JPS632015Y2 - - Google Patents

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JPS632015Y2
JPS632015Y2 JP1982147489U JP14748982U JPS632015Y2 JP S632015 Y2 JPS632015 Y2 JP S632015Y2 JP 1982147489 U JP1982147489 U JP 1982147489U JP 14748982 U JP14748982 U JP 14748982U JP S632015 Y2 JPS632015 Y2 JP S632015Y2
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JP
Japan
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blood pressure
pressure
exhaust
electronic
control means
Prior art date
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JP1982147489U
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English (en)
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JPS5953007U (ja
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <考案の技術分野> 本考案は、最高血圧値および最低血圧値を電気
的に検出して、これを血圧表示器へデジタル的に
表示する方式の電子血圧計に関する。
<考案の背景> 従来この種血圧計では、加圧系の圧力を測定す
るのに半導体圧力センサが用いられている。とこ
ろでこの圧力センサの出力には、圧力センサに加
わる大気圧分が含まれており、従つて真の圧力は
この大気圧分を差し引く必要がある。このため圧
力の零点補正が必要となり、通常血圧測定に先立
ち、加圧系の排気弁を開放操作して、加圧系を大
気に開放することにより、圧力センサに加わる大
気圧を事前にチエツクしている。ところが測定者
はこの排気弁の開放操作を忘れることがあり、こ
のため加圧系が大気に開放されず、腕帯内に残圧
が生じて、その内部圧力が大気圧より大きくなる
場合がある。この残圧がある状態では、適正な圧
力の零点補正ができず、正確な血圧測定を期待す
ることが困難である。そこで加圧系に電磁弁を設
けて、電源投入と同時に加圧系を強制排気するこ
とも可能であが、この方法は血圧計のコストが高
価となる等の不利がある。
<考案の目的> 本考案は、血圧測定に先立ち加圧系からの排気
を測定者に指令することによつて、常に正確な血
圧測定を期待し得る新規な電子血圧計を提供する
ことを目的とする。
<考案の構成および効果> 上記目的を達成するため、本考案では加圧系内
の排気弁が加圧状態下においては微量づつ自然排
気する構造となつていることに着目し、血圧表示
器に加圧系の排気を指令する排気指示部を設ける
と共に、マイクロコンピユータ等より成る制御手
段が血圧測定に先立ち圧力センサの出力の時間変
化量を算出し、その算出値が所定の基準値を越え
る場合に前記排気指示部を動作させるように構成
した。
本考案によれば、排気弁の開放操作忘れなどに
より加圧系に残圧が生じた場合、排気弁の自然排
気により加圧系内の圧力が徐々に降下することに
なるので、この圧力の時間変化量をチエツクする
ことにより加圧系内に残圧があるか否かが判明
し、この結果に基づき測定者に対し排気を指示す
ることによつて、排気操作を促すことができる。
このため測定者において確実に排気弁の開放操作
或いは時間経過による自然排気が実行されること
になり、常に正確な血圧測定を期待することが可
能となつた。また本考案の方式は、電磁弁等によ
り自動的に強制排気する方式と比較して安価に実
施できる等、実用上優れた効果を有する。
<実施例の説明> 第1図は電子血圧計の構成例を示し、図示例の
加圧系1は、ゴムチユーブ製の腕帯11に排気弁
12を介して加圧ゴム球13を連通接続して構成
されている。前記排気弁12の内部には、加圧系
1内を微量づつ自然排気する排気孔が設けてあ
り、血圧測定時、この自然排気によつて加圧系1
内が徐々に減圧される。
上記加圧系1の圧力は半導体圧力センサ2によ
り検出され、圧力センサ2の出力はA/D変換器
21を経てマイクロコンピユータより成る制御手
段4へ送られる。また加圧系1にはコロトコフ音
を検出するためのコロトコフ音センサ3が配備し
てあり、センサが出力する血圧信号は増幅器31
にて増幅されて後、制御手段4へ入力される。制
御手段4は、中央処理装置(以下単に「CPU」
という)、RAMおよびROMより成るメモリ、
I/Oポート等から構成され、前記各センサ2,
3の各出力を受けて、最高血圧値および最低血圧
値を算出すると共に、血圧表示器5やブザー6の
動作を制御する。
第2図は血圧表示器5の構成を示し、最高血圧
値および最低血圧値をデジタル的に表示する血圧
表示器51,52と、血圧測定に先立ち加圧系1
の排気を測定者に指示するための矢印形状をなす
排気指示部53とを含む。
第3図は前記制御手段4の制御動作を示してお
り、「スタート」時点で電源が投入されると、こ
れをトリガ信号として、CPUはステツプ70で
RAM、I/Oポート等をイニシヤライズすると
共に、ステツプ71でRAMにストアされた前回
の圧力データP1,P2がクリアされる。この圧力
データP1,P2は、血圧測定開始時点における加
圧系1の圧力状態をチエツクするためのデータで
あつて、つぎのステツプ72で圧力センサ2によ
り検出された新たな圧力データP1が制御手段4
へ取り込まれる。これと同時にCPUが有するタ
イマがセツトされ、設定時間(例えば2秒)経過
すると、ステツプ74の「タイムアツプか」の判
定が“YES”となり、つぎのステツプ75で再
度圧力センサ2が加圧系1の圧力を検出し、圧力
データP2が制御手段4へ取り込まれる。そして
ステツプ76でCPUは、圧力データP1,P2間の
圧力差Aを算出し、つぎのステツプ77で圧力差
Aと基準値Bとの大小を比較する。このステツプ
77は、血圧測定開始時点において、加圧系1が
どの程度排気されているか、すなわち残圧がどの
程度あるかをチエツクするためのもので、前記の
基準値Bを例えば1〔mmHg〕程度に設定する。
斯くてステツプ77の「A>B」の判定が
“YES”の場合、加圧系1は加圧状態下にあり且
つ排気弁12からの自然排気によりかなりの圧力
変化が生じていることを示す。この場合残圧あり
と判定断してつぎのステツプ78で排気指示部5
の表示部53が点灯動作して、測定者に対し排気
弁12の開放による強制排気或いは時間経過によ
る十分な自然排気を促すと共に、ステツプ79で
前記2回目の圧力データP2が1回目の圧力デー
タP1に置きかえられる。そしてステツプ73に
戻り、ステツプ73以下の処理で新たに圧力デー
タP2が読み込まれた後、圧力差Aの算出、基準
値Bとの比較等、同様の処理が実行される。この
間測定者が排気弁12を開枚操作する等して、加
圧系1の残気を除き、圧力差Aが基準値B以下と
なつたとき、ステツプ77の「A>B」の判定が
“ON”となる。この状態では加圧系1が十分に
排気され、圧力変化が小さくなつてており、その
結果つぎのステツプ80で最終の圧力データP2
をもつて圧力センサ2に加わる大気圧分P0、す
なわち零点補正値とする。
斯くてステツプ81以下の血圧測定操作に入
り、ステツプ81で読み取られた圧力データPx
は、つぎのステツプ82で大気圧分P0が差し引
かれて、真の圧力値Pが決定される。そして血圧
信号の入力によつて最高血圧値或いは最低血圧値
が決定され、各血圧値はステツプ83において表
示器5の血圧表示部51,52にデジタル表示さ
れ、これによりステツプ84の判定が“YES”
となつて、血圧測定操作を完了する。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子血圧計の構成例を示すブロツク
図、第2図は血圧表示器の正面図、第3図は本考
案にかかる電子血圧計の動作を示すフローチヤー
トである。 1……加圧系、2……圧力センサ、4……制御
手段、5……血圧表示器、53……排気指示部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 腕帯に対する加圧系の圧力を圧力センサで検
    出しその検出値に基づき血圧値を算出するよう
    にした電子血圧計において、 前記加圧系の排気を測定者に対し指示するた
    めの排気指示部を備えた血圧表示器と、 血圧測定開始時における前記圧力センサの出
    力の時間変化量を算出すると共にこの算出値が
    基準値を越えるとき前記血圧表示器の排気指示
    部を作動させる制御手段とを具備して成る電子
    血圧計。 前記圧力センサは、半導体圧力センサである
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の電子血圧
    計。 前記排気指示部は、所定のマークを点灯動作
    させる構成である実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の電子血圧計。 前記制御手段は、マイクロコンピユータであ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の電子血
    圧計。
JP14748982U 1982-09-28 1982-09-28 電子血圧計 Granted JPS5953007U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14748982U JPS5953007U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 電子血圧計

Applications Claiming Priority (1)

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JP14748982U JPS5953007U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 電子血圧計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5953007U JPS5953007U (ja) 1984-04-07
JPS632015Y2 true JPS632015Y2 (ja) 1988-01-19

Family

ID=30327965

Family Applications (1)

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JP14748982U Granted JPS5953007U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 電子血圧計

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52109782A (en) * 1976-03-10 1977-09-14 Omron Tateisi Electronics Co Device for measuring blood pressure
JPS5527945A (en) * 1978-08-21 1980-02-28 Nippon Seimitsu Sokki Kk Pressure meter such as sphygmomanometer or the like
JPS5558153A (en) * 1978-10-23 1980-04-30 Nippon Seimitsu Sokuki Kk Automatic tonometer

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56160506U (ja) * 1980-04-30 1981-11-30

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JPS5953007U (ja) 1984-04-07

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