JPS63239208A - シリマリンが豊富に含まれるオオアザミの果実の抽出物と不可欠脂肪酸を含む美容用または皮膚用組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、シリマリンが豊富に含まれるオオアザミの果
実の抽出物と不可欠脂肪酸とを含む美容用または皮膚用
の新規な組成物に関するものである。

従来の技術 「サンザシのアブソリニート」と呼ばれるオオアザミの
抽出物は遊離基が形成されるのを阻止する物質である。

遊離基とは「孤立した」電子を一時的に捕獲した原子ま
たは分子である。反対向きのスピンと対を形成していな
いこの不対電子があるために遊離基の反応性が極めて大
きくなる。すなわち、遊離基は周囲の分子との反応性が
大きいため、今度はこれら周囲の分子が遊離基になる。

この機構によるとこれら「励起分子」の非常に大きな毒
性を説明することができる。つまり、遊離基は、細胞の
主要構成要素である核、蛋白質、細胞膜を攻撃する。こ
の中でも特に細胞膜が攻撃される。

ところで、細胞膜のリン脂質の構成成分である不可欠脂
肪酸は特に二重結合の部分が遊離基に弱い。

発明が解決しようとする課題 炭素−炭素の二重結合は、細胞膜の構造と硬度を堡証し
ている。遊離基が存在していると膜は亀裂が入ったり曲
がったりして弱くなるだけでなく流動性が低下し、イオ
ンの運動の制御能力が落ちる。

このように膜が変化すると細胞の新陳代謝が影、響を受
ける。細胞に対する保護が弱くなり、酸素供給が減少し
、栄養がゆきわたりにくくなるため、細胞は少しずつ増
殖機能を失い、硬化し、次いで死に至る。このように、
遊離基とその結果発生する過酸化過程は、細胞の老化、
従って皮膚の老化に重要な役割を演する。

このため、遊離基の極めて有効な捕獲剤であり老化防止
機能をもつ「サンザシのアブソリニート」と呼ばれる美
容用または皮膚用の組成物と回復機能をもつ不可欠脂肪
酸を組み合せることは非常に重要である。

課題を解決するための手段 そこで、本発明によれば、肌の手入れのための美容用ま
たは皮膚用組成物であって、主要成分として、 Ａ）シリマリンが豊富に含まれるオオアザミの果実の抽
出物である「サンデシのアブソＩ７５−ト」と呼ばれる
物質と、 Ｂ）下記のいずれかの形態、すなわち −遊離基の形態（１）、 −アルカリ金属塩またはアンモニウム塩の形態（２）、 −トリグリセリドの形態（３）、または、上記３つの形
態（１）、（２）、（３）のうちの２つの混合物、また
は、これ ら３つの形態すべての混合物の形態 の形態に限られ、炭素原子を１８〜２２個含む１種また
は複数の不可欠ポリ不飽和脂肪酸と の混合物を含むことを特徴とする組成物が提供される。

本発明は特に、上記成分Ｂ）が、遊離基の形態（１）と
、トリグリセリドの形態（３）と、トリグリセリド（３
）の全部または一部を鹸化して得られたアルカリ金属塩
またはアンモニウム塩の形態（２）で同時に存在し、炭
素原子を１８〜２２個含む不可欠ポリ不飽和脂肪酸で構
成されていることを特徴とする組成物に関す−０ さらに、本発明の組成物の成分Ａ）に遊離基捕獲剤と呼
ばれる他の物質を添加して「サンザシのアブソ’Ｊ　ｓ
　−）　Ｊの作用を補強することは極めて妥当である。

この場合に添加される物質としては、例えばオレフィン
系、アクリル系、環式の精油のテルペン、そのアルコー
ル誘導体、フラボノイドが挙げられる。分子構造を見る
とこれら化合物に遊離基捕獲剤としての機能があること
がわかる。

さらに、抗酸化機能と抗遊離基機能が様々な文献に記載
されている例えばビタミンＥ１すなわちα−トコフェロ
ール、ビタミンＣ１ビタミンＡ１およびこれらビタミン
の誘導体を添加してもよい。

このようなわけで本発明は、特に成分Ａ）が、精油のテ
ルペンと、フラボノイドと、α−トコフェロールとをさ
らに含むことを特徴とする組成物に関する。

本発明によればさらに、主要成分として、−オオアザミ
の抽出物１０〜３０重量％と、−精油のテルペン５〜１
５重量％と、 −フラボノイド５〜１５重量％と、 −α−トコフェロール５〜２０重量％と、−不可欠脂肪
酸のトリグリセリド（３）２５〜４０重量％と、 −遊離基の形態、好ましくはγ−リノレン酸の形態の不
可欠脂肪酸（１）と、例えばトリグリセリド（３）の全
部または一部の鹸化により得ることのできるアルカリ金
属塩またはアンモニウム塩の形態の不可欠脂肪酸（２Ｎ
Ｏ〜２５重量％とが含まれる混合物０．５〜１０重量％
を含むことを特徴とする組成物が提供される。

上記の混合物がルリジシャ油を２５〜４０％含んだもの
は、スキナヘンジャ−（ＳＫＩＮＡＶＥＮＧＥＲ）　　
という名称で商標登録されている。

上記の組成物では、アルカリ金属塩またはアンモニウム
塩の形態のγ−リノレン酸はマツヨイグサ属植物の油の
鹸化により得ることが好ましい。

本発明はさらに、主要成分として、 −　マツヨイグサ属植物の油１〜１０重量％と、−・オ
オアザミの脱脂果実（の乾燥抽出物）５％と、 ・ポリエチレングリコール中に含まれたα−トコフェロ
ール０．０５〜２重量％と の混合物１〜１０重量％と が含まれる混合物を含むことを特徴とする組成物に関す
る。

特に、本発明は、主要成分として、 −　マツヨイグサ属植物の油５重量％と、−・オオアザ
ミの脱脂果実（の乾燥抽出物）　５％と、 ・ポリエチレングリコール中に含まれたα−トコフェロ
ール１重量％と の混合物５重量％と、 −ＵＶＡ−ＵＶＢ用紫外線遮蔽剤１〜１０重量％と、 −膵臓の抽出物１〜１０重景％重 量含まれる混合物を含むことを特徴とする組成物に関す
る。

シルブム・マリアヌムの脱脂果実の乾燥抽出物５％とポ
リエチレングリコール中に含まれたα−トコフェロール
１重量％とで構成される混合物は、フラボフェロール（
ＦＬＡＶＯＰ）ＩＢＲＯＬ）という名称で商標登録され
ている。

上記の組成物は、油相に可溶性のある所定の物質と水相
に可溶性のある他の物質を成分Ａ）中でも成分Ｂ）中で
も同じぐらいよく混合することができるという利点を有
する。

例えば、「サンザシのアブソリュート」は水溶性であり
、精油のテルペン、フラボノイド、α−トコフェロール
は油溶性である。同様に、不可欠脂肪酸のトリグリセリ
ドは油溶性であるが、遊離状態の、または塩の形態の不
可欠脂肪酸は水溶性である。

上記成分Ｂ）中の不可欠脂肪酸のトリグリセリドは合成
による一般的なトリグリセリドである。

このようなトリグリセリドはこのトリグリセリドを天然
状態で含んでいる１種または複数の原料から得ることも
できる。このような原料は主に植物油である。

例としては、小麦胚芽油、オリーブ油、コーン油、ヒマ
ワリ油、せアーモンド油、マツヨイクサ属植物の油、オ
ニジシャ油、黒スグリの種子の油を挙げることができる
。これら油はいずれも１種または複数の不可欠脂肪酸を
様々な割合で含んでいる。

トリグリセリドの鹸化は通常の方法で行う。このだめに
は、特に、アルカリ金属の水酸化物（ソーダまたはカリ
）を用いる。

この鹸化処理は、ポリ不飽和脂肪酸が極めて酸化しやす
いことを考えて酸化防止剤の存在下で実施する。

上記成分Ｂ）中にアルカリ金属塩の形態で存在している
ポリ不飽和脂肪酸は、ナトリウム塩またはカリウム塩で
あることが好ましい。

不可欠ポリ不飽和脂肪酸には２種類ある。１つはγ−リ
ノレン酸であり、もう１つはリルン酸である。

皮膚に最も豊富に存在している不可欠脂肪酸は、新陳代
謝により以下のように変換されるリルン酸を先駆物質と
して含んでいる。

Ｃ１８：２　　　　　→　　　Ｃ１８：３　　→リルン
酸　　　　　　　γ−リノレン 酸→　　Ｃ２０：　３　　　　　→　　　Ｃ２０：４ジ
ホモγ−リノレン酸　　アラキド ン酸これらすべての酸は組織が正常に成長し生理的活動
を行うために不可欠である。

上記のトリグリセリドの形態の不可欠脂肪酸を豊富に含
む油としては、ヒマワリ油（リルン酸５７％）、コーン
油（リルン酸４０％）、マツヨイグサ属植物の油（リル
ン酸７１％とγ−リノレン酸９％）、ルリジシャ油、黒
スグリの種子の油が挙げられる。

人間の場合には、リルン酸からγ−リノレン酸への変換
には大きな制約があり、この変換が不可能になってしま
う外的要因が多数ある。特に、この変換は老化するにつ
れ不十分にしか行われなくなる。

、上記の不可欠脂肪酸の中ではｒ−リノレン酸が特に重
要である。

本発明によれば、特に、上記成分Ｂ）が、遊離基の形態
のγ−リノレン酸（１）と、γ−リノレン酸が豊富に含
まれる原料から得られた油（３）と、この油（３）の鹸
化により得られたｒ−リノレン酸のアルカリ金属塩また
はアンモニウム塩（２）とからなる混合物であることを
特徴とする組成物が提供される。

マツヨイグサ属植物であるメマツヨイグサ（［１ｅｎｏ
ｔｈｅｒａ　Ｂｉｅｎｉｓ）またはオオマツヨイグサ（
Ｏｅｎｏｔｈｅｒａ　Ｂｉｅｎｉｓ　Ｌａｍａｒｋｉａ
ｎａ）の種子から抽出された油、ルリジシャ油、黒スグ
リの種子の油は、γ−リノレン酸を豊富に含む３つの重
要な植物油である。

本発明の組成物で使用可能なｒ　−ＩＪルン酸を含む油
としては、シフォミケス類スピルリン目の菌、カエデの
種子、またはホップを抽出して得られた油をさらに挙げ
ることができる。

もちろん、γ−リノレン酸を含む天然の原料から抽出し
た他の油もすべて用いることができる。

本発明は、特に、上記成分Ｂ）が、遊離基の形ｄのγ−
リノレン酸（１）と、マツヨイグサ属植物（７）油（３
）と、マツヨイグサ属植物の油（３）の鹸化により得ら
れたｒ−リノレン酸のアルカリ金属塩（２）とからなる
混合物であることを特徴とする組成物に関する。

本発明の組成物には皮膚に対して有効な公知のあらゆる
物質が含まれていてもよい。そのような物質としては、
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸や、湿潤剤であ
る例えば尿素、カルボキシピロリドン酸とその塩のほか
、ビタミン抽出物、香料、保存剤、着色料、膵臓または
胸腺の抽出物、ホホバ油、シアバター、γ−オリザノー
ルが挙げられる。

皮膚に遊離基が形成されるときにはＵＶ放射線が重要な
役割を果たすため、上記の組成物にはさらに少量の紫外
線のフィルタまたは遮蔽剤が含まれていてもよい。例え
ばＵＶＡとＵＶＢ放射線のフィルタとしては、２−ヒド
ロキシ−４−メトキシプンゾフェン、ナトリウム塩の形
態の３，４−ジメトキシフェニルグリオキシル酸を挙げ
ることができる。

本発明の組成物は、美容術で用いられるあらゆる形態で
提供することができる。例えばクリームまたはゲルであ
ればビンやチューブに入れ、乳剤またはローションであ
ればガラスまたはプラスチックの小ビンや、液量計付小
ビン、つまり液滴の数を数えることのできる器具を備え
た小ビン、さらにはアンプルまたはアエロゾルボンベに
入れて提供する。

本発明は、皮膚用のクリーム、ゲル、乳剤、皮膚用のパ
ン状のバック、ローションの形態であることを特徴とす
る化粧用または皮膚用組成物に関するものであり、特に
、補薬が顔面と首に塗布するのに適した組成物に関する
。

実際、組成物の形態に合わせて適当な補薬が用いられる
。補薬は、通常要求されるあらゆる性質を備えていなく
てはならない。この補薬は、皮膚に対する親和性が大き
く、完全な耐性があり安定で、使用しやすく気持ちよい
固さを有する必要がある。

使用可能な補薬としては、例えば、ステアリン酸グリセ
ロール、プロピレングリコーノペパルミテートやステア
レートの誘導体、ラノリン、グリセリン、セチルアルコ
ール、ポリアルコールや、一般に使用されている動物性
脂肪、無機物、蝋、界面活性剤、増粘剤、安定化剤、乳
化剤が挙げられる。

美容術で用いられる上記の様々な形態にするにはこの分
野で通常利用されている方法を用いることができる。

本発明の成分Ａ）とＢ）は、油相または水相の対する親
和性を考慮して、皮膚に対して有効な上記の補薬ならび
に物質の中に添加することができる。

一般に、成分Ｂ）は乳化の開始と同時に混入する。

成分Ａ）は、乳化を終えた後に３５℃以下の温度でのみ
添加する。

実施例 以下の実施例は本発明の単なる例であって、本発明がこ
れら実施例に限定されることはない。

実施例１ 流動ゲル 中和したカルボキシビニルポリマー ０．２５〜０．６５　ｇ カルボキシメチルセルロースナトリウム塩０．０２〜０
．５ｇ プロピレングリコール　　　　　１〜５ｇポリグリセリ
ルメタクリレートのゲル ５〜１０　　　ｇ ベルヒドロスクアレン　　　　　１〜５ｇγ−オリザノ
ール　　　　　　　０．０５〜２ｇα−ビスアポロール
　　　　　　０．０５〜１ｇスキナベンジャー（登録商
標）　１〜５ｇ高分子量のペプチド　　　　　　１〜５
ｇヒアルロン酸　　　　　　　　　　０゜（１１〜０．
０５　　ｇ保存剤　　　　　　　　　　　　　十分な量
香料　　　　　　　　　　　　　　十分な量着色料　　
　　　　　　　　　　　十分な量精製水　　　　　　　
　全体が１００ｇになるまで実施例２ ０／Ｗ型流動エマルジヨン ステアリン酸　　　　　　　　　０．５〜２．５ｇプロ
ピレングリコールの脂肪酸　１〜５ｇペルヒドロスクア
レン　　　　　１〜５ｇシアバターまたはココアバター １〜５ｇ 動物から得られたポリペプチド　０．１〜１ｇ分技状脂
肪酸エステル　　　　　２〜１２　　　ｇＵＶＡ／ＵＶ
Ｂ用フィルタ　　　０．５〜１．５ｇα−ビスアポロー
ル　　　　　　０．０５〜１ｇ植物油　　　　　　　　
　　　　１〜５ｇγ−オリザノール　　　　　　　０．
０５〜０．５ｇスキナベンジャー（登録商標）　１〜５
ｇヒアルロン酸　　　　　　　　　　０．（１１〜０．
０５　　ｇ中和したカルボキシメチルセルロー ス０．１〜１ｇ プロピレングリコール　　　　　３〜１２　　　ｇ尿素
　　　　　　　　　　　　　０．５〜５ｇ保存剤　　　
　　　　　　　　　　十分な量香料　　　　　　　　　
　　　　　十分な量精製水　　　　　　　　全体が１０
０ｇになるまで実施例３ ０／Ｗ型クリーム 乳化剤 −Ｐ、０．［Ｅ、脂肪酸エステル −Ｐ、０．Ｂ、糖質　　　　　　　２〜７ｇ−リン脂質 シリコーン油　　　　　　　　　０．５〜５ｇ植物性１
　　　　　　　　　　　０．２〜１ｇベルヒドロスクア
レン　　　　　１〜５′ｇＵＶＡ／ＵＶＢ用フィルタ　
　　０．５〜１．５ｇセチルアルコール　　　　　　　
０．２〜１ｇ植物油　　　　　　　　　　　　１〜５ｇ
植物ステロール　　　　　　　　１〜２．５ｇγ−オリ
ザノール　　　　　　　０．０５〜０．５ｇトリエタノ
ールアミン　　　　　０．３〜２ｇ動物から得られた蛋
白質　　　　１〜５ｇスキナベンジャー（登録商標）　
１−〜５ｇヒアルロン酸　　　　　　　　　０．（１１
〜０．０５ｇ中和したカルボキシビニルポリマ ー０．３〜０．８ｇ 尿素　　　　　　　　　　　　　０．５〜５ｇ保存剤　
　　　　　　　　　　　　十分な量香料　　　　　　　
　　　　　　　十分な量精製水　　　　　　　　全体が
１００ｇになるまで実施例４ Ｗ１０型クリーム グリセロールとソルビタンのインステアレート１０　〜
１２　　　ｇ ベルヒドロスクアレン　　　　１０　〜１５　　　ｇ２
−エチルへキシルスクシナート １０　〜１５　　　ｇ アボガド油　　　　　　　　　　３〜６ｇ白蝋　　　　
　　　　　　　　　　３〜５ｇＴ−オリザノール　　　
　　　　０．０５〜０．５ｇ微結晶性蝋　　　　　　　
　　　１〜３ｇスキナベンジャー（登録商標）　１〜５
ｇヒアルロン酸　　　　　　　　　　０．（１１〜０．
０３　ｇグリセリン　　　　　　　　　２〜５ｇ硫酸マ
グネシウム（ＭｇＳＯ，・７Ｈ２０）０．７ｇ 保存剤　　　　　　　　　　　　　十分な量香料　　　
　　　　　　　　　　　十分な量精製水　　　　　　　
　全体が１００ｇになるまで実施例５ ディクリーム／顔面手入れ用クリーム ソルビタンパルミテート　　　　　　　　６．０ｇ脂肪
酸のグリセリド　　　　　　　　　１３．０　　ｇワゞ
す′　・　　　　　　　　　　　　　　　４．０ｇオキ
シベンゼン　　　　　　　　　　　　１．０ｇマツヨイ
グサ属植物の油　　　　　　　５．０ｇソルビトール　
　　　　　　　　　　　　３．０ｇ中和したカルボキシ
ビニルポリマー　　０．５ｇ牌膵臓織の抽出物　　　　
　　　　　　３．０ｇフラボフェロール（登録商標）　
　　　　　５．０　　ｇ保存剤　　　　　　　　　　　
　　　　十分な量芳香性組成物　　　　　　　　　　　
　十分な量精製水　　　　　　　　全体が１００ｇにな
るまで実施例６ 給温用ディクリーム Ｐ、　０．　Ｂ、セチルエーテル　　　　　　　　３．
５ｇソルビタンステアレート　　　　　　　　３．５ｇ
脂肪酸のトリグリセリド　　　　　　　５ｇベルヒドロ
スクアレン　　　　　　　　２ｇ水素化ラノリン　　　
　　　　　　　　　５ｇマツヨイグサ属植物の油　　　
　　　　５ｇＵＶＡ／ＵＶＢ用紫外線遮蔽剤　　　　２
ｇプロピレングリコール　　　　　　　　　５ｇフラボ
フェロール（登録商標）３ｇ ナトリウムピロリドンカルボキシレート２ｇ中和したカ
ルボキシビニルポリマー　　１ｇ保存剤　　　　　　　
　　　　　　　　十分電量芳香性組成物　　　　　　　
　　　　　十分な量精製水　　　　　　　　全体が１０
０　ｇになるまで実施例７ 手入れ用クリーム グリセロールとＰＥＧ１００のステアレート６ｇ シアバター　　　　　　　　　　　　　　５ｇマツヨイ
グサ属植物の油　　　　　　　５ｇセチルアルコール　
　　　　　　　　　２ｇ脂肪酸のトリグリセリド　　　
　　　　８ｇビタミンＡ　　　　　　　　　　　　　　
　０．５　　ｇ生物からの抽出物　　　　　　　　　　
５ｇフラボフェロール（登録商４１）　　　　　　５　
　　ｇグリセリン　　　　　　　　　　　５ｇ中和した
カルボキシビニルポリマー　　１ｇ保存剤　　　　　　
　　　　　　　　　十分な量芳香性組成物　　　　　　
　　　　　　十分な激情製水　　　　　　　　全体が１
００ｇになるまで実施例８ 顔面用ゲル リポソームの形態のＡＧＥ　　　　　　　　０．５　　
ｇフラボフェロール（登録商標）３ｇ ナトリウムピロリドンカルボキシレート２ｇ保存剤　　
　　　　　　　　　　　　　十分な量芳香性組成物　　
　　　　　　　　　　十分な量中和したカルボキシビニ
ルポリマー　　１．５ｇプロピレングリコール　　　　
　　　　　５ｇ精製水　　　　　　　　全体が１００ｇ
になるまで実施例９ 日焼は防止用クリーム ワセリン油　　　　　　　　　　　　　　５ｇシリコー
ン油　　　　　　　　　　　　１ｇ脂肪酸エステル　　
　　　　　　　　　５ｇラノリン誘導体　　　　　　　
　　　　８ｇクリセロールとＰＥＧ１００のステアレー
トｇ

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. （１）肌の手入れのための美容用または皮膚用組成物で
   あって、主要成分として、 Ａ）シリマリン（Ｓｉｌｙｍａｒｉｎｅ）が豊富に含ま
   れるオオアザミ（Ｓｉｌｙｂｕｍ　Ｍａｒｉａｎｕｍ）
   の果実の抽出物である「サンザシのアブソリュート（Ａ
   ｂｓｏｌｕ　ｄ′ＥｐｉｎｅＢｌａｎｃｈｅ）」と呼ば
   れる物質と、 Ｂ）−遊離基の形態（１）、 −アルカリ金属塩またはアンモニウム塩の形態（２）、 −トリグリセリドの形態（３）、 −上記３つの形態（１）、（２）、（３） のうちの２つの混合物またはこれら３つの形態すべての
   混合物の形態 のいずれかの形態に限られ、炭素原子を１８〜２２個含
   む１種または複数の不可欠ポリ不飽和脂肪酸との混合物
   を含むことを特徴とする組成物。
2. （２）アルカリ金属塩またはアンモニウム塩の形態の上
   記不可欠ポリ不飽和脂肪酸（２）が、トリグリセリド（
   ３）の全部または一部の鹸化により得られることを特徴
   とする請求項１に記載の組成物。
3. （３）上記不可欠脂肪酸が、小麦胚芽油、オリーブ油、
   コーン油、ヒマワリ油、甘アーモンド油、マツヨイグサ
   属植物の油、オニジシャ油、黒スグリの種子の油を含む
   群の中から選択した植物油から得られることを特徴とす
   る請求項１または２に記載の組成物。
4. （４）上記成分Ｂ）が、遊離基の形態のγ−リノレン酸
   （１）と、γ−リノレン酸を豊富に含む原料から得られ
   た油（３）と、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩の
   形態のγ−リノレン酸（２）とからなる混合物であるこ
   とを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の組
   成物。
5. （５）γ−リノレン酸を豊富に含む原料から得られた上
   記油が、マツヨイグサ属植物の油、オニジシャ油、黒ス
   グリの種子の油と、シフォミケス類スピルリン目の菌（
   ｃｈａｍｐｉｇｎｏｎｓ　ｓｉｐｈｏｍｙｃｅｔｅｓ、
   ｄｅｓｐｉｒｕｌｉｎｅｓ）、カエデの種子、またはホ
   ップを抽出して得られる油を含む群の中から選択される
   ことを特徴とする請求項４に記載の組成物。
6. （６）上記成分Ａ）がさらに精油のテルペンを含んでい
   ることを特徴とする請求項１〜５のいずれか１項に記載
   の組成物。
7. （７）上記成分Ａ）がさらにフラボノイドを含んでいる
   ことを特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記載の
   組成物。
8. （８）上記成分Ａ）がさらにα−トコフェロールを含ん
   でいることを特徴とする請求項１〜７のいずれか１項に
   記載の組成物。
9. （９）主要成分として、 −オオアザミの抽出物１０〜３０重量％と、 −精油のテルペン５〜１５重量％と、 −フラボノイド５〜１５重量％と、 −α−トコフェロール５〜２０重量％と、 −不可欠脂肪酸のトリグリセリド（３）２５〜４０重量
   ％と、 −遊離基の形態、好ましくはγ−リノレン酸の形態の不
   可欠脂肪酸（１）と、例えばトリグリセリド（３）の全
   部または一部の鹸化により得ることのできるアルカリ金
   属塩またはアンモニウム塩の形態の不可欠脂肪酸（２）
   １０〜２５重量％とが含まれる混合物０．５〜１０重量
   ％を含むことを特徴とする請求項１〜８のいずれか１項
   に記載の組成物。
10. （１０）上記不可欠脂肪酸のトリグリセリド（３）とし
    てルリジシャ油が含まれることを特徴とする請求項９に
    記載の組成物。
11. （１１）アルカリ金属塩またはアンモニウム塩の形態の
    上記不可欠脂肪酸（２）がマツヨイグサ属植物の油の鹸
    化により得られることを特徴とする請求項１０に記載の
    組成物。
12. （１２）上記成分Ｂ）が、遊離基の形態のγ−リノレン
    酸（１）と、マツヨイグサ属植物の油（３）と、マツヨ
    イグサ属植物の油（３）の鹸化により得られたγ−リノ
    レン酸のアルカリ金属塩（２）とからなる混合物である
    ことを特徴とする請求項１〜８のいずれか１項に記載の
    組成物。
13. （１３）主要成分として、 −マツヨイグサ属植物の油１〜１０重量％と、 −・オオアザミの脱脂果実（の乾燥抽出物）５％と、・
    ポリエチレングリコール中に含まれたα−トコフェロー
    ル０．０５〜２重量％と の混合物１〜１０重量％と が含まれる混合物を含むことを特徴とする請求項１〜８
    と１２のいずれか１項に記載の肌の手入れのための美容
    用または皮膚用組成物。
14. （１４）主要成分として、 −マツヨイグサ属植物の油５重量％と、 −・オオアザミの脱脂果実（の乾燥抽出物）５％と、・
    ポリエチレングリコール中に含まれたα−トコフェロー
    ル１重量％と の混合物５重量％と、 −ＵＶＡ−ＵＶＢ用紫外線遮蔽剤１〜１０重量％と、 −脾臓の抽出物１〜１０重量％と が含まれる混合物を含むことを特徴とする請求項１〜８
    、１２、１３のいずれか１項に記載の組成物。
15. （１５）皮膚用のクリーム、ゲル、乳剤、ローションの
    形態であることを特徴とする請求項１〜１４のいずれか
    １項に記載の組成物。