JPS63246379A - 7−n,8−n−エチレンマイトマイシン8−イミン類 - Google Patents

7−n,8−n−エチレンマイトマイシン8−イミン類

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JPS63246379A
JPS63246379A JP62078185A JP7818587A JPS63246379A JP S63246379 A JPS63246379 A JP S63246379A JP 62078185 A JP62078185 A JP 62078185A JP 7818587 A JP7818587 A JP 7818587A JP S63246379 A JPS63246379 A JP S63246379A
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JP
Japan
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compound
mitomycin
group
formula
ethylenemitomycin
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Application number
JP62078185A
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Inventor
Yutaka Saito
裕 斎藤
Masaji Kasai
政次 河西
Kimikatsu Shirahata
白幡 公勝
Kazumichi Kono
河野 一通
Makoto Morimoto
森本 眞
Tadashi Ashizawa
芦沢 忠
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KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/22Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains four or more hetero rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産1上皇り里分賢 本発明は抗腫瘍活性を有する7−N、8−N−エチレン
マイトマイシン 8−イミン類に関する。
旦迷J口【専 マイトマイシン類は抗m瘍活性を有する抗生物質として
一般に知られている。天然界からは主としてマイトマイ
シンCが得られ、微量成分としてマイトマイシンA1マ
イトマイシンBおよびポルフィロマイシン(以上はメル
クインディクス第10版に記載されている。)が得られ
ている。さらに微量の成分としてはマイトマイシンDお
よびE(特開昭54−122797号公報)、マイトマ
イシンFおよびJ(特開昭55−45322号公報)、
マイトマイシンG、 HおよびK(特開昭55−118
396号公報)なども知られている。以上の天然界から
得られるマイトマイシンの構造を第1表に示す。
さらに上記のマイトマイシン類を原料として、天然界か
らは入手できないマイトマイシン類が合成されており、
9a  O−デメチルマイトマイシンG(特開昭55−
15408号公報)、1a−デメチルマイトマイシンG
および1a−デメチルマイトマイシンK(以上は特開昭
56−7787号公報)、9−エビ−マイトマイシンB
および9−エビ−マイトマイシンD(以上は特開昭56
−30978号公報)等力く知られている。以上のマイ
トマイシン類の構造を第2表に示す。
第1表 天然から得られるマイトマイシン類のti造A
   0CHa  C113HCH20CONll□ 
   IIB   0CII3   HCH3HCH2
0CONIlzCNlh   C1l+   11  
 CIIgOCONll□    IID   NHI
   HCH:l    HC1l□0CONII!E
   NHz   C1l+   CD3    !I
     Ct(□0CONI(ZF   0CIIi
  CH3C1h  CH20CONIlz     
IIG   NHI   CH3CHi   一体とな
って=CHZHOCH3)I   CH3一体となって
ヨCH2J   OCH+  CH3CH3If   
  CIh0CONtlzK   OCH+  Cl1
3   CH3一体となって、CHzポルフィロマイシ
シ NHI     C1(3Cll3    CHJ
CONtlz         H第2表 非天然型マ
イトマイシン類の構造?イ)?(シ:z       
XA     YA    Za         R
A        Re11゜ X H寡 7位のアミノ基に2−アミノエチル基を有する化合物と
して、7−N−(2−ジメチルアミノエチル)マイトマ
イシンC〔特開昭57−188590号公報、ジャーナ
ル・オブ・メデイシナル・ケミストリー(Journa
l of Medicinal Chemistry)
 26+  16−20 (I983)) 、7−N−
メチル−7−N−(2−メチルアミノエチル)マイトマ
イシンC(特開昭59−152384号公報)、7−N
−メチル−7−N−(2−ジメチルアミノエチル)マイ
トマイシンC〔ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミ
ストリー (Journal of Medicina
l Chemistry) 26+ 1453−145
7 (I983)) 、7−N−(2−アミノエチル)
マイトマイシンC〔ジャーナル・オブ・メディシナル・
ケミストリー(Journal of Medicin
alChemistry)  26.16−20 (I
983) (以下、文献Aと称す)、特開昭59−15
2384号公報〕等があげられる。前記マイトマイシン
類の中でも特に本発明化合物と類似化合物として7−N
−(2−アミノエチル)マイトマイシンCがあげられ、
前記文献Aには化合物13として、特開昭59−152
384号公報には実施例22の化合物として報告されて
いる。
文献Aによると7−N−(2−アミノエチル)マイトマ
イシンCの物理化学的データとして、融点(202〜2
05°C1分解)、元素分析(炭素:実測値47.41
%、ClJzJsOs・CIl、Cl2.としての理論
値46.76%)およびNMR(CDCj! 3中、7
位の置換基(I1□NCII□CH,NH−)に由来す
るシグナルとしてδ1.47 (brs、211)、 
3.50 (brs、2H)、)が報告されている。し
かし、これらのデータから7−N−(2−アミノエチル
)マイトマイシンCの構造を積極的に支持することは困
難である。該化合物の構造は後記参考例の物理化学的デ
ータ、特に分子式を反映するMS、 NMRスペクトル
等から、7−N、8−N−エチレンマイトマイシンC8
−イミン(以下、化合物Aと称す)と訂正されるべきで
ある。
■が”ン しようとする間 点 前記文献類からも明らかなように、化合物A及び種々の
マイトマイシン類が知られている。しかしながら、化合
物Aでも抗!lI瘍活性の強さと毒性の軽減という観点
からするとまだ満足すべき化合物ではない。さらに優れ
た抗腫瘍剤の開発が望まれでいる。
間 壱を”ンするための 本発明の優れた抗腫瘍活性を有する7−N、8N−エチ
レンマイトマイシン 8−イミン類は次の式で表される
(式中、R1およびR2は一方がカルバモイルオキシメ
チル基で他方が水素原子を表すか、または一体となって
メチレン基を表し、R,、R,。
R2およびR5は同一もしくは異なって水素原子または
低級アルキル基を表すか、またはR1とR4が一体とな
って炭素数3または4のポリメチレン基を表し、Yおよ
びZは水素原子またはメチル基を表す。ただし、R,が
カルバモイルオキシ基、Yがメチル基を表すとき、Rz
、 R3,R4,Rs、 RhおよびZは同時に水素原
子ではない。)(以下、化合物Iという) R3−R1の定義において、低級アルキル基は炭素数1
〜4の直鎖状あるいは分岐状のアルキル基、例えばメチ
ル、エチル、i−プロピル、n−ブチル等を包含する。
次に化合物Iの製造法について説明する。
化合物Iは7位にアルコキシ基を持つマイトマイシン誘
導体と 式(Il) (式中、R3−R6は前記と同意義を有する。)で表さ
れるジアミン(以下、化合物■という。)とを不活性溶
媒中反応させることにより製造することができる。この
反応は化合物■の一方のアミノ基がマイトマイシンの7
位と反応し、残るアミノ基がマイトマイシンの8位のカ
ルボニル基との縮合反応であると考えられる。
アルコキシ基を持つマイトマイシンとしては特に7−メ
ドキシマイトマイシンを利用するのが好ましい。
7−メドキシマイトマイシンの例としては第1表および
第2表に記載されたマイトマイシンA。
B、F、H,J、に、la−デメチルマイトマイシンに
、9−エピーマイトマイシンB等が挙げられる。
化合物■としては、エチレンジアミン、1,2−ジアミ
ノプロパン、2,3−ジアミノブタン、1.2−ジアミ
ノ−2−メチルプロパン、2.3−ジアミノ−2,3−
ジメチルブタン、l、2−ジアミノシクロペンタン、1
.2−ジアミノシクロヘキサン等が挙げられる。
反応に用いられる溶媒としては、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、ベンゼン、トル
エン等の芳香族炭化水素、塩化メチレン、クロロホルム
等のハロゲン化アルカン、アセトニトリル、エタノール
等が単独あるいは混合して用いられるが、特に塩化メチ
レンとエタノールとの混合溶媒系が最適である。
化合物■は通常7−メドキシマイトマイシンに対して1
当量用いればよいが、化合物Iの収率を上げるために3
当量位まで過剰に用いることができる。
反応は化合物■やその使用量等によって異なるが通常−
20〜30°Cで行われ、2〜48時間で終了する。
反応の後処理は反応液をそのまま、あるいは濃縮後冷却
し生成する固体を集め、さらに再結晶により精製するこ
とができる。あるいは反応液を濃縮後、フラッシュクロ
マトグラフィー等を用いることにより精製することがで
きる。
次に代表的な化合物Iの急性毒性及び抗腫瘍活性を示す
(A)サルコーマ180固型腫瘍に対する抗腫瘍活性及
び急性毒性 化合物■の中からいくつかの化合物を例にとり、サルコ
ーマ180固型腫瘍に対する抗腫瘍活性(EDso)と
急性毒性(t、o5゜)を測定し、その結果を第3表に
示す。
実験は以下の方法により行われた。
(I)サルコーマ180固型腫瘍に対する効果5X10
”個のサルコーマ180細胞をddyマウスの腹腔内に
移植し、7日目の腹水から細胞を採取し、滅菌生理食塩
水で1回洗浄後、滅菌生理食塩水で5X10’個/nu
の細胞浮遊液を作製した。この0.1n/!を体重20
±2gのaay雄性マウスの右腋窩部皮下に移植した。
薬剤は、生理食塩水、又はツイーン80含有生理食塩水
に溶解し、腫瘍移植後24時間目に1群5匹のマウス尾
静脈より0.1〜0.2mj2を投与した。薬剤の抗腫
瘍活性の測定は、移植後7日目に腫瘍の長径(a)と短
径(b)を測定し、腫瘍体積に相当するaXb”/2の
値を求めた。対照群(C)に対する薬物投与群(T)の
体積比(T/C)によって抗腫瘍効果をあられした。
(2)  E D s oの求め方 すルコーマ180固型腫瘍体積を非投与対照群の腫瘍体
積の50%に低下させる投与量をI!os。とじた、縦
軸に通常目盛でT/C1横軸に対数目盛で投与量を表し
たグラフに、各投与量におけるT/Cをプロットし、投
与量とT/Cの関係を最小二乗法により直線としてもと
めた。
得られた直線の回帰式より、T/Cが0.5を示す投与
量を計算した。
(3)急性毒性 LDsoはddyマウスに薬剤を1回腹腔内に投与し、
1群5匹のマウスの投与後14日間の生死を観察し、各
投与群の死亡率より、ベーレンス・ケルバー法に従いL
DS。を算出した。
第   3   表 表中のCIは化学療法係数(Chemotherapy
 Index)でありCI”LDs。/ED、。で求め
られる。この定義から明らかなようにCI(iは腫瘍に
対する選択毒性を反映するものであり、CI値が大きい
ほど抗腫瘍剤としてはすぐれているし、また臨床上では
薬物の投与量の許容範囲が広くなるということにもなり
、抗腫瘍剤の評価においては最も重要な指標の一つであ
る。
化合物Iは化合物Aに比べてCI値が大きく、優れた抗
腫瘍剤といえる。
(B)白血病P−388およびマイトマイシンC耐性の
P−388に対する抗腫瘍活性 化合物■の中からいくつかの化合物を例にとり、白血病
P−388およびマイトマイシンC耐性のP−388に
対する抗腫瘍活性を測定し、その結果を第4表に示す。
実験は以下の方法で行われた。
移植後7日目のP−388腹水腫瘍担癌マウス(DBA
/2)の腹腔から腹水を採取した。この腹水中のP−3
88細胞数を計測し、滅菌生理食塩水を用いて、5X1
0b個/’mlの腫瘍細胞浮遊液を調製し、その0.2
 nf! (IXIO”個の細胞を含む)を、体重が2
0−25gのCDP Iマウスの腹腔内に移植した。腫
瘍移植後24時間目に1群6匹のCDF 、マウスの腹
腔内に被検薬剤を一回投与し、生存日数を33日間観察
した。薬剤の効果判定は、移植後33日目の平均生存日
数の、対照群(無処理群)の平均生存日数に対する比(
延命率、ILS%、Increased Life 5
pan)で行い、各薬剤のILS%を同一条件下で参照
化合物として用いたマイトマイシンCのILS%に対す
る比(ILS”)で示す。
また、マイトマイシンCに対して耐性の白血病P−38
8を用いて前記と同様に行った実験結果を第4表に示す
。薬剤の効果判定は対照群(無処理群)の平均生存日数
に対する比(ILS%)で示す。
第   4   表 **化合物5は実施例5で得られた化合物に相当する。
化合物■は化合物Aに比べてILS“及びILS値が大
きく、優れた化合物である。
化合物■は必要に応じ、少なくとも1種の製剤上の希釈
剤、補助剤または担体と共に抗腫瘍剤として用いること
ができる0例えば各々の化合物を哺乳動物特に人に対し
0.06〜5■/kgの投与量で、生理食塩水、ブドウ
糖注射液、ラクトース注射液、マンニット注射液に溶解
して注射剤として通常静脈内に投与する。さらに、同様
の投与量で動脈内投与、腹腔的投与、胸腔内投与も可能
である。また日本薬局方に基づいて凍結乾燥してもよい
し、塩化ナトリウムを加えた粉末注射剤としてもよい。
さらに医薬品的用途を満たした塩類のような、よく知ら
れた薬学的に許容されている希釈剤(リンゲル液)、補
助剤〔ポリエチレングリコール、HCO−60(界面活
性剤、日光ケミカル社製)〕、エタノールおよび/また
は担体(リボゾーム、サイクロデキストリン)を含んで
いてもよい。投与量は年齢や症状により適宜増減できる
。投与スケジュールも症状や投与量によって変えること
ができるが、たとえば週1回あるいは3週間に1回など
の間歇投与がある。また同様の投与量、投与方法で経口
投与、直腸投与も可能である。経口投与に際しては適当
な補助剤と共に、錠剤、粉剤、粒剤、シロップ剤、坐剤
等として投与できる。
以下に、実施例及び参考例を示す。
各化合物の物理化学的データーは次の機器類によって測
定された。
MS;日立M−80B (SI法による測定)■R:島
津IR−27−G 、日本分光IR−810(KBr法
による測定) ’)I−NMR:日本電子PS−100(I00MHz
)、日本電子FX−100(I00MHz) 、ブルー
カーAM−400(400Mtlz)(重水素化ピリジ
ンあるいは重クロロホルム中にて測定) 合成された代表的な化合物I及び化合物Aの構造を第5
表に示す。
第   5   表 実施例1 100■のマイトマイシンFを5dの塩化メチレン−エ
タノール(4: 1. V/V)に溶解後、30μ!の
エチレンジアミンを加え25°Cにて4.5時間撹拌し
、ついで、−15°Cで17時間放置した。
生じた固体を濾別し、少量の塩化メチレン−エタノール
(4: 1. v/v)溶液で洗浄後、35°Cで真空
下17時間乾燥し、83.2■(収率81.0%)の7
−N、8−N−エチレンポルフィロマイシン8−イミン
(化合物1)を得た。
外観:暗紫色粉末 MS  :m/z 375 =M” +2C,、+1□
、N、04= 373 IR(cm−’)  :3450,3320.3270
,2940,2860.1710゜1610、1560
.1545.1415.1325.1315゜1210
、1060.1030 ’H−NMR(δppm) :  (I00MHz、 
Py−dS)1.96(3t(、s)、 2.13(I
8,dd、J=4.6,2.2)。
2.29(3H,s)、 2.59(IH,d、J=4
.6)。
3.09(21Lm)、 3.28(3H,s)、 3
.56(ltl。
dd、J ・12.5.2.2)、  3.79(2夏
1. +n) 。
4.06(ill、dd、J=11.5.4.4)、 
4.39(ill。
d、J−12,5)、 4.98(IH,dd、J・1
0.5.11.5) 。
5.55(IH,dd、J=10.5.4.4)、 7
.32(ill。
bs)、 7.60(2t1.bs) 実施例2−5 実施例1において、実施例1で用いられた原料(マイト
マイシンF及びエチレンジアミン)を第6表に示す原料
に代える以外は実施例1と同様にして第6表に示す化合
物を得た。それらの理化学的性質を第7表に示す。
参考例1 47■のマイトマイシンAと15μ2のエチレンジアミ
ンを4 mlの塩化メチレン−エタノール(4:1.v
/v)に溶解後、25°Cで2.5時間撹拌し、以下実
施例1と同様に行ない7−N、8−N−エチレンマイト
マイシンC8−イミン化合物A40■(収率81.5%
)を得た。
外観:暗紫色粉末 MS  :m/z 361 =M” +2CI?++□
1NsOa= 359 IR(cm−’)  :3420,3300,2940
.1720,1690,1620゜1605、1565
.1545.1410.1320.1055’+1−N
MR(δppm) : (I00Mflz、Py−ds) 1.96(IH,b
s)、 1.96(3H,s)、 2.73(IH,b
d、J=3.2)、 3.12(2H+IH,m)、 
3.31(3H,s)、 3.64(I8゜dd、J・
12.4.2.2)、 3.76(2H,m)、 4.
11(IH,ad、J=11.0.4.4)、 4.4
7(IH,a。
JJ2.4)、 5.21(LH,t、J=11.0)
、 5.65(ill、dd、J=11.0.4.4)
、 7.31(IH,bs)。
〜 7.6(2H,bs) (400MHz、CDCfz)  0.51(IH,b
s)。
1.72(3H,s)、  2.78(Iff、bs)
、  2.92(I1(、bs)、  3.24(3)
1.s)、  3.29(2H,m)。
3.47(IH,bd、  J=t〜12)、  3.
67(ill、bd。
J=11.0.3.8)、  3.82(III、dd
d、J=17.7゜9.6.6.4)、  4.00(
III、dt、J=17.7,5.2)。
4.08(III、bd、  J=12)、  4.5
9(2H,bs)。
4.74(2H,bs)、  4.97(I1,bd、
J=7.4)参考例2:文献記載の方法による化合物へ
の製造50■のマイトマイシンAを用い文献への化合物
13の合成方法と同様に行い化合物A26.2ff1g
(収率50.9%)を得た。
参考例3 化合物11gを蒸留水1000n/!に溶解した後、ミ
リポアフィルタ−(孔径0.22μ)で加圧濾過して無
菌化を行う。得られる無菌濾液1.Omj2を褐色バイ
アルに分注しく主薬1■/バイアル)=50°Cで2時
間凍結後、棚温−10°C1真空度0、1 mmHgで
24時間−次乾燥を行う。棚温と品温が一致したことを
確認後、棚温30°C1真空度0.1 mm)Igで4
時間二次乾燥を行い、水分を除去する。ゴム栓を施し打
栓する。これに用時、滅菌生理食塩水5III!、を加
え、充分振とう撹拌して溶解し、注射液を特徴する 特許出願人(I02)協和醗酵工業株式会社手  続 
 補  正  書 昭和62年5月12日 回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1およびR_2は一方がカルバモイルオキ
    シメチル基で他方が水素原子を表すか、または一体とな
    ってメチレン基を表し、R_3、R_4、R_5および
    R_6は同一もしくは異なって水素原子または低級アル
    キル基を表すか、またはR_3とR_4が一体となって
    炭素数3または4のポリメチレン基を表し、YおよびZ
    は水素原子またはメチル基を表す。ただし、R_1がカ
    ルバモイルオキシ基、Yがメチル基を表すとき、R_2
    、R_3、R_4、R_5、R_6およびZは同時に水
    素原子ではない。)で表される7−N、8−N−エチレ
    ンマイトマイシン 8−イミン類。
JP62078185A 1987-03-31 1987-03-31 7−n,8−n−エチレンマイトマイシン8−イミン類 Pending JPS63246379A (ja)

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US07/174,897 US4853385A (en) 1987-03-31 1988-03-29 7-N,8-N-Ethylenemitomycin 8-imines
EP88105055A EP0287855A3 (en) 1987-03-31 1988-03-29 7-n,8-n-ethylenemitomycin 8-imines, pharmaceutical compositions and use

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