JPS63265243A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPS63265243A
JPS63265243A JP9854287A JP9854287A JPS63265243A JP S63265243 A JPS63265243 A JP S63265243A JP 9854287 A JP9854287 A JP 9854287A JP 9854287 A JP9854287 A JP 9854287A JP S63265243 A JPS63265243 A JP S63265243A
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JP
Japan
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photosensitive material
image
roller
rotating drum
dust
Prior art date
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Pending
Application number
JP9854287A
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English (en)
Inventor
Masataka Murata
正孝 村田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63265243A publication Critical patent/JPS63265243A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱現像感光層に形成された可動性の色素画像
を受像層に転写して色素画像を形成する装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
熱現像で色画像(カラー画像)を得る方法及び装置につ
いては、既に多くの方法及び該方法を実施可能にする装
置が提案されている。
現儂薬の酸化体とカプラーとの結合により色画像を形成
する方法については、米国特許第3,53.1,286
号、米国特許第3,761.270号、ベルギー特許第
802,519号、リサーチ・ディスクロージャー19
75年9月号31頁〜32頁、米国特許第4,02L2
40号等に提案されている。
また、感光銀色素漂白法によりポジの色画像を形成する
方法については、例えば、リサーチ拳ディスクロージャ
ー1976年4月号3o頁〜32頁(RD−14433
)、同1976年12月号14頁〜15頁(RD−15
227)、米国特許第4,235,957号等に記載さ
れている。
上記の方法では色素像と銀像とが混在した画像が得られ
る。
色素債を銀像とは別々に得るため種々の方法としては例
えば加熱により画像状に可動性の色素を放出させ、この
可動性の色素を水などの溶媒によって媒染剤を有する色
素固定材料に転写する方法、高沸点有機溶剤によシ色素
固定材料に転写する方法、色素固定材料に内蔵させた親
水性熱溶剤により色素固定材料に転写する方法、可動性
の色素が熱拡散性または昇華性であり、支持体等の色素
受容材料に転写する方法などが挙げられる(米国特許第
4.46i3,079号、同第4,474,867号、
同第4,478,927号、同第4,507,380号
、同第4.500,626号、同第4,483,914
号;特開昭58−149046号、同58−14904
7号、同59−152440号、同59−154445
号、同59−165054号、同59−180548号
、同59−168439号、同59−174832号、
同59−174833号、同59−174834号、同
59−174835号、同59−218443号、特願
昭60−79709号など)。
これらの画像形成法を利用した写真材料は処理が簡便で
ありかつ高画質であるため、多くの産業分野でプリント
材料として用いられる。たとえば、電気製品、自動車、
建築、ア・ぞレル、インテリア、クラフトなどの製品デ
デイン分野ニスタイル、インテリア、意匠、テキスタイ
ルなどの配色デザイン分野;不動産、装飾品、ファッシ
ョン、メーキャップなどの商品見本の分野;分子モデル
構造解析、リモートセンシング、シミュレーションなど
の科学分析の分野:コンピューターアニメーション、コ
ンピューターアートなどのエンターテイメントの分野:
CCD内視鏡、顕微鏡などの医療画像の分野;版下やプ
ルーフなどの印刷分野がありまた、複製プリント、電送
カラー写真、高品位室の分野などである。
上記の画像形成装置を利用した画像形成装置としては、
例えば、特開昭59−75247号、同59−1775
47号、同59−181353号、同60−18951
号、実願昭60−116734号等に記載されている装
置などが提案されている。
本発明の対象とする画像形成装置は、感光層と色素固定
層とが同一の支持体に設けられた1シートタイプの写真
材料を処理するものと、感光層と色素固定層とが別々の
支持体に設けられたいわゆる2シートタイプの写真材料
を処理するものとに大別することができる。そして、2
シートタイプの場合においては、例えば下記のような4
つのタイプの処理工程を写真材料に施すように構成した
装置に代表される。
(1)露光工程−熱現像工程−感光材料と色素固定材料
の重ね合せ工程−転写工程−はくす工程(11)露光工
程−感光材料と色素固定材料の重ね合わせ工程−熱現像
・転写工程−はくり工程011)露光工程−熱現像工程
−溶媒付与工程−感光材料と色素固定材料の重ね合わせ
工程−転写工程−はくシ工程 (ψ 露光工程−溶媒付与工程−感光材料と色素固定材
料の重ね合わせ工程−熱現像・転写工程−はくり工程 上記のはくり工程は、色素固定材料の構成によっては省
略することもできる。上記の工程は便宜的な分類であり
、複数の工程を連続して行う場合、たとえば、露光にひ
きつづき加熱現像を行う場合などもあジ、工程間が明確
に分離されない場合も含む。どの工程の組み合せを選択
するかは、塩基の発生法、恋とえば塩基プレカーサーを
内蔵させるか、溶媒の存在下で2つの写真材料に含有さ
せた化合物を反応させて塩基を発生させる等によって選
択できるし、また、現像転写の速度を調節するための促
進剤の用い方によっても選択できる。
写真材料がいわゆるホゾ材料であって、光によるカプラ
セが必要な場合には、全面露光工程を熱現像工程の前又
は熱現像工程の間に設けることができる。
感光層と色素固定層とが同一の支持体上に形成されてい
る場合には、先に述べた工程の中の重ね合わせ工程が不
要であり、はぐり工程を省略することもできる。
このような画像形成装置においては、画像品質を低下さ
せる種々の要因があるが、その中にゴミ等の塵埃粒子に
よる問題がある。これはいずれの装置においても同様な
問題で1、例えば写真材料の画像形成に供する表面にゴ
ミ等が付着していると、露光時においてはゴミによって
例えば光信号の影を生じたりして所望の像様露光が阻害
されることになシ、又、2シートタイプの場合ICあつ
ては、重ね合わせた両写真材料間にゴミ等が存在してい
ることにより、色素の転写もしくは現像の促進がゴミ付
着部分において害きれる問題があった。特にこの種の装
置においては、写真材料〈一定の処理を施すために搬送
するときに、搬送路を構成している各部分に付着してい
る塵埃粒子が写真材料に転写付着してしまう問題を大き
く取シあげることができる。
〔発明の目的〕
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであシ、写真
材料の少なくとも画像形成に供する部分に、塵埃粒子等
が付着しないようになされた画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔問題を解決するための手段及び作用〕本発明の上記目
的は、熱現像感光層に形成された可動性色素画像を色素
固定層に転写することにより色素固定層に色素画像を得
る画像形成装置において、熱現像感光層もしくは色素固
定層あるいは熱現像感光層および色素固定層を有する写
真材料が走行する搬送路内に該材料のダミーを走行させ
るように構成したことを特徴とする画像形成装置により
達成することができる。
すなわち、本発明は写真材料が走行する搬送路内の各部
分に付着しているゴミ等、fFK写真材料に転写付着し
易い状態にあるものを搬送路に走行させたダミーに付着
させて装置外に取り出す掃除作用によシ、写真材料の処
理工程におけるゴミ等の悪影響を効果的に除去し7たも
のである。
本発明におけるダミーシートは特に限定しないが熱現像
感光材料を露光、現像、転写等の処理を行う画像形成装
置内の搬送路で、ジャミングしないものであれば良い。
またダミーシートは熱現像部の温度の低い時点(例えば
電源を入れた直後)K走行させれば耐熱性のものでなく
ても良い。耐熱性のものであれば必要な一時に走行させ
、目的を達成することができる。ダミー7−トとして熱
現像感光材料あるいは色素固定層を有する受像材料が使
用できる。これらの材料は先に述べた従来技術に記載の
特許等に記載のものが用いられる。またシート状であれ
ば、紙、高分子合成物質から得られるシートあるいは、
繊維製品等が使用できる。
具体的には和紙、洋紙、合成紙、ポリエチレンシー)、
/リプロピレンシート、ポリエステルシート、ポリ三酢
酸セルロースシート、塩ピクート、木綿製シート、テト
ロン繊維シート、ガラス繊維シート、トリアセテート繊
維シート、不織布、ロックウールシート等で発じんしな
いものであれば良い、また、ゴミ取りのための処理、ゴ
ミの吸着性を上げるために粘着性の物質等で加工してあ
っても良い。
また静電気を防止するための加工されたシートが望まし
い。それらの例としてはカチオン系やアニオン系の高分
子、ヨウ化鋼、導電性酸化亜鉛、導電性酸化スズ、金属
繊維やカービン等の無機物を塗布したり、含浸したり、
抄ジ込んだ紙やポリマーシートで表面抵抗が1O13σ
−以下のものが有効である。
〔実施態様〕
以下、図面に例示する本発明の一実施態様について詳細
に説明する。
本態様は、熱現像と熱転写が同時に行なわれる場合にお
ける画像形成装置について説明する。
第1図には本実施態様による画像形成装置10の概略が
示されている。
この画像形成装置1では機台10上へマガジン12が搭
載されて熱現像感光材料14を収容している。マffジ
ン12内の感光材料14はその外周から引き出されカッ
ター58で所定長さに切断された後に露光ドラム20の
外周へと巻き付けられる(第1図矢印A方向)。露光ド
ラム16の外周には露光ヘッド18が対応してお夛、露
光後に露光ドラム16が逆転し感光材料14はスクレー
パで剥離され、画像形成用溶媒の塗布部2oを経て熱現
像転写部22へと送られるようになっている。
一方、トレイ24に収容された色素固定材料である受像
材料26は熱現像転写部22へ送られて感光材料14と
重ね合わされた後に熱現像転写部22内のヒータで加熱
される。これによって感光材料14は現像されると共に
、現像された画像が受像材料26へ転写される。
転写終了後には、剥離部28を経て感光材料14は廃棄
トレイ32内へ収容され、受像材料26は乾燥部を経て
取り出しトレイ38へと送り出されるようになっている
なお、画像形成用溶媒とけ、画像形成に必要とされる溶
媒であって、例えば、水、低沸点有機溶媒(アルコール
、ケトン類、アミド類等)あるいはこれらの溶媒に界面
活性剤、現像促進剤、現像停止剤の種々の添加剤を加え
たもの等が含まれる。
次に、第1図に示す装置を第2図〜第4図を参照してよ
り詳細に説明する。
第2図には本発明の実施例に係る画像記録装置が示され
ており、機台10内下部へ設置されるマガジン12には
ロール状の感光材料14が収容されており、この感光材
料14は引き出されて回転ドラム16へ巻付けられ、露
光ヘッド18で画像が露光されるようになっている。こ
の露光された感光材料14は水塗布部20を経て現像転
写部22へと送られるよう釦なっている。この現像転写
部22は回転ドラム16の上方に配置されている。
一方、トレイ24へ収容された受像材料26は現像転写
部22へ送られ、露光後の感光材料14の乳剤面へ密着
される配置になっている。
この密着状態で感光材料14は色素固定材料(受像材料
)26よりも先端が突出されるようになっておシ、また
受像材料26はその幅方向端部が感光材料14よシも突
出するようにその幅寸法が決定されている。
現像転写部22では感光材料14が加熱されてその露光
画像が現像された後に受像材料26へと転写される。転
写後の受像材料26は剥離部28で感光材料工4と分離
され、感光材料14は搬送手段30によって廃棄?ツク
ス32へと送り出され、一方受偉材料26は搬送手段3
4で乾燥装置36を通って取出トレイ38へと送られる
構成である。
この取出トレイ38け現像転写部22の上方−配置され
ている。
次に各構成部品および感光材料、色素固定材料の特性に
ついて詳細に説明する。
(マガジン12および関連部品) マガジン12は移動台40上へ搭載されるようになって
おシ、この移動台40はガイドレール42に沿って手前
方向(第2図紙面直角方向)へ引出すことができ、収容
した感光材料14を全て使用した後は新規な感光材料1
4が収容されたマガジン12を搭載して再びセットでき
るようになっている。
感光材料14はマガジン12に形成される引出開口44
から先端部が引き出され、ガイドローラ46.48へ挾
持されるようになっている。引出し開口44?′i、マ
ガジン内部の感光材料14を光によりカプラせないよう
に遮光性の材料(テレンプ)が用いられる。開口部のス
キマは光カブリの出ないように調整して用いる。開口部
からひき出された感光材料14はいわゆるライトパイピ
ング現像によりマガジン内部にもカブリを生じることが
あり、ライト・母イビング防止のためには支持体を着色
させたものを用いるのが有利である。ガイドローラ46
は軸50で移動台40へ軸支されるアーム52の先端へ
軸支されており、移動台40を機台10から引出した状
態では軸50回υに第2図反時計方向に回転してだイド
ローラ48と離間できるようになっている。マガジン1
2を搭載した後は感光材料14の先端部をガイドローラ
48上へ引出した後にがイドローラ46を再び第2図の
図示状態へ復帰させればガイドローラ46.48間に感
光材料14の先端部を挟持できるようになっている。感
光材料14はマガジンからの引き出しがスムーズに行わ
れるように乳剤面の最外層およびパック層のスベリ性を
調整することが必要である。スベリ性の調整Kl−j:
後述のスベリ剤を用いるのが通常である。ガイドローラ
48け移動台40へ搭載されたパルスモータ54の駆動
力を受け、感光材料14を先端部から回転ドラム16方
向へと送り出すことが出来るようになっている。
また移動台40には全ての感光材料14がマガジン12
から引出された状態を、すなわちロール上にマガジン1
2内へ収容された感光材料14の末尾が引き出された状
態を検出するための光学式エンド検出センサ56が取付
けられている。光学式エンド検出センサは検出波長を感
光材料14の感色性を考慮して用いる必用がある。分光
増感の方法にも依存するが一般には分光感度のピーク波
長よシ少くとも1100n長波のものを使うことが必要
である。
ガイドローラ46.48には隣接してカッタ58が配置
されている。このカッタ58は感光材料14の搬送路の
片側に固定刃60が、他の片側に回転刃62が配置され
ている。回転刃62はモータ64の駆動力を受けて所定
角度往復回転し、固定刃60と噛み合って感光材料14
を切断できるようになっている。この回転刃62の回転
はリミットスイッチ66によって検出される構成である
感光材料14をカットする際に微細なりズが発生するこ
とがあり、このクズによる故障が後の工程で発生する。
これらのクズの発生を防止するために刃先の角度の調整
、感光材料14の膜質の調整が必要である。特に感光材
料14は多層の膜から構成されているため膜ハガレを起
しやすく、このため、ペースと乳剤膜、乳剤膜相互の結
合を強化させておくことが必要である。これらの方法に
ついては写真業界においては公知であるため詳細につい
ては省略する。感光材料中の油状成分が多すぎるとカッ
ター刃に一部が付着し、カッターのいわゆる切れ味を悪
化させることがあるため、油状成分量を調節する必要が
ある。
さらにカッタ58には隣接して回転ガイド68が配置さ
れている。この回転ガイド68はカッタ58で切断され
た感光材料14を回転ドラム16の外周へと案内する第
2図の図示状態から反時計方向に約30度回転し、マガ
ジン12から引出され、カッタ58で切断された後の不
揃いな感光材料14の先端部を廃棄?ツクスフ0へと送
り出す状態まで回転できるようになっている。この回転
ガイド68はソレノイド72の駆動力を受けて回転出来
る構成であり、通常状態では第2図に示される如く感光
材料14を回転ドラム16へと案内する状態となってい
る。
なお制御装置は新規な感光材料14を収容したマガジン
12が機台10ヘセツトされた後に、図示しない主スィ
ッチが操作されると、パルスモータ54を所定回転だけ
駆動させて感光材料14の先端部をカッタ58へ挿入す
ると共にソレノイド72を作動させて回転ガイド68を
回転させ、さらにモータ64の回転によって感光材料1
4の不揃いな先端部を切断し、この切断された先端部を
廃棄デックスフ0内へと収容させる信号を発生させるよ
う釦なっている。
また切断後はモータ54を逆転させ、正確に長手方向と
直角方向に切断された感光材料14の先端部を引き戻し
てガイドローラ46.48付近へと配置して待機させる
ようになっている。カッタ58には隣接して一対の搬送
ローラ74,76が配置されており、これらの搬送ロー
ラ74,76は露光ヘッド18の上方に配置されるノ4
ルスモータ78の駆動力をタイミングチェン80によっ
て受けるようになっており、ガイドローラ46.48の
回転によって送り出される感光材料14を挾持し、回転
ドラム16の外周へと送り出すようになっている。
搬送ローラ74.76と回転ドラム16との間には回転
ガイド82が配置されている。この回転ガイド82は感
光材料14の先端部を回転ドラム16の外周へと案内す
る役目を有しているが、通常状態ではその先端部が回転
ドラム16の外周から離れる状態へ付勢されておシ、ソ
レノイド84の付勢力を受けた状態で感光材料14の搬
送路の下側へ突出される突片86が回転ドラム16の外
周へと接触し、感光材料14の先端部を正確に回転ドラ
ム16の外周へと送シ出すようになっている。この時感
光材料14は乳剤面を基準にしてマイナスにカールして
いる方がドラムに装てんしやすい。
(回転ドラム16および関連部品) 回転ドラム16は内部が中空の円筒形状とされており、
端部から突出する一方の軸88は第3図に示される如く
モータ90の回転力を受けて軸回シ(矢印A方向)に主
走査回転をするようになっている。
この回転ドラム16はロータリエンコーダ92によって
その回転角度が検出できるようになっている。
回転ドラム16の端面94から突出する軸95にはロー
タリージヨイントを介して真空ポンプ96が接続されて
おり、回転ドラム16内を負圧にすることができるよう
Kなっている。この負圧力はバキュームセンサ98で検
出される。
また回転ドラム16の外周面には多数の小孔100が穿
設されており、内部の負圧力によって感光材料14を回
転ドラム16の外周へ吸着巻付けできるようになってい
る。この時感光材料14のパンク面の平滑性がよくない
と巻き付は不良が生ずることは先に述べた通りである。
端面94には一対のビン102,104が突出しており
、位置決めアーム106と対応している。
この位置決めアーム106はビン108でその中間部が
軸支されており、一端はビン102を受は入れる切欠】
10が形成され、他端はソレノイド112のプランジャ
114へ接続されている。このため位置決めアーム10
6はソレノイド112が作動した状態で切欠110がぎ
ン102と嵌まり合う第2図の図示状態および、ビン1
04へ嵌まシ合う状態となることができる。このように
回転ドラム16がビン102と位置決めアーム106と
の係合によって位置決めされた状態は感光材料14の先
端部を回転ドラム16へ巻付けるための巻付は開始位置
であり、ビン104が位置決めアーム106と係合した
状態では露光ヘッド18による露光の開始状態となって
いる。
第3図に示される如く回転ドラム16の外周には接線と
平行な切欠110が形成されガイド板119がビス12
0で固着されている。このガイド板119は切欠116
に隣接してさらに深く切込まれる切欠122との間に感
光材料14の先端部を挿入する空間を形成するようにな
っており、この感光材料14の先端部が挿入される空間
は第2図に示される如くビン102が位置決めアーム1
06と係合した状態では、搬送ローラ74,76からの
感光材料14の送り出し方向、すなわち回転ガイド82
によって送り出される感光材料14の先端部を受は入れ
る方向とされている。
第2図に示される如く回転ガイf82に隣接して押圧ロ
ーラ124が配置されている。この押圧ローラ124は
アーム126の先端部へと軸支されており、このアーム
126の軸128がソレノイド130によって駆動され
るようになっている。
このアーム126は押圧ローラ124が常に回転ドラム
16の外周から離れる状態へと付勢されているが、ソレ
ノイド130が作動されると回転ドラム16の外周へと
押圧され、回転ドラム16の外周へ巻付けられる感光材
料14を回転ドラム16へ密着させる役目を有している
この押圧ローラ124は感光材料14の乳剤面と直接接
つするため、感光材料14の写真性に影響を与えない材
料を用いることが望ましい。特にイオウ化合物、アミン
類は増感又は減感作用があるため、ローラのゴムはイオ
ウ含量の少ないものを選ぶ必要がある。このため硫黄加
硫、アミン加硫などの加硫度の太きいものは好ましくな
い。非硫黄変性タイプのクロロプレンゴムイノシアネー
ト加硫のポリウレタンゴム、熱可塑タイプのポリウレタ
ンゴム、シリコーンゴム、過酸化物加硫のフッ素ゴム、
エチレンプロピレンゴム、ポリエステルゴム、熱可塑性
SBRなどを好ましいローラ材料として挙げることがで
きるが、これらに限定されるものではない。
尚、上記の材料はローラ124のみならず感光材料14
、色素固定材料26に接触する場合には共通に使用でき
る材料である。
第3図に示される如く回転ドラム16には切欠122に
隣接して切欠132が形成されており、回転ドラム16
の外周へ巻付けられる感光材料14の末尾を収容できる
ようになっている。この切欠132にはさらにその切込
み深さが深い切欠134が軸方向中央部に外周に沿って
形成されており、剥離アーム136の先端が挿入される
ようになっている。この剥離アーム136はソレノイド
138の駆動力を受けて作動されるよう区なっている。
また回転ドラム16の外周には軸方向両端に対応して第
2図に示される如く駆動ローラ140が配置されておシ
、アーム142へ軸支されている。
アーム142の軸144はソレノイド146の駆動力を
受けて回転し、アーム142を回転ドラム16の外周へ
と押圧できるようになっている。
またこの駆動ローラ140はタイミングチェン80を介
して/Jルスモーク78の駆動力を受けるようになって
おり、回転ドラム16を比較的低速で回転することがで
きる。
第2図に示される如く露光ヘッド18は、回転ドラム1
6と平行軸状態で配置されるガイドバー148に案内さ
れて回転ドラム16と平行に移動可能となっている。こ
の露光ヘッド18は一対のプーリ150,152へ掛は
渡されるワイヤ154の端部が連結されておシ、プーリ
150がモータ156の駆動力を受けて回転することに
より副走査移動(矢印B方向)できるようになっている
この副走査移動時に露光ヘッド18へ取付けられた3個
の発光素子158が各3原色を発光して回転ドラム16
の外周へ巻きつけられた発光材料14の乳剤面へと2次
元的な画像を露光するようになっている。発光素子15
8は温度によシ発光強度が異なりまた湿度により劣化す
る。また感光材料14は露光時の温湿度により感度の変
動をきたす。このため露光部分は周囲の温湿度の変動、
特に後に述べる加熱部よりの熱の影響を受けない配置が
好ましい。
なお露光ヘッド18はガイドバー148回りに回転可能
であり、副走査移動時にはガイドバー160へ当接され
た状態でスライドするようになっている。このガイドバ
ー160はガイドバー148と平行軸状態で配置されて
いる。また露光ヘッド18の移動はヘッド検出センサ1
62によって検知されるよう罠なっている。
回転ドラム16の外周には駆動ローラ140と剥離アー
ム136との間に、上方に向けて間隔が狭く形成される
剥離ガイド170が対応している。
この剥離がイド170の上端部付近に対応して光学式の
感光材料後端センサ171が配置されている。ま九剥離
ガイド170上端には搬送ローラ172.174が配置
されており、ノヤルスモータ78の・駆動力をタイミノ
グチエン80を介して受け、感光材料14の先端部を案
内プレート176へと送り出すことができるよう罠なっ
ている。
案内プレート176の先端部には同様に/4’ルスモー
タ78の駆動力をタイミングチェン80を介して受は回
転する搬送ローラ178,180が配置されておシ、感
光材料14の先端部を水平方向へ送シ出して水塗布部2
0へと送シ込むことができるようになっている。
(水塗布部20および関連部品) 第4図に示される如く水塗布部20では、搬送ローラ1
78,180;d−ら送シ出される感光材料14が搬送
ローラ182,184間へと送られるように水平方向に
ガイド板186.188が感光材料14の搬送路の上下
に配置されている。下側に配置されるガイド板188は
搬送される感光材料14の幅方向(紙面直角方向)の両
端に対応して配置されている。
この感光材料14の幅方向両端に配置されるガイド板1
88の間には塗布ローラ190が軸支されてお)、この
塗布ロー2190は画像形成用溶媒である水192を収
容するタンク194内へその一部が入シ込んでいる。
塗布ローラ190はモータ196の回転力を受けて感光
材料14の搬送方向と同方向に回転でき、これKよって
タンク194内の水192を持ち出して感光材料14の
乳剤面へと塗布出来るよう釦なっている。この場合、感
光材料14と塗布ローラ190の間には水のピードが形
成され、感光材料14に塗布される水の量は大まかには
感光材料14の搬送速度とビード巾、感光材料膜の吸水
速度に依存すると考えられている。吸水速度を制御する
ためには硬膜度、吸水ポリマーの利用等の方法が願特4
192二5241.4951等に記載されている。
塗布される水の貴は水の温度に依存するため水温が一定
に制御されることが好ましい。水温に対応させて感光材
料14の吸水速度を制御できるため水温は一定なら任意
に設定できるが、制御の容易さの観点からは常温付近、
特に25°C〜40”Cが冷却装置不用のため好ましい
タンク194へは水タンク198からの水がポンプ20
0を介して供給されるようになっており、タンク194
に設けられるオーバーフロー管204けタンク194内
の水面を常に一定に維持している。またタンク194へ
接続される排水管202は排水バルブ206の開放によ
り、タンク194内の水192を排水タンク208へと
排出できるようになっている。
このタンク194内の水192け一枚の感光材料14が
通過する毎に排水パルプ206が開放されて排水タイク
208へと排出され、次の感光材料】4が送られる前に
水タンク198内の水が必要量だけタンク194内へと
送られるように制御されている。
タンク194の外側にけヒータ210が取付けられてお
り、水192を必要な温度に加熱できるようになってお
り、この水192の温度は水温センサ212で検出され
るようになっている。使用する水は後(でのべるように
純水でもよいし、各種の微量薬品を含有していてもよい
。特に長期間使用する場合には、カビ細歯などの繁殖を
防止する薬品、感材表面から溶出する薬品を吸着する物
質、消泡剤などの池水に混入する異物を除去するための
フィルター類を備えていることが望ましい。
搬送ロー2182の上方には搬送ローラ214が配置さ
れておシ、搬送ローラ182との間にガイド板216が
取付けられている。
また搬送ローラ214、この搬送ローラ214の上方に
配置される巻掛搬送ローラ218および搬送ローラ22
0,222,224との間には搬送ベルト226が巻掛
けられており、この搬送ベルト226の一部は搬送ロー
′7t84と巻掛搬送ローラ218との間で搬送ローラ
182と搬送ローラ214とへ一部が巻掛けられて直線
状態となり、ガイド板216との間に上方へ送られる感
光材料14を挟持搬送できるようKなっている。
すなわち水塗布部20で水塗布が行われ念後の感光材料
14は搬送ローラ182と搬送ベルト226との間に挾
持されて上方へ方向転換され、搬送ベルト226とがイ
ド板216との間を通って立上がり、搬送ベルト226
と搬送ローラ214との間を通って水平方向に方向転換
され、これKよって感光材料14が反転されて現像転写
部22へと送り出されるようKなっている。この例では
感光材料14に水塗布してから方向転換するため現像転
写部に送りこむまでの時間が長い。この時間の長さは鮮
明な画偉を得るための必須要件ではなく例えば感材に水
塗布後直ちに現像転写部に送りこむ形態であっても何ら
写真特性に影響はなり0巻掛はローラ220はモータ2
28の駆動力をチェーン300を介して受け、これによ
って感光材料14の搬送力を生ずるようになっている。
(トレイ24およびその関連部品) 現像転写部22の上方に配置されるトレイ24けマガジ
ン12と同様に移動台310上へ搭載されている。この
移動台310はガイドレール312に沿って手前側へ引
出してトレイ24内へ未使用の受像材料26を収容させ
ることができるようになっている。
機台10へ軸支される搬送ローラ314は約半周に亘っ
て突出部が形成されており、トレイ24が機台10内へ
収容されるとトレイ24内の受像材料26の上方に若干
量だけ離れて配置されその回転が搬送ローラ回転センサ
315で検出できるようになっている。この搬送ローラ
314はモータ316の駆動力を受けて回転するとその
突出部が最上層の受像材料26を摩擦力で送り出して搬
送ローラ318,320間へと挾持させるようになって
いる。搬送ローラ314,318,320は先に述べた
ように処理後の画glK影響を与えないものを選ぶこと
が必要である。なおトレイ24には受像材料センサ32
2が配置され、トレイ2−4内の受像材料26が全て送
り出されると制御装置へとその信号を送り出すようKな
っている。受像材料26をスムーズに送り出すためには
材料のカールを調節しておくことが必要である。特にプ
ラス又はマイナスのカールが大きすぎると材料がトレイ
24から送り出すことができなかったシ搬送ローラに挾
持できない等の故障が生ずる。
搬送ローラ318と搬送ローラ320の近くに配置され
る搬送ローラ324,326は搬送ローラ318,32
0で送られた受像材料26をガイド板328を介して受
は取り、これを現像転写部22へと送り出すようになっ
ている。搬送ローラは受像材料26の受像面に直接接触
しない構造が好ましい。
この搬送ローラ324と搬送ローラ326はチェーン3
00によって伝えられるモータ228の駆動力をクラッ
チ330を介して受は取るようになっており、これによ
ってクラッチ330の作動時にのみ受像材料26を現像
転写部22へと送り出すことができるようになっている
。搬送ローラ318と搬送ローラ320とはこの搬送ロ
ーラ324の回転力を図示し々いチェーンの駆動力を介
して受は取るため搬送ローラ324と同期して回転する
ようになっている。
なお搬送ローフ324.326と現像転写部22との間
には受像材料26の先端を検出する光学式の先端上ンサ
332が配置されている。
(現像転写部22および関連部品) 現像転写部22には入口部に一対のヒートローラ340
.342が中間部にヒートローラ344゜346が、出
口付近にはヒートローラ348,350が配置されてお
シ、ヒートローラ340,342で感光材料工4と受像
材料26の双方の乳剤面を密着させ、出口部まで水平方
向に密着したま″!搬送するようになっている。このた
めヒートローラ340とヒートローラ342との間には
ノぐスラインの両側にガイド板352が、ヒートローラ
344.346とヒートローラ348,350との間に
は同様にガイド板354が、またヒートローラ348,
350と出口部との間にけガイド板356が同様に配置
されている。
いま各ヒートローラは通過する感光材料14および受像
材料26を加熱するように、・ぞスラインの反対側にヒ
ータ358がそれぞれ配置されており、これらのヒータ
358にはそれぞれ温度セン?360が、また各ヒート
ローラには温度センサ362が接触してその温度を検出
できるようKなっている。各ヒートローラには適当な圧
力が印加されていることが好ましい。圧力がかかつてい
ない時は、2つの材料が熱による変形のためにはくりし
たシして各種の画像ムラの原因となる。圧力は0.1〜
10 kg 7cm2が好ましい。各ヒ−トo −5の
温度は80℃〜100℃の間に制御されるのが好ましい
。各ヒートローラの温度は同一である必要はなく、2つ
の材料間の温度を速く立ち上げるために初段のローラ温
度を高めに設定する傾斜法を採用してもよい。ヒートロ
ーラは加熱時に材料にシワを与えないように適度なりラ
ウンを有することも望ましい。ローラは部分的釦圧力の
かからない部分を設けるため溝を有していてもよい。
さらにガイド板352.354.356にはそれぞれ通
過する感光材料14と受像材料26とを加熱するように
ヒータ364が取付けられており、とのヒータ364に
も温度センサ366が配置されている。
各ヒートローラはモータ368の駆動力がタイミングチ
ェーン370を介して伝達されている。
従ってこのように構成される現像転写部22では感光材
料14を加熱し、その乳剤面へ露光された画像を現像し
、さらにこの画像を受像材料26へと転写するようにな
っている。
なお各ヒートロー2に対応したヒータ35Bは補修時の
便宜を考慮してヒートローラ342から取外すことがで
きるようになっており、第2図にはヒートローラ342
に対応したヒータ358が取出された状態が示されてい
る。
(剥離部28および関連部品) 現像転写部22の出口部にはガイド板372が配置され
、送り出される感光材料14と受像材料26とを搬送ロ
ーラ374と搬送ローラ376との間へ挾持させるよう
になっている。この送り出される感光材料14と受像材
料26との先端部を検出するための光学式先端検出セン
サ378が配置されている。
剥離部28では転写後に密着したままの状態で送り出さ
れる感光材料14と受像材料26とをローラ380が搬
送手段30へと送り出すようになっている。すなわち、
この剥離部28はローラ380がアーム382へ軸支さ
れており、アーム382はソレノイド384の駆動力を
受けるプランジャ386の作動によって搬送ローラ37
4へと当接し、受像材料26の先端部よりも突出した状
態で送り出される感光材料14を搬送手段30方向へ方
向転換させ、搬送手段30へと受は渡すようになってい
る、搬送手段30では剥離部28のローラ380によっ
て下方向に方向転換された感光材料14を挾持して搬送
するための複数の巻掛ワイヤ388 、390およびこ
れらを巻掛けるブーIJ 392 、394が配置され
ており、モータ396の駆動力によって回転されるよう
になっている。
2つの材料をスムーズに剥離するだめの各種の工夫が材
料側でなされている。代表的なものにはフッ素系の界面
活性剤、シリコーン系の化合物を用いる方法、硬膜度を
調節したりバインダーの種類・量を調節する方法があり
当業界では公知の方法を用いることができる。
一方現像転写部22から送り出される受像材料26はそ
の両側端部が感光材料14よりも突出されているので、
搬送手段34部分で受像材料26の両側端部と対応して
巻掛けられる搬送ベルト398によって上方向に方向転
換されて搬送されるようになっている。この搬送ベルト
398は複数・のローラ400へと巻掛けられており、
搬送ローラ374およびこの上方に配置されるガイド板
402との間に受像材料26を挾持して持ち上げるよう
になっている。
この搬送ベルト398とガイド板402によって持ち上
げられる受像材料26はガイド板402へ取付けられる
乾燥装置36からの温風によって乾燥されるようになっ
ている。この乾燥装置36の温風温度は温度センサ40
6によって検出され制御されている。
(実施例の作動) 装置の主スィッチがオンとされるとモータ78.368
、ヒータ358、乾燥装置36が作動される。
これと同時にパルスモータ54.64、ソレノイド72
のl<mにより感光材料14は、所定長さく通常の処理
動作時とほぼ同等の長さ)だけ切断されて搬送路内に送
り出される。又、この切断によって感光材料14のダミ
ーを作ると共に、例えば感光材料14の不揃な先端部が
゛直線状の良好な切断端縁となり直線状となった先端は
若干量だけ後退してガイドローラ46.48付近で待機
する。
搬送路内に送り出された感光材料14のダミーは、主ス
ィッチによって適宜駆動されている搬送系によって感材
処理工程の経路を走行して廃棄トレイ32内に収容され
る。一方、受像材料26も積層された最上部のものをダ
ミーとして用い感光材料14に重ね合わさるように送り
出して屯り出しトレイ38に収容する、なお、このとき
露光系は動作しない。
上記のダミー走行により、搬送系のローラ、ガイド板、
ベルト等に付いているゴミ等をこのダミーに転写付着さ
せて極めて効果的に取り除(ことができる。なお、この
ダミーは、感光材料14及び受像材料26を使用してい
るが、これらの写真材料は、所定の塗布層が設けられて
おりゴミ等が付着し易いので、極めて効果的な除塵作用
を有するものである。
その後、スタートスイッチがオンとされると、パルスモ
ータ54が駆動され、ガイドローラ46.48は感光材
料14を挾持搬送し、カッタ58、回転ガイド68を通
して搬送ローラ74.76へと送り出す。またソレノイ
ド84は回転ガイド82の突片86を回転ドラム16の
外周へと接近させ、感光材料14の先端部をガイド板1
19と切欠122との間へ送り出す。感光材料14の先
端部が回転ドラム16の外周へと送りだされると、ソレ
ノイド146の作動により回転ドラム16へ当接した駆
動ローラ140は回転ドラム16を低速で回転させ、こ
れと同時にソレノイド130は押圧ローラ124を回転
ドラム16の外周へと圧着させ、回転ドラム16を外周
へ隙間なく押圧させる。感光材料14が所定量だけ送り
出されるとモータ64が作動して回転刃62は感光材料
14を所定長さに切断する。
回転ドラム16の回転に従ってソレノイド146は駆動
ローラ140を回転ドラム16の外周へと密着させ、切
断された感光材料14が全て回転ドラム16の外周へと
密着されるとソレノイド146の作動によって駆動ロー
ラ140は感光材料14の後端を回転ドラム16の外周
へと押圧する。
感光材料14が全て回転ドラム16へ巻付けられるとソ
レノイド1】2の作動によって位置決めアーム106は
ピン104と係合し、回転ドラム16を露光開始状態で
停止させる。これと同時にソレノイド146が消磁し、
駆動ローラ140が回転ドラム16から離れる。
一方真空ボンブ96は回転ドラム16内を負圧状態とし
、回転ドラム16の外周へ巻付けられる感光材料14を
隙間なく密着させる。
回転ドラム16内の負圧が所定値に達したことがバキュ
ームセンサ98で検出されるとモータ228が回転する
と共にクラッチ330が接続され、搬送ローラ324 
、326および搬送ローラ318 、320が回転する
。これと同時にモータ316は搬送ローラ318を回転
させてトレイ24内の受像材料26を送り出す。
これによって搬送ローラ318 、320および搬送ロ
ーラ324 、326は受像材料26を送り出し、受像
材料26の先端部は先端センサ332でこれが検出され
るとクラッチ330が遮断され、受像材料26は先端セ
ンサ332で検出された状態で停止し、感光材料14が
現像転写部22へと送り込まれる状態で待機する。
またこれに伴いモータ228は停止する。
一方バキュームセンサ98で回転ドラム16内の負圧が
所定値に達したことが検出されるとモータ90は高速で
回転し、回転ドラム16を主走査回転(矢印A方向)さ
せる。
これと同時にモータ156は露光ヘッド18をヘッド検
出センサ162で検出されるまで移動し、露光ヘッド1
8を画像露光開始位置に停止する。その後モータ156
はプーリ150を回転しワイヤ154を介して露光ヘッ
ド18を副走査動(矢印B方向)させ回転ドラム16の
回転と共に二次元的な画像を発光素子158によって感
光材料14の乳剤面へと露光する。
露光が終了するとモータ90は停止し、ソレノイド14
6の作動により駆動ローラ140が回転ドラム16の外
周へと接して回転ドラム16へ制動を加えた後にモータ
78が逆転し、低速で回転ドラム16を回転する。
これと同時にソレノイド138が作動して剥離アーム1
36は回転ドラム16の切欠134内へ挿入される。こ
れによって回転ドラム16の外周へ巻付けられた感光材
料14はその後端から剥離アーム136によって剥離さ
れるため回転ドラム16への巻付方向とは逆に剥離され
、剥離ガイド170に案内されて搬送ローラ172と搬
送ローラ174との間へ挿入される。
剥離された感光材料14の先端部が後端検出センサ17
1へ至ると感光材料14の剥離先端が水塗布部20の直
前へと至るまでモータ78が高速回転し、感光材料14
の剥離後端を収容されていた切欠122が駆動ローラ1
40に対応するとモータ78が停止し、ソレノイド11
2は位置決めアーム106でピン102を固定する。
感光材料14が回転ドラム16の外周から全て剥離され
ると真空ポンプ96が停止し、ソレノイド146は駆動
ローラ140を回転ドラムス6から離す。
一方後端検出センサ171 Kよって剥離ガイド170
を通過する感光材料14の末尾が検出されるとパルスモ
ータ78の回転が低速になり、水塗布部20で感光材i
14が比較的緩く送られる。
これと同時にモータ196が作動して塗布ローラj90
およびモータ228が回転し、所定時間遅れてクラッチ
330が結合する。
このため水塗布部20へ送られた感光材料14は塗布ロ
ーラ190によってその乳剤面へ水192が塗布され、
ガイド板216と搬送ベルト226とによって上方へ持
ち上げられ、現像転写部22のヒートローラ340 、
342へと送られる。感光材料14が現0!転写部22
へと送られると、所定時間遅れて結合されるクラッチ3
30 Kよって回転した搬送ローラ324と搬送ローラ
326によって受像材料26も現像転写部22へと送ら
れ、感光材料14と現像転写部22とが密着されて挾持
される。なおその後モータ196とモータ228とが停
止する。
現像転写部22では各ヒートローラがヒータ358によ
って加熱されているため、感光材料14が熱現像され、
現像後の画像は受像材料26へと転写される。感光材料
14の乳剤面へは既に水が付与されているので確実な転
写が行われる。
現像転写部22から送り出される感光材料14の先端部
が先端検出センサ378で検出されるとソレノイド38
4の作動によつ℃ローラ380が搬送ローラ376へ密
着することにより感光材料14が下方向へと変位され、
巻掛ワイヤ388と巻掛ワイヤ390とによって挾持搬
送され、下方向へ送り出されて廃棄ボックス32へと収
容される。
また感光材料14の先端部よりも後退している受像材料
26の幅方向両端部は搬送ベルト398と搬送ローラ3
74とによって挾持されて持ち上げられ、乾燥装置36
で乾燥された後に取出しトレイ38へと取出される。こ
のため既に取出トレイ38へ取出される受像材料26は
乾燥されており、この画像を手に取って見る場合にも汚
れを生ずることはない。
なお先端検出センサ378で感光材料14の先端部が検
出された後に主スィッチが遮断されて使用電力が低減さ
れ、表示部はスタンバイ表示となり次のスタートスイッ
チの開始信号に対処することができる。
上述のダミー走行は、例えば長時間(期間)装置1を使
用しなかった場合などにおいて行うようにすると効果的
である。すなわち、主スィッチをオンにしてから例えば
ヒータ等が所定温度に達するまでの間にダミーの走行を
行うことができる。
この場合、第5図に示すフローチャートの如く、例えば
、主スィッチをオフにしたときに作動し始めるタイマー
を用いて装置1の停止時間を判断するように構成するこ
とができる。このタイマーを例えば24時間の設定とし
た場合には、主スィッチをオフにしてから24時間以上
たってタイマーがストップした条件と、主スィッチがオ
ンの条件とが合わさったときにダミーが走行し、主スィ
ッチをオンにしたときが、例えばオフから24時間以内
の場合にはダミー走行はしない。
ダミーの走行は第5図に示すような設定によるだけでな
く種々変更でき、例えば、写真材料(感光材料14また
は受像材料26)の処理枚数をカウントして一定の処理
枚数ごとにダミーを走行させるようにしてもよく、一定
の時間ごとに定期的にダミーを走行させるようにしても
よい。又、ダミー走行は自動的に行うものに限らず、例
えば装置1にダミー走行スイッチを設け、オペレータの
判断によって適宜行うようにしてもよい。
上記実施態様においては、感光材料14及び受像材料2
6の両方のダミーを走行させるようにしたが、必ずしも
両方でな(いずれか一方のみでも充分な除塵効果を奏す
ることができる。
本発明によるダミー走行によって極めて効果的な除塵を
することができるが、本発明と合わせて他の除塵手段を
適用することにより、さらに効果を増大することができ
る。
他の除塵手段とは、第1図に示すように、例えば払拭部
材3を適宜箇所に設け、受像材料26及び感光材料14
の表面からゴミ等を除去するものがある。この払拭部材
3は不織布やテレンプなどから構成でき、その配設位置
は、例えば受像材料26に対しては感光材料14と重ね
合わさる直前、又、感光材料14に対しては、水塗布の
直前ならびに露光の直前の所に設けることが好適である
また、払拭部材3以外のものでは、倒えば静電気を帯び
た部材により、写真材料の表面に付着しているゴミ等を
吸着除去することもできる。
上述した除席手段は、装置1内に付着しているか、ある
いは写真材料に付着しているゴミ等を対象にした除塵手
段であるが、装置】内に浮遊しているゴミに対しては、
例えば粘着性のゴミ吸着部材を装置1内の適当な所に設
けたり、あるいは装置l内の空気を除塵フィルタを介し
て適宜循環させる等を手段を用いることができる。
上記の実施態様では感光材料I4へ水塗布を行って転写
効充を向上する構成を示したが、本発明は受像材料26
へ水塗布するようにしてもよい。
本発明は、上記実施態様の如く2シートタイプの写真材
料を用いた装置に限らず、色素固定層と感光層とが同一
の支持体上に形成されているもつであってもよく、また
、現像および転写後、両者を剥離するものであっても、
そうでないものであってもよい。
また、水塗布等の溶媒を用いないものであってもよい。
(発明の効果) 以上述べたように本発明の画像形成装置は、写真材料が
走行する搬送路に写真材料のダミーを走行させ、このダ
ミーにより搬送路内のゴミ等を付着させて除去するよう
に構成されているので、写真材料の処理においてゴミ等
の悪影響を効果的に防止することができ、もって高品質
な画像を得ることができる。又、本発明によれば特に複
雑な構造を有する装置にあっては、装置内清掃等のメン
テナンス性の向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施態様の概略側面図、第2図は第
1図に示す装置を詳細に示した側面図、第3図及び第4
図は第2図の一部を示した拡大斜視図及び拡大側面図、
第5図はダミー走行の一例を示したフローチャートであ
る。 1・・・画像形成装置、3・・・払拭部材、10・・・
機台、12・・・マガジン、14・・・感光材料、16
・・・露光ドラム、18・・・露光ヘッド、20・・・
水塗布部−22・・・熱現像転写部、24・・・トレイ
、26・・・受像材料、28・・・剥離部、32・・・
廃棄トレイ、38・・・取り出しトレイ 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱現像感光層に形成された可動性色素画像を色素固定層
    に転写することにより色素固定層に色素画像を得る画像
    形成装置において、熱現像感光層もしくは色素固定層を
    有する写真材料あるいは熱現像感光層および色素固定層
    を有する写真材料が走行する搬送路内に該材料のダミー
    を走行させるように構成したことを特徴とする画像形成
    装置。
JP9854287A 1987-04-23 1987-04-23 画像形成装置 Pending JPS63265243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9854287A JPS63265243A (ja) 1987-04-23 1987-04-23 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9854287A JPS63265243A (ja) 1987-04-23 1987-04-23 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63265243A true JPS63265243A (ja) 1988-11-01

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ID=14222573

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JP9854287A Pending JPS63265243A (ja) 1987-04-23 1987-04-23 画像形成装置

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JP (1) JPS63265243A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02117574A (ja) * 1988-10-22 1990-05-02 Hitachi Elevator Eng & Service Co Ltd エレベータの案内装置

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JPH02117574A (ja) * 1988-10-22 1990-05-02 Hitachi Elevator Eng & Service Co Ltd エレベータの案内装置

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