JPS63210472A - 防火安全バタフライ弁シ−ル装置 - Google Patents

防火安全バタフライ弁シ−ル装置

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Publication number
JPS63210472A
JPS63210472A JP3862887A JP3862887A JPS63210472A JP S63210472 A JPS63210472 A JP S63210472A JP 3862887 A JP3862887 A JP 3862887A JP 3862887 A JP3862887 A JP 3862887A JP S63210472 A JPS63210472 A JP S63210472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
seal
valve body
retainer
fire
Prior art date
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Pending
Application number
JP3862887A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuji Kaneko
金子 和司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sasakura Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sasakura Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sasakura Engineering Co Ltd filed Critical Sasakura Engineering Co Ltd
Priority to JP3862887A priority Critical patent/JPS63210472A/ja
Publication of JPS63210472A publication Critical patent/JPS63210472A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主に船舶の火災時、荷油、あるいはLPG、L
NG等の可燃流体の流出を遮断して火災の拡大を防ぐ防
火安全バタフライ弁に関するものである。
(従来の技術) 石油類を海外に依存しているわが国においては、タンカ
ーによりあるいはLPG、LNG等を特殊なキャリヤー
によって産油地より海上輸送しているが、タンカーの火
災がしばしば発生し、荷油の損失はもとよりタンカー自
体運航不能となるなどその損害は美大な金額に達する。
またLPG、LNG等は漏洩に起因する船体の低温脆性
破壊と爆発火災の危険性を孕んでおり、種々の安全対策
が講じられている。
一般にタンカーは縦隔壁及び横隔壁によって油槽が区画
細分され、安定性と荷油の正しい配置を保ち、かつ異種
油積分けができるようになっており、この多数の区画に
伴って各油槽には積荷油管、揚荷油管、ガス吸引管など
多数配管されており、荷役はすべて甲板上及び油槽内に
設備された油管を通して行われ、積荷は本船取入口にホ
ースを接続して陸上ポンプにより、また揚荷は本船の荷
油ポンプを駆動して行われる。
各油槽に対しては海水、蒸気、泡沫、炭酸ガス、あるい
はフリューガス等による消火設備が設けられ、さらに各
種ポンプについては電気的な接触、短絡、あるいはアー
スして火花の発生を防ぐなど各種の安全対策が採用され
ている。
極低温液化ガス用バタフライ弁のリテーナーによって支
持されたシールパツキンは、LNGの超低温から常温程
度の液化ガスまで広い温度範囲に耐えるように非金属製
特にフッ素系樹脂が一般に使用され、該樹脂は線膨張係
数が大きいため超低温でよく収縮し、弁体に強固に密着
して完全にシールを保つ理由から、特にLNG用の弁に
多用されている。
しかしながらこのようにすぐれた性質を有するシールパ
ツキンでも耐熱性が低いという弱点がある。
即ち、火災が発生し高温となった弁では、フッ素系樹脂
のシールパツキンが高熱によって軟化溶融し、あるいは
焼失し、管内のLNGは漏出して火災は長時間継続する
結果となる。
火災発生時においても弁密閉を確保する先行技術として
特公昭45−32861号公報記載の弁装置があるが、
弁筺の空隙部に比較的低温可溶部材(例えば白色合金)
を充填して火災時、この部材が溶けて、バネの反発力で
定着環を弁体に向って前進させる構成であり、封止のた
めの定着環は勿論のこと、バネの外に比較的低温可溶性
部材(例えば白色合金)を充填しなければならず、構成
及び組立が複雑となり、またこのバネのシール、弁筺と
のシールを確実にするための方策が回答考慮されておら
ず、ガソリン、LPG、LNG等の蒸気圧 1が高く僅
かな隙間からでも漏洩する可燃性流体には使用できない
また別の先行技術として、実公昭51−24565号公
報記載のバタフライ弁のメタルタッチ型弁座があるが、
シールパツキンは常時メタルタッチで可撓性がないので
全面当接が困難なためシール性が悪(、特に低温流体で
は漏洩は止めようがなく、上記同様LPG、LNG等に
は使用できず、更に他の先行技術としての実公昭51−
39230号公報には、シール材に金属管を予め楕円形
に湾曲したシートリングを環状溝に緩合保持させ、弁閉
正時楕円から真円に変形させてシールするバタフライ弁
が開示されているが、真円への変形は殆んど不可能であ
り、かつ、封止圧力が高くなると、金属管が部分的に変
形させられる等実用性に乏しく、少しの隙間があっても
漏洩するガソリン、LPG、LNGへの使用は信頼性が
全くない。
問題点を解決するための手段) 一ルによるソフトタッチについて、API(アメリカ石
油学会規格)でもテフロン使用のソフトシールについて
は漏洩は許さず厳重な規格を採用している。しかるにメ
タルタッチについては理想的なシールは望めないため、
漏洩の許容はバルブメーカーとユーザーとの協議に委ね
ると規定し、精度の劣化は免れないのが現状である。従
ってLNG、LPGに対してはメタルタッチ単独の採用
には不安がある。
上記に鑑み本発明は、通常は超低温でもシール性にすぐ
れているテフロンパツキンを用い、さらにスプリングは
め輪を用いて、LNG。
LPG等の漏洩を精度よく遮断すると共に、弁閉正時弁
体に常時環状金属舌片を当接して前者より精度はやや劣
るがシールを保たせ、これらの2系統のシールによって
正規の運転状態では超低温流体の遮断を完全に近い状態
に保つ。テフロンパツキンの弁体への当接は弁体の大き
さによって適宜の箇所で行わせる。
テフロンパツキンは一例で他の非金属性シールパツキン
も使用できることは勿論である。
万一、火災時にあっては、テフロンパツキンは例え一部
分の溶融であっても、金属舌片が弾性変形の反撥力によ
ってシールを保ち、シールは一系統となるが防火に有効
であり、本発明はこの2系統のシールを装着することに
よってLNG、LPG等のガスを安全に遮断できる。
(作用効果) 本発明においては、弁箱に固着されたリテーナーの内周
面に形成された凹部内側下端の金属製環状舌片が弾性変
形による反撥力で弁体と常時接触し、更には基部が弁箱
とリテーナ−に挾持固定されテフロンパツキンの先端が
常時スプリングはめ輪の収縮力によって弁体に接触し、
この接触はテフロンの柔軟性によってほぼ完全となる。
このようにやや精度は下るメタルタッチと精度の高いテ
フロンタッチの2系統の接触手段を採用した本発明にお
いては、万一火災発生時、テフロンパツキンは例え1部
分の溶融であっても金属舌片はシールを維持し、防火に
役立つ。
(実施例) 1は弁箱であって環状に形成され、両配管フランジ2(
一方は省略し図示せず)にボルト3で挾持されている。
弁箱は環状切欠部4を有し、該切欠部4にステンレス製
リテーナ−5がボルト6によって固着されており、該リ
テーナ−は内周側に凹部7が形成され、該凹部7は中央
に突出した区画片8によって上下に分割され、下部四部
9の下端が環状舌片10となってステンレス製弁体11
に弾性変形による反撥力で常時接触し金属シールを保つ
。テフロン製シールパツキン12はその基部13が弁箱
1とリテーナ−5に挾持固定され、屈曲部が区画片8に
支持され、区画片8の先端は僅かな隙間22を保って取
付けられており、2ケ所の突出部15.16が弁体11
に接触シールする。テフロン製シールパツキン12は前
述とおり凹部7中夫に突出した区画片8に支持されてそ
の形状を保って屈曲し、折曲部17及び先端14の外周
にアルミ合金のスプリングはめ輪18がそれぞれ嵌入さ
れ、テフロン製シールパツキン12を常時内方向に圧縮
してシールを保っている。弁箱1とリテーナ−5との間
にはメタルOリング19が嵌装されていて火災発生時に
おけるテフロンパツキンの溶融消失時に隙間のシールを
保つ。弁箱1の取付けはフランジに限らず溶接その他適
宜採用できることは勿論である。
なお、フランジにて弁箱を挟持する場合においては弁箱
全体の寸法の構成上、前記第1図のように環状切欠部4
にリテーナ−5を固着するのでなく、弁箱そのものを若
干小さなものとして切欠くことを省略し、その一端に直
接リテーナ−をボルトにて固着してもよい。
上記の構成を有する防火安全バタフライ弁において、通
常はテフロン製シールパツキン12によって高い精度を
保ってLNG、LPG等をシールすると共に金属舌片1
0の接触により、精度はやや劣るがシールを行い2系統
によってシールはほぼ完全となる。
万一火災の場合は、テフロン製パツキンは12は例え1
部分の溶融であってシール性を喪失しても、金属舌片1
0及びメタルOリング19が依然としてシールを保ち、
LNG。
LPGの漏洩を防止し、大災害からプラントを守る。
第2図は他の実施例であって、弁箱1の一端に設けられ
た環状切欠部4にボルト6で同容されたりテーナ−5と
弁箱1との間の内周側に形成された環状凹部7の内側下
端に環状の空間20を保って弾性変形による反撥力で金
属シールする環状舌片10が形成され金属シールしてい
る。テフロン製シールパツキンは基部13が弁箱1とリ
テーナ−5に挾持固定され、先端の1箇の突出部21が
弁体11に接触シールする。このテフロン製シールは外
周よりスプリングはめ輪18によって常時内方向に圧縮
し、完全なソフトシールを保っている。従って、万一火
災時は第1実施例の場合と同様金属舌片が残ってシール
を保ち、LNG、LPGの漏洩の防止に役立つ。
このように本発明はテフロンのごとき非金属製シールパ
ツキンと金属の2系統のシールを一つの弁箱内に採用す
ることによりコンパクトな装置で防火に役立ち、その効
果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明のそれぞれ異なる実施例におけ
る断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バタフライ弁の弁箱であって、該弁箱の一端に固着され
    たリテーナーと、該リテーナー内周側に形成された環状
    凹部の内側下端が弁体と接触して弾性変形による反撥力
    で金属シールする環状舌片と、基部が弁箱とリテーナー
    に挾持固定され先端部分が弁体をソフトシールする環状
    非金属製シールパッキンと、該シールパッキンを内方向
    に押圧するスプリングはめ輪とを備え、弁閉時に前記金
    属シールする環状舌片と非金属製シールパッキンの両者
    ともが弁体に圧接されてなる防火安全バタフライ弁シー
    ル装置。
JP3862887A 1987-02-20 1987-02-20 防火安全バタフライ弁シ−ル装置 Pending JPS63210472A (ja)

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JP3862887A JPS63210472A (ja) 1987-02-20 1987-02-20 防火安全バタフライ弁シ−ル装置

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JP3862887A JPS63210472A (ja) 1987-02-20 1987-02-20 防火安全バタフライ弁シ−ル装置

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JPS63210472A true JPS63210472A (ja) 1988-09-01

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ID=12530502

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JP3862887A Pending JPS63210472A (ja) 1987-02-20 1987-02-20 防火安全バタフライ弁シ−ル装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5181690A (en) * 1990-08-16 1993-01-26 Xomox International Gmbh & Co. Shut-off valve
CN103363134A (zh) * 2013-08-02 2013-10-23 铜陵市兴达阀门总厂 高可靠性双向硬密封蝶阀
CN103486281A (zh) * 2013-09-23 2014-01-01 开封瑞科阀门有限公司 预紧、浮动阀座双向全金属硬密封蝶阀

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5124925A (ja) * 1974-07-02 1976-02-28 Posi Seal International

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