JPS63199369A - 像担持体ユニット及び該ユニットを使用する電子写真記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、電子写真記録装置において、転写領域外での
転写を防止することを目的としたもので、転写前の紙搬
送路を形成する用紙ガイドと転写器とを像担持体と一体
的に結合してユニット化することにより目的の達成を図
っている。

〔産業上の利用分野〕

本発明は電子写真記録装置の像担持体ユニットに関する
ものである。

電子写真記録装置は、感光体上に形成されたトナー像を
、該感光体に対向配置された転写器により、用紙ガイド
に案内されて感光体、転写器間に搬送される用紙に転写
するが、この場合、転写領域外（用紙が感光体に密着す
る前の領域）での転写を防止することが重要な課題とな
っている。

〔従来の技術〕

従来の電子写真記録装置の要部構造を第４図に示す。第
４図において、■は感光体、２は転写器、３，４は用紙
ガイド、１００は用紙である。矢印で示す時計方向に回
転する感光体１の表面にレーザ露光等により形成された
潜像は、図示しない現像器により現像されてトナー像と
なる。このトナー像は、転写位置で感光体１に対向する
転写器２により、感光体１と同期して送りローラ５等に
より矢印方向に搬送され用紙ガイド３．４に案内されて
感光体１と転写器２の間に進入する用紙１００に転写さ
れる。転写された記録像は、図示しない定着器により定
着され、転写後の感光体１の表面は、図示しない除電器
、クリーナにより除電、清掃される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述の転写を行う際には、用紙を感光体に密着して走行
させることが画像ぼけを防ぐポイントとなり、また、転
写領域以外で不完全な転写が行われない位置に用紙ガイ
ドを配設することがポイントになる。

ところが、上述の従来構造では、感光体とシートガイド
及び転写器はそれぞれ独立して配置されて一体化されて
いないため、各々の相対位置を高精度に設定、８）ｇ整
するのが困難であり、上記ポイントを満足させることは
できなかった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上述の問題点を解決することのできる感光体ユ
ニットを提供するもので、その原理を第１図に示す。

第１図において、１０１は像担持体、１０２は転写器、
１０３．　１０４は用紙ガイドで、これらの各部材は一
体的に結合されて像担持体ユニット１０５を構成してい
る。１０６はユニット外の送りローラである。

〔作用〕

像担持体１０１．転写器１０２．および用紙ガイド１０
３・１０４は、ユニット内で相対位置の設定＋　Ｉ！１
１整を行って結合されて一体化され、これらの装置への
着脱はユニット単位で行われる。

このように、各部材１０１．　１０２．　１０３．　１
０４の結合はユニット内で前もって行われるため、それ
ぞれの部材間の相対位置の設定、調整を高精度で容易に
行うことが可能である。

〔実施例〕

以下、第２図及び第３図に関連して本発明の詳細な説明
する。

第２図は本発明の実施例の電子写真記録装置を示す概要
図である。第２図において、１１は感光体ユニット（像
担持体ユニット）、１２は前帯電用の帯電器、１３はレ
ーザ等の露光手段、１４は現像器、１５は定着器、１６
はクリーナ、１７はホッパ、１８はピンクローラ、１９
はスタッカ、２０．２１は送りローラ、２２．２３はガ
讐ド、２４は筐体、２５は開閉可能なカバーである。

感光体ユニット１１は第３図に詳細を示すように、第３
図の紙面と垂直方向に対向する一対の丁字形の支持部材
２６に、感光体（像担持体）２７、転写器２８．及び用
紙ガイド２９．３０を取りイ１けて構成されている。す
なわち、感光体ユニット１１は、転写器２８及び用紙ガ
イド２９．３０を感光体２７と一体的に結合してユニッ
ト化されている。このように、各部材２７，２８，２９
゜３０の結合は前もってユニット内で行われるため、そ
れぞれの部材間の相対位置の設定調整を高精度で行うこ
とができる。なお、感光体２７は、支持部材２６に回転
自在に支持され、転写器２８及び用紙ガイド２９．３０
は支持部材２６に固定される。又、本例では、除電器３
１も支持部材２６に取り付けている。感光体ユニット１
１の装置への着脱は次のように行われる。

装着に際しては、まず感光体ユニット１１を、支持部材
２６に固定された取手３２を操作して筺体２４内に上方
から挿入し、筐体２４側に固設された支持金具３３に感
光体２７のシャツ）２７ａを第３図（ａｌに示すように
支持させる。この過程において、筺体２４側に揺動自在
に設けられてスプリング３４により矢印方向に賦勢され
る賦勢金具３５は、支持部材２６との係合により鎖線の
位置から実線の位置に移動する。この状態から、取手３
２を操作して支持部材２６を時計方向に第３図（ｂｌの
位置まで回動させると、支持部材２６に形成された凹状
の係合部３６が筐体２４側に固定された係止ピン３７と
係合し、感光体ユニット１１は作動開始可能状態に装着
される。感光体ユニット１１の取り外しは、上述と逆の
手順により容易に行うことができる。３８は賦勢金具３
５の揺動範囲規制用のストッパである。

上記構成の感光体ユニット１１が装着された電子写真記
録装置による記録要領は従来と同様である。この記録時
における転写工程において、本発明では、転写器２８．
用紙ガイド２９・３０を感光体２７と一体的に結合した
ユニット構造が採用されており、これらの各部材間の相
対位置の設定、調整をユニット段階において高精度で容
易に行うことができる。従って、用紙を感光体に密着さ
せて正確に転写位置に搬送することが可能となり、画像
ぼけ、転写類域外での不完全転写を防止することができ
る。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、感光体と用紙ガイ
ド及び転写器が一体的に結合されてユニット化されてい
るため、これらの各部材の相対位置をユニット内で設定
、調整することができる。

従って、製品ロット間のばらつきを押えたユニット保証
が可能となり、完全な転写を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１回は本発明の原理図、 第２図は本発明の実施例の電子写真記録装置を示す概要
図、 第３図（ａ）、　ｆｂ）は同感光体ユニットの構成作用
説明図、 第４図は従来の電子写真記録装置の要部構成説明図で、 図中、 １１．１０５は感光体ユニット（像担持体ユニット）、 ２６は支持部材、 ２７．１０１は感光体（像担持体）、 ２８．１０２は転写器、 ２９．３０，１０３，１０４は用紙ガイドである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 像担持体（１０１）上に形成されたトナー像を、前記像
   担持体に対向配置された転写器（１０２）により、用紙
   ガイド（１０３、１０４）に案内されて前記像担持体と
   前記転写器の間に搬送される用紙に転写する電子写真記
   録装置において、 前記転写器及び前記用紙ガイドを前記像担持体と一体的
   に結合してユニット化したことを特徴とする像担持体ユ
   ニット。