JPS63236801A - ブロツクタイルの保持枠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はブロックタイル用保持枠に関し、特に合成ゴム
等の適宜な弾性と柔軟性とを有する材料を用いて格子状
に形成し、これにブロックタイルを嵌め込むようにして
タイルの保持と位置決めを行ない同時に目地として機能
するようにしたことをことを特徴とするものである。

（従来の技術） 一般に道路や通路はアスファルトやコンクリートで舗装
されるが、公園の遊歩道や玄関前の通路等はブロックタ
イルを用いて舗装されることが多い。　これは、ブロッ
クタイルによる舗装面がアスファルトやコンクリートに
よる舗装に比べると平滑性は劣るものの、ブロックタイ
ルを一定の間隔で規則的に、或いは不規則的に並べるこ
とによって表わされる模様とブロックタイル自体の質感
とが相俟って視覚的な安らぎと落ち付きを与え、更には
高級感も与えるので、これらの箇所の舗装に適している
ことによるのである。

ブロックタイルで舗装をするときは、先ず舗装しようと
する地面を均して平らにし、この上に石材や木材或いは
煉瓦等を用いて面積２０〜１００ｃｊ、厚さ１０〜１０
０■程度のブロック状に形成したブロックタイルを１０
閣程度の間隔をあけながら並置し、最後に夫々のブロッ
クタイルの間に砂等を入れタイルを固定して仕上げるの
である。

（従来技術の問題点） 上記した施工方式では、ブロックタイルの上面の高さを
均すことが廻しく、シかもそれぞれのブロックタイルの
間の間隔やタイルの並列性が少しでも乱れると、外観が
みにくくなり却って舗装の効果を低下させるので、この
施工には高度の熟練を要するうえ作業性が極めて低い欠
点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記した従来の方式の欠点を悉く解消し、何ら
の熟練を要することなく舗装をすることが出来る様にし
たものであって、舗装の目地に相当する形状の保持枠を
形成してこれに予め、又は現地でブロックタイルを嵌め
込み、然してこれを地面の所定の位置に敷設するように
し、殊に保持枠を合成ゴム等の適宜な弾性と柔軟性とを
有する材料を用いて形成し、ブロックタイルを嵌め込み
易くすると共に全体を可撓性して、これを１置する地面
の凸凹に対応させたものである。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する
。　図中符号１は保持枠、２はブロックタイルである。

ブロックタイル２は通常のこの種のものと同じく、石材
、木材、或いは煉瓦等を用いて適宜な形状に形成された
ものであり、保持枠１は上記ブロックタイル２を保持す
るもので、外周枠３と内枠４とによりブロックタイル２
に対応した格子を形成していて、それぞれの格子の中に
ブロックタイルを嵌め込むようになっている。　殊瞬保
持枠１は目地として機能するもので、所望の強度を有し
ていることは勿論として、少なくとも内枠４はｌｏｎｗ
ｍ程度の厚みを有していて、夫々のブロックタイルの間
に所定の間隔をもたせるようになっている。　また、夫
々の格子の内面には少なくとも一個の突起５が突設され
ており、一方、ブロックタイル２の外周面には上記突起
５と係合する窪６が形成されていて、格子によりブロッ
クタイル２の横方向の位置決めを行なうと共に、突起５
により上下方向の位置決めを行い、且つ使用中６脱落を
防止するようになっている。

保持枠１は合成ゴム等の適宜な弾性と柔軟性とを有する
材料を用いて形成するものである。　即ち、この様に形
成することにより、保持枠１に対してブロックタイル２
を嵌め込み易くなると共に、ブロックタイル２を嵌め込
んだのちも全体として可撓性を有するので、地表面に若
干の凹凸や彎曲があっても、これに順応することとなる
。

ところで、突起５を大きく形成したり二個以上突設する
と、それだけブロックタイル２が脱落する可能性が無く
なるが反面、ブロックタイル２が嵌め込みにくくなるの
でこの様な場合には、第２図に示すようにブロックタイ
ル２の下端部を若干細く形成したり、下面の周縁に面取
りを施すのが望ましいのであり、一方、保持枠１も突起
５の上縁を面取りしたり、内枠４の内部を切欠しておく
のが望ましいのである。

この保持枠を用いて舗装をするときは、予め、又は現場
でブロックタイル２を保持枠１の各格子に嵌め込んで、
舗装部材とし、この舗装部材を舗装しようとする地面の
上に並べるのである。　尚、舗装部材は通水性を有して
いて雨水や打ち水等を透過するものであることが必要と
される。　従って、そのためにはブロックタイルを通水
性材料を用いて形成するか、或いは第３図に示すように
ブロックタイル２と保持枠１の何れか一方に通水溝７を
形成するのが望ましいのである。

（発明の効果） 以上詳述した様に本発明は遊歩道等をブロックタイルで
舗装するための保持枠であって、これを格子状に形成し
て、それぞれの格子にブロックタイルを嵌め込むように
したので、ブロックタイルを格子に嵌め込むだけで極め
て簡単にブロックタイルの位置決めを行なうことが出来
るのであり、しかも保持枠は舗装の目地として機能する
から、施工が容易に且つ短時間に行なわれることとなる
。　殊に保持枠は合成ゴム等の適宜な弾性と柔軟性とを
有する材料を用いて形成したので、舗装部材は可撓性を
有して、地表面の凹凸や彎曲に馴染んで地表面に密着す
るのであり、また、ブロックタイルが損傷したのちは、
このものを他のブロックタイルと嵌め替えるだけで簡単
に補修をすることができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す一部切欠斜視図、第２図
は要部を示す縦断面図、第３図は他の一実施例を示す一
部切欠斜視図である。 １；保持枠　３；外周枠

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　外周枠と内枠とにより格子を形成した保持枠であっ
   て、格子はブロックタイルの形状に対応した形状をなし
   ていてこれにブロックタイルを嵌めるようになっている
   と共に合成ゴム等の適宜な弾性と柔軟性とを有する材料
   を用いて成形されたものであることを特徴とするブロッ
   クタイルの保持枠。 ２　内枠には突起を突設したことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載のブロックタイルの保持枠。