JPS63206286A - 脱水洗濯機の槽の構成 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は脱水洗濯機に係り、特に、据付はスペースを変
えずに洗濯容量をアップさせるに好適な槽の構成に関す
る。

〔従来の技術〕

従来の洗濯機においては、洗濯容量が洗濯兼脱水槽の容
積及び、洗濯兼脱水槽を内包する外槽の容積で決定する
ため、洗濯容量をアップするためには、洗濯兼脱水槽及
び外槽の内径を大きくすることで対処することは一般的
である。このため、コンパクトにするため高さ方向はで
きるだけ低くする構成をとり、外槽上部に設置されたソ
ーカバーも外槽上部より、できる限り、突出しない構成
が一般的であり、この種のものとして特開昭５８−６１
７９１等が挙げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の従来技術においては、外槽を防振支持している外
枠も、脱水起動時の振れ回りを考慮すると、同じギャッ
プを保持するために大きくする必要があり、洗濯機の据
付はスペースが大きくなる問題があった。また脱水兼洗
濯槽及び外槽の金型費用もかかることとなった。

本発明の目的は、従来と同じ据付はスペースにて洗濯機
の容量アップを計ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、同容積を増す方法として、洗濯兼脱水槽の
上端に位置する。バランスリングを上方に延長し、内容
積をアップすると共に、外槽上端の槽カバーも上方に延
長させる。

このままでは、槽全体が上方に上がりすぎるため外槽を
外枠上部より防振支持している吊り捧長さを変え、外枠
下部に固定された合成樹脂より成るプラスチックベース
の高さも変えることにより。

達成される。

〔作用〕

外槽の上部に設けられたソーカバーの衣類投入口を含む
略平面部が高くなるようにソーカバーの形状を変えるこ
とにより、上方向にスペースを設け、その分だけ、洗濯
兼脱水槽の内容積も上方向に増すことができ、外槽及び
、洗濯兼脱水槽の内径を変えることはない。さらにプラ
スチックベースの高さを変えることにより外枠の高さも
変わるので、外枠に対する外槽の上下関係も同じくとる
ことができる。

〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１〜図により説明する。外
槽２は外枠１の上端よりスプリング３を介して吊り捧４
により、防振支持されている。更に外槽２は、中央に撹
拌翼５が具備されたバスケット６を内包している。バス
ケット６の上部には、流体バランサー１５が具備され、
流体バランサ−１５内部には塩水等が封入されている。

さらにバスケット６の底部には、補強用のフランジ１９
がねじにより固定されている。外槽２の底部には、駆動
用モータ７を固着した軸受クラッチ装［１０が圧入固定
されている。軸受クラッチ装置１０の中空軸１２には先
端にねじ部２０を有し、ナツト２１によりフランジ１９
と固着されており、一体に回転する。モータ７の回転は
Ｍプーリ１１、ベルト８撹拌翼プーリ９を介して軸受ク
ラッチ装置１０により洗濯時には、減速ギヤ１３を介し
、撹拌翼軸１４に伝えられ、脱水時には、中空軸１２に
伝えられ、それぞれ撹拌翼５、バスケット６を回転させ
る。

また外槽２の上部には、略円形の衣類投入口２２を中央
に有するソーカバー１６ａが設置されている。

左側のソーカバー１６ａの衣類投入口２２を形成する酩
円形状の平面部１７は外槽２の上端部と結合するリブ状
の係止部１８より上部に位置する形状とし、左側に示す
従来のソーカバー１６ｂに比べ、外槽２の上部に８寸法
だけ伸びた形となる。

これにより流体バランサー１５ａも上部に伸ばすことが
可能となり、同一形状のバスケット６を使用しても、内
容積を大きくすることができ洗濯機の容量アップが計れ
る。

第３図により説明すると、流体バランサ１５ａ。

１５ｂは、それぞれ高さの異なるケース２５゜２６の部
分と略同−形状のフタ２４がら成り、それぞれ熱板古着
等により密封固定されている。ケース２５．２６の高す
寸法の違いにより内容積を変えることができる。またフ
タ２４の形状を略同−にすることにより、金形費も節約
できる。

さらに右図に示す如く容量の大きなバスケット６には、
布動きをよくするためケース２５に複数個の略三角形状
を有する凹部２８を一体的に設け１、　　その凹部２８
と略同−形状を有するトッキ２９を。

トッキ２９の先端のツメ２９をバスケット６の穴の係止
させ、トッキ上端は、ケース２５の凹部２８にはめ込む
ことにより固定されている。

また、流体バランサ１５は断面中央部にシキリパン３０
を設けることにより、外側空間３１と内側空間３２に分
前され、それぞれ塩水等を封入後、密閉されている。こ
の時シキリパン３０の上下溶着かうまくいかず部屋が連
通ずること及び流体バランサーの効果を考ｔし、塩水量
は内側空間３２よりも外側空間３１に多く入れると共に
、内側、外側に封入する塩水量の合計が外側空間３１の
内容積の６０〜８０％となるようにする。

これによりもし連通した場合にも、−重のバラ　・ンサ
ーとしての効果を有する。二とができる。

また、外枠１の底部には、脚部を一体的に設けた合成樹
脂より成るプラスチックベース２３がネジ等により、固
定されている。プラスチックベース２３も高さの異なる
２３ａ、２３ｂより成り、流体バランサー１５ａ、ソー
カバー１６ａが８寸法だけ伸びた場合に、プラスチック
ベース２３ａもＩ（寸法だけ伸びた形とし度、外枠１に
対する外槽２の上下の４ヤツプを同じくしている。この
時、外槽２は同一のため外槽２を外枠１に防振支持した
吊り捧４ａも長くなる。しかし、大きな金型ｄあるバス
ケット６外枠１等は同一のまま使用することが可能であ
り金型費用も削減できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、洗濯機の容量アップを、洗濯兼脱水槽
及び外槽外枠の上方向にて内容積を増すことで対処でき
るので、洗濯機の設置スペーサを変えずに容量アップす
ることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の縦断面図、第２゜３図はそ
の部分詳細図。 １６・・・ソーカバー、１７・・・平面部、１８・・・
係止部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、
   前記外槽上部に、衣類投入口を有するソーカバーを持つ
   脱水洗濯機において、前記ソーカバーの前記衣類投入口
   を形成する略平面部を、前記外槽と前記ソーカバーの係
   止部より高い位置に設けたことを特徴とする脱水洗濯機
   の槽の構成。