JPS6318381Y2 - - Google Patents

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JPS6318381Y2
JPS6318381Y2 JP1983130676U JP13067683U JPS6318381Y2 JP S6318381 Y2 JPS6318381 Y2 JP S6318381Y2 JP 1983130676 U JP1983130676 U JP 1983130676U JP 13067683 U JP13067683 U JP 13067683U JP S6318381 Y2 JPS6318381 Y2 JP S6318381Y2
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JP
Japan
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inner container
outer case
space
partition plate
container
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JP1983130676U
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JPS6039673U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は氷塊を収容するアイスペール、詳し
く言えば、その容器本体の組立構造の改良に関す
る。
(従来の技術) 従来、この種のアイスペールにおける容器本体
は、 (イ) 第5図示の如く、氷塊を収容する有底B状の
内容器Aと、この内容器Aの外周を囲む外装ケ
ースCと、前記有底B下方にビスEで該有底B
と結合した底部材Dとの別個の3部材からな
り、内容器Aと外装ケースCと底部材Dとの間
に空間を形成したものが知られている。
(ロ) また、実開昭51−120883号公報に示す如く、
有底の内容器と外装ケースとを上部で折り曲げ
て一体形成し、内容器と外装ケースとの間に空
間を形成するとともに、外装ケースの下部を開
放し、或いは該外装ケースの下端部と底板とを
折り曲げ結合してなるものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかるに、従来例(イ)のものによれば、内容器A
と外装ケースCのほかに、底部材Dが別部材とし
て必要であるほかに、この底部材Dと内容器Aの
有底Bとを結合するために、該有底Bにボス状ビ
ス穴Fを形成し、このボス状ビス穴FにビスEを
ねじ込んで結合する必要があつた。そのため、こ
のものでは、底部材DやビスEの部品点数が多く
なるとともに、組立が複雑になる問題点があつ
た。
従来例(ロ)のものによれば、外装ケースの下部を
開放した場合には、該外装ケースの下部開放部と
内容器との間の空間は開口した状態で閉鎖(気
密)していないから、内容器の収納室の熱エネル
ギーが該開口部から逃げるため保温保冷効果が劣
るとともに、内容器と外装ケース間の空間に結露
した水滴が該開口部を介して床面上に落ちて濡ら
したり付着したりする問題点があつた。
また、(ロ)のものの外装ケースの下端部と底板と
を折り曲げ結合した場合には、前記従来例(イ)と同
様に、底板が別部材として必要であるとともに、
折り曲げ結合作業が煩わしいなどの問題点があつ
た。
この考案は、上記問題点を解消したものを提供
しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記問題点を解決する手段とし
て、筒状の内容器と外装ケースとの間に空間を設
けてなるアイスペールにおいて、前記内容器内の
適宜個所には仕切板を一体形成して該仕切板の上
側に収納部を下側に下部空間を形成し、内容器の
側壁上端部から前記下部空間を形成する脚部に至
るまでに外装ケースとの間で閉鎖空間を形成し、
外装ケースの上端部と下端部の少なくとも一方を
内容器の上端部または下端部に無理嵌めしてなる
構成を採つたものである。
(実施例) この考案の第1実施例を第1図に基づいて以下
に説明する。
1はアイスペールの容器本体であり、該容器本
体1は上部開口より氷塊を収容する筒状の内容器
2と、内容器2の外周壁の上下両部に結合した外
装ケース3とからなつている。
前記内容器2内の下部には該内容器2の底部と
なる仕切板4を一体に横設してあるとともに、こ
の仕切板4下方には筒状脚部5を一体に垂設して
あり、仕切板4の上側には収納部11を下側には
下部空間22を形成してある。また、筒状脚部5
外周壁と、内容器2の上部開口の外周壁6とには
突条7と凹部8が形成してある。
一方、外装ケース3の上下両端部の少なくとも
一方(実施例では両端部)には内向きに折り曲げ
または縁巻した係合部9,10が形成してあり、
係合部10を突条7に係合しながら係合部9を凹
部8に無理嵌めすることによつて内容器2と外装
ケース3とを結合する。この場合、内容器2と外
装ケース3との間には気密な閉鎖空間Sが形成さ
れる。この閉鎖空間Sは、内容器2の上部側壁開
口縁近傍から下部空間22を形成する筒状脚部5
に至るまでの外装ケース3との間で形成され、内
容器2の外周壁と仕切板4とで形成される氷塊の
収納部11へ外気が直接伝わらないように断熱し
ている。
なお、内容器2と外装ケース3とを結合する具
体的構成は、前記実施例の如く凹部8、突条7と
係合部9,10に限らず、少なくとも一方が無理
嵌めによる結合である限り、種々設計変更できる
もので、例え、第2図の如く凹部7aと係合部1
0によつてもよい。
12は内容器2の上端外周壁に形成した段部1
3に落し込み状に外嵌めして内容器2上部開口を
閉塞する蓋体であつて、この蓋体12は天板部1
2aと側板部12bとを無理嵌め12cして結合
してあるとともに、天板部12aは透明として該
蓋体12上部より内容器2内の収容物の残量が確
認できるようにしてある。
14は合成樹脂などからなる把手で、この把手
14は、把手14両端近くに内向きに突設した係
合部15を、その弾発力に抗して外装ケース3上
部に穿つた係合孔16に圧入し、係合部15の係
合爪17を係合孔16に係止するようにして回動
可能に枢支してある。すなわち、前記係合部15
の係合爪17は放射状に多数形成してあり、この
係合爪17…17を係合孔16に圧入すると、係
合爪17がその弾性の作用により一旦収縮してか
ら、該係合爪17の復元力により拡開して係合爪
17の爪部17aが係合孔17に係止され、係合
部15の抜け止めがなされる。18はパツキン、
19はすのこ状の氷塊載置部材である。
なお、脚部5の下端部には、第2図に示す如
く、ゴムや合成樹脂などの弾性素材20を取り付
けるとよい。これによれば、弾性素材20の弾性
により、容器本体をテーブル等に載置した時に、
その衝撃を吸収する利点がある。殊に、弾性素材
20を摩擦抵抗の大きな素材により使用すると、
載置時に容器本体がテーブル等を滑り難くなる利
点も有する。
第3図は第2実施例を示す。このものは、内容
器2下部に形成した凹部7aの上方に上り勾配の
傾斜突起21を形成し、外装ケース3の係合部1
0を上方から傾斜突起21のテーパ面に沿わせて
無理嵌めしてあるとともに、脚部5で囲まれた下
部空間22に、小物28を収容する小物収納容器
23を水平方向に出し入れ自在に収納してなる点
に特徴をもつている。
この小物収納容器23は脚部5の一部に形成し
た出入口24より下部空間22内に出し入れ自在
にされている。23aは小物収納容器23のつま
み、25は脚部5下部開口に形成した雌ねじ部2
6にねじ込んだ小物収納容器23用の底板であ
る。
第4図は第3実施例を示す。このものは、第2
実施例と同様に、脚部5の下部空間22に小物2
8を収容する小物収納容器23を出し入れ自在に
収容している点で共通する。
しかし、この場合の小物収納容器23は、第2
実施例のものが水平方向に出し入れするのに対
し、上下動して出し入れする点に特徴をもつてい
る。この上下動の手段として、この実施例では脚
部5に雌ねじ部27を形成するとともに、小物収
納容器23に雄ねじ部23bを形成し、雌雄両ね
じ部27,23bを螺合するようにしているが、
例えば、図示しないが、脚部5内壁に上端部に横
溝を有する縦溝を連続的に形成し、小物収納容器
23外壁に形成した係合突起を、前記縦溝より案
内して横溝に係合して装着するなど他の構造のも
のを採用することもできる。この場合の小物収納
容器23のつまみ23aは該容器23の中央部に
形成してある。
前記第2,第3の実施例の如く小物収納容器2
3を設けると、この小物収納容器23に氷挟みや
撹拌棒等の小物28を収納することができるので
便利である。
(考案の効果) この考案によれば、 (1) 外装ケースと結合する内容器は、その内容器
内の適宜個所に仕切板を一体形成して該仕切板
の上側に収納部を下側に下部空間を形成してい
るから、内容器の側壁と仕切板とを一体形成す
るだけで収納部及び下部空間が形成できるほ
か、仕切板が内容器の底板を兼ねるため、従来
例の如き別部材からなる底部材を必要としない
し、さらに下部空間が断熱空間となり収納部内
の熱エネルギーの放熱を阻止し保温保冷効果を
向上させる。
(2) 内容器の側壁上端部から前記下部空間を形成
する脚部に至るまでに外装ケースとの間で閉鎖
空間を形成しているから、この閉鎖空間の断熱
作用により内容器内の保温保冷効果が向上され
得るとともに、外装ケースの外面に結露し難く
なる。それだけでなく、内容器外周面に結露し
た氷滴などは気密空間である前記閉鎖空間内に
収容されて床面上などの容器本体外部に落ちる
ことがない。
(3) 外装ケースの上端部と下端部の少なくとも一
方を内容器の上端部または下端部に無理嵌めし
てなるから、従来例の如き底部材と内容器とを
結合するビスや底部材が省略できて、構造が簡
単で部品点数の削減が図られるとともに、組立
が簡単にでき、生産能率の向上が達成でき、安
価なアイスペールが提供できる。
なお、実用新案登録請求の範囲第(2)項記載の如
き構成によれば、既述したような利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の実施例を示
し、第1図は第1実施例の縦断面図、第2図は脚
部の変形例を示す一部破断斜視図、第3図は第2
実施例の要部縦断面図、第4図は第3実施例の要
部縦断面図、第5図は従来例の部分縦断面図であ
る。 2……内容器、3……外装ケース、4……仕切
板、5……脚部、11……収納部、22……下部
空間、23……小物収納容器、28……小物、S
……閉鎖空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒状の内容器と外装ケースとの間に空間を設
    けてなるアイスペールにおいて、前記内容器2
    内の適宜個所には仕切板4を一体形成して該仕
    切板4の上側に収納部11を下側に下部空間2
    2を形成し、内容器2の側壁上端部から前記下
    部空間22を形成する脚部5に至るまでに外装
    ケース3との間で閉鎖空間Sを形成し、外装ケ
    ース3の上端部と下端部の少なくとも一方を内
    容器2の上端部または下端部に無理嵌めしてな
    ることを特徴とするアイスペール。 (2) 前記下部空間22には小物28を出し入れ自
    在に収納するようにしてある実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載のアイスペール。
JP13067683U 1983-08-23 1983-08-23 アイスペ−ル Granted JPS6039673U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13067683U JPS6039673U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 アイスペ−ル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13067683U JPS6039673U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 アイスペ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6039673U JPS6039673U (ja) 1985-03-19
JPS6318381Y2 true JPS6318381Y2 (ja) 1988-05-24

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JP13067683U Granted JPS6039673U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 アイスペ−ル

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JP (1) JPS6039673U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51120883U (ja) * 1975-03-27 1976-09-30

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JPS6039673U (ja) 1985-03-19

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