JPS63217901A - 磁気浮上車のマグネツト懸架構造 - Google Patents

磁気浮上車のマグネツト懸架構造

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JPS63217901A
JPS63217901A JP5226587A JP5226587A JPS63217901A JP S63217901 A JPS63217901 A JP S63217901A JP 5226587 A JP5226587 A JP 5226587A JP 5226587 A JP5226587 A JP 5226587A JP S63217901 A JPS63217901 A JP S63217901A
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JP
Japan
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levitation
magnets
vehicle body
magnet
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP5226587A
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English (en)
Inventor
Toshiro Shimada
嶋田 俊郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、小型の磁気浮上車における浮上用マグネッ
トの懸架構造に関する。
〔従来の技術〕
磁気浮上車体への浮上用マグネットの取付けは、浮上制
御の安定性の観点から、一般に機械的サスペンション(
バネ、ダンパー等)を介して行うのが望ましいとされて
いる。特に、乗客を運ぶ実用規模の磁気浮上車では2次
サスペンションは単に制御安定性のみならず、乗心地向
上の意味でも重要な役割を果たす。
ところが、小物品の搬送に用いるような小型磁気浮上車
に於いては車体規模に適合する小型・軽量の機械式サス
ペンションに適当なものがない為、マグネットを車体に
直接堅固に取付けているのが現状である。この従来方式
の一例を第7図に示す。
第7図に於いて、1は浮上車体、2aは前部浮上用マグ
ネット、2bは後部浮上用マグネット、6は強磁性体の
レールである。
なお、第7図には、マグネットの励磁巻線、ギャップセ
ンサ等の浮上に必要な制御機器は省略されている。
浮上制御は、各マグネットの近傍に設置したギャップセ
ンサでレールとマグネットとのギャップを検出し、この
検出信号に基づいてそれぞれのマグネットの励磁電流を
コントロールすることにより、各マグネットとレールと
のギャップをある一定の範囲に保持するようになされて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第7図に示したような従来のマグネット懸架構造によれ
ば、車体1を4つのマグネットで4点支持する形になる
。この方法では4本足の机にガタッキが生ずるのと同じ
理屈で浮上制御に支障を生じやすい、即ち、4つのマグ
ネットの制御ギャップ値がある一定の条件を満たしてい
ない限りいずれか一つのマグネットに無理が生ずること
になる。
第8図に於て、例えばギャップg1、g2、g、が決ま
ればg4はこれらの値から一義的に決まってしまうが、
この値が図のD点に於ける制御ギャップの値と異なれば
、その差は車体又はレールの歪みで吸収されねばならな
い、このような無理により車体或いはレールにいわゆる
びびり振動が誘起されたり、浮上制御が不安定になった
りするのであそこで、この発明は、浮上制御の安定化の
ために、4個の浮上用マグネットを用いながら2点支持
と等価な支持効果が得られるようにすることを目的とし
ている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題を解決するため、この発明は、少なくとも、
車体の進行方向に設置された強磁性体レールと、これに
対向して車体の4隅に取付けられた浮上用マグネットと
、この各マグネットと強磁性体レールとの間隙を検出す
るギャップ検出器と、このギャップ検出器の出力信号を
演算処理する制御装置と、この制御装置の出力を増幅し
て浮上用マグネットを励磁する電力増幅器とを有し、上
記強磁性体レールと各浮上用マグネットとの間隙を適当
な値の範囲に保持して前記車体を前記強磁性体レール上
に浮上させる磁気吸引浮上車に於いて、2台の浮上用マ
グネットを一体化した浮上マグネットユニットを、車体
に対してヨーイングおよびローリングならびにピッチン
グを束縛し、左右のマグネット間隔を束縛またはほぼ束
縛し、上下運動のみ自在になるように取付けたものであ
る。
以下、作用を述べる前にこの発明の実施例にって述べる
〔実施例〕
第1図ないし第3図はこの発明の第1の実施例、第4図
ないし第6図は第2の実施例であって、いずれも浮上用
マグネットの励磁巻線は省略されている。第1図ないし
第3図の第1の実施例の懸架構造の場合、車体1の前部
左右の浮上用マグネット“2aをそれぞれ縦梁3aの上
端に固定し、この両縦梁3aの上下を2本の平行な横梁
4aで結合するが、この結合はビン5aによる回動自在
の結合とする。
上記のように構成したものを浮上マグネットユニットA
として上下の横梁4aの中央で、ビン6aにより車体1
の前部に揺動自在に取付ける。
なお、後部左右の浮上用マグネット2bも上記前部の浮
上マグネットユニッ)Aと同様に、縦梁3b、横梁4b
、ビン5bなどで構成して、後部の浮上マグネットユニ
ットBを構成する。
また、上記の各浮上マグネットユニットA、Hの各マグ
ネット2a、2bは各横梁4a、4bが水平に均衡して
いるとき、同一レベルにあるように調整しておく。
次に、第4図ないし第6図に示す第2の実施例の懸架構
造は、前部左右の浮上用マグネット2a、後部左右の浮
上用マグネット2bの各々をピストンロッド11a、1
1bの上端に固定する。すなわち、車体1の前部両端両
側に左右のシリンダ12aをそれぞれ垂直に固定し、こ
の各シリンダ12a内のピストン13aに前記各ピスト
ンロッド11aの下端を固定する。
また、上記両シリンダ12a内には非圧縮性の作動流体
を充填し、両シリンダ12aの上部と底部を作動流体通
路14aにより連結して前部の浮上マグネットユニット
A′を構成する。
なお、後部左右のマグネット2bも上記前部のマグネッ
トユニットA′と同様に、ピストンワンド11b1シリ
ンダ12b1その内部のピストン、左右のシリンダ12
bの上部と底部を連結する作動流体通路14bなどによ
り構成して後部の浮上マグネットユニットB′とする。
この各浮上マグネットユニットA’、B’においても各
浮上用マグネット2a、2bは左右のシリンダ12a、
12b内のピストンの上下作動流体量が均衡していると
き、同一レベルにあるように調整しておく。
なお、上記の各実施例に於いて、浮上用マグネット2a
、2bの自由な上下運動に適度の抵抗を与えるため、バ
ネあるいはダンパなどを取付けてもよいが図示は省略し
である。
〔作用〕
第1図ないし第3図に示す第1の実施例の場合、以下の
理由で車体の支持は2点支持と等価になり、各浮上マグ
ネットの制御ギャップが異なっていても車体又はレール
への無理が生じることなく、安定な浮上制御イが可能と
なる。
今、前部浮上用マグネッ)2aの制御ギャップ長さをg
3、gt、後部浮上用マグネット2bの制御ギャップ長
さをgs、ga とする、このとき車体前部は、等価的
にga ” (g+ +gt)/2なるギャップg、で
支えられ、車体後部は等価的にgh−(gs”ga)/
2なるギャップg、で支えられる。
従って、車体は実質的に前部の中央位置及び後部の中央
位置の2点でギャップg*、gbをもって2点支持され
ることになる。2点支持は、重心が支点より下にあれば
安定であるのは自明であるから、この場合g、とg、と
が異なっていても、車体やレールに無理な力がかかるこ
となく安定な浮上制御が行える。車体の両側で前後の浮
上用マグネット2a、2bを結んだ時の作用もこれと同
じである。又第1図に示す具体例の特徴は、マグネン)
2a、2bの上下運動の方向が常に車体の上下方向と平
行であることで、このことにより、レールのレベル差等
により、左右のマグネットの磁橿面は常にレール面と平
行に保たれる為、マグネット吸引力が安定して発生し、
浮上制御の安定性に寄与する。
また、第4図ないし第6図に示す第2の実施例の場合、
車体支持が実質的に2点支持になるのは前記第1の実施
例の場合と同様である。ただし、この構成の場合、マグ
ネット2a12bが上下しても、左右のマグネット間の
間隔Wは一定に保たれるという特徴を有する。従って、
レール6のレベル差等によりマグネットレベルが変化し
ても、マグネン)I極面はレールに平行でかつWが変化
しないため、所定の間隔で設定されたレール6に正対し
、浮上制御の安定に寄与する。
〔効果〕
以上述べたように、この発明によれば4個の浮上用マグ
ネットを使用しながら、2点支持と等価の支持形態が得
られるから、各浮上用マグネットの制御ギャップ値が異
なっていても車体やレールに機械的な無理がかからず、
安定な浮上制御が実施できる。このことは、ギャップ制
御への要求精度が緩和されるのみならず、車体及びマグ
ネットの製作、取付精度、更には軌道レールの敷設精度
なども緩和されることを意味する。
従って、この発明により、浮上制御の安定化が図れるば
かりでなく、磁気浮上搬送システムの設置コストが大き
く低減されることになる。
なお、上述したこの発明の効果は、磁気浮上搬送車の中
でも特に、機械的バネ、ダンパーに適当なものの得にく
い小型のシステムに於てより顕著に発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のマグネット懸架構造の第1の実施
例を示す斜視図、第2図、第3図は同上の各状態を示す
正面図、第4図は第2の実施例の斜視図、第5図、第6
図は同上の各状態を示す正面図、第7図は従来の懸架構
造を示す斜視図、第8図は作用説明用の線図である。 1・・・・・・車体、2a、2b・・・・・・浮上用マ
グネット、3a、3b・・・・・・縦梁、4a、4b・
・・・・・横梁、5a、5b、5a・・・・・・ピン、
6・・・・・・強磁性体レール、11a、11b・・・
・・・ピストンロンド、12a、12b・・・・・・シ
リンダ、13a・・・・・・ピストン、14a。 14b・・・・・・通路、A、A’ 、B、B’・・・
・・・浮上マグネットユニット。 特許出願人  住友電気工業株式会社 同 代理人  鎌  1) 文  二 第7図 第8図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも、車体の進行方向に設置された強磁性
    体レールと、これに対向して車体の4隅に取付けられた
    浮上用マグネットと、この各マグネットと強磁性体レー
    ルとの間隙を検出するギャップ検出器と、このギャップ
    検出器の出力信号を演算処理する制御装置と、この制御
    装置の出力を増幅して浮上用マグネットを励磁する電力
    増幅器とを有し、上記強磁性体レールと各浮上用マグネ
    ットとの間隙を適当な値の範囲に保持して前記車体を前
    記強磁性体レール上に浮上させる磁気吸引浮上車に於い
    て、2台の浮上用マグネットを一体化した浮上マグネッ
    トユニットを、車体に対してヨーイングおよびローリン
    グならびにピッチングを束縛し、左右のマグネット間隔
    を束縛またはほぼ束縛し、上下運動のみ自在になるよう
    に取付けたことを特徴とする磁気浮上車のマグネット懸
    架構造。
  2. (2)上記浮上用マグネットの上下運動の方向は、車体
    の上下方向に平行であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の磁気浮上車のマグネット懸架構造。
  3. (3)上記浮上マグネットユニットは、車体の左右2台
    の浮上用マグネットにより構成し、この左右2台の浮上
    用マグネットの相対運動は、車体の幅方向の中心面に関
    して反対称であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の磁気浮上車のマグネット懸架構造。
  4. (4)上記浮上マグネットユニットは車体の前後2台の
    浮上用マグネットにより構成し、この前後2台の浮上用
    マグネットの相対運動は車体の前後方向の中心面に関し
    て反対称であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の磁気浮上車のマグネット懸架構造。
JP5226587A 1987-03-05 1987-03-05 磁気浮上車のマグネツト懸架構造 Pending JPS63217901A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108657024A (zh) * 2018-07-12 2018-10-16 中铁磁浮科技(成都)有限公司 一种适用于中低速磁浮列车的新型供电***

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108657024A (zh) * 2018-07-12 2018-10-16 中铁磁浮科技(成都)有限公司 一种适用于中低速磁浮列车的新型供电***
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