JPS6323568Y2 - - Google Patents

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JPS6323568Y2
JPS6323568Y2 JP1982171029U JP17102982U JPS6323568Y2 JP S6323568 Y2 JPS6323568 Y2 JP S6323568Y2 JP 1982171029 U JP1982171029 U JP 1982171029U JP 17102982 U JP17102982 U JP 17102982U JP S6323568 Y2 JPS6323568 Y2 JP S6323568Y2
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JP
Japan
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pipe
hot water
water
opening
flange
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JP1982171029U
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JPS5975548U (ja
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内燃機関の気化器の温水加熱装置に
係り、特に気化器をエンジン冷却水のような温水
で加熱する装置に関する。
内燃機関において気化器のスロツトル弁の直下
はガソリンの気化熱によつて外気温度より10℃〜
20℃低下し露点以下になると、水滴が発生する。
この水滴がスロツトル弁やスローポート附近に付
着し外気温度0℃〜5℃、湿度90%〜100%のよ
うな条件下では早期に水滴が凍結する。部分負荷
あるいは軽負荷運転中にスロツトル弁やスローポ
ート付近に付着した水滴が凍結すると実質的のス
ロツトル弁開口面積が減少し吸入空気が規制され
るため空燃比がリツチ化し、スロツトル弁を戻し
た時に、エンジンストールを起こしたり、走行
中、スパークプラグの燻り等による力不足等の不
円滑運転を招来することとなる。
このような凍結を解消するため気化器のフラン
ジをエンジン冷却水等の温水で加熱して解氷又は
氷着を防止する方法が一部で採用されているが、
この方法として、従来、気化器からインテークマ
ニホルドへ温水を循環させる方法や気化器フラン
ジに入口用及び出口用の2本のパイプを設ける方
法がある。
しかし前者の方法は第1図に示すように気化器
フランジ1にエンジン冷却水取入れ用パイプ2を
挿入し、同フランジ1に設けた通水路3からイン
テークマニホルド4の一部に設けた通水路5を経
て同冷却水排出パイプ6に至る温水循環水路を形
成するが、気化器フランジ1とインテークマニホ
ルド4とはその間にガスケツト7を介在して組立
てるため、気化器の整備時(分解組立時)に前記
冷却水が漏れこれが吸気筒内に侵入することがあ
り、また後者の方法では加工設備等の面で繁雑で
ありコスト高となるという欠点がある。
本考案は、上記のような従来の気化器の温水加
熱装置の問題点を解決するためになされたもので
あつて、その目的とするところは、構造簡単で、
気化器のフランジの加工設備費の低廉な、しかも
気化器の整備作業時にも水漏れのおそれのない内
燃機関の気化器の温水加熱装置を提供することに
ある。
そして本考案はその目的達成のため、内燃機関
の気化器の温水加熱装置において、第1及び第2
の各開口を有する第1の管と、第3及び第4の各
開口を有する第2の管とよりなり、前記第2の管
の第3の開口を、前記第1の管の第2の開口に近
接して配設するとともに、前記第2の管により第
1の管の一部分をおおい第2の管と第1の管との
間に温水通路を形成した2重管部を有し、かつ前
記第1の管の第1の開口と前記第2の管の第4の
開口が前記2重管部より分岐して配設された通水
路を構成し、気化器のフランジ部に、前記通水管
の2重管部を挿入する挿入孔を設け、該通水管を
前記気化器のフランジ部に挿入するとともに、前
記第1の管の第1の開口及び前記第2の管の第4
の開口の一方の開口から温水を供給し、他方の開
口から温水を排出し、温水を循環するようにした
ことを特徴とするものである。
本考案の実施例を図面に従つて以下説明する。
第2図は本考案の第1実施例を示すもので、気化
器フランジ1におけるスローポート8の近くにエ
ンジン冷却水等の温水通水管10の一端を圧入す
るための盲穴9を設ける。
前記温水通水管10は、一端に温水入口11を
有する内管12の下半部を、一端に温水供給口1
3を有する外管14内に挿入して2重管となし、
この内管12と外管14との間に環状の通水路1
5を形成し、さらに前記外管14には、その直角
方向に、一端に温水出口16を有する別の通水管
17の他端を連結して、温水入口11、温水供給
口13及び温水出口16の3個の口を有する一体
構成の通水管とする。なお18は外管14の他端
を閉塞するために内管12の外周に設けた鍔部で
ある。そして上記構成の温水通水管10を気化器
フランジ1に取付けるに当つては前記2重管部を
前記フランジ1の圧入用盲穴9内に埋め込むもの
である。
上記のような構成の本実施例装置において、温
水入口11と温水出口16をそれぞれ適宜の手段
でエンジン冷却水等の温水供給源(図示しない)
に連通させると、ポンプ等によつて圧送される温
水は前記入口11、内壁12、温水供給口13を
経て気化器フランジ1の盲穴9に達し、比処で気
化器フランジ1を加熱し、スロツトル弁19の上
面、及びスローポート8のスロツトル弁19側内
壁の解氷又は氷着の防止が行われる。気化器フラ
ンジ1を加熱した温水は盲穴9の底部で反転し内
管12と外管14との間の環状通水路15を通つ
て通水管17に入りさらにその出口16を経て温
水供給源に戻る。このようにエンジン冷却水等の
温水を循環させて気化器フランジ1を加熱するこ
とができる。なお前記温水の循環は逆方向に行う
ことも可能であり、この場合には温水は通水管1
7、外管14を経て内管12に達し入口11から
温水供給源に戻ることとなる。
本実施例で明らかなように、3個の口11,1
3,16を有する通水管10は一体に構成され前
記3個の口のうち温水供給口13のみを気化器フ
ランジ1に連結するものであるから気化器フラン
ジ側構造も簡単でかつ配管も簡単となる。また気
化器の組立て、取外し等を伴うその整備作業にお
いて温水が漏れてこれが吸気筒内に侵入するおそ
れがないものとなる。
第3図は本考案の第2実施例の温水通水管の構
成を示すもので、本実施例における温水通水管4
0は、温水入口41と温水供給口42をその両端
に有する通水管43に、その外方から一端に温水
出口44を有する別の通水管45の他端を直角に
挿入し、その挿入部分46を通水管43の軸方向
に沿つて直角に曲げかつこの部分を小径に形成し
て2重管壁を構成し、この2重管壁部分に環状の
通水路47を形成したものである。通水管43に
入つた温水は環状通水路47を通つて温水供給口
42に達し、反転して小径の挿入部分46内に入
り通水管45を経て温水出口44より出て行くも
のである。
なお、上記第2実施例のものも、第1実施例の
ものと同様に気化器フランジの加熱効果及び構成
が簡単でありかつ気化器の整備時の漏水をなくす
る効果のあることは勿論である。
本考案は以上のような構成、作用を有するもの
であるから構成が簡単で気化器フランジ部への取
付けに当つては1本の管を取付けることで足りる
ので同フランジの加工設備費が低廉となり製品の
コスト高を阻止し、また温水の循環経路は気化器
フランジ内に限られているため気化器の整備に伴
う取外し作業時においても水漏れがなく、水が吸
気筒内に侵入するおそれのない気化器の温水加熱
装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の気化器の温水加熱装置の縦断面
図、第2図は本考案の第1実施例の一部切欠平面
図、第3図は同上第2実施例における温水通水管
の平断面図である。 1……気化器フランジ、9……圧入用盲穴、1
0,40……温水通水管、11,41……温水入
口、12……内管、13,42……温水供給口、
14……外管、15,47……環状通水路、1
6,44……温水出口、17,45……通水管、
43……通水管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1及び第2の各開口を有する第1の管と、第
    3及び第4の各開口を有する第2の管とよりな
    り、前記第2の管の第3の開口を、前記第1の管
    の第2の開口に近接して配設するとともに、第2
    の管により第1の管の一部分をおおい第2の管と
    第1の管との間に温水通路を形成した2重管部を
    有し、かつ前記第1の管の第1の開口と前記第2
    の管の第4の開口が前記2重管部より分岐して配
    設された通水管を構成し、気化器のフランジ部
    に、前記通水管の2重管部を挿入する挿入孔を設
    け、該通水管を前記気化器のフランジ部に挿入す
    るとともに、前記第1の管の第1の開口及び前記
    第2の管の第4の開口の一方の開口から温水を供
    給し、他方の開口から温水を排出し、温水を循環
    するようにしたことを特徴とする内燃機関の気化
    器の温水加熱装置。
JP17102982U 1982-11-13 1982-11-13 内燃機関の気化器の温水加熱装置 Granted JPS5975548U (ja)

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JP17102982U JPS5975548U (ja) 1982-11-13 1982-11-13 内燃機関の気化器の温水加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPS5975548U JPS5975548U (ja) 1984-05-22
JPS6323568Y2 true JPS6323568Y2 (ja) 1988-06-28

Family

ID=30373194

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JP17102982U Granted JPS5975548U (ja) 1982-11-13 1982-11-13 内燃機関の気化器の温水加熱装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2515370Y2 (ja) * 1987-09-22 1996-10-30 株式会社京浜精機製作所 多連気化器のアイシング防止装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4868920A (ja) * 1971-12-22 1973-09-19
JPS5620051B2 (ja) * 1975-05-12 1981-05-11

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617346U (ja) * 1979-07-18 1981-02-16
JPS5620051U (ja) * 1979-07-20 1981-02-21

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4868920A (ja) * 1971-12-22 1973-09-19
JPS5620051B2 (ja) * 1975-05-12 1981-05-11

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JPS5975548U (ja) 1984-05-22

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