JPS63191282A - 非接触個人識別方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はテレビカメラから取り込んだ人物の横顔の特徴
を利用して非接触で個人を識別する方式に関する。

（従来技術およびその問題点） 重要施設の出入管理等においては、弗る人物が出入を許
可されている者かどうかを識別する必要があるが、省人
化、自動化の観点から、人手を要することなく自動的に
正確な個人識別を行うことのできる方式が要望されてい
る。

ところで、従来から手形、網膜、指紋等の身体の特徴を
利用した個人識別装置が存在するが、これらの装置では
身体の特徴に関するデータの取り込みは、データ入力用
の装置に身体の一部を固定したり載置したりする接触型
であり、そのため、 ｆｉｌ被測定者が身体的特徴を入力する場合には、デー
タ入力用の装置に身体の一部を固定したりする特別の入
力操作が必要であり、非常に煩わしい。

（ｉｉｌデータ入力に関係する入力操作を正確に行うた
めにはかなりの慣れが必要であり、不特定多数の者を対
象とする場合に難点がある。

（至）操作のため；と時間を必要とし、迅速な処理が行
えない。　　７ 等の欠点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目
的とするところは、非接触にして個人識別が行え、前述
した従来の欠点を改善することのできる非接触個人識別
方式を提供することにある。

本発明は上記の目的を達成するため、テレビカメラで撮
影して得られる人物の形状的特徴である横顔の映像信号
の時分割した走査線および走査線数を利用して横顔の輪
郭を抽出することにより顔データを作成し、ある人物が
特定の場所へ出入するときに作成した未知顔データ゛と
、予め判定処理装置に登録してある出入を許可されてい
る者の登録者顔データとの違いを表す距離を求め、その
距離が設定した許容値内であれば出入を許可し、許容値
外であれば出入を拒否することを特徴とした非接触個人
識別方式を要旨としている。

（作用） 本発明では人物の形状的特徴であろ横顔をテレビカメラ
の映像として取り込み、被測定者の未知顔データと予め
取り込んである登録者顔データとの距離計算を行うこと
により判定するようにしているので、被測定者の手によ
る特別の入力操作を必要としない非接触型の個人識別が
可能になる。また、本発明によれば、被測定者は手荷物
を持ったままあるいは手袋をしたままでも識別すること
ができ、更に被測定者に知られずに識別することも可能
となる。

（実施例） 以下、図に沿って本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の個人識別方式を具体化した個人識別装
置のブロック構成を示したものである。図において１は
被測定者の横顔の映像を取り込むためのトリが用の被測
定者検知装置であり、被測定者の測定位置はテレビカメ
ラ、影絵装置等から適宜に設定される。しかして、測定
位置に立つ被測定者は、赤外線や電波等の非接触検知器
または測定位置に置いである足マッドスイッチ等により
検知され、この検知信号が訣像取り込みのトリが源にな
る。

次いで、２は出入する被測定者の横顔を撮影して電気的
信号を得るためのテレビカメラを主体とする映像入力装
置である。なお、個人の特′黴を有する額、眼、鼻２口
そして顎等に連続する横顔線は、背景の色や照明を考慮
することにより背景との明暗の像として得ることができ
る。

３は映像入力袋Ｍ２から得られる画面上の個人の特徴で
ある横顔線の輪郭を時分割した走査線および走査線数を
利用することにより抽出し、顔データを作成する輪郭信
号処理装置である。

そして、輪郭信号処理袋Ｗ１３の出力は適宜インターフ
ェースを介して判定処理装置４に加えられる。

判定処理装置４では、出入許可者全員の横顔線の識別デ
ータ（顔データ）をＲＯＭ、ＲＡＭ等のメモリに予め記
憶させておき、出入時に映像入力装置２によって被測定
者の横顔を撮影し、輪郭信号処理装置３によって得られ
る未知顔データとの距離を計算し、本人の距離許容値以
内であれば出入を許可する。また、判定処理装置４には
適宜インターフェースを介して出力装置５が接続されて
おり、この出力装置５によって判別データの判定結果が
印字等により表示され、必要に応じて出入口の扉の開閉
等を行うように構成されている。

第２図は個人識別装置の機械的な構成の概略を示したも
ので、２１は映像を入力するテレビカメラ（第１図の映
像入力装置２に対応）、２２は被測定者の横顔２３に光
を照射して明暗の像を作るための影絵装置、２４は光源
、２５は被測定者に出入時の手順や判定結果等を示す案
内表示盤、２６は被測定者を検知する赤外線等を利用し
た検知装置（第１図の被測定者検知装置１に対応）であ
る。

第３図は本発明の個人識別方式による処理の流れを示す
フローチャートであり、ステップ３１で予め登録されて
いる出入許可者にかかる登録者顔データが取り出され、
ステップ３２では出入者の個人の特徴を有する額、眼、
鼻１口そして顎等に連続する横顔線が輪郭信号処理装置
３により測定され未知顔データが作成される。しかる後
、ステップ３３で未知顔データと登録者顔データとの違
いを示す距離が計算され、データ相互の許容誤差をも考
慮した判定のステップ３４を経て、その結果により出入
の許可または拒否の表示がステップ３５において出力装
置５によってなされるものである。

第４図は登録者顔データと未知顔データとの距離計算の
計算組み合わせ手順を示したものであり、登録者顔デー
タ４１が類データ■４１−１から類データ＠４１−ｎま
でｎ個あるとすれば、未知顔データ４２と各類データと
の違いを示す距離は■から＠まで順番に計算され、本人
許容値以内にあるものがあれば未知顔データ４２は登録
されているものとして判定処理される。

すなわち、登録者顔データ４１と未知顔データ４２との
差の絶対値を距ｇｌｄとすれば、１顔データ■−未知顔
データ１＝ｄ１ １顔データ■−未知顔データ１−ｄ２ １顔データ■−未知顔データ１−ｄ。

１顔データ＠−未知顔データＩ−・ｄ。

により距ｇｌｄが求められる。そして、距ｌ１ｌＩｄ０
が許容値であるとし、未知顔データ４２が類データ■と
して登録されていれば ｄ、≦ｄ０ となり、未知顔データ４２は第３図における判定のステ
ップ３４を経て許可（受理）されろ。

この距離計算は本人の距離が見つかるまで順番に計算さ
れ、ｎ個の登録者顔データ４１の全てと比較しても見つ
からない場合には、未知顔データ４２は拒否の判定処理
が行われる。

なお、判定処理時間は未知顔データ４２が類データ■４
１−１に等しい時に最も短く、類データ■４１−ｎに等
しい時に最も長くなるが、例丸ば類データのランダム抽
出を行うことにより判定処理時間の均一化を図ることが
できる。

（発明の効果） 以上のように本発明にあっては、テレビカメラで撮影し
て得られる人物の形状的特徴である横顔の映像信号の時
分割しｆ−蓬査線および走査線数を利用して横顔の輪郭
を抽出することにより類データを作成し、ある人物が特
定の場所へ出入するときに作成した未知顔データと、予
め判定処理装置に登録してある出入を許可されている者
の登録者顔データとの違いを表す距離を求め、その距離
が設定した許容値内であれば出入を許可し、許容値外で
あれば出入を拒否するようにしたので、 （イ）被測定者の手による特別の入力操作を必要とせず
、非接触型の個人識別が可能になり、被測定者を煩わす
ことなく、かつ迅速に識別処理が行える。

（ロ）被測定者が手荷物を持ったままあるいは手袋をし
たままでも識別することができる。

（ハ）被測定者に知られずに識別することが可能となる
。

等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の非接触個人識別方式を具体化した装置
のブロック構成図、第２図はその機械的な構成の概略を
示す図、第３図は動作を示すフローチャート、第４図は
距離計算の組み合わせ例を示したものである。 １・・・・・・被測定者検知装置、２・・・・・・映像
入力装置、３・・・・・・輪郭信号処理装置、４・・・
・判定処理装置、５・・・・・・出力装置、２１・・・
・・テレビカメラ、２２・・・・・・影絵装置、２３・
・・・・被測定者の横顔、２４・・・・・光源、２５・
・・・・・案内表示盤、２６・・・・・・検知装置、３
１〜３５・・・・・・ステップ、４１・・・・・・登録
者顔データ、４１−１〜４１−ｎ・・・・・・類データ
、４２・・・・・・未知顔データ特許出願人　　日本電
子機器株式会社 代理人　弁理士　　高　　山　　道　　夫はか１名 第１図 第　２０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テレビカメラで撮影して得られる人物の形状的特徴であ
   る横顔の映像信号の時分割した走査線および走査線数を
   利用して横顔の輪郭を抽出することにより顔データを作
   成し、ある人物が特定の場所へ出入するときに作成した
   未知顔データと、予め判定処理装置に登録してある出入
   を許可されている者の登録者顔データとの違いを表す距
   離を求め、その距離が設定した許容値内であれば出入を
   許可し、許容値外であれば出入を拒否することを特徴と
   した非接触個人識別方式。