JPS63250918A - A/d変換回路 - Google Patents

A/d変換回路

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JPS63250918A
JPS63250918A JP8470487A JP8470487A JPS63250918A JP S63250918 A JPS63250918 A JP S63250918A JP 8470487 A JP8470487 A JP 8470487A JP 8470487 A JP8470487 A JP 8470487A JP S63250918 A JPS63250918 A JP S63250918A
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JP
Japan
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circuit
conversion circuit
range control
input
reference voltage
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JP8470487A
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Kazuhiko Hikasa
和彦 日笠
Ichiro Imaizumi
今泉 市郎
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、A/D変換回路に関するものであり、例え
ば、瞬時比較型A/D変換回路に利用して有効な技術に
関するものである。
〔従来の技術〕
抵抗ラダー回路等によって形成される段階的な複数の基
準電位と入力アナログ信号のレベルを比較することによ
って、入力アナログ信号を瞬間的にディジタル信号に変
換する瞬時比較型(全並列比較型)A/D変換回路があ
る。この瞬時比較型A/D変換回路には、例えば第3図
に示されるように、複数の電圧比較回路VCI〜V C
n 7!l<設けられる。これらの電圧比較回路の一方
の入力端子には、入力アナログ信号Vinが共通に入力
され、その他方の入力端子にはそれぞれ対応する基準電
位Vl−vnが入力される。これらの基準電位は、入力
基準電圧V refを抵抗ラダー回路の直列抵抗R1〜
Rnで分圧することによって形成される。
電圧比較回路vct〜VCnの出力信号はエンコーダE
NCに供給され、1+1ピントのディジクル出力信号D
o−Diが形成される。
瞬時比較型のA/D変換回路については、例えば198
0年11月、日刊工業新聞社発行、相良岩男著’マイコ
ンエイジのA/D −D/A変換技術」の82頁〜84
頁に記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記に記載される瞬時比較型A/D変換回路を例えば光
デイスク用のディジタルサーボ機構等に用いる場合、次
のような問題点が生じることが本願発明者等によって明
らかになった。すなわち、ディジタルサーボ機構におい
てセンサ等から入力されるアナログ信号は、例えば第2
図に示されるように、起動時には比較的大きな振幅とな
り、サーボ機構による自動制御が収束されると比較的小
さな振幅となる。この光デイスクシステムとしての性能
は、収束後におけるサーボ機構の感度によって左右され
、またこのサーボ機構の感度はA/Di換回路の2子分
解能によって決定される。ところが、サーボ機構の感度
を高めようとしてA/D変換回路の量子分解能を収束後
の比較的小さな振幅のアナログ信号に対応付けて設計す
ると、起動時における比較的大きな振幅のアナログ信号
に対処するために厖大な数の電圧比較回路が必要となり
、A/Di換回路の低コスト化が妨げられる。
また、コストを意識して、起動時の比較的大きな振幅の
アナログ信号に対応付けて電圧比較回路を設けると、逆
に収束時の比較的小さな振幅のアナログ信号に対する感
度が著しく低下する。
この発明の目的は、ダイナミックレンジを任意に設定し
うるA/D変換回路を提供することにある。この発明の
他の目的は、高感度かつ低コストのサーボ機構を提供す
ることにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろ
う。
C問題点を解決するための手段〕 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、基準電位を形成する抵抗ラダー回路の両側か
ら入力基準電圧を供給し、この入力基準電圧の電圧値を
、入力アナログ信号のレベルに従って段階的に変化させ
るものである。
〔作  用〕
上記した手段によれば、A/D変換回路のダイナミンク
レンジを、入力アナログ13号のレベルに従って、上記
入力基準電位の電圧値及び電圧差に応じた所定のダイナ
ミックレンジとすることができ、また電圧比較回路を増
設することなく A/D変換回路の量子分解能を小さく
し、その感度を部分的に高くすることができる。
〔実施例〕
第1図には、この発明が通用されたA/D変換回路の一
実施例を示す回路ブロック図が示されている。このA/
D変換回路は、特に制限されないが、光デイスク用のデ
ィジタルサーボ機構に含まれる。第1図の各回路素子及
び各ブロックを構成する回路素子は、ディジタルサーボ
機構の他のブロックを構成する回路素子とともに、公知
のMO3集積回路の製造技術によって、単結晶シリコン
のような1個の半導体基板上に形成される。なお、同図
において、チャンネル(バンクゲート)部に矢印が付加
されるMOSFETはPチャンネル型であり、矢印の付
加されないNチャンネルMO3FETと区別される。
この実施例のA/D変換回路は、特に制限されないが、
反射光センサ等により形成される入力アナログ信号Vi
nを受け、i+1ビットのディジタル出力信号Do−D
iを形成する。これらのディジタル出力信号DO〜Di
は、ディジタルサーボ機構の他の回路ブロックに供給さ
れ、例えば光ディスクに対するレーザ光線の位置設定や
焦点制御のために用いられる。センサから供給される入
力アナログ信号Vinは、サーボ機構の起動時において
比較的大きな1辰幅とされ、またサーボ機構による位置
設定等が収束した時点で比較的小さな振幅とされる。こ
の実施例のA/D変換回路にはと、ディジタルサーボ機
構の収束後の感度を高める必要から、ディジタル出力信
号DO−Diをモニタすることによって入力アナログ信
号Vinのレベルを判定しレンジ制御信号rcを形成す
るレンジ制御回路RCが設けられる。A/D変換回路の
抵抗ラダー回路には、このレンジ制御信号rcに従って
2段階の基準電圧VHI・VLI及びVH2・VL2が
選択的に供給される。これにより、A/D変換回路のダ
イナミックレンジが段階的に制御され、その量子分解能
はサーボ機構の収束時において部分的に向上される。
第1図において、図示されない反射光センサから供給さ
れる入力アナログ信号Vinは、n個の電圧比較回路V
CI〜VCnの一方の入力端子に共通に供給される。こ
れらの電圧比較回路VCt〜VCnの他方の入力端子に
は、抵抗ラダー回路から対応する基準電位■1〜Vnが
それぞれ供給される。電圧比較回路VCt〜VCnの非
反転出力信号及び反転出力信号は、エンコーダENCに
供給される。
電圧比較回路VCI〜VCnは、それぞれ高感度の差動
増幅回路を基本構成とする。これらの電圧比較回路vc
i〜VCnは、一方の入力端子に供給される入力アナロ
グ信号Vinのレベルと他方の入力端子に供給される基
準電位V1〜Vnをそれぞれ比較する。特に制限されな
いが、入力アナログ信号Vinのレベルが対応する基準
電位Vl〜Vnよりも低い場合、電圧比較回路VC1〜
VCnの非反転出力信号はロウレベルとなり、その反転
出力信号はハイレベルとなる。一方、入力アナログ信号
Vinのレベルが対応する基準電位Vl−Vnよりも高
くなると、電圧比較回路VC1〜VCnの非反転出力信
号はハイレベルとなり、反転出力信号がロウレベルとな
る。
抵抗ラダー回路は、直列形態とされるfi+1個の分圧
抵抗R1〜Rn+1によって構成される。
この抵抗ラダー回路には、特に制限されないが、Pチャ
ンネルMO3FETQI〜Q4及びNチャンネルMO3
FETQ5〜Q8からなる基準電圧切り換え回路を介し
て、2段階の基準電圧VHI・VH2及びVLI・VL
2が選択的に供給される。すなわち、抵抗ラダー回路の
一端とされる抵抗R1には、特に制限されないが、並列
形態とされるPチャンネルMO3FETQ2及びNチャ
ンネルMO3FETQ6を介して基準電圧VHIが供給
され、また並列形態とされるPチャンネルMO3FET
QL及びNチャンネルMO3FETQ5を介して基準電
圧VH2が供給される。同様に、抵抗ラダー回路の他端
となる抵抗Rn+1には、並列形態とされるPチャンネ
ルMOS F ETQ 4及びNチャンネルMO3FE
TQ8を介して基準電圧VLIが供給され、また並列形
感とされるPチャンネルMO3FETQ3及びNチャン
ネルMOS F E T Q 7を介して基準電圧VL
2が供給される。
特に制限されないが、基準電圧VHLは比較的高い正の
電圧とされ、基準電圧V H2は比較的低い正の電圧と
される。また、基準電圧VLIはその絶対値が比較的大
きい負の電圧とされ、基準電圧VL2はその絶対値が比
較的小さい負の電圧とされる。
MO3FETQ2.Q4及びQ5.Q7のゲートには、
後述するレンジ制御回路RCからレンジ制御信号rCが
共通に供給される。また、MO3FETQI、Q3及び
Q6.Q8のゲートには、上記レンジ制御信号rcのイ
ンパーク回路Nlによる反転信号すなわち反転レンジ制
御信号rcが共通に供給される。
レンジ制御信号「Cがロウレベルとされ反転レンジ制御
信号「Cがハイレベルとされるとき、MOS F E 
T Q 2・Q6及びQ4・Q8がともにオフ状態とな
り、またMO5FETQI・Q5及びQ3・Q7がとも
にオフ状態となる。これにより、抵抗ラダー回路の両端
には、比較的大きな絶対値とされる基準電圧VHI及び
VLIが供給される。
このため、各電圧比較回路V Cl = V Cnに供
給される段階的な基ilf!電位Vl〜Vnの電位間隔
は拡大され、A/D変換回路のダイナミックレンジが大
きくされるとともに、その量子分解能が粗くされる。一
方、レンジ制御信号rcがハイレベルとされ反転レンジ
制御信号rcがロウレベルとされるとき、MO3FET
QI−Q5及びQ3・Q7がともにオン状態となり、ま
たMO3FETQ2・Q6及びQ4・Q8がともにオフ
状態となる。
これにより、抵抗ラダー回路の両端には、比較的小さな
絶対値とされる基準電圧VH2及びVL2が供給される
。このため、各電圧比較回路VC1〜VCnに供給され
る段階的な基1$電位Vl−Vnの電位間隔は縮小され
、A/D変換回路のダイナミックレンジが小さくされる
とともに、その量子分解能が向上される。このとき、言
うまでもなく、基4!電圧V H2及びVL2の電圧値
及び電圧差を適当に選択することによって、A/D変換
回路のダイナミックレンジを任意に設定することができ
る。
エンコーダENCは、特に制限されないが、複数の論理
ゲートを含む組み合わせ回路によって構成される。エン
コーダENCは、電圧比較回路VC1〜V Cnから供
給される非反転出力信号及び反転出力信号をもとに、t
+1ビットのディジタル出力信号DO−Diを形成する
。つまり、入力アナログ信号Vinのレベルは電圧比較
回路■C1−V Cnによって瞬間的に判定され、この
段階的な判定レベルがエンコーダENCの組み合わせ回
路によってパイナリイコードに変換される。
エンコーダENCによって形成されるディジタル出力信
号DO〜Diは、このディジタルサーボ機構の図示され
ない他の回路ブロックに供給され、例えば光ディスクの
レーザ光線の位置設定や焦点制御を行うための制御信号
として用いられるとともに、A/D変換回路のレンジ制
御回路RCに供給される。
レンジ制御回路RCは、エンコーダENCから供給され
るディジタル出力信号DO〜Diをモニタし、上記レン
ジ制御信号rcを形成して、上記基準電圧切り換え回路
に供給する。すなわち、レンジ制御回路RCは、ディジ
タル出力信号DO〜Diの組み合わせによって、入力ア
ナログ信号Vinの振幅が基準電圧VH2及びVL2の
絶対値を超えているかどうかを判定する。特に制限され
ないが、レンジ制御回路RCは、入力アナログ信号Vi
nの振幅が基準電圧VH2及びVL2の絶対値を超える
とき、レンジ制御信号reをロウレベルとする。また、
レンジ制御回路RCは、入力アナログ信号Vinの振幅
が基準電圧VH2及びVL2の絶対値よりも小さいとき
、レンジ制御信号rcをハイレベルとする。
前述のように、入力アナログ信号Vinの振幅が大きく
されレンジ制御信号rcがロウレベルとされることで、
抵抗ラダー回路には比較的大きな絶対値とされる基準電
圧v1(1及びVL、1が供給され、A/D変換回路の
ダイナミックレンジは大きくされる。また、入力アナロ
グ信号Vinの振幅が小さくされレンジ制御信号reが
ハイレベルとされることで、抵抗ラダー回路には比較的
小さな絶対値とされる基準電圧VH2及びVL2が供給
され、A/D変換回路のダイナミックレンジは小さくさ
れる。
レンジ制御回路RCによって形成されるレンジ制御信号
rcは、基準電圧切り換え回路に供給されるとともに、
ディジタル出力信号DCとしてディジタル出力信号DO
〜Diとともにディジタルサーボ機構の図示されない他
の回路ブロックに伝達される。
第2図には、この実施例のA/D変換回路が含まれるデ
ィジタルサーボ機構の一実施例の信号波形図が示されて
いる。同図には、光デイスク用のレーザ光線の位置設定
を行うためのディジタルサ−ボ機構における起動当初の
信号波形が実線で例示的に示され、抵抗ラダー回路に供
給される基準電圧のレベルが一点鎖線で示されている。
第2図において、特に制限されないが、レーザ光線は起
動時に所定のスタートポジションにセットされた後、徐
々に移動され、光ディスクの溝位置に近づく。これにと
もない、反射光センサからA/D変換回路に入力される
入力アナログ信号Vinが一旦比較的大きな正のレベル
に上昇した後、比較的大きな絶対値の負のレベルに向か
って低下し、光ディスクの溝の中央でゼロレベルを交叉
する。この実施例のディジタルサーボ機構では、入力ア
ナログ信号VLnが一旦比較的大きな正のレベルに達し
た後低下しゼロレベルと交叉するのを検出することよっ
て、レーザ光線が所定の溝位置に到達したことを識別す
る。以後、ディジタルサーボ機構は、入力アナログ信号
Vinの絶対値が小さくなるように例えば移動用のボイ
ス・コイル・モータ等を駆動することにより、レーザ光
線の位置制御を行う。
A/D変換回路では、入力アナログ信号Vinが起動時
において比較的小さなレベルとされることから、レンジ
制御信号「Cがハイレベルとされる。これにより、抵抗
ラダー回路には比較的小さな絶対値とされる基準電圧V
 H2及びVL2が供給され、A/D変換回路の感度が
高くされる。入力アナログ信号Vinのレベルが徐々に
大きくなり基準電圧VH2を超えると、レンジ制御信号
rCはロウレベルとされる。これにより、抵抗ラダー回
路には比較的大きな絶対値とされる基準電圧VHI及び
VLIが供給され、A/Di換回路の感度が低くされる
。このため、A/D変喚回路は、比較的大きな絶対値と
される入力アナログ信号■inに対応することができる
レーザ光線が光ディスクの溝位置に近づくと、入力アナ
ログ信号Vinは比較的小さなレベルとなり、レンジ制
御信号rcが再びハイレベルとされる。これにより、A
/D変換回路の感度が高くされ、ディジタルサーボ機構
は人力アナログ信号Vinのゼロレベル交叉を的確に識
別することができる。
以後、ディジタルサーボ機構によるレーザ光線の位置制
御が行われることから、入力アナログ信号Vinは比較
的小さな振幅で振動状態となる。
また、この間、入力アナログ信号Vinの振動振幅が小
さくされることでA/D変換回路が高感度とされ、ディ
ジタルサーボ機構によるレーザ光線の位置制御は精度よ
く行われる。
以上のように、この実施例のA/D変換装置には、エン
コーダENGから出力されるディジタル出力信号Do−
Diをモニタすることで入力アナログ信号Vinのレベ
ルを判定しレンジ制al(N +rcを形成するレンジ
制御回路RCと、上記レンジ制al信号rcに従って抵
抗ラダー回路に供給される基準電圧の絶対値を段階的に
切り換えるための基準電圧切り換え回路が設けられる。
A/D変換回路は、抵抗ラダー回路に供給される基準電
圧の電圧値が切り換えられることによって量子分解能が
変化される。このため、A/D変換回路は、電圧比較回
路の設置数が固定されディジタル出力信号のビット数が
固定されているにもがかわらず、入力アナログ信号Vi
nのレベルに従って基準電圧の重圧値及び電圧差に応じ
た所定のダイナミックレンジに切り換えられ、その感度
が部分的に高くされる。
以上の本実施例に示されるように、この発明を瞬時比較
型のA/D変換回路に通用した場合、次のような効果が
得られる。すなわち、 (1)基′$電位を形成する抵抗ラダー回路の両側から
入力基準電圧を供給し、これらの入力基準電圧を段階的
に変化させるための基準電圧切り換え回路を設けること
で、瞬時比較型A/D変換回路のダイナミックレンジを
入力基準電圧の電圧値及び電圧差に応じて任意に設定す
ることができるという効果が得られる。
(2)上記+11項により、入力アナログ信号の任意の
レベル範囲において、部分的に瞬時比較型A/D変換回
路の量子分解能を変化させ、その感度を制御することが
できるという効果が得られる。
(3)瞬時比較型A/D変換回路に、エンコーダがら出
力されるディジタル出力信号をモニタし入力アナログ信
号のレベルを判定してレンジ制御信号を形成するレンジ
制御回路を設け、上記入力基準電圧の電圧値を上記レン
ジ制御信号に従って段階的に変化させることで、A/D
変換回路の感度を入力アナログ1′8号のレベルに応じ
て制御することができるという効果が得られる。
(4)上記fi1項〜(3)項により、電圧比較回路の
設置数やディジタル出力信号のピント数を増やすことな
(、瞬時比較型A/D変換回路の量子分解能を向上させ
、その感度を部分的に高めることができるという効果が
得られる。
(5)上記f11項〜(4)項により、瞬時比較型A/
D変換回路を含むディジクルサーボ機構等の性能を高め
、システムの低コスト化を図ることができるというすJ
果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、第1図におい
て、A/D変換回路は、基準電圧の組み合わせ数を増や
すことによって三つ以上のダイナミックレンジを持つよ
うにしてもよいし、A/D変換回路の感度が最大となる
ダイナ<7クレンジは特にゼロレベルを中心とするもの
でなくてもよい。入力アナログ13号VLnは、所定の
増幅回路によって増幅されたl&A/D変換回路に入力
されてもよいし、この増幅回路の増幅率を変化させるこ
とでさらにA/Di換回路のダイナミックレンジを有効
に制御することもよい、A/D変換回路は、第1図のよ
うな瞬時比較型A/D変換回路が直列又は並列に組み合
されて構成されるものであってもよい。また、ディジタ
ル出力信号DO−Diは、他の回路ブロックに対してシ
リアルに出力されることもよい、ざらに、第1図の基$
電圧切り換え回路の具体的な構成や、第2図に示したデ
ィジタル化、−ボ機構の制御方式など、種々の実施形態
を採りうる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である光デイスク用のディ
ジタルサーボ機構に用いられるA/D変換回路に通用し
た場合について説明したが、それに限定されるものでは
なく、例えば、他の各種のサーボ機構やディジクル制御
装置等に用いられる各種のA/D変換回路にも通用でき
る0本発明は、少なくとも基準電圧に従って形成される
複数の基準電位をもとに入力アナログ信号のレベルを瞬
間的にディジタル化する瞬時比較型のA/D変換回路及
びこのようなA/D変換回路を内蔵する半導体装置に広
く通用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果をffI単に説明ずれば、下記のとおり
である。すなわち、基準電位を形成する抵抗ラダー回路
の両側から入力基準電圧を供給し、これらの入力基準電
圧を入力アナログ信号のレベルに応じて段階的に制御す
ることで、瞬時比較型A/D変換回路の量子分解能を変
化させその感度を制御することができるとともに、電圧
比較回路の設置数やディジタル出力信号のビット数を増
やすことなく部分的に瞬時比較型A/D変換回路の量子
分解能を向上させその感度を高めることがでさ、瞬時比
較型A/D変換回路を含むディジクルサーボ機構等の性
能を高めその低コスト化を図ることができるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が通用された瞬時比較型A/Da換
回路の一実施例を示す回路ブロック図、!22図は、第
1図のA/D変換回路を含むディジタルサーボ機構の一
実施例を示す信号波形図、第3図は、従来の瞬時比較型
A/D変換装置の一例を示す回路ブロック図である。 A/D・・・A/D変換回路、RC・・・レンジ制fi
l1回路、ENC−−−xンコーダ、VC1〜VCn・
・・電圧比較回路、Q1〜Q4・・・Pチャンネル八4
0SFETSQ5〜Q8・・・NチャンネルMO3FE
T、Nl ・・−−(ンバータ回路、R1〜Rn+l・
・・抵抗。 代理人弁理士 小川 勝馬゛ ; 第1図 第 2図 c

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直列形態とされる複数の抵抗からなり入力基準電圧
    に従って段階的な複数の基準電位を形成する抵抗ラダー
    回路と、その一方の入力端子にそれぞれ対応する上記基
    準電位を受けその他方の入力端子に入力アナログ信号を
    共通に受ける複数の電圧比較回路と、上記複数の電圧比
    較回路の出力信号を受けディジタル出力信号を形成する
    エンコーダと、上記ディジタル出力信号を受け上記入力
    アナログ信号が所定のレベルに達したことを判定してレ
    ンジ制御信号を形成するレンジ制御回路と、上記レンジ
    制御信号に従って上記入力基準電圧の電圧値を段階的に
    変化させる基準電圧切り換え回路とを含み、そのダイナ
    ミックレンジが上記入力アナログ信号のレベルに従って
    変化されることを特徴とするA/D変換回路。 2、上記入力基準電圧は、上記抵抗ラダー回路の一方か
    ら供給される第1の入力基準電圧と上記抵抗ラダー回路
    の他方から供給される第2の入力基準電圧とを含むもの
    であり、上記A/D変換回路は、上記第1及び第2の入
    力基準電圧の電圧値及び電圧差に従って所定のダイナミ
    ックレンジを持つものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のA/D変換回路。 3、上記レンジ制御信号は、上記ディジタル出力信号と
    ともに上記A/D変換回路の出力信号として出力される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    のA/D変換回路。 4、上記A/D変換回路は、ディジタルサーボ機構に用
    いられるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項、第2項又は第3項記載のA/D変換回路。
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