JPS63198732A - 噴射ポンプのガバナー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野及び従来の技術〕 本発明は、請求項１の上位概念において定義された型式
の内燃機関の噴射ポンプのがバナーに関する。

この種の公知のガバナー（スイス国特許第３１９３５７
号）において、始動時に必要な燃料供給量を制限する装
置は、調整ロツｒと調整レバーを接続するリンク上の第
２のカウンターストッパーから成シ、該カウンタースト
ッパーは、該リンクの全負荷移動方向において、第１の
カウンターストッパーに対して後方に位置つけられてい
る。この第２のカウンターストッパーは、それが、スト
ツプレバーの離脱位置において、全負荷位置を越えて調
整レバーが移動した際該ストツプレバーのストッパーと
当接Ｌ、それによって始動供給量を増大させる方向への
調整レバーのそれ以上の移動が阻止されるように、該ス
トツプレバーの揺動方向において第１のカウンタースト
ッパーを越えて突出するものである。

このような始動供給量を制限する装置の場合。

始動供給量は、変更不可であり、異なる内燃機関に適合
させるための後調節は不可能である、さらに、始動時の
量は、全負荷時の量より多い一定の値のみに限られる。

〔問題点を解決する手段〕

請求項１に記載の構成を、持つ本発明のがバナーは、そ
れに対して、始動時の必要な燃料供給量を個別に調節で
き、しかも全負荷時の供給量よりも少ない任意の量に調
節できるという利点を１する。後者の利点は、始動時の
最大量が全負荷時の量よりも少なく、また吸い込み量よ
りも少ないというエンジンが搭載されている場合に、と
りわけ意義がある。

〔実施例〕

本発明は、以下の記載において、図面に示された実施例
に基づいて詳細に説明される。

内燃機関の噴射ポンプ１１の概略的に示されたカム軸１
０には、公知のガバナー１２が取り付けられており、該
ガバナーの重り１３は、公知の方法で、遠心力の作用を
受けて調整はね１４の力に抗して、カム軸１０から離隔
する。

この時、重り１３の調整運動は、アングルレバ−１５を
介して調整部材として用いられるガバナースリーブ１６
に伝達される。ガバナースリーブ１６は、スライドリン
グ２６が設けられており、該スライドリングは、ケーン
フグ１８内にねじ込まれた案内ボルト１７上で軸方向に
摺動案内されている。２レバー式のｐｌ　整Ｌ／　バー
１９は、ガバナースリーブ１６の軸方向の調整運動を調
整ロツド２０に伝達し、該調整ロツドは、噴射ポンプ１
１の供給量の加減を決定する。

調整レバー１９は、ガバナースリーブ１６が移動したた
めにそれ自体が動作する場合、レバー２２に固定された
ピン２１の回シで回動する。

このレバー２２は、ケーシング１８に支持された軸２３
に係合されており、そしてケーシング１８を通過して突
出する軸２３に同様に係合された操作レバー２４と共働
して、調整ロツド２０を任意に動かして供給量を任意に
変更させるための調節部材を構成している。アイドリン
グの位置にあっては、操作レバー２４はアイドリングス
トッパー２５に接する。

調整レバー１９ば、その一方のレバー端ｔもって、ガバ
ナースリーブ１６のスライ団リング２６のボルト’１６
ａとオーバーラツプしておりそして他方のレバー端をも
って、接続リンク２７に蝶番でとめられている。この接
続リンクは、調整ロツ−２０に関節的に連結され、調整
レバー１９の揺動を該調整ロツド２０の相応する変位動
に変換する。接続リンク２７は、ストツプレバー３０の
第１のストッパ２９と共働する第１のカウンターストッ
パー２８を有する。

ストツプレバー３０は、ケーシング１８に保持された保
持ボルト３１に関節的に連結されている。保持ボルト３
１は、固定ナツト３２を緩めた後、ケーシング１８の内
部へ幾分深くねじ込むことができ、それによって、スト
ツプレバー３０の第１のストッパー２９を第１のカウン
ターストッパー２８の変位方向において調整することが
できる。軸２３には、更に２レバー式の制御レバー３３
が係合されておシ、該制御レバーは、その一端を、スト
ツプレバー３０のスリット３４内に係合するピン３５を
介して、該ストツプレバー３０に連結させている。制御
レバ、　−３３の案内ピン３６が設けられている他端に
は、該制御レバー３３をケーシング１８の突起３８に対
して押付けようとするばね３７が係止している。案内ピ
ン３６は、ガバナースリーブ１６に同軸的に配設されて
おり、図示の静止状態のようなガバナースリーブ１６の
特定の位置において、ばね３７の作用を受けてガバナー
スリーブ１６の端面に当接する。

ストツプレバー３０の第１のストッパー２９と接続リン
ク２７のカウンターストッパー２８は、公知の方法で、
噴射ボ／プの全負荷時に供給される燃料量を制限するの
に利用される。更に、始動時に要求される供給量を制限
するだめの装置３９が備えられている。この制限装置３
９は、ストツプレバー３０の第２のストッパー４０と調
整レバー１９の第２のカウンタース）ツｚ（’−４１か
ら成る。第２のストッパー４０は、ストツプレバー３０
の下側のウェブ４２又はスタノ−の形状を成し、第２の
カウンターストッパー４１は、調整レバー１９の縦軸に
対して横方向に螺合し、かつ調整レバーの両側に突出し
ているところの調節ねじ４３として構成されている。固
定ナツト４４を緩めた後、調節ねじを回動させると、調
整レバー１９に対して横方向であり、かつ該調整レバー
の揺動に対してはｔｒ平行なカウンターストッパー４１
の移動が可能となる。

ガバナーの作動は以下の通りである。

図面には、カム軸１０の回転数が００時のがバナーが示
されている。ガバナー１２の重シ１３は、内（１１１位
置にあり、ガバナースリーブ１６は、その端面を制御レ
バー３３のピン３６に押付けており、その結果、制御レ
バー３３は、ばね３７の力に抗してケーシング１８の突
起３８から離されている。それによって、ストツプレバ
ー３０は、ピン・スリット連結部３４゜３５を介して、
離脱位置にもたらされておシ、その離脱位置において、
第１のストッパー２９は第１のカウンターストッパー２
８の移動路から離脱し１、第２のストッパー４０は第２
のカウンターストッパー４１の移動路内に位置する。

第１図に示されているように、内燃機関の始動のために
、操作レバー２４は、既に反時計方向に旋回してアイド
リングストッパー２５００位置から離れている。それに
よって、調整レバー１９の第２のカウンターストッパー
４１が、ストツプレバー３０の第２のストッパー４２に
尚接して、調整レバー１９のそれ以上の揺動、並びに燃
料供給量を増大させる方向への調整ロツド２０のそれ以
上の変位動が阻止されるようになるまで、該調整レバー
１９はピン２１を介して揺動する。始動時に供給された
燃料量は、それによって制限されている。この場合、調
節ねじ４３を適宜調節することによって、始動時に供給
される始ｉ４１＋ｆ！Ｌが第１のストッパー２９と第１
のカウンターストッパー２８とによって確定された全負
荷量よりも少な（なるように、第２のカウンターストッ
パー４１が設定されている。

内燃機関が始動した後、回転数の上昇とともに重り１３
は外側へ移動し、ガバナースリーブ１６はアングルレバ
−１５を介して図面の左側へ移動する。それとともに、
調整レバー１９は時計方向に揺動し、調整口ツー２０は
”５ｔｏｐ”方向へ動く。ばね３７の作用で、制御レバ
ー３３は、ケーシング１８の突起３８に当接するまで、
時計方向に旋回する。それによって、ストツプレバー３
０は、ピン・スリット連結部３４．３５を介して、時計
方向に旋回し、第１のストッパー２９は、接続リンク２
７の第１のカウンターストッパー２８の移動路へ向けて
旋回する。同時に、第２のストッパー４０は、第２のカ
ウンターストッパー４１の移動路から離脱する。ストツ
プレバー３０のこの位置において、始動供給量を制限す
る制限装置３９は無効となり、全負荷供給量を制限する
第１のカウンターストッパー２８と第１のストッパー２
９で成る制限装置は有効となる。カム軸１０の回転数が
再び低下すると、接続リンク２７の第１のカウンタース
トッパー２８がストツプレバー３０の第１のストッパー
２９に当接するようになるまで、調整レバー１９は反時
計方向に揺動し得る。この場合、調整レバー１９の揺動
路は、始動時に供給される燃料量を調整するために必要
な該調整レバーの揺動路よシも太きい。始動供給量を制
限する制限装置３９は、ストツプレバー３０のこのよう
な位置においては、無効であるため、調整レバー１９の
揺動は、全負荷制限が行われるまでは妨げられない。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明のガバナーの概略断面図である。 １０・・・カム軸、１１・・・噴射ポンプ、１３・・・
重り、１６・・・ガバナースリーブ、１９・・・調整レ
バー、２０・・・調整ロツＶ、２１・・・ピン、２３・
・・軸。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．重りの力を受けて回転数に応じて調整される調整部
   材と、 該調整部材の移動を噴射ポンプの調整ロツ ドに伝達するものであつて、該調整ロツドを任意に動か
   すために揺動可能な調節部材のピンに支持されており、
   前記調整部材にそのレバーの一端が蝶番でとめられ、前
   記調整ロツドに連結されたリンクにそのレバーの他端が
   蝶番でとめられているところの２腕レバー式の調整レバ
   ーと、 燃料の全負荷時供給量を制限するため、前 記調整ロツドの移動方向において調節自在であつて、ス
   トツプレーバー上に配設されるとともに前記リンクのカ
   ウンターストツパーと共働するところのストツパーと、 内燃機関の停止時又はアイドリング時に前 記調整部材によつて占められた動作位置において前記ス
   トツパーを前記カウンターストツパーの移動路から離脱
   させるものであつて、前記ストツプレバーに係止し、 固定の揺動軸の回りで揺動自在であり前記 調整部材により操作可能な制御レバーと、 始動時に必要な始動供給量を制限する制限 装置と を備えた型式の内燃機関の噴射ポンプのガ バナーにおいて、 前記制限装置（３９）は、前記ストツプレ バー（３０）に配設された第２のストツパー（４０）と
   、前記調整レバー（１９）に配設された第２のカウンタ
   ーストツパー（４１）とを有すること、前記第２のスト
   ツパー（４０）と前記第２のカウンターストツパー（４
   １）ぱ、もつぱら前記ストツプレバー（３０）の離脱位
   置において前記調整レバー（１９）の揺動により互いに
   当接可能となるように、それぞれ関係するレバー（３０
   ，１９）上に設けられていること、そして前記第２のス
   トツパー（４０）及び／又は前記第２のカウンタースト
   ツパー（４１）は、前記調整レバー （１９）の揺動路の方向において移動可能に構成されて
   いることを特徴とする内燃機関の噴射ポンプのガバナー
   。 ２．前記第２のストツパー（４０）は、前記ストツプレ
   バー（３０）から張り出しているウエブ（４２）として
   構成され、前記第２のカウンターストツパー（４１）は
   、前記調整レバー（１９）の縦軸に対して両横方向に該
   調整レバーから突き出ているねじ込み自在の調節ねじ（
   ４３）として構成されていることを特徴とする、請求項
   １記載のガバナー。