JPS63210513A - 改良した流体加熱装置 - Google Patents

改良した流体加熱装置

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JPS63210513A
JPS63210513A JP4496787A JP4496787A JPS63210513A JP S63210513 A JPS63210513 A JP S63210513A JP 4496787 A JP4496787 A JP 4496787A JP 4496787 A JP4496787 A JP 4496787A JP S63210513 A JPS63210513 A JP S63210513A
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JP
Japan
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heat exchanger
combustion
tube group
heat transfer
heat
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JP4496787A
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Inventor
Yoshimasa Arai
新井 義正
Noriyuki Oda
紀之 織田
Satoshi Ebato
江波戸 智
Kozo Sakurai
桜井 耕三
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Tokyo Gas Co Ltd
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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  • Gas Burners (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野J 本発明は、湯沸器、風呂釜、温水ボイラなどに使用され
る流体加熱装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 従来、湯沸器、風呂釜、温水ボイラなどの流体加熱装置
においでは、バーナの下流の燃焼室にで燃料を燃焼させ
た後、燃焼ガスを伝熱管群間に導き、主に対流熱伝達を
利用して、伝熱管群の内部を流れる水などの流体を加熱
するようになっていた。
近年、これらの流体加熱装置においては、極力コンパク
トにするため、燃焼室をできる限り小型化すると共に、
熱交換部の単位容積当りの伝熱量を増加させる傾向にあ
る。
ところで、燃焼室を単純に小型化すると、燃焼室内で燃
焼反応が完結しないまま熱交換部にまで火炎が伸び、そ
の結果、燃焼反応途中の燃料が伝熱管の壁に接触して火
炎か冷却されることにより燃焼反応が停止して、不完全
燃焼を起こすことがあった。このことは燃料の損失とな
るばかりか、−酸化炭素、スス、アルデヒドなどが発生
し、人体にも悪影響を及ぼす結果となる。
また、燃焼!を小型化しで熱交換部と一体化すると、伝
熱管表面に未燃燃料成分などが付着堆積した場合、伝熱
管か過熱されて損傷したつ、2!i境室内の燃焼ガスの
混合か悪くなって温度分布が大きくなりやく、局部的に
伝熱負荷が増大して同じく伝熱管を損傷させることがあ
った。
このため燃焼室の小型化には限界があり、例えば現在市
販されているガス湯沸器においては、燃焼室と熱交換部
との大きさを比較すると約2=1であり、バーナ先端と
下流の伝熱管との距離は20〜30cmもあり、燃焼室
負荷としでは5x +o’ kcal/m3/hr程度
以下に抑えられていた。これ以上燃焼室を小ざくして熱
交換部を火炎に近づけることは、伝熱管の損傷を早めた
り、COの発生を増加させるなどの理由で困難となって
いた。
そこで、本発明者らは、先に特願昭6’O−22398
0において、第5図および第6図に示すような流体加熱
装言ヲ提案した。この流体加熱装置10では、ケーシン
グ11内の下部にバーナなどの燃焼手段12を配冒し、
この燃焼手段12の上部に、下から順に第一の伝熱管群
13、通気性の輻射体14、および第二の伝熱管群15
を配置しでいる。第一の伝熱管群13は複数本の伝熱管
が所定間隔で一段に配置されてあり、この第一の伝熱管
群13と第二の伝熱管群15には水などの被加熱流体が
流されるようになっている。
そして、燃焼手段12のノズルから噴出された燃料ガス
は火炎を形成して燃焼する。この燃焼ガスは第一の伝熱
管群13を加熱するとともに、第一の伝熱管群13の各
伝熱管の間隙を通過して輻射体14をも加熱する。この
加熱された輻射体14は輻射熱を主に第一の伝熱管群1
3に照射し、第一の伝熱管群13は1.@焼ガスによる
対流熱伝達と輻射体14からの輻射熱伝達の双方により
加熱される。また、第二の伝熱管群15も、燃焼ガスに
よる対流熱伝達と輻射体14からの輻射熱によって加熱
される。かくして第一の伝熱管群13および第二の伝熱
管群15内を流れる被加熱流体が加熱される。
上記の流体加熱装置10によると、輻射体14からの輻
射熱が、第一の伝熱管群13ばかつか第二の伝熱管群1
5にも照射されて燃焼熱を有効に利用することができ、
第一の伝熱管群13を燃焼手段12に近接させであるの
で、燃焼空間を大幅に縮小でき、装置全体をコンパクト
化できる。ざらに、不完全燃焼主成物が発生しても、高
温に保たれている輻射体14を通過する際に酸化される
ので、不完全燃焼生成物の排出を抑制することができる
しかしながら、上記の流体加熱装M10では、燃焼手段
12と輻射体14との門に介在する第一の伝熱管群13
の各伝熱管の間隔が管外径よりも広くなっていると、輻
射体14からの輻射熱が第一の伝熱管群13の各伝熱管
の間を通過して燃焼手段12に多量に到達するため、こ
の輻射熱によって燃焼手段12までか加熱されてしまう
ことが判明した。
このため、燃焼手段12は輻射熱の直射を受ける部分に
熱損傷を起こしたり、直射を受ける部分とそうでない部
分とで大きな温度差を生じ、燃焼手段がセラミックス装
面バーナの場合には、その表面と裏面とでも大きな温度
差を主じ、これらはひいては燃焼手段12の変形、破損
、さらには燃焼手段12が予混合型バーナであると逆火
という危険な事態を招くことにもなる。
「発明の目的j 本発明の目的は、上記の問題点を解消し、燃焼熱を効果
的に伝熱させ、装置全体の小型化を図るとともに、輻射
熱による燃焼手段の高温過熱とこれに伴なう燃焼手段内
の大きな温度差の発生を抑制し、燃焼手段の変形、破損
や逆火を防止することのできる流体加熱装@を提供する
ことにある。
「発明の構成」 本発明による流体加熱装置は、燃焼手段と、燃焼手段の
近接下流に配置された第一の伝熱管群と、第一の伝熱管
群の近接下流に通気可能に設けられた輻射体と、輻射体
の近接下流に配置された第二の伝熱管群とを備え、第一
の伝熱管群を構成する各伝熱管の間隙を通して燃焼手段
の下流面に垂直な投影線によって投影される輻射体の投
影面積の総和が燃焼手段の下流面の面積の40%以下と
されていることを特徴とする。
本発明にて、燃料としては、都市ガス、プロパンガス、
天然ガスなどの気体燃料、もしくは灯油などの液体燃料
を気化させたものが採用できる。
燃焼手段としては、燃焼用空気と燃料とを別々に燃焼室
へ供給する拡散燃焼型バーナ、あるいは燃焼用空気と燃
料とを予め所要割合で混合させた復に燃焼室へ供給する
予混合燃焼型バーナなどが使用される。予混合燃焼型バ
ーナとしては面状バーナか好適である。
複数の伝熱管からなる第一の伝熱管群は、燃焼ガス流れ
方向に関して一段または複数段1こ配置され、全体とし
て燃焼手段の下流に、かつ、燃焼手段に近接して設けら
れる。
第一の伝熱管群を構成する伝熱管(複数段ある場合には
最上流の伝熱管)の上流縁は、例えば燃焼手段によって
形成される火炎中、あるいは火炎の先端に近接した位置
に配置される。具体的には燃焼手段の燃料ガス吐出口(
例えばバーナ先端)と上述した伝熱管の上流縁との距離
は5〜50mmとすることが好ましい。換言すると、火
炎の長さは燃焼手段の設計によって異なるが一般には5
〜50mm程度であるため、上述した伝熱管の上流縁は
、火炎の先端付近に配置されることになる。
第一の伝熱管群を燃焼手段に対し上記位置より離れた位
置に配置した場合には、熱損失あるいは燃焼室を囲むケ
ーシングの冷却管などにより燃焼ガスの温度か低下し、
本発明の効果を充分には得られなくなったり、ガス厚み
か増大して高温燃焼ガスからバーナへの輻射入熱が増大
し、バーナの損傷、逆火を招く可能性がある。
第一の伝熱管群の近接下流には輻射体が配置される。輻
射体は、燃焼ガスが有している熱エネルギを強力な輻射
エネルギに変換し、主に第一の伝熱管群に、ざらには第
二の伝熱管群に輻射熱を照射する。この輻射体からの輻
射伝熱と高温の燃焼ガスからの対流伝熱とで両伝熱管群
が加熱され、その内部を流れる流体が効率的に加熱され
る。
輻射体は高温で効果的な輻射熱を発生させるよう、炭化
ケイ素、富化ケイ素、窒化アルミニウム、コージライト
、ムライト、リチウムアルミニウムシリケート、アルミ
ニウムチタネートなどのセラミックスが好適な材質とし
で挙げられ、特に高耐熱、高強度、高熱伝導性のセラミ
ックス、例えば炭化ケイ素、富化ケイ素、窒化アルミニ
ウムなどのセラミックスが好ましい。温度条件などによ
っでは耐熱鋼などの金属材料も採用しろる。
第一の伝熱管群域を通過した燃焼ガスが輻射体に接触し
、ざらに下流へと流れでいくことが可能なように、すな
わち燃焼ガスの通気が可能なように、この輻射体は設け
られる。
このような設置す方の好ましい一例は、棒状あるいは細
長板状の輻射体を多数本相互に平行に、かつ、相互間(
こ(まスリットを形成して配置するものである。このと
き、棒状あるいは細長板状の輻射体は、その長手方向が
燃焼ガス流れ方向と直交するのがよいか、斜交してもよ
い。この場合、輻射体自体は非通気性でも通気性でもよ
い。
より好ましい輻射体の設は方は、例えば平板状などの通
気性輻射体を採用することである。通気・注輻射体は、
板状体の両面層をガスが流過しうるような流路が全体と
しては均一に分布しているもので、典型的にはハニカム
体、三次元網状体、連通気泡体、網状物積層体などが挙
げられる。このような通気性輻射体を、例えば燃焼ガス
流路の実質的全域ヲ横断するように配置するもので、こ
れにより燃焼ガスが上流側から通気性輻射体の内部を通
りぬ(すで下流側に通気する。
かかる通気性輻射体のうちで特に好適なのはセラミック
ス製のハニカム板である。このハニカム板は、板面の表
裏に貫通する多数の平行セルを何するもので、セル形状
は、正方形、長方形、六角形など適宜選択できる。また
、ハニカム板は、波板同士、あるいは波板と平板を多数
積層して形成されたようなものでもよい。
第二の伝熱管群は、輻射体の近接下流に配Mされる。第
二の伝熱管群域へ流入する燃焼ガスは、第一の伝熱管群
および輻射体の配薗域を通過する際の熱交換により、そ
の温度が低下している。そこで、第二の伝熱管群は外面
にフィンを有するものとしで、対流伝熱を向上させるの
が好ましい。
また、燃焼ガスが平均して接触するようにするため、第
二の伝熱管群は、伝熱管を千鳥状に配列することもでき
る。
なあ、第一および第二の伝熱管群の伝熱管の材質は、銅
、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレスなどの
金属、あるいは炭化ケイ素、窒化ケイ素などの熱伝導性
、耐食性に優れたセラミックスであることが好ましく、
特に、高熱伝導率、低線膨張係数、高強度を有し、成形
性にも優れた反応焼結炭化珪素、あるいは高熱伝導性材
料である銅が最も好ましい。
第一の伝熱管群を構成する各伝熱管の間隙を通して燃焼
手段の下流面に垂直な投影線によって投影される輻射体
の投影面積の総和が、燃焼手段の下流面の面積に占める
割合(以下、投影面積比という)は40%以下、特には
35%以下とされる。
各伝熱管をこのように配冨すると、各伝熱管によって、
輻射体からの輻射熱を遮る量が多くなるので、燃焼手段
に直接到達する輻射熱量が減少する。よって、輻射熱に
よる燃焼手段の高温過熱およびこれに伴なう燃焼手段内
の大きな温度差の発生が抑制され、燃焼手段の熱変形、
破損や逆火が防止される。また輻射体から伝熱管に直接
に照射される輻射熱も増大して伝熱効率が向上する。な
あ、内部に被加熱流体が流れているため、伝熱管は熱損
傷を受けない。
投影面積比は小さい程良いが、第一の伝熱管群の配列が
一段で各伝熱管が円筒状のときは、各伝熱管の間隙に燃
焼ガスを支障なく通過させるために、20%程度以上と
することが好ましい。
また、例えば断面が凹部を有する伝熱管を一段に複数本
配列することにより、伝熱管の間隙を充分に確保して燃
焼ガス通過圧損にほとんど影VIを与えることなく、投
影面積比を0%にまですることができる。このように投
影面積比を0%とした場合には、燃焼ガスが伝熱管の間
隙を低圧損で通過可能であり、かつ、輻射体からの輻射
熱のほとんどが第一の伝熱管群によって逼られ、燃焼手
段には到達しない。
なお、周囲の燃焼ガス温度が高く、しかも輻射体よりの
輻射伝熱もあって熱伝達率も高くなるため、第一の伝熱
管群の各伝熱管の外面にはフィンを付けないものが好ま
しいが、例えばフィン高さが2mm程度以下のフィンを
付けたものも採用可能である。
なお、本発明で伝熱管群とは、例えば燃焼ガス流れ方向
に沿った適宜断面において複数本の伝熱管断面が認めら
れることを意味する。したがって各伝熱管はそれぞれ別
異の伝熱管であってもよいし、一本の伝熱管が蛇行、渦
巻またはラセン状に配首されていて、その複数箇所の断
面が認められるものであってもよい。
なお、燃焼手段としては一般には平面状のバーナプレー
トを有するものが想定されるが、適宜わん曲した曲面状
のものでもよい、また面状のバーナプレートに代えて、
例えば小円筒状の燃料出口が密に突設されているものな
どでもよく、この場合にはこの燃料出口群が形成する燃
焼面が本発明でいう燃焼手段下流面とされる。ざらに例
えば小円筒状の燃料出口が疎に突設されているものなど
にあっては、その小円間断面が本発明でいう燃焼手段下
流面とされる。
「発明の実施例」 以下に、本発明による流体加熱装置の実施例を図面に基
いで説明する。
第1図に示す本発明の一実施例の流体加熱装置20は、
上方が図示せぬ排気口に接続されたケーシング21で全
体が囲まれており、ケーシング21は、下方より順にフ
ァンケーシング22、混合室23および燃焼室24が連
通して構成されている。ファンケーシング22にはファ
ン25が組み込まれ、ファン25の吐出部に燃料ガスノ
ズル26が配設されでいる。ファン25からの空気流と
燃料ガスノズル26からの燃料ガスがファンケーシング
22ヲ経て混合室23に供給されて燃料ガスと空気との
混合気が作られる。
混合室23と燃焼室24の境目には、燃焼手段としての
コージライト質セラミックスからなる面状のバーナプレ
ート27か配冒すれている。このバーナプレート27は
多数の炎口を何し、この炎口を通過した混合気はバーナ
プレート27の下流面27aに面状の火炎を形成する。
すなわち、この実施例では予混合面バーナ方式が採用さ
れている。
ケーシング21内のバーナプレート27に近接した上方
には、複数の伝熱管13aか相互(こ平行に等問隔で横
行配置されて第一の伝熱管群I3を構成しでいる。この
実施例の場合、第一の伝熱管群13は一段とされ、各伝
熱管+38は、外’II a lF!:12〜20mm
、肉厚0.6〜2.0mm、伝熱管の配列間隔dを6〜
10mmとしている。したがって、輻射体の各伝熱管の
間隙を通してバーナプレートの下流面27a上に投しら
れる垂直投影の面積の総和は、バーナプレートの下流面
27aの面積に対し、 7d/(7d+7a)= d/(d+a)  =  1
0/(1(D20)= 0J3(d = IOn+n+
、  a = 20mmのとき)すなわ′1540%以
下となっでいる。また、バーナプレートの下流面27a
から伝熱管13aの下縁までの距Mbは5〜50mmと
されている。
箇−の伝熱管群13の近接上方には、セラミックスハニ
カム板からなる通気性の輻射体14が配置されでおり、
輻射体14の近接上方には、第二の伝熱管群15が配置
されている。この実施例では、第二の伝熱管群15とし
で、多数の平行な平板2日と、この平板28を直交して
貫通する複数の平行な横行伝熱管とからなるプレートフ
ィンチューブを用いているか、例えば各伝熱管ごとにそ
の外面に複数のフィンを形成したものであってもよい。
なあ、両伝熱管群13.15の伝熱管は、一般には水平
に配置されるが、被加熱流体の沸騰時に気泡が抜けやす
いように、被加熱流体の入口側に比べ出口側が上方とな
るように傾斜させてもよい。
第一の伝熱管群13および第二の伝熱管群15内には被
加熱流体が流される。被加熱流体としでは、液体、特に
水が好適である。この被加熱流体は、第一の伝熱管群1
3と第二の伝熱管群15にそれぞれ独立に流しでもよい
が、好ましくは両者間をシ1ノーズに流される。この場
合、温度効率を大きくする上では、まず第二の伝熱管群
15に流し、ここを出た被加熱流体を、次いで第一の伝
熱管群13に流すことにより、燃焼ガスの流れに対して
向流に流すことが好ましい。一方、管内での局部′A檜
を防止するためには、これと逆に接続して、燃焼ガスの
流れに対して並流とすることが好ましい。
また、各伝熱管群内では通常はいずれもシリーズに接続
されるか、適宜、シリーズ接続とパラレル接続とを組み
合わせでもよい。
以下に、本発明製画の作用を説明する。
燃料ガスノズル26からの燃料ガスと、ファン25のか
らの空気が混合室23に送られ、予混合気が形成される
。予混合気はバーナプレート27の炎口を通過して燃焼
室24へ供給されて火炎を形成し、1500〜1650
℃といった高温の燃焼ガスとなる。
この燃焼ガスは第一の伝熱管群13に導かれ、対流熱伝
達によって燃焼ガスが有している熱エネルギの一部を第
一の伝熱管群13の伝熱管13a内を流れる流体へ伝達
する。ざらに燃焼ガスは、第一の伝熱管群I3の伝熱管
13aの間隙を通過し、高温のまま輻射体14内を流れ
、この輻射体14をも加熱して白熱化させる。このとき
の輻射体14は、1000〜1200℃の高温に保持さ
れ、主に第一の伝熱管群13を輻射加熱する。
このとき、輻射熱は第一の伝熱管群13の伝熱管13a
の間隙を通ってバーナプレート27方向にも照射される
が、伝熱管13aの配列間隔dがその管外径aよつも小
さく設定されていて、投影面積比が40%以下となって
いるため、輻射熱のがなりの量が伝熱管群13によって
遮られる。そのため、バーナプレート27は、上流側が
たかだか150℃程度に保たれ、下流面27aでの面内
湯度差は350℃程度以下となり、長期間使用した場合
でも輻射熱によって破損されることがなくなる。
そして、燃焼ガスは、第一の伝熱管群13と輻射体14
の配M域を通過する開に、その温度が800〜1000
°σに低下し、第二の伝熱管群15に導かれ、内部を流
れる流体に再び熱エネルギを伝達する。ざらに、輻射体
14からの輻射熱が第二の伝熱管群15にも照射される
。かくしで、第二の伝熱管群15内部の流体は、例えば
40°C〜80°Cの湯となって、製画外へ導出される
上記実施例の流体加熱装置20と、対照例の流体加熱装
置とを用いて輻射熱遮断性能などを評価する実験を行な
った。実験条件および実験結果は以下の通り。
(実験条件) ■燃料:天然ガス、空気比1.2 ■被加熱流体:入ロ温度20°Cの水を、まず第一の伝
熱管群13に流し、ここを出た後、第二の伝熱管群I5
に流す。
■第一の伝熱管群13:内径17.4mm、外径19.
0mmの銅チューブを相互に平行、かつ、等間隔で一段
に配置、実施例の装置では配列間隔dが9.5mm、配
列本数が8本で、投影面積比を33%とした。対照例の
装置では、チューブ長を長くして伝熱面積を実施例の装
置と等しくしつつ(輻射体、バーナプレートなどもこれ
に合わせて縦横寸法を変更)配列間隔dがI 9n+m
、配列本数が6本で、投影面積比を50%とした。
■輻射体14:板厚5mm、セル数200個/in2、
セル断面正方形の常圧焼結炭化ケイ素製ハニカム板を第
一の伝熱管群13の上部に配置。
■第二の伝熱管群15:伝熱管の内径17.4mm、外
径19.0mmの銅チューブとフィン厚さ0.35mm
、フィンピッチ2.7mmの銅フィンとを組合わせたプ
レートフィンチューブ。
■バーナプレート27:板厚10mmのコージライト質
セラミックス製 ■バーナプレート27の下流面27aから蔦−の伝熱管
群13の下縁までの距離すは30mm、バーナプレート
27の下流面27aから第二の伝熱管群15のフィン下
縁までの距Mcは57mm。
これらの条件は、■を除いて実施例の装置と対照例の装
置とで同一とし、燃料、被加熱流体の供給速度も同一と
した。
(実験結果) 投影面積比      対照例50%、実施例33%バ
ーナプレート下流面27aの面内温度差対照例490’
C1実施例210℃ 第一の伝熱管群13における総吸収熱量対照例1890
0kcal/h(実施例21000kcal/hrこの
結果からも明らかなように、投影面積比が対照例よりも
17%少なくなったことで、バーナプレート下流面27
aの面内温度差が約280℃低下した。また、第一の伝
熱管群13の吸収総熱量では、実施例が対照例に比べ約
11%増加した。ざらに、対照例の装置ではバーナプレ
ートの炎口に欠落が発生していた。
第2図、第3図、第4図は本発明のそれぞれ異なる別の
実施例を示す。
第2図の実施例では、多数本の富化ケイ素質焼結体製の
中実丸棒14aを、千鳥状に上下2段に配置して輻射体
14としている。第3図の実施例では、多数枚の窒化ケ
イ素質焼結体製の細長板+4bを、ルーバ状に配置して
輻射体14としている。第2図、第3図の実施例とも、
伝熱管+3aの外径aと配列間隔dとの比はa:d= 
3:I とされている。
第4図の実施例では、セラミックスハニカム板からなる
通気性の輻射体14と面状のバーナプレート27との間
に、断面の外形が略く字状の中空管+3bを複数本配置
して第一の伝熱管群13を形成しでいる。第4図からも
わかるように、中空管+3bのく字状そなす右向き凸部
13cが右隣りに配置された別の中空管+3bの左端+
3d、I3dを結ぶ平面上に位冒していて、燃焼ガスの
流路を充分に確保しつつ、隣りあう中空管+3b、 +
3bの間隙を通しての投影面積比は0%とされている。
以上の実施例はいずれも予混合型バーナについて述べた
が、拡散燃焼型バーナについでも同様に有効である。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、第一の伝熱管群
を構成する各伝熱管の間隙を通して燃焼手段の下流面に
垂直な投影線によって投影される輻射体の投影面積の総
和が燃焼手段の下流面の面積の40%以下とされている
ので、燃焼熱の効果的な伝熱と、装置全体の小型化を図
ることができる外、輻射体からの輻射熱を第一の伝熱管
群で効果的に遮ることができるので、燃焼手段が輻射熱
で高温に加熱されるのが抑制され、燃焼手段の変形、破
損などや逆火を防止することもできる。ざらに本発明を
ガス湯沸器などに適用すると、湯沸器使用直後の後沸き
といった、バーナプレートなどの燃焼手段の蓄熱に起因
するトラブルの発生もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による流体加熱装置の−寅施例の断面図
、第2図、第3図および第4図は本発明のそれぞれ異な
る別の実施例の要部断面図、第5図は先に提案した流体
加熱装置の断面図、第6図は第5図のVl−Vl線に沿
う断面図である。 図中、13は第一の伝熱管群、14は輻射体、15は第
二の伝熱管群、20は流体加熱装置、27はバーナプレ
ートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、燃焼手段と、燃焼手段の近接下流に配置された第一
    の伝熱管群と、第一の伝熱管群の近接下流に通気可能に
    設けられた輻射体と、輻射体の近接下流に配置された第
    二の伝熱管群とを備え、第一の伝熱管群を構成する各伝
    熱管の間隙を通して燃焼手段の下流面に垂直な投影線に
    よって投影される輻射体の投影面積の総和が燃焼手段の
    下流面の面積の40%以下とされていることを特徴とす
    る流体加熱装置。
JP4496787A 1987-02-27 1987-02-27 改良した流体加熱装置 Pending JPS63210513A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105299645A (zh) * 2014-06-09 2016-02-03 上海蓝炽热能科技有限公司 逆向燃气辐射方法
CN105674548A (zh) * 2016-02-23 2016-06-15 山东成泰化工有限公司 一种带有集热器的燃料炉

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CN105299645A (zh) * 2014-06-09 2016-02-03 上海蓝炽热能科技有限公司 逆向燃气辐射方法
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