JPS63226642A - 光学記録媒体 - Google Patents

光学記録媒体

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Publication number
JPS63226642A
JPS63226642A JP62258807A JP25880787A JPS63226642A JP S63226642 A JPS63226642 A JP S63226642A JP 62258807 A JP62258807 A JP 62258807A JP 25880787 A JP25880787 A JP 25880787A JP S63226642 A JPS63226642 A JP S63226642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
optical recording
recording medium
substituted
tables
Prior art date
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Pending
Application number
JP62258807A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Oguchi
小口 芳弘
Hiroyuki Sugata
裕之 菅田
Kyo Miura
三浦 協
Tetsuro Fukui
哲朗 福井
Yoshio Takasu
高須 義雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Publication of JPS63226642A publication Critical patent/JPS63226642A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/241Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material
    • G11B7/242Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers
    • G11B7/244Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only
    • G11B7/246Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes
    • G11B7/247Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes methine or polymethine dyes

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学記録媒体に関し、特に光ディスクまたは光
カード技術に用いつる記録再生特性および保存安定性を
向上させた光学記録媒体に関する。
〔従来の技術〕
一般に、光ディスクおよび光カード等の光学記録媒体は
、基体の上に設けた薄い記録層に形成された光学的に検
出可能な小さな(例えば、約1μ)ビットをらせん状又
は円形および直線状のトラック形態にして高密度情報を
記憶することができる。
この様なディスクに情報を書込むには、レーザ感応層の
表面に集束したレーザを走査し、このレーザ光線が照射
された表面のみがビットを形成し、このビットをらせん
状又は円形および直線状トラックの形態で形成する。レ
ーザ感応層は、レーザ・エネルギーを吸収して光学的に
検出可能なビットを形成できる。例えば、ヒートモード
記録方式では、レーザ感応層は熱エネルギーを吸収し、
その個所に蒸発又は融解により小さな凹部(ピット)を
形成できる。また、別のヒートモード記録方式では、照
射されたレーザ・エネルギーの吸収により、その個所に
光学的に検出可能な濃度差を有するピットを形成できる
この種の光記録再生装置に用いられる光記録媒体として
は、基板、金属反射層および色素を含む記録層から構成
されているものが知られている。この光記録媒体は色素
を含む記録層に入射するレーザ光が金属反射層に達して
反射されるようにして反射光を検出しやすいように形成
したものであって、この場合前記金属反射層は記録層の
みでは不足、する反射光量を補うために設けられている
。有機色素薄膜として、レーザ光に対する光吸収の大き
い色素等を用いると、金属光沢(反射率10〜50%)
を示す光吸収反射膜が得られ、レーザ記録が可能で反射
読み出しが可能な光学記録媒体になる。
特にレーザ光源として発振波長700〜850nmの半
導体レーザを用いると装置の小型化、低コスト化が可能
となる利点を有している。
しかしながら、有機色素薄膜は、一般に熱および光に対
して、物質変化しゃすい等の原因から、記録再生特性お
よび保存安定性が低下するという問題があった。
また、光学記録媒体は、上述記録方法のように同じレー
ザを用いて強いレーザパワーで記録し、さらに弱いレー
ザパワーで再生するため、レーザパワーに対するしきい
値が明確である必要がある、しかし有機色素薄膜は、無
機薄膜に比べて上述のような明確なしいき値が得に(<
、再生時において劣化しやすい。
このような有機色素薄膜の劣化を防止するために、アミ
ニウム化合物やジイモニウム化合物の光安定化剤を有機
色素薄膜に添加する発明が提案されている(GB215
58811A)。
本発明の目的は光安定化剤の添加によって、特に有機色
素薄膜の熱および光に対する安定性が改良され、長期保
存性および繰り返し再生特性が向上された光記録媒体を
提供することにある。
また、本発明の目的は、高い感度とC/N比(キャリア
/ノイズ比)を有するとともにレーザパワーに対する明
確なしきい値を有する記録再生特性の優れた光学記録媒
体を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の光学記録媒体は下記一般式(1−1)〜[2−
IV)で表わされるポリメチン系色素から選ばれる色素
とアミニウム塩化合物およびジイモニウム塩化合物から
選ばれる化合物を記録層中に含有する有機色素薄膜を有
することで達成される。
、 一般式[1−I] RII  r    R12+    R13+   
 R14+    R1!!  +    RIll 
 r    RI?  +    RIsおよびRII
は、水素原子、ハロゲン原子またはアルキル基(例えば
、メチル基、エチル基、n−プロピル基、  1so−
プロピル基、n−ブチル基、  5ec−ブチル基、 
 1so−ブチル基、t−ブチル基、n−アミル基、t
−アミル基、n−ヘキシル基、  n −オクチル基、
t−オクチル基など)を示し、さらに他のアルキル基、
例えば置換アルキル基(例えば、2−ヒドロキシエチル
基、3−ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロキシブチル
基、2−アセトキシエチル基、カルボキシメチル基、2
−カルボキシエチル基、3−カルボキシプロピル基、2
−スルホエチル基、3−スルホプロピル基、4−スルホ
ブチル基。
3−スルフェートプロピル基、4−スルフェートブチル
基、N−(メチルスルホニル)−カルバミルメチル基、
3−(アセチルスルファミル)プロピル基、4−(アセ
チルスルファミル)ブチル基など)、環式アルキル基(
例えば、シクロヘキシル基など)、アルケニル基(ビニ
ル基、アリル基、プロペニル基、ブテニル基、ペンテニ
ル基、ヘキセニル基。
ヘプテニル基、オクテニル基、ドデシル基、プレニル基
など)、アラルキル基(例えば、ベンジル基。
フェネチル基、α−ナフチルメチル基、β−ナフチルメ
チル基など)、置換アラルキル基(例えば、カルボキシ
ベンジル基、スルホベンジル基、ヒドロキシベンジル基
など)を包含する。さらにRII +R12+  R1
3+  R14+  R15+  RIa+  R17
,R18およびR19は置換もしくは未置換のアリール
基(例えば、フェニル基、ナフチル基、トリル基、キシ
リル基、メトキシフェニル基、ジメトキシフェニル基、
トリメトキシフェニル基、エトキシフェニル基、ジメチ
ルアミノフェニル基、ジエチルアミノフェニル基、ジプ
ロピルアミノフェニル基、ジ−n−ブチルアミノフェニ
ル基、ジベンジルアミノフェニル基、ジフェニルアミノ
フェニル基など)、置換もしくは未置換の複素環基(例
えば、ピリジル基、キノリル基、レピジル基、メチルピ
リジル基。
フリル基、チェニル基、インドリル基、ピロール基、カ
ルバゾリル基、N−エチルカルバゾリル基など)又は置
換もしくは未置換のスチリル基(例えば、スチリル基、
メトキシスチリル基、ジメトキシスチリル基、トリメト
キシスチリル基、エトキシスチリル基、ジメチルアミノ
スチリル基、ジエチルアミノスチリル基、ジプロピルア
ミノスチリル基、ジベンジルアミノスチリル基、ジフェ
ニルアミノスチリル基、2,2−ジフェニルビニル基。
2−フェニル−2−メチルビニル基、2−(ジメチルア
ミノフェニル)−2−フェニルビニル基、2−(ジエチ
ルアミノフェニル)−2−フェニルビニル基、2−(ジ
ベンジルアミノフェニル)−2−フェニルビニル基、2
.2−ジ(ジエチルアミノフェニル)ビニル基、2,2
−ジ(メトキシフェニル)ビニル基、2,2−ジ(エト
キシフェニル)ビニル基。
2−(ジメチルアミノフェニル)−2−メチルビニル基
、2−(ジエチルアミノフェニル)−2−エチルビニル
基など)を示す。
但し、R11+  R1□、R13およびR14の少な
(とも1つはジアルキルアミノ置換アリール基である。
特に、RIIとR12の少な(とも一方およびR13と
R14の少なくとも一方がジアルキルアミノ置換アリー
ル基である場合が好適である。また、ジアルキルアミノ
置換アリール基のアルキルとしては炭素数が1〜4のも
のが好適である。mlはO又はlであり、nlは0,1
又は2である。xeは塩化物イオン、臭化物イオン、ヨ
ウ化物イオン、過塩素酸塩イオン、硝酸塩イオン、ベン
ゼンスルホン酸塩イオン、P−トルエンスルホン酸塩イ
オン。
メチル硫酸塩イオン、エチル硫酸塩イオン、プロピル硫
酸塩イオン、テトラフルオロホウ酸塩イオン、テトラフ
ェニルホウ酸塩イオン、ヘキサフルオロリン酸塩イオン
、ベンゼンスルフィン酸塩イオン、酢酸塩イオン、トリ
フルオロ酢酸塩イオン。
プロピオン酢酸塩イオン、安息香酸塩イオン、シュウ酸
塩イオン、コハク酸塩イオン、マロン酸塩イオン、オレ
イン酸塩イオン、ステアリン酸塩イオン、クエン酸塩イ
オン、−水素二リン酸塩イオン、二水素−リン酸塩イオ
ン、ペンタクロロスズ酸塩イオン、クロロスルホン酸塩
イオン、フルオロスルホン酸塩イオン、トリフルオロメ
タンスルホン酸塩イオン、ヘキサフルオロヒ酸塩イオン
ヘキサフルオロアンチモン酸塩イオン、モリブデン酸塩
イオン、タングステン酸塩イオン、チタン酸塩イオン、
ジルコン酸塩イオンなどの陰イオンを表わす。
一般式(2−I) Rつ。
一般式[:2−II) R2+ 一般式(2−III) 一般式(2−IV) 式中、A、 B、 DおよびEは水素原子、ハロゲン原
子、またはアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、
n−プロピル基、1so−プロピル基、n−ブチル基、
5ec−ブチル基、1so−ブチル基、を−ブチル基、
n−アミル基、t−アミル基、n−ヘキシル基、n−オ
クチル基、t−オクチル基など)を示し、さらに他のア
ルキル基、例えば置換アルキル基(例えば、2−ヒドロ
キシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロ
キシブチル基、2−アセトキシエチル基、カルボキシメ
チル基、2−カルボキシエチル基、3−カルボキシプロ
ピル基、2−スルホエチル基、3−スルホプロピル基、
4−スルホブチル基、3−スルフェートプロピル基、4
−スルフェートブチル基、N−(メチルスルホニル)−
カルバミルメチル基、3−(アセチルスルファミル)プ
ロピル基、4−(アセチルスルファミル)ブチル基など
)、環式アルキル基(例えば、シクロヘキシル基など)
、アルケニル基(ビニル基、アリル基、プロペニル基、
ブテニル基、ペンテニル基。
ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ドデシル
基、プレニル基など)、アラルキル基(例えば、ベンジ
ル基、フェネチル基、α−ナフチルメチル基、β−ナフ
チルメチル基など)、置換アラルキル基(例えば、カル
ボキシベンジル基、スルホベンジル基、ヒドロキシベン
ジル基など)を包含する。さらにA、  B、  Dお
よびEは置換もしくは未置換のアリール基(例えば、フ
ェニル基、ナフチル基、トリル基、キシリル基、メトキ
シフェニル基、ジメトキシフェニル基、トリメトキシフ
ェニル基、エトキシフェニル基、ジメチルアミノフェニ
ル基、ジエチルアミノフェニル基、ジプロピルアミノフ
ェニル基、ジ−n−ブチルアミノフェニル基、ジベンジ
ルアミノフェニル基、ジフェニルアミノフェニル基など
)、置換もしくは未置換の複素環基(例えば、ピリジル
基、キ人すル基、レピジル基、メチルピリジル基、フリ
ル基、チェニル基、インドリル基、ビロール基、カルバ
ゾリル基、N−エチルカルバゾリル基など)又は置換も
しくは未置換のスチリル基(例えば、スチリル基。
メトキシスチリル基、ジメトキ、ジスチリル基、トリメ
トキシスチリル基、エトキシスチリル基、ジメチルアミ
ノスチリル基、ジエチルアミノスチリル基、ジプロピル
アミノスチリル基、ジベンジルアミノスチリル基、ジフ
ェニルアミノスチリル基。
2.2−ジフェニルビニル基、2−フェニル−2−メチ
ルビニル基、2−(ジメチルアミノフェニル)−2−フ
ェニルビニル基、2−(ジエチルアミノフェニル)−2
−フェニルビニル基、2−(ジベンジルアミノフェニル
)−2−フェニルビニル基、2゜2−ジ(ジエチルアミ
ノフェニル)ビニル基、2゜2−ジ(メトキシフェニル
)ビニル基、2,2−ジ(エトキシフェニル)ビニル基
、2−(ジメチルアミノフェニル)−2−メチルビニル
基、2−(ジエチルアミノフェニル)−2−エチルビニ
ル基など)を示す。但し、A、  B、  DおよびE
の少なくとも1つは、ジアルキルアミノ置換アリール基
である。
特に、AとBの少なくとも一方およびDとEの少な(と
も一方はジアルキルアミノ置換アリール基である場合が
好適である。また、ジアルキルアミノ置換子り−ル基の
アルキル基は、炭素数が1〜4のものが好適である。
R21+ R22+ R23+ R24およびR211
は、水素原子。
ハロゲン原子、またはアルキル基(例えば、メチル基、
エチル基、n−プロピル基、  1so−プロピル基、
n−ブチル基、  5ec−ブチル基、  1so−ブ
チル基、t−ブチル基、n−アミル基、t−アミル基、
n−ヘキシル基、n−オクチル基、t−オクチル基など
)を示し、さらに他のアルキル基、例えば置換アルキル
基(例えば、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシ
プロピル基、4−ヒドロキシブチル基、2−アセトキシ
エチル基、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル
基、3−カルボキシプロピル基、2−スルホエチル基、
3−スルホプロピル基、4−スルホブチル基、3−スル
フェートプロピル基、4−スルフェートブチル基、N−
(メチルスルホニル)−力ルバミルメチル基、3−(ア
セチルスルファミル)プロピル基、4−(アセチルスル
ファミル)ブチル基など)、環式アルキル基(例えば、
シクロヘキシル基など)、アルケニル基(ビニル基、ア
リル基、プロペニル基、ブテニル基。
ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニ
ル基、ドデシル基、プレニル基など)、アラルキル基(
例えば、ベンジル基、フェネチル基。
α−ナフチルメチル基、β−ナフチルメチル基など)、
置換アラルキル基(例えば、カルボキシベンジル基、ス
ルホベンジル基、ヒドロキシベンジル基など)を包含す
る。rn2.  n2は0.1または2である。
Yは置換または未置換の5員もしくは6員環を形成する
2値の炭化水素基、(例えば−CH2−CH2+。
−CH2−CHCj!−CH2−など)を表わし、これ
らの5員または6員環は、ベンゼン環、ナフタレン環な
どと縮合されてもよい。
Xeとしては前記のものと同じものが挙げられる。
ポリメチン化合物(D)とアミニウム塩(A)或はジイ
モニウム塩(I)との組み合わせに於いて、ポリメチン
鎖の末端アリール基にジアルキル置換アミノ基を有する
ポリメチン化合物群(DS群)とポリメチン鎖の両末端
アリール基の全てのアリール基にジアルキル置換アミノ
基を有しないポリメチン化合物群(DN群)とを比較す
ると、光安定性に対する耐性が異なる事が示される。
末端アリール基上の置換基として、水素原子、ハロゲン
原子、アルコキシ基等を有するDN群よりもジアルキル
置換アミノ基を有するDS群の方が耐先安定性が高く、
特に反射率の低下が少ない事が見い出されている。これ
は、アミニウム塩、ジイモニウム塩がジアルキル置換ア
ミノ基を有するアリール基で置換されたp−フェニルジ
アミン(もしくは、4.4′−ジアミノフェニル)であ
り、ポリメチン化合物と構造上の相似によるものと考え
られる。本発明のポリメチン化合物はポリメチン鎖およ
びそれに共役するアリール基を含めてカチオン中心は非
極在化していると考えられる。また、本発明アミニウム
塩或はジイモニウム塩も対応するジアミンの一電子酸化
体或いは二電子酸化体であって、どちらもカチオン種で
あり、カチオン中心は非極在化していると考えられる。
特にDS群とDN群とを比較した時、DS群はジアルキ
ル置換アミノ基をアリール基上に有し、本発明のアミニ
ウム塩或はジイモニウム塩と構造上の相似点が多い。
一方、DN群はこれに対してジアルキル置換アミノ基を
アリール基上に有しないためアミニウム塩或はジイモニ
ウム塩と構造上の相似点は少ない。
一般に、構造の似たもの同士は相溶性もしくは相互作用
も強い事が化学的な物性上、重要視されている。これは
、似たもの同士の空間相互作用と電子的相互作用により
配向性、相溶性、反応性が協同的に働く事によるものと
言われている。恐らく、本発明の場合には、上記二つの
作用により、ポリメチン化合物はアミニウム塩或はジイ
モニウム塩と強く相互作用をするものと思われ、ポリメ
チン化合物とアミニウム塩或はジイモニウム塩とから成
る光記録層中に於いては、光の吸収により生成するポリ
メチン化合物の励起種に対してアミニウム塩或はジイモ
ニウム塩は有効に働くものと推定される。これは励起種
の有する過剰のエネルギーの消費に関して、アミニウム
塩或はジイモニウム塩が、空間的または/および電子的
相互作用により励起種を消費するものと考えられるから
である。
次に、前記一般式[1−1]で示されるポリメチン系化
合物の代表例を挙げる。
血塗」じLとエ     生j」飢伍 N(CzHs)z C 1 0 4 す f04 にE(J4 D−13 D−14 θ F4 ZO4 D−25 CZO4 をZ−Lz’表あす。
1しe(コ左g+nc’79F−@?、2くする。
n  R24RW  R211m2n2   Y   
 Z   Xo   0   (−CH2) 3   
   C104+   −−00−C−CH2:+2 
    ””−00(CH2ヂ=−CI!04 −−00  ÷CH2) s     C104−−−
−00+CH2−)s      BF4−  −  
−  −  0  0  −6CH2ヂ2−CIO4R
z+  Rn  R24R23R5m2  n2   
 Y     Z      XH−−−−00(CH
2′+2−    Cl04CI   H←  ←  
← l  1  そCH2R2m2ZO4H←−H−t
  O(CH2)2−3O3−@)−CH3Ci!←H
10+CH2′+z     C1o4?・ HOO−C1h−C−C1lz−−Cl04CI CHs   −−−−00−GCH2,1)−2−Cl
04H←  −1(−20(”CH2)2     C
104R11R22Ru R23R25m2 n2  
 Y     Z      XH−−−−00モCH
2) 3−    Cj! 04CHs   H−H−
20−6CH2矢2−Cl04Cj!H−H−−−千〇
H2矢、−CI!O4Hx HCHa  −CH3−−−−CI+2−C−0(2−
−ClO4H3 ”   H−H−−−%CH2′+3−   BF4H
CHs −CHs   −−+CH2洲2− SQIや
戸田Cj!   H−H−−−%CH21−3−Cj!
O4Rz+  R22R24R23R25m2  nz
   Y     Z     XCH3 HCII      CI           −(
:l+2−C−0(2−CII04Hs CH3 HH−H−−−−働−C−CHz−Cj! 04cI 
  H−H−−−−4CH2)、  −Cj!04Br
   H−H−−−−90H2)z        I
HHH−−−(−CH2)、−Cf、4Br  Br 
 −、Br  −−−−60H23−2−5Ch(キC
HaHs HH−H−−−−Gl!−C−CH2−−C1o4H3 Br  CHs  −CH3−−−(CH2)2− S
Ck+各CH3E   1h+ ←  C1 ←   H ←  C1 ◎Br )CI l ←   H ←   H Rg  R24RHR211m2n、    y   
  Z     XH−H−−−モCH2′+2   
   CI O4H−H−−−CHz−C−CHz−−
C1o4H3 H−H−−−−f:CH2矢2−    IBr   
−Br   −−−モCH2+s        ’H
s H−H−−−−CH2−C−CH2−−BF4CH3 −−−002,− ←  、−、−112,− a4s   H01122−Z2   −一−−−00
2,− Rx+  Rn  R24R23R25m2  n2 
  Y   Z       XH←  ←  ←  
−11−22− −−−−−00−2,− H← ←  ←  −11−22− H←  ←  ←  −11−Z、      −−−
−−−oo    −z2    。
H(JHCI!−11−Z、     −−−−−−0
0−z、     − H← ←  ← −11−22− RHRHR24RHR25rn2  n3    ”f
    2      XH←  ←  ←  −11
−22− −−−−−00−2,− −−−−−00−2,− −−−−−00−2,− H←  ←  ←  −11−2,− H←  −−−002,− H←  −−−oo−2,− CH,← −−−00−22− 化合物 一般式     A         D  
    BENo、    No。
D−862−IV   各N(CHI)2     ←
     ←    −D−872−rv  % N 
(C比)2  ← 舎CH3←D−882−rv  (
濾N(鱈)2  ← (ン工2H5←D−892−47
<EかN (C2H5)2   ←   ←  ←o−
902−■8N(CzHs)z   ←   ←  ←
D−912−rv  !N(CzHs)z      
@  ←D−922−IV  (5濾N (Q Hl、
)2   ← 各C2H6←D−942−rV  %N
(C2H5)2   h  ’  CH3ThD−95
2−rv  (トN(C!zHs)2←8CZ  =D
−962−IV +N(QHs)2  ”−4cz  
←Rat   Rn  Rza  Ro  Rm  m
2 fi2   Y    Z       XH← 
 −−−−−−2,− H4−′−−−−−Z、      −H←   −−
−−−−22− H4−−−−−−Z、      − H、−−−−−−−Z2   − H−−−−−、、−−Z・     −CH,←  −
−−−−−22− −−−−−−−Z、      − Hcl  −−−−−−z、      −C2H,←
  −−−−−−2,− )1    w   −−−−−−Z、      −
これらのポリメチン化合物は、B e r n r d
  S 、 W i l d iらのJ、Am、Che
m、Soc (ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカ
ルソサエティ) 80 3772〜3777(1958
)やH、S c h m i d tらのAnn (リ
ービッヒ・アンナーレンデル・ケミ−) 623 20
4〜216あるいはR,WlzingerらのHe1v
、Chim、Acta (ヘルベテイカ・シミ力・アク
タ)24369などに開示された合成法に準じて合成す
ることによって容易に得られる。
このような色素は、近赤外域に吸光係数の大きい吸収ピ
ークを有し、また有機溶剤に対する溶解性も良く、光学
記録媒体として良好な特性が得られるが、さらに本発明
は前述の環状ポリメチン化合物にアミニウム塩化合物ま
たはジイモニウム塩化合物を含有させることにより、記
録再生特性および保存安定性が向上することを見い出し
た。
本発明で使用されるアミニウム塩化合物およびジイモニ
ウム塩化合物は、それぞれ下記一般式〔3〕および一般
式〔4〕で示される。
一般式〔3〕 一般式〔4〕 式中、R8゜は同しかまたは異ってもよく、水素原子ま
たはアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、1so−プロピル基、n−ブチル基、5ec
−ブチル基、1so−ブチル基、t−ブチル基、n−ア
ミル基、t−アミル基、n−ヘキシル基、n−オクチル
基、t−オクチル基および09〜12のアルキル基など
)を示し、さらに他のアルキル基、例えば置換アルキル
基(例えば、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシ
プロピル基、4−ヒドロキシブチル基、2−アセトキシ
エチル基、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル
基、3−カルボキシプロピル基、2−スルホエチル基、
3−スルホプロピル基、4−スルホブチル基、3−スル
フエートプロピル基、4−スルフェートブチル基、N−
(メチルスルホニル)−力ルバミルメチル基。
3−(アセチルスルファミル)プロピル基、4−(アセ
チルスルファミル)ブチル基など)、環式アルキル基(
例えば、シクロヘキシル基など)、アルケニル基(ビニ
ル基、アリル基、プロペニル基、ブテニル基、ペンテニ
ル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ド
デシニル基、プレニル基など)、アラルキル基(例えば
、ベンジル基、フェネチル基、α−ナフチルメチル基、
β−ナフチルメチル基など)、置換アラルキル基(例え
ば、カルボキシベンジル基、スルホベンジル基、ヒドロ
キシベンジル基など)を包含する。Aは一〇−または一
〇−G−を示す。xeは陰イオンを示し、前記一般式(
1−1)と同様の陰イオンで示すことができる。
これらのアミニウム塩化合物およびジイモニウム塩化合
物は、特公昭43−25335号公報などに開示される
合成法に準じて合成することができる。
次に、前記一般式〔3〕で示されるアルミニウム塩化合
物(A)の代表例を挙げる。
化合物No、   A      R,。X”A−1−
Q−CH3AsF 6 e A−2−Q−CH3Cf04e A−3−Q−CH3SbF、e A−4−ロー    C2H5AsF 6 eA−5−
Q−C2H5(104e A6   −Q−C2H5BF4” A −7−Q−n−C3H7AsF 6 ”A−8−Ω
−1so−C3H7Cj704 eA−9−Ω−n−C
4Hg    CI! 04 eA−10−Q−n−C
4Hg    AsF 6 ”A−11−Q−n −C
4Hg    SbF 6 eA−12−Q−n−C4
Hg    BF 4 ”A−13−Q−n−04H,
Ie A−14−Q−n−C4Hg    CH3−Q−8O
3eA−15−Q−t−C4H,Cf04eA−16−
ロー    t−C4H9AsF 6 eA−17−Q
−n−C6H13Cf04eA−18−Ω−nCa H
IT    AsF 6 ”A−19−Ω−n−C12
H26SbF 6 e化合物No、   A     
 J6        XeA−20−Q−Q−CH3
AsF、e A21 −Q−Q−C2H5ClO4”A22  H)
(HC2HI3     AsF6CA23 −o−o
−C2H55bF6eA−24−Q−C2H4OH5b
F6eA−25−Ω−C2H4oHclo4eA−26
−Q−C2H40HNo 3eA−27−Q−Q−C2
H40HSbF 6C次に、前記一般式〔4〕で示され
るジイモニウム塩化合物(1)の代表例を挙げる。
化合物No、      R、。Xe 1−I      CH3AsF6e I−2CH3CI!04e I−3CH3SbF 、 e l−4C2H5AsF 6 e I−5C、H、CI!04e I−6C2H、BF 4e 1−7      n−C3H7AsF 6e1−8 
      1so−C3H7CI O4eI−9n 
−C4Hg       C1204el−10n−C
4Hg       AsF 6 eI−11n−C4
H,SbF6” l−12n−C4H、BF 4e I−13n−C4Hg       Iel−14n−
C4Hg       CH3−Q−So 3 ”l−
15t−C4H、CI!04e I−16t−C4H、AsF 6 e I−17n−C6J3       Cf04eA−1
8n−CB H17AsF 6 eI−19n−Cl2
H25SbF 6 eI−20C2H40HSbF 6
e I−21C2H40HCI!04e 1−22        C2H40HNo 3eI−
23C2H40HSbF 6C 本発明の光学的記録媒体は、例えば第1図に示すごとき
構造とすることができる。第1図に示す光学的記録媒体
は、基板l上に少なくともポリメチン化合物とアミニウ
ム塩化合物またはジイモニウム塩化合物を含有させた有
機薄膜2を設けることによって形成できる。かかる有機
薄膜2は前記の化合物を有機溶媒中に溶解混合もしくは
、分散混合させた塗工液を塗布することによって形成す
ることができる。
また、有機薄膜2の形成にあたって、前記化合物を2種
以上組合わせて用いることができ、さらに他の染料、例
えば、前記一般式[1−I](2−IV)の化合物以外
のポリメチン系、アズレン系、ビリリウム系、スクアリ
ウム系、クロコニウム系、トリフェニルメタン系、キサ
ンチン系、アントラキノン系、シアニン系、フタロシア
ニン系、ジオキサジン系、テトラヒドロコリン系、トリ
フエッチアジン系、フェナンスレン系、金属キレート錯
体系染料など、あるいは金属および金属化合物など、例
えばAjl!、 Te、  Bi、  Sn、 In、
 Se、 SnO。
TeO3,As、Cdなどと混合分散あるいは積層して
もよい。
また前記化合物をバインダーの中に分散状態または溶解
状態で含有されていてもよく、バインダーとして例えば
、ニトロセルロース、リン酸セルロース、硫酸セルロー
ス、酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、酪酸セ
ルロース、ミリスチン酸セルロース、パリミチン酸セル
ロース、酢酸・プロピオン酸セルロース、酢酸・酪酸セ
ルロースなどのセルロースエステル類、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、プロピルセルロース、ブチルセ
ルロースなどのセルロースエーテル類、ポリスチレン1
、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラ
ール、ポリビニルアセタール、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドンなどのビニル樹脂類、スチレン−
ブタジェンコポリマー、スチレン−アクリロニトリルコ
ポリマー、スチレン−ブタジェン−アクリロニトリルコ
ポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマーなどの共
重合樹脂類、ポリメチリメタクリレート、ポリメチルア
クリレート、ポリブチルアクリレート、ポリアクリル酸
、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリアクリ
ロニトリルなどのアクリル樹脂類、ポリエチレンテレフ
タレートなどのポリエステル類、ポリ(4,4’ −イ
ソブロピリデンジフエリレンーコ−1,4′ −シクロ
ヘキシレンジメチレンカーボネート)、ポリ(エチレン
ジオキシ−3,3′  −フェニレンチオカーボネート
)、ポリ(4,4’ −イソプロピリデンジフエニレン
カーポネートーコーテレフタレート)、ポリ(4,4’
 −イソプロピリデンジフェニレンカーボネート)、ポ
リ(4,4’ −5ec=ブチリデンジフエニレンカー
ボネート)、ポリ(4゜4′−イソプロピリデンジフェ
ニレンカーボネート−ブロック−オキシエチレン)など
のポリアクリレート樹脂類、あるいはポリアミド類、ポ
リイミド類、エポキシ樹脂類、フェノール樹脂類、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレンなどの
ポリオレフィン類などを用いることができる。
また、有機薄膜2中に界面活性剤、帯電防止剤、安定剤
、分散散難燃剤、滑剤、可塑剤などが含有されていても
よい。
塗工の際に使用できる有機溶剤は、分散状態とするか、
あるいは溶解状態にするかによって異なるが、一般にメ
タノール、エタノール、イソプロパツール、ジアセトン
アルコールなどのアルコール類、アセトン、メチルエチ
ルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、N、N−
ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド
などのアミド類、ジメチルスルホキシドなどのスルホキ
シド類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレング
リコールモノメチルエーテルなどのエーテル類、酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、クロ
ロホルム、塩化メチレン、ジクロルエチレン、四塩化炭
素、トリクロルエチレンなどの脂肪族ハロゲン化炭化水
素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、モノクロルベン
ゼン、ジクロルベンゼン芳香族類あるいはn−ヘキサン
、シクロヘキサノリグロインなどの脂肪族炭化水素類な
どを用いることができる。
塗工は浸漬コーティング法、スプレーコーティング法、
スピンナーコーティング法、ビードコーティング法、ワ
イヤーバーコーティング法、ブレトコ−ティング法、ロ
ーラーコーティング法、力一テンコーティング法などの
コーティング法を用いて行うことができる。
アミニウム塩化合物および/またはジイモニウム塩化合
物の添加量は、全固形分を基準として有機薄膜層2に対
して1〜60重量%、好ましくは5〜40重量%が適当
である。また有機薄膜層2の乾燥膜厚は50人〜100
μm1好ましくは200人〜1μmが適当である。
基板1としては、ポリエステル、ポリカーボネート、ア
クリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、フェノール樹脂、エ
エポキシ樹脂、ポリアミド、ポリイミドなどのプラスチ
ック、ガラスあるいは金属類などを用いることができる
また、本発明は第2図から第4図に示すように、下引き
層3および/または保護層4を設けた構成にすることが
できる。
下引き層は、接着性の向上、水またはガスなどのバリヤ
ー、記録層の保存安定性の向上、反射率の向上、溶剤か
らの基板の保護、プレグルーブの形成および放熱効果な
どを目的として設けられる。
また、保護層はキズ、ホコリ、汚れなどからの保護、記
録層の保存安定性、反射率の向上を目的として設けられ
る。
さらに、本発明による光学記録媒体の別の構成としては
、第1図から第4図に示した同一構成の2枚の記録媒体
(場合によりその1枚を基板のみとして)を用い記録層
2を内側に配置して密封したいわゆるエアーサンドイッ
チ構造にしてもよいし、保護層4を介して接着したいわ
ゆる密着構造(貼り合わせ構造)にしてもよい。
実施例1−1 直径130 m mφ、厚さ1.2mmのポリメチルメ
タクリレート(以下rPMMAJと略記)基板上に、エ
ポキシ−アクリレート系紫外線硬化樹脂を用いて2P法
(フォト・ポリマー法)で厚さ50μのプレグルーブを
設け、その上に前記ポリメチン系色素化合物No、D 
−1と前記アミニウム塩化合物No。
A−9を重量比80 : 20で1.2−ジクロルエタ
ンに溶解させた液をスピナー塗工法により塗布した後、
乾燥して850人の有機薄膜層を得た。
こうして作成した光学的記録媒体をターンテーブル上に
取り付け、ターンテーブルをモータで180Orpmに
回転させて、発振波長830nmの半導体レーザを用い
て基板側より、有機薄膜記録層にスポットサイズ1.5
μmφ、記録パワー6 m Wで記録周波数2 M H
zで情報を書き込み、読み出しパワー0.8mWで再生
し、その再生波形をスペクトル解析(スキャニングフィ
ルター、バンド幅30KHz)l、てC/N比(キャリ
ヤ/ノイズ比)を測定した。
次に、同じ記録媒体を前記測定条件で記録した部分を繰
り返し106回読み出し後のC/N比を測定した。
さらに、前記条件で作製した同一の記録媒体を60℃、
95%RHの条件下に3000時間放置して環境保存安
定性試験を行った後の反射率(830nm測定)および
C/N比を測定した。また、同一の記録媒体に100O
W/rd (300〜900nm)のキセノンランプ光
を100時間照射して、耐光安定性試験を行った後の反
射率(830nm測定)およびC/N比を測定した。そ
の結果を表1−1に示す。
表−1−1 1−125,0575523,95522,553実施
例1−2〜1−8 実施例1−1で用いたポリメチン系色素とアミニウム塩
化合物を下記表−1−2の組み合わせにかえて実施例1
と同様の方法で記録媒体を作製し、それぞれ実施例1−
2〜1−8の光学記録媒体とした。
上記実施例1−2〜l−8の光学記録媒体を実施例1−
1と同様の方法で測定し、その結果を表−1−4に示す
表−1−2 去犯引 弘りゴヱ五ジ鴨亘 L匠ユ11が獣M !1区
囚M1−2    D−4A−180: 201−3 
   D−7A−1270: 301−4    D−
8A−2180: 201−5    D−13A−2
685: 151−6    D−19A−580: 
201−7    D−24A−1085: 151−
8    D−25A−1990: 10比較例1−1
.1−2 実施例1−1および1−7で用いたアミニウム塩化合物
それぞれNo、A−9およびA−10を除いた以外は、
実施例1−1と同様の方法で光学記録媒体を作製し、評
価した。そ結果を表−1−4に示す。
実施例1−9〜1−12 下記表−1−3に示すポリメチン系色素(D)とアミニ
ウム塩化合物(A)の組み合わせの混合物4重量部とニ
トロセルロース樹脂(オーバレスラッカー、ダイセル化
学(株)製)1重量部をメチルエチルケトン95重量部
に混合させた液をスピナー塗布法により、プレグルーブ
を設けた直径130 m mφ、厚さ1 、2 m m
のポリカーボネート基板上に塗布し、乾燥膜厚950人
の有機薄膜記録層を得た。
こうして作成した光学記録媒体を実施例1−1と同様の
方法で測定し、その結果を表−1−4に示す。
表−1−3 剣医ムム肚紅工以nヨ困I遭人 」ヒ旦担1−9   
  D−2A−1170: 301−10    D−
16A−475: 251−11    D−2OA−
1385: 151−12    D−22A−188
0: 20表−1−4 1−224,5555223,35422,5521−
320,3525019,45018,7481−42
0,6514819,34918,5471−523,
8535022,55120,3491−624,85
45222,15221,8511−725,3575
424,25522,4531−826,552492
4,75023,549比較例 1−1  19.8 50  36    16.3 
45    13.1 321−2  20.3 51
   32    17.8 46    12.6 
30実施例 1−9   20.0 52    49     1
8.5 49     17.5 461−10  2
4.5 55    52     23.5 53 
    22.1 501−11  25.3 56 
   53     24.1 55     22.
8 511−12  24.8 55    51  
   22.5 53     20.5 48実施例
1−12〜1−15 ウオーレットサイズの厚さ0.4mmポリカーボネート
(以下rPcJと略記)基板上に、熱プレス法によりプ
レグルーブを設け、その上に下記表−1−5に示すポリ
メチン系色素およびアミニウム塩化合物をジアセトアル
コール中に混合させた液をバーコード法により塗布した
後、乾燥して850人の有機薄膜記録層を得た。さらに
その上にエチレン−酢ビドライフィルムを介してウオー
レットサイズの厚さ0 、3 m m P C基板と熱
ロール法により密着構造の光学記録媒体を作製した。
こうして作製した実施例12〜15の光学的記録媒体を
X−Y方向に駆動するステージ上に取り付け、発振波長
830nmの半導体レーザを用いて厚さ0 、4 m 
mのPC基板側より有機薄膜記録層にスポットサイズ3
.0μmφ、記録パワー4.0mWで記録パルス80μ
secで、Y軸方向に情報を書き込み、読み出しパワー
0 、4 m Wで再生し、そのコントラスト比へ 強度)を測定した。
さらに、前記条件で作製した同一記録媒体を実施例1−
1と同様の条件の環境保存安定性試験、および耐光安定
性試験を行い、その後の反射率およびコントラスト比を
測定した。その結果を表−1−6に示す。
表−1−5 実Ju圏−ずコ)piヱ≦6畏臼1(αカー アミニ 
ム ム A  1動区囚M1−12     D−I 
       A−1080: 201−13    
 D−6A−475: 251−14     D−1
7A−1680: 201−15     D−21A
−785: 15表−1−6 反射率 コントラスト比 反射率 コントラスト比 反
射率 コントラスト比ΩΩ  包虹  工  包虹  
QO包釘1−12   15.3    0.82  
  14.5   0.80    12.8   0
.731−13   14.8    0.80   
 14.1    0.77    12.1    
0.701−14   15.1    0.80  
  14.3   0.78    11.9   0
.691−15   15.8    0.83   
 15.2   0.81    13.3   0.
74実施例1−16〜1−22 実施例1−1で用いたアミニウム塩化合物をジイモニウ
ム塩化合物にかえて表−1−7に示す組み合わせで実施
例1−1と同様の方法で記録媒体を作製し、それぞれ実
施例1−17〜1−23の光学記録媒体とした。
上記実施例1−17〜1−23の光学記録媒体を実施例
1−1と同様の方法で測定し、その結果を表−1−9に
示す。
表−1−7 実施例−里辺)j二j昼ジ1α■  ジイモ三りツ弓釦
り金惣氏cmσとUl−16D−I         
  I−980:201−17       D−41
−1285: 151−18       D−8I−
580: 201−19       D−13l−1
070: 301−20       D−191−1
960:401−21       D−241−18
0: 201−22       D−25l−219
0: 10実施例1−23〜1−26 実施例1−9で用いたアミニウム塩化合物(A)をジイ
モニウム塩化合物(D)にかえて表−1−8に示す組み
合わせで実施例1−1と同様の方法で記録媒体を作製し
、それぞれ実施例1−23〜1−26の光学記録媒体と
した。
上記実施例1−23〜1−26の光学記録媒体を実施例
1−1と同様の方法で測定し、その結果を表−1−9に
示す。
表−1−8 実五遭L ポJ2七上系立)1淵y  ジイモ三りメ4
劇旦含並mmαとUl−23D−21−480: 20 1−24       D−16l−1390: 10
1−25       D−20l−1875: 25
1−26       D−22l−1185: 15
表−1−9 1−1625,3575624,55622,0521
−1724,8565524,05421,8511−
1821,3514920,04918,2461−1
924,4555323,35420,5491−20
25,1565324,55521,3511−212
5,6575624,85622,5531−2226
,0535124,55022,1491−2321,
2514819,54918,2451−2425,1
565424,25322,3511−2525,55
75624,15521,9531−2624,555
5323,05421,151実施例1−27〜1−3
0 実施例1−12で用いたアミニウム塩化合物(A)をジ
イモニウム塩化合物(I)にかえて表−1−10に示す
組み合わせで実施例1−12と同様の方法で記録媒体を
作製し、それぞれ実施例1−27〜1−30の光学記録
媒体とした。
上記実施例1−27〜1−30の光学記録媒体を実施例
1−12と同様の方法で測定し、その結果を表−1−1
1に示す。
表−1−10 !  更辺ノJしd五色嵩にΩΣ  ジイモ三タノ弓1
を含並氏Flu!JIJ虹αとUl−27D−I   
        l−1080: 201−28   
    D−6I−785: 151−29     
  D−17I−475:251−30       
D−21l−1680: 20表−1−11 1〜27   15.5   0.83   14.9
   0.82   12.5   0.721−28
  14.5   0.79   14.1   0.
77   11.9   0.691−29  15.
2   0.81   14.8   0.80   
12.3   0.701−30  16.0   0
.85   15.2   0.83   12.8 
  0.73実施例1−31 実施例1−16で作製した光学記録媒体を用いて、実施
例1−16の評価において記録レーザパワーを0 、5
 m W −0,7m Wまで変化させてC/N比を測
定し、しきい値を調べた。その結果を第5図に示す。
比較例1−3 実施例1−31において、アミニウム塩化合物を除いた
以外は実施例1−31と同様の方法で光学記録媒体を作
製し、測定した。その結果を第5図に示す。
実施例1−31の光学記録媒体は、レーザパワー2 m
 W以下の低パワーでは記録されない明確なしきい値が
得られた。それに対して、比較例1−3は2 m W以
下の低パワーでも記録されしきい値が明確でなかった。
これは、繰り返し再生時に劣化しやすいことを示してい
る。
また実施例1−31は比較例1−3に比べて、高いC/
N値が得られた。
実施例1−32および1−33 ポリメチン系色素(D−1)と実施例1−32の場合に
はアミニウム塩(A−11)、実施例1−33の場合に
はジイモニウム塩(I−9)を重量比で70:30の割
合で使用して、実施例と同様にして光学記録媒体を製造
し、実施例と同様な方法でこれらの光学記録媒体を評価
した。その結果を表−1−12に示す。
比較例1−4〜1−7 ポリメチン系色素として下記のものを用いて、実施例1
−32と1−33と同様にして光学記録媒体を製造し、
その評価をした。その結果を表−1−12に示す。
D−101 表−1−12 1−32D−I     A−1124,05623,
75422,5531−33D−11−923,856
23,75522,653比較例 1−4  D−101A−1123,05422,05
219,7491−5D−102A−1122,653
22,05219,8481−6D−1011−923
,15422,25219,7481−7D−1021
−922,95222,15019,848〔実施例2
−1〕 直径130mmφ、厚さ1 、2 m mのポリメチル
メタクリレート(以下[PMMAJと略記)基板上に、
エポキシ−アクリレート系紫外線硬化樹脂を用いて2P
法(フォト・ポリマー法)で、厚さ50μのプレグルー
ブを設け、その上に前記ポリメチン化合物No、D−3
8と前記アミニウム塩化合物No、A−9を重量比80
 : 20で1.2−ジクロルエタンに溶解させた液を
スピナー塗布法により塗布した後、乾燥して850人の
有機薄膜層を得た。
こうして作成した光学的記録媒体をターンテーブル上に
取り付け、ターンテーブルをモータで180Orpmに
回転させて、発振波長830nmの半導体レーザを用い
て基板側より、有機薄膜記録層にスポットサイズ1.5
μmφ、記録パワー6mWで記録周波数2 M Hzで
情報を書き込み、読み出しパワー0.8mWで再生し、
その再生波形をスペクトル解析(スキャニングフィルタ
ー、バンド幅30KHz)L/てC/N比(キャリヤ/
ノイズ比)を測定した。
次に同じ記録媒体を前記測定条件で記録した部分を繰り
返し10’回読み出し後のC’/N比を測定した。
さらに、前記条件で作成した同一の記録媒体を45℃、
95%RHの条件下に3000時間放置して環境保存安
定性試験を行った後の反射率(830・・・nm測定)
およびC/N比を測定した。また同一の記録媒体に10
0OW/rd (300〜900nm)のキセノンラン
プ光を100時間照射して、耐先安定性試験を行った後
の反射率(830nm測定)およびC/N比を測定した
。その結果を表−2−1に示す。
表−2−1 実施例 反射率C/N   C/N     反射率 
C/N     反射率C/NΩDΩ「U  包釘  
  ΩΩ 包釘    00画2−1   26.2 
55   52     24.5 53     2
1.5 50〔実施例2−2〜2−9〕 実施例2−1で用いた環状ポリメチン化合物(D)とア
ミニウム塩化合物(A)を下記、表−2−2の組み合わ
せにかえて実施例2−1と同様の方法で記録媒体を作製
し、それぞれ実施例2−2〜2−9の光学記録媒体とし
た。
上記、実施例2−2〜2−9の光学記録媒体を実施例1
と同様の方法で測定し、その結果を表−2−4に示す。
表−2−2 勉医nム吐飴飢鼠ニョ君…獲因 刺U低尤2−2   
 D−28A−1180: 202−3    D−3
3A−585: 152−4    D−46A−19
75: 252−5    D−59A−2170: 
302−6    D−67A−2690: 102−
7    D−75A−1280: 202−8   
 D−89A−180: 202−9    D−96
A−1685: 15〔実施例2−10〜2−13] 下記、表−2−3に示す環状ポリメチン化合物(D)と
アミニウム塩化合物(A)の組み合わせの混合物4重量
部とニトロセルロース樹脂(オーハレスラッカー、ダイ
セル化学(株)製)1重量部をメチルエチルケトン95
重量部に混合させた液をスピナー塗布法により、プレグ
ルーブを設けた直径13.0mmφ、厚さ1 、2 m
 mのポリカーボネート基板上に塗布し乾燥膜厚950
人の有機薄膜記録層を得た。
こうして作成した光学記録媒体を実施例2−1と同様の
方法で測定し、その結果を表−2−4に示す。
表−2−3 実施例−f」」(iz狙3ソ勿Ω刀−アミニ ム ム 
A  1111区mM2−1o     D−31A−
385: 152−11     D−53A−690
+ 102−12     D−71A−1080:2
02−13     D−93A −2275: 25
〔実施例2−1. 2−21 実施例2−1および2−6で用いたアミニウム塩化合物
それぞれNo、A−9およびA−26を除いた以外は実
施例2−1と同様の方法で、光学記録媒体を作製し評価
した。その結果を表−2−4に示す。
表−2−4 2−225,3545124,15220,5482−
324,8535023,55019,8472−42
4,5535123,25019,3462−525,
6545024,15220,8492−623,1s
o     47      21.5 4+    
    17.6 442−7   24.7 54 
    52       21.3 49     
  19.8 472−8   24.3 52   
  50       22.2 50       
18.5 462−9   22.5 48    4
6      21.0 46       17.8
 432−10  24.5 54     51  
     22.8 52       20.7 4
92−11  25.2 55    51     
  23.4 52      20.6 482−1
2  23.4 51     48      22
.1 49       19.9 462−13  
 24.4 53     50       23.
2 50       20.1 48比較例 2−1   25.8 51    32     1
4.3 40     12.1 302−2   2
3.5 46    28     12.8 36 
    10.9 24〔実施例2−14〜2−17) ウオーレットサイズの厚さ0 、4 m mポリカーボ
ネート(以下「PC」と略記)基板上に熱プレス法によ
りプレグルーブを設け、その上に下記表−2−5に示す
環状ポリメチン化合物およびアルミニウム塩化合物をジ
アセトンアルコール中に混合させた液をバーコード法に
より塗布した後、乾燥して850人の有機薄膜記録層を
得た。さらにその上にエチレン−酢ビドライフィルムを
介してウオーレットサイズの厚さ0 、3 m m P
 C基板と熱ロール法により密着構造の光学記録媒体を
作製した。
こうして作製した実施例2−14〜2−17の光学的記
録媒体をX−Y方向に駆動するステージ上に取り付け、
発振波長830nmの半導体レーザを用いて厚さ0.4
mmのPC基板側より有機薄膜記録層にスポットサイズ
3.0μmφ、記録パワー4.0mWで記録パルス80
μsecでY軸方向に情報を書き込み、読み出しパワー
0.4mWで再生し、そのコントラスト比−B (□:A→未記録部の信号強度、B→記録部の信号強度
)を測定した。
さらに、前記条件で作製した同一記録媒体を実施例2−
1と同様の条件の環境保存安定性試験および耐光安定性
試験を行い、その後の反射率およびコントラスト比を測
定した。その結果を表−2−6に示す。
表−2−5 !J!’t”巳しくtzLZl虹Ωη−アミニウム  
ム A  重l之αし養2−14      D−28
A−875: 252−15      D−47A−
1180:202−16      D−69A−18
85: 152−17      D−86A−237
0:30表−2−6 2−1414,80,8114,00,7912,50
,762−1515,00,8214,10,7912
,30,752−1614,50,8013,80,7
811,50,722−1714,90,8014,0
0,7B    11.8  0.74〔実施例2−1
8〜2−213 アルミニウム塩化合物をジイモニウム塩化合物にかえて
表−2−7に示す組み合わせで実施例2−1と同様の方
法で記録媒体を作製し、それぞれ実施例2−18〜2−
21の光学記録媒体とした。
上記、実施例2−18〜2−21の光学記録媒体を実施
例2−1と同様の方法で測定し、その結果を表−2−9
に示す。
表−2−7 実茄t1 ず巳し乙ヱユ召り自主1ユυ−ジイモニウム
  ”ID:12−18      D−381−98
0:202−19      D−701−2675:
 252−20      D−461−2280:2
02−21      D−921−1975: 25
[実施例2−22〜2−25] アルミニウム塩化合物(A)をジイモニウム塩化合物(
D)にかえて表−2−8に示す組み合わせで実施例2−
10と同様の方法で記録媒体を作製し、それぞれ実施例
2−22〜2−25の光学記録媒体とした。
上記実施例2−22〜2−25の光学記録媒体を実施例
2−1と同様の方法で測定し、その結果を表−2−9に
示す。
表−2−8 実施例−星旦l±Z化合憔α■ ジイモニウム  ム 
■  重鳳比℃とU2−22      D−29I−
680: 202−23      D−56I−27
5: 252−24      D−76l−1180
: 202−25      D−95l−1885:
 15表−2−9 2−1825,0555324,25321,3492
−1924,5545323,85220,8492−
2024,8545122,65220,1482−2
125,2555424,55321,5502−22
23,2525022,55019,6472−23u
、o  52    51       23.1 5
0       18.5 462−24  23.8
 53    52      23.0 51   
   19.7 472−25   24.3 52 
   50       22.9 50      
 19.8 48〔実施例2−26〜2−293 実施例2−14で用いたアミニウム塩化合物(A)をジ
イモニウム塩化合物(I)にかえて表−2−10に示す
組み合わせで、実施例2−14と同様の方法で記録媒体
を作製し、それぞれ実施例2−26〜2−29の光学記
録媒体とした。
上記、実施例2−26〜2−29の光学記録媒体を実施
例2−14と同様の方法で測定し、その結果を表−2−
11に示す。
表−2−10 大J1包−ヱ匹、v+乙化含血α■ ジ モニウム  
ム 1  重鳳此℃とU2−26      D−35
l−1280: 202−27      D−54I
−570: 302−28      D−641−9
75: 252−29      D−83l−228
0: 20表−2−11 2−2615,40,8114,50,7912,30
,712−2714,60,8014,00,7712
,00,692−2815,20,8014,50,7
812,50,722−2914,50,7B    
 13.8   0.75    11.8   0.
68〔実施例2−301 実施例2−19で作製した光学記録媒体を用いて、実施
例2−19の評価において、記録レーザパワーを0.5
mW〜7mWまで変化させてC/N比を測定し、しきい
値を調べた。その結果を第6図に示す。
〔比較例2−3〕 実施例2−30において、ジイモニウム塩化合物を除い
た以外は、実施例2−30と同様の方法で光学記録媒体
を作製し測定した。その結果を第6図に示す。
実施例2−30の光学記録媒体は、レーザパワー2 m
 W以下の低パワーでは記録されない明確なしきい値が
得られた。それに対して比較例2−3は2 m W以下
の低パワーでも記録され、しきい値が明確でなかった。
これは、繰り返し再生時に劣化しやすいことを示してい
る。また、実施例2−30は比較例2−3に比べて高い
C/N値が得られた。
〔実施例2−31〜2−48) 表−2−12に示されるポリメチン系色素とアミニウム
塩(A−11)又はジイモニウム塩(I−9)とを重量
比で70+ 30の割合で用いて実施例2−1と同様に
して光記録媒体を製造し、それらの評価を行った。その
結果を表−2−12に示す。
〔比較例2−4〜2−19) 下記ポリメチン系色素とアミニウム塩(A−11)又は
ジイモニウム塩(I−9)を用いて実施例2−31と同
様にして光記録媒体を製造し、それらの評価を行った。
その結果を表−2−12に示す。
()e 表−2−12 実施例                 反射率 C
/N  反射率 C/N  反射率 C/NQ5】 画
 (Jfa(ABI  圓 画2−31    D−2
8A−1125,05424,15220,5482−
32D−29A−1123,25222,55019,
6472−33D−31A−1124,85322,8
5220,7492−34D−38A−1125,05
423,85120,8492−35D−51A−11
23,45122,14919,9462−38D−6
9A−1124,45022,64819,6442−
37D−7OA−1124,75322,34920,
3472−38D−71A−1123,35222,2
5019,5462〜39  0−88   A−11
24,14923,04719,8452−400−2
81−924,85324,25220,7482−4
10−291−92sl  52  22.5 50 
  19.8 .1s2−42   D−311−92
4,95322,75120,6482−43D−38
I−924,85322,45120,5472−44
D−51I−923,65122,64920,046
2−45D−691−924,45022,74719
,8452−46   D−701−924,5522
2,54820,1472−47D−711−923,
85222,25019,6472−48D−88I−
924,05022,84719,745比較例 2−4   D−103A−1124,55224,0
501B、0 462−5   D−104A−112
5,45224,85118,7462−6D−105
A−1124,25122,24718,8452−7
D−106A−1124,85023,04917,9
462−8D−107A−1123,74821゜7 
46  17.6 422−9   D−108A−1
124,74922,54618,0442−10D−
109A−1124,14922,44717,743
2−11D−110A−1124,35021,847
17,8442−12D−103I−924,4522
3,75017,8462−13D−1041−925
,25124,55018,5452−14D−105
1−924,05122,64717,8462−15
D−1061−924,85022,84917,74
52−16D−1071−923,64921,946
17,4422−17D−108I−923,5492
2,34518,0442−18D−109I−924
,64922,34617,2432−190−110
I−924,85021,94717,143〔発明の
効果〕 以上説明したように、ジアルキルアミノ置換アリール基
を有するポリメチン系色素とアミニウム塩化合物または
ジイモニウム塩化合物を記録層中に含有することにより ■高い感度とC/N比を得ることができ、かつレーザパ
ワーに対して明確なしきい値を有する記録再生特性が得
られる。      ■熱および光に対する安定性が高
く、長期保存性に優れ、再生劣化の少ない光学記録媒体
が得られる 等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の光学記録媒体の各実施態様を
示す断面図である。第5図および第6図は実施例および
比較例で製造した光学記録媒体の記録再生特性を示す曲
線図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式〔1− I 〕〜〔2−IV〕で表わされ
    るポリメチン系色素の少なくとも1種とアミニウム塩化
    合物およびジイモニウム塩化合物から選ばれる化合物を
    記録層中に含有することを特徴とする光学記録媒体。 一般式〔1− I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔2− I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔2−II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔2−III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔2−IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R_1_1、R_1_2、R_1_3、R_1_
    4、R_1_5、R_1_6、R_1_7、R_1_8
    およびR_1_9は水素原子、ハロゲン原子、置換もし
    くは未置換のアルキル基、置換または未置換のアリール
    基、置換もしくは未置換のスチリル基、または置換もし
    くは未置換の複素環基を示す。但し、R_1_1、R_
    1_2、R_1_3およびR_1_4の少なくとも1つ
    はジアルキルアミノ置換アリール基である。m_1は0
    または1であり、n_1は0、1または2である。 A、B、DおよびEは、水素原子、ハロゲン原子、置換
    または未置換のアルキル基、アルケニル基、置換または
    未置換のアラルキル基、置換または未置換のアリール基
    を示す。但し、A、B、DおよびEの少なくとも1つは
    ジアルキルアミノ置換アリール基である。R_2_1、
    R_2_2、R_2_3、R_2_4およびR_2_5
    は、水素原子、ハロゲン原子、またはアルキル基を示す
    。m_2、n_2は0、1または2である。Yは5員環
    または、6員環を完成するに必要な原子群を有する2価
    の残基を示す。 ▲数式、化学式、表等があります▼ Z^■は▲数式、化学式、表等があります▼または▲数
    式、化学式、表等があります▼を示す。 X^■は陰イオンを示す。
  2. (2)前記アミニウム塩化合物が下記一般式〔3〕で表
    わされる化合物である特許請求の範囲第1項記載の光学
    記録媒体。 一般式〔3〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1_0は同じかまたは異なっていてもよく
    水素原子、置換または未置換のアルキル基を示し、Aは
    、▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化
    学式、表等があります▼を示す。X^■は陰イオンであ
    る。)
  3. (3)前記ジイモニウム塩化合物が下記一般式〔4〕で
    表わされる化合物である特許請求の範囲第1項記載の光
    学記録媒体。 一般式〔4〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1_0は同じかまたは異なっていてもよく
    水素原子、置換または未置換のアルキル基を示し、X^
    ■は陰イオンである。)
  4. (4)一般式〔1− I 〕で表わされるポリメチン系色
    素において、R_1_1とR_1_2の少なくとも一方
    およびR_1_3とR_1_4の少なくとも一方がジア
    ルキルアミノ置換アリール基である特許請求の範囲第1
    項記載の光学記録媒体。
  5. (5)一般式〔2− I 〕〜〔2−IV〕で表わされるポ
    リメチン系色素において、AとBの少なくとも一方、お
    よびDとEの少なくとも一方がジアルキルアミノ置換ア
    リール基である特許請求の範囲第1項記載の光学記録媒
    体。
  6. (6)ジアルキルアミノ置換アリール基が、炭素数1〜
    4のアルキルを持つジアルキルアミノ置換アリール基で
    ある特許請求の範囲第1項〜第5項記載の光学記録媒体
  7. (7)アミニウム塩化合物およびジイモニウム塩化合物
    から選ばれる化合物が記録層中に1〜60wt%含有さ
    れている特許請求の範囲第1項記載の光学記録媒体。
  8. (8)アミニウム塩化合物およびジイモニウム塩化合物
    から選ばれる化合物が記録層中に5〜40wt%含有さ
    れている特許請求の範囲第7項記載の光学記録媒体。
  9. (9)光学記録媒体がカードの形状である特許請求の範
    囲第1項記載の光学記録媒体。
JP62258807A 1986-10-14 1987-10-14 光学記録媒体 Pending JPS63226642A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999067200A1 (fr) * 1998-06-23 1999-12-29 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Composes a base de sel d'amminium ou de diimmonium et leur utilisation
CN107200694A (zh) * 2016-03-16 2017-09-26 中国科学院理化技术研究所 一种水溶性阴离子亚苄基环烷烃酮光敏剂、制备方法及在光动力抗微生物感染中的应用

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