JPS6323127Y2 - - Google Patents

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JPS6323127Y2
JPS6323127Y2 JP10624283U JP10624283U JPS6323127Y2 JP S6323127 Y2 JPS6323127 Y2 JP S6323127Y2 JP 10624283 U JP10624283 U JP 10624283U JP 10624283 U JP10624283 U JP 10624283U JP S6323127 Y2 JPS6323127 Y2 JP S6323127Y2
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JP
Japan
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kneading
extruder
screw
section
polymers
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JP10624283U
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JPS6014911U (ja
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、2種以上のポリマーを混練して、均
質な混練物を得るための新しい連続混練機の提供
に関する。
周知のように、各種合成樹脂材の成形加工に当
つては、先ず必要なポリマーと添加剤等を均一に
混練溶融させる事が必要であり、また単一のポリ
マーのみならず、複数のポリマーを用いるのが一
般的である。かかる複数のポリマーを同時に混練
し、均質な混練物を得るための混練機としては、
以下のような各方式が既知である。即ち複数のス
クリユ押出機を用い、重合した溶融状の主材料を
押出す主押出機の途中から、副材料を副押出機を
用いて注入し、主押出機内で両材料を混練するサ
テライト押出方式、あるいは戻し翼、送り翼等の
混練翼を用いた連続混練部を有する2軸連続混練
機、スクリユ軸先端に混練部を形成した混練押出
機を用い、これら混練機、押出機における材料供
給用のホツパより、複数のポリマーを同時に供給
し、混練部における高い混練機能によつて各材料
を混練する方式、更にはスクリユ軸先端に回転軸
とこれを囲むシリンダーによる剪断部を設けた剪
断押出機の材料供給部に、スクリユ押出機による
前段押出機を接続する方式等である。これら先行
技術における問題点は、複数のポリマーの粘度、
融点等の個有性状が著しく異なる場合である。前
記サテライト押出方式では、主押出機および副押
出機における溶融後の各ポリマーの粘度が著しく
異なる時、スクリユ軸の回転による混練方式では
混練機能が低いため、均質な混練が得られないの
であり、また2軸連続混練機、混練押出機方式の
ものでは、粘度や融点の異なるポリマーを混練す
る場合、高粘度、高融点のポリマーは可塑化が遅
れ、その均質な混練が得られないのであり、スク
リユ押出機と剪断押出機によるものは、同一ポリ
マーの2段押出、混練を目的とするものであるた
め、粘度や融点の異なる複数のポリマー混練に対
しては、同様の欠点が予想される。
本考案は、かかる先行技術の問題点を解決する
ためになされたものであつて、粘度や融点の相違
する複数のポリマーを、それぞれ別々のスクリユ
押出機によつて溶融状態とした後、これら溶融材
料を共通の2軸連続混練機に供給し、同混練機内
においてその混練を行なうのであり、例えば粘度
や融点の大きく異なるポリマーが2種類の場合
は、それぞれ加熱手段を具備した押出機を2台、
また3種類の場合は3台のように準備し、これら
各押出機に各ポリマーを各別に供給してそれぞれ
溶融状態として、これら各溶融状態のポリマーを
1台の2軸連続混練機に供給するのである。これ
によつて混練機に供給する各ポリマーの押出温度
を自由にかつ適正に設定でき、また混練機に供給
される各ポリマーが全て溶融状態で供給されるこ
とにより、均質な混練物が容易に得られるように
したもので、従つてその特徴とする処は、2種以
上のポリマーを混練するための、材料供給部、材
料フイード部、送り翼並びに戻し翼とチヤンバに
よる材料混練部および排出部が一連に形成される
2軸連続混練機において、前記混練機の材料供給
部に、それぞれ独立した加熱装置を具備する2以
上のスクリユ押出機の各溶融ポリマー排出口を接
続した点にある。
以下図示の実施例に基いて本考案を詳述する
と、第1図aおよび第1図bは、従来技術として
説示したサテライト押出方式および連続混練機ま
たは押出混練機方式の概略を図示したものであ
り、第1図aのサテライト押出方式のものは、2
種のポリマー用のものを1例として示してある
が、主押出機Aと副押出機Bとを設置し、両押出
機A,Bは何れもスクリユ軸30とバレル31と
から成るシングルスクリユタイプのスクリユ押出
機であり、主押出機Aの材料供給部(ホツパー)
32からは主材料33を供給し、また副押出機B
の材料供給部(ホツパー)34からは副材料35
を供給し、副押出機Bにおける押出部からの溶融
状態での押出副材料を、注入口筒36を介して主
押出機Aにおけるスクリユ軸30バレル31によ
る押出中途に供給し、主押出機A内において主、
副材料を混練押出して、押出プレート37を介し
て混練物を最終的に押出すのである。また第1図
bに示した2軸連続混練機または混練押出機方式
のものでは、図例では2軸連続混練機Cを例示し
ているが、複数の材料供給装置38から、それぞ
れ異なる材料を混練機Cにおける材料供給部39
内に粉末あるいはペレツト状態のまま供給し、こ
れをスクリユロータによるフイード部40をへ
て、混練部41内に送り込み、既知のように、チ
ヤンバ42内に平行に配列された2本のロータに
設けられた送り翼43戻し翼44等の混練翼の回
転により、剪断粉砕して溶融状態とするとともに
分散する混練作業が行なわれ、混練物をオリフイ
ス45をへて排出させるのであり、複数の材料は
混練部41内で共通に混練されるのであり、これ
ら先行技術のものでは、何れも先に述べたよう
に、粘度や融点の相違する複数のポリマーの混練
を行なう場合に、均質な混練結果が得られない点
において問題がある。
これに対し本考案は、第2図に例示するような
連続混練機を提案するものである。同図に示した
ものは、その1例として3種のそれぞれ粘度や融
点を相違するポリマーの混練機を示しているが、
図示のように3種のポリマーのための各スクリユ
押出機1,2,3と、これら押出機1,2,3か
ら押出される溶融状態の各ポリマを受けて、その
最終的な混練を行なう1台の2軸連続混練機9と
から成るのである。各スクリユ押出機1,2,3
は何れもシングルスクリユタイプの押出機であ
り、材料供給用のホツパー4を備えたバレル6
と、バレル6内に可回動に挿設されるスクリユ軸
5とから成る既知のものであり、かつバレル6の
外周上にはヒータその他によるそれぞれの加熱装
置14が具備されている。また図示の押出機型式
の他、その図示は省略するが、スクリユ軸5の押
出側先端に例えばダルメージ等の混練部を有する
押出機を用いることもできる。これに対し2軸連
続混練機9は、先に第1図bで示したと同様、既
知のものと同じく、ホツパー39、スクリユロー
タによる材料フイード部40、チヤンバ42と送
り翼43、戻し翼44等による混練部41、オリ
フイス45による排出部を具備したものの他、ス
ロツトルタイプの2軸連続混練機を用いることも
できる。本考案では前記3台の各スクリユ押出機
1,2,3におけるスクリユ軸5の回転と加熱装
置14によつて、それぞれ溶融状態とされた各ポ
リマーの押出排出口7,7,7を同一位置に指向
させ、これら各押出排出口7,7,7と前記2軸
連続混練機9におけるホツパー39との間を、共
通の供給口筒11によつて連通状に連結するので
あり、これによつて各スクリユ押出機1,2,3
からそれぞれ押出された溶融状態の各ポリマー
が、ホツパー39内に供給口筒11を介して同時
的に共通に供給され、材料フイード部40をへて
混練部41内において、混練されるようにするの
であり、このさい図例のように、供給口筒11の
一部には必要な添加剤供給口8が開設され、添加
剤の同時供給も行なわれるようにする。また図示
省略してあるが押出排出口7,7,7、供給口筒
11およびホツパー39に亘つては、必要に応じ
加熱装置を添接することもできるのであり、また
図例では2軸連続混練機9のオリフイス45によ
る排出部に続いて、混練溶融状態の材料10を押
出成形するための、スクリユ押出機12が設けら
れ、混練部41によつて均質に混練された材料1
0は、押出機12におけるスクリユ軸14、押出
プレート15を具備した押出部13をへて所要形
態に押出成形されることになる。
本考案によれば、それぞれ粘度や融点を相違す
る各ポリマーは、それぞれのスクリユ押出機1,
2,3において、スクリユ軸5の回転、加熱装置
14による加熱とともに、バレル6内を押出側に
向つて前進する間に可塑化と溶融が行なわれるこ
とになる。このさい各押出機1,2,3における
押出温度の設定は、各ポリマーに応じて自由かつ
適切に行なえるので、押出機1,2,3の各押出
排出口7,7,7で各ポリマーは何れも完全な溶
融状態のものとすることができる。かくして溶融
の完了した各ポリマーは押出排出口7,7,7よ
り共通の供給口筒11内をへて2軸連続混練機9
に溶融状態下に導かれ、ホツパー39より材料フ
イード部40をへて混練部41内に送られ、平行
配置された2軸ロータにおける送り翼43戻し翼
44の回転により、チヤンバ42の内面と翼チツ
プとの隙間を通過するにさいして剪断混和が得ら
れるとともに、ねじれ方向の異なる混練翼による
前後方向移動と2軸ロータ間の授受とによつて分
散が得られるように、高機能の混練作用を受けて
均質にブレンドされることになる。既に混練機に
供給される時点で、各ポリマーは何れも溶融状態
のものであるため、その混練効果はきわめて大で
あり、混練機から排出される混練材料10内には
未溶融材料や可塑化不足の材料等は全く存在しな
いことになつて、きわめて均質なものが得られ、
特に各押出機1,2,3におけるバレル6の温度
の適切な制御により、各押出機1,2,3の押出
排出口7,7,7のポリマー温度の適切な調整
は、供給口筒11内での粘度の差を小さくするこ
とが可能となり、この事は混練機9内でのポリマ
ー混合体に均一な剪断作用を与えるにさいして効
果的であり、混練効果をより一層向上させられ、
各粘度や融点を相違した複数のポリマーを用いな
がら、きわめて均質にブレンドされた内容のもの
が確実容易に得られ、目的とする可塑成形品の品
質の向上に寄与するものであり、多種多様なポリ
マーの混合使用に当り、従来技術において生じる
問題点を解決するものとして優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図a、第1図bは複数ポリマー混練用の従
来技術の各説明図、第2図は本考案実施例の要部
縦断正面図である。 1,2,3……スクリユ押出機、4……ホツパ
ー、5……スクリユ軸、7……押出排出口、8…
…添加剤供給口、9……2軸連続混練機、10…
…混練材料、11……供給口筒、14……加熱装
置、39……混練機ホツパー、40……材料フイ
ード部、41……混練部、42……チヤンバ、4
3……送り翼、44……戻し翼、45……オリフ
イス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2種以上のポリマーを混練するための、材料供
    給部、材料フイード部、送り翼並びに戻し翼とチ
    ヤンバによる材料混練部および排出部が一連に形
    成される2軸連続混練機において、前記混練機の
    材料供給部に、それぞれ独立した加熱装置を具備
    する2以上のスクリユ押出機の各溶融ポリマー排
    出口を接続したことを特徴とするポリマーブレン
    ド用連続混練機。
JP10624283U 1983-07-07 1983-07-07 ポリマ−ブレンド用連続混練機 Granted JPS6014911U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10624283U JPS6014911U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 ポリマ−ブレンド用連続混練機

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JP10624283U JPS6014911U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 ポリマ−ブレンド用連続混練機

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Publication Number Publication Date
JPS6014911U JPS6014911U (ja) 1985-01-31
JPS6323127Y2 true JPS6323127Y2 (ja) 1988-06-24

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