JPS6324621Y2 - - Google Patents

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JPS6324621Y2
JPS6324621Y2 JP4019481U JP4019481U JPS6324621Y2 JP S6324621 Y2 JPS6324621 Y2 JP S6324621Y2 JP 4019481 U JP4019481 U JP 4019481U JP 4019481 U JP4019481 U JP 4019481U JP S6324621 Y2 JPS6324621 Y2 JP S6324621Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
collar
sleeve
halves
aluminum
steel sleeve
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Expired
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JP4019481U
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JPS57152778U (ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、送電線相互、あるいは送電線と引留
クランプ等の金具とを圧縮接続する際に、圧縮さ
れる接続スリーブの内部空隙を充填するために、
接続スリーブ内側に嵌め込まれるアルミカラーに
関するものである。
鋼心アルミ撚線と引留クランプとの接続は一般
に次のように行われる。即ち、第5図に示される
ように、鋼心アルミ撚線W端部のアルミw1を一
部切除して鋼心線w2を露出させ、これに鋼スリ
ーブ11を圧着する。この鋼スリーブ11に半円
筒状の一対の半部12,12から成るアルミカラ
ーを相対向させて被せ、その外径をアルミ撚線w
1部外径に一致させ、両カラー半部を手で押えた
状態でクランプ13の接続スリーブ13a内に挿
入し、この接続スリーブ13aを外方から圧縮一
体化して接続するものである。接続スリーブ13
aの圧縮によりカラー12,12も圧縮され、接
続スリーブ13aと鋼スリーブ11との間の空隙
に侵入してこれを充填する。これにより、接続部
への雨水の侵入等を防止するものである。ところ
が、アルミカラー12の取付に際しては前記のよ
うに補助者の手による保持が必要で、手数を要す
るだけでなく、高所での難作業であつて、部材の
落下事故の危険もある。また、鋼スリーブ11の
圧着により、これに曲りが生じた場合には、肉眼
での確認が困難であることが多く、これにそのま
ま外側からアルミカラー12を被せると、曲りに
よりアルミカラー上下半部相互間に多少のずれが
生じ、このためその外径に、クランプの接続スリ
ーブ13a内径より大径となる部分ができる。こ
れをそのまま接続スリーブ13a内に挿入すると
必要挿入位置に到らずに突き当るため、引き抜い
てカラー12を外し、鋼スリーブ11を矯正した
後再度同手順の作業を行わなければならない不都
合がある。同様の問題は、送電線相互のスリーブ
による接続あるいは送電線と他の金具とのスリー
ブによる接続においても生じる。
本考案は以上のような従来の送電線圧縮接続作
業における問題点を解消すべく工夫されたもの
で、アルミカラーの両半部をその対向縁部におい
て係脱自由に構成して仮止作業を単純化し、かつ
両者の係合不能によつて鋼スリーブの曲りを検知
可能にしたことを特徴とするものである。
以下鋼心アルミ撚線と引留クランプとの接続に
用いるものを例にとり、図面について本考案の一
実施例を説明する。本考案のアルミカラーは、従
来のものと凡そ同様に使用するもので、半筒状の
2つの半部2,2から成る。各半部は同一形状
で、鋼スリーブ11を挟んで向い合わせに接合可
能である。カラー半部2の一方の対向縁部中央に
は、肉薄の係合突片2aが突設されている。この
係合突片2aは半部本体と外周を連続させて他方
半部側に延出し、その内側には係合段部2bが形
成されている。また係合突片2aの先端部は縦断
面円弧状にわずかに内方に突出している。
係合突片2aと反対側の縁部中応には係合凹部
2cが、対向半部係合突片2aと係合可能に切り
欠かれている。係合凹部2c内側の肉薄部縁2d
は、縦断面円弧状を成し、係合突片2a内側に圧
接しうるようにわずか、外方に突出している。
各半部2の一方の対向縁部四半部には、縁部に
沿つた内側突条2eが、また他方の対向縁部四半
部には同様に縁部に沿つた外側突条2fが夫々形
成され、これらの突条2e,2fは、夫々相対向
する他の半部のそれと組み合わされる。
このように構成されたアルミカラーの両半部2
を、鋼心線w2に圧着された鋼スリーブ11を挟
んでこれを被うように相対向させ、互いに押圧す
ると、夫々対向する突条2e,2fが合わされ、
係合突片2aが係合凹部2c内に、また縁部2d
が段部2b内に夫々弾力をもつて押し込まれ、両
者は筒状に係合一体化される。
以上のように、本考案においては、アルミカラ
ーを構成する半割り筒状の両半部2,2には、互
いに接合したときに夫々相対向する他方の縁部を
弾力をもつて互いに両側から挟持する係合部を対
向縁部に形成し、かつこの係合部は、縁部に沿つ
て軸線方向に所定長さ延長させ、鋼スリーブ11
が所定以上湾曲しているときに係合不能となるよ
うに構成したため、送電線の接続作業にあたつ
て、アルミカラーを構成する半割り筒状の両半部
2,2を互いに突き合わせるだけで簡単に鋼スリ
ーブ11上へ仮止めすることができ、一人で作業
を安全に進めることができる。また、鋼スリーブ
11が不良圧縮により湾曲している場合には、半
部2,2の相互係合部が噛合わないため、これを
接続スリーブ13aへ挿入する前に発見して矯正
することができ、作業の効率を向上させることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1
図はアルミカラー組合せ状態の正面図、第2図は
第1図−断面図、第3図は第1図−断面
図、第4図はアルミカラー半部の斜視図、第5図
は従来例を示す正面図である。 2…アルミカラー、2a…係合突片、2b…段
部、2c…係合凹部、2d…縁部、2e…内側突
条、2f…外側突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送電線を把持した鋼スリーブを相対向して内側
    に挟み、かつ外側に被挿される接続スリーブもろ
    とも圧縮されて接続スリーブの内側の空隙を充填
    する半割り筒状の一対の半部から成る電線接続用
    アルミカラーにおいて、両半部は、互いに接合し
    たときに夫々相対向する他方の縁部を弾力をもつ
    て互いに両側から挟持する係合部を対向縁部に備
    え、かつこの係合部は、縁部に沿つて軸線方向に
    所定長さ延長し、前記鋼スリーブが所定以上湾曲
    しているときに係合不能となるように設定されて
    いることを特徴とする電線接続用アルミカラー。
JP4019481U 1981-03-20 1981-03-20 Expired JPS6324621Y2 (ja)

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JP4019481U JPS6324621Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20

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JP4019481U JPS6324621Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20

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JPS57152778U JPS57152778U (ja) 1982-09-25
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JP4019481U Expired JPS6324621Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20

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JPS57152778U (ja) 1982-09-25

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