JPS6318693Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工事用鋼管足場において、片足場、抱
き足場の手すり用クランプに関する。

工事用鋼管足場には本足場、片足場、抱き足場
等があるが、これらの足場には安全に作業出来る
ように手すりを取付けることになつている。

従来のパイプ用のクランプで手すりを取付ける
と片足場、抱き足場の場合第１図（従来のパイブ
用のクランプを使用して抱き足場に手すり３を取
付けた状態の側面図）に示すように、足がかりに
なる横布２と手すり３が縦に同列になるので、横
布２に人が立つことさえ出来なかつた。このため
本足場に比べて危険性は非常に大きいにも関わら
ず、高所作業でも手すり３を取付けずにしなけれ
ばならなかつた。

この考案は片足場、抱き足場に手すり３を取付
けても、障害にならずに安全に作業出来るように
するための、手すり用クランプを提供することを
目的とする。

以下、この考案の実施例を図面を参照しながら
説明する。

第２図は、この考案の実施例を示す正面図であ
る。腕４の両端に両パイプクランプ５，５の背面
を固定する。この両パイプクランプ５，５は互に
直角に固定する。腕４の長さは、人が横布２に立
つて少し余裕のある程度でよい。第３図（この考
案の手すり用クランプを使用して、抱き足場に手
すり３を取付けた状態の側面図）に示すように、
一端のパイプクランプ５を建地１に締めて他端の
パイプクランプ５に手すり３を取付けると、横布
２より手すり３は腕４の長さだけ外の位置になる
ので、手すり３は障害にならず、安全に作業する
ことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図と第３図は抱き足場の側面図、第２図は
本案の実施例を示す正面図。 １……建地、２……横布、３……手すり、４…
…腕、５……パイプクランプ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 腕の両端にパイプクランプを互に直角になるよ
   うに固定し、一端が建地を他端が手すりを締めつ
   けるようにした片足場、抱き足場の手すり用クラ
   ンプ。