JPS63261297A - デイスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明はディスプレイ装置、特に画面表示による表示部
の発熱を有するディスプレイ装置に於いて、表示部温度
の上昇に伴う特性の劣化並びに変動を防止するため、表
示画面の点燈率を計数するカウンター回路を設けること
により、点燈率に応じ表示画面の輝度を低減し、表示部
温度の上昇に伴う管面焼けなどの特性の劣化並びに変動
を防止゛　したものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明はディスプレイ装置、特に点燈により特性が劣化
する表示部を備えるディスプレイ装置に係わり、表示画
面の点燈率に従い輝度調整を行うディスプレイ装置に関
するものである。

（従来の技術〕 従来のディスプレイ装置であって、輝度調整手段を有す
るものにあっては、例えば手動で表示輝度を調整し、一
意的に設定するものが存在した。

この方法によれば表示画面上の輝度は常に設定された値
に固定されるものであるため、例えば表示画面上の点燈
画素数が多くなるとともに表示部の管面温度が上昇する
ものであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術によれば、表示部の管面温度６の上昇に伴
う管面焼け、あるいは放電が不安定になるなど、表示部
の経時的特性変動並びに劣化が発生するという欠点を有
するものであった。

本発明は上記問題点を鑑み、表示部の劣化並びに特性変
動を防止するディスプレイ装置を実現するものである。

一３＝ 〔問題点を解決するためのｆ段〕 本発明のディスプレイ装置は、画面表示を行う表示部と
、該表示部の表示画面の輝度を制御する輝度調整回路と
を備え、上記表示部の表示状態に従い、上記輝度調整回
路に信号を送出するカウンター回路を具備し、上記表示
部の表示状態に従い該表示部の表示画面の輝度を制御す
るものである。

〔作用〕

本発明によれば、ディスプレイ装置に於いて表示画素の
点燈率を検出するカウンター回路を設けることにより、
表示画面の点燈画素数に応じて輝度を低減するよう動作
するものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図にて詳述する。

第１図図示ディスプレイ装置に於いて、表示部ｌはプラ
ズマディスプレイパネルであり、Ｘ方向電極並びにＹ方
向電極とに電圧を印加することで、双方の電極が交叉し
た点の画素を点燈させるものである。

インターフェイス回路４は、接続される伝送線路の終端
抵抗及び受信素子の入力耐圧保護抵抗で構成され、外部
から与えられるデータ信号並びに制御信号の受渡しを行
うものであり、タイミングコントロール回路５は、イン
ターフェイス回路４を介し入力されたデータ信号並びに
制御信号を、表示部１のＸ電極走査信号及びＹ電極走査
信号にそれぞれ分離し、走査タイミングを調整しなから
Ｘ電極走査回路６及びＹ電極走査回路７に対し送出する
ものである。

Ｘ電極走査回路６並びにＹ電極走査回路７は、表示部１
に印刷された電極を駆動し、点燈信号を受けるとともに
電圧を印加してＸ方向の電極並びにＹ方向の電極が交叉
した点の画素を蝋燭させるものである。

カウンター回路３は、表示部１の一画面分の点燈信号、
即ち一表示画面における点燈画素数をカウントし、所定
の設定値以上の点燈画素数を検出するとともに、輝度調
整回路２に対し表示画面を輝度低減せしめる信号を送出
するものである。

輝度調整回路２は、カウンター回路３の出力する輝度低
減の信号を受けてタイミングコントロール回路５を制御
し、表示部１の各画素の点燈時に電極への電圧印加時間
を減少させることにより、表示画面の輝度を低減させる
ものである。

ここで、第１図図示表示部１の表示画素を、例えば６４
０ドツト×４００ドツトの画素で構成するものとし、全
画素、即ち２５６０００個の画素のうち７０％以上の画
素が点燈したとき表示輝度を低減させるものとすると、
カウンター回路３は１７９２００回の点燈信号を計数し
たとき、輝度低減の信号を輝度調整回路２に送出する。

この結果、表示部１の表示画面の輝度低減が行われる。

このように、本発明にあっては表示部における点燈画素
数に着目し、表示画面の点燈率が所定の値を越えたか否
かをカウンターを用いて計数し、輝度の低減を行うとこ
ろに特徴を有するものである。

尚、本実施例においては表示部にプラズマディスプレィ
パネルを用いた例を示したが、他の表示装置、例えばＣ
ＲＴを用いることも可能である。

また、表示輝度を低減する方法についても、所定の点燈
画素数に達するとともに表示輝度を低減するものの他、
点燈画素数の上昇とともに表示輝度を徐々に低減する方
法も同様に行える。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、本発明のディスプレイ装置
にあっては表示部の点燈画素数を計数するカウンター回
路を具備し、所定の点燈画素数に達するとともに表示部
の表示輝度を低減することにより、点燈面積の増加によ
る表示管温度の上昇を防ぎ、表示管温度の上昇に伴う表
示部の管面焼け、あるいは放電が不安定になる等の特性
の変動並びに劣化を未然に防止せしめる効果とともに、
更にディスプレイ装置の筐体内温度の上昇をも低減する
効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のディスプレイ装置の一実施例である
。 図面に於いて、 １は、表示部、 ２は、輝度調整回路、 ３は、カウンター回路、 ４は、インターフェイス回路、 ５は、タイミングコントロール回路、 ６は、Ｘ電極走査回路、 ７は、Ｙ電極走査回路をそれぞれ示す。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）画面表示を行う表示部（１）と、該表示部（１）
   の表示画面の輝度を制御する輝度調整回路（２）とを備
   えるディスプレイ装置に於いて、 上記表示部（１）の表示状態に従い、上記輝度調整回路
   （２）に信号を送出するカウンター回路（３）を具備し
   、 上記表示部（１）の表示状態に従い、該表示部（１）の
   表示画面の輝度を制御せしめることを特徴とするディス
   プレイ装置。
2. （２）上記表示部（１）は、複数の表示画素で構成され
   るとともに、該複数の表示画素が点燈およびまたは消燈
   し、画面表示を行うことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載のディスプレイ装置。
3. （３）上記カウンター回路（３）は、上記表示部（１）
   の表示画面における点燈画素数を計数し、所定の点燈画
   素数を検出するとともに、上記表示部（１）の表示輝度
   を低減せしむる信号を送出することを特徴とする特許請
   求の範囲第１項乃至第２項記載のディスプレイ装置。
4. （４）上記表示部は、プラズマディスプレイパネルであ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項記
   載のディスプレイ装置。