JPS6317682A - タバコ用パイプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタバコを内部に収容してタバコの埋置を減少、
除去するパイプに関するものである。

〔従来技術と問題点〕

従来からタバコの持つ有害性についてはいろいろな問題
が存在していた。一般にタバコの持つ大きな問題点とし
ては、喫煙者本人の人体への悪影響２周りの人特に非喫
煙者に与える煤煙、火災の原因等がある。その中でも喫
煙による人体への影響という重要な問題を考えた場合、
今まではどちらかというと喫煙者本人にばかり目が向け
られその対策がなされていた。しかし、近年、特に、医
者達がタバコの有害性に関する健康問題について発言す
る機会が多くなり、また嫌煙家の主張や喫煙反対運動も
盛んに行われるようになったため、それにつれて、今ま
では喫煙家本人に対する人体への悪影響が主な問題であ
ったのに対して、現在は喫煙者の周りの非喫煙者に対す
る人体への影響が盛んに言われるようになった。

そのため、例えば、喫煙時にタバコに取り付け、タバコ
から出る有害物を除去あるいは減少させる有害物吸着部
材を備えた「クリーンパイプ」等のような各種の品物が
改善、開発され市販されている。

このように「クリーンパイプ」と言われているものには
「パンク式」と「差し込み式」があり、いずれも前記有
害物吸着部材が「パイプ」内に組み込まれている。この
ため、喫煙時に生じるニコチン、タール等の有害物は「
パイプ」内の前記有害物吸着部材を通過する際に減少さ
れ取り除かれる。しかしながら、これらの「パイプ」は
愛煙家のためだけであり、非喫煙者のための対策には何
一つ答えていない。

さらに、これら各種の「パイプ」はタバコのニコチン、
タール等の有害物を「パイプ」内で取り除く構成である
ため、１〜２回使用するには良いが、その後はニコチン
とクールの臭いが「パイプ」の中に残り喫煙者にとって
は今ひとつ壮快な気分にはなれなかった。

また、タバコに穴を開けてタバコの有害物を除去する方
法もあるが、この方法はニコチン母がかなり減りさらに
残りの有害物も取り除かれるが、喫煙者には吸うときの
抵抗がないため愛煙家の嗜好には至らなかった。

さらに、火災の原因における対策は前記「クリーンパイ
プ」においては何もされておらず、主に喫煙者自身の注
意に頼っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、タバコを喫煙する際の有害物対策として、タ
バコに含有しているニコチン、タール等の有害物を喫煙
時に減少あるいは除去し、同時に喫煙者の嗜好を満足さ
せ、また火災の原因を１００％防止でき、さらには構成
を変えることによって、喫煙者本人ばかりでな（周りの
タバコを吸わない非喫煙者に対しても煙害を最小限に押
えることができることにより、喫煙に伴う障害を除去で
きる。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記従来の欠点に鑑み、一方の端部に円錐状
の喫口部（３）を有し他方の底面に点火穴（４）が配設
されている円柱状のタバコ用パイプ（１）において、該
タバコ用パイプ（１）本体内部には表面に空気孔（５−
１）を有し空気の導入及び有害物の排気を行う円筒状の
保護網（９）が配設され、前記タバコ用パイプ（１）本
体内壁の喫口部（３）側の対向する位置に有害物を排気
する有害物除去部材（６−１，７−１）及び点火穴（４
）側の対向する位置にタバコ押え部材（６−２，７−２
）が具備され、前記有害物除去部材（６−１，７−１）
及びタバコ（２）の移動を防止する前記タバコ押え部材
（６−２，７−２）が前記保護網（９）を通過して該保
護網（９）内に収容されているタバコ（２）の中に刺し
込まれることを特徴とするものである。

〔実　　施　　例〕

以下、本発明の第１の実施例を第１図〜第３図を参照し
て説明する。

第１図（ａｌは、本発明のタバコ用パイプ１に並列に図
示されているタバコ２が図中矢印イ方向にそのまま収容
された状態の斜視図である。第１図（ｂ）もまた、同図
（ａ）と同様に、タバコ用パイプ１に並列に図示されて
いるタバコ２が図中矢印口方向にそのまま収容された状
態の斜視図であり、同図（ａ）は喫口部３から、同図（
ｂｌは点火穴４から見た斜視図である。

第１図（ａ）、　（ｂｌに示すように、本発明のタバコ
用パイプ１は円柱状の外形であり、一方の底面に円錐形
の喫口部３が配設され、他方の底面にはタバコの点火穴
４が空いている。タバコ用パイプ１本体の長さはタバコ
本体２−２が完全に入る長さであり、タバコ用パイプ１
の内部には、タバコ２を収容するためにタバコ２の直径
より少し大きい直径を有する円柱状のタバコ収容用空洞
がある。また、タバコ用パイプ１は長手方向に開閉自在
な第１、第２の蓋６．７で円柱状を形成する「型式」で
あり、開閉してタバコ２の出し入れを行う。第１、第２
の蓋６，７は蝶番で接続され、前記蝶番の反対側開閉口
には２個のストッパ８が設置され、第１．第２の蓋６．
７はストッパ８でワンタンチで開閉でき、手軽にタバコ
の出し入れを行うことができる。また、第１．第２の蓋
６．７のほぼ全面には非常に小さい円形状をした空気孔
５が多数規則的に配設されている。

第２図（ａｌはタバコ用パイプ１を開けたときの状態、
つまり第１．第２の蓋６．７が蝶番を中心に長手方向に
開いた状態の斜視図である。第１．第２の蓋６．７の内
側には、はぼ−面にある空気孔５の所定部分に１対の有
害物除去部材６−１．　７−１及び１対のタバコ押え部
材６−２．７−２が設置されている。すなわち、同図に
示すように、タバコ用パイプ１本体の喫口部３例の第１
のＭ６の内壁には有害物除去部材６−１が、対応する第
２の蓋７の内壁には有害物除去部材７−１が有害物除去
部材６−１に対応して配設され対をなしている。同様に
点火穴４側の第１．第２のＭ６，７の内壁にはタバコ押
え部材６−２．７−２が対をなしてそれぞれ対応部分に
配設されている（第２図（ａ））。

第２図（ｂｌに示すように、有害物除去部材６−１゜７
−１は、各々突出している形状は異なるが突出部の内部
はともに空洞となっており、そのまま第１、第２の蓋６
．７外側に配設されている有害物除去部材用空気孔６−
３．７−３に継続している。

すなわち、第１の蓋６の内壁にある有害物除去部材６−
１は円筒状の空洞で有害物除去部材用空気孔６−３に連
続しており、第２の蓋７の内壁にある有害物除去部材７
−１は先端部両側に切り欠き部１３を有する円錐状で内
部は空洞となって有害物除去部材用空気孔７−３に連続
している。

第２図（０）に示すように、同じく第１．第２の盃６．
７の点火穴４よりの内壁に設置されているタバコ押え部
材６−２．７−２は同形の構造で、円錐状の空洞の先に
タバコ移動防止のための押えビンが配設され、第１．第
２の蓋６，７外側のタバコ押え部材用空気孔６−４．７
−４に継続している。

さらに、第１．第２のＭ６．７の中には、第２図ｆｄ）
に示すような円筒状の保護網９が配設され第１、第２の
Ｍ６，７と二重構造を形成している。

保護網９もまた、全表面に第１．第２の蓋６，７と同じ
大きさを有する円形状の空気孔５−１が多数規則的に配
設されている。保護網９もまた長手方向に開閉自在な型
式あり外側の第１．第２の菌６．７と連結して配設され
ているため、第１．第２の蓋６．７が蝶番を中心に長手
方向に開閉すると、同時に保護網９も開閉する。また、
第１．第２のＭ６．７の内壁に設置されている有害物除
去部材６−１．７−１．タバコ押え部材６−２．７−２
に対応する保護網９の所定部分には、有害物除去部材出
入口９−１．タバコ押え部材出入り口９−２が２個ずつ
配設され、有害物除去部材６−１．７−１．タバコ押え
部材６−２．７−２がそれぞれ出入できる。

第３図は第１図ｔａ＞と同方向の斜視図でありＡ。

Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅの各部分拡大図を示す。

Ａはタバコ用パイプ１の一方の端部の喫口部３の拡大図
である。本実施例ではタバコ２のフィルタ２−１が喫口
部３から突出するようになりそこから喫煙する（第１図
（ａ）　、　ｆｂ）　）。

Ｂは第１．第２の蓋６．７の開閉口と並列に配設された
第１の蓋６上にあるタバコ確認部１０の拡大図である。

タバコｌ認部１０の中には円形状をした所定部の確認窓
１１が一列に連続して配設されている。確認窓１１はプ
ラスチックでできているため、外からタバコ用パイプ１
の中が透視でき、喫煙時においてはタバコ用パイプ１内
のタバコ２の長さを確認することができる。

Ｃはタバコ用パイプ１のもう一方の端部で喫口部３と反
対方向にある点火穴４の拡大図であり、タバコ用パイプ
１に入れたタバコ２に火をつけるときに使用する。

Ｄは第２の蓋７の点火穴４側にあるストッパ８近傍にあ
るポケットホルダー１２の拡大図である。

喫煙者のうち男性の多くは、Ｙシャツ等の胸ポケットに
筆記具類とともにタバコ、ライター或いはマツチを入れ
ている場合が多いので、これらの喫煙セントとともに本
発明のタバコ用パイプ１もポケット等に収容できるよう
にポケットホルダー１２が配設されている。

Ｅは第２の蓋７の内側で突出している喫口部３側にある
有害物除去部材７−１に継続している第２の蓋７外壁に
ある有害物除去部材用空気孔７−３の拡大図である。こ
こから、有害物を含む煤煙が除去される。

上述した構成のタバコ用パイプ１において、喫煙者は、
まず第２図ｔａ＋に示すように蝶番を中心に第１．第２
の蓋６．７を開ける。つまり同時に中に二重になってい
る保護網９も開くことになる。

タバコ２の口に入るフィルタ２−１を喫口部３から外に
出すようにして、タバコ２を保護網９内のタバコ設置用
空洞に設置する。このとき、タバコ２のフィルタ２−１
から約５１１ｍＭれたタバコ本体２−２の部分に第２の
蓋７の有害物除去部材７−１が位置するようにし、有害
物除去部材７−１と点火穴４側にあるタバコ押え部材７
−２とでタバコ本体２−２を刺して、タバコ用パイプ１
内で動かないように押えて蓋をする。

次に、点火穴４よりタバコ２に火をつけ喫煙する。この
とき、つまりタバコ２を吸うときは、有害物除去部材６
−１．７−１に継続し第１．第２の蓋６．７の外壁にあ
る有害物除去部材用空気孔６−３．７−３を指で押える
。そして吐くときは指を離し有害物除去部材用空気孔６
−３．７−３を空ける。第２図（ｂｌで示した構成のた
めに、有害物除去部材用空気孔６−３．７−３を指で押
えることによって有害物除去部材７−１の切り欠き部１
３がもう一方の円筒状の有害物除去部材６−１の中で開
き、タバコ２に含有している有害物を有害物除去部材用
空気孔６−３．７−３から排気される。またタバコ押え
部材用空気孔６−４．７−４からもタバコの煤煙が外気
へ排気されるため、いつでも新鮮なタバコ風味が味わえ
る。

その上、タバコ用パイプ１は第１．第２のＭ６　＋７と
保護網９との二重構造で、それぞれのほぼ全面に多数の
空気孔５．５−１が規則的に配設されているため、タバ
コ用パイプ１に入れたタバコ２は、空気孔５．５−１が
空気の出入口となるため消えることもなくそのまま燃え
続ける。また、喫煙時にはタバコの煤煙が空気孔５．５
−１からも排気され、上述した機構により有害物が取り
除かれ、煤煙を防止し煙の浄化を行うことができる。

さらに、タバコ確認部１０の確認窓１１からタバコ用パ
イプ１内のタバコ２の長さをｉｔ＝できタバコが減るの
が一目でわかる。万が−、タバコ２に火をつけたことを
忘れても、タバコ本体２−２が燃えつきれば自然消滅し
火災の防止ができ、またタバコの灰の後始末も１本つき
１度でよく非常に便利になる。

次に第２の実施例を第４図〜第７図を参照して説明する
。第１の実施例と同一部分には同一符号を付して説明は
省略する。

第４図（ａｌ、　（ｂ）は本発明のタバコ用パイプ２１
のタバコ喫口部２３１点火穴２４から見たそれぞれの斜
視図である。

タバコ用パイプ２１は第１の実施例のタバコ用パイプ１
と同じ形状をなし、はぼ全表面に空気孔２５が配設され
ている第１．第２の蓋２６，２７゜第１．第２の蓋２６
．２７を係止する２個のストッパ２８．タバコ喫口部２
３１点火穴２４からなる型式の構成であるが、喫口部２
３の先端にはさらに喫煙口２３−１が配設されている。

喫煙口２３−１は、第１の実施例において喫口部３から
飛び出ているタバコフィルタ２−１の部分を覆う円柱状
の容器（タバコ用パイプ１と同じ材質）である。喫煙口
２３−１の口に入る円形状の先端部には中央に喫煙穴２
３−４．その左右両側に喫煙穴２３−１よりも小さい直
径を有する喫煙補助穴２３−２．２３−４が配設されて
いる。また、第１、第２の蓋２６．２７の開閉口と平行
な位置には第１の実施例と同様に、タバコ確認部２１０
゜確認窓２１１が配設されている。

第５図（ａｌは第４図（ａ）と同方向で第１．２の蓋２
６．２７が蝶番を中心に長手方向に開いた状態の斜視図
である。第１，２のＭ２６．２７の内側には、はぼ−面
にある空気孔２５の所定部分の対向位置に１対の有害物
除去部材２６−１．２７−１及び１対のタバコ押え部材
２６−２．２７−２が配設されている。すなわち、第１
の蓋２６の内壁の喫口部２３側には有害物除去部材２６
−１゜点火穴２４側にはタバコ押え部材２６−２が、ま
た第２の蓋２７の内側のタバコ喫口部２３側には有害物
除去部材２６−１と対をなす有害物除去部材２７−１．
点火穴２４側にはタバコ押え部材２６−２と対をなすタ
バコ押え部材２７−２が配設されている（第５図（ａ）
）。なお有害物除去部材２６−１．２７−１．タバコ押
え部材２６−２゜２７−２は第１の実施例と同じ構成で
ある（第５図（Ｃ１，ｆｄ））。

さらに、第１．第２の蓋２６．２７の中には第５図（ｂ
ｌに示すような型式の円筒状の保護網２９が組み込まれ
第１．２のＭ２６．２７と二重構造を形成している。保
護網２９もまた全表面に第１゜第２の蓋２６．２７と同
じ直径を有する空気孔２５−１が多数規則的に配設され
、外側の第１．第２のＭ２６．２７が蝶番を中心に開閉
すると同時に、保護網２９も開閉することになる。また
、第１、第２の２６．２７の内壁に設置されている有害
物除去部材２６−１．２７−１．タバコ押え部材２６−
２．２７−２に対応する保護端２９の所定部分には有害
物除去部材出入口２９−１．タバコ押え部材出入口２９
−２が２個ずつ空いてあり、有害物除去部材２６−１．
２７−１．タバコ押え部材２７−２．２７−２がそれぞ
れ出入できるようになっている。

第６図は第４図（ａｌと同方向の斜視図でありＡ。

Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅの各部分拡大図を示す。

Ａはタバコ用パイプ２１の一方の端部である喫煙口２３
−１の拡大図である。喫煙口２３−１の先端の内部には
、図示のように喫煙穴２４−４が空いており喫煙穴２４
−４の左右両側には喫煙穴２４−４の直径より小さい直
径を有する円形状の喫煙補助穴２３−２．２３−３が配
設されている。

なお、喫煙穴２４−４．喫煙補助穴２３−２゜２３−３
はそれぞれ空洞管状をなし喫煙口２３−１内を通りタバ
コ用パイプ１本体に通じており、喫煙穴２３−４はタバ
コ２に直通し、喫煙補助穴２３−２．２３−３はその先
端に配設された浄化プラグ２３−５．２３−６が保護網
２９を通って第１．第２の１２６，２７外側に配設され
ている各浄化プラグ口２３−７に継続するように配設さ
れている（第７図）。浄化プラグ口２３−７はタバコ用
パイプ２１の喫口部２３と有害物除去部材用空気孔２６
−３及び２７−３の間に位置している。

Ｂは第１．第２の蓋２６．２７の開閉口と並列に配設さ
れた第１の蓋２６上にあるタバコ確認部２１０の拡大図
である。タバコ確認部２１０の中には一定の大きさを有
する円形の確認窓２１１が一列に連続して配設されてい
る。

Ｃはタバコ用パイプ２１の喫口部２３と反対側のもう一
方の端部にある点火穴２４の拡大図であり、タバコ用パ
イプ２１に入れたタバコ２に火ヲつけるときに使用する
。

Ｄは第２の蓋２７の内壁で喫口部２３よりにある有害物
除去部材２７−１の内部空洞の端部で第２のＭ２１外壁
にある有害物除去部材用空気孔２７−３の拡大図である
。

Ｅは第２の蓋２７内壁で点火穴２４よりにあるタバコ押
え部材２７−２の内部空洞の端部で第２の蓋２７外側に
あるタバコ押え部材用空気孔２７−４の拡大図である。

上述した構成のタバコ用パイプ２１において喫煙者は、
まず第５図（ａ）に示すように蝶番を中心に第１．第２
の蓋２６．２７を開ける。つまり同時に中の保護網２９
も開くことになる。タバコ２のフィルタ２−１の先端を
喫煙口２３−１の第４図＋８＋に図示の点線イの位置に
配置し、第１の実施例と同様に第２の蓋２７の有害物除
去部材２７−１゜タバコ押え部材２７−２でタバコ本体
２−２を刺して押え第１のＭ２６をし、喫煙口２３−１
より喫煙する。そして第１の実施例と同じように、有害
物除去部材用空気孔２６−３．２７−３を指で塞いでタ
バコを吸い指を離すことによって、有害物除去部材用空
気孔２６−３．２７−３から有害物が排気される。そし
て第７図（ｂ）、　（Ｃ１に示した構成の喫煙補助穴２
３−２．２３−３と喫煙穴２３−４を有する喫煙口２３
−１を吸うことによって、空気穴２３−４からのタバコ
の煙と一諸に、第１゜第２の蓋２６．２７に配設されて
いる各浄化プラグ口２３−７から喫煙補助穴２３−２．
２３−３の先端にある浄化プラグ２３−５．２３−６を
通り喫煙補助穴２３−２．２３−３へ空気が導入される
ので、タバコ２に含有しているニコチン、タール量を薄
めることになる。すなわち、喫煙すれば自動的に空気も
一緒に入りるため、ニコチン。

タール量を薄め、愛煙者に空気の作用によって自らニコ
チンとタールを分解させる役目を取り入れる。

次に第３の実施例を第８図〜第１１図を参照して説明す
る。なお第１の実施例と同一部分には同一符号を付して
説明は省略する。

第８図（ａｌ、　（ｂｌは本発明のタバコ用パイプ３１
をそれぞれタバコ喫口部３３１点大穴３４からみた斜視
図である。

本発明のタバコ用パイプ３１もまた第２の実施例と同じ
ように円柱状の外形をなし、はぼ全表面に空気孔３５が
配設されている第１．第２の苫３６．３７．第１．第２
の蓋３６．３７を係止する２個のストッパ３８．喫ロ部
３３．喫口部３３゜、点火穴３４を備えた型式の構成で
ある。タバコ喫口部３３にも円柱状の喫煙部３３−１が
突出しており先端部には円形状の喫煙穴３３−４．その
両端には喫煙穴３３−４より小さい直径を有する喫煙補
助穴３３−２．３３−３が配設されている。

第１．第２の蓋３６．３７の開閉口と並列に配列された
第１の蓋３６上には、タバコ確認部３１０゜確認窓３１
１が配設されている。

第９図（ａ）はタバコ用パイプ３１が第１．第２の蓋３
６．３７が蝶番を中心に長手方向に開いた状態の斜視図
である。第１．第２の！３６．３７の内側のほぼ一面に
配設されている空気孔３５の所定部分にも１対の有害物
除去部材３６−１．３７−１及び１対のタバコ押え部材
３６−２．３７−２が設置されている（第９図（ｂ）、
　（Ｃ１）。なお有害物除去部材３６−１．３７−１．
タバコ押え部材３６−２．３７−２もまた第１の実施例
と間じ構成である（第９図（ｂ）、　（Ｃ１）。

さらに、第１．第２の蓋３６．３７の中にも第２の実施
例の保護網２９と同じ構成をもつ型式の円筒状の保護網
３９（図示せず）が組み込まれ、第１．２のＭ２Ｃ，３
７と二ｍ構造を形成している。保護網３９もまた全表面
に第１．第２の蓋３６．３７と同じ直径を有する空気孔
３５−１が多数規則的に配設され、外側の第１．第２の
蓋３６．３７が蝶番を中心に開閉すると同時に、保護網
３９も開閉することになる。また、第１．第２の３６．
３７の内壁に設置されている有害物除去部材３６−１．
３７−１．タバコ押え部材３６−２．３７−２に対応す
る保護網３９の所定部分には有害物除去部材出入口３９
−１．タバコ押え部材出入口３９−２が２個ずつ空いて
あり、有害物除去部材３６−１．３７−１．タバコ押え
部材３６−２．３７−２がそれぞれ出入できるようにな
っている。

第１０図は第８図（ａｌと同方向の斜視図でありＡ。

Ｂ、　　Ｃ，Ｄ、　　Ｅの各部分拡大図を示す。

Ａはタバコ用パイプ３１の喫煙口３３−１の拡大図であ
る。喫煙口３３−１の先端部には、真中に円形状の喫煙
穴３１−４．その両側に喫煙穴３４−４より小さい直径
を有する円形１にの喫煙補助穴３３−２．３３−３が配
設されている。喫煙口３３−１の先端には図示のように
喫煙穴３４−４が空いており、喫煙穴３４−４の左右両
側には喫煙穴３４−４の直径より小さい直径を有する円
形状の喫煙補助穴３３−２．３３−３が配設されている
。なお、喫煙穴３４−４．喫煙補助穴３３−２．３３−
３はそれぞれ空洞管状をなし喫煙ロ３３−１内を通りタ
バコ用パイプ３１本体に通じている。喫煙穴３３−４は
タバコ２に弁３３−７を通して直通し、一方喫煙補助穴
３３−２．３３−３はさらにタバコ用パイプ３１本体内
を通過しタバコ押え部材用空気孔３６−４．３３−４後
方近傍で喫煙補助穴３３−２．３３−３の先端に配設さ
れている浄化プラグ３３−５．３３−６が第１、第２の
蓋３６．３７の外部に露出して配設されている（第１０
図、第１１図）。浄化プラグ３３−５．３３−６の先端
には各浄化プラグ蓋３３−８が配設されている（第１１
図（Ｃ））。

Ｂは第１．第２の蓋３６．３７の開閉口と並列に配設さ
れた第１の蓋３６上にあるタバコ確認部３１０の拡大図
である。タバコ確認部３１０の中には所定の大きさを有
する円形状の確認窓３１１が一列に連続して配設されて
いる。

Ｃはタバコ用パイプ３１の喫口部３３と反対方向のもう
一方の端部である点火穴３４の拡大図であり、タバコ用
パイプ３１に入れたタバコ２に火をつけるときに使用す
る。

Ｄは第２の蓋３７の内壁で喫口部３３よりにある有害物
除去部材３７−１の内部空洞の端部で第２のＭ３７外壁
にある有害物除去部材用空気孔３７−３の拡大図である
。

Ｅは第２の蓋３７内壁で点火穴２４よりにあるタバコ押
え部材３７−２の内部空洞の端部で第２の蓋３７外側に
あるタバコ押え部材用空気孔３７−４の拡大図である。

上述した構成のタバコ用パイプ３１において、タバコ２
を第２の実施例のタバコ用パイプ２１と同じように取り
付ける。すなわちタバコ２のフィルタ２−１の先端を喫
煙口３３−１の第８図ｆａ）に図示しである点線イの位
置に配置し、第２のＩ３７の有害物除去部材３７−１．
　タバコ押え部材３７−２をタバコ本体２−２に刺して
押え第１の蓋３６をし、喫煙口３３−１より喫煙する。

そして第１．第２の実施例と同じように、有害物除去部
材用空気孔３６−３．３７−３を指で開閉しながら喫煙
する。当然有害物除去部材用空気孔３６−３．３７−３
から有害物を含む煤煙が排気される。このとき、第１１
図（ｂ）、　（Ｃ１に示した構成の喫煙補助穴３３−２
．３３−３と喫煙孔３３−４を有する喫煙口３３−１を
吸って喫煙するのであるが、本実施例のタバコ用パイプ
３１においては、喫煙孔３３−４のみからタバコ２を吸
うことになる。次に、今吸った煙を従来どおりに空中に
吐き出さず再び喫煙口３３−１に吐き出す。吐き出され
た煙は喫煙口３３−４を逆流し、喫口移動弁３３−７を
うしろへ押圧し、うしろにある喫煙穴の穴を塞ぐ。また
同時に喫煙補助穴３３−２゜３３−３を通った煙は喫煙
補助穴３３−２．３３−３の管から浄化プラグ３３−５
．３３−６へと移動し、それぞれの浄化プラグ１３３−
８を押し上げ外気へ出る。このように浄化プラグ３３−
５゜３３−６を通ることによってタバコの煤煙が浄化さ
れ、さらに浄化プラグ３３−５．３３−６から出る煙は
保護網３９と第１．第２の蓋３６．３７によって二度濾
過され、非喫煙者に迷惑のかからない程度に煤煙を減少
する。

本実施例においては、喫煙者ばかりでなく周りの非喫煙
者の煙害の防止が可能である。

〔発明の効果〕

以上、詳細に説明したように、本発明のタバコ用パイプ
により、喫煙者本人ばかりでなく周りの非喫煙者に対し
ても煙害を最小限に押えることができることによって、
喫煙に伴う障害を除去できる。また、プラスチックでで
きたタバコ確認窓が容器上に配設されているため、タバ
コの減るのが一目でわかり、さらに、従来はタバコの灰
を何回かに分けて灰皿に捨てていたのを本発明では、１
本吸い終ったときに１度処理するだけで良く、火災の防
止にもつながる。また、パイプの中は空気の流入が少な
くタバコの自然燃焼を緩和し経済的である。このような
パイプを使用することによって、タバコから発生する火
災や煙害を１００％防止することができ、また、本発明
の浄化プラグ等の開発によっては無害化さらには香の良
い煙の開発の道も開くことができ、タバコのもつ短所を
長所に変えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図＋ａ）、　（ｂｌは第１の実施例のタバコ用パイ
プの斜視図、 第２図（ａ）は第１の実施例のタバコ用パイプが開いた
状態の斜視図、（ｂ）は有害物除去部材の拡大図。 （Ｃ）はタバコ押え部材の拡大図、（ｄ）は保護網の拡
大部、 第３図は第１の実施例のタバコ用パイプのＡは吸口部、
Ｂはタバコ確認部と確認窓、Ｃは点火穴。 Ｄはポケットホルダー、Ｅは有害物除去部材用空気孔の
それぞれの部分拡大図、 第４図（ａ）、　ｆｂ）は第２の実施例のタバコ用パイ
プの斜視図、 第５図（ａ）は第２の実施例のタバコ用パイプが開いた
状態の斜視図、（ｂ）は保護網の拡大部、（Ｃ）は有害
物除去部材の拡大図、（ｄ）はタバコ押え部材の拡大図
、 第６図は第２の実施例のタバコ用パイプのＡは吸口部、
Ｂはタバコ確認部と確認窓、Ｃは点火穴。 Ｄは有害物除去部材用空気孔、Ｅはタバコ押え部材用空
気孔のそれぞれの部分拡大図、 第７図（ａ）、　（ｂ）、　（Ｃ１は第２の実施例の喫
煙口の部分拡大図、 第８図（ａ＋、　（ｂｌは第３の実施例のタバコ用パイ
プの斜視図、 第９図（，１１は第３の実施例のタバコ用パイプが開い
た状態の斜視図、（ｂ）は有害物除去部材の拡大部。 （Ｃ）はタバコ押え部材の拡大図、 第１０図は第３の実施例のタバコ用パイプのＡは吸口部
、Ｂはタバコ確認部と確認窓、Ｃは点火穴、Ｄは有害物
除去部材用空気孔、Ｅはタバコ押え部材用空気孔のそれ
ぞれの部分拡大図、第１１図＋８１．４ｂｌ、　（Ｃ１
は第３の実施例の喫煙口の部分拡大図を示す。 １　・・・　タバコ用パイプ ２　・・・　タバコ ３　・・・　吸口部 ４　・・・　点火穴 ５　・・・　空気孔 ６　・・・　第１の蓋 ６−１・・・　有害物除去部材 ６−２・・・　タバコ押え部材 ６−３・・・　有害物除去部材用空気孔６−４・・・　
タバコ押え部材用空気孔７　・・・　第２の盟 ７−１・・・　有害物除去部材 ７−２・・・　タバコ押え部材 ７−３・・・　有害物除去部材用空気孔７−４・・・　
タバコ押え部［オ用空気孔８　　・　・　・　　ストッ
パ ９　・・・　保護網 １０　・・・　タバコｒａ認部 １１　・・・　確認窓

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）一方の端部に円錐状の喫口部（３）を有し他方の
   底面に点火穴（４）が配設されている円柱状のタバコ用
   パイプ（１）において、該タバコ用パイプ（１）本体内
   部には表面に空気孔（５−１）を有し空気の導入及び有
   害物の排気を行う円筒状の保護網（９）が配設され、前
   記タバコ用パイプ（１）本体内壁の喫口部（３）側の対
   向する位置に有害物を排気する有害物除去部材（６−１
   ，７−１）及び点火穴（４）側の対向する位置にタバコ
   （２）の移動を防止するタバコ押え部材（６−２，７−
   ２）が具備され、前記有害物除去部材（６−１，７−１
   ）及び前記タバコ押え部材（６−２，７−２）が前記保
   護網（９）を通過して該保護網（９）内に収容されてい
   るタバコ（２）の中に刺し込まれることを特徴とするタ
   バコ用マフラーパイプ。
2. （２）前記タバコ用パイプ（１）は長手方向に開閉自在
   な第１，第２の蓋（６，７）で円柱状を形成することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のタバコ用パイプ
   。
3. （３）前記有害物除去部材（６−１，７−１）の一方は
   切り欠き部（１３）を有する円錐状で他方は円筒状を形
   成していることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   のタバコ用パイプ。
4. （４）前記第１，第２の蓋（６，７）は表面に空気孔（
   ５）を多数有していることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のタバコ用パイプ。
5. （５）前記第１，第２の蓋（６，７）のいずれか一方に
   確認窓（１１）を有するタバコ確認部（１０）が配設さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   タバコ用パイプ。
6. （６）前記喫口部（３，２３，３３）の先端に円柱状の
   喫煙口（２３−１，３３−１）を配設し、該喫煙口（２
   ３−１，３３−１）の端部には喫煙穴（２３−４，３３
   −４）、喫煙補助穴（２３−２，２３−３，３３−２，
   ３３−３）を具備し、前記喫煙補助穴（２３−２，２３
   −３，３３−２，３３−３）の空洞管は前記喫煙口（２
   ３−１，３３−１）内を通り前記喫煙補助穴（２３−２
   ，２３−３，３３−２，３３−３）の先端に配設されて
   いる浄化プラグ（２３−５，２３−６，３３−５，３３
   −６）はタバコ用パイプ（２１，３１）本体内部にある
   保護網（２９，３９）を内側から外側へ通過して前記第
   １，第２の蓋（２６，２７，３６，３７）に配設されて
   いる浄化プラグ口（２３−７，３３−７）に継続してい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のタバコ
   用パイプ。
7. （７）前記喫口部（３，２３，３３）の先端に円柱状の
   喫煙口（２３−１，３３−１）を配設し、該喫煙口（２
   ３−１，３３−１）の端部には喫煙穴（２３−４，３３
   −４），喫煙補助穴（２３−２，２３−３，３３−２，
   ３３−３）を具備し、前記喫煙補助穴（２３−２，２３
   −３，３３−２，３３−３）の空洞管は前記喫煙口（２
   ３−１，３３−１）及び前記タバコ用パイプ（１）本体
   内を通り前記喫煙補助穴（２３−２，２３−３，３３−
   ２，３３−３）の先端に配設されている浄化プラグ（２
   ３−５，２３−６，３３−５，３３−６）がタバコ用パ
   イプ（２１，３１）の外側に配設されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のタバコ用パイプ。