JPS63236276A - リチウム−硫黄ジオキシド電気化学電池の為の電解液 - Google Patents

リチウム−硫黄ジオキシド電気化学電池の為の電解液

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JPS63236276A
JPS63236276A JP63055956A JP5595688A JPS63236276A JP S63236276 A JPS63236276 A JP S63236276A JP 63055956 A JP63055956 A JP 63055956A JP 5595688 A JP5595688 A JP 5595688A JP S63236276 A JPS63236276 A JP S63236276A
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ラリー レイ フォークナー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は改良されたリチウム−二酸化硫黄電気化学電池
に間する。より詳しくは本発明は電解質成分として塩化
アルミニウムを使用することに間する。
〔従来の技術〕
近年、重量が軽く、ニッケルーカドミニウム及び鉛−酸
系、又は亜鉛陽極を有するアルカリ電池などの汎用の電
池よりも高い電圧を与えることの出来る環境温度高エネ
ルギー密度電気化学電池の開発に実質的な興味が向けら
れている。現在興味が持たれている高エネルギー密度電
池系は、典型的には陽極として活性金属を非水性電解質
と組合せて使用することを含んでいる(活性金属とは水
性環境中で元素の起電列に於いて水素の還元電位よりも
より負の還元電位を有する金属である)。
本明細書で使用する′″非水性”とは実質的に水がない
ことを意味する。リチウムは特にそのような高エネルギ
ー密度電池に活性金属として興味が持たれてきた。とい
うのはリチウムは起電列に於いて最も活性の金属であっ
て、すべての既知の活性金属のキログラム当たりのワッ
ト時間における最高の性能を与える電気化学電池におけ
る能力を有するからである。
慣用の電気化学電池において陰極減極剤は電池の電極を
連結するワイヤのセットなどの外部的電気回路を可能と
するような形態で使用され、一方、陽極から陰極減極剤
を物理的に分離する事も行なう、そのような電池におい
て陰極減極剤は、集電装置または陰極としての役目をす
るニッケル又は炭素棒などの不活性の導電性物質と混合
されるか被覆として使用されるかのいずれかである一般
的に不溶性の微細に分割された固体である。陽極から陰
極減極剤を物理的に分離することは電池の自己放電を生
じる陽極物質と陰極減極剤との間の直接の化学反応を防
止する為に必要である。
〔従来の技術〕
最近まで陰極減極剤と陽極との直接的な物理的接触は電
気化学電池内では許されないと一般に信じられていた、
しかしある種の陰極減極剤は陽極と陰極減極剤の間の界
面に於いて活性の金属陽極とどんな認め得る程度にも化
学的に反応しないことが発見された。従ってこの種の物
質で活性の金属陽極が陽極減極剤と直接接触しているt
′jc化学電池を作ることが可能である。例えば、ミリ
クル等に1971年3月2日に発行された米国特許No
、3567515にはそのような電池に於いて陰極減極
剤として二酸化硫黄を使用することが開示されている。
英国特許明細書No、2124821は活性金属陽極、
固体活性陰極及び二酸化硫黄及びアルカリ又はアルカリ
土類金属塩の液体溶媒和物複合体からなる電解質を含有
する電気化学電池に間するものである。
リチウムテトラクロロアルミネート(LiAlCl4)
は適した塩であって、溶媒和物は二酸化硫黄とルイス酸
、その塩の塩基成分、AlCl3及びLiC1の化学量
論的混合物との反応によって製造できると開示されてい
る。更に有機共溶媒、例えばアセトニトリル、ジメトキ
シエタン及びプロピレンカーボネートは通常二酸化硫黄
単独の中には可溶でない電解質塩と組合せて電解質成分
として使用できることが更に開示されている。しかしな
がら、電解質成分として塩化アルミニウムの使用は示唆
されていない。
1970年2月3日にホフマンに発行された米国特許N
o、3493433にはリチウム陽極と電解質としての
液体二酸化硫黄中のリチウムテトラクロロアルミネ−)
 (LIAICI4)の溶液を含有する非水性電気化学
電池が開示されている。更にLiAlCl4及び二酸化
硫黄の両方で飽和されているプロピレンカーボネートか
ら構成された溶液でのリチウムメッキが記載されている
。同様に1976年4月27日にホフマンに発行された
米国特許No 、3953234はリチウム陽極と、二
酸化硫黄及び酸性の水素原子を有さす少なくとも一種の
孤独なく共有されない)電子対を有する元素を含んでい
る少なくとも一種の有機共溶媒の混合物中に溶解されて
いる電解質塩から構成されている電解液とを含有してい
る電気化学電池を開示している。しかしながらこれらの
二つの引用文献のいずれにも電解液成分としての塩化ア
ルミニウムの使用が全く示唆されていない。
1983年3月1日にガバノに発行された米国特許No
4375502はりチウム−チオニルクロライド電気化
学電池に関するものであって、ここでは電解液は塩化チ
オニル中のリチウムテトラクロロアルミネート及びリチ
ウムへキサクロロアンチモネートからなる群から選ばれ
る少なくとも一種の塩及びAlCl3.SO□及び5b
CI5.SO2からなる群から選ばれる錯体の溶液で構
成されている。また塩化ホスホリルまたは塩化スルフリ
ルなどの第二の溶媒を塩化チオニルに加えることが出来
るとも開示されている。
しかしながら、電解液は塩化アルミニウム又は五塩化ア
ンチモンと錯体を形成するのに要求される以上の過剰の
二酸化硫黄を含まないと更に開示されている。
1970年4月28日にエルセンベルブに発行された米
国特許No、3508966は非水性の電気化学電池中
に使用する為の非水性電解液を開示しており、ここでは
陽極はリチウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウ
ムからなる群から選ばれ活性陰極物質は銅、銀、鉄、ニ
ッケル及びコバルトからなる群から選ばれる金属のハラ
イドである。電解液は(a)有機溶媒、例えばプロピレ
ンカーボネート、(b)ルイス酸例えば塩化アルミニウ
ムに、ルイス酸と反応して錯体を生ずる塩化リチウムな
どの配位化合物の少なくとも等モル量を組合せたもの及
び(C)陽極金属として使用された元素の陽イオン及び
活性陰極物質と同じ陰イオンを有する金属ハライド塩で
ある飽和塩からなる溶液である。
この引用文献は電解液成分として二酸化硫黄の使用を示
唆しておらず電解液成分として未反応塩化アルミニウム
の使用を示唆していない。
西ドイツ公開番号No、DE3431134AI、19
86年3月6日、はリチウム電極、第二の電極の活性物
質として電気化学的に酸化できる及び/又は還元できる
有機重合体及び門がAI、FeまたはTi、そしてHa
lがBrまたはC1であるMHa lの二酸化硫黄中の
溶液からなる電解液を含んでいる一時的電気化学電池を
開示している。しかしながら、この公開公報は二酸化硫
黄中の塩化アルミニウムの溶液が二酸化硫黄が電気化学
的に還元される電気化学電池中の電解液として使用でき
ることを示唆していない、更にこの引用文献は電解液成
分として極性有機化合物の使用を示唆していない。
〔発明が解決しようとする課題〕
慣用の電解液を用いる再充電可能なリチウム−二酸化硫
黄電気化学電池は、典型的には低放電能力及び陽極及び
陰極の両方において生じる可逆問題を有するサイクリン
グ挙動の悪さによって典型的に特徴づけられる。これら
の限界の結果、そのような電池の有用性は非常に限られ
ている。
〔課題を解決する手段〕
本発明は塩化アルミニウムがリチウム−二酸化硫黄電気
化学電池に対する電解液成分として使用でき、放電能力
及びサイクリング特性を改良することができる、という
発見に関するものである。
本発明の一つの具体例は、液体二酸化硫黄と少なくとも
一種の極性有機化合物との混合物中の塩化アルミニウム
及び少なくとも一種のリチウム塩の溶液からなる非水性
導電性液体である。
本発明の別の具体例は、二酸化硫黄が放電に際し、電気
化学的に還元される電気化学電池であって、これは(a
)リチウムからなら陽極、(b)陰極及び(c)液体二
酸化硫黄中の塩化アルミニウム及び少なくとも一種のリ
チウム塩の溶液からなる非水性導電性液体電解質の組合
せからなる。
本発明の更に別の具体例は、液体二酸化硫黄中に溶解さ
れた塩化アルミニウム及び少なくとも一種のリチウム塩
からなる非水性溶液を電気分解することからなり、上記
溶液中の塩化アルミニウムに対する二酸化硫黄のモル比
が少なくとも約1.05であるリチウムを電着する方法
である。
本発明の目的は、改良されたリチウム−二酸化硫黄電気
化学電池を提供することである。
本発明の別の目的は、リチウム−二酸化硫黄電気化学電
池中で使用するための改良された電解液を提供すること
である。
本発明の別の目的は、改良されら放電能力を有する再充
電可能なリチウム−二酸化硫黄電気化学電池を提供する
ことである。
本発明の別の目的は、陽極及び陰極の両方に於いて改良
されたサイクリング性質を有する充電可能なリチウム−
二酸化硫黄電気化学電池を提供することである。
発明者らはリチウム−二酸化硫黄電気化学電池の電解液
中に、化学的に結合していない塩化アルミニウムが存在
すると、これが電池の放電能力を改良する役目をするこ
とを発見した。更に、塩化アルミニウムは充電可能なリ
チウム−二酸化硫黄電気化学電池のサイクリング特性を
改良する役目もする。
本発明の塩化アルミニウムは、もちろん電解質溶媒また
は溶媒によって溶媒和され得る。しかしながらその他の
点においては塩化アルミニウムは化合しておらず、そし
て電解液の調製に使用されるか又は電解液に導入された
任意の他の物質と化学的に反応するであろうどんな量よ
りも過剰にある塩化アルミニウムを指すものである0例
えば、塩化リチウム(LiCI)は塩化アルミニウム(
AlCl2)と反応し、リチウムテトラクロロアルミネ
ート(LiAlC1,)であるリチウム塩を生成する。
適当な溶媒系中で塩化リチウム及び塩化アルミニウムを
溶解することによって製造された電解液に関して、本発
明の塩化アルミニウムとは塩化リチウムとの化学反応に
よって消費された量の過剰であるその物質を指す。
塩化アルミニウムの他に、本発明の実施において使用さ
れる電解液は更に少なくとも一種のリチウム塩を含んで
いる。この塩は電解液の導TL率を改良する役目をする
。更に、電解液中のリチウム陽イオン(Lじ)の高い濃
度は非常に望ましく、その理由はこれがリチウム陽極上
のリチウムジチオナイトのパッシベイテンイングフィル
ムの形成を促進すると信じられているからである。更に
、このリチウム塩は、電着のためのリチウム源としての
役目をする。
本発明の実施に使用される適当なリチウム塩には、電解
液系中に溶解するすべてのリチウム塩が含まれる。例え
ば、本発明の電解液は塩化リチウム、リチウムジチオナ
イト又はリチウムトリフルオロメタンスルホネート等の
リチウム塩を適当な溶媒系中で塩化アルミニウムと一緒
にすることによって製造することが出来る。しかしなが
ら、塩化リチウムの様にある種のリチウム塩は、塩化ア
ルミニウムの一部との化学反応を受けてlまたはそれ以
上のあらたなリチウム塩を溶液中に生成する。従って、
本発明の実施に要求されるリチウム塩は、リチウム陽イ
オンを含んでいる任意のイオン性物質であり得る。
電解液の塩化アルミニウム含量は、約0.1モルから電
解液の飽和に要求される量までの範囲であり得る。しか
し好ましくは塩化アルミニウムの量は、約0.1モルか
ら電解液の飽和に要求される量までであり、より好まし
くは約0.1〜約6モルの範囲である。電解液中のリチ
ウム陽イオン(Li”)の当量に対する塩化アルミニウ
ムのモルの比は、望ましくは約0.001〜約100の
範囲、好ましくは約0、O1〜約50、そしてより好ま
しくは約O01〜約30の範囲である。
本発明の電気化学電池中で使用する電解液は、電気化学
電池の放電の間に電気化学的に還元される二酸化硫黄を
含んでいる。この二酸化硫黄は又本発明の実施に要求さ
れる塩化アルミニウム及びリチウム塩のための溶媒とし
ても機能する。自己放電を開始し得るリチウム陽極上の
どんな表面汚染もない状態で、陰極減極剤はこの電極と
接触している時に安定である。この理由はよく理解され
ていないが、陽極がリチウム陽イオンイ)(Li2S2
04)の薄いフィルムの形成によってバッシベー) (
passivate)され、このフィルムがそこで更に
二酸化硫黄分子がリチウム陽極表面に到達するのを防止
し、それによって自己放電を防止する、と(言じられる
。それでも、この薄いフィルムは、フィルムをリチウム
陽イオンが通過することによって電池が作用している閏
、電気化学的な酸化及び還元がリチウム電極において起
り得る様にする。
上に述べたように、本発明の電解液の二酸化硫黄成分は
、他の電解液成分の溶媒として機能する。
従って、二酸化硫黄の塩化アルミニウムに対するモル比
は少なくとも約1.05、好ましくは約1.5〜約20
0.そしてより好ましくは約2.0〜約175である。
望まれるならば、本発明の電気化学電池中で使用される
電解液は、要求される塩化アルミニウム及びリチウム塩
以外の溶解された電解液塩の1またはそれ以上をさらに
含みうる。そのようなリチウムのない追加的な電解液塩
は、電気化学電池の効率的運転のために、改良された導
電率を与えるのに通常効果的な量で選ばれ、そして利用
される。
適当な追加的な電解液塩には、これらに限定されるもの
ではないが、金属陽イオン錯体を含有する塩、第四級ア
ンモニウム塩、ホスホニウム塩、ピリジニウム塩及びl
ルソニウム塩が含まれる。
二酸化硫黄、塩化アルミニウム及び少なくとも一種のリ
チウム塩の他に本発明の電気化学電池中で使用される電
解液は、他の電解液成分及びリチウム金属に対し実質的
に不活性である1またはそれ以上の極性有機化合物を追
加的に含み得る。そのような有機化合物は、酸性の水素
原子を欠きそして少なくとも一つの孤独な電子対を有す
る1またはそれ以上の原子を含有しているやその目的の
ためには、′酸性水素原子”はリチウム金属によって容
易に抜き取られる事のできる水素原子である。しかしな
がら強塩基性の有機化合物、例えばアミン類は一般的に
望ましくない。
追加的な電解液成分としての極性有機化合物の使用は、
本発明の非常に望ましい具体例を表している。なぜなら
ば、この有機物質の存在は典型的には電池の放電能力の
一層の改良を生じるからである。極性有機化合物による
この効果の理由は知られていないが、この効果は有機化
合物による電解液中の塩化アルミニウムイオン化の増強
と関連するかもしれない。・ 適当な極性有機化合物は、典型的には液体であるが、二
酸化硫黄中に溶解する固体でもあり得、例えばエチレン
カーボネート(融点40″C)及びスルホラン(v&点
2?”C)である。これらの有機化合物は、周期率表の
3a、4a、5a及び6a属から選ばれる少なくとも一
種の元素を含有している。(ハンドブック オブ ケミ
ストリー アンド フィジックス、57版、1976〜
77、p、B−4)。この群からの好ましい元素には、
例えばホウ素、ケイ素、窒素、リン、酸素及び硫黄並び
に、これらの元素の組合せが含まれる。
本発明の実施に使用される適当な極性有機化合物には、
以下に限られるものではないがトリアルキルボレート類
、ボロニック(boronic)アシッドエステル類、
ポリニック(bo口旧C)アシッドエステル類、テトラ
アルキルシリケート類、アルキルアルコキシルシラン類
、ニトロアルカン類、アルキルニトリル類、ジアルキル
アミド類、ラクタム類、テトラアルキル尿素類、アセタ
ール類、ケタール類、モノカルボン酸エステル類、オル
ソエステル類、ラクトン類、ジアルキルカーボネート類
、アルキレンカーボネート類、オルトカーボネート類、
モノエーテル類、ポリエーテル類、モノカルボン酸無水
物類、ジアルキルサルフェート類、ジアルキルサルファ
イド類、アルキレンサルファイド類及びスルホラン類が
含まれる。特定の例にはトリエチルボレート、トリエチ
ルメチルボロネート、メチルジエチルポリネート、テト
ラメチルシリケート、トリメトキシメチルシラン、ニト
ロエタン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、l
−メチル−2−ピロリジノン、テトラメチル尿素、l。
1−ジェトキシエタン、2,2−ジメトキシプロパン、
1.3−ジオキソラン、酢酸エチル、トリメチルオルト
ホルメート、γ−ブチロラクトン、ジメチルカーボネー
ト、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、
テトラメチルオルトカーボネート、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、1.2−ジメトキシエタン、無水
酢酸、硫酸ジメチル、ジメチルサルファイド、エチレン
サルファイド、及びスルホラン(テトラメチレンスルホ
ン)が含まれる。
本発明の実施に使用される好ましい極性有機化合物には
アルキルニトリル類、ジアルキルアミド類、ラクタム類
、モノカルボン酸エステル類、オルトエステル類、ラク
トン類、ジアルキルカルボネート類、アルキレンカルボ
ネート類、オルトカルボネート類、モノエーテル類及び
ポリエーテル類が含まれる。非常に好ましい極性有機化
合物はドナー番号約10〜約25の範囲を有し、ここで
ドナー番号とは、1,2−ジクロロエタン中の0.00
1モル 、溶液に於ける、参照電子受容体としての5b
C1sとのある与えられた極性有機化合物の反応の為の
モルエンタルピーとして定義される(ドナー番号及び種
々の溶媒に対するドナー番号の表についての議論はリチ
ウムバッチリーズ(Lithtu+++ Batter
ieS)ジーンボールガバノ編、アカデミツクプレス、
+98317頁及び18頁を参照)。本発明の実施に使
用するのに非常に満足であることが分った特定の極性の
有機化合物には、プロピレンカーボネート、エチレンカ
ーボネート、1.2−ジメトキシエタン、1,3−ジオ
キソラン、アセトニトリル、及びγ−ブチロラクトンが
含まれる。
極性有機化合物が本発明の実施に於ける電解液成分とし
て使用されるときは、電解液は望ましくは二酸化硫黄と
少なくとも一種の極性有機化合物の混合物を含み、ここ
で、二酸化硫黄の量は、極性有機化合物及び二酸化硫黄
を一緒にした重量に基づいて約20〜99.9Xの範囲
である。より好ましくは、二酸化硫黄の量は極性有機化
合物及び二酸化硫黄の一緒にした重量に基づいて約60
〜99重量%の範囲である。
本発明の電気化学電池中で使用される陽極は、実質的に
純粋なリチウム又はリチウム合金の何れかから製作でき
る。この目的の為の適当なリチウム合金には以下に限定
されるものではないが、リチウム−アルミニウム、リチ
ウム−シリコン、リチウム−ウッド(Wood)金属合
金が含まれる。
電気化学電池の陰極は電気的に導電性であって、実質的
に電解液系に不活性である任意の物質から製造できる。
更に陰極物質は好ましくは陰極減極剤の電気的還元に間
して触媒的であるのが好ましい。好ましい物質にはプラ
チナ、イリジウム、オスミウム、パラジウム、ロジウム
、及びルテニウムからなるプラチナ群の金属、任意の一
般的な電極形態の炭素、種々の形態の鉄、特にステンレ
ス鋼、及びチタン、ニッケル、銀、水銀、鉛、及び金か
らなる群から選ばれる金属が含まれる。より好ましくな
い物質はバナジウム、クロム、及びマンガンの類の金属
〔元素の周期率表の5b、6b及び7b属(ハンドブッ
クオブケミストリーアンドフィジックス、57版、19
76〜77、b−4頁)〕、ジルコニウム、コバルト、
亜鉛、カドミウム、ゲルマニウム、錫、アンチモン、及
びビスマスからなる群の金属、窒化ホウ素等のある種の
窒化物、及び珪素等の半導体である。これらの物質は棒
状、圧縮物、粉末、ペースト等のこの技術で慣用の任意
の形態で使用できる。非常に好ましい陰極材料には、電
気的に導電性の金属スクリーンに結合されたグラファイ
ト又は炭素が含まれる。
〔実施例〕
次の実施例は本発明を単に説明することを意図し、限定
をつける様には解釈されない。これらの実施例で述べら
れるリチウムテトラクロロアルミネー) (LiAlC
l4)は各々の場合に於いて塩化リチウム(LiCI)
及び塩化アルミニウム(LiCI3)の間のその場の反
応によって製造される。
比較例 A、電解溶液:SO2中(D 1% h LiAlCl
4リチウム箔陽極、多孔性の炭素陰極集電装置、及び液
体二酸化硫黄中のリチウムテトラクロロアルミネー) 
(LiAlCl4)の1モル溶液からなる電解液を含ん
でいる、フラツドプリズマチック(flooded p
rismatic)電気化学電池を構成した。リチウム
箔陽極は0.5a+wの厚みで、約1.5cm x 2
.Ocmの寸法を有していた。陰極集電装量は85重量
%のアセチレンブラック及び15!量%のテフロンをス
テンレス鋼メツシュ支持体に取り付けることによって製
造した約0.65mn+の厚みζ、約2cm x 2c
mの寸法を有する平坦なプレートであった。二つの電極
の間の間隔は約1cgであった。生じる電池は、開回路
電圧3.13V、及び、2.Ovカットオフに対して、
3.0mA/cm2に於て放電能力1.75mA時間/
Co+2を有していたことが分った。
B、電極液: SO□中のo、otsモルLiAlCl
4比較例Aに記載されるように、電気化学電池を製造し
たが、但し電解液は液体二酸化硫黄中のリチウムテトラ
クロロアルミネート(LiAICIa)の0゜015モ
ル溶液からなり、陰極集電装置はアセチレンブラックで
はなくて、カーボンブラックを使用して製造した(カボ
ットコーポレーションから得られるブラックパールス2
000)。生じる電池は2゜9ボルトの開回路電圧、2
.Ovカットオフに対して、0 、 I 25mA/c
m2に於ける3 、 3mA時/cra2の放電能力を
有していた。
?lfl地気電池を比較例Aに記載されるように製造し
たが、但し、電解液はプロピレンカーボネートと液体二
酸化硫黄のおよそ2:8の容量混合物中のリチウムテト
ラクロロアルミネート(LiAICIJの0.5M溶液
からなっていた。生じる電池は開回路電圧3.2V、及
び2.Ov力ットオフニ対する、3.On+A/Cl1
12に於ける放電能力2.2mA時間/ClI2を有し
ていることが分った。
実施例■ 比較例日に記載されるように電気化学電池を製造したが
、但し電解液は追加的に塩化アルミニラ(AlCl2)
 0.100モルを含んでいた。生じる電池は開回路電
圧3.5L及び2.Ovカットオフに対する、0.12
5 mA/(+w2に於ける放電能力15.4謹A時)
CI112を有していることが分った。これらの結果を
比較例Bのものと比較すると、電解溶液中に0.100
モル濃度の塩化アルミニウムが存在することは4.7倍
電池の放電能力を増加させる役目をすることが実証され
る。電池の放電前にプラチナ電極で測定したサイクリッ
クポルタモグラム(cyclic voltamm。
graa+)は、ピークの高さが連続する陰極スキャン
上で消滅しなかったので、放出された生成物が可溶であ
ることを実証した。
実施例■ 比較例Cに記載されるように電気化学電池を製造したが
、但し電解液は追加的に塩化アルミニウム3.0モルで
、陰極集電装置を二つのリチウム箔陽極の間に置いた。
生じる電池は開回路電圧3.77、及び2.5vカツト
オフに対する、3.0mA/cI112に於ける放電能
力94.On+A時/Cm2を有していることが分った
。これらの結果を比較例Cのものと比較すると電解液中
に3.0モル濃度の塩化アルミニウムが存在すると、4
2.7倍電池の放電能力を増加させることが実証された
実施例■ 電気化学電池を実施例■に記載されるように製造したが
、電解液は1.0モル リチウムテトラクロロアルミネ
ー) (LiAlC14)及び1.0モルの塩化アルミ
ニウム(AlCl3)である、プロピレンカーボネート
と液体二酸化硫黄の2:8容量混合物中の溶液からなっ
ていた。生じる電池は閉回路電圧3.24■、及び2.
5vカツトオフニ対する、3.0mA/cm2に於ける
放電能力15.8 mA時/c112を有していること
が分った。この電池中の二酸化硫黄に対するAlCl3
及びいAlCl4の両方のモル比は、およそ1〜7.4
であった。
実施例■ プロピレンカーボネート及び液体二酸化硫黄の2:8容
量混合物中に溶解された種々の量の塩化アルミニウム(
AlCl5)及びリチウムテトラクロロアルミネー) 
(LiAlCl4)を含有している一連の電解液を製造
した。これらの電解液を電解液以外については実質的に
実施例■に記載されたものである一連の電気化学電池の
製造に使用した。このシリーズの電池の各々のものの放
電能力は3 、0 IIIA/CI+2に於て、電解液
中のAlCl3及びLiAlCl4の濃度と共に表1に
述べられている。この一連の電池の各々のものの開回路
電圧は表Hに述べられている。
実施例■及び■の結果は、また表■及び表■に述べられ
ている。
実施例■ リチウム電極及び陰極集電装置の間の分離物としてのガ
ラスフィルター紙を有する二つのリチウム箔陽極の間に
挟まれている、多孔性の炭素陰極集電装置を含有してい
る密充填ブリズマチック電気化学電池を作った。この電
池は又1.0モルLiAlCl4及び4.0モルAIC
hの液体二酸化硫黄中のリチウムテトラクロロアルミネ
ート(LiAlCl4)及び塩化アルミニウム(AlC
l5)の溶液からなる大過剰の電解液を含んでいた。リ
チウム箔陽極は0.5mn+の厚みで、約2crs x
 2cmの寸法を有していた。陰極集電装置は約0.6
5mmの厚み、及び約2crs x 2 cmの寸法を
有する平坦なプレートであり、85重量%のアセチレン
ブラックと15重量%のテフロンの混合物をステンレス
鋼メツシュ支持体に取り付けろことによって製造した。
生じる電池は、2.Ovカットオフに対する、2.0 
mA/cm2に於ける放電能力5.9 mA時/am2
を有していることが分った。
実施例■ 電気化学電池を実施例■に記載されるように製造したが
、但し、電解液は1.0モルのLiAlCl4及び4モ
ルのAlCl3である、プロピレンカーボネート及び液
体二酸化硫黄のl:9容量混合物中のリチウムテトラク
ロロアルミネート(LiAlC14)及び塩化アルミニ
ウム(AlCl5)の溶液からなっていた。
生じる電池は2.OVのカットオフに対する、2 、0
IIIA/cII12に於ける放電能力+5.2 n+
A時間IC112を有していることが分った。この結果
を実施例Vの結果を比較すると、純粋な液体二酸化硫黄
の代りに電解溶媒として液体二酸化硫黄中の10容量%
のプロピレンカーボネートを使用することは、2.6倍
電池放電能力を増加する役目をすることが実証された。
実施例■ リチウム箔陽極及び多孔性の炭素陰極集電装置の閘に挟
まれたガラス繊維紙電極セパレーターを含んでいる電気
化学電池を製造した。この電池は2.5% k (7)
 LiAlCl4及び1.5モルノA1c13テある、
プロピレンカーボネート及び液体二酸化硫黄の2=8容
tIk混合物中の、リチウムテトラクロロアルミネート
(LiAlC14)及び塩化アルミニウム (AlCl
3)の溶液からなっている電解液も含んでいた。リチウ
ム箔陽極は0.5mi+の厚みであり、環状の形態をし
ており、約2.4cm2の活性面積(片側のみ)を有し
ていた。陰極集電装置は85重量%のアセチレンブラッ
ク及び15重量%のテフロンの混合物をステンレス鋼の
メツシュ支持体に取り付けることによって造られた約0
.65mn+の厚み、及び約1.95cmの直径を有す
る円形の平坦な、プレートであった。生じる電池を放電
に際しては電流密度2.0mA/c+o2、そして充電
に際しては1.0mA/cm2に於て一連の充電/放電
サイクル1o、oIIIA時/c+12を行なった(約
24%のリチウム利用に対応)。消耗するまで電池はリ
チウム交替19.7回を完了した。従って満足なリチウ
ムメッキ効率が電池に於て得られた。
表■ 1.0       +5.8 1.5    7.0   35.725.72.0 
     47.14B、128,240.62.5 
   64.167.847.429.218.810
.33.0    94.0 ??、432.814.
53.5    8+、542.721.2  13.
84.0    52.+ 41.1  10.24.
5    44.2  19.9 5.0      17.3 5.5    24.6 表■ AlCl5(モル)    ボルト 1.0       3.24 1.5     3.32  3.423.362.0
       3.613.593.533.572.
5     3.733.693.653.643.6
13.583.0     3.7? 3.723,6
63.643.5     3.793.763.70
  3.644.0     3.803.74  3
.664.5     3.78  3.705.0 
      3.72 5.5     3.80 実施例■ 標準寸法の金属Csケーシング(約3.8c+aの高さ
及び約2.2cmの直径を有する円筒形状)中に包まれ
た充電可能な電気化学電池を造ったが、これはリチウム
箔陽極(18x 2.54 x 0.041cm)及び
柔軟性の炭素陰極集電装置(20x 2.54 x 0
.065C++1)の間にガラスIl!維紙電極セパレ
ーターを挟み、そして生じるサンドイッチ構造をロール
に巻くことによって造られた電極バックを含んでいた。
この電池は又1.0モルLiAlC1,及び3.0モル
AIChである、プロピレンカーボネート及び液体二酸
化硫黄の2=8容量混合物中のリチウムテトラクロロア
ルミネート(LiAlC14)及び塩化アルミニウム(
AlCl5)の溶液からなる16.0gの電解液も含有
していた。
陰極集t4装置は85111に%のアセチレンブラック
及び15!l量%のテフロンをステンレス鋼メツシュ支
持体に取り付けることによって製造した。生じる電池を
放電に於ては250mAに於ける500mA時、そして
125w+Aに於ける先細りの充電400+aA時、そ
して残りの63mAに於ける100mA時の一連の充電
/放電サイクルにかけた。電池は2.Ovカットオフ電
圧に対する放電能力が500mA時以下に落ちる前に5
1サイクルを完了した。この累積的な性能は、リチウム
の6.6回の交替、及び二酸化硫黄の7.2回の交替に
対応する。
実施例■ 電気化学電池を実施例■に記載の様に製造したが、但し
 (a)電解液は0.77モルのプロピレンカーボネー
ト、1.0 % ル(7) LiAlCl4、及び3.
1%ルノAlCl3である、プロピレンカーボネート、
リチウムテトラクロロアルミネート(LiAlCl4)
 、及び塩化アルミニウム(AlCl3)の液体二酸化
硫黄中の溶液であり、(b)リチウム箔陽極は20 x
 2.54x O,041cmの寸法を有し、(c)金
属Csケーシングはこれがより大きなガラスの研究用電
池中で直立に置いた後に電解液を充填することが出来る
ように、一端を開放したままにした。生じる電池は、放
電に際して2.5vカツトオフ電圧に対する200mA
に於ける放電能力847sA時を有していた。
実施例X 実施例■に記載されるように、電気化学電池を製造した
が、但し電解液は0.74モルの1.3−ジオキソラン
、1.0モルのLiAlC1a、及び3.0−T: ル
(D A Ic 13である、液体二酸化硫黄中の1.
3−ジオキソラン、リチウムテトラクロロアルミネート
(LiAlCl4)、及び塩化アルミニウム(AlCl
3)の溶液であった。
生じる電池は、放電に際して、2.5vカツトオフ電圧
に対し、200mAに於て、放電能力890mA時を有
していることが分った。
実施例XI 一連の電解液溶液をプロピレンカーボネート及び液体二
酸化硫黄の混合物中に異なる量の塩化アルミニウム(A
lCl5)を溶解し、生じる溶液を各々塩化リチウム(
LiCl)で飽和させることによって製造した。生じる
電解wI溶液中に存在するリチウム塩は、AlCl3及
びLiClのその場での反応によって形成されるリチウ
ムテトラクロロアルミネー) (LiAlC14)であ
ると推定される。これらの電解液溶液の組成は表■に述
べられている。これらの電解液は充電可能なリチウム−
二酸化硫黄電気化学電池中で使用するのに非常に満足な
ものである。
実施例x■ 電気化学電池を実施例■に記載されるように製造したが
、但し、電解液は約3モルのLiAlC1,及び約1モ
ルのAlCl3である2:8のγ−ブチロラクトン及び
液体二酸化硫黄の容量混合物中のリチウムテトラクロロ
アルミネート(LiAlCl4)及び塩化アルミニウム
(AlCl5)の溶液からなっていた。この電解液は(
a)γ−ブチロラクトン及び液体二酸化硫黄の2=8容
量容量物中の4.0モルのAlCl3の溶液を作り、そ
して(b)生じる溶液を塩化リチウム(LiC1)で飽
和させることによって得られた。この電池は2.5vカ
ツトオフ電圧に対して、3.0mA/cm2に於て、放
電能力18.8aA時/c!l12を有していることが
分った。
表■ 電解液組成1 2.41 1.00 17.5  1.96 14.8
 13.3 62.73.14 1.67 17.5 
 1.79 13.5 11.9 56.23.84 
2.62 1?、5  1.66 12.5 10.6
 50.23.91 2.76 1B、1  1.70
 12.3 10.9 49.24、+9 2.92 
17.5  1.57 1t、8 10.0 47.3
4.52 3.64 17.5  1.48 11.1
 9.30 44.05.14 3.98 17.2 
 1.3+  10.0 8.22 39.42.26
 1.60 8.55  0.98616.8 6.5
1 69.63.06 2.58 9.17  0.9
5715.1 6.1?  61.23.58 3.0
8 8.55  0.84214.4 5.33 57
.04.08 3.66 8.85  0.81113
.3 5.06 52.15.0?  4.71 7.
97  ’0.6+611.3 3.78 43.6(
1)この表の略号”PC”はプロピレンカーボネートを
指す。
(2〉溶液リットル当たりのダラム原子で表現したアル
ミニウムの濃度であり、原子吸収スペクトロスコピーに
よって測定した。
(3〉溶液リットル当たりのダラム原子で表現した、リ
チウムの濃度であり、原子吸収スペクトロスコピーによ
って測定した。
(4)プレミックス中のPCとは、電解液が造られるプ
ロピレンカーボネート及び液体二酸化硫黄の初期溶媒混
合物中のプロピレンカーボネートの重量%を指す。
(5)リットル当たりのモルで表された濃度。
出願人 アモコ コーポレーション 代理人 弁理士 佐々井弥太部 (外1名)し:巨:1
.)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液体二酸化硫黄及び約10ないし25の範囲のドナ
    ー番号を有する少なくとも一種の極性有機化合物の混合
    物中の、塩化アルミニウム及び少なくとも一種のリチウ
    ム塩の溶液を含む非水性導電性液体。 2、上記極性有機化合物がプロピレンカーボネート、エ
    チレンカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、1,
    3−ジオキソラン、アセトニトリル、及びγ−ブチロラ
    クトンからなる群から選ばれる特許請求の範囲第1項に
    記載の液体。 3、上記液体二酸化硫黄及び極性有機化合物の混合物が
    約60〜約99重量%の二酸化硫黄を含有している特許
    請求の範囲第1項に記載の液体。 4、上記溶液中のリチウム陽イオン当量に対する塩化ア
    ルミニウムのモル比が、約0.01〜約50の範囲であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の液体。 5、上記溶液中の塩化アルミニウムの濃度が約0.1〜
    約6モルの範囲である特許請求の範囲第1項に記載の液
    体。 6、上記リチウム塩がリチウムテトラクロロアルミネー
    トからなる特許請求の範囲第1項に記載の液体。 7、上記溶液中の塩化アルミニウムに対する二酸化硫黄
    のモル比が約2.0〜約175の範囲である特許請求の
    範囲第1項に記載の液体。 8、(a)リチウムからなる陽極、 (b)陰極、及び (c)液体二酸化硫黄及び約10〜25の範囲のドナー
    番号を有する少なくとも1種の極性の有機化合物の混合
    物中の、塩化アルミニウム及び少なくとも1種のリチウ
    ム塩からなる非水性導電性液体電解液の組合せからなる
    、放電されたときに電気化学的に二酸化硫黄が還元され
    る電気化学電池。 9、上記極性有機化合物がプロピレンカーボネート、エ
    チレンカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、1,
    3−ジオキソラン、アセトニトリル、及びγ−ブチロラ
    クトンからなる群から選ばれる特許請求の範囲第8項に
    記載の電気化学電池。 10、二酸化硫黄の量が極性有機化合物及び二酸化硫黄
    の一緒にした重量に基づいて約60〜99重量%の範囲
    である特許請求の範囲第8項に記載の電気化学電池。 11、上記溶液中のリチウム陽イオンの当量に対する塩
    化アルミニウムのモル比が約0.01〜約50の範囲で
    ある特許請求の範囲第8項に記載の電気化学電池。 12、上記溶液中の塩化アルミニウムの濃度が、約0.
    1〜約6モルの範囲である特許請求の範囲第8項に記載
    の電気化学電池。 13、上記リチウム塩がリチウムテトラクロロアルミネ
    ートからなる特許請求の範囲第8項に記載の電気化学電
    池。 14、上記溶液中の塩化アルミニウムに対する二酸化硫
    黄のモル比が約2.0〜175の範囲内である特許請求
    の範囲第8項に記載の電気化学電池。 15、液体二酸化硫黄と約10〜25の範囲のドナー番
    号を有する少なくとも一種の極性有機化合物との混合物
    中に溶解された、塩化アルミニウム及び少なくとも一種
    のリチウム塩からなる非水性溶液を電気分解することか
    らなり、上記溶液中の塩化アルミニウムに対する二酸化
    硫黄のモル比が少なくとも約1.05であることからな
    るリチウムを電着させる方法。 16、上記溶液中の塩化アルミニウムに対する二酸化硫
    黄のモル比が約2.0〜約175の範囲である特許請求
    の範囲第15項に記載の方法。
JP63055956A 1987-03-09 1988-03-09 リチウム−硫黄ジオキシド電気化学電池の為の電解液 Pending JPS63236276A (ja)

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