JPS6321003A

JPS6321003A - ゴルフ靴の靴底

Info

Publication number: JPS6321003A
Application number: JP62048623A
Authority: JP
Inventors: ジウリオ　タディオット
Original assignee: Adidas Sportschuhfabriken Adi Dassier Stiftung and Co KG
Current assignee: Adidas AG
Priority date: 1986-07-12
Filing date: 1987-03-03
Publication date: 1988-01-28
Also published as: JPH0442921B2; ZA874686B; EP0254133A3; KR880001249A; EP0254133A2; KR900006204B1; EP0254133B1; DE3765865D1; US4742626A; ATE57820T1; DE8618748U1; ES2018505B3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（従来技術）ゴルフ靴の靴底は通例多数の埋金を備えており、これら
の埋金は靴底に鋲やスパイクのような把持エレメントを
ねじ込み、かつ取外し自在に固定するため雌ねじのつい
たスリーブまたはブツシュの形状をしている。前記埋金
は通常足の指球部をふくむ足のｗＩａＩＳを支持する靴
底の前部と、靴底のかかと部との両方に配置されている
。靴底の前部に在る前記埋金は靴底の各縁部に隣接する
２本の線−に沿つて延びる第１グループと第２グループ
に分□割でき、その中の１本の線は大体靴底の内縁部の
輪郭に沿っており、もう１本の線はほぼ外縁部の輪郭に
沿っている。この種類のゴルフ靴の靴底は例えば１９８
０年４月１日付の「アディダス（ａｄｉｄａｓ）　Ｊの
靴のカタログに載っている。ここに記”載されたゴルフ
靴の靴底は、かかとの部分が高くなっていない、全体的
に偏平な地表係合面すなわら裏面を持っている。

□　大体同じ種類の別のゴルフ靴の靴底が***公開公報
第３１２０３４９号に記載されており、これによると把
持エレメントを取外し自在に固定するための埋金の配置
は１足の左右の８靴の靴底ごとに異っており、特に把持
エレメントを嵌入した多数の埋金が、この靴をはいた人
に打つボールの方向を考えたとき前縁となる靴底の端縁
に沿って設けられている。例えば右利きのプレーヤーを
考えた場合左足の靴底の前縁はその左足の靴底の外縁部
となり、一方右足の靴の靴底の前縁はその右足の靴底の
内縁部となる。そのデザイン形状は、ゴルフのスウィン
グをするとき地面に対して特に良好なグリップすなわち
把持力を得る必要があるのは靴底の前縁となるこれらの
外縁部と内縁部であり、その効果は、靴底の各縁部仝て
にその先端からかかと部に至るまで連続状に把持エレメ
ントの嵌入埋金を設けると同時に、前述した多数の把持
エレメントを前縁となる外縁部と内縁部それぞれに設け
ることによって得られるという考えに基づいている。

しかし、把持エレメントをこのように配置することはこ
のような靴底のついたゴルフ靴をはいて歩くのが不自由
となることを意味している。さらに、右利きプレーヤー
と左利きプレーＡ７−とにそれぞれ適した靴底の形状を
もつゴルフ靴を別々に貯蔵する必要を生ずる。

（発明の目的）本発明の一つの目的は把持エレメントや鋲の嵌め込みに
関しより融通性をもつゴルフ靴の靴底を提供することで
ある。

本発明のもう１つの目的は、靴底にとりつ（プた把持エ
レメントによって与えられるグリップを、ゴルフのスウ
ィング中に生ずる靴底の側方への回転運動に一層うまく
適合せしめることができるようなゴルフ靴の靴底を提供
することである。

本発明のなお別の目的はゴルフ靴が地表に対して色々変
った傾きや姿勢の位置についた時に地表に対しより良好
なグリップを与えるように改造されたゴルフ靴の靴底を
提供づることである。

（発明の構成）本発明の原理によれば、これらの目的並びにその他の目
的はその中に把持エレメントを取外し自在に固定するた
めの複数個の埋金を備えたゴルフ靴の靴底によって達成
される。前記埋金は靴底の内縁部と外縁部のそれぞれの
輪郭に隣接し、且つその輪郭に大体沿った各線に沿って
延びる第１グループと第２グループとして靴底の前部に
配置されている。（・え底の前部の第１グループと第２
グループの埋金に加えて、この靴底はまた前記第１グル
ープ及び第２グループの埋金のそれぞに近接して設けら
れている別の埋金又は別のグループの埋金を備えている
。この別の埋金又は別グループの埋金はそれぞれが近接
する第１グループ又は第２グループに対し、靴底の長手
方向の中心線に向かって位置をずらして配されている。

この別の埋金又は別グループの埋金はそれぞれ靴底の外
側指球部からアーチ状部に広がる部分に設けられている
。

本発明の根底にある考えは、「圧力のかかる部分Ｊ　、
！：、Ｍされる靴底への集中ｖｉ重がかけられる部分が
、ゴルフボールを打つ方向において前方にくるゴルフ靴
の場合は靴底の外側指球部に大体集中し、且つボールを
打つ方向にＪ５いて後方にくるゴルフ靴の場合は凡そつ
ま先部に集中しているということである。その理由のた
め本発明の靴底はゴルフ靴の靴底の二つの外側指球部に
、少なくとも１個の別の埋金又は別のグループの埋金を
その部分に配されている埋金グループに近）シさせなが
ら、靴底の中心線に向ってずらせて配置している。した
がってこの別の埋金又は別グループの埋金により、その
部分において把持エレメントの列が靴底の表面上に靴底
の中心に向って延びている限りにおいて、正確に前述の
重要な圧ツノのかかる部分に、地表に対するグリップす
なわち把持力を集中させることができる。

また好適な特徴として別の埋金又は別グループの埋金を
二つのつま先部内の内側指球部にあたる部分に配し、こ
れらの位置にも把持ニレメン１へを適当に固定すること
ができるようにしている。

本発明に係る１足のゴルフＦＬの靴底は互に鏡像関係に
在り、且つ把持エレメントが適当な埋金に取外し自在に
固定できるので、ゴルファ−は右利きか左利きかに応じ
て、自分の要求に合致し且つ１足のゴルフ靴の右足の靴
底と左足の靴底とで異なるような把持エレメントの配列
を任意にえらぶことができる。靴を使用する人が右利き
か左利きかによって不必要となる別の埋金又は別グルー
プの埋金はその中にめくらねじ、すなわち把持エレメン
トを嵌入できないようにするキャップのついたねじを嵌
め込んで閉じることができる。このようにしてすべての
ゴルフ靴を同一の基本形状に作ってあってもゴルフ靴の
底をゴルファ−個人個人の特定の要求に適合させること
ができる。

本発明のその他の目的、特徴および効果が次の説明から
明らかとなるだろう。

（実　施　例）第１図及び第２図を参照すると、右利きゴルファ−用の
把持エレメントや鋲を備えた１組のゴルフ靴の靴底が図
示されている。その目的で、それぞれ第１図に番＠２４
及び２５で、第２図に番号２６及び２７で示ずようにい
くつかの取付用埋金の中にはめくらねじが嵌め込まれて
おり、これらに関しあとで一層詳しく説明する。その他
の埋金は通常の型式の把持エレメントや鋲やスパイク等
を備えている。

第１図及び第２図にそれぞれ図示されている各靴底１，
２は例えば発泡ポリウレタンのような可撓性プラスチッ
ク材料を含む、中間ソール部の底面に固定される実際の
外側靴底すなわち摩滅する靴底を形成している。前記靴
底１．２は硬質材料として硬化していてもなお可撓性の
ある例えばポリアミドのような比較的硬質なプラスチッ
ク材料で作った枝部分を備えている。更に前記靴底１゜
２はそれぞれ、その靴底の前端すなわち尖端（第１図及
び第２図おいて上方）からそのかかと部分に連続して地
表係合面を備え、寸なわら図示した靴底はいかなる形式
の段付きかかとも備えていない。しかし図面に示すよう
に各靴底のかかと部に横方向に延びた２個のブリッジ３
．４を備え、このブリッジ部は材料を厚くして作り、そ
のブリッジ部において４個のねじ付埋金が各靴底のプラ
スチック枝に直接埋め込まれ、そこに把持エレメントを
固定するようになっている。

前記ブリッジ部３．４の***形状を第３図の断面図から
明瞭に見ることができる。

なお、第１図及び第２図を参照すれば各靴底１゜２のア
ーチ状部７．８がその外縁を厚くすることによって強化
され、一方靴底の前部９．１０が材料の厚さを増大する
ことによって全体的に強化され、また？Ｉ号１１乃至１
３で示すような横方向に延びた溝を備えており、この溝
が局部的に弱い線を形成し、これによって各靴底の前部
を一層容易に曲げ且つ撓ませるための曲げ位置を提供す
ることが明らかになる。靴底の前部９．１０のそれぞれ
２個の前部溝１１．１２は少くとも互に絡平行に延びて
いるが、各靴底の後部溝すなわち第３溝１３は外方拡散
状に、すなわち各靴底の外縁部１５に向って拡散状に延
び、したがって前記溝１２．１３は靴底の前部９．１０
の後端においてほぼ扇形部を形成する。靴底の前記圧力
のかかる部分の一つが前述の扇形部内の外縁部の近くに
発見される。１組のゴルフ靴の２個の靴底１．２は靴底
の前部９．１０に把持エレメントを取外し自在に固定す
るための埋金の配列に関し互にｌＩ像量関係あるので、
第１図に示す右利きゴルファ−用靴底１についてのみ以
下に詳細に述べる。

第１図を参照すると靴底の眞部９の外縁部１５の輪郭に
隣接し、且つこの輪郭にほぼ沿って延びる仮想ｍ１Ｇが
例えば前記外縁部から１．３センチメートル離れている
。把持エレメントを固定するためのねじ付き埋金１７の
中心点が少くとも殆んど同じ間隔で仮想線１Ｂ上に配置
されている。前述のように仮想ｎ１＋３は少くとも靴底
の前部９の外縁部の輪郭に大体沿っており、したがって
外縁部１５に大体平行で、この外縁部１５から大体一定
の間隔を保っている。

同様に第１図の別の仮９Ａ腺１９も靴底の前部９の内縁
部１８に少くとも大体平行すなわちこの内縁部から大体
同一の距離を保って延びている。把持エレメントを取外
し自在に固定するための別のねじ付き埋金２０の中心点
が同じように少くとも殆んど同一の間隔で仮想線１９上
に配ｖ１されている。

靴底の前部９の外縁部１５に沿って設けられている４個
の埋金１７からなる第１グループと内縁部１８に沿って
設けられている４個の埋金２０からなる第２グループが
大体普通と同じように配置されている。

本発明によればこの靴底は、仮想線１６及び仮想線１９
に沿って延びる第１グループ埋金並びに第２グループ埋
金に加えて、更にそれぞれ前記第１グループ埋金並びに
第２グループ埋金に沿って設けられている別の少くとも
１個又は１グループの埋金を備えている。なお、第１図
を参照すれば番号２１は仮想線１６の後端部に大体平行
に、またアーチ状部７に隣接して延びる仮想線を示し、
番号２２は仮想線１９の前部に隣接して、仮想線１９に
少なくとも大体平行して靴底１の先端に向って延びる別
の仮想線を示す。前述のねじ２４．２５を収容するもの
として図示しである２個のねじ付き埋金からなる別のグ
ループの中心点が仮想線２１上に配置されている。同様
に２個のねじ付き埋金２６．２７の中心点が仮想線２２
上に配置されている。番号２４．２５．２６゜２７で示
す位置にあるこれらの別の２グループの埋金の配置１ま
次のようになっている。すなわら靴底の前部９の外縁部
１５に隣接して延びるＪ！ｖ金の線１Ｇに沿って設けら
れている別のグループの埋金のうち後部側にある埋金２
５が溝１３の後方に存在し、またぞのグループのもう一
つの埋金２４が前記溝１３の前方に存在する配置となっ
ている。

更に、靴底の前部９の内縁部に近い仮想線１つ上の埋金
グループに沿って設けられている仮想線２２上の２個の
埋金２６．２７がＭ底の内側指球８（Ｓから先端に拡が
る部分に配置され、後部側にある埋金２７が前記内側指
球部そのものにあたる位置に配置されている。

別グループのうちの第１グループ埋金２４．２５と第２
グループ埋金２６．２７が各仮想線１６．１９上に配置
された埋金に対し千鳥状に配置され、そのため例えば仮
想線２２上の埋金２６．２７は仮想線１つ上の隣接げる
埋金と埋金との間の間隙に並ぶ。このようにしてこれら
の部分にあたる位置にある前記圧力のかかる部分はその
表面の少くとも大部分が把持エレメントによって覆われ
ることになり、かくして強力なグリップを提供する。

右利ぎのゴルフ？−が使用する前述の靴底１゜２の形状
によれば、第１図に示す靴底１上の番号２４、２５で示
す位置の埋金と第２図に示す靴底２上の埋金２６．２７
に把持エレメントあるいは鋲を嵌入しない。これらの埋
金は、把持エレメントの代りに、第１図及び第２図に示
すように溝付きスクリューヘッド（第１図中Ｍ′７丹２
４．２５、第２図中番号２６、２７で示す）によってめ
くらねじを嵌入している。このことは右利ぎゴルフ？−
の要求に適合する状態で１足のゴルファ−靴の左右の靴
底１，２に使用している把持エレメントのパターンが靴
底ごと異っていることを意味する。すなわら第１図に示
す靴底の外縁部１５よりも内縁部１８の近くに多（の把
持エレメント、（図示した状態では６個の把持エレメン
ト〉を設けている。この状態は第２図に示づ靴底２にお
いては逆になり、６個の把持エレメントが靴底の外縁部
近くに配置され、一方内縁部の近くには外縁部の近くに
配された把持ニレメン１〜の数より少数の把持エレメン
ト（僅か４個の把持エレメント〉が配置されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は１足のゴルフ靴の右足の靴底の底面図、第２図
は同じ１足のゴルフ靴の左足用の靴底の底面図、第３図
は第２図の線ｌ１ｌ−１１１に沿った長手方向の断面図
であるが図面を一層明瞭に示すため、把持エレメントを
固定するために靴底のｔ”ｒｉｒ部に設けた***部を線
■−■上に存在するもの以外は省略している。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）把持エレメントを取外し自在に固定するための複
数個の埋金を備え、該毎金が靴底の外縁部並びに内縁部
のそれぞれの輪郭に隣接し、かつ該輪郭にほぼ沿った第
１線並びに第２線に沿って延びる第１グループ並びに第
２グループとして前記靴底の前部に配置され、前記第１
グループ並びに第２グループの各埋金に近接して配置さ
れ且つそれぞれが近接する第１グループあるいは第２グ
ループの埋金に対し前記靴底の長手方向中心線に向って
位置をずらせて配置された少くとも１個の別の埋金を更
に備え、前記靴底の外縁部に隣接する前記グループの埋
金に近接して配置された前記少くとも１個の別の埋金が
前記靴底の外側指球部からアーチ状部へ延びる部分に配
置されていることを特徴とするゴルフ靴の靴底。
（２）前記第１グループおよび第２グループの埋金に近
接して配置されている少くとも１個の別の埋金の中の少
くとも１個が第２の別の埋金を伴い、それによつて別の
埋金の各グループを構成することを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載のゴルフ靴の靴底。
（３）前記別グループの埋金のそれぞれが、近接してい
る第１グループあるいは第２グループの埋金の線にほぼ
平行に延びる直線上に、配置されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第２項記載のゴルフ靴の靴底。
（４）前記少くも１個の別の埋金のそれぞれが、近接し
ている第１グループあるいは第２グループの埋金に対し
て千鳥状に配置されていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載のゴルフ靴の靴底。
（５）前記別グループの埋金のそれぞれが、近接してい
る第１グループあるいは第２グループの埋金に対し千鳥
状に配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第
２項記載のゴルフ靴の靴底。
（６）前記靴底の内縁部に沿う前記グループの埋金に近
接して設けられている前記別の埋金が前記靴底の内側指
球部から先端部に延びる部分に配されていることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載のゴルフ靴の靴底。
（７）前記靴底の内縁部に沿う前記グループの埋金に近
接して設けられている前記別グループの埋金が前記靴底
の内側指球部から先端部に延びる部分に配されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第２項記載のゴルフ靴の
靴底。
（８）前記靴底の長手方向に対してほぼ横方向に前記第
１グループと第２グループの埋金の中のそれぞれ最も後
方の埋金の背後に延び、靴底を曲り易くするための弱い
線を備え、且つ前記靴底の外縁部に沿った第１グループ
の埋金に近接して設けられている前記別グループの中の
少くとも１個の埋金が前記弱い線の後方に配置されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載のゴルフ
靴の靴底。
（９）前記別の埋金にそれぞれの把持エレメントを嵌入
すべきでないときに前記別の埋金を閉じるためにめくら
ねじを備えていることを特徴とする特許請求の範囲１項
記載のゴルフ靴の靴底。
（１０）前端と後端を備え、且つ前記前端から使用時に
靴底上に支持される足の指球部の後方の位置に延びる前
部と、前記後端を含み且つ使用時に靴底上に支持される
足のかかとを支持するようになっているかかと部と、前
記前部と前記かかと部との間の連結部を形成するアーチ
状部とを有するゴルフ靴の靴底において、靴底の前記前
部の外縁部に大体沿つて延びる第１グループ並びに靴底
の前記前部の内縁部に大体沿って延びる第２グループと
して配置され、把持エレメントを中に収容するようにな
っている複数個の埋金を前記靴底の前部に備え、前記靴
底の前部の外縁部から遠い側に前記第１グループ埋金に
隣接して、且つ使用時に前記靴底上に支持される足の指
球部を支持するようになつている前記前部の部分から前
記靴底の前記アーチ状部の前部にかけて延びる前記靴底
の前記前部の一部分において少くとも１個の第１の別の
埋金が配置され、前記靴底の前部の内縁部から遠い側に
前記第２グループ埋金に隣接して前記靴底の前記前部に
少くとも１個の第２の別の埋金が配置されていることを
特徴とするゴルフ靴の靴底。
（１１）前記別の第１の埋金及び第２の埋金のおのおの
が、それぞれが近接しているグループの埋金と少くとも
ほぼ平行にかつ前記別の第１の埋金及び第２の埋金自身
に隣接して配置された少くとも１個の追加して備えられ
た埋金を伴っていることを特徴とする特許請求の範囲第
１０項記載のゴルフ靴の靴底。