JPS63262155A - 衛生装置 - Google Patents

衛生装置

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JPS63262155A
JPS63262155A JP62096953A JP9695387A JPS63262155A JP S63262155 A JPS63262155 A JP S63262155A JP 62096953 A JP62096953 A JP 62096953A JP 9695387 A JP9695387 A JP 9695387A JP S63262155 A JPS63262155 A JP S63262155A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、清浄状態に維持すべき液体を入れ、或いは
必要に応じてこの液体を取出すための比較的小容量(小
形)のタンク又は清潔な状態に維持すべき歯ブラシや櫛
等の物品を入れる容器、又は清浄状態に維持される無菌
水や飲料水等が出るノズル又は菌による汚染を防止した
各種飲料供給パイプ或いは清浄状態に維持すべき送受話
器を含む電話機等に用いて好適な衛生装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、衛生的な状態に維持すべき対象物に関連し
て菌の増殖を防止し得る光線を発生する素子を配設する
と共に光線の照射により光電子を発生する光電子発生部
材を配設し、素子により対象物を照射すると共に光電子
発生部材からの電子を対象物に与えて菌の増殖を防止す
るようにすることにより、衛生的な状態に維持すべき対
象物を効率よく清浄な衛生的状態に維持することができ
、しかも、紫外線ランプを使用する場合に比し、場所を
取らず、効率よく且つ寿命が10倍以上も長くなるよう
にしたものである。
〔従来の技術〕
従来、各種の殺菌消毒に紫外線ランプが使用されている
が、小容量のものでは、ランプの寿命が連続点灯で20
00〜3000時間、点滅点灯ではその半分と極めて短
い。しかも、紫外線ランプは、ランプを点灯させるため
のグロー管や安定器の大きさ等の関係で、どうしても小
容量にしては全体が大形となり、小形化が難しい。また
、例えば自動飲料販売機等において各種の飲料供給パイ
プの部分を衛生的な状態に保つための手段は講じられて
いない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
浄水器や自動飲料販売機の小容量タンク、精製水容器、
加湿器や除湿器又は空気清浄器の水溜タンク、コンタク
トレンズを入れる水容器、その他各種の小形給水タンク
類は、いずれも清浄な衛生的状態を維持する必要がある
が、このような小形タンク内の殺菌に紫外線ランプを使
用すると、上述の理由によりランプの小形化が難しいた
め、必要でない部分まで照射して不経済なばかりでなく
、タンクに簡単に取付けることが困難である。
また、歯ブラシや櫛等を入れる容器は、その内部を清潔
にしておくのは勿論、容器に入れる物品を衛生的な状態
に維持することが望ましいが、このような比較的小形の
容器の殺菌に紫外線ランプを使用すると、上述の理由に
よりランプの小形化が難しいため、必要でない部分まで
照射して不経済なばかりでなく、容器自体に、取付ける
ことが困難である。
また、無菌水や飲料水などが出るパイプ状部分(以下「
ノズル」と総称する。)は清浄状態に維持することが望
ましいが、このような限られた小さい場所の殺菌に紫外
線ランプを使用すると、上述の理由によりランプの小形
化が難しいため、必要でない部分まで照射して不経済で
あるうえ、ノズルに簡単に取付けることが困難である。
更に自動飲料販売機等の飲料供給パイプの殺菌に紫外線
ランプを使用すると、上述の理由によりランプの小形化
が難しいため場所を取るばかりでなく、ランプが割れた
り害虫が販売機の中に侵入したりする虞れがある。
したがって、この発明の第1の目的は、簡単な方法で各
種の小形タンク内の菌による汚染を効率よ(防止しよう
とするものである。
また、この発明の第2の目的は、比較的小形の容器内を
簡単な方法で効率よりン査浄状態に保持しようとするも
のである。
また、この発明の第3の目的は、簡単な方法で各種ノズ
ル出口の菌による汚染を効率よく防止しようとするもの
である。
また、この発明の第4の目的は、長寿命で小形の光源に
より自動飲料販売機等の飲料供給パイプを衛生的な状態
に保持しようとするものである。
また、この発明の第5の目的は、簡単な方法で送受話器
を衛生的な状態に保持しようとするものである。
また、この発明の第6の目的は、簡単な方法で空気の菌
の増殖を防止すると共に空気の臭いも消そうとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、発光ダイオードが発する光線に含まれる可
視光線や赤外線或いは紫外線でも菌の増殖を防止する作
用がある点に着目し、小形タンクの内部が照射されるよ
うに発光ダイオードを配設すると共に発光ダイオードが
発する光線の照射により光電子を発生する光電子発生部
材を配設してタン、り内部の汚染を防止するようにした
またこの発明は、発光ダイオードが発生する光線に含ま
れる可視光線や赤外線或いは紫外線でも菌の増殖を防止
する作用がある点に着目し、容器の内部が照射されるよ
うに発光ダイオードを容器自体に配設すると共に発光ダ
イオードが発する光線の照射により光電子を発生する光
電子発生部材を配設して、容器に入れる物品の菌による
汚染を防止するようにした。
またこの発明は、発光ダイオードが発する光線に含まれ
る可視光線や赤外線或いは紫外線でも菌の増殖を防止す
る作用がある点に着目し、これを少なくともノズルの先
端が照射されるように配設すると共に発光ダイオードが
発する光線の照射により光電子を発生する光電子発生部
材を配設してその部分の菌による汚染を防止するように
した。
またこの発明は、発光ダイオードが発する光線に含まれ
る可視光線や赤外線或いは紫外線でも菌の増殖を防止す
る作用がある点に着目し、各種の飲料供給パイプを光透
過性としでその周囲に発光ダイオードを配設すると共に
発光ダイオードが発する光線の照射により光電子を発生
する光電子発生部材を配設して飲料供給パイプの汚染を
防止するようにした。
またこの発明は、発光ダイオードが発する光線に含まれ
る可視光線や赤外線或いは紫外線でも菌の増殖を防止す
る作用がある点に着目し、これを少なくとも送受話器の
先端が照射されるように配設すると共に発光ダイオード
が発する光線の照射により光電子を発生する光電子発生
部材を配設してその部分の菌による汚染を防止するよう
にした。
またこの発明は、発光ダイオードが発する光線に含まれ
る可視光線や赤外線或いは紫外線でも菌の増殖を防止す
る作用がある点に着目し、これを少なくとも筐体を通る
空気が照射されるように配設すると共に発光ダイオード
が発する光線の照射により光電子を発生する光電子発生
部材を配設して筐体を通る空気の菌による汚染を防止す
るようにした。
〔作用〕
発光ダイオードの発する光線に照射されると共に光電子
発生手段部材からの光電子が与えられる部分では菌の増
殖が抑えられるので、小形タンクの内部は清浄状態に保
たれる。
また、発光ダイオードの発する光線に照射されると共に
光電子発生部材からの光電子が与えられる部分では菌の
増殖が抑えられるので、容器の内部及び容器に入れる物
品は清潔な状態に維持される。
また、発光ダイオードの発する光線に照射されると共に
光電子発生部材からの光電子が与えられる部分では菌の
増殖が抑えられるので、ノズル先端は衛生状態に保たれ
る。
また、光透過性の飲料供給パイプは、発光ダイオードに
よって内部まで照射され且つ光電子発生部材によって光
電子が与えられ菌の増殖が抑えられるので、飲料供給パ
イプは衛生状態に保たれる。
また、発光ダイオードの発する光線に照射されると共に
光電子発生部材からの光電子が与えられる部分では菌の
増殖が抑えられるので、送受話器は衛生状態に保たれる
また、発光ダイオードの発する光線に照射されると共に
光電子発生部材からの光電子が与えられる筐体を通る空
気は菌の増殖が抑えられ、且つ臭いも消されるので常に
清浄状態に保たれる。
〔実施例〕 以下、この発明の諸実施例を第1図〜第11図に基づい
て詳しく説明する。
第1図は、この発明を浄水器に実施した第1実施例を示
す断面図である。同図において、(1)は洗浄器を全体
として示し、(2)は水の入口、(3)は水の出口、(
4)は蓋、(5)は肉付は基板、(6)及び(6′)は
発光ダイオード、(7)は濾過器、(8)は外付は基板
である。このような洗浄器(1)は、一種の小形タンク
と見ることができる。このタンクの外形は、円柱状でも
角柱状でもよい。M(4)は、タンク外形が円柱状なら
ば円形、角柱状ならば角形である。蓋(4)の裏に発光
ダイオード(6)を取付けた基板(5)が固着され、発
光ダイオード(6)は濾過器(7)より入口側(1次側
)を照射する。外付は基板(8)は、タンク外形が円柱
状ならば円環形、角柱状ならば角層形とする。外付は基
板(8)の内側の一方に取付けた発光ダイオード(6′
)は、濾過器(7)より出口側(2次側)を照射する。
本実施例では、少なくともタンクの発光ダイオード(6
′)を配設する部分を光透過性とする必要がある。発光
ダイオード(6)のみを配設する場合は、タンクを光透
過性とする必要はない。なお、発光ダイオード(6)及
び(6′)には適当な透光性保護被膜を施しである。
また、本実施例では小形タンク(11の底部内側に発光
ダイオード(6)及び(6′)からの光線が照射される
と光電子を発生する光電子発生部材(40)を設ける。
この光電子発生部材(40)は金属や非金属でよく、こ
の金属又は非金属としては、セシウム、バリウム、ルビ
ジウム、カリウム、ナトリウム、リチウム、亜鉛、ニッ
ケル、白金、シリコンカーバイト、シリコン、酸化マグ
ネシウム、酸化セシウムなどがある。このように光電子
を発生することにより、菌の増殖の防止が促進される。
なお、上述の第1実施例において、発光ダイオードに対
向して受光素子を配し、タンク外部に表示灯を設けて実
際に発光中であることを確認できるようにしてもよい。
第2図は、この発明を角形容器に実施した第2実施例を
示す斜視図である。同図において、(14)は容器を示
す。発光ダイオード(6)は、容器(14)の内面に設
けた基板(図示せず)上に配列し、それぞれ電源に対し
並列に接続する。また、発光ダイオード(6)には、適
当な保護被膜が施しである。
このような容器(14)内には、歯ブラシや櫛のほかに
人間の口に接触するコツプやマイクロホンのキャンプ等
を入れてもよい。これらの容器内に入れる物品は、透光
性であれば一層よい効果が得られる。図の例では、発光
ダイオード(6)を容!(14)の内側面に配列してい
るが、底面に配設してよい。
発光ダイオード(6)の数は個々のダイオードの出力に
よって異なるが、振幅の大きなパルス発振により発光ダ
イオードの出力を大きくしうるので、その場合は数を減
らすことができる。
また、本実施例でも容器(14)の内面に設けた4面の
基板のうちの1面の基板□に光電子発生部材(40)を
設け、他の3面の基板に発光ダイオード(6)を設ける
。これによって発光ダイオード(6)からの光線に照射
されて光電子を発生することにより、菌の増殖の防止が
促進される。また、発光ダイオード(6)の取り付けら
れた4面の基板を全て光電子発生部材で構成してもよい
第3図は、この発明を円筒形容器に実施した第3実施例
を示す斜視図である。同図において、第2図と対応する
部分には同一の符号を付しである。
円筒形容器の場合は、発光ダイオード(6)の配設には
工夫を要する。例えば、発光ダイオード(6)を取付け
る部分のみそれぞれ平坦に形成するか、或いは容器(1
4)を多角柱状に作る。その他の点は、第2図のものと
同様である。
また、本実施例でも容器(14)の内面に設けた基板の
約半分にこの部分に取り付けられた発光ダイオード(6
)の代わりに光電子発生部材(40)を設ける。これに
よって発光ダイオード(6)からの光線に照射されて光
電子を発生することにより、菌の増殖の防止が促進され
る。また、容器(14)全体を光電子発生部材で構成し
てもよい。
第4図は、第3図のタイプの使用例を示す斜視図である
。第4図では、発光ダイオード(6)及び光電子発生部
材(40)は図示を省略した。(15)は精製水の入っ
た光透過性のびんである。電源としては、商用電源や電
池を使用しうる。
上述の第2及び第3実施例は、いずれも発光ダイオード
(6)を容器(14)の内面に配設したものであるが、
容器(14)を光透過性として容器の外周に発光ダイオ
ードを配設してもよい。
第5図はこの発明の第4実施例を示すもので、同図Aは
外観図、同図Bはその要部を示す断面図、同図Cはその
変形を示す断面図である。これらの図において、(17
)は飲料水や無菌水が出るノズル、(18)はノズルの
先端に嵌合した円筒状リング、(19)は絶縁基板、(
20)はリード線を示す。
円筒状リング(18)は、例えば透光性の材料で基板(
19)、発光ダイオード(6)と一体に形成する。
リード線(20)は、適当な電源に接続する。発光ダイ
オード(6)には、適当な保護被膜が施しである。
円筒状リング(18)の長さを長くして第5図Cに示す
ようにパイプ状とし、発光ダイオード(6)をかような
バ″イブの外周に取付けるようにしてもよい。
このようにノズル(17)に取付けたリングやパイプ(
18)は、新たにノズル先端部を形成する。また、発光
ダイオード(6)の数は、発光出力の大きいものは少数
でよく、発光出力の小さいものは多数用いることになる
。発光ダイオード(6)の出力を大きくすることは、振
幅の大きな発振パルスを用いて発光ダイオードを間欠的
に駆動することにより可能である。パルス発振させれば
、熱放射がよくなり菌の増殖防止作用が強(なる。基板
(19)に熱放射のよいセラミック基板を用いれば、連
続発光させてもよい。
また、本実施例でもノズル(17)の下部内側に光電子
発生部材(40)を設ける。これによって発光ダイオー
ド(6)からの光線に照射されて光電子を発生すること
により、菌の増殖の防止が促進される。
この型の実施例では、発光ダイオード(6)に対向する
位置に受光素子を設け、その出力を適当な見易い位置の
表示器(ランプ等)に導き、実際に発光中であることを
確認できるように構成しうる。
第6図は、この発明の第5実施例を示す断面図である。
同図において、第5図と対応する部分には同一の符号を
付しである。
(21)は基板(19)及び発光ダイオード(6)と一
体に形成されたキャップ、(22)は上述のような確認
用色付き発光ダイオードである。この(Mlでは、キャ
ップ(21)は透光性である必要はないが、ノズル(1
7)の先端部分に透光性のノズル口(18)を取付けて
いる。このノズル口(18)は、多数の小孔を有するシ
ャワー板のように形成することもできる。
また、本実施例でもノズル(17)の側面に光電子発生
部材(40)を設ける。これによって発光ダイオード(
6)からの光線に照射されて光電子を発生することによ
り、菌の増殖の防止が促進される。
第7図は、この発明の第6実施例を示す斜視図である。
同図においても、上記第4実施例と対応する部分には同
一の符号を付しである。本例は、縦長の透光性ノズル(
17)に実施したもので、逆コツプ状の基板(19’)
の内側に発光ダイオード(6)を配列したものを適当な
手段でノズル(17)先端部に取付けである0本例では
、ノズル(17)の出口だけでな(、その上方部及び下
に置いたコツプ(23)の開口周辺や内側をも照射する
ことができる。
また、本実施例では逆コツプ状の基板(19’)全体を
光電子発生部材で構成する。これによって発光ダイオー
ド(6)からの光線に照射されて光電子を発生すること
により、菌の増殖の防止が促進される。
なお、上述の第4〜第6実施例は代表的な例にすぎず、
本発明は、請求の範囲内において種々の変形・変更が可
能である。例えば、透光性ノズルの先端部を耀旋状又は
ジグザグ状に形成し、その部分全体を第7図のような方
法で照射するようにしてもよい、また、第5図のものに
おいて、ノズル先端部(18)の出口を閉塞して発光ダ
イオードを閉塞面に設け、ノズルの不使用時にノズル(
17)の先端に嵌入して使用するようにしてもよい。
第8図は、この発明を自動飲料販売機に実施した第7実
施例を示す一部切開斜視図である。図において、(24
)は自動飲料販売機を全体として示し、(25)は販売
飲料の種別を示す表示窓、(26)は選択釦、(27)
は確認灯、(28)は硬貨投入口、(29)は飲料取出
口、(30)はコツプ、(31)は光透過性の飲料供給
パイプ、(32)は発光ダイオード(6)を内面に配設
した箱形基板である。この種の自動販売機においては、
図示しないコツプ・ホルダーよりコツプを1つずつ取出
して飲料取出口(29)の中に置き、硬貨を投入口(2
8)に入れて希望する飲料表示の下の釦(26)を押す
と、図示しない別々のタンクに収容されている飲料の一
定量が専用の供給パイプ(31)を通ってコツプ(30
)内に落下するようになっている。
箱形基板(32)は、3本の光透過性のパイプ(31)
の周囲を取り囲むように配設するが、上側もしくは下側
又は上下両側の面を開放としてもよく、或いは全体を密
閉としてもよい。光透過性の飲料供給パイプ(31)は
、例えば樹脂により全体を光透過性としているが、衛生
状態に維持しようとする部分だけを光透過性としてもよ
い。このような構造とすれば、発光ダイオード(6)が
飲料供給パイプの内部を、箱形基板(32)の下側の面
が開放の場合はパイプの出口近傍をも照射し、照射部分
の菌の増殖を抑えることができる。
本例では、箱形基板(32)内に発光ダイオード(6)
の発光を受光する素子を設け、これを自動販売機(24
)の表側に取付けた確認灯(27)に接続し、発光ダイ
オード(6)が発光中であることを外部より確認できる
ようにしである。ただし、これは省略してもよい。また
、図の例では、発光ダイオード(6)を取付ける基板(
32)は箱型のものであるが、これを円筒形のものとす
ることもできる。更に、コツプ(30)を人間が持とう
とするとき、発光を消して手に光が当たらないようにし
てもよい。
また、本実施例では箱形基板(32)全体を光電子発生
部材で構成する。これによって発光ダイオード(6)か
らの光線に照射されて光電子を発生することにより、菌
の増殖の防止が促進される。
なお、この発明は、上述の第7実施例に限らず、汚染を
防止しようとする各種の飲料(水を含む)の供給パイプ
に適用しうるちのである。
第9図は、この発明を電話機に実施した第8実施例を示
す4&J面図である。同図において、(41)は電話機
、(42)は送受話器、(43)は送受話器(42)の
−側を形成する送話器、(44)は送受話器(42)の
他側を形成する受話器、(44)は送話器(43)の先
厖)に取り付けられ、前説可能なキャップ、(45)は
電話機(41)に取付けられて送話器(43)を保持す
る保持部である。
この保持部(45)の−側と他側に略々対向するように
して複数の発光ダイオード(6)を設けると共に保持部
(45)の底部に光電子発生部材(40)を設ける。発
光ダイオード(6)からの光線が効果的にキャップ(4
4)の部分を照射するように、送話器(43)を図に示
す如く若干持ち上げてギャップGを作る。そのために図
示せずも送話器(43)を支持する突部を電話機側に設
ける。
なお、送話器(43)側に発光ダイオード(6)を内蔵
させるようにしてもよい。そのときはキャップ(44)
の部分を光透過性とする。従ってこのときはギャップG
を設ける必要もない。また−送話器(43)側だけでな
く受話器(44)側にも上述の対策を施してもよい。
このようにして発光ダイオードの発する光線に照射され
ると共に光電子発生部材から光電子が与えられる部分で
は菌の増殖が抑えられるので、送受話器は衛生状態に保
持される。
なお、この第8実施例において、発光ダイオード(6)
は人間が話をしているときは発光せず話しが終了して何
秒間か発光し、またそのことを電話機の一部に表示する
ようにしてもよい。また、第8実施例では電話機に適用
した場合であるが、人間が口を近づけて話等をするよう
なもの例えばマイクロホンやインターホン等にも同様に
適用可能である。
第10図はこの発明を空気等の臭いを消す脱臭装置に実
施した第9実施例を示す斜視図、第11図はその側面図
である。第10図及び第11図において、(46)は所
定形状の筐体、(47)は筐体(46)の入口、(48
)は1体(46)の出口、(49)は入口(47)の所
に設けられたファンである。筐体(46)の内部には頂
部より下方に延びる複数の光電子発生部材(40)と、
これ等と互い違いになるようにして底部より上方に延び
る複数の光電子発生部材(40)が設けられ、また、頂
部に光電子発生部(40)を挟むようにして複数の発光
ダイオード(6)が設けられる。
入口(47)より入った空気はファン(49)で攪拌さ
れ、発光ダイオード(6)からの光線によって照射され
、光電子発生部材(40)より発生された光電子を受け
ながら筐体(46)内を進み、出口(48)より放出さ
れる。
従って、出口(48)に得られた空気は菌の増殖が抑え
られ、しかも臭いの消された清浄な空気である。
なお、上記第9実施例において、筐体(46)自身も全
体に光電子発生部材で構成してもよい。
なお、上述の各実施例では菌の増殖を防止し得る光線を
発生する素子として、発光ダイオードの場合を例にとり
説明したが、本発明はこれに限定されず、同様の作用を
達成し得るその他の素子、例えばエレクトロルミネッセ
ンスでもよい。
また、菌の増殖を防止し得る光線として半導体レーザー
の可視光線、赤外線を利用するようにしてもよい。
(発明の効果〕 上述の如く、この発明によれば、簡単な構成により小形
タンク内の菌の増殖を防止しうるので、上述の実施例だ
けでなく自動飲料販売機の小容量タンク、精製氷容器、
水洗トイレ用給水タンク、尻洗浄トイレ器具用水タンク
などその用途は極めて広範囲にわたり、それらの小形タ
ンク内を効率よく清浄な衛生的状態に維持することがで
きる。
しかも、紫外線ランプを使用する場合に比し、場所を取
らず且つ寿命が10倍以上も長くなる。
また、簡単な構成で容器に入れる物品を清浄状態に維持
することができ、紫外線ランプを用いる場合に比し、光
源を容器自体に配設しうるので小形容器に通し、小形容
器の殺菌に紫外線ランプを用いる場合より効率がよい。
また、衛生的な状態に維持すべき各種のノズルL11口
が菌の増殖により汚染されることを防止し、不必要な部
分を照射しないので、効率がよく経済的である。
更に水をはじめ各種の飲料を供給するパイプを衛生的な
状態に保つことができ、発光ダイオードの使用により、
簡潔な衛生装置が得られ、発光ダイオードの個々の大き
さは小さいので、多数配置しても場所を取らない。また
、各発光ダイオードの出口を例えば振幅の大きなパルス
発振によって大きくできるので、発光ダイオードの数を
更に少なくすることができ、しかも破損の虞れがな(害
虫が集まる心配もない。
また、簡単な構成で電話機の送受話器等が菌の増殖によ
り汚染されることが防止され、常に送受話器等を衛生的
な状態に保持することができる。
また、光の照射面に光による電子発生部材を設けている
ので、これより光電子を発生させて菌の増殖の防止を促
進させると共に光電子によりイオン作用を起こして空気
や水等の浄化や脱臭等に利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示す断面図、第2図は
この発明の第2実施例を示す斜視図、第3図はこの発明
の第3実施例を示す斜視図、第4図は第3図のものの使
用例を示す斜視図、第5図はこの発明の第4実施例を示
す外観図及び断面図、第6図はこの発明の第5実施例を
示す断面図、第7図はこの発明の第6実施例を示す斜視
図、第8図はこの発明の第7実施例を示す一部切開斜視
図、第9図はこの発明の第8実施例を示すlaj@図、
第10図はこの発明の第9実施例を示す一部切開斜視図
、第11図は第10図の側面図である。 (1)は洗浄器、(61,(6’)は発光ダイオード、
(14)は容器、(17)はノズル、(24)は自動飲
料販売機、(31)は飲料供給パイプ、(40)は光電
子発生部材、(41)は電話機、(42)は送受話器、
(46)は筐体、(49)はファンである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 衛生的な状態に維持すべき対象物に関連して菌の増殖を
    防止し得る光線を発生する素子を配設すると共に上記光
    線の照射により光電子を発生する光電子発生部材を配設
    し、 上記素子により上記対象物を照射すると共に上記光電子
    発生部材からの光電子を上記対象物に与えて菌の増殖を
    防止するようにした衛生装置。
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