (A2 /A)  (4> 但し、A1 :静止側円柱体26の谷部31aの全表面
積 A2:静止側円柱体26の山部31b の全表面積 A:静止側円柱体26の谷部31aと 山部31bの合成表面積 A=At +Az        (5)上式(4)は
以下の方法で求まる。
静止側円柱体26に働く粘性力Fは、(3)式より次式
で表される。
F8ηIDlAl+η2D2A2 =ηDA            (6)但し、η、η
1.η2 :流動体の粘度二こで、流動体が非ニユート
ン流体であっても、異なるすり速度り、、D2の差が十
分に小さいなら、粘度ηx絢772と見做し得ることに
なる。
このため、上式(6)から粘度ηを消去することで、(
4)式を得ることができる。
上式(3)〜(6)で示した方法は、−例としての簡単
な計算方法例で、他の適宜な計算方法例によっても良い
ことは言うまでもない。
例えば、スクリューポンプの流体力学的解析法、あるい
は平均ずり速度と流体曲線近似式によって計算できる。
更に、実際にペーストの粘度を精度良く測定する方法に
ついて、以下に説明する。
一般のペースト(インク)は、高粘度の非ニユートン流
体の性質を持つため、粘度値はその時の回転円筒体18
の回転数(ずり速度)Dにおける見掛は上の粘度である
ここに、ペースト8には、主に擬塑性流体と塑性流体が
あるが、これらのペースト8は、Y軸に回転トルク(ず
り応力)Mを、X軸に回転数(ずり速度)Dをとると、
それぞれ第7図、第8図に示す流動曲線62.63を描
く。
尚1点線で示す直線64,65.66は、ニュートン流
体の場合の回転トル2ル回転数曲線である。
この直線64,65.66は1回転数と回転トルクに比
例して上昇していく。直線64,65゜66は、それぞ
れθ、θ1.θλ度をもって直線的に伸びていくのに対
し、ペースト8は、流動曲線62.63で示すように流
動した曲線となっている。この曲線62.63から判明
するように。
ペースト8の種類によって降伏値f、が異なる。
すなわち、粘度ηは。
粘度η=(ずり応力M)/(ずり速度D)=M/D=t
anθ      (7)で表される。
(1)式に示したすり速度式は、より正確に説明すると
、内外筒表面のすり速度りは、第5図を参照して静止側
円柱体26の半径をR22回転円筒体18の内周の半径
をR1+静止側円柱体26の円柱表面ずり速度をD21
回転円筒体18の内面ずり速度をDlとすると。
D+  =  ((2R22) /  (R12R22
)  )・ (2πN/60)      (8)D2
  =  I  (2Rt2)/ (R12R22))
・ (2πN/60)      (9)平均すり速度
りは。
D= <Dl +D2 ) / 2 = I (R12+R22) / < R12R22)
 1・ (2πN/60)      (10)で求め
ることができる。
この平均ずり速度の考え方で、(4)式のDl、D2を
求め1合成ずり速度を(4)式より求めれば、高い精度
の平均ずり速度りが得られる。
ニュートン流体のように、流動曲線が0から始まって直
線状に伸びるものであれば、ずり速度りに対する粘度η
は、常に一定である。
しかし、第7図、第8図に示すように非ニユートン流体
のペーストでは、粘度ηはすり速度りへの依存性があり
、角度θ、θl、θ2どの時とで求めただけでは、あま
り意味を持たないことになる。
従って、ペーストの粘度ηを求めるには、少なくとも2
点1例えばθ1と02それぞれの粘度ηを測定し、しか
もその比を求めて、チクソトロピーの度合いを示すチク
ソ指数として、その流動曲線63(曲線62においても
同様)の状態を採用する。
そして、この計測内容の方法としては、下記方法の少な
くとも一つを採用すると有用である。
できれば、すべてを採用することが望ましい。
方法: (a>一定の回転数(ずり速度)Dの時の粘度を測定す
る。・・・このことにより、所定の回転数のときのペー
ストの粘度値を予め判断できる。
(b)低い回転数り、の時の粘度をηL、高い回転数D
υの粘度をηυとする時のチクソ指数を求める。
チクソ指数は1次式で表せる。
チクソ指数=ηL/ηυ      (11)尚2通常
のスクリーン印刷機1では、上記(1)及び(2)の方
法を採用することで十分であるが、マイコンが普及して
いる今日では、スクリーン印刷機1にマイコンを内蔵し
、より高精度化するために9次の(C)の方法を採用す
ると有用である。
(c)マイコンを用いて、′?L動曲線曲線62.63
のものを図形として計測表示する。
尚、上記実施例では2回転粘度計として径方向空隙型の
回転粘度計について説明したが、これに限るものでなく
、軸方向空隙型、その他の構造でも良く1本発明の趣旨
を逸脱しない範囲において、その構造は適宜設計変更し
ても差し支えないことは言うまでもない。
なお、上記実施例では、ペーストの温度測定を行う場合
を示していないのは、コスト低減化及びさほど現状にお
いては必要性が無いことを考慮したものであるが、ある
種の特定のペースト等の流動体を選択した場合には、温
度測定およびその温度補正を行いたい場合がある。
このような場合は1回転粘度計10.IOAのペースト
8に挿入される近傍部1例えば、その先端部近傍に(こ
の場合、温度センサを内蔵してもよい)ペースト8の温
度を検出する温度セ゛ンサを設けておけばよい。
温度センサからのペースト8の温度値信号は。
増幅器によって回転粘度計10.1OAに設けたペース
トの温度表示部にその時の温度及びその時のペースト8
の粘度値を表示させるようにしておくと都合がよい。
また所定の温度時における粘度値に補正する場合には、
温度補正回路によって温度補正した粘度値を上記表示部
に表示するようにすると都合が良いものとなる。あるい
は、その時の粘度及び温度を表示する機能を設けたり、
その他、粘度の上下限プリセット出力機構を設けたり、
ずり時間可変速機能を具備して′、各種の測定等を行う
ことができるようにしておいてもよい。
[発明の効果] 本発明の回転粘度計によると、下記効果を有する。
(1)例えば、スクリーン印刷機を例にすると。
従来スクリーン印刷機では、ペーストの粘度管理におい
ては、印刷技術者の経験や、実験室的な計測に顆ってお
り、しかもペーストが非ニユートン流体の性質を持つこ
とから正確な粘度値を知ることができず、正確な粘度管
理ができないため、精度の良いスクリーン印刷ができな
かった。
これは、ペーストが上記したように非ニユートン流体の
性質を持ち、しかもチクソトロピー性を有し、また印刷
機上のペーストの量が少ないために正確なペーストの粘
度を知ることができなかったことによる。
しかし9本発明の回転粘度計によれば、スクリーン印刷
機上のペーストの量が少ない場合でも、またペーストが
非ニユートン流体の性質並びにチクソトロピー′性を有
していても、ペーストの粘度を精度良く、シかも印刷直
前のペーストの粘度を測定できるた゛め、高精度なスク
リーン印刷が行える。
(2)上記(1)のようにスクリーン印刷機上で印刷直
前のペーストの粘度を測定できるので2本発明の回転粘
度計をスクリーン印刷機に用いれば、従来のように、ス
クリーン印刷機本体内のタンクに貯蔵されているペース
トの粘度のみを測定するものと異なり、印刷直前゛のペ
ーストの粘度も測定できるので、従来に比較−して、高
精度のスクリーン印刷も可能である。
この場合、従来のように、スクリーン印刷機本体内にタ
ンクに貯蔵されたペーストの粘度をも測定し、予めある
程度の粘度−に管理しておくことで、より高精度な印刷
を容易に行えるものとなる。
またコスト低減化に当たっては、従来のようにタンク内
のペーストの粘度を測定する機構を省き9本発明の回転
粘度計のみを用いることで、安価なスクリーン印刷機を
実現できる。
また従来、粘度管理機構を備えていないスクリーン印刷
機では、単に本発明の回転粘度計と所要のコントローラ
をアタッチメントとして付加するだけで高精度のスクリ
ーン印刷機を安価に実現できる。
(3)本発明の回転粘度計は、その一部1例えば、その
先端部を被測定流動体に挿入するだけで、その流動体の
粘度を測定できるため1例えば上記のようにスクリーン
印刷機上の少ない量のペーストの粘度を測定できる等、
従来の回転粘度計では困難な小量の流動体の粘度測定が
可能となる。
従って1本発明の回転粘度計をスクリーン印刷機に用い
れば、従来のスクリーン印刷機のようにスクリーン印刷
機本体内に高価且つ大型の回転粘度計を内蔵させる必要
がない。
このため、ペースト自体もスクリーン印刷機の内部に内
蔵する従来の方法に比較して、自由な配設方法を採用で
きるので、スクリーン印刷機自体が種々の形状1価格の
ものを容易に形成できる。
(4)少ない量のペースト等の流動体の粘度計測を可能
にしているので、従来の回転粘9度計に比較して種々の
形態に配置された多くのペースト等の被測定流動体の粘
度測定が可能である。
(5)少ない量のペースト等の流動体の粘度計測を可能
にしているので、移動且つ混練中のペースト等の被測定
流動体の流動によって、粘度計測が影響されることがな
い。
(6)回転体を1例えば、1 [rpm]〜100[r
pm]と可変幅を大きく取れる構造となっているので、
ペースト等の被測定流動体のチクソトロピー性や2流動
曲線を容易に調べることができ、高精度な粘度管理が可
能である。
(7)本発明の回転粘度計によれば、連続して混練され
ている被測定用のペースト等の流動体が回転粘度計に挿
入されたときから、排出されるまでの時間を一定にでき
るので、すなわち、ずつ時間を一定にできるので、その
粘度値を正確に測定及び管理できるものとなる。
特にペースト等の非ニユートン流体は、一般にすり時間
によって粘度が変化し1回転粘度計のすりによっても粘
度が変化するため、測定時間の特定をして計測値を決定
する必要があるが1本発明の回転粘度計では、ペースト
等の流動体を混練するための1例えば、筒の回転により
、ペースト等の流動体を自吸し、ずり速度一定(回転が
一定)の下では、一定時間後に排出して、ペースト等の
流動体を循環し続けるため5回転粘度計本体内にあって
、ペースト等の流動体がすりを受ける時間を一定にでき
、すり時間一定という特性を与え。
ずり時間依存性があるペースト等の流動体であっても、
連続的に正確に粘度を測定できる。
(8)その他1本発明の回転粘度計によれば、小型、安
価、堅牢に構成できる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はスクリーン印刷機の概略斜視図、第2図はスキ
ージ直前のペースト塗布部の部分拡大図、第3図は本発
明の第1実施、例としての回転粘度計の縦断面図、第4
図は本発明の第2実施例としての回転粘度計の縦断面図
、第5図及び第6図はそれぞれペースト等の流動体の粘
度を求める場合の説明図、第7図は擬塑性流動体の流動
曲線。 第8図は塑性流動体の流動曲線である。 [符号の説明] 1・・・スクリーン印刷機、2・・・基板設置面、3・
・・基板、4・・・スキージ、5・・・支持部材、6・
・・供給パイプ兼固定部材。 7、・・移動台、8・・・ペースト、9・・・スクリー
ン、10.IOA・・・回転粘度計。 11・・・粘度センサ本体、12・・・上蓋板。 13・・・下蓋板、14・・・軸受ハウジング。 15.16・・・ボールベアリング、17・・・回転軸
、18・・・回転円筒体、19・・・固定板、20・・
・ギャードモータ、21・・・回転軸、22.23・・
・ギヤ、24・・・シャフト、25・・・ボールベアリ
ング、26・・・円柱体、27・・・ペースト流通用空
隙。 28・・・蓋、2つ・・・ペースト流入落。 30・・・ペースト排出L 31,32・・・スパイラ
ル溝、33・・・軸受ハウジング。 34・・・スリット、35・・・検出軸。 36・・・ボールベアリング、37・・・上下止めリン
グ、38・・・板バネ、39・・・回転トルクル抵抗変
化信号変換センサ、40・・・軸受ハウジング、41・
・・ボールベアリング。 出玖、44・・・ペースト流入鼎、45・・・軸受ハウ
ジング、46.47・・・ボールベアリング、48・・
・回転軸、49・・・回転円柱体。 50・・・ペースト流入用空隙。 51.52・・・スパイラル溝、53・・・固定板、5
4・・・固定部材、55・・・スリット。 56・・・固定板、57・・・透孔、58・・・固定板
、59・・・軸受ハウジング、60・・・ボールベアリ
ング、61・・・バネ軸上下方向振動防止体、62.6
3・・・流動曲線。 64、・・・、66・・・回転トル2ル回転数曲線。 yA/l¥1 第2図 第3図 蔦7図 門 第6図 阿 (1″91ハ【ン

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回動自在に支持された静止側部材と、該静止側部
    材に微少空隙部を介して設けられた回転体と、該微少空
    隙部に連通するペースト等の流動体流入口と、上記回転
    体が上記静止側部材に対向して回転することにより、上
    記流動体流入口を介して微少空隙部に流入された流動体
    を外部に排出する流動体排出口と、上記回転体が回転す
    ることにより微少空隙部に流入された流動体の粘度によ
    つて上記静止側部材に与えられる回転トルクをばねの歪
    として検出する回転トルク〜電気信号検出手段とを設け
    てなる、回転粘度計。
  2. (2)上記回転トルク〜電気信号検出手段は、静止側部
    材の回転トルクを受けて対応する電気抵抗変化信号を発
    する変換センサよりなる、特許請求の囲第(1)項記載
    の回転粘度計。
  3. (3)上記変換センサは、上記静止側部材の回転トルク
    を受けて変形するバネ部材に取着してなる、特許請求の
    範囲第(2)項記載の回転粘度計。
  4. (4)上記変換センサは、一端が機枠及び静止側部材の
    一方に固定され、他端が機枠及び静止側部材の他方に対
    し、当該静止側部材の回転方向に係合された板バネに取
    着してなる、特許請求の範囲第(3)項記載の回転粘度
    計。
  5. (5)上記変換センサは、ひずみゲージである、特許請
    求の範囲第(4)項記載の回転粘度計。
  6. (6)上記微少空隙部を介して対向する静止側部材と回
    転体の少なくとも一方の面には、流動体流入口を介して
    微少空隙部に流入された流動体を流動体排出口に導くた
    めのスパイラル状の流動体案内溝を形成した、特許請求
    の範囲(1)項記載の回転粘度計。
  7. (7)回動自在に支持された静止側柱状体と、該柱状体
    に筒状の微少空隙部を介して対向してこの外側に回動自
    在に支持された回転円筒状体と、上記微少空隙部に流動
    体を流入するための流動体流入口と、上記回転円筒状体
    が回転することにより流動体流入口を介して微少空隙部
    に流入された流動体の粘度によって上記静止側柱状体に
    与えられる回転トルクを抵抗変化として検出する回転ト
    ルク〜抵抗変化検出手段とを設けてなる、特許請求の範
    囲第(1)項記載の回転粘度計。
  8. (8)上記流動体流入口は、回転円筒状体は下端部に形
    成されてなる、特許請求の範囲第(1)項記載の回転粘
    度計。
  9. (9)上記流動体排出口は、回転円筒状体の上記流動体
    流入口よりも上方位置である、特許請求の範囲第(8)
    記載の回転粘度計。
  10. (10)上記回転円筒状体及び静止側柱状体の少なくと
    も一方は、微少空隙部と対向する面に軸方向に沿って流
    動体導入用のスパイラル溝を形成してなる、特許請求の
    範囲第(7)項記載の回転粘度計。
  11. (11)回動自在に支持された静止側円筒状体と、該円
    筒状体の内側に筒状の微少空隙部を介して回動自在に支
    持された回転柱状体と、上記微少空隙部に流動体を流入
    するための流動体流入口と、上記回転柱状体が回転する
    ことにより流動体流入口を介して微少空隙部に流入され
    た流動体の粘度によって上記静止側円筒状体に与えられ
    る回転トルクを抵抗変化として検出する回転トルク〜抵
    抗変化検出手段とを設けてなる、特許請求の範囲第(1
    )項記載の回転粘度計。
  12. (12)上記流動体排出口は、静止側円筒状体の下端部
    に形成されている、特許請求の範囲第(11)項記載の
    回転粘度計。
  13. (13)上記流動体排出口は、静止側円筒状体の上記流
    動体流入口よりも上方位置である、特許請求の範囲第(
    12)項記載の回転粘度計。
  14. (14)上記回転柱状体及び静止側円筒状体の少なくと
    も一方は、微少空隙部と対向する面に軸方向に沿って流
    動体導入用のスパイラル溝を形成してなる、特許請求の
    範囲第(11)項記載の回転粘度計。
  15. (15)上記回転粘度計は、回転トルク〜抵抗変化検出
    手段が上下方向に振動しないようにするための規制手段
    を備えている、特許請求の範囲第(1)項記載の回転粘
    度計。
JP11139087A 1987-05-07 1987-05-07 回転粘度計 Granted JPS6326551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11139087A JPS6326551A (ja) 1987-05-07 1987-05-07 回転粘度計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11139087A JPS6326551A (ja) 1987-05-07 1987-05-07 回転粘度計

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30797392A Division JPH07104256B2 (ja) 1992-10-23 1992-10-23 流動体の粘度を求める方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6326551A true JPS6326551A (ja) 1988-02-04
JPH0534620B2 JPH0534620B2 (ja) 1993-05-24

Family

ID=14559953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11139087A Granted JPS6326551A (ja) 1987-05-07 1987-05-07 回転粘度計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6326551A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008091120A1 (en) * 2007-01-25 2008-07-31 Seoul National University Industry Foundation Mixed-flow rheometer
JP2021518906A (ja) * 2018-03-26 2021-08-05 アントン パール ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングAnton Paar GmbH 物質の粘度を測定するための回転式粘度計

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49101074A (ja) * 1972-12-21 1974-09-25
JPS5188272U (ja) * 1975-01-10 1976-07-15
JPS56126171A (en) * 1980-03-07 1981-10-02 Ricoh Co Ltd Ink jet recorder

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49101074A (ja) * 1972-12-21 1974-09-25
JPS5188272U (ja) * 1975-01-10 1976-07-15
JPS56126171A (en) * 1980-03-07 1981-10-02 Ricoh Co Ltd Ink jet recorder

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008091120A1 (en) * 2007-01-25 2008-07-31 Seoul National University Industry Foundation Mixed-flow rheometer
KR100877494B1 (ko) 2007-01-25 2009-01-09 재단법인서울대학교산학협력재단 혼합유동 레오미터
JP2021518906A (ja) * 2018-03-26 2021-08-05 アントン パール ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングAnton Paar GmbH 物質の粘度を測定するための回転式粘度計

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0534620B2 (ja) 1993-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900006574Y1 (ko) 회전 점도계
CN2783315Y (zh) 数显式旋转粘度计
EP0268588A1 (en) VISCOMETER.
US3227951A (en) Electrical device for capacitively measuring the thickness of a layer of fluid
CN203164082U (zh) 旋转式粘度检测装置
JPS6326551A (ja) 回転粘度計
CN100458361C (zh) 倾角仪零点和灵敏度温度补偿装置及其补偿方法
CN207095755U (zh) 一种拉力测试装置
CN107941172A (zh) 烟道截面积在线检测方法及装置
CN201522277U (zh) 一种倾斜角测量仪器
CN201083489Y (zh) 变截面弧形板工件厚度测量仪
CN112710587A (zh) 一种锥板旋转式高粘度非牛顿流体粘度仪及粘度检测方法
JPS63317744A (ja) 回転粘度計
JPS62174151A (ja) スクリ−ン印刷機
JPH0658864A (ja) 流動体の粘度を求める方法
MIYASAKA On the Flow of a Viscous Free Boundary Jet on a Rotating Disk: 2nd Report Comparison of Experimental Results with Caluculated Values by means of Film Thickness
CN213987977U (zh) 一种器壁旋转模式下的液体实验仪
Buchdahl et al. A Variable Speed Rotational Viscosimeter
JPS63317745A (ja) 回転粘度計
JPH0454502Y2 (ja)
US722576A (en) Viscosimeter.
SU1718050A1 (ru) Устройство дл определени коэффициента трени плоских образцов материала
CN207622710U (zh) 烟道截面积在线检测装置
JP5106919B2 (ja) 厚み測定装置及び該厚み測定装置を用いた熱拡散率又は熱伝導率測定装置
CN107631737B (zh) 转位水平仪及校准方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term