JPS63196268A - 無血清培地で継代増殖可能な形質転換細胞、その育種方法およびその細胞による蛋白質の生産方法 - Google Patents

無血清培地で継代増殖可能な形質転換細胞、その育種方法およびその細胞による蛋白質の生産方法

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JPS63196268A
JPS63196268A JP62029121A JP2912187A JPS63196268A JP S63196268 A JPS63196268 A JP S63196268A JP 62029121 A JP62029121 A JP 62029121A JP 2912187 A JP2912187 A JP 2912187A JP S63196268 A JPS63196268 A JP S63196268A
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serum
cell
cells
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JP62029121A
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Norio Noda
野田 規夫
Takamune Yasuda
安田 尊宗
Osamu Odawara
修 小田原
Hajime Kawarada
川原田 肇
Kiyoshi Watanabe
清 渡辺
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/79Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
    • C12N15/85Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for animal cells

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は有用蛋白質をコードする遺伝子が導入され、有
用蛋白質を生産する無血清培地で継代増殖可能な形質転
換細胞、およびその細胞の育種方法、ならびにその細胞
を用いた有用蛋白質の生産方法に関する。
「従来技術」 動物細胞の大量培養はウィルス、ワクチンの製造のため
、ならびに白血球やハイブリドーマよりインターフェロ
ンやモノクローナル抗体生産等のために実施されてきた
。また、近年遺伝子組み換え技術の進展にともない、大
腸菌や枯草菌等の細菌を宿主として生産される蛋白質と
は異なり、グリコシレーシランや各種の修飾等、生体中
に存在する天然の型として生産される等の多くの利点を
有していることから、動物細胞を宿主とした有用蛋白質
の生産が注目され、大量培養技術の重要性が高まってい
る。
動物細胞大量培養による有用物質生産上の問題点の1つ
に、動物細胞の到達密度が低いことが挙げられる。この
点の解決法の1つとして、培地潅流による高密度培養法
があり、種々の装置が開発されている(W、R,Tol
bertら、インビトロ(InVitro) 、17巻
、10号、885頁、1981年、特開昭6O−948
2)、また、培地中の律速成分を探索し、律速アミノ酸
等を補足することにより、細胞密度の向上をはかる試み
もなされている(特開昭6O−54677)。
第2の問題点は、動物細胞の生育には糖、アミノ酸、ビ
タミン、核酸等を含む基礎培地に5〜20%の血清を必
要とすることである。血清は高価であり培地コストの大
半を占めるだけでなく、多種多用の蛋白質が含まれ、目
的蛋白質の精製を複雑にする。更に、血清はロフト毎に
品質が異なり、細胞増殖への影響も大きく、ウィルスや
マイコプラズマの汚染源となる可能性も考えられる。
一方、血清の役割は細胞にホルモンや成長因子を供給す
るという観点から、無血清化の試みも多くなされている
〔G、5atOsアナリテイカル・バイオケミストリー
(Analytical Bioche+eistry
)  102巻、255頁、1980年〕、無血清培養
に使用されているホルモンや成長因子としては、ハイド
ロコーチシン、′T3、インスリン、トランスフェリン
、上皮細胞成長因子、繊維芽細胞成長因子、血小板由来
成長因子等が挙げられるが、種類および作用については
細胞成長因子(日本組織培養学会線、朝食書店1984
年)に詳しく記載されている。また、新たな成長因子の
探索もなされており、成牛血清より抽出された成長促進
因子(特開昭58−206528)、馬血清由来の成長
促進因子(特開昭6l−63281)および植物細胞由
来の成長因子(「発酵と工業」43巻、11号、107
6頁、1985年)等が報告されている。
無血清培養のため必要とされる成長因子は、個々の細胞
により異なり、種々成長因子を組み合わせた無血清培地
が数多く報告されている0例えばCHO細胞はインスリ
ン、トランスフェリン、セレン〔インビトロ、セルラー
・アンド・デベロップメンタル・バイオロジー(In 
Vitro、 Ce1lular& Developm
ental Biology) 21巻、10号、58
8真、1985年)、He1a細胞はインスリン、ハイ
ドロコーチシン、トランスフェリン、上皮細胞成長因子
、繊維芽細胞成長因子〔プロシーディンゲス・オブ・ナ
ショナルアカデミ−・オブ・サイエンス(Proc、 
Natl、^cad、 Sci、USA)  75巻、
2号、901頁、1978年)、BHK細胞はインスリ
ン、繊維芽細胞成長因子、ファイプロネクチン、トラン
スフェリン、オレイン酸〔ジャーナル・オプ・セルラー
・フィジオロジ−(Jo−urnal or Ce1l
ular Physiology)  114巻、21
5頁、1983年〕の組み合わせによる無血清培地が報
告されている。有用蛋白質生産細胞を無血清培地で培養
した例としてモノクローナル抗体生産マウスハイブリド
ーマ(特開昭58−63385)やインターフェロン−
α産生ヒトバーキット腫瘍由来ナマルバ細胞の馴養によ
る無血清化(「組織培養」9巻、286頁、1983年
)等が知られている。これらは、いづれも融合細胞やい
わゆる自発生産細胞の例である。一方、遺伝子組み換え
技術により、いかなる細胞でも有用蛋白質の生産が可能
となってきている。例えば、L細胞を宿主としたインタ
ーフェロン−βの生産(Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 USA  79巻
、5166頁、1982年〕、CHO細胞を宿主とした
インターフェロン−γ〔ジャーナル・オブ・インターフ
ェロン6リサーチ(Journal of Tnter
4eron Re5earc−h)  4巻、461頁
、1984年〕やTPAの生産(特開昭59−4232
1)およびC127細胞を宿主としたヒト成長ホルモン
の生産(Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 USA80巻、3
97頁、1983年〕等動物細胞を用いた有用蛋白質の
多くの生産例がある。しかし、これら遺伝子組み換え技
術により作製した生産株の培養には、すべて血清が使用
されており、前記の如く、コスト、精製面等に問題を有
しており、無血清培地での培養が望まれる。しかし、形
質転換株の取得後、無血清化に際しては更に多くの時間
と労力を必要とするとともに、無血清化も困難である場
合も推定され、形質転換した有用蛋白質生産細胞の無血
清培地での培養は実施されていない。
「本発明が解決しようとする問題点」 遺伝子組み換え技術による動物細胞を宿主とした有用蛋
白質の生産では、生産性の増大をはかるための種々の試
みがなされている0例えば、CHO細胞でのメソトレキ
セート(MTX)耐性によるジヒドロ葉酸還元酵素(d
 h f r”)遺伝子の増幅法により、目的蛋白質が
細胞106個当たり50μgの生産が報告されている(
特開昭59−42321)、Lかし、動物細胞を用いた
物質生産では、単に生産性の向上をはかる育種ではなく
、無血清培養可能な生産細胞を選択することも同様に重
要である。
血清中には多種多様の成分が含まれており、血清培地で
継代されている細胞は同−株であっても全てのクローン
が同じ要求性を有しているとは限らず、また無血清化し
た細胞を宿主とし有用蛋白質をコードする遺伝子を導入
しても、血清培地で選択iれば、選択中に要求性が変化
し、血清要求性を生じることが推定される。特に、現在
高生産株の育種法としてよく用いられているメソトロキ
セート(MTX)によるジヒドロ葉酸還元酵素(dhf
r)遺伝子の増幅法ではメソトレキセートの濃度を段階
的に上げて選択するため、血清要求性を有する細胞とな
る確立は高いと思われる。
事実、高生産株取得後宿主細胞を無血清化しうる条件で
は高生産株の無血清化は困難であった。
「問題点を解決するための手段」 本発明者らは上記実情に鑑み、有用蛋白質を生産し、か
つ無血清培養可能な細胞を得るために鋭意検討した結果
、宿主細胞を無血清化しうる成長因子の添加と選択に適
した基礎培地を探索し、無血清培地で細胞の選択を行っ
た結果、無血清培養可能な生産株を取得しうろことが明
らかになった。
無血清培地に使用する成長因子は特に限定されず、細胞
の種類により、インスリン等単独の場合や、他にトラン
スフェリン、繊維芽細胞成長因子、上皮細胞成長因子、
血小板由来成長因子等を組み合わせても可能である。ま
た、糖、アミノ酸、ビタミン、核酸等を含む基礎培地は
、動物細胞用の一般的な培地であるMEM培地、ダルベ
ツコ変法MEM培地、199培地、RPM11640培
地、ハムF12培地、MCDB培地等の単独もしくは混
合培地が使用されるが、細胞の選択条件によっては、基
礎培地の検討を必要とする0例えば、メントレキセート
(MEX)により、ジヒドロ葉酸還元酵素(dhfr)
遺伝子増幅をはかる場合、一般的には核酸不含のαME
M培地がよく用いられるが、無血清培地による選択の場
合、核酸不含で、かつ細胞の増殖良好な基礎培地の使用
により、好結果を得ることができる。基礎培地の種類、
組成については〔メソフシ・イン・エンザイモロジ−(
Method in Enzymologys^cad
emic press 58巻、62頁、1979年〕
に詳しく記載されている。
形質転換細胞を選別するに必要な蛋白質をコードする遺
伝子としては、大腸菌由来のEcogptをコードする
遺伝子(R,C,Mulligan+ P、Berg、
+ Proc。
Natl、 Acad、 Set、 USA、 78巻
、2072頁、1981年〕、細菌のトランスポゾン(
Tn)5由来のNeo遺伝子(P、J、5outher
r++ P、Berg、  (ジャーナル・オブ・モレ
キュラー・アンド・アプライド・ジエネテイクス(Jo
urnal of Mo1eculer a−nd A
pplied genetics) 1巻、327頁、
1982年〕、チミジンキナーゼ(tk)欠損宿主に対
するヘルペスウィルス由来のtk遺伝子CM、Wigl
erら、セル(Cell) 、11i8.223頁、1
977年〕、その他形質転換株を選別可能ならばいかな
る遺伝子でも使用可能である。同様にジヒドロ葉酸還元
酵素(dhfr)をコードする遺伝子はマウスdhfr
cDNA以外に他の動物由来の遺伝子でも、染色体由来
の遺伝子であっても何らさしつかえない。
動物細胞へのDNA導入法としてはリン酸カルシウム法
CMJiglerら、Ce1l 、 11巻、223頁
、1977年〕、マイクロインジェクション法(W、F
、Andersonら、Proc、 Natl、 Ac
ad、 Sci、 USA。
77巻、5399頁、1980年〕、細胞融合法(W、
5choffner ら、Proc Natl、 Ac
ad、 Sci、 USA、77巻、2163頁、19
80年〕等が用いられる。
「発明の効果」 本発明により得られた無血清培養可能なを用蛋白質生産
細胞は、実施例に示す如く大量培養も可能であり、また
CHO細胞等のように通常血清培地では付着して生育す
る細胞が、白血球由来細胞と同様に浮遊状態で生育する
ため、大量培養では浮遊培養可能な細胞が得られること
が判明した。
また、本発明により、無血清培養可能な有用蛋白質生産
細胞が確実に取得でき、実施例に示す如く、培養上清中
の有用蛋白質は高純度で得られ、産業上、コスト、精製
面でより有利な方法を提供するものである。
「実施例」 以下、本発明を実施例を挙げて説明する。
本発明の具体例としてCHO細胞を記載するが、工業的
に有用な可能性をもつ細胞として、BHK。
Vero、CEM、ナマルバ等その他多数の細胞があり
、本発明は例示細胞に限定されるわけではない。さらに
有用蛋白質の例として、インターフェロン−γ、ティッ
シュプラスミノーゲンアクティベーター、リンフォトキ
シンを実施例として記載するが、勿論代表例であり、例
えばエリスロボエチン、インターロイキン−2、インタ
ーフシロン−β、コロニー刺激因子、その他であっても
何らさしつかえない。
実施例1:インターフェロンーT生産形質転換株の取得 宿主細胞は基礎培地MCDB302/ダルベツコMEM
I/1の混合培地(MD培地)にインスリン5μg /
 m 1を加えた無血清培地に馴養したCHO−K I
細胞を用いた。Ecogpt遺伝子、dhf r遺伝子
、インターフェロン−T遺伝子をもつベクターpsVe
dhfr−r2 (特願昭6O−260450) 、D
NA100μgを細胞数lXl0’個のCHO細胞にリ
ン酸カルシウム法でトランスフェクションした。インス
リン5μg/ m 1を含むMD培地で細胞数1×10
S個/mlに調製し、25μg / m j!のミコフ
ェノール酸、25(Jug/mA!のキサンチン、0.
1μg/mj2のアミノブチリン、5μg / m I
tのチミジンおよび25μg / m Jのアデニンを
加え、コーニング社製96We 11マルチプレート(
No、25860)に100.c+j!/Wel1分注
し、37℃、5%CO,インキュベークー中で培養した
。細胞が生育したWellの上演中のインターフェロン
−γ活性を測定し、無血清培養可能なインターフェロン
1500u/mj!産生する形質転換株を取得した。
インターフェロン−T活性の検定はFL細胞に対するシ
ンドビスウィルスの細胞変性効果の阻害によって調べ(
特開昭59−119648号参照)、標準インターフェ
ロンサンプル(Gg23901−530)を用いて行っ
た。
実施例2:無血清培養可能なインターフェロン−T高生
産株の取得 実施例1で得られた無血清培養可能な形質転換株を、メ
ソトレキセート(MTX)500 nMを含むMD培地
(+インスリン5μg / m 1 )で、細胞数10
″〜104個/mlに調製し、96Wel+マルチプレ
ートに100μj!/We11分注シ、37℃、5%C
Otインキュベーター中で培養した。3〜4日後にMT
X500nMを含む無血清培地を100μj!/Wel
l添加し、以後3日毎MTX耐性株が生育するまで10
0μm/Well培地交換を行った。出現したMTX耐
性株のインターフェロン生産量を測定し、更にMTX 
ta度1500nMで上記と同様に耐性株を取得した。
インターフェロン−γアッセイの結果、無血清培養可能
なインターフェロン−γ30万U/m!以上の生産株C
HO−590株を取得した(第1図)。
実施例3:培養上清中のインターフェロン−γの純度 実施例2で得られたインターフェロン−γ生産株CHO
−590を血清、無血清培地で培養し、培養5日目のイ
ンターフェロン−γ、蛋白質を測定し比活性を求め、ま
た培養上清のSDSポリアクリルアミド電気泳動を行っ
た。蛋白定量はBioradプロテインアフセイキット
を用いた。
実施例4:大量培養 実施例2に示したインターフェロン生産細胞CHO−5
90株のミニジャー培養を行った。種細胞は37℃、5
%CO,インキュベーター中で作製した。容fi3Jの
ミニジャーにインスリン5μg / m 1含有RDF
培地(RPM11640/ダルベツコ変法MEM/ハム
F+t=2/1/1)をl1分注し、種細胞を接種した
CHO−590株は浮遊培養可能であり、温度37℃、
p H7,0で培地潅流培養を行った。培地潅流速度は
細胞密度向上にともない増加させた(第2図)。
実施例5:無血清培養可能なリンフォトキシン高生産株
の取得 Ecogpt遺伝子dhfr遺伝子リンフォトキシン遺
伝子をもつベクターpsVeLTdhfr(特願昭61
−23637)DNAGCHO細胞にリン酸カルシウム
法でトランスフェクションした。無血清培地を用い実施
例1と同様に形質転換株を選択した。細胞が生育したW
ellの培養上清中のリンフォトキシン活性を測定し、
リンフォトキシン産生形質転換株を取得した。
形質転換株を実施例2と同様に無血清培地中でメソトレ
キセート(MTX)選択を行った。MTX250nMで
得られた増幅株を更にMTXIOoonMで選択するこ
とにより、リンフォトキシン18万u / m j!の
無血清培養可能な細胞株が得られた。
実施例6:無血清培養可能なティッシュプラスミノーゲ
ンアクティベーター(T P A)高生産株の取得 Ecogpt遺伝子、dhfr遺伝子、TPA遺伝子を
もつベクターpSVePA−3(特願昭6l−9748
1)DNAを、CHO細胞ニリン酸カルシウム法でトラ
ンスフエフシランした。実施例1と同様に無血清培地で
選択し、TPA活性の測定によりTPA産生形質転換株
を得た。
形質転換株を実施例2と同様に、無血清培地中でMTX
選択を行った。MTX?n度250nM。
750nM、2000nMでの3回の増幅により、TP
A1400u/m1を産生ずる無血清培養株が得られた
【図面の簡単な説明】
第1図はCHO−590株の無血清培地の生育およびI
FN−r産生曲線、第2図はCHO−590株を用いた
ミニジャー培養でのIFN−γの生産曲線である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有用蛋白質をコードする遺伝子が導入された、無血
    清培地で継代増殖可能な形質転換細胞。 2、宿主細胞が無血清培地で継代増殖可能な細胞である
    特許請求の範囲第1項記載の細胞。 3、宿主細胞がCHO、Hela細胞、もしくはこれら
    の細胞から派生した細胞である特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の細胞。 4、有用蛋白質がインターフェロン−γ、ティッシュプ
    ラスミノゲンアクティベーターもしくはリンフォトキシ
    ンである特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載
    の細胞。 5、有用蛋白質をコードする遺伝子が導入された細胞を
    、無血清培地で選択することにより無血清培地で継代増
    殖可能な形質転換細胞を育種する方法。 6、宿主細胞が無血清培地で継代増殖可能な細胞である
    特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、宿主細胞がCHO、Hela細胞、もしくはこれら
    の細胞から派生した細胞である特許請求の範囲第5項又
    は第6項記載の方法。 8、有用蛋白質がインターフェロン−γ、ティッシュプ
    ラスミノゲンアクティベーターもしくはリンフォトキシ
    ンである特許請求の範囲第5項、第6項又は第7項記載
    の方法。 9、有用蛋白質をコードする遺伝子が導入された、無血
    清培地で継代増殖可能な形質転換細胞を無血清培地で培
    養し有用蛋白質を生産する方法。 10、宿主細胞が無血清培地で継代増殖可能な細胞であ
    る特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、宿主細胞がCHO、Hela細胞、もしくはこれ
    らの細胞から派生した細胞である特許請求の範囲第9項
    又は第10項記載の方法。 12、有用蛋白質がインターフェロン−γ、ティッシュ
    プラスミノゲンアクティベーターもしくはリンフォトキ
    シンである特許請求の範囲第9項、第10項又は第11
    項記載の方法。
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