JPS6322502Y2 - - Google Patents

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JPS6322502Y2
JPS6322502Y2 JP1981135584U JP13558481U JPS6322502Y2 JP S6322502 Y2 JPS6322502 Y2 JP S6322502Y2 JP 1981135584 U JP1981135584 U JP 1981135584U JP 13558481 U JP13558481 U JP 13558481U JP S6322502 Y2 JPS6322502 Y2 JP S6322502Y2
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JP
Japan
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temperature
thermistor
sensing part
film
hole
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JP1981135584U
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English (en)
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JPS5842637U (ja
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は体温計に係り、特にバラツキのない体
温の計測技法に関する。
従来の体温計測は、水銀を封入したガラス棒状
体温計、または絶縁物等で造られた細筒の先に熱
の伝わり易い金属を設けて細筒内部から感温半導
体(以下サーミスタという)を金属に接触させた
構造の検知部を身体の腋にはさみ、これに計測用
電気回路装置を接続して体温の計測をしていた。
両者の検知部は比較的に大きい質量の構造体であ
り更に比熱も高く、腋等の肌から流入する熱量で
肌の温度と同一になるまでにはかなりの長時間
(例えば180秒)を要していた。更に構造が大きい
ので構造体自身から大気中や衣類等への放散熱流
があるから、これを防ぐのに広い全外表を何とか
して検温部近くの肌で包む必要があり、腋などで
完全に抑えこむ必要があつた。だから病院等で多
人数の検温をするのに大きい労力が当てられた。
また棒状構造体と肌との接触は極めて不定であつ
たので腋への挟みかたによつては真空の体温を表
示するのに困難であつた。更に破損し易く、また
破損した際の水銀などの飛散は幼児の体内に入る
など大変危険であつたことは論をまたない。
本考案は、サーミスタの感温部を安直な方法で
口の粘膜に深く埋めこみ、正しくかつ短時間に計
測をしうる体温計を提供するにある。
すでにこの種体温計の検温部としてサーミスタ
を使用し、しかも肌との接触を向上させるため、
その一部を露出して装着するものが提案されてい
る。(実開昭53−123982号公報) しかしこのものは、絶縁体板の上にサーミスタ
を直接載せ、さらにその上からサーミスタの特定
の一部が露出するように表面を合成樹脂接着剤で
覆つてなるものであるため、肌に当てる方向を常
に一定方向にしておかないと、上記絶縁体板や被
覆合成樹脂接着剤のような断熱性の高いものの影
響を受け、温度上昇にムラが生じることになり使
い難いものとなる。
本考案は弾性体のフイルムに透孔を形成し、該
透孔にサーミスタの球状の感温部を、その最大径
の位置で貫通固定して露出せしめることにより、
使用時の肌当て方向性を無くし、露出表面積を多
くして温度上昇速度を速め、しかも感温部をフイ
ルム自体の高弾性力を利用して装着するので、装
着組立作業を容易にしたものである。
以下実施例をもつて詳述する。
1はサーミスタで内部に半導体の感温体2
(R4)を有し、これに電極線3,4をつけ、ガラ
スで包み球状の感温部5と脚部6を形成する。な
お感温部5の外径の約1mm程度の非常に小さいも
のである。7は例えばマイラーフイルムの如き強
力で高弾性材料のフイルムであつて、その先端部
に透孔21を設け、この透孔21に球状の感温部
5を、その最大径の位置で貫通固定して、フイル
ム7の上、下面から各々半球ずつ露出せしめ、こ
れらを一体にまとめ、センサー8を構成する。電
極線3,4は長く、かつ柔軟な口出線9,10を
介して計測表示器11の端子12,13に結ばれ
る。計測器11は抵抗14(R1),15(R2),
16(R3)および電流計17(R1)を図のよう
に結び電池18を接続しホイートストンブリツジ
を構成する。ここで2(R4)は温度に関係して
抵抗の温度係数がとび抜けて高いもので、小さい
温度変化で大きく抵抗値が変わるのである。
さて体温の計測について述べる。まず被検温者
は感温部付近一帯を口に入れ、これを舌19で上
顎20の内面に押しつけると、感温部は直径約1
mm程度であるから粘膜に埋まつてしまう。一方感
温部は微少質量なので熱容量が小さく、前記の粘
膜から熱量を得てすぐ温度上昇し、粘膜に埋まつ
ているから外部への放射熱量がないので、真実の
体温を数秒もかからずに計測できる。
この新しい機能は、感温部を口内粘膜の中に埋
めこむという極めて簡単な動作で得られ、着衣の
一部を開いて腋をあけるとか、下着をずらし***
を変えて肛門をあけるなどして水銀柱式の体温計
を挿入する従来のやり方と比較すると、極めて便
利であり所要時間も早い。病棟等で数百名の検温
をする際など、非常な偉力を発揮する。また感温
部は、腋にはさんでずれ易い水銀柱式のものと比
較して、粘膜に埋まることから、絶対に近い正確
さで計測でき誰が検温に当たつても正しい結果が
得られる。また更にある点でだけでしか水銀柱が
幅広く見得ないが、本考案は指針で目盛りを見る
ので、幼児でも、老境の人でも正しい読みが得ら
れるし姿勢は横になつて寝ていても或いは排便中
などでも何ら支障はない。その指針は瞬間的に応
動するので、特に人体の種々の部位の温度は、感
温部を当ててゆけば、1個所数秒の時間で判明す
るので、健康上、生理上、美容上の種々の判断に
役立つ。また小質量なので床に落としても破損せ
ず、従来の水銀事故など全く問題外で、安全性が
高い。
以上のように、この考案によればサーミスタを
用いた体温計において、弾性体のフイルム7に透
孔21を形成し、該透孔21にサーミスタの球状
の感温部5を、その最大径の位置で貫通固定して
露出せしめたので、ベースとしてのフイルム7の
上、下面に各々半球ずつ感温部5が露出するの
で、肌との当接面積が増大し上昇速度を高めるこ
とができるとともに、使用時に肌当て方向性を無
くし使用勝手を良くすることができる。
しかも感温部5は、フイルム7の透孔21に、
フイルム7自体の高弾性力を利用して貫通固着す
るだけで装着できるので、組立作業を容易にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例説明図、第2図は第
1図のA−A断面図を示す。 2……感温体、5……感温部、7……フイル
ム、21……透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サーミスタを用いた体温計において、弾性体の
    フイルム7に透孔21を形成し、該透孔21にサ
    ーミスタの球状の感温部5を、その最大径の位置
    で貫通固定して、フイルム7の上、下面から各々
    半球ずつ露出せしめたことを特徴とする体温計。
JP13558481U 1981-09-14 1981-09-14 体温計 Granted JPS5842637U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13558481U JPS5842637U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 体温計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13558481U JPS5842637U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 体温計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5842637U JPS5842637U (ja) 1983-03-22
JPS6322502Y2 true JPS6322502Y2 (ja) 1988-06-21

Family

ID=29928942

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JP13558481U Granted JPS5842637U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 体温計

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144976B2 (ja) * 1971-09-21 1976-12-01

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144976U (ja) * 1974-09-30 1976-04-02
JPS53123982U (ja) * 1977-03-10 1978-10-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144976B2 (ja) * 1971-09-21 1976-12-01

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Publication number Publication date
JPS5842637U (ja) 1983-03-22

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