JPS63258351A - 回転速度切換機構 - Google Patents

回転速度切換機構

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JPS63258351A
JPS63258351A JP62093864A JP9386487A JPS63258351A JP S63258351 A JPS63258351 A JP S63258351A JP 62093864 A JP62093864 A JP 62093864A JP 9386487 A JP9386487 A JP 9386487A JP S63258351 A JPS63258351 A JP S63258351A
Authority
JP
Japan
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gear
gear member
drive
roller
rotational
Prior art date
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Pending
Application number
JP62093864A
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English (en)
Inventor
Takashi Imamura
孝 今村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63258351A publication Critical patent/JPS63258351A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転速度切換機構に関し、一層詳細には、画像
走査を行うべく画像記録担体等を搬送するための搬送装
置を構成する駆動ローラと回転駆動源との間に歯車列を
介在させると共に、少なくともその中の一の歯車を変位
させて前記歯車列の回転比を選択可能に構成し、これに
よって、簡単な構造で前記駆動ローラの回転速度を切り
換えて搬送速度を容易に変更出来るようにした回転速度
切換機構に関する。
[発明の背景コ 近年、印刷、製版の分野において作業工程の合理化、画
像品質の向上環を目的として原稿に描出された画像情報
を読み取って電気的に処理することでフィルム原版を作
成する画像走査部、取記録システムが採用されるに至っ
ている。
この画像走査読取記録システムは、基本的には、画像読
取装置と制御装置と画像記録装置とから一体的に、ある
いは、夫々分離して構成されている。すなわち、画像読
取装置では反射型の写真原稿や線画原稿を光ビームで走
査してフォトマルチプライヤ等により検出するか、ある
いは、CCD (Charge coupled de
vice)カメラにより画像読取を行って前記原稿の画
像情報を反射光の強弱に応じた電気信号に一旦変換する
次いで、前記画像読取装置で光電変換された画像情報は
制御装置において製版条件に応じた階調補正、網分解等
を行うべく演算処理が施される。そして、前記制御装置
で処理された画像情報が画像記録装置においてレーザ光
からなる光信号に変換され、前記レーザ光を写真感光材
料等の画像記録担体上に照射して所望の画像を記録する
。さらに、前記画像記録終了後の画像記録担体には現像
処理が施され、最終的にフィルム原版として印刷等に供
される。
そこで、このような画像走査読取記録システムにおいて
、原稿の画像情報に基づきフィルム等にレーザ光を照射
して所望の画像を露光記録する画像記録装置は具体的に
は以下のように構成されている。
すなわち、長尺なフィルムをロール状に巻回して収納す
るマガジンを画像記録装置に装填し、このフィルムを、
先ず、搬送用ローラ対に挟持させ、前記搬送用ローラ対
を回転駆動して前記フィルムを画像走査部へと送り出す
。前記画像走査部では回転駆動されるドラムとこれに摺
接自在なニップローラとを介してフィルムが副走査方向
に搬送されると共に、前述した制御装置において行われ
る階調補正に基づいて変調されたレーザ光を前記搬送さ
れているフィルム上に主走査することにより、このフィ
ルムに所望の画像を露光記録する。次いで、前記フィル
ムは画像記録装置内に設けられたカッターを介して所望
の長さに自動的に切断されて後、搬送系を介して、例え
ば、現像装置へと送り出される。
、 この場合、前記走査部において、フィルムは副走査
方向に指向して極めて正確に且つ円滑に搬送されなけれ
ばならない。すなわち、レーザ光で走査中のフィルムに
外力等が作用して副走査方向に円滑に搬送されないと、
前記レーザ光が前記フィルム上の所望の位置からずれて
しまい、結局、このようなフィルムにあっては正確な画
像記録が行われずフィルム原版として使用することが不
可能となってしまうからである。
そこで、副走査方向に搬送中のフィルムに不必要な外力
等が作用することがないように、前記画像記録装置では
、特に、搬送用ローラ対と走査部を構成するドラムとの
間で前記フィルムに所定の弛みを持たせることにより、
前記搬送用ローラ対による負荷変動等を回避して前記フ
ィルムをドラ1、とニップローラだけで挟持尿道するよ
う構成している。
ところで、フィルムに高精度且つ鮮明な画像を露光記S
請するためには、前記l゛ラムニップローラとで前記フ
ィルムを副走査方向に比較的低速で搬送する必要がある
。このため、搬送用ローラ対をドラムとニップローラの
回転に同期して低速で回転さセなげればならず、このよ
うな搬送用ローラ対にあっては、特に、フィルムO):
g填から画像記録作業を開始するまでの惟01η作業に
相当な時間を要してしまう。
すなわち、前述したように、フィルムはマガジンを介し
て画像記録装置内に装填されて後、搬送用ローラ対の駆
動作用下に所定の弛みを有した状態でドラムとニップロ
ーラとに挟(,5される。従って、搬送用ローラ対が低
速で回転すれば、この搬送用ローラ対により送り出され
るフィルムが画像記U開始可能な状態に至るまでにかな
りの時間がかかり、効率的な画像記録工程を達成するこ
とが困難となる不都合が露呈する。
また、画像記録が終了したフィルムを次の工程へ搬送す
る場合にも、処理時間を短縮するために前記フィルムを
高速で搬送する必要がある。
そこで、搬送用ローラ対を画像記録時には比較的低速で
回転駆動すると共に、画像記録を行わない場合には高速
で回転するよう構成した回転速度切換機構の出現が望ま
れている。その好適な構成として、例えば、パルスモー
タを使用した切換機構が化えられる。然しなから、パル
スモータを用いて搬送用ローラ対を回転駆動すると、そ
の駆動制御方法に依拠して、特に、前記搬送用ローラ対
に振動が生じてしまい、これに挟持されているフィルム
が振動して高精度な画像記録作業が達成されないという
欠点が露呈する。
一方、ACモータやDCモータを所定の回転速度に駆動
制御するものが考えられるが、特に、高速と低速の比が
大きい場合には、制御回路が相当に複雑で且つ高価なも
のとなるという不都合が惹起する。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、ACモータやDCモータ等の回転駆動源と搬送
装置を構成する駆動ローラとの間に歯車列を介在させる
と共に、前記歯車列の中、少なくとも一の歯車をアクチ
ュエータの作用下に移動可能に構成し、前記アクチュエ
ータの作用下に前記一の歯車を移動させて歯車列の回転
比を変更して前記駆動ローラの回転速度を切り換えるこ
とにより、回転駆動源を駆動制御することなく簡単な構
造で駆動ローラを容易に所望の回転速度で回転させるよ
う構成し、これによって、例えば、画像記録装置等にお
いて画像記録担体搬送用ローラ対に採用して極めて効率
的な画像記録工程を達成することを可能にした回転速度
切換機構を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は搬送装置を構成
する駆動ローラの回転速度を切り換えて被搬送体の搬送
速度を変更するための回転速度切換機構であって、回転
駆動源と、011記回転駆動源から延在する回転駆動軸
と駆動ローラとの間に介在される歯車列と、前記歯車列
の少なくとも一の歯車を移動するアクチュエータとを含
み、前記アクチュエータの作用下に前記一の歯車を所定
方向に移動させて回転駆動軸と駆動ローラとの回転比を
選択し、被搬送体を所望の速度で搬送するよう構成する
ことを特徴とする。
[実施態様1 次に、本発明に係る回転速度切換機構についてこれを組
み込む画像記録装置との関係において好適な実施態様を
挙げ、添(=Jの図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
第1図において、参照符号10ば本実施態様に係る回転
速度切換機構を組み込む画像記録装置を示す。この場合
、前記画像記録装置10は図示しない画像読取装置並び
に制御装置とは分離して構成されているが、この画像記
録装置と前記画像読取装置および制御装置を一体的に組
み込む画像走査読取記録システムを採用することも可能
なことは勿論である。
画像記録装置10を構成する筐体I2には、図中、右上
部に蝶番14を介して屈曲形状の蓋体16が開閉自在に
装着される。画像記録装置10の室18内にはマガジン
装填部20が設けられており、前記マガジン装填部20
はこの室18内に設けられる複数の受台22a乃至22
cと蓋体16に固着される押圧部材24とを含む。従っ
て、蓋体16を開動作すれば、マガジン装填部20に収
納されているマガジン26がこのマガジン装填部20か
ら着脱自在となる。
マガジン26内にはロール状に巻回されて長尺な未露光
フィルムFが収納されており、前記マガジン26のフィ
ルム取出口28から引き出される前記フィルムFの端部
は室18内に設けられる搬送用ローラ対30に挟持され
る。
第2図乃至第4図に示すように、前記搬送用ローラ対3
0は駆動ローラ32と前記駆動ローラ32に摺接して回
転するローラ33とからなり、夫々のローラ32.33
の両端は室18内に立設されている壁板34に支承され
る。前記駆動ローラ32の一端部には歯車36が軸着さ
れており、この歯車36に本実施態様に係る回転速度切
換機構38が係合する。
前記回転速度切換機構38はACモータあるいはDCモ
ータからなる回転駆動源40を含み、この回転駆動源4
0は壁板34から所定間隔離間して室18内に立設され
た壁板42に固着されている(第3図および第4図参照
)。回転駆動源40から延在する回転駆動軸44はベア
リング45を介して前記壁板34に回転自在に支承され
ると共に、前記壁板42側に近接し且つ軸線方向に指向
して所定の長さに亘りキー溝46が形成される。
ここで、回転駆動軸44に移動ギヤ48が外嵌し、この
移動ギヤ48の内周部に植設されたキー50をキー溝4
6に挿入している。従って、前記移動ギヤ48は回転駆
動軸44と一体的に回転すると共に、この回転駆動軸4
4の軸線方向に所定の距離だけ進退自在に構成される。
前記移動ギヤ48の外周部に所定の長さに亘り第1の歯
車52を形成し、この第1歯車52を設けた端部に爪部
材54が係着される。
爪部材54は略円板状を呈し、第2図に示すように:そ
の外周部に所定角度間隔離間して半径方向外方に突出す
る複数の突起部56を設けている。
一方、回転駆動軸44には壁板34側に近接する位置に
ベアリング58a、58bを介して第1のギヤ部材60
が回転自在に支承される。この場合、前記第1ギヤ部材
60は大径な第2の歯車62と小径な第3の歯車64と
を含み、前記第2歯車62を設けた端部に前述した爪部
材54の形状に対応する開口部66が画成される。そし
て、前記第2歯車62と爪部材54との間にはコイルス
プリング68が介装される。その際、第3@車64は搬
送用ローラ対30を構成する駆動ローラ32の一端部に
軸着された歯車36に噛合しており、第2歯車62は第
2のギヤ部材70に噛合する。
すなわち、壁板34と42とに回転駆動軸44から所定
距離離間し且つ平行にロッド72が固着され、前記ロッ
ド72に第2ギヤ部材70が回転自在に支承される。前
記第2ギヤ部材70の一端は移動ギヤ48の第1歯車5
2に噛合自在な大径な第4の歯車74を形成すると共に
、その他端に第1ギヤ部材60の大径な第2歯車62に
噛合する小径な第5の歯車76を設けている。
次いで、回転駆動源40の上方にはソレノイド78が配
設され、このソレノイド78から延在するロッド80に
レバー82の一端部が係合している。
前記レバー82はピン84を中心に回動自在に設けられ
ており、このレバー82の他端部に回転体86が回転自
在に支承される。前記回転体86は、第2図に示すよう
に、爪部材54の側面部に当接して前記爪部材54を保
持している。
そこで、第1図に示すように、搬送用ローラ対30に近
接して搬送機構90が配設される。前記搬送機構90は
基本的には回転駆動される大径なドラム92と、前記ド
ラム92に摺接するニップローラ94a、94bと、ド
ラム92およびニップローラ94a、94bによるフィ
ルムFの搬送方向の延長上に配設されるローラ対96.
98とを含む。なお、前記ドラム92とローラ対96と
の間にはフィルムFを所定長に裁断する一対のカッター
刃100a、100bが配設される。また、画像記録装
置10には現像装置102が並設され、この現像装置1
02では筺体12に画成されたフィルム導出口104か
ら搬入されるフィルムFに対して現像処理が行われる。
一方、前記フィルム搬送機構90の下方にはフィルムF
に対して画像情報を記憶するための光ビーム走査部10
6が設けられる。前記光ヒーム走査部106は記録用レ
ーザ光L1および同期用レーザ光り、を出力するレーザ
光源108a、108bを含み、前記レーザ光源108
a、108bは実質的には筐体12側に固着された定盤
110J−に配置される。前記レーザ光源108aのレ
ーザ光導出側にばレーザ光り、をフィルムF上に走査す
るためのミラー112)偏向器、例えば、ガルバノメー
タミラー114、fθレンズ等の走査レンズ116並び
にミラー118が同様に定盤110上に載設される。さ
らに、他方のレーザ光源108bからのレーザ光L2は
前述したミラー112)ガルバノメータミラー114、
走査レンズ116、ミラー118を介してミラー120
に導かれる。ここで、前記ミラー120による同期用レ
ーザ光り、2の反射方向には透過型のグレーティングを
設けた基準格子板122が配設され、この基準格子板1
22の背面部には集光バー124が近接配置される。な
お、前記集光バー124の両端部には図示しない光検出
器が装着されており、この光検出器は基準格子板122
を透過した同期用レーザ光L2を集光バー124を介し
パルス信号として検出する。
本実施態様に係る回転速度切換機構を組み込む画像記録
装置fは基本的には以上のように構成されるものであり
、次にその作用並びに効果について説明する。
先ず、蓋体16を蝶番14を介して開動作し、マガジン
装填部20にマガジン26を収納する。前記マガジン2
6内には長尺なフィルムFがロール状に巻回されて収納
されており、その端部を取出口28から引き出して搬送
用ローラ対30に挟持させる。
次いで、蓋体16を閉動作させると共に当該回転速度切
換機構38を駆動して前記搬送用ローラ対30を比較的
高速で回転させる。
すなわち、第3図に示すように、ソレノイド78を減勢
した状態では、爪部材54はコイルスプリング68の弾
発力を介して第2歯車62の開口部66から離間してい
る。そこで、前記ソレノイド78を駆動してロッド80
を矢印方向に変位させると、これに係合するレバー82
はビン84を中心にして回動し、その端部に支承する回
転体86が第1ギヤ部材60側へと変位する。このため
、前記回転体86に当接する爪部材54はコイルスプリ
ング68の弾発力に抗して第1ギヤ部材60側へと変位
し、前記爪部材54が第2歯車62の開口部66に嵌合
する。その際、爪部材54を係着した移動ギヤ48は回
転駆動軸44のキー溝46に係合するキー50を介して
前記爪部材54と一体的に第1ギヤ部材60側へと変位
し、第1歯車52が第2ギヤ部材70の第4歯車74か
ら離間するに至る(第4図参照)。
そこで、回転駆動源40の駆動作用下に回転駆動軸44
を回転させると、この回転駆動軸44に外嵌係合する移
動ギヤ48が爪部材54と一体的に回転し、前記爪部材
54に係合する第2歯車62が回転する。前記第2歯車
62には小径な第3歯車64が一体的に形成されており
、回転駆動軸44は実質的には、直接、この小径な第3
歯屯64を回転駆動し、前記第3歯車64に噛合する歯
jli:36を介して駆動ローラ32が比較的高速で回
転することになる。
結果的に、前記駆動ローラ32とローラ33に挟持され
ているフィルムFはドラム92側へと迅速に搬送されて
その端部を前記ドラム92とニップローラ94aとの間
に挟持されると共に、このドラム92と搬送用ローラ対
30との間で所定の弛みを設けるに至る。
なお、第2図に示すように、爪部tA’ 54には回転
体86が当接しているが、前記回転体86の回転軸線が
この回転体86が接する爪部材54の回転方向に直交し
ている。このため、爪部材54が回転する際に回転体8
6も回転することになり、前記爪部材54と回転体86
の摩擦を回避することが出来る。
次いで、搬送用ローラ対30を搬送機構90に同期して
回転駆動し、前記フィルムFを所定の搬送速度で送り出
すため前記搬送用ローラ対30の回転速度を減速させる
すなわち、第4図において、ソレノイド78を駆動して
ロッド80を矢印方向に変位させると、これに係合する
レバー82がピン84を中心にして回動変位し、回転体
86が回転駆動源40側へと変位する。このため、前記
回転体86による爪部材54への押圧力が解除され、こ
の爪部材54はコイルスプリング68の弾発力を介して
第2歯車62から離間する。従って、前記爪部材54を
係着した移動ギヤ48がキー溝46とこれに係合するキ
ー50を介して回転駆動源40側へと変位し、第1歯車
52が第2ギヤ部材70の第4歯車74に噛合する。
そして、第3図に示すように、回転駆動源40の駆動作
用下に回転駆動軸44を回転すれば、移動ギヤ48が回
転してこの移動ギヤ48に設けられる第1歯車52に噛
合している大径な第4歯車74が回転する。このように
、小径な第1歯車52に噛合する大径な第4歯車74を
介して第2ギヤ部材70は減速されて回転する。さらに
、前記第2ギヤ部材70の小径な第5歯車76には第1
ギヤ部材60に設けられた大径な第2歯車62が噛合し
ており、前記第1ギヤ部材60は前記第2ギヤ部材70
よりさらに減速されて回転することになる。
従って、この第1ギヤ部材60の第3歯車64に噛合す
る歯車36を介して駆動ローラ32が相当に減速された
状態で回転駆動され、搬送用ローラ対30は搬送機構9
0と同期してフィルムFを所定の速度で副走査方向(矢
印A方向)に搬送するに至る。
その際、光ビーム走査部106が駆動される。
すなわち、レーザ光源108a、 108bから導出さ
れるレーザ光り、およびL2をミラー112で反射させ
てガルバノメータミラー114に到達せしめ、このガル
バノメータミラー114の揺動作用下に前記レーザ光り
、 、L、を偏向させる。さらに、走査レンズ116お
よびミラー118を介して前記レーザ光L1を夫々のニ
ップローラ94a、94bの間からフィルムFに照射す
る。一方、レーザ光L2はミラー120で反射されて後
、基準格子板122を介して集光バー124に入射し、
図示しない光検出器によりパルス信号として検出される
。このパルス信号は所定の周波数に逓倍されて同期信号
となる。
このように、レーザ光り、がフィルムFの主走査方向に
照射されると共に、前記フィルムFは回転駆動されるド
ラム92とこれに摺接するニップローラ94a、94b
を介して副走査方向に搬送され、この結果、レーザ光L
1はフィルムFに対し所望の画像を露光記録することに
なる。
前記フィルムFはドラム92とニップローラ94a、9
4bを介して矢印A方向に搬送されてその先端部をロー
ラ対96に臨ませて後、前記ローラ対96およびローラ
対98の作用下に導出口104へと搬送されると共に、
その途上においてカッター刃100a、 100bを介
して所望の長さに切断される。そして、前記切断された
フィルムFは導出口104から現像装置102内に搬入
され、この現像装置102を介して所定の現像処理工程
を行って後、フィルム原版として種々の使用に供される
ことになる。
この場合、本実施態様によれば、搬送用ローラ対30を
所望の回転速度に容易に切り換えることが出来ると共に
、極めて簡単な構造で当該回転速度切換機構38を一挙
に経済的に製造することが可能となる。
すなわち、フィルムFに走査記録を行うべく搬送用ロー
ラ対30を搬送機構90と同期して比較的低速度で回転
駆動する際には、第3図に示ずように、ソレノイド78
を減勢して爪部材54を第2歯車62から離間させてお
く。このため、回転駆動軸44に外嵌する移動ギヤ48
の第1歯車52は大径な第4歯車74に噛合することに
なり、この第1歯車52と第4歯車74の歯数比を選択
しておけば、第2ギヤ部材70の回転速度を所定の回転
速度に減速することが出来る。さらに、第2ギヤ部材7
0の小径な第5歯車76には大径な第21幻車62が噛
合しており、従って、前記第2歯車62を設ける第1ギ
ヤ部材60は前記第2ギヤ部材70よりさらに減速され
て回転することになる。結局、第1ギヤ部材60に形成
された第3歯車64に噛合する歯車36を介して駆動ロ
ーラ32は回転駆動軸44の回転速度に比べ相当に減速
されて回転するに至る。
一方、フィルムFをドラム92とニップローラ94aと
に挟持させるべく搬送用ローラ対30を高速で回転駆動
する際には、第4図に示すように、ソレノイド78の駆
動作用下に回転体86を爪部材54に押圧してこの爪部
材54を第2歯車62の開口部66に嵌合する。従って
、回転駆動源40の駆動作用下に回転駆動軸44を回転
させれば、この回転駆動軸44と一体的に移動ギヤ4日
が回転し、爪部材54に係合する第2歯車62を介して
第3歯車64が前記回転駆動軸44と一体的に回転する
。このため、第3歯車64に噛合する歯車36は回転駆
動軸44により、実質的には、直接回転駆動され、るこ
とになり、駆動ローラ32を相当に高速で回転すること
が可能となる。
この結果、マガジン26を筐体12内に装填して後、フ
ィルムFの先端部をドラム92とニップローラ94とに
挟持させると共に、このドラム92と搬送用ローラ対3
0どの間で所定の弛みを形成するまでの準備作業に費や
される時間を可及的に短くすることが出来る。結局、画
像記録装置10による画像記録作業を迅速に開始するこ
とが可能となり、画像記録工程を一挙に効率よく達成す
ることが出来るという利点が得られる。
しかも、回転駆動源40を常に一定速度で回転駆動すれ
ばよく、この回転駆動源40に複雑な制両回路等を設け
る必要がない。結果的に、当該回転速度切換機構38を
一挙に経済的に製造することが可能となるという効果も
挙げられる。
さらにまた、本実施態様に係る他の回転速度切換機構を
第5図に示す。なお、第1の実施態様と同一の構成要素
には同一の参照数字にaを付してその詳細な説明は省略
する。
この場合、回転速度切換機構38aは第1ギヤ部材60
aに駆動ローラ32aの一端を嵌合し、この第1ギヤ部
材60aと駆動ローラ32aとを一体的に構成している
。従って、この回転速度切換機構38aは前述した回転
速度切換機構38と略同様に作動するものであり、前記
回転速度切換機構38aの作動について以下に概略的に
説明する。
すなわち、ソレノイド78aを減勢すれば、移動ギヤ4
8aに係着された爪部材54aはコイルスプリング68
aの弾発力を介して第1ギヤ部材60aの第2歯車62
aから離間して位置決めされる。このため、回転駆動源
40aの駆動作用下に回転駆動軸44aを回転ずれば、
移動ギヤ48aに噛合する第2ギヤ部材70aが減速さ
れて回転し、ざらにこの第2ギヤ部材70aに噛合する
第1ギヤ部材60aが所定の回転速度に減速されて回転
する。この結果、前記第1ギヤ部材60aに嵌合係着さ
れている駆動ローラ32aが比較的低速で回転駆動され
るに至る。
一方、ソレノイド78aを駆動してロッド80a、を外
方に変位させると、これに係合するレバー82aが揺動
変位し、回転体86aが爪部+454aを押圧してこの
爪部材54aが第2歯車62aの開口部66aに嵌合す
ると共に、移動ギヤ48aの第1歯車52aが第4歯車
74aから離間する。従って、回転駆動源40aの駆動
作用下に回転駆動軸44aを回転させれば、この回転駆
動軸44aと移動ギヤ48aと第1ギヤ部材60aとが
一体的に回転し、前記第1ギヤ部材60aに係着されて
いる駆動ローラ32aは相当に高速で回転することにな
る。
[発明の効果] 以」二のように、本発明によれば、DCモータやACモ
ータ等の回転駆動源とl最速装置を構成する駆動ローラ
との間に歯車列を介在させ、前記歯車列の中、少なくと
も一の歯車をアクチュエータの駆動作用下に移動させ、
前記歯車列の回転比を選択して前記駆動ローラを所定の
回転速度で駆動している。このように、一の歯車を移動
させるだけで、極めて容易に駆動ローラを低速、あるい
は高速で回転させることが出来る。
しかも、回転駆動源に制御回路等を設ける必要がなく、
且つ構造が簡単となるため、経済的であるという利点が
挙げられる。従って、当該回転速度切換機構を画像記録
装置等に組み込めば、この画像記録装置全体を経済的に
製造し得ると共に、駆動ローラの回転速度を選択して効
率的な画像記録作業を達成することが可能となるという
効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、本機構は画像走査読取機構にも用いることが可
能である等、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るローラ用回転速度切換機構を組み
込む画像記録装置の概略説明図、第2図は本発明に係る
回転速度切換機構の要部を示す一部省略斜視図、 第3図および第4図は本発明に係る回転速度、切換機構
の駆動状態を示す一部省略縦断面図、第5図は本発明の
他の実施態様に係る回転速度切換機構の一部省略縦断面
図である。 10・・・画像記録装置   26・・・マガジン30
・・・搬送用ローラ対  32・・・駆動ローラ33・
・・ローラ      36・・・歯車38・・・回転
速度切換機構 40・・・回転駆動源44・・・回転駆
動軸    48・・・移動ギヤ52・・・歯車   
    54・・・爪部材60・・・ギヤ部材 62.64・・・歯車68・・・コイルスプリング70
・・・ギヤ部材     74.76・・・歯車78・
・・ソレノイF82・・・レバー86・・・回転体  
    90・・・搬送機構106・・・光ビーム走査

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)搬送装置を構成する駆動ローラの回転速度を切り
    換えて被搬送体の搬送速度を変更するための回転速度切
    換機構であって、回転駆動源と、前記回転駆動源から延
    在する回転駆動軸と駆動ローラとの間に介在される歯車
    列と、前記歯車列の少なくとも一の歯車を移動するアク
    チュエータとを含み、前記アクチュエータの作用下に前
    記一の歯車を所定方向に移動させて回転駆動軸と駆動ロ
    ーラとの回転比を選択し、被搬送体を所望の速度で搬送
    するよう構成することを特徴とする回転速度切換機構。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の機構において、回転
    駆動軸と一体的に回転し且つ軸線方向に移動自在な第1
    のギヤ部材と、駆動ローラに係合し前記回転駆動軸に支
    承されると共にクラッチ手段を介して前記第1ギヤ部材
    に連結自在な第2のギヤ部材と、第1ギヤ部材が第2ギ
    ヤ部材から離間する際に前記第1ギヤ部材および第2ギ
    ヤ部材に一体的に噛合して回転駆動軸と駆動ローラとの
    回転比を変更する第3のギヤ部材とを設けるよう構成し
    てなる回転速度切換機構。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の機構に
    おいて、アクチュエータは実質的にはソレノイドからな
    り、前記ソレノイドに回動自在なレバーの一端を係合す
    ると共に、その他端に回転体を支承し、一方、第1ギヤ
    部材と第2ギヤ部材との間に弾性体を介装して前記弾性
    体の弾発力を介して前記第1および第2ギヤ部材を第3
    ギヤ部材に一体的に噛合させ、ソレノイドの作用下にレ
    バーを回動させて回転体で第1ギヤ部材を押圧して前記
    第1ギヤ部材を弾性体の弾発力に抗して第2ギヤ部材に
    連結し、回転駆動源の作用下に回転駆動軸と第1および
    第2ギヤ部材を一体的に回転させて前記第2ギヤ部材に
    係合する駆動ローラを所定の回転速度で回転するよう構
    成してなる回転速度切換機構。
  4. (4)特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
    載の機構において、搬送装置は実質的には駆動ローラと
    前記駆動ローラに摺接するローラとからなり、回転駆動
    源の作用下に駆動ローラとローラとでシート体等の被搬
    送体を挟持して搬送するよう構成してなる回転速度切換
    機構。
  5. (5)特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記
    載の機構において、当該機構は画像走査記録/読取装置
    に組み込まれてなる回転速度切換機構。
JP62093864A 1987-04-16 1987-04-16 回転速度切換機構 Pending JPS63258351A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004036894A (ja) * 2002-07-15 2004-02-05 Conception & Dev Michelin Sa 車輪と一体化されたギア比変更機構を有する駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004036894A (ja) * 2002-07-15 2004-02-05 Conception & Dev Michelin Sa 車輪と一体化されたギア比変更機構を有する駆動装置
JP4593090B2 (ja) * 2002-07-15 2010-12-08 ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム 車輪と一体化されたギア比変更機構を有する駆動装置

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