JPS63220002A - ボイラ自動缶数制御方法 - Google Patents

ボイラ自動缶数制御方法

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JPS63220002A
JPS63220002A JP5470087A JP5470087A JPS63220002A JP S63220002 A JPS63220002 A JP S63220002A JP 5470087 A JP5470087 A JP 5470087A JP 5470087 A JP5470087 A JP 5470087A JP S63220002 A JPS63220002 A JP S63220002A
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船越 亮一
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数のボイラの自動運転に利用されるもので
あり、圧力制限器や圧力調整器を用いたボイラ自動缶数
制御方法の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来のボイラ自動缶数制御方法は、第6図にその一例を
示す如く、スチームヘッダーlに圧力制限器若しくは圧
力調整器9を取付け、蒸気負荷5の変動に伴うヘッダー
1内の蒸気圧力の変化をこれによって検出し、この検出
信号Pを台数制御1]盤11へ入力すると共に、台数制
御盤11からの制御信号Qを各ボイラへ発信し、ボイラ
の起動・停止・高燃焼・低燃・暁等の制御を行なうよう
に構成されている(特開昭51−81401号、特公昭
59−42201号等)。
即ち、従来の自吻缶数制御方法に於いては、各ボイラ毎
に設けたボイラ制御盤12や高・低圧力制限器3・4の
他に、スチームヘッダー1に取付ける圧力制限器9や、
これからの信qpを受け、各ボイラ2a〜2dへ予め設
定した順序に従って起動・停止・燃焼等の制御信号Qを
送る缶数制御盤11を別途に必要とするうえ、これ等の
間の配線工事も必要となり、ボイラシステムや計装工事
が大がかりになるという問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従前のボイラ自動缶数制御に於ける上述の如
き問題、すなわちピ)缶数制御盤やスチームヘッダーに
取付ける圧力制限器等を別途に必要とするうえ、(0)
各製器相互間の電気配線工事が必要となり、イニシャル
コストがかかり過ぎるだけでなく、設置後においてもメ
ンテナンスに手数がかかるという問題を解決せんとする
ものであり、簡単な設備でもって効率のよい缶数制御を
出来るようにしたボイラ自動缶数制御方法を提供するも
のである。
(間4点を解決するための手段) 本発明は、複数のボイラを夫々の蒸気配管でスチームへ
ラダーへ接続し、スチームヘッダーと各ボイラの圧力が
ほぼ同一圧力となるように構成したボイラ設備に於いて
、各ボイラに取付けた圧力制限器にて蒸気圧力の変化を
システムの蒸気負荷の変化としてとらえ、蒸気圧力の上
昇及び降下を各ボイラに付属している燃焼制御用の高圧
力制限器及び低圧力制限器で検出し、圧力上昇の場合に
は、蒸気圧力が設定圧力に達し巨つ該設定圧以上の圧力
を一定の設定時間保持して経過したときにボイラを停止
させると共に、圧力降下の場合には、蒸気圧力が設定圧
力に達し且つ該設定圧以下の圧力を一定の設定時間保持
して経過したときにボイラを起動させ、前記再設定時間
を各ボイラ毎に適宜に1整することを発明の基本構成と
するものである0 (作用) 蒸気負荷が増加すると、スチームヘッダー内の蒸気圧力
が下降する。逆に蒸気負荷が減少すれば蒸気圧力が上昇
する。スチームヘッダーと各ボイラ間の蒸気配管には、
逆止弁等の逆流機溝を取付けてないので、スチームヘッ
ダーと各ボイラの圧力はほぼ同一の圧力となる。このた
め、特にスチームヘッダーに圧力調整器や圧力制限器を
取付けなくとも、システム全体の蒸気圧力の変化を各ボ
イラの低圧力制限器及び高圧力制限器でとらえることが
出来る。
自動缶数制御を行なう場合には、各ボイラの制御モード
が、缶数制御モードとベース制御モードとに振り分は選
択される。
ベース制御モード側に設定されたボイラは、システム全
体の所謂ベースボイラとなり、蒸気負荷の変動により蒸
気圧力が変動すると、低・高圧力制限器を介して高燃焼
・低燃焼・燃焼停止(スタンバイ)の各状態に置かれる
。即ち、ベースボイラなので、自動的なボイラの起動・
停止は行なわれず、負荷状態によってボイラは燃焼を停
止するが、ベース制御モードに於いては燃焼の停止のみ
であり、負荷の増加により直ちに着火するスタンバイの
状態におかれ、負荷変更に直ちに追従する。
一方、缶数制御モード側に設定されたボイラは、蒸気圧
力が高圧力制限器の設定圧力に達し且つ該設定圧以上の
圧力が一定の設定時間(可変)1こ亘って保持されたと
きに自動停止をし、また、蒸気圧力が低圧力制限器の設
定圧に達し且つ該設定圧以下の圧力が一定の設定時間(
可変)に亘って保持されたときに自動起動をする。又、
缶数制御モードに於ける前記再設定時間は、各ボイラ毎
に異なった時間に設定されており、これにより各ボイラ
の起動・停止作動の重なりが防止されている。
(実施例) 以下、第1図乃至第5図に基づいて、本発明の一実施例
を説明する。
第1図は、本発明に係るボイラ自動缶数制御方法を適用
したボイラ設備の一例を示す全体系統図であり、第2図
は、本発明で使用する各ボイラの公知の漂準制ff1f
fに対して追加する部品の一例を示すものである0 第1図及び第2図を参照して、1はスチームヘッダ〜、
2a〜2dは蒸気ボイラ、3は蒸気ボイラに付属してい
る低燃焼と高燃焼を制御している高圧力制限器、4は同
じく低燃焼と燃焼停止を制御している低圧力制限器、5
は蒸気負荷、6はモーター弁、8は蒸気配管、12はボ
イラ制御盤である0 各蒸気ボイラ2a〜2dからの発生蒸気は、蒸気配管8
を通してスチームヘッダー1へ集合され、ここから蒸気
負荷5へ送られて行く。尚、本発明に係るボイラ設備で
は、蒸気配管8に逆止弁等の逆流防止機構が設けられて
いないので、各蒸気ボイラ2a〜2dとスチームヘッダ
ー1内はほぼ同一の圧力となる。
前記高圧力制限器3及び低圧力制限器4には、公知の圧
力制限器が使用されており、前述の如く各ボイラ2a〜
2d・スチームヘッダー10蒸気配管8を含めたシステ
ム系統が全てほぼ同一圧力になるため、各ボイラに付属
する高圧力制御器3同士及び低圧力制限器4同士は、全
て同じ圧力値に設定されている。
前記、ボイラ制御盤12は、第2図に示す如く、公知の
標準的なボイラ制御盤に運転モードの切替スイッチ13
と、制御モードの選択スイッチ14と、時間設定器15
とを夫々追加したものである0前記切替スイツチ13は
、各ボイラ2a〜2dの運転モードを単独運転モードと
倍数運転モードの何れか)と切替えるものであり、該切
替スイッチ13を単独運転側13 aへ投入した場合に
は、そのボイラは缶数制御運転から切り離され、他のボ
イラとは制御系統的に全く独立したボイラとして、通常
の方法により単独で運転制御される。また、切替スイッ
チ13を倍数運転側13 bに投入した場合には、その
ボイラは所謂倍数運転モードに入ることになり、後述す
る制御モードの選択スイッチ14の回路へ接続される。
前記選択スイッチ14は、各ボイラの制御モードをベー
ス制御モードと缶数制御モードの何れかに設定するもの
であり、該スイッチ14をベース制御側14 aへ入れ
ると、ボイラはシステム全体のベースボイラとして制御
され、蒸気負荷の変動による蒸気圧力の変動を低圧力制
限器4及び高圧力制限器で検出することにより、高燃焼
・低燃焼・燃焼停止(スタンバイ)の各制御が行6れる
0即ち、ベースボイラなので自動的なボイラの起動・停
止は行なわれず、蒸気負荷が軽くなって蒸気圧力がと昇
した場合、負荷状態によってはボイラの燃焼を停止する
が、燃焼を停止するのみであって、負荷の増加により直
ちに着火ができるスタンバイ状rL委となる。
一方、選択スイッチ14を缶数制御側14 bへ入れる
と、ボイラは所謂缶数制御モードとなり、ボイラに付属
する圧力制限器3・4からの信号により、高燃焼・低燃
焼・燃焼停止(スタンバイ)・自動停止・自動起動の各
制御が行なわれる。
即ち、蒸気圧力が高圧力制限器3の設定圧力に達し、且
つ設定圧以上の圧力が、後述する時間設定器15の停止
時間設定値に亘って継続した場合には、ボイラが自動停
止をする。また、蒸気圧力が低圧力制限器3の設定圧力
に達し、且つ該設定圧以下の圧力が、時間設定器15の
起動時間設定値に亘って継続された場合には、ボイラは
自動起動をする。
前記時間設定器15には、設定時間の調整自在な所謂夕
・fマース・イツチが使用されており、起動時間設定と
停止時間設定の二要素を具備している。
尚、時間設定器15は、各ボイラ2a〜2d毎に夫々異
なる時間値に設定されており、これにより各ボイラの起
動・停止が時間的に重ならないように制御されている。
第4図は、本発明に係るボイラ自動缶数制御方法を適用
した他の実施例に係るボイラ設備の全体系統図であり、
各ボイラ2a〜2dの蒸気出口部にモーター弁6を配設
し、ボイラの停止時に蒸気配管系の圧力がボイラへかか
らないようにしたものである。
本実施例に於いては、ボイラの燃焼停止時には前記モー
ター弁6が閉鎖されるため、モーター弁6の二次面に別
の低圧力制限器7を設け、該低圧制限器7によってシス
テム全体の蒸気圧力の低下を検出すると共に、ボイラの
燃焼時にはモーター弁6が自動的に開放される。
第5Nは、本発明を適用した多缶ボイラ設備の蒸気圧力
とボイラ負荷の状態を示す説明図であり、4基のボイラ
の切替スイッチ13を全て倍数運転側13 bへ切替え
ると共に、2基のボイラ2a、2bの選択スイッチ14
をベース制御側14 aへ、また他の2基のボイラ2c
、2dの選択スイッチ14を筒数制御側14 bヘセッ
トした場合のものである。尚、位数制御モードに入れら
れたボイラ2cの時間設定器15は、停止設定時間がT
+、起動設定時間がT3に、また、ボイラ2dの時間設
定器15は、停止設定時間がT3 、起動設定時間がT
4に夫々設定されている。
更に、各ボイラの高圧力制限器3は下限値8.0”fl
 / as下限値7.0Ky/ctAに、又、低圧が制
限器4は、下限値6.5 Kgl ct&、上限1m 
7.5 Kg/ctifニ夫々設定されている。
蒸気負荷が大で、配管系8の蒸気圧が低い場合には、各
ボイラ2a〜2dは全て高燃焼状態にあり、この状態か
ら負荷が軽くなって蒸気圧が15Kg/、n(A点)こ
まで上昇すると、各ボイラ2a〜2dの低圧力制限器4
が作動し、各ボイラは低燃焼に切替わる。
低燃焼になって蒸気圧が下り、低圧力制限器4の下限設
定(m 6.5 Kgl d (B点)に達すると、全
部の低圧力制限器4が作動し、全ボイラ2a〜2dが高
燃焼状態に入る。
これにより、蒸気圧力が上昇して蒸気圧が7.5Kg/
d(C点)に達すると、低圧力制限器4が作動して全ボ
イラが低燃焼状態となる。しかし、負荷の@減の方が大
きい場合には、蒸気圧が引き続き上昇し、高圧力制限器
3の上限値8. OKglctd (D点)を越えると
、各高圧力制限器3が作動し、各ボイラが燃焼を停止す
る。このとき、ボイラ2a、2bはベース制御モードに
あるため、所謂スタンバイの状態に保持されており、蒸
気圧が低下して7.0 Kglcd (E点)になれば
、高圧力制限器3が作動してボイラ2a、2bは直ちに
低燃焼状態に入ることになる。
一方、位数制御モードにあるボイラ2c、2dの方は、
蒸気圧力が高圧力制限器3の設定値8.0Kq / 、
tdに達し、且つ8.0Kg/d以上の圧力状態で設定
時間T1を経過(S+点)ときに、ボイラ2cがスタン
バイ状態から自動停止状態となる。また、ボイラ2dの
方は、それよりも更に遅れて時間′r2を経過(52点
)した時に、自動停止状態となる。
その結果、E点に於いて高圧力制限器3が作動しても、
ボイラ2c、2dの方はスタンバイの状態にないため、
低燃焼状態とならない。
蒸気負荷の増加が激しいと、ボイラ2a、2bがE点に
於いて低燃焼状態に入っても、蒸気圧は引き続き下降し
、6.5Kg/c111(F点)に達すると各低圧力制
限器4が作動し、これによりボイラ2a、2bは直ちに
高燃焼状態に切替わる。
これに対して、ボイラ2c・2dの方は、蒸気圧力が低
圧力制限器4の設定値6.5 Kg / 、il(F点
)に達し、且つ6.5Kg/−IIl以下の蒸気圧の状
態で設定時間T3を経過したとき(Pt点)にボイラ2
cが、また、6.5KF!/cIl以下の状態で設定時
間′r4を経過したとき(Pt点)・こボイラ2dが夫
々自動起動され、両ボイラ2c・2dが高燃焼状態に入
ることになる。
(l@明の効果) 本願発明では、スチームヘッダーと各ボイラ間の蒸気圧
がほぼ同一となるようにボイラ設備を溝成し、各ボイラ
に付属の高圧力制限器3及び低圧力制限器4を利用して
、システムの蒸気負荷の状態を蒸気圧力の形で検出する
と共に、各ボイラのボイラ制御盤に簡単な改造を加えて
、ボイラの制御モードをベース制御モードと位数制御モ
ードの何れかに設定自在とし、位数制御モードのボイラ
は、蒸気圧が設定値に達し且つその状態が一定の設定時
間以上保持されたときにボイラを自動起動又は自動停止
するようにしている。
その結果、従前の自動缶数制御方法の様に、各ボイラの
ボイラ制御盤と別に台数制御盤を設けたり、或いは、各
ボイラに付属する高会低圧力制限器と別にスチームヘッ
ダーに圧力調整器を設けたりすることなしに、従前の自
動缶数制御方法と同一のπill 1fflを行なうこ
とが可能となり、設備費やメンテンス費の大幅な削減が
可能となる。
また、各ボイラの制御モードを適宜に切替・組合せする
ことにより、蒸気負荷特性に最も適した多缶側ン・翔シ
ステムを簡単に構成することが出来ると共に、各ボイラ
間の自動起動拳滲止の時間的な重なりも容易に避けるこ
とが出来る。
本発明は上述の通り、優れた実用的効用を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用したボイラ設備の一実施例を示
す系統図である。 第2図は、公知の標準的なボイラ制御盤に、本発明を実
施するためのスイッチ及び時間設定器を追加した制御盤
の一例を示すものである。 第3図は、本発明に於ける各ボイラの作動モードの系統
説明図である。 第4図は、本発明を適用したボイラ設備の他の実施例を
示す系統図である。 第5図は、本発明に係るボイラ設備の蒸気圧力とボイラ
負荷の状態を示す説明図であ゛る〇@6図は、従前のボ
イラ自動缶数制御方法を適用したボイラ設備の系統図で
ある。 1   スチームヘッダー 2   ボイラ 3   高圧力制限器 4・7 低圧力制限器 5   蒸気負荷 6   モーター弁 8   蒸気配管 12    ボイラ制御盤 13    運転モードの切替スイッチ14    制
御モードの選択スイッチ15    時間設定器 特許出願人    株式会社 タクマ 代表者福田順吉 第1図 第21゛4 第3図 第4[4 パn6図 第5 図 □  叶向 1、事件の表示 昭和62年特許願第54700号 2、発明の名称 ボイラ自動缶数制御方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  大阪市北区営鳥浜1丁目3番23号名 称 
 株式会社タクマ 4、代 理 人 居所 〒541 5、補正の対象 補正の内容 明細書第5頁第7行目の「逆流機構」の記載を、−逆流
阻止機構」と訂正する。 同第11頁第17行目の「T3」の記載を、「T2Jと
訂正する。 (3) 同第11頁第20行目の「低圧が制限器」の記
載を、「低圧力制限器」と訂正する。 (4)同第12頁第5行目の「状態から」の記載を、「
状態から」と訂正する。 (5)同第13頁第8行目の「ときに」の記載を、「し
たときに」と訂正する。 (6) 同第14頁第7行目と同頁第8行目との間に、
次の文章を加入する。 記 「なお、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、
例えば、第4A図に示す如く、モータ弁のボイラ側に高
燃焼、低燃焼制御用圧力スイッチ3,4及び高圧力制限
器3′を設けると共にそのチームヘッダ側に起動用圧力
スイッチ7を設け、つまり第4図に示すシステムにおい
て高圧力制限器3′を加設して、各ボイラを次のように
ベース制御及び缶数制御するようにすることもできる。 すなわち、各ボイラを、 ■ 低燃焼運転中において、蒸気圧力が下降して高燃焼
制御用圧力スイッチ3の下限設定圧力値(以下「第1設
定圧力値」という)に達すると、高燃焼運転に移行させ
。 ■ 高燃焼運転中において、蒸気圧力が上昇して高燃焼
制御用圧力スイッチ3の上限設定圧力値(以下「第2設
定圧力値」という)に達すると、高燃焼運転から低燃焼
運転に移行させ、 ■ 低燃焼運転中において、蒸気圧力が上昇して低燃焼
制御用圧力スイッチ4の上限設定圧力値(以下「第3設
定圧力値」という)に達すると、低燃焼運転を継続しつ
つ停止タイマを作動させ、 ■ 停止タイマの設定時間内において、蒸気圧力が高圧
力制限器3′の上限設定圧力値(以下「第4v1定圧力
値」という)に達したときのみ、燃焼を停止して、高圧
力制限器3′の下限設定圧力値(以下「第5設定圧力値
」という)に圧力降下した場合に直ちに低燃焼着火しう
るスタンバイ状態に移行させ、 ■ 停止タイマの設定時間が経過した時点において、低
燃焼運転状態にあるにも拘らず、蒸気圧力が第3設定圧
力値以上となっているときは、運転を停止させ。 ■ 運転停止中において、蒸気圧力が下降して起動用圧
力スイッチ7の下限設定圧力値(以下「第6設定圧力値
」という)に達すると、運転タイマを作動させ、 ■ 運転タイマの設定時間の経過時点において、蒸気圧
力が第6設定圧力値以下となっているときは、運転を起
動させる、 ように缶数制御させてもよい。 以下に、その具体例を、第5A図を参照して説明する。 なお、この例では、各ボイラ2a〜2dの制御モードは
上記実施例におけると同一にしである。また、各ボイラ
において、高燃焼制御用圧力スイッチ3の上下限設定圧
力値を7.5kg/、ffl。 6.5kg/altに、低燃焼制御用圧力スイッチ4の
上下限設定圧力値を8.0kg/a1.7.0kg/d
に、高圧力制限器3′の上下限設定圧力値を8.5kg
/cJ、7.5kg/a(に、また起動用圧力スイッチ
7の上下限設定圧力値を7.0kg/ffl、 6.5
kg/cJに、夫々設定しである。さらに缶数制御モー
ドのボイラ2c、2dにおける停止タイマ設定時間及び
運転タイマ設定時間は、夫々、上記実施例におけると同
様に設定しである。 すなわち、第5A図に示す如く、蒸気負荷5が大きく、
蒸気圧力が第2設定圧力値7.5kg/cxlより低い
場合には、全ボイラは高燃焼状態にあるが、この状態か
ら蒸気負荷5が減少して、蒸気圧力が7.5kg/cs
lに上昇すると(A点)、全ボイラ2a〜2dは高燃焼
制御用圧力スイッチ3からの信号により低燃焼運転に切
替えられる。 この状態から、蒸気圧力が下降して第1設定圧力値6.
5kg/cJに達すると(B点)、全ボイラ2a〜2d
が高燃焼運転に移行する。このとき、高燃焼着火タイマ
により、各ボイラの高燃焼着火時期にはタイムラグが生
じるようになされている。 全ボイラ2a〜2dが高燃焼運転に移行したことにより
、蒸気圧力が上昇して7.5kg/adに達すると(0
点)、全ボイラが低燃焼運転に移行する。 全ボイラ2a〜2dが低燃焼運転に移行した後において
も、蒸気負荷の減少率が高く、蒸気圧が引続き上昇して
第3設定圧力値8.0kg/ciに達すると(D点)、
各低燃焼制御用圧力スイッチ4からの信号により、ベー
ス制御モードにあるボイラ2a、2bについては、燃焼
が停止されてスタンバイ状態に移行するが1缶数M御モ
ードにあるボイラ2c、2dについては、燃焼停止され
ることなく、低燃焼運転が継続され、同時に停止タイマ
が作動する。 そして、蒸気圧力が下降して低燃焼制御用圧力スイッチ
4の下限設定圧力値7.0kg/1fflに達すると(
E点)、スタンバイ状態にある各ペースボイラ2a、2
bについては、低燃焼制御用圧力スイッチ4が作動して
、低燃焼運転が開始される。 このとき、低燃焼着火タイマにより、両ボイラ2a、2
bの低燃焼着火時期にはタイムラグが生じるようになさ
れている。低燃焼着火後、蒸気圧力が上昇して8.0k
g/cdに達すると(F点)、各ボイラ2a、2bは、
燃焼が停止されてスタンバイ状態となる。 この間において、缶数制御モードにあるボイラ、2c、
2dについては、停止タイマ設定時間T1゜TZ (T
工くT2)内であり且つ蒸気圧力が第4設定圧力値8.
5kg/cdより低いことから、低燃焼運転がそのまま
継続される。しかし、第5A図には示されていないが、
停止タイマ設定時間内において、蒸気圧力が上昇して8
.5kg/dに達するようなことがあると、燃焼を停止
してスタンバイ状態となる。さらに、このスタンバイ状
態において、蒸気圧力が下降して第5設定圧力値7.5
kg/、fflに達するようなことがあると、高圧力制
限器3′が作動して、低燃焼運転が開始される。このと
き、低燃焼運転が2基以上のボイラについて行なわれる
ときは、上記したと同様に、低燃焼着火タイマにより、
低燃焼着火時期にはタイムラグが生じるようになされて
いる。 そして、ボイラ2Cにおける停止タイマ設定時間T1が
経過した時点(G点)では、蒸気圧力が8.0kg/c
+if以上となっているから、低燃焼制御用圧力スイッ
チ4からの信号により、ボイラ2Cの運転は自動停止さ
れる。同時にボイラ2Cにおけるモータ弁6は自動的に
閉動されて、スチームヘッダ1からボイラ2Cへの蒸気
侵入が阻止される。このとき、ボイラ2dについては、
停止タイマ設定時間T2内であり且つ蒸気圧力が8.5
kg/−未満であるから、低燃焼運転がそのまま継続さ
れる。また、各ベースボイラ2a、2bについては、蒸
気圧力が下降して7.0kg/a(に達すると(H点)
、スタンバイ状態が解除されて、低燃焼運転が開始され
る。 また、ボイラ2dにおける停止タイマ設定時間T2が経
過した時点(H点)では、蒸気圧力が6゜5 kg/c
d以上で8.0kg/elf未満となっているから、こ
のボイラ2dはそのまま低燃焼運転を継続する。このと
き、他のボイラ2a、〜2Cも、従前の状態に保持され
る。 この状態から、蒸気圧力が降下して6.5kg/dに達
すると(5点)、低燃焼状態にあるボイラ2a、2b、
2dについては、高燃焼制御用圧力スイッチ3の作動に
より高燃焼運転に移行される。 この高燃焼着火時期にはタイムラグが生じる。 一方、運転停止状態にあるボイラ2Cについては、蒸気
圧力が第6設定圧力値6.5kg/dにまで降下してい
ることから、運転停止状態を保持するが、運転タイマが
作動する。 そして、ボイラ2Gの運転タイマ設定時間T3が経過し
た時点(K点)では、蒸気圧力が6.5kg/cd以下
となっているから、起動用圧力スイッチ7が作動して、
このボイラ2Cは自動起動される。このとき、低燃焼着
火後、所定時間tを経過した時点で高燃焼着火され、高
燃焼運転に移行されるようになされている。なお、モー
タ弁6はボイラ2cにおける発生蒸気の圧力により自動
的に開動される。このとき、他のボイラ2a、2b。 2dについては、蒸気圧力が7.5kg/dより低いこ
とから、そのまま高燃焼状態を保持する。」(7)同第
16頁第2行目の「第4図は」の記載を。 「第4図及び第4A図は、夫々」と訂正する。 (8)同第16頁第4行目の「第5図は」の記載を、「
第4図及び第5A図は、夫々」と訂正する。 (9) 図面中、第4A図及び第5A図を、別紙の通り
追加する。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のボイラを夫々の蒸気配管でスチームヘッダ
    ーへ接続し、スチームヘッダーと各ボイラの蒸気圧力が
    ほぼ同一圧力となるように構成したボイラ設備に於いて
    、各ボイラに取付けた圧力制限器にて蒸気圧力の変化を
    システムの蒸気負荷の変化としてとらえ、蒸気圧力の上
    昇及び降下を各ボイラに付属している燃焼制御用の高圧
    力制限器及び低圧力制限器で検出し、圧力上昇の場合に
    は、蒸気圧力が設定圧力に達し且つ該設定圧以上の圧力
    を一定の設定時間保持して経過したときにボイラを停止
    させると共に、圧力降下の場合には、蒸気圧力が設定圧
    力に達し且つ該設定圧以下の圧力を一定の設定時間保持
    して経過したときにボイラを起動させ、前記両設定時間
    を各ボイラ毎に適宜に調整することにより缶数制御を行
    なうことを特徴とするボイラ自動缶数制御方法。
  2. (2)ボイラを停止させると同時にボイラの蒸気出口側
    に設けたバルブを閉鎖すると共に、前記バルブの出口側
    に設けた低圧力制限器により蒸気圧を検出し、ボイラを
    起動すると同時にバルブを開放するようにした特許請求
    の範囲第1項に記載のボイラ自動缶数制御方法。
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