JPS63233416A - ３転ダンプトラックにおけるダンプ方向コントロール用レバー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 本発明は３転ダンプトラックにおいて、荷箱を両側方及
び後方ヘダンプさせる際のダンプ方向選択のためのコン
トロール装置の分野で利用されるものである。

（ｂ）従来の技術 従来の３転ダンストラツクのダンプ方向コントロール装
置は特公昭５８−３９０８６号に′ついて開示されてい
る如く、車体の前後左右に設けたヒンジ部を適宜選択す
ることにより荷箱を両側方及び後方にダ１，７レプさせ
うるようになっており、前記選択方法は運転室内に設り
られたダンプ方向コントロール用レバーの操作にて荷箱
ダンプ方向の回動中心以外のヒンジ部をロック解除する
ことにより行なうようになっている。

（Ｃ）発明が解決しようとする問題点 ところが前記レバーは運転室内に設けられているため、
レバーが長いと運転者や同乗車が運転室内で移動する際
や乗降する際に邪廣になり、またしバーを短くするとレ
バー操作時に屈んだ状態で行なわなければならず作業性
が悪かった。

更に、ダンプ方向コントロール用レバーにあっては荷箱
ダンプ中にレバーが不注意等にて切換わらないようにす
るための安全装置が必要であるため、仝休として大きく
なるという欠点があった。

（ｄ）問題点を解決するための手段 本発明は前記の如き問題点を解決するもので、運転室内
に設けられたレバーの操作にて小体に塔載された荷箱の
前後左右のヒンジ部を選択し、荷箱−と主レバーに沿っ
てスライドしうる補助レバーとにて構成し、前記主レバ
ーの基端を、取付フレームに回動可能に支持された支持
部材に固定し、先部に補助レバーの扱は止め用スライド
規制部材を設け、外側には各ヒンジ部に連接されるプッ
シュプルワイヤを取付け、前記補助レバーには、補助レ
バーを常時縮小方向に付勢するスプリングを設けるとと
もに補助レバー縮小時に取付フレーム側のストッパに係
合してレバーを回動規制させる回動規制部材を設けてな
る３転ダンプトラックにおける方向コントロール用レバ
ー装置に関するも、のである。

（、ｅ）作用 通常時は、補助レバーはスプリングにて縮小され、補助
レバーと一体の回動規制部材が取付フレーム側のストッ
パに係合してレバーの回動、すなわらダンプ方向の切換
えを規制し、荷箱ダンプ中にし７′ バーをスプリングに抗して引張り、回動規制部材をスト
ッパとの係合から解除した後レバーを所定方向に回動さ
せ、ダンプ方向の切換えを行い、その位置で補助レバー
を離°Ｕば補助レバーをスプリングにて縮小し、回動規
制部材がストッパに係合してレバーの回動が規制される
ことになる。

（ｆ）実施例 以下実施例を図面にて説明すると（１）は車体（２）の
前後に運転室（３）と荷箱（４）とを設けた３転ダンプ
トラックで、該トラック（１）の荷箱（４）は前後左右
に設けたヒンジ部（５）・・・にて支持されている。

前記ヒンジ部（５）・・・は、後方ダンプ時には前方左
右一対のヒンジ部（５）（５）がロック解除され、左側
若しくは右側ダンプ時には右側前後一対のヒンジ部（５
）（５）若しくは左側前後一対のヒンジ部（５）（５）
がロック解除され、その状態にて打上装置（図示せず）
により荷箱（４）を押上げ所定の方向にダン−Ｇｊの同
乗者用シート（７）を設け、運転者用シート（６）に対
向してハンドル（８）を、両シート（６）（７）の間に
チェンジレバー（図示せず）をそれぞれ設けである。

（１０）は運転室（３）内に設けたダンプ方向コントロ
ール用レバー装置で、該レバー装置（１０）はヒンジ部
（５）・・・の任意の位置をロック解除できるようにな
っている。

前記レバー装置（１０）は第１図の如く運転者用シート
（６）の乗降側側方に配置され、第２図の如く運転者用
シート（６）の側面面積内にて床面（１１）に取付けで
ある。

以下レバー装置を第２図乃至第５図にて説明する　　　
゛と、まず床面（１１）上に取付フレーム（９）を固定
し、その取付フレーム（９）には左右方向に延びた支持
軸（１２）を固定し、支持軸（１２）上に短管状の支持
部材（１３）が回転可能に設けられている。

前記支持部材（１３）には前後回動さＵうるレバー（１
４）が固定され、前記レバー（１４）は主レバー（１５
）と前記主レバー（１５）の基端は支持部材（１３）に
固定され、先部には補助レバー（１６）の抜け止め用の
スライド規制部材（１７）が取付けられている。

前記補助レバー（１６）は支持部材（１３）に設けられ
たスプリング（１８）にて常時縮小方向に付勢されてい
る。

前記補助レバー（１６）の基部には側方に突出した回動
規制部材（１９）を固定し、当該回動規制部材（１９）
は補助レバー（１６）縮小時に取付フレーム（９）に固
定された前後一対のストッパ（２０）　（２０）に係合
し、レバー（１４）の前後回動を規制するようになって
いる。

また前記回動規制部材（１９）は補助レバー（１６）最
伸長時にスライド規制部材（１７）に当接させ、補助レ
バー（１６）の扱は止めをさせるようになっている。

前記主レバー（１５）の外面にはブラケット（２１）を
介してプッシュプルワイヤ（２２）を取付けてあり、こ
のプッシュプルワイヤ（２２）は各ヒンジ部（５）・・
・に連接されている。

本発明は前記の如き構成で次に作用について説明すると
、まず走行時にはハンドル（８）を操作しながら左手に
てチェンジレバーを必要なときに操作する。

次に荷箱をダンプさせる場合には事前にレバー装置（１
０）にてダンプ方向を選択しておく。

すなわら左側方にダンプさせる場合には第６図実線位置
より補助レバー（１６）をスプリング力に抗して回動規
制部材（１９）がスライド規制部材（１７）に当接する
まで引っ張り、回動規制部材（１９）がストッパ（２０
）　（２０）との係合解除された後、一点鎖線位置まで
回動（反時計方向）さＵ、その位置で補助レバー（１６
）を離す。

これによりプッシュプルワイヤ（２３）を介して右側の
ヒンジ部（５）（５）がロック解除されるとともに左側
のヒンジ部（５）（５）がロックされ、それとともに補
助レバー（１６）が縮小して回動規制部材（１９）がス
トッパ（２０）に係合しレバー（１４）の時計方向への
回る。

尚、レバー（１４）が第６図実線位置では前方のヒンジ
部（５）（５）がロック解除されて後方へのダンプを可
能とし、また二点鎖線位置では左側のヒンジ部（５）（
５）がロック解除されて右側方向へのダンプを可能とす
るものである。

このようにして荷箱（４）のダンプ方向を選択した後、
適宜操作にて荷箱（４）をダンプさせる。

（ｇ）発明の効果 以上の如く本発明はプッシュプルワイヤを介して各ヒン
ジ部のロック若しくはロック解除を選択するレバーを主
レバーと補助レバーとにて構成し、前記主レバーを回動
可能に設けるとともに補助レバーを主レバーに沿ってス
ライド可能とし、常時補助レバーを縮小方向に付勢し、
一方補助レバー縮小時に補助レバー側の回動規制部材を
取付フレーム側のストッパに係合させてレバーの回動を
規制させるようにしたので、不使用時には全体をコずか
な労力にて行なうことができ作業の効率化を図ることが
できる。

また補助レバーを離すだけでレバーの回動規制が自動的
に行なわれるので、荷箱ダンプ中の安全が確実に確保さ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はダンプトラックの全体図、第２図はレバー装置
の全体図、第３図は第２図のＡ−Ａ図、第４図は第３図
のＢ−Ｂ断面図、第５図は第３図のＣ−Ｃ断面図、第６
図は第３図のＤ−Ｄ図である。 （３）は運転室、（４）は荷箱、（５）はヒンジ部、（
９）は取付フレーム、（１０）はレバー装置、（１３）
は支持部材、（１４）はレバー、（１５）は主レバー、
（１６）は補助レバー、（１７）はスライド規制部材、
（１８）はスプリング、（１９）は回動規制部材、（２
０）はストッパ。 出願人　　　極東開発工業株式会社 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 運転室内に設けられたレバーの操作にて車体に塔載され
   た荷箱の前後左右のヒンジ部を選択し、荷箱を側方若し
   くは後方に傾動させうるようにした３転ダンプトラック
   において、前記レバーは主レバーと主レバーに沿ってス
   ライドしうる補助レバーとにて構成し、前記主レバーの
   基端を、取付フレームに回動可能に支持された支持部材
   に固定し、先部に補助レバーの抜け止め用スライド規制
   部材を設け、外側には各ヒンジ部に連接されるプッシュ
   プルワイヤを取付け、前記補助レバーには、補助レバー
   を常時縮小方向に付勢するスプリングを設けるとともに
   補助レバー縮小時に取付フレーム側のストッパに係合し
   てレバーを回動規制させる回動規制部材を設けてなる３
   転ダンプトラックにおける方向コントロール用レバー装
   置。