JPS63246256A - ドツトプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、プリントワイヤを磁気力により駆動し、ドツ
トマトリクスで印字を行なうドツトプリンタに関する。

（従来の技術） 従来のドツトプリンタの印字ヘッドとしては、例えば第
３図に示す印字ヘッドがある。まず第４図の印字ヘッド
について説明する。プリントワイヤ１は複数、例えば２
４本備えられているもので、アーマチュア１５を介して
板バネ４に取付けられている。そして各板バネ４はスペ
ーサ７を介してノーズ５、ヨークプレート８と共にヨー
ク９にビス６によシ固定されている。したがって、各プ
リントワイヤ１は板バネ４の変形によって、ドツトを印
字すべくノーズ５の先端から突出移動自在となっている
。つまシ、板バネ４は各プリントワイヤ１を非印字位置
と印字位置との間を制御の下に移動させる複数の弾性体
を構成している。またヨーク９とベース１１との間には
永久磁石１０が設けられている。ペース１１にはアーマ
チュア１５に対向する鉄心１３が一体に突設され、この
鉄心１３にマグネットコイル１２が巻回され、電磁石１
４が構成されている。また、ノーズ５内には、プリント
ワイヤ１を案内する中間カイト２及び先端ガイド３が設
けられている。

そしてマグネットコイ／Ｉ／１２が励磁されていないと
きは、永久磁石１０が作る磁界によってアーマテエアエ
５が第４図上側のように鉄心１３に引付けられ、プリン
トワイヤ１はノーズ５に対し非突出状態となっている。

また駆動しようとするプリントワイヤ１のマグネットコ
イル１２が選択的に励磁されると、永久磁石１ｏの磁界
を打消すような磁界が発生し、アーマチユア１５が板バ
ネ４の付勢力によシ第４図下側のように鉄心１３から離
れ、プリントワイヤ１はノーズ５に対して突出移動し、
ドツトを印字することができる。

ところで、ドツトプリンタでは、板バネ４のそれぞれの
舌片に取如付けられたアーマチユア１５の端部に取シ付
けられたプリントワイヤ１を、ノーズ５先端の先端ガイ
ド３まで案内していく上で、各々のプリントワイヤ１は
、ワイヤの変形状態が異なっている。このため中間ガイ
ド２を同じ孔径で製作していた従来ヘッドでは、プリン
トワイヤ１と中間ガイド２０案内孔の拘束状態に差違が
生じていた。その結果、プリントワイヤ１を駆動して印
字を行う際にプリントワイヤ１の各々の動作にばらつき
が生じ、印字品質が著しく低下するという問題点があっ
た。

（発明が解決しようとする問題点） 上記のように従来の印字ヘッドでは、各々のプリントワ
イヤに対し中間ガイドの孔径が同一だったために、異な
る変形量のプリントワイヤの動作特性にばらつきが生じ
、印字品質が著しく低下するという問題点があった。

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、プリントワ
イヤの動作特性をほぼ一定にし、印字品質を著しく向上
させることができるドツトプリンタの提供を目的とする
。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明のドツトプリンタにおいては、プリントワイヤの
一端を案内保持する先端ガイドと、プリントワイヤの他
端に固着される作動体と、先端ガイドと作動体の間に配
置され、プリントワイヤを案内する案内孔を有する中間
ガイドを備え、この中間ガイドの案内孔径若しくは案内
孔の形状をプリントワイヤの変形量に応じて適宜変更し
ている。

（作用） このように構成されたものにおいては、プリントワイヤ
の変形ｆＫ応じて任意に中間ガイドの案内孔径若しくは
案内孔の形状を変更しているため、プリントワイヤが大
きく湾曲して変形しているものでも案内孔径を大きくし
たシ、変形に合わせて案内孔の形状を変更することによ
シ、プリントワイヤが拘束されることがない。

（実施例） 以下この発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。

第１図は、プリントワイヤ１の変形状態に応じて中間ガ
イド２の案内孔１６の孔径を適宜変更したこの発明の一
実施例を示したものであシ第５図は、従来の中間ガイド
２０案内孔１６を示したものである。本発明の印字ヘッ
ドは、第４図に示す従来のものと同様であるため説明は
省略する。

第５図に示した従来のように、同一中間ガイド２上の案
内孔１６の孔径を全てｄｏ　とした場合、第　図（ａ）
に示すように、孔によっては本来プリントワイヤｌのよ
うに変形すべきものが、プリントワイヤ１１のように案
内孔１６によって変形拘束されてしまう。この場合、第
５図（ｂ）のように本来の変形と案内孔１６による変形
が一致している場合と比較して、プリントワイヤｌの動
作に対して抵抗とな多動作に遅れが生じる。その結果、
プリントワイヤ１個々の動作特性の間に差異が生じてし
まい印字品質が低下していた。そこで、第１図（ａ）Ｋ
示したように本来のプリントワイヤ１の変形と案内孔１
６によるプリントワイヤ１の変形が一致するように孔径
を同一ガイド上でｄｌとすることによシ、各々のプリン
トワイヤ１の動作特性の間に差異が生じず、はぼ一定し
た動作特性を得ることができ、印字品質を著しく向上さ
せることができる。

第２図は中間ガイド２の拡大図である。先端ガイド３で
例えば千鳥状に複数列集中させられるプリントワイヤ１
の変形の大きいものほど、その変形量に応じて案内孔１
６の径を大きく１−てやればよい。なお、先端ガイド３
では、プリントワイヤ１を千鳥状２列に配置させるもの
がよく用いられるが２列以上のものや例えばだ円形や角
形（ひし形）に配列されるものでもよい。

第３図は、本発明の他の実施例を示すもので、案内孔１
６の径を変更するかわりに形状を変更したものである。

Ｋ３図（ａ）は案内孔１６をだ円形状第３図（ｂ）は長
円形状を示す。この他にも案内孔１６の形状を適宜変更
することによって先の実施例と同様の作用、効果が得ら
れる。

なお、この発明は、上記実施例に限定されるものではな
い。例えば印字する時に電磁石で吸引してプリントワイ
ヤを駆動する、いわゆるクラッパ方式のもの等、プリン
トワイヤとガイドを用いるものすべてに適用することが
できる。

〔発明の効果〕

以上詳述したように本発明によればプリントワイヤ各々
の動作特性がほぼ同一となり印字品質の優れたドツトプ
リンタが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係るドツトプリンタの中
間ガイドの穴とプリントワイヤの関係を示す部分断面側
面図、第２図は、印字ヘッドにおける中間ガイドの正面
図、第３図は案内孔の形状の変更例を示す拡大図、第４
図は、印字ヘッドの断面図、第５図は、従来のドツトプ
リンタの中間ガイドの穴とプリントワイヤの関係を示す
部分断面側面図である。 １・・・プリントワイヤ、２・・・中間ガイド、３・・
・先端ガイド、４・・・板バネ（作動体）、９・・・ヨ
ーク、１０・・・永久磁石、１１・・・ベース、１２・
・・マグネットコイル、１６・・・案内孔。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 ｍ：

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数本のプリントワイヤと、このプリントワイヤの一端
   を案内保持する先端ガイドと、前記プリントワイヤの他
   端に固着される作動体と、前記先端ガイドと、前記作動
   体の間に配置され、前記プリントワイヤを案内する案内
   孔を有する中間ガイドとを備えたドットプリンタにおい
   て、前記中間ガイドの案内孔径若しくは案内孔形状を前
   記作動体から前記先端ガイドに至る前記プリントワイヤ
   の変形量に応じて任意に変更したことを特徴とするドッ
   トプリンタ。