JPS63232322A - 位置合せ方法 - Google Patents

位置合せ方法

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JPS63232322A
JPS63232322A JP62064328A JP6432887A JPS63232322A JP S63232322 A JPS63232322 A JP S63232322A JP 62064328 A JP62064328 A JP 62064328A JP 6432887 A JP6432887 A JP 6432887A JP S63232322 A JPS63232322 A JP S63232322A
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shots
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Fumiyoshi Hamazaki
浜崎 文栄
Hajime Igarashi
一 五十嵐
Akiya Nakai
中井 晶也
Naoki Ayada
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7003Alignment type or strategy, e.g. leveling, global alignment

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は位置合せ方法に関し、例えば半導体製造装置で
ある露光装置においてマスクやレチクル等の原板と半導
体ウェハ等の基板を精度良く位置合せ(アライメント)
する方法に関する。
[従来技術] 近年、rcやしSI等の半導体集積回路の微細化、高集
積化に伴い半導体露光装置も増々高機能化が図られてい
る。特に現在では、位置合せすべき原板と基板とをサブ
ミクロンのオーダで重ね合せることが要求されている。
このような半導体製造に用いられる露光装置としてステ
ッパと呼ばれる装置が知られている。このステッパは、
基板例えば半導体ウェハを投影レンズ下でステップ移動
させながら、原板例えばレチクル上に形成されているパ
ターン像を投影レンズで縮小して1枚のウェハ上の複数
箇所に順次露光して行くものである。
そして、ステッパにおけるレチクルとクエへとの1つの
アライメント方式として投影レンズを介して、レチクル
とウェハとの位置合せを行なうTT L (Throu
gh The Lens)方式がある。ざらに、TTL
方式の位置合せには■各ショット毎に位置合せを行なう
ダイ・パイ・ダイアライメント方式と、■適当な数の測
定点における結果に基づいて位置合せを行ない、その後
ショット配列に従ってウェハをステップさせて露光等を
行なうグローバルアライメントとがある。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、一般にTTLダイ・パイ・ダイ方式はクエへ
の各シ゛ヨツト毎に位置合せを行なうため、重ね合せ精
度は高くなるが1枚のクエへの処理時間は長くなり全体
としてスルーブツトが低下する。一方、TTLグローバ
ルアライメントは、1枚のウェハの処理時間は短縮され
るが、各ショットにお゛ける重ね合せ精度が悪いという
問題点があった。
本発明は、上述の従来形における問題点に鑑み、極めて
高いアライメント精度と高生産性(高速)を備えた位置
合せ方法を提供することを目的とする。
c問題点を解決するための手段および作用]上記の目的
を達成するため、本発明に係る位置合せ方法は、まず基
板上の所定の領域における原板と基板との位置ずれ量を
投影光学系を介したTTLにて計測し、その計測結果に
基づいて上記基板のθ方向の位置合せを行ない、その後
同様に基板上の所定の領域においてTTLにて原板と基
板との位置ずれ量を計測し、その計測結果に基づいて補
正格子情報を作成して記憶し、さらに上記各領域におい
てXY方向の位置ずれ量をTTL方式により計測し、そ
の計測結果および補正格子情報に基づいて基板上の各領
域における原板と基板との位置合せを行なうこととして
いる。
TTL方式による位置ずれ量の計測とは、投影光学系を
透過してくる基板上のマークの反射または回折光を観測
することによる計測のことである。また、補正格子情報
とは、基板上に配列された各領域の位置を示す座標等か
らなる情報である。特に座標情報でなくとも良く、例え
ばある領域から次の領域への基板のステップ移動量等で
表わしても良い。
上記のようにすれば、θ方向の位置合せがなされた後、
いわゆるダイ・パイ・ダイアライメントが行なわれ、ま
た補正格子が作成されているので異常値が検出された場
合も一定の精度を保証したアライメントが行なわれ、よ
り精度の高い位置合せが可能となる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る位置合せ方法を適用
した半導体露光装置の概略構成図である。
同図において、STはウェハをX、Y方向へ移励させる
XYステージ、XM、YMはステージSTをそれぞれX
、Y方向に駆動する駆動モータ、WSはクエへをθ方向
に回転させるθステージ、WFはウェハ、OAはプリア
ライメントマークを検出し大まかに位置合せを行なうた
めのオフアクシス顕微鏡である。また、LNは焼付投影
レンズ、R3はレチクルをX、Y、θ方向に移動させる
レチクルステージ、RTはレチクル、PTはレチクルR
Tに描かれた回路パターン、Llは焼付用照明装置であ
る。LTはレーザチューブ、PMはポリゴンミラー、M
はポリゴンミラーを回転させる千−タ、Plはレーザビ
ームの光路を分割するプリズム、P2.P3はミラー、
BSI、BS2はビームスプリッタ、Ll、L2は対物
レンズ、MR,MLはミラー、DR,DLは光電ディテ
クタ、CBはCPU (中央演算装置)やメモリ等から
なる制御回路を備えたコントロールボックス、CONは
種々のパラメータ等を入力できるコンソールである。
同図において、レーザチューブLTから出たレーザビー
ムは、モータMによって回転されるボリボンミラーPM
を経て、プリズムP1によって左視野系と右視野系に分
割される。分割されたレーザビームは、ビームスプリッ
タBSI、BS2、対物レンズLl、L2、ミラーMR
,MLを経て、それぞれレチクル上のアライメントマー
クおよびウェハ上のアライメントマーク上をスキャンす
る。各マークからの反射光はもときた光路を戻り、ビー
ムスプリッタBSI、BS2を透過して、光電ディテク
タDR,DLに入る。光電ディテクタDR,DLはこの
入射光を光電変換し電気信号として出力する。この出力
は、コントロールボックスCBに入力し2値化されて、
この2値化信号より各マークの相対位置(第2図(d)
の11〜λ5)が算出される。以上よりレチクルRTと
ウェハWFとのずれ量を求めることができる。
第2図(a)はクエへに付されたアライメントマークW
1第2図(b)はレチクルに付されたアライメントマー
クM、第2図(C)は位置合せが完了した状態を示す図
である。第2図(d)は、レチクル上のアライメントマ
ークMとウェハ上のアライメントマークWをレーザビー
ムして走査している様子を示す図である。第3図は、ウ
ェハ上の各露光領域S(ショット領域)のアライメント
マークの配置を示す図である。各ショット領域毎にアラ
イメントマークW1とW2が配置されている。
本実施例では、′s2図(d)のように(具体的には、
上記第1図で説明したように)レーザビームLでアライ
メントマークW、Mを走査して、各マーク間の相対圧1
1JZ、〜℃、を求め、(ft−ft2)+ (λ4−
JZs)Δ X 瓢−一−−−−−−−−−−−−−−
−−−一−−−−−−−−−−ユY−−(J2+−ft
2)+ (j24−ft5)を求める。
このΔXおよびΔYを、ショット領域の両側に付された
アライメントマーク(第3図)の各々について求める。
そして、例えば、あるショット1の左側マーク計測によ
りΔXIL+ ΔYILが得られ、右側マーク計測によ
りΔXIR+ ΔY1RLが得られたとすれば、そのシ
ョットのX、Y、θ方向のずれ量は、例えば以下のよう
に求めることができる。
ただし、Lは左右のマーク間の距離を示す。θ方向ずれ
量は、いわゆるチップローティジョンである。
本実施例では、幾つかの所定のショットを自動あるいは
ユーザ指定により予め定めておき、そのショット領域に
おけるチップローティジョンを求めてその平均を取り、
ショット領域におけるθ補正を行なっている。また、所
定のショットのセンター位置を上記のY方向ずれ量の式
で求め、左右の別ショットにおけるセンター位置の差を
求めて、これよりウェハローティジョンを求めている。
第4図は、ウェハ上のショットレイアウトを示す図であ
る。
次に、第5図のフローチャートを参照して、本実施例の
装置の動作を詳しく説明する。
まず、処理の概要を説明する。
くステップ1.2〉 ウニ八セットおよびテレビプリアライメントである。
〈ステップ3〜9〉 ウェハ上の所定のショット領域においてずれ量を計測し
、その計測結果からθ方向ずれ量を算出しθ駆動して回
転成分を補正する。さらに、再度0の計測を行ないθ補
正が適正であったことを確認する。このステップ3〜9
によりウェハのθ方向の位置が保証される。
くステップ10〜19〉 ウェハ上の所定のショット領域においてずれ量を計測し
、その結果に基づいて補正格子、すなわち各ショット領
域の位置を示す座標等からなる情報を作成する。補正格
子を作成して記憶しておけば、この補正格子点で位置合
せすることにより所定の精度の位置合せが保証される。
なお、レジストを塗付したクエへを位置合せし焼付ける
と焼けた結果が放射状、渦状あるいはランダムにずれて
いることがある。レジストを塗付していないウェハでは
このようなミスアライメントは発生しないので、レジス
トの塗り等が原因と思われる。本実施例では、これに対
処するため、予めコンソールからオフセット入力を行な
い補正格子を作成する際上記オフセット量を加えて補正
格子を算出する。従って、位置合せの際オフセット分が
上乗せされてステージが駆動される。これにより上述し
たような不可避的なミスアライメントのうち規則性のあ
るものは防止することができる。
次に、本実施例の装置の動作を詳細に説明する。
まず、ステップ1でウェハWFがクエハステージWS上
に載置される0次に、ステップ2でオフアクシス顕微鏡
OAによりテレビプリアライメントを行なう。これによ
り大まかなウェハWFの位置合せがなされる。
次のステップ3からステップ9までは位置ずれ計測のう
ちθ補正を行なうループである。まず、ステップ3で第
4図の1シヨツト(黒塗りで示したショット)について
TTLにてずれ量計測を行なう。この計測は上記第2図
および第3図にて説明したように行なう。また、計測シ
ョットの位置は後述するような所定のルールで自動選択
されるが、コンソールCONより指示することにより変
更することもできる。
次に、ステップ4で上記の計測が良好であったか否かを
判別し、不良の場合はステップ4aでXYステージを隣
接ショットヘステップし再度ステップ3へ戻ってそのシ
ョットにてずれ量計測を行なう、計測不良の場合の隣接
ショットの選択は所定のルールで自動選択される。また
、ここでは隣接ショットへのステップは2シヨツトまで
に制限している。
ステップ4で計測が良好であれば、ステップ5へ進み立
ショットのすべてについて計測が終了したかどうかを判
別し、未だ終了していな番すればステップ5aで次に計
測すべきショットへステップし、再びステップ3へ戻り
計測を行なう、なお、1の数は予めコンソールから選択
しておく。ただし、後述するmショットから選ぶものと
し、1≦mとする。
ステップ5ですべてのλショットについての計測が終了
したと判別した場合は、ステップ6に進み異常ショット
があるかどうか判別する。ここでは、ピッチエラー、チ
ップローテーションにつ・き、それらの最大偏差が所定
値より大きい場合は異常値としている。異常の場合は異
常値をリジェクトし、ステップ6aで隣接ショットヘス
テップし、再度ステップ3から計測を行なう。隣接ショ
ットの選択はステップ4aと同様2シヨツトまでの自動
選択としている。ステップ6で異常がない場合は、ステ
ップ7で有効ショツト数が最小のショツト数以上かどう
か判別する。最小ショツト数は計測ショットlの数に対
応して例えば以下のように設定されている。
もし、有効ショツト数がこの最小値より小さい場合はス
テップ7aへ進む。ステップ7aでは自動計測のモード
かどうか判別し、もしそうであれば再びステップ3に戻
って再計測を行なう。すなわち、異常値リジェクトが異
常に多い場合に自動的に再計測を行なう、再計測モード
でない場合は、ステップ7bに進みエラーとなる。エラ
ーの場合は装置を一時ストップさせた後、継続、リロー
ドまたはりトライのいずれの動作をするかをコンソール
を通じてオペレータに間合せ、指示に従って処理する。
次に、ステップ8でチップローテーション、ウェハロー
テーションおよびX、Y方向のシフト量等を計測し、さ
らに異常値をリジェクトする。この異常値リジェクトは
、残存ずれ量r/σが所定値より大きい場合にリジェク
トするものである。
この異常値リジェクトの数が所定の値より大きい場合は
、ステップ7aへ分岐し前記の処理を行なう。
次に、ステップ9でウェハローテーションおよびチップ
ローテーションの量が所定のトレランス内かどうか判別
する。もし、トレランス内でない場合は、ステップ9a
でレチクルθステージ(以下、レチクルθ/Sという)
、ウニへ〇ステージ(以下、ウェハθ/Sという)およ
びXYステージ(シフト用)を補正駆動した後、Lショ
ット再計測のためステップ3へ戻る。なお、ここで再計
測は2回までとしているので、ステップ9における判定
は3回行なうこととなる。また、再計測においてはステ
ップ3〜9のループの処理を繰返しているから、第3回
目の再計測ではトレランス値を若干大きくし判別の条件
を緩やかにしている。
このトレランス値はユーザ入力により変更が可能である
ステップ9でトレランス内であった場合は、ステップ1
0〜ステツプ18の位置ずれ計測のθXY補正ループに
進む。このθXY補正ループにおいては、ウェハのθ補
正、倍率補正およびシフト補正をXYステージを駆動す
ることにより行なう。また補正格子を作成するための各
種計測値を得る。
まず、ステップlOで第4図のmショットについてTT
Lにてずれ量計測を行なう、この計測は上述した1シヨ
ツトと同様に行なう、また、計測ショットの位置は2シ
ヨツトと同様自動選択されるが、コンソールCONより
指示することにより変更することもできる。
次に、ステップ11で上記の計測が良好であったか否か
を判別し、不良の場合はステップllaでXYステージ
を隣接ショットへステップし、再度ステップ10へ戻っ
てそのショットにてずれ量計測を行なう、計測不良の場
合の隣接シミツトの選択は所定のルールで自動選択され
る。また、ここでは隣接ショットへのステップは2シヨ
ツトまでに制限している。
ステップ11で計測が良好であれば、ステップ12へ進
みmショットのすべてについて計測が終了したかどうか
を判別し、未だ終了していなければステップ12aで次
に計測すべきショットへステップし、再びステップ10
へ戻り計測を行なう。なお、mの数は予めコンソールか
ら選択しておく。例えばmの値は、 m=2.4,6,8,12.16 等から選択する。なお、前述したLショットはmショッ
トのうちから選んだものをθ補正ループに使用するもの
である。従って、ステップ3〜9で1シヨツトによるθ
補正ループを行なった後、最初にステップ10の計測を
行なうときは、mショットのうちから旦ショットを除い
た分(第4図の口のみ)を計測することとなる。2回目
のループからはmショットすべて(第4図の■およびc
ill)が計測の対象である。
シーケンスの説明に戻って、ステップ12ですべてのm
ショット(1回目ループではλショット除いた分)につ
いての計測が終了したと判別した場合は、ステップ13
に進み異常ショットがあるかどうか判別する。ここでは
、ステップ6と同様のチェックをし、異常の場合はステ
ップ13aで隣接ショットヘステップし、再度ステップ
10から計測を行なう、隣接ショットの選択はステップ
4a、6aと同様である。ステップ13で異常がない場
合は、ステップ14で有効ショツト数が最小のショツト
数以上かどうか判別する。最小ショツト数は計測ショツ
ト数mに対応してショット1の場合と同様所定の値が定
められている。もし、有効ショツト数がこの最小値より
小さい場合は、ステップ14aでエラーとし、ステップ
7bと同様の処理を行なう。
次に、ステップ14で有効ショツト数が最小ショツト数
以上であれば、ステップ15でチップローテーション、
ウェハローテーション、X、Y方向のシフト量および倍
率を計算し、さらに異常値をリジェクトする。この異常
値リジェクトは、残存ずれi r / aが所定値より
大きい場合にリジェクトするものである。なお、ステッ
プ14および15で異常値リジェクトが異常に多い場合
は、ステップ7aと同様にし自動再計測することとして
もよい。
この場合ステップIGへ戻ることとなる。
次に、ステップ16で各成分が指定レンジ内であるかど
うかを判別する。すなわちチップローテーション、ウェ
ハローテーション、倍率および配列について、各成分が
ユーザ設定値より大であるか否かを判別する。もし、大
である場合はエラー発生としてステップ16aで動作ス
トップする。この際の処理はステップ7bと同様である
ステップ16で各成分が指定レンジ内である場合は、ス
テップ17で補正駆動の要/不要をコンソールより選択
させる。補正駆動を行なう場合は、ステップ18でロー
テーション(ウェハ〇)、シフト(XY)および倍率が
トレランス内か否かを判別する。このトレランス値はコ
ンソールより入力する。再計測は2回までとする。従っ
て、ステップ18の判定は3回までである。ステップ1
8でトレランス外であったときは、ステップ18aでX
Yステージを補正駆動し、再びステップ10へ戻って計
測を行なう。
また、もしステップ18でトレランス内であれば、ステ
ップ19で補正格子を作成する。ステップ17で補正駆
動の確認が不要である場合にも、ステップ19へ分岐し
、すぐに補正格子を作成する。
その後、ステップ20からの露光シーケンスを実行する
。まず、ステップ20でグローバルアライメントまたは
ダイ・パイ・ダイアライメントの選択をさせる。この選
択はコンソールからの入力により行なう。
グローバルアライメントの場合はステップ21でXYス
テージを第1シヨツト領域を露光すべくステップ移動さ
せ、ステップ22でフォーカス合せおよび露光を行ない
、ステップ23で最終ショットか否か判別する。最終シ
ョットでない場合はステップ23aで次のショットヘス
テップし、ステップ22へ戻ってフォーカス合せおよび
露光を行なう。これを繰返し行ない、最終ショットとな
ったらステップ31でウェハ・リロードし、次ウェハの
処理へと進む。
一方、ダイ・パイ・ダイアライメントの場合はステップ
24でXYステージを第1シヨツト領域を露光すべくス
テップ移動させ、ステップ25でそのショットについて
TTLでずれ量計測を行なう。
次に、ステップ26でずれ量がリミット内かどうか判別
する。リミット値は予めコンソールCONより入力して
おく。このリミット値を越える場合はステップ30でレ
チクルセンタリングをし、ステップz8へ進み補正格子
点にてフォーカス合せおよび露光を行なう。リミット内
ならば、ステップ27でずれ量がトレランス内かどうか
判別する。
ステップ27でトレランス外のときはステップ27aで
レチクルXYステージを駆動し、ステップ25へ戻る。
一方、ステップ27でトレランス内のときは、ステップ
28でフォーカス合せおよび露光を行なう。露光の後は
、ステップ29で最終ショットか否か判別し最終ショッ
トでない場合はステップ29aで次のショットへステッ
プし、ステップ25へ戻る。最終ショットの露光が終了
したらステップ31でウニハリロードし、次のウェハの
処理へと進む。
上述のようなグローバルアライメントによれば、各ショ
ット領域へのステップ移動は、予めθ補正ループにより
チップθおよびウェハθが補正され、また幾つかのショ
ット領域における計測結果に基づいて補正格子を作成し
て当該データに従って位置合せが行なわれるので、常に
一定の精度が保証される。さらに、予め記憶しである補
正格子のデータに従ってステージを移動していくので高
速で装置のスルーブツトが高い。
また、上述のようなダイ・パイ・ダイアライメントによ
れば、θ補正を行なって補正格子を作成した後にダイ・
パイ・ダイアライメントを行なっている。従って、θ方
向については既に位置合せがなされているので見る必要
がなくXY方向のみアライメントすればよいので、通常
のダイ・パイ・ダイアライメントよりも高速に位置合せ
が行なえる。また、補正格子が作成されているので、通
常のダイ・パイ・ダイアライメントより位置合せ時の移
動量が少なく、また異常値が検出された場合は補正格子
に従って位置合せすることにより一定の精度が保証され
る。
なお、本実施例では、ウェハ〇のみならずチップθにつ
いても計測して平均化し位置合せしている。これは、特
にアライメントマークがオフセンターすなわちチップの
中心とマークとを結ぶ直線がXまたはY方向に平行とな
るような位置に付されていない場合に効果がある。すな
わち、チップの中心を外れまたは1カ所のマークで計測
した場合は、計測結果に基づいて算出したチップの中心
位置がずれることがあり、この誤差がウェハ〇の補正値
に影響し、結果として補正格子の精度が悪くなるためで
ある。
また、本実施例では、オフアクシスでなくTTL方式で
所定のショット領域の計測を行なっているで、オフアク
シスのようにXYステージの走り方向とオファクシスニ
眼顕微鏡の誤差が補正格子の誤差となるようなことがな
い。
グローバルアライメントとダイ・パイ・ダイアライメン
トとの切換は自動的に行なうこともできるし、手動で指
定することもできる。自動で行なう場合は、例えば計測
異常でリジェクトしたショットの数で判別したり、計測
値のばらつき(偏差)で判別する。異常ショットや偏差
が多い場合はグローバルアライメントで平均的な位置合
せなし、少ない場合はダイ・パイ・ダイでより精度の良
い位置合せを行なうのが良い。
本実施例では、θ補正を行なった後、再び初めに戻って
1シヨツトの再計測を行なっている。このような補正確
認を行なうことにより、より高精度のθ補正を行なうこ
とができ、後の計測が良好に処理される。
また、精度を上げるため、計測値の異常値リジェクトは
種々の方式が考えられる。例えば、所定の絶対値と比較
したり、計測データ値の分散(例えば、3σ)で判別し
たり、これらを組合せて判別したりするのが良い、また
、異常値リジェクトが異常に多い場合は、自動再計測す
るのも良い。
本実施例においては、ウェハθはウェハθ/Sで、チッ
プθはレチクルθ/Sで補正している。
従って、高精度のθ位置合せが可能である。
次に、サンプルショットであるmショットの選択の基本
アルゴリズムについて説明する。
まず、ショットnのインデックスInd (n)を、シ
ョットnから上下左右に最外周までショツト数を数えて
いったときその4つの中で最小の数のことと定義する。
例えば第6図(a)ではInd(n)・1である。
インデックスがkであるショットの集合をI。
と書く。またI、の要素の数がaコのとき、Ik=aと
書く。第6図(b)で◎は11のすべての要素であり、
I、=18である。なお、最外周ショットのインデック
スは0である。
また、以下のように定義する。
(1)与えられたショット配列はIo、It。
■2.・・・・・・+Ikまでのインデックスから成る
とする。
(2)Tはショット総数とし、T−I0+1.+・・・
・・・+I、とする。
(3)Sはグローバルアライメントまたはダイ・パイ・
ダイアライメントで選択するサンプルショツト数とする
(4)Pnは、ショット配列の中心(ショット中心とは
限らない)からショットnにのびるベクトルをPI、’
とするとき なお、P n′=(Xn 、yn )のときとなる。
(5)e+は、360@をS等分したときにショット配
列の中心から各方向にのびる単位ベクトルi=1.2.
・・・・・・、S のこととする。
次に、計測を行なうサンプルショットmの一般的な選択
規則につき説明する。
■ まず工、に着目する 11≧Sならば360°をS等分してel+ el・・
・・・・e=を作る。
次に、各eI (l=l+1〜S)に対して内積eIP
」 (lxl〜s、jxll )をとり、最大値を与え
るjをサンプルショットとする。
■ 内積の計算は反時計周りに行なっていき、あるel
に対して同じ内積を与える複数のショットがあった場合
には、最も反時計側のショットをサンプルショットとす
る。
■ 複数のe11c対して同一のPnが選択された場合
には、一番最初に計算したeI (すなわち一番時計側
の6+)に対するサンプルショットのみを採用し、他の
eIに対するサンプルショットは保留として、そのまま
内積計算を続ける。これは2重選択を防ぐためである。
■ I r < Sならば1.はすべてサンプルショッ
トとし、残りの5−11個はI2から選択する。すなわ
ち、SをI、−3に、■、をI2に置換えてのからの処
理を行なう。
■ 以上の計算をI、→I2→Io→I3→・・・・・
・Ikまで行なう。
ただし、ショット配列の中心からショット中心までの距
離が20m+++以下であるようなショットは除外する
■ 片目シミツトの数と要素が4個以下のインデックス
集合の要素の和をT′ とする。
T−T’ <Sなら、Sが多すぎるのでエラーとして処
理を止める。
次に、グローバルアライメントにおけるサンプルショッ
トmの選択につきより具体的に説明する。
すなわち、サンプルショットを以下の条件下で選択する
■ 異常なオフセットチェック値を回避するため最外周
は除外する。最外周は計測精度が悪いためである。なお
、オフセットチェック値とはサンプルショットの計測値
に基づいて算出した各ショットのX、Y、θ方向のずれ
量のことである。
■ 並進(XY方向)成分(SX、Sy)。
回転(θ方向)成分(e、、e、)。
伸縮率(β8.βy) のそれぞれの精度(分散)がほぼ等しくなるようにする
V(S、)〜v(sy) v (ex )師V (ey ) ■(β8)〜V(βy) ■ ■の条件で全体の分散ができるだけ小さくなるよう
にする。すなわち、 W=V (S) +V (θ)+V(β)が最小となる
ようにする。
■、■の条件より、i番目のショット座標を(X+ 、
  3’l )とすると、 ΣxI=コ昭=ΣV+=ΣX+y+−0Σx 、 2 
;ΣyI2 となるようにすれば良いこととなる。従って、なるべく
原点より離れたシミツトのうちから原点に対して対称で
、かつ90°回転させても形が保存するような配列を選
べばよい。
これより計測ショットはクエへの中心領域を除き、中心
に対して点対称のショット領域を選択するのが良いこと
が分る。点対称であれば中心位置は精度良く算出できる
からである。
■ ステージ精度およびオフセットチェック値の相互相
関を考慮し、なるべく空間的にばらついたショット配列
にする。
■ 計測不良ショットまたは異常ショットがあっても、
精度劣化が著しくないものにする。
以上のような条件でサンプルショットを自動選択するこ
とにより、平均化されたずれ置針測値が得られ、上述し
た第5図ステップ3〜9のθ補正における精度およびス
テップ10〜19において作成される補正格子の精度が
保証される。また、すべて自動的に選択されるのでスル
ープットを低下させることがない。さらに、あるショッ
トにおける計測が異常であったため代替ショットで再計
測する場合も、上記と同様に自動選択させることができ
便宜である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、まず基板上の所
定の領域においてTTLにて基板θ方向の位置合せを行
ない、その後基板上の所定の領域においてTTLにて位
置ずれ量を計測し、その計測結果に基づいて補正格子情
報を作成し、さらに各領域においてXY方向の位置ずれ
量をTTLにて計測し、その計測結果および補正格子情
報に基づいて基板上の各領域における原板と基板との位
置合せを行なフているので、極めて高いアライメント精
度と高生産性(高速)で位置合せをすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る位置合せ方法を適用
した半導体露光装置の概略構成図、第2図は、アライメ
ントマークおよびアライメントマークをレーザビームで
走査している様子等を示す図、 第3図は、ウェハ上の各露光領域のアライメントマーク
の配置を示す図、 第4図は、ウェハ上のショットレイアウトを示す図、 第5図は、上記実施例の装置の動作説明のためのフロー
チャート、 第6図は、サンプルショットの選択のアルゴリズムの説
明のための模式図である。 ST:ステージ、XM、YM:lit動モータ、WS:
θステージ、WF:ウェハ、 oA:オフアクシス顕微鏡、 LN:焼付投影レンズ、 RSニレチクルステージ、RTニレチクル、PT:回路
パターン、LI:焼付用照明装置、LT:レーザチュー
ブ、 PMコボリゴンミラー、M:モータ、 P1ニブリズム、 BSl、BS2:ビームスプリッタ、 DR,DL:光電ディテクタ、 CB:コントロールボックス、 CON :コンソール。 特許出願人   キャノン株式会社 代理人 弁理士   伊 東 辰 維 代理人 弁理士   伊 東 哲 色 消 Iv!J ’”)/   XM 第2[ W+ 第3図 列(カラへ) !2345678 第4図 第 61!f 手続補正書(自発) 昭和62年6月23日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原板上に描かれたパターンを基板上に配列された複
    数の領域に投影光学系を介して順次投影するに先立ち、 該投影光学系を介したTTL方式により、上記基板上の
    所定の領域における上記原板と基板との位置ずれ量を求
    める第1の計測を行ない、 該第1の計測結果に基づいて上記基板のθ方向の位置合
    せを行ない、 その後、上記基板上の所定の領域においてTTL方式に
    より上記原板と基板との位置ずれ量を求める第2の計測
    を行ない、 該第2の計測結果に基づいて補正格子情報を作成して記
    憶し、 さらに上記各領域において上記原板と基板とのXY方向
    の位置ずれ量をTTL方式により計測し、 該計測結果および上記補正格子情報に基づいて上記原板
    と基板との上記各領域における位置合せを行なうことを
    特徴とする位置合せ方法。
JP62064328A 1987-03-20 1987-03-20 位置合せ方法 Granted JPS63232322A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6144429A (ja) * 1984-08-09 1986-03-04 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 位置合わせ方法、及び位置合せ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6144429A (ja) * 1984-08-09 1986-03-04 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 位置合わせ方法、及び位置合せ装置

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