JPS63264123A - 空気又は炭酸ガスから水蒸気を除去するための複合中空繊維 - Google Patents

空気又は炭酸ガスから水蒸気を除去するための複合中空繊維

Info

Publication number
JPS63264123A
JPS63264123A JP62093457A JP9345787A JPS63264123A JP S63264123 A JPS63264123 A JP S63264123A JP 62093457 A JP62093457 A JP 62093457A JP 9345787 A JP9345787 A JP 9345787A JP S63264123 A JPS63264123 A JP S63264123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow fiber
air
composite hollow
asymmetric
composite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62093457A
Other languages
English (en)
Inventor
アルベール・フアーブル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhone Poulenc Recherches SA
Original Assignee
Rhone Poulenc Recherches SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from FR8601741A external-priority patent/FR2593721B1/fr
Application filed by Rhone Poulenc Recherches SA filed Critical Rhone Poulenc Recherches SA
Priority to JP62093457A priority Critical patent/JPS63264123A/ja
Publication of JPS63264123A publication Critical patent/JPS63264123A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、特に空気又は炭酸ガスを除湿するのに有益で
あるのみならず、水蒸気の他に水溶性の揮発性溶媒、例
えばジメチルホルムアミド又はN−メチルピロリドンの
よりな溶露を含有する空気を衛生規準に適合させるのに
有益である特徴を有する中空m維に関する。
〔発明が解決すべき問題点〕
斯界において、炭酸ガス中に含まれる水蒸気を除去し、
作業所の雰囲気をより衛生的ならしめ、さらに空調する
(湿度の点で)ためにとの櫨の複合中空lI41mに対
する要望が出ている。
したがって、本発明の目的は、上述のような用途に特に
適合した複合中空繊維を提供することである。
本発明の他の目的は、工業的に容易に得ることができる
複合中空繊維を提供することである。
本発明の他の目的は、中空繊維の内部と外部との圧力差
が小さくても上述のような用途に使用することができる
複合中空繊維を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、例えば50〜1000程度
の大きなH20/空気又はHsO/Cot選択係数、即
ち水蒸気透過性がCO2又は空気透過性よルも50〜1
000倍大きい複合中空繊維を提供することである。
本発明ノ他の目的は、200〜500 Q X I Q
4011’/鐸3・畠ea−cxHg s好ましくは2
20〜1000x10−’on”7cm”・−66−m
Hgの大きな水蒸気透過性(即ち、lllHgの圧力差
につき1秒間で複合中空繊維形状の膜の表面積l as
”当シの水蒸気ii1 as”で表わす)t−示す複合
中空繊維t−提供する仁とである。
本発明のさらに他の目的は、被処理湿潤ガス(又はガス
混合物)t−複合中空繊維の内部表面と接触させて循環
させるとともに、水蒸気に富むガスを複合中空繊維の外
部表面上で回収することによって前記のような用途に使
用するととができる複合中空繊維を提供することである
また、本発明の他の目的は、周@i温度に相当する湿度
で実施しても前記の用途を可能ならしめる複合中空繊維
t−提供することである〇〔問題点を解決するための手
段〕 上記の目的は以下に記載の本発明によって達成される・
要約すれば、本発明は、 a)空気又は炭酸ガス中に含まれる水蒸気に対して選択
性を有しない内径が130〜900μで外径が450〜
1500μである重合体非対称中空繊維であって、 (S)  互に連通している気孔管有し、該気孔の最大
寸法が125μ以下であル、該気孔のうちの少なくとも
80%がa5〜20μの寸法を有しかつ該気孔の容積が
該非対称中空繊維の容積の30〜70%を占めるような
多孔質層及び Qυ 細孔直径がα05μ以下であ夛かつ厚さが11〜
1μであるような緻密層 を含む非対称中空繊維と、 b)該非対称中空繊維の緻密層の上に設けた厚さがCL
15−25μである重合体被覆層とからなることを特徴
とし、さらに空気又は炭酸ガスに対するよりも水蒸気に
対してはるかに高い透過性を示すが、空気中の酸素及び
窒素に対する選択性を実質上示畜ないことを特徴とする
特に空気又は炭酸ガスから水蒸気を除去するのに用いゐ
ことができる複合中空繊維に係る〇 非対称中空繊維(被覆層を支持している)は、多くの重
合体から得ることができる。
このような重合体の例としては、下記のものをあけるこ
とができる。
ふっ素化重合体、例えばポリふつ化ビニリデン、ポリク
ロルトリフルオルエチレン、ジクロ〃ジフルオルエチレ
ンとクロルトリフルオルエチレンとの共重合体。
ポリスルホン、例えば芳香族ポリスルホン、7ランス国
特許第1407301号に記載のポリアリールエーテル
スルホン、ユニオン・カーバイト&!1)78品4sr
UDEx、tyooJ又ハ「UDxh 5sooJとし
て市販されているポリエーテルスルホン、瞠−ヌ拳ブー
2ン社の米国特許第3709841号に記載のスルホン
化ポリスルホン、ロース′・プラン社の米国特許第4)
07182号に記載のポリスルホンとスルホン化ポリス
ルホンとの混合物〇ポリアリーレンエーテル、例えばユ
ニオン・カーバイド社より商品名1”PKHHJ  と
して市販されているポリアリーレンポリエーテル・ セルロースエステル、例エバジアセチルセルロース、ト
リア七チル七ルロース及びこれらの混合物。
アクリロニトリルを主体とした重合体、アクリEl−)
’Jル共重合体及びそれらの混合物、例えばアクリロニ
トリル、メタクリル酸メチル及びメタリルスルホン酸ナ
トリウムの共重合体、アクリルニトリルとメタリルスル
ホン酸ナトリウムの共重合体、ロース・ブーラン社のフ
ランス国特許第2144922号に記載のような陰イオ
ン性及び陽イオン性重合体の混合物。
79ンス国特許第2082095号に記載のようなポリ
ビニルトリオルガノシラン、例えばポリビニルトリメチ
ルシラン及びその共重合体、例えばビニルトリメチルシ
ランとビニルジメチルエチルシランとの共重合体、ビニ
ルトリメチルシランとビニルジメチルプロピルシランと
の共重合体、ビニルトリメチルシランとピニルジメチル
プチルシ2ンとの共重合体、ビニルト”リメチルシクン
とビニルジメチルフェニルシランとの共重合体など@被
覆層を支持する非対称中空繊維は、周知の方法によって
、特に、一般に50重量修以下の重合体溶液な作シ、こ
の溶液tlR状紡糸口金を通して押出すことによって得
られる・この際に用いる溶媒は、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、N−
メチルピロリドンであってよい。中空絨維ヲ形成するに
あ九つでは、得られた中空繊維内に凝固液を注入するか
又は得られた繊維を凝固浴に通すことによって内部又は
外部凝固処理される。凝固液は、例えば、水、成るいは
要すれば極性の非プロトン溶媒、例えばジメチルホルム
アミド又はジメチルスルホキシドを少量加えた水であっ
てよい。
非対称中空繊維は、150〜900μの内径及び450
〜1500μの外径含有する〇これらの非対称中空繊維
は多孔質層と微密層と含有し、後者の緻密層は非対称中
空繊維の外部表面又は内部表面上に存在する。微密層は
11〜1声の厚さ?:鳴し、そして直径がa、05μ以
下の細孔を有する。多孔質層は、最大寸法が125声以
下、好ましくは100μ以下の互に連通した気孔(蜂の
巣状の気孔)よりなっている0これらの気孔は明確に規
定される幾何学的形状を有せず、したがって細孔直径な
る用語を用いないのはそのためである。気孔の容積(空
隙率)は非対称中空繊維の容積のうちの50〜70%を
占め、そしてこれらの気孔の少なくともSOSはα5〜
20μの寸法を有するものである。非対称中空繊維は空
気又は炭酸ガス中に含まれる水蒸気に対して選択性を有
しない。このことは非対称中空繊維の透過性が水に対す
る場合と炭酸ガス及び空気に対する場合と同じである仁
と、換言すれば水/空気又は水7003分離係数が1に
等しいことを示している。
非対称中空繊維の緻密層の上に設けられる重合体被覆層
は、[L15〜25μ、好ましくはaS−15μの厚さ
を有する。
被覆層を形成するのに用いることができる重合体は、特
に下記のもの管含む。
ポリシロキサン、例えは、ポリジメチルシロキサン又は
けい素原子上にアル中ル及びアリール基を含有するポリ
シロキサン。
ローズ・ブーラン社のフランス国特許第2414519
号に記載のようなジメチルシロキサンとシルフェニレン
との共重合体。
ジメチルシロキサンとポリウレタンとの共重合体O オルガノポリシロキサンとポリカーボネートとの共重合
体。
ポリビニルピリジン及びこれと例えばスチレンとの共重
合体。
非対称中空繊維の形成に用いることができる前記のよう
なポリビニルトリオルガフシ2ン及びそれらの共重合体
被覆層に関しては、その厚さは走査電子顕微鏡によって
決定されない(とった写真によって)ということt明ら
かにしなければならない0事実、ポリジメチルシロキサ
ンによって内部又は外部塗布した中空繊維の試験片の横
断面を金属化した後に検査してもポリジメチルシロキサ
ン層を非対称中空繊維の緻密層と明確に区別することが
できない。したがって、本発明者は、単位表面接当シの
ポリジメチルシロキサンの付着重量を重視するととにし
た。この重量は、繊維を被覆前後で秤量することにより
s易に決定できる。この値は、以下の実施例では、膜表
面積1 m”当シの付着ポリジメチルシロキサンのI数
で表わす。ポリジメチルシロキサンの密度は約1である
ので、付着111/m”は1μの理論厚さに相当するこ
とが紹められる@〔実施例〕 以下に本発明を例示する実施例を示す。
例  1 280Iのポリぶつ化ビニリデン(アトケム社より商品
名f” FORAPLON 1000HDJとして市販
されている)t−720,51のN−メチルピロリドン
に溶解する。
この溶液をロシエット・サン2社より市販されている「
ジアドローズフィルターWRJ Jを通して一過し、そ
して内径(115−x外径(L250Mの中空の中心突
起物を有する外径aaswの環状紡糸口金を通してギア
ポンプによル押出しながら中空繊維状に紡糸する0この
紡糸口金の中心突起物によ〕25重量−のN−メチルピ
ロリドン水溶液な注入する。この溶液により完全に丸く
かつ規則的な繊維横断面を維持することができる。
23℃の空気中を15秒間通した後、中空繊維t−30
℃の水を入れた外部凝固浴中に浸入させる。
次いで、この繊維を脱堰水で洗い、118倍に延伸し、
次いで50℃で24時間乾燥する。
このようにして得られた非対称中空繊維は、(L558
1111の外径とα195鴎の内径を有した0繊維の外
側にある緻密層は155μの厚さを有するが、緻密層の
下の多孔質層は最大寸法が100μ以下の気孔を有する
。これらの気孔の大部分、即ちそれらのうちの90%は
1〜20μの寸法を持っている・ 中空繊維の間隙率(空隙容積)は60%である。
この非対称中空繊維は2バールの圧力差で液状の水に対
して何ら透過性を有せず、また空気又は次階ガス中に含
まれる水蒸気に対する選択性も有しない。
次いで、この非対称中空繊維をポリジメチルシロキサン
(これはローズ・ブーラン社より登録商標rRhodo
rs11  CAF5BJとして市販されている。
以下、シリコーンという。)の10重ffi%シクロヘ
キサン溶液中に浸漬することによって外部表面に(緻密
層の上に)被覆する。周囲温度で一夜架橋硬化させた後
、60℃で24時間乾燥して残留溶媒を除去する。この
ようにして付着され・たシリコーンの重量は9777 
m”であり、これは9μの被aNjの理論厚さに相当す
る。
得られた複合中空繊維は、260 X 10  x@/
cm”・saa−cmHgの水蒸気透過率及び70に等
しいHIO蒸気/空気選択係数を有した。
この中空1amを35備の長さの中空繊維切片に切断し
、これらを55本の束に集め、そして管状の外部閉鎖容
器内に配置し、エポキシ−ポリウレタン樹脂!脂により
周知の態様で両端を閉じる。得られた装置(透過装置と
いう)は、複合中空繊維の外部表面上、即ちポリジメチ
ルシロキサン被覆層上に空気を循環させる2個の管を外
部容器上に有し、また繊維束の両端、即ち中空繊維の内
部と連通している2個の管を有する。
得られた透過装置は、中空繊維の外径から計算して10
3−の膜表面積を有する。このものを窒素に対して21
%の酸素を含有する空気から水蒸気を除去するために用
いた。これは下記の態様で操作する。
・20℃でかつ95%の湿度の空気を閉鎖容器上に位置
した側管の一方により装置内に通し、そして閉鎖容器上
に設けた他の管によ)装置から出す。後者の管には流れ
回路に圧力差を生じさせる弁が設けである。
・繊維束の両端と連通している管の一方を弁により閉じ
、そして束の他端にある管を介して、真空ポンプによ)
繊維の内部の絶対圧が15ミリバールとなるようにする
・繊維の外部を循環する空気の流れ囲路の圧力差を繊維
の外部の絶対圧が2バールであるように調節する。
しかして、複合繊維の外側の被覆層と接触して循環させ
た後に、膜を横断することなく、透過装置を出た空気は
90ノ/hrの流量であり、そしてその湿度は40%で
あっ良。透過装*を出る空気は、窒素に対して、装置に
入る空気と同じ酸素含有量含有した。
」L二り 例1の溶液と同じ溶液を用い、これを中心突起物が15
■の内径及びL187swiの外径を有する外径195
−の管状紡糸口金で紡糸する。
繊維内に注入する内部凝固液は脱塩水である。
J1!11st−通じる浴は、N−メチルピロリドンの
25重量≦水溶液である。
例1と同じ状態調節をした後に得られた非対称中空繊維
は、内部緻密層含有し、そして他の特徴は例1で得られ
た中空繊維の特性と同じであシ1そして多孔質層は仁の
中空繊維の外側にあつ九。
この繊維は次の寸法を有する・ 外径    α980% 内径    α612fi 肉厚    [1184M 中空繊維を351の切片に切断し、これら管50本の線
状束として管状容器内に配置する・繊維東上例1におけ
るようにしてエポキシ−ポリウレタン樹脂によル容器の
両端で閉じ、 そして束状繊維の両端は切断によって開口させる。
次いで内部波&L層を得るために繊維の内部にポリジメ
チルシロキサン溶液を循環させる。ポリジメチルシロキ
サン溶液は、ロース・ブーラン社より商標名(” Rh
odorgll CAF 5B J  として知られて
いるシリコーンの10%シクロヘキサン溶液である。
周囲温度で24時間架橋硬化させた後、50℃の空気の
流れを繊維の内部に24時間通じることによって乾燥す
る。
シリコーンの付着鷲は911/−であり、これは理論圧
さが9戸である被覆層に相当する〇とのようにして得ら
れた複合中空m維は、260x1Q−5cm’/l−・
−・C−備Hzの水蒸気透過率及び70に等しいHsO
(蒸気)/空気選択係数を有する。
複合Il雄(繊維の内側に被覆層を有する)の内径から
計算して交換表面が105m3であるこの装&を用いて
空気を除湿した。これを行うためには次の態様で操作す
る。
繊維束の端部の一方に20℃の温度で湿度95襲の空気
を導入する。他端では弁により繊維の内部に加える圧力
を制御することができる。容器上に位置した側管により
ー維の外側に真空ポンプにより15ミリバールの絶対圧
を加える@繊維の内部の圧力は2バールの絶対圧を得る
ように調節する。これらの条件で繊維の内部を(横断す
ることなく)循環する空気の流量は70ノ/hr  で
あり、そしてこの流出空気は50%の湿度を有した。ま
た、透過装置jtt−出る空気は装置に入る空気と同じ
0雪/Ns比を有した。
例3 アセチル価が55%であ〕かつ12%(W/W )のア
七トン溶液の23℃での粘度が297 eras/1・
CであるポリアセチルセルロースをジクロルメタンとN
−メチルピロリドンの2 o、”a O(g量で)混合
物に溶解してなる21重量外溶液をl11製する・この
溶液をジアドローズフィルターWRJで一過した後、こ
れをその中心突起物がasssの内径及び1187■の
外径を示す外径193Mの環状紡糸口金によって紡糸す
る。この紡糸口金の突起物によって繊維の中心に10℃
で水とN−メチルピロリドンとの90/10 (g量)
混合物を注入する。11A維を空気中に(L3秒間通し
た後、5℃の脱塩水の凝固浴に導入する。凝固浴を出て
から繊維t−55℃の水浴中で21G延伸し、次いで洗
浄ローラ上に通し、このp−ラの上で繊at脱塩水で5
分間洗浄し1次いで巻取〕、脱塩水に浸漬してさらに2
4時間洗浄させる。
洗浄後、この繊維を50℃で24時間乾燥する。
得られた非対称中空繊維は次の寸法を有する。
外径    t157謡 内径    (17M511m! 肉厚    α211鴎 繊維の外側にある緻密層はα15μの厚さを有する。ま
た、多孔質層は、最大寸法が50μである気孔を含む◎
これらの気孔の大部分、即ち90%は1〜20戸の寸法
を有する。この非対称中空繊維の空隙率(空隙容積)は
70%である。
次いでこの繊維’k 「Rhodorsfl CAF5
B Jの5%シクロヘキサン溶液に浸漬することによっ
てポリジメチルシロキサンを外部被覆する。周in度で
8時間架橋硬化し丸後、60℃で24時間乾燥する。付
層したシリコーンの重量は41 / m”であって、こ
れは4μの理論厚さを有する被覆層に相当する。
この複合中空繊維の水蒸気透過率は800X10””1
1/工3・Ic・1々であ)、■20/空気選択係数は
1000に等しい。酸素及び窒素透過率は同等であ)、
(L 8 X 10−5x” /lx″#gsc・zH
r IC等L イ。
これら繊維の30本の束tJ1!過装置内で両端部管エ
ポキシーポリウレタン樹脂によ〕閉じる。得られた交換
表面は、繊維の外部表面積から計算して、1035m”
t’ある。
との透過装置を゛例1におけるようにして用いて20℃
及び湿度95襲の空気から水蒸気管除去した。これを行
うためには、透過装置の側管の一つによル、窒素に対し
て酸素含有jlが21−であゐ被処理空気を導入する。
この空気は、複合中空繊維の被覆層と接触させて循環さ
せた後に、閉鎖容器の内側、したがって複合中空繊維の
外側に圧力差を生じさせる弁管備えた第二の管(容器の
側部に位置した)によって透過装置から出る。中空繊繊
束の両端と連通ずる管の一方を弁によ〕閉じ、束の他端
を繊維の内部に10叱りバールの絶対圧を生じさせる真
空ポンプに接続する。容器内の圧力を絶対値で2バール
の圧力を得るようにm節するO かくして、繊維の外側上循環する(横断することなく)
空気の流量を容器の出口で測定する。この流量は100
1/hr であ)、得られた空気の湿度は40%である
。この空気の酸素含有量(窒素に対する)は、透過装置
に導入する空気の酸素含有量と同じであった◎ 」L−一 例3のシア七チルセルロース溶液を用い、これを同じ紡
糸口金で紡糸するが、ただし凝固条件は非対称中空wi
t、mの緻密層が繊維の内側に保持されるように修正し
た・したがって、紡糸している間は繊維の内部に5℃の
脱塩水を注入し、次いで繊維を空気中に(L3秒間通し
た後、水/N−メチルピロリドンの90710 (重f
Ik)混合物よりなる10℃の浴に浸漬する・ 次いで、この中空繊維を例3と同じ処理に付す。
乾燥後、このものは次の特性を示した。
外径    11!57m611 内径    α715鴎 この非対称中空繊維は、走査電子顕微鏡により検査して
その内部表面に厚さ115μの緻密Mt有する。多孔質
層は、最大寸法が50μである気孔を含み、それらのう
ちの90%は1〜20μの寸法を有する。この繊維の空
隙率は65%である。
次いで、非対称中空繊維を長さ55aaの切片に切断し
、これら繊維の50本を管状閉鎖容器内に線状束の形で
配置する(これを透過装置という)。
繊維束を前記の例におけるよりにして閉鎖容器内で両端
をエポキシ−ポリウレタン樹脂により封じる。束状繊維
の両端はエポキシ−ポリウレタン樹脂の適用後にその樹
脂塊の一部分を切断するととによって開口させる。
次いでm維の内部にポリジメチルシロキサンの10%シ
クロヘキサン溶液を循環させて内部被覆層を得た。ポリ
ジメチルシロキサンは、ロース・ブーラン社より商標名
「Rhodormll CAF 3B J  として市
販されているシリコーン樹脂である。周囲温度で24時
間架橋硬化させた後、繊維内に50°Cの空気流れt−
24時間循環させることによって乾燥する。付層したシ
リコーンの!:Jlは47/m”であって、これは6μ
の理論被覆層に相当する。
このようにして得られた複合中空繊維は500×10−
5csaj/am” ・s@a−csHgの水蒸気透過
性及び560のH80/空気選択係数を有した。
mmの内径から計算した交換表面積が0.055m”で
ある上記の透過装置管用いて空気を除湿した。
繊維束の端部の一つにより湿度が95%の空気i20℃
で繊維の内部に導入する。また装置の他端では出口の管
に配置した弁によりtaの内部に制御された圧力を生じ
させる。次に、閉鎖容器上に位置した信管によ多繊維の
外側に真空ポンプを介して10ミリバールの絶対圧を適
用する。また、2バールの絶対圧を得るように繊維の内
部の圧力tmmする。
繊維の内部を循環して繊維束から出る空気の流量は10
01/hであ〕、その湿度は55第であった。繊維束を
出る空気のOx/ N露比はそこに入る空気のOx/ 
Nz比と同じであった・例  5 炭酸ガスから水t−抽出するために例4に記載のものと
同じ透過装置を用いる。これを実施するためには、繊維
束の端部の一方によ)複合繊維の内部に湿度98%の炭
酸ガスの流れを20℃で導入する。例4におけるように
して、繊維の外側で10ミリバールの絶対圧及び内側で
2バールの絶対圧を用いて操作する。2#間実施した後
、透過装置の出口での炭酸ガスの流量、即ち、繊維束の
他端で複合中空繊維から出る炭酸ガス(COx)の流量
は801 / hr  であり、得られたCO鵞の湿度
は315%であった。
例  6 例2の透過装置と同等の装fItt用いて空気から水蒸
気及びジメチルホルムアミド(DMF)t’s出するの
に用いた。これを実施するには、繊維束の両端の一方に
より復合繊維の内部に、DMF蒸気を加えた湿度(HE
)95%の空気流れ(この空気は10 Q W /m’
のD M F e含有する)を20℃で導入する。例4
におけるようにして、繊維の外側で10ミリバールの絶
対圧及び繊維の内側で2バールの絶対圧でもって操作す
る。2時間操作した後、20℃で透過装[を出る空気の
tILitは1001 / hr  である。複合繊維
の内部を循環した回収空気は30≦の湿度及び25 Q
 /m’のDMF含有量を有した。部分的に脱湿されか
つより衛生的にされたこの空気のOx/ N!比は、複
合繊維束の他端よ)透過装置に入る被処理空気の027
 N2比と同じであった。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)空気又は炭酸ガス中に含まれる水蒸気に対し
    て選択性を有しない内径が130〜900μで外径が4
    50〜1500μである重合体非対称中空繊維であって
    、 (i)互に連通している気孔を有し、該気孔の最大寸法
    が125μ以下であり、該気孔のうちの少なくとも80
    %が0.5〜20μの寸法を有しかつ該気孔の容積が該
    非対称中空繊維の容積の30〜70%を占めるような多
    孔質層及び (ii)細孔直径が0.05μ以下でありかつ厚さが0
    .1〜1μであるような緻密層 を含む重合体非対称中空繊維と、 b)該重合体非対称中空繊維の緻密層の上に設けた厚さ
    が0.15〜25μである重合体被覆層と からなることを特徴とし、さらに空気又は炭酸ガスに対
    するよりも水蒸気に対してはるかに高い透過性を示すが
    空気中の酸素及び窒素に対する選択性を実質上示さない
    ことを特徴とする、特に空気又は炭酸ガスから水蒸気を
    除去するのに用いることができる複合中空繊維。
  2. (2)被覆層が非対称中空繊維の外部表面上にあること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複合中空繊維
  3. (3)被覆層が非対称中空繊維の内部表面にあることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複合中空繊維。
  4. (4)被覆層が非対称中空繊維を重合体溶液中に浸漬す
    ることによって該中空繊維の緻密層の上に付着されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1又は2項記載の
    複合中空繊維。
  5. (5)被覆層が非対称中空繊維内に重合体溶液を通入す
    ることによって該中空繊維の緻密層の上に付着されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の複合中
    空繊維。
  6. (6)非対称中空繊維がポリふっ化ビニリデン、スルホ
    ン化ポリスルホン、ポリスルホン、スルホン化ポリスル
    ホンとポリスルホンとの混合物及びジアセチルセルロー
    スから選ばれる重合体より形成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の複合
    中空繊維。
  7. (7)被覆層がポリシロキサン又は少なくとも60%の
    シロキサン単位を含有する共重合体より形成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれか
    に記載の複合中空繊維。
  8. (8)水/空気の分離係数が50〜1000であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記
    載の複合中空繊維。
  9. (9)ポリふっ化ビニリデン製の非対称中空繊維が2バ
    ールの圧力差で液状の水に対して透過性を示さないこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記
    載の複合中空繊維。
  10. (10)空調用の特許請求の範囲第3項記載の複合中空
    繊維。
JP62093457A 1986-02-05 1987-04-17 空気又は炭酸ガスから水蒸気を除去するための複合中空繊維 Pending JPS63264123A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62093457A JPS63264123A (ja) 1986-02-05 1987-04-17 空気又は炭酸ガスから水蒸気を除去するための複合中空繊維

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8601741A FR2593721B1 (fr) 1986-02-05 1986-02-05 Fibre creuse composite pour enlever de la vapeur d'eau a de l'air ou a du gaz carbonique
JP62093457A JPS63264123A (ja) 1986-02-05 1987-04-17 空気又は炭酸ガスから水蒸気を除去するための複合中空繊維

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63264123A true JPS63264123A (ja) 1988-11-01

Family

ID=26225015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62093457A Pending JPS63264123A (ja) 1986-02-05 1987-04-17 空気又は炭酸ガスから水蒸気を除去するための複合中空繊維

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63264123A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0747221A (ja) * 1993-06-24 1995-02-21 Obayashi Sangyo Kk 気体分離用複合膜とその製造方法
JP2009095829A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Orion Mach Co Ltd 水分離中空繊維および水分離フィルタ
JP2010167339A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Seiichi Manabe 気体中の水分除去装置および水分除去方法
JP2023511507A (ja) * 2019-12-19 2023-03-20 セルディア インターナショナル ゲーエムベーハー 喫煙製品またはhnb製品で使用するためのマウスピース用のフィルター材料および/またはフィラー材料、そのようなフィルター材料および/またはフィラー材料を含むマウスピースおよびシガレットフィルター、ならびにそのようなフィルター材料および/またはフィラー材料を製造するための方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0747221A (ja) * 1993-06-24 1995-02-21 Obayashi Sangyo Kk 気体分離用複合膜とその製造方法
JP2009095829A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Orion Mach Co Ltd 水分離中空繊維および水分離フィルタ
JP2010167339A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Seiichi Manabe 気体中の水分除去装置および水分除去方法
JP2023511507A (ja) * 2019-12-19 2023-03-20 セルディア インターナショナル ゲーエムベーハー 喫煙製品またはhnb製品で使用するためのマウスピース用のフィルター材料および/またはフィラー材料、そのようなフィルター材料および/またはフィラー材料を含むマウスピースおよびシガレットフィルター、ならびにそのようなフィルター材料および/またはフィラー材料を製造するための方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4900626A (en) Hollow composite fibers selectively permeable to water vapor
JP2571841B2 (ja) ガス脱水方法
US4230463A (en) Multicomponent membranes for gas separations
JP4656839B2 (ja) ヘイラー膜
US5514413A (en) Process for producing composite membranes
US5891572A (en) Method of preparing membranes from blends of polymers
JPS63116723A (ja) 中空繊維不整ガス分離膜の形成方法
JP2005515061A (ja) インテグラル非対称構造を有するポリオレフィン膜及びその製造法
KR920000944B1 (ko) 표면 개질된 다층 복합 산소 부화막 및 그 제조방법
JPS63264123A (ja) 空気又は炭酸ガスから水蒸気を除去するための複合中空繊維
US5783124A (en) Cellulose acetate hemodialysis membrane
EP0235051B1 (fr) Fibre creuse composite pour enlever de la vapeur d'eau à de l'air ou à du gaz carbonique
JP2688882B2 (ja) 気体分離用複合膜の製造方法
JPH03258330A (ja) 多孔性中空糸膜
BE882475A (fr) Procedes de preparation de membranes anisotropes et membranes ainsi obtenues
Cabasso Practical aspects in the development of a polymer matrix for ultrafiltration
JPH01184001A (ja) ポリスルホン多孔膜
JPS61408A (ja) 中空糸複合膜
JPS59228016A (ja) 芳香族ポリスルホン中空糸状膜及びその製造方法
JP4702277B2 (ja) ガス分離膜および分離方法
JPS6118402A (ja) 気体分離用中空糸膜およびその製造方法
JPH0378129B2 (ja)
JP3422657B2 (ja) 除湿用中空糸膜
JPH0696105B2 (ja) 芳香族ポリスルホン中空糸状膜の製造方法
JPH0226529B2 (ja)