JPS6322090Y2 - - Google Patents

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JPS6322090Y2
JPS6322090Y2 JP857482U JP857482U JPS6322090Y2 JP S6322090 Y2 JPS6322090 Y2 JP S6322090Y2 JP 857482 U JP857482 U JP 857482U JP 857482 U JP857482 U JP 857482U JP S6322090 Y2 JPS6322090 Y2 JP S6322090Y2
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JP
Japan
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damper
lever
air
connecting rod
operating lever
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JP857482U
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JPS58111613U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用空調装置のダンパ操作機構に
係り、特に同装置の一対の空気口のいずれか一方
或は両方を開くよう操作するための機構に関す
る。
従来、斯かる種類のダンパ操作機構において
は、第1図に示す如く、ダクト1の一対の空気口
1a,1bを選択的に開閉するように、ダンパ4
が軸2aにより枢動自在に設けられている。ダン
パ4にはダンパレバー5が取付けられ、このレバ
ーは連結ロツド6を介して操作レバー7に作動上
連結される。操作レバー7はピン4aに連結され
たワイヤーケーブル等を介して枢動され、これに
応じてダンパ4が一方の空気口1bを閉じる第一
の位置、他方の空気口1bを閉じる第二の位置
および両方の空気口を開く第三の中間位置の
間を移動する。
操作レバー7が位置から中間位置へ向けて
操作される場合、ダンパ4は空気口1aに当接し
ており、連結ロツド6のみがダンパレバー5との
連結端を中心に枢動し、操作レバー7と突き合わ
せ状態となる。連結ロツド6は、スプリング8と
プレート9を介して操作レバー7の長手方向へ案
内移動可能に、該レバーへ連結されている。この
ため、操作レバー7が位置と中間位置の手前
の位置の間を移動する際に、連結ロツド6とプ
レート9の連結端はスプリング8を押圧しつつ操
作レバー7の長手方向へ移動し、作動時の逃げと
して作用する。
また、操作レバー7に当接して該レバーを中間
位置に止めるために、ピン2がダクト1に設け
られ、ゴムブツシユ3で被覆されている。しか
し、この様な構成では、ダンパ4の回動慣性や風
圧が作用すると、その力によつてスプリング8が
収縮し、プレート9が第1図の矢印方向へ動く。
その結果、ダンパ4が揺れ振動を起こしてしま
い、音の原因になるという欠点がある。
本考案は、上述した従来の装置の欠点を取除い
て、簡単で便利な形の自動車用空調装置のダンパ
操作機構を提供することを目的とする。
このため、本考案によれば、前述の種類のダン
パ操作機構において、ダンパレバー及び操作レバ
ーを枢動連結ロツドを介して連結し、ダンパが第
三の位置にある時に連結ロツドの運動を阻止する
ストツパを操作レバー、ダンパレバー又は連結ロ
ツドに設けたことを特徴とする。
上記構成で連結ロツドの運動を直接阻止するこ
とによつて、ダンパの揺れ振動が確実に抑制さ
れ、騒音の発生が防止される。また、ストツパは
操作レバー、ダンパレバー又は連結ロツドと一体
で安価に形成でき、別個にダクト等に取付ける必
要がなく、機構の組付けが容易である。
次に、第2図に示した本考案による機構の一実
施例を説明する。
第2図において、10は自動車用空調装置のダ
クトであつて、その一端に一対の空気吹出口(例
えば冷房用上方吹出口と暖房用下方吹出口)11
及び12を形成しており、他端側には送風機、冷
暖房用熱交換器等が設けられている。ダクト10
中を矢印Aの方向へ流れる空気は後述するように
して空気吹出口11及び/又は12から車室内へ
吹き出る。13は空気吹出口11及び12の一方
の内部端を選択的に閉じるようにダクト内に設け
られたダンパであり、空気吹出口11及び12の
間から突出するダクト10の先端部に回動可能に
設けられた軸14に取付けられている。15はダ
クトの外部において軸14に固定されたダンパレ
バーであり、16は適当な合成樹脂で作られた操
作レバーであつて、通風装置の固定部分に取付け
られた軸17を中心にして枢動し得るようになつ
ており、レバー16の一端に設けられたピン18
に連結されたワイヤケーブル(図示せず)を介し
て操作される。
レバー16の他端部に、レバー側端を折り曲げ
ることにより長手方向の溝19が形成されてお
り、この溝19に鉄板材のプレート20がはめ込
まれてレバー16に対して長手方向へ摺動し得る
ようになつている。プレート20の内方端とレバ
ー16の段部16aとの間に圧縮ばね21が設け
られてプレート20を溝穴19内でその外方端の
方へ押圧している。プレート20は連結ロツド2
2によつてダンパレバー15の先端に連結されて
おり、ロツド22はプレート20及びダンパレバ
ー15に対して枢動し得るように取付けられてい
る。ここで、連結ロツド22の先端は、操作レバ
ー16の長手方向の長溝16b内に遊嵌入してあ
る。操作レバー16には、ストツパ23が合成樹
脂又は金属などの適当な材料で一体成形されてい
る。
操作レバー16が第2図に示したの位置にあ
る時には、ダンパ13は空気吹出口12の内部端
を閉じており、ダクト10内を流れる空気は空気
吹出口11から流出する。この時、操作レバー1
6の長手方向軸線と連結ロツド22の長手方向軸
線との間の角度αは180度より小さい。操作レバ
ー16を位置から位置まで第2図をみて時計
方向へ枢動すると、ダンパレバー15及びダンパ
13は軸14を中心にして反時計方向へ回動し、
このためダンパ13は空気吹出口12の内部端を
開いて空気吹出口11を閉じ、ダクト10内の空
気を空気吹出口12を通して流す。この時、前記
角度αに対応する角度α′は操作レバー16が位置
にある時の角度αより大きいが180度より小さ
い。
操作レバーを位置から位置へ向けて更に時
計方向へ回動すると、プレート20がばね21の
作用に抗して溝穴19内を長手方向内方へ移動
し、前記角度αに対応する角度は増加し、この角
度が180度を越えると、プレート20はばね21
の作用により反対方向へ戻り始めると共に、ダン
パレバー15及びダンパ13は時計方向へ回動す
る。
操作レバーを位置まで回動すると、ダンパ1
3は空気吹出口11の内部端と空気吹出口12の
内部端の間の中間位置まで移動し、両方の空気吹
出口を開いてダクト10内の空気を両方の空気吹
出口から流出させる(バイレベルモード)。この
時、連結ロツド22に関して前記角度αに対応す
る角度がα″になり、操作レバー16をそれ以上
時計方向へ移動し得ないようにする。すなわち、
連結ロツド22とストツパ23とが当接して、操
作レバー16の時計方向への回動を阻止する。
本考案の機構では、上記した構成により、操作
レバー位置において連結ロツド22がストツパ
23で回転を止められる際に、連結ロツド22と
操作レバー16の相対運動速度が比較的低く、ロ
ツド22がストツパ23へ当る時に生ずる音が小
さい。従つて、ストツパをクツシヨン材で被覆す
る必要がない。また、ばね21に起因するプレー
ト19の第2図矢印B方向への動きが阻止される
為、ダンパ13を中間位置で止める際にダンパの
振れを最小限にすることができ、静かな動作を実
現する。また、ストツパ23を操作レバー16に
設ける代りにダンパレバー15又は連結ロツド2
2に設けることができ、これらの場合にも同様の
効果を奏することは理解されよう。また、本考案
は吹出口切替機構に限らず、内外気切替機構にも
全く同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用通風装置のダンパ操作
機構の概略図、第2図は本考案による自動車用通
風装置のダンパ操作機構の概略図、第3図は第2
図の要部拡大図、第4図は第3図の線−にお
ける断面図である。 10……ダクト、11,12……空気吹出口、
13……ダンパ、15……ダンパレバー、16…
…操作レバー、20……プレート、21……ば
ね、22……連結ロツド、23……ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の空気口を有するダクトと、前記ダクトに
    枢動可能に取付けられて前記空気口を選択的に開
    閉するダンパと、前記ダンパに設けられたダンパ
    レバーと、前記ダンパが前記空気口の一方を閉じ
    る第一の位置、他方の空気口を閉じる第二の位置
    及び両方の空気口を開く第三の位置の間を枢動す
    るように前記ダンパレバーに作動上連結された操
    作レバーとを有する種類の自動車用空調装置のダ
    ンパ操作機構において、前記ダンパレバー及び前
    記操作レバーを枢動連結ロツドを介して連結し、
    前記ダンパが前記第三の位置にある時に前記連結
    ロツドの運動を阻止するストツパを前記操作レバ
    ー、ダンパレバー又は連結ロツドに設けたことを
    特徴とする自動車用空調装置のダンパ操作機構。
JP857482U 1982-01-25 1982-01-25 自動車用空調装置のダンパ操作機構 Granted JPS58111613U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP857482U JPS58111613U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 自動車用空調装置のダンパ操作機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP857482U JPS58111613U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 自動車用空調装置のダンパ操作機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58111613U JPS58111613U (ja) 1983-07-29
JPS6322090Y2 true JPS6322090Y2 (ja) 1988-06-17

Family

ID=30021260

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JP857482U Granted JPS58111613U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 自動車用空調装置のダンパ操作機構

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626406Y2 (ja) * 1985-08-29 1994-07-20 小島プレス工業株式会社 車両用空調機の空気吹出口切換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58111613U (ja) 1983-07-29

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