JPS63169917A - 遠赤外線放射体を利用した果実栽培法 - Google Patents

遠赤外線放射体を利用した果実栽培法

Info

Publication number
JPS63169917A
JPS63169917A JP303387A JP303387A JPS63169917A JP S63169917 A JPS63169917 A JP S63169917A JP 303387 A JP303387 A JP 303387A JP 303387 A JP303387 A JP 303387A JP S63169917 A JPS63169917 A JP S63169917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
far
infrared
paper
sugar content
days
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP303387A
Other languages
English (en)
Inventor
塚田 助四郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP303387A priority Critical patent/JPS63169917A/ja
Publication of JPS63169917A publication Critical patent/JPS63169917A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有機化合物に最も吸収率の高い8〜14ミクロ
ンの波長を放射する紙質の遠赤外線放射体を利用して栽
培する果実の栽培法に関するものである。
従来より普及されて居る果実の栽培法は、肥料の改善、
保温水分の補給管理、土壌の改良、消毒、果実に対する
突掛は等、長年の経験と技術に基づき、改善又は長期間
に亘る品種改良等に依り良質の果実の生産に努めて居る
。 又、成長ホルモン剤等を使用する外、最近はりんご
樹やみかんの木の根元にアルミ箔を敷き、太陽の反射光
線の利用、スイカを棚上に吊し太陽光線の照射を良好に
する外、みかんにはブドウ糖液を噴射して糖度の増加を
図る等土夫されて居る。 特にホルモン剤に依る発育促
進は見るべきものがあるが、糖度風味等が伴なわず、且
つ薬剤が高価である等の批判があり、不経済である。 
又、上記の如き栽培法には一長一短があり、意外と労力
を費し、その効果は少く、又、大量生産には適しない面
もある。 トマトの如きは大量生産に伴う選果機械の導
入に依り、青い内に収穫せねば作業中に傷を生ぜしむる
等の弊害があり、従って未熟トマトを出荷する為、消費
者より美味しくないとの批判が絶えない実情である。
本発明はこれらの欠陥を取り除き、より一層各果実本来
の風味豊な美味しい果実を提供する手段として、紙質(
1)の遠赤外線放射体の特性を利用した果実の栽培法で
ある。
本発明に使用する紙質(1)の遠赤外線放射体は他より
熱等の媒介等なくとも自刃にて半永久的に遠赤外線を放
射する放射体にして、特に有機化合物に最も吸収率の高
いピーク8〜14ミクロンの波長を放射する放射体を選
定使用した処に最大の特徴がある。 今后、フィルム状
の遠赤外線放射体等の出現が予想されるが、何れの場合
に於ても紙質の遠赤外線放射体の一面にアルミ箔、錫箔
等鉱物質物体を貼着して反射力を利用し、他の一面より
の放射量を倍増、効果を倍加し、ビニール等にて該放射
体をパウチすれば、使用が便利であるばかりでなく長期
使用に堪えることが出来る。
果実内に含有されて居る物質は、リン、鉄、ナトリウム
、カルシウム、カリウム、酸素、蛋白質、炭水化物、水
、その他あるも、果実内の水什子中の原子は固有の振動
数を持ち、ピーク8〜14ミクロンの波長の放射線の振
動と原子の振動が共振共鳴作用して水分子中の原子の活
動が一層活発となり、摩擦熱を起し、水分は温められ、
光合成作用と相まって酵素蛋白質等の活動を活発にし、
同化作用を旺盛にし、その結果腐敗酵素、特に酸化酵素
の活動を抑制して抵抗力のある体質とする。
その外、蛋白質の持つ特異的機能を利用し、酵素の働き
と競合して活性化し、各果実に含まれて居る諸物質等を
、他の化学反応を誘発し、その結果細胞を緻密強靭にし
て果実の食感覚を良好にし、鮮度の延長保持と糖度の1
0%以上の増加、酸味の減少等の作用を行ない、その間
果実本来の味と風味を醸造する等体質は改善されること
が判明した。
本発明を図面に基づき各果実毎に実施例の一部を揚げて
構成とその作用及び効果をのべる。
(イ) メロンの場合 一面にアルミ箔(5)を貼着し、ビニール(2)にてパ
ウチされたピーク8〜14ミクロンの波長を放射する紙
質の遠赤外線放射体(1)をアルミ箔面を裏面として下
敷にし、栽培中のメロンを乗せ栽培するものにして、メ
ロンの収穫予想日の10日前に使用すれば、その効果は
充分に得られる。出来得れば、使用期間が長ければ長い
程その効果は大である。
効果については、糖度が10%以上上昇し、腐敗に対す
る抵抗力のある体質とし、従って鮮度維持も長くなり、
細胞組織は緻密強靭となり、食感覚や味覚等マロヤカと
なり、メロン本来の風味を醸成し美味のメロンを生産す
ることが可能である。
収穫の時期に就いては従来通り表皮の黄ばみ状態、頭部
の香り、堅さ等に頼るが、遠赤外線放射体を使用した場
合は、従来の外観に比し内部の育成が促進して居る為、
数日早めに収穫しても美味の点に就いては損色なく、糖
度に於いて10%以上上昇し、味風味等抜群にしてマロ
ヤカなメロンとなって居る。例えば、遠赤外線放射体を
使用したメロン(A)が糖度14度、使用しないメロン
(B)が糖度15度の場合、食感覚風味に於て(A)は
(B)より遥かに勝り美味である。 従って、果実の美
味しさは必ずしも糖度に比例するものではないことが立
証された。 その為、(A)の収穫時期を早めても差し
支えなく、それに依り収穫后の鮮度は従来よりも長く保
持せらる。 遠赤外線放射体を使用したメロンと使用し
ないメロンとの糖度進行速度と鮮度維持関係の比較は、
第4図に示す様に縦線を糖度、底辺の横線を日数とし5
、紙質遠赤外線放射体(1)をlO日間使用したメロン
(A)、(A1)(A′)及び使用しな゛いメロン(B
)、(B′)、(百′)の各収穫日時を示す(イ)(ロ
)(ハ)に)(ホ)(へ)の時点に於ての収穫后の鮮度
維持日数は(A)が9日、(A′)が13日、α)が1
6日、(B)が4日、(B′)が10日、(B”)が9
日となり、糖度が増す毎に鮮度が低下するも、(A)と
(B)、(i>と(B′)、(A#)と(甘りを比較す
るに、(A)、(A′)、(,0の方が鮮度維持日数が
長いことが立証される。 又、美味の点を点数に表わし
た第S図に、鮮度維持日数を考慮の上、<A>を収穫最
適と判断を決定し、商品としての価値向上の指針とした
。その理由は(A)は(B)よりも鮮度維持日数が長く
、糖度に於て1度低いにも不拘風味が豊富にして(B)
より遥かに美味であった点にある。
1口) スイカの場合 一面にアルミ箔(5)を貼着し、ビニール(2)にてパ
ウチされたピーク8〜14ミクロンの波長を放射する紙
質(1)の遠赤外線放射体をアルミ箔面を裏面にして下
敷とし、栽培中のスイカを乗せ栽培するものにして、収
穫予想日の10日前に遠赤外線放射体を使用すれば、そ
の効果は発揮されて居り、糖度に於て10%以上上昇し
、食感覚、風味等豊富にして、衝撃痕等に対する抵抗力
ある体質に変革され、鮮度も長く保持される。例えば、
遠赤外線放射体を使用した糖度14度を含有するスイカ
(A)及び使用しない糖度13度のスイカ(B)に対し
各々直径3 ctaの衝撃痕を作り、1週間后にその経
過を見るに、(A)は直径3 cm深さ4 cmにわた
り薄黒色に変色し組織繊維と水分が分離されて居り、(
B)は直径5 cm深さlocmにわたり薄黒色に変化
し組織繊維と水分が分離されて居る。 以上をもってし
てもスイカ(A)の細胞が緻密強靭にして、衝撃や腐敗
等に対する抵抗力があることが判明した。従って、鮮度
も長く保持される体質に変革されて居る。遠赤外線放射
体を使用したスイカと使用しないスイカとの糖度進行速
度と鮮度維持の比較は第6図に示す様に、縦線を糖度、
底辺の横線を日数とし、紙質の遠赤外線放射体を10日
間使用したスイカ(A)、(A′)及び使用しないスイ
カ(B)、(B)、(百)の各収穫日時を示す(イ)(
ロ)(ハ)に)(ホ)の時点に於て収穫后の鮮度維持日
数は(A)が16日、(A1)が18日、(B)が12
日、(B1)が1鴫日、(B”)が21日と糖度が増す
に伴って鮮度維持日数は短縮されることが明らかである
。 美味の点を点数にて表わした第7図に鮮度維持日数
を考慮の上、(AI)を収穫最適と判断、決定し商品と
しての価値向上対策の指針を作製した。
(ハ) トマトの場合 アルミ箔(5)を−面に貼着の上、ビニール(2)にて
パウチされたピーク8〜14ミクロンの波長を放射する
紙質(1)の遠赤外線放射体をアルミ箔面を外側とし、
合成樹脂製網袋(3)に内蔵の上、栽培中のトマトを被
覆して栽培するものにして、遠赤外線放射体はトマトの
色づく数日前に使用する。
糖度は色づき始めた時点に於て、遠赤外線放射体を使用
したトマ)(A)は頭部の位置に於て3.5度、使用し
ないトマ) (B)は3度にして80%熟した時点での
糖度は(A)は5.5度、(B)は4度である。 又、
(A)の細胞は緻密にして且つ強靭で(B)より堅く内
部のゼリー状の肉質は特に(B)より堅く肉離れなどな
く、歯切れよく風味等も豊富で、鮮度は(B)より数日
長く保持される。 収穫の日時に就いては、従来の様に
未熟トマトを収穫することなく、熟度80%にて収穫す
れば、消費者の手許には熟度loo%のトマトを供給す
ることが出来、鮮度維持期間が数日延長される外、酸味
も解消される等、有利な点が多い。
紙質遠赤外線放射体を使用したトマト及び使用しないト
マトの熟度進行速度と鮮度維持比較は、第8図に示す様
に、縦線を熟度、底辺の横線を日数とし、紙質の遠赤外
線放射体(1)を10日間使用したトマト(A)、(λ
)、(7)及び使用し゛ないトマ) (B)、(B゛)
の各収穫時を示す(イ)(ロ)(ハ)に)(ホ)の収穫
后の鮮度維持日数は(A)が6日、(AI)が128゜
(A’)が16日、(B)が8日、(B1)が11日に
して熟度80%の<A>と(B)の鮮度維持日数を比較
すれば、(AI)が4日延長されて居り、食感覚風味共
に(B)より遥かに勝って居ることが判明した。
美味の点を点数にて表わした第9図に鮮度維持日数を考
慮の上、(Aりを収穫最適と判断決定し、商と 品壬しての価値向上対策の指針を作製した。
効果に就いては、糖度は10%以上増加し、成育は短縮
され、酸味の減少、衝撃痕、腐敗等に対する抵抗力の増
大、風味、食感覚の醸成、鮮度の維持延長等の効果を発
揮する。
に)梨の場合 アルミ箔(5)を−面に貼着の上、ビニール(2)にて
パウチされたピーク8〜14ミクロンの波長を放射する
紙質(1)の遠赤外線放射体を、アルミ箔面を外側とし
て合成樹脂製網袋(3)に内蔵の上、該網袋(3)にて
栽培中の梨(4)を被覆して栽培するものにして、収穫
予想日の10日前に使用、1週間后に収穫するが使用期
間が長ければ長い程効果は大である。
収穫の時期に就いては従前通り、表皮の黄ばみ状態等に
依り収穫するが、外観上、4〜5日は収穫が早いと感ぜ
られても、内部は既に1〜2度以上糖度が高く、細胞組
織等は緻密にして水分は多く、口当りは滑らかにしてマ
ロヤカとなり、梨本来の風味等豊富にして美味である。
 外観上、従来の色付状態になった時点にて収穫すれば
、最高の美味しい梨を生産することが可能であるが、日
処然 持ちが短縮される;がある。 腐敗に対しては抵抗力が
あり、軽度の摩擦傷には耐え得る体質となって居り、鮮
度も延長され長距離輸送等には最適である。 特に機械
に依る選果作業に伴う摩擦傷等の被害を防止する等、目
に見えない処に効果がある。
例えば、遠赤外線放射体を1週間使用した梨(A)と使
用しない梨(B)の腐敗速度を実験するに、腐敗菌の種
類に依り若干の差はあるが(A)及び(B)共直径2 
cmの腐敗が58后には、(A)は直径6 cmに対し
くB)は直径7cm、88后には(A)は直径6cmに
対しくB)は18cmと全腐敗となる等、遠赤外線を放
射した梨が如何に腐敗に対する抵抗力があるかが立証さ
れた。 遠赤外線放射体を使用した梨と使用しない梨と
の糖度進行速度と鮮度維持状況の比較は、第10図に示
す様に縦線を糖度、底辺の横線を日数とし、紙質の遠赤
外線放射体をlO日間使用した梨(A)、(A)、(A
り及び使用しない梨(B)、(B’)の各収穫日時を示
す(イ)(ロ)(ハ)(→(ホ)の時点に於て収穫后の
鮮度維持日数は(A)が12日、(7)が18日、(B
)が13日、(ゴ)が20となり熟度が進むに伴い鮮度
維持日数は短縮される。
又、同じ熟度の(1)と(B)を比較するに(AI)が
6日間群度が長いことが判明した。又、美味の点を点数
にて表わし鮮度維持日数を考慮の上、第11図の様にU
>を収穫最適の時期と決定し、商品価値向上の指針を作
製した。
(ホ)柿の場合 アルミ箔(5)を−面に貼着の上 ビニール(2,)に
てパウチされたピーク8〜14ミクロンの波長を放射す
る紙質(1)の遠赤外線放射体をアル“ミ箔面を外側と
して合成樹脂製網袋(3)に内蔵し栽培中の柿を被覆し
て使用する。柿は他の果実と異なり、大木にして広範囲
に結果して居る為、結果の位置に依り成育環境が異なり
、栄養補給にも大差があり、又、頭部と箒部の位置、表
皮部と芯部の位置に依り第15図に示す如く大差があり
、−律に論することは非常に困難である。 然し、柿の
表皮が色付き始めた時点に於て、紙質の遠赤外線放射体
を使用することに依り、細胞組織を緻密強靭にして糖度
を10%以上上昇させ、腐敗に対する抵抗力のある体質
として鮮度維持日数をも長くして、柿本来の味覚と風味
を豊富にする等の効果を発揮することが出来る。
第12図に渋柿、第13図に甘柿の、紙質の遠赤外線放
射体を使用した柿と使用しない柿に別は各々縦線を熟度
、横線を糖度としてグラフに表示し、何れの場合に於て
も紙質の遠赤外線放射体を使用した柿の糖度は使用しな
い柿よりも熟度が低いにも不拘糖度が上昇して居るとこ
ろが明らかである。
従って生産者は熟度の進行状態に応じ、糖度を勘案収穫
することが可能となる指針を作製した。
又、甘柿にて代表される富有、軟部、画材早生の中、富
有は糖度17度を限度とされて居るが、紙質の遠赤外線
放射体を使用することに依り、成育が早まり糖度も18
〜19度に上昇されることも可能である。
特に渋柿の場合は紙質の遠赤外線放射体を収穫予定日の
10日前に被覆し、糖度を高めた後収穫渋抜きを実施す
れば、栄養豊富な甘い美味の柿となる。
(へ)みかんの場合 アルミ箔(5)を−面に貼着し、ビニール(2)にてパ
ウチされたピーク8〜14ミクロンの波長を放射する紙
質の遠赤外線放射体を合成樹脂製網袋にアルミ箔面を外
側として内蔵し栽培するものにして、みかんには数多く
の品種と早生、中止、晩生に別れて居り、それらに依り
糖度、酸味、風味等独特の特性をもって居るが、糖度の
高いもの、酸味の少ないものが一般に好まれて居る。 
又、1本の木の内でも結果の位置に依る環境の相違に依
り、微妙に影響されて居る。 然し、紙質の遠赤外線放
射体を使用することに依り発育は促進され、糖度は10
%以上上昇し、風味等もマロヤカとなり、腐敗に対する
抵抗力も強く酸味も解消される。
遠赤外線放射体は、みかんが黄ばむ直前に使用すれば、
熟度507%にて収穫しても遠赤外線放射体を使用しな
い熟度70%のみかんより糖度に於て1度の差はあるが
、食感覚風味に於て勝って居る為、寧ろ美味である。
熟度と糖度促進状況を遠赤外線放射体を使用したみかん
と使用しないみかんの比較は、第1611に示す様に熟
度に応じて糖度も上昇するが、遠赤外線放射体を使用し
たみかんは、同じ熟度に於て、使用しないみかんより糖
度が高いことが判明した。
即ち、収穫時期を自がら選定し得る基準とすることが出
来る。
(ト) りんごの場合 一面にアルミ箔C5”)を貼着の上、ビニール(2)に
てパウチされた紙質(1)の遠赤外線放射体を、アルミ
箔面を外側とし合成樹脂製網袋(3)に内蔵の上、栽培
中のりんごを被覆して栽培するものにして、実験に使用
したりんご樹は品種改良等を行わない小玉の酸度の強い
「わらびりんご」忙して無袋栽培である。熟度40%に
て糖度4度、70%にて糖度6度を保有して居る。 実
験のりんごは既に1週間前に1!害を受けて居り、実験
の段階に於て何れもその痕跡は直径8Xであった。熟度
40%のりんごを選び、遠赤外線放射体を使用したりん
ご(A)と使用しないりんごCB>を12日後にその結
果を見るに、(A)の痕跡は直径1.2cm。
(E)は5備に拡大腐蝕されて居る等、(A)が腐蝕に
強いことが判明した。又、熟度は(A)が80%、(B
)は70%前后と、(A)が育成が進んで居ることが判
明し、(A)は酸味を解消したのに対しくB)の酸度は
以前と同じにして、精度は(A)が12度。
(B)が8度、食感覚風味等は(A)が勝り、(E)は
食用として不適である。
以上を総合するに、その効果は紙質の遠赤外線放射体を
使用することに依り成育が促進され、腐敗に対する抵抗
力のある体質に改善され、糖度も上昇し、風味等が豊富
にして酸味も解消される等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は紙質遠赤外線放射体の平面図。 第2図は紙質遠赤外線放射体の背面図。 第3図は梨を被覆した実施態様図。 第4図は紙質遠赤外線放射体使用(ASAISA″)及
び不使用(B、 B’、 B″)メロンの糖度進行速度
と鮮度維持比較表。 第S図は紙質遠赤外線放射体使用(A% A′、A/ 
)及び不使用(B、B’、B″1)メロンの点数に依る
美味比較と収穫最適メロンの表示表。 第6図は紙質遠赤外線放射体使用(A、 Aつ及び不使
用(B、B’、B″1)スイカの糖度進行速度と鮮度維
持比較表。 第7図は紙質遠赤外線放射体使用(A、 A’)及び不
使用(B、 B’、E”)スイカの点数に依る美味比較
と収穫最適スイカの表示表。 第8図は紙質遠赤外線放射体使用(ASA’、A′)及
び不使用(B、 B’) )マドの熟度の進行速度と鮮
度維持比較表。 第9図は紙質遠赤外線放射体使用<h、x、A′)及び
不使用(BSB“)トマトの点数に依る美味比較と収穫
最適トマトの表示表。 第10図は紙質遠赤外線放射体使用(A、 x、 A”
)及び不使用(B、B’)梨の糖度進行速度と鮮度維持
比較表。 第11図は紙質遠赤外線放射体使用(A、χ、A′)及
び不使用(B、B’)梨の点数に依る美味比較と収穫最
適梨の表示表。 第12図は紙質遠赤外線放射体使用の有無に依る渋柿の
熟度と糖度進行速度の比較表。 第13図は紙質遠赤外線放射体使用の有無に依る甘柿の
熟度と糖度進行速度の比較表。 第14図、第15図は柿の位置に依る糖度含有表。 第16図は紙質遠赤外線放射体の使用の有無に依るみか
んの熟度と糖度進行速度比較表。 1:紙質遠赤外線放射体 2:ビニール3:合成樹脂製
網袋 4:梨 5ニアルミ箔(イ)(ロ)(ハ)←)(
ホ)(へ):収穫日時A、A’、A″:紙質遠赤外線放
射体使用果実B、B’、B°゛:紙質遠赤外線放射体不
使用果実6:紙質遠赤外線放射体不使用果実グラフ7:
紙質遠赤外線放射体使用果実のグラフ8:甘柿の頭部 9:甘柿の帯部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)栽培中の果実に対し遠赤外線を放射して栽培する遠
    赤外線放射体を利用した果実栽培法。 2)ピーク8〜14ミクロンの波長を放射する紙質の遠
    赤外線放射体を地面上にて栽培中の果実の底辺部に敷き
    栽培する特許請求の範囲第1項記載の遠赤外線放射体を
    利用した果実栽培法。 3)ピーク8〜14ミクロンの波長を放射する紙質の遠
    赤外線放射体を合成樹脂網に内蔵し、木に結果した果実
    を被覆して栽培する特許請求の範囲第1項記載の遠赤外
    線放射体を利用した実用栽培法。
JP303387A 1987-01-09 1987-01-09 遠赤外線放射体を利用した果実栽培法 Pending JPS63169917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP303387A JPS63169917A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 遠赤外線放射体を利用した果実栽培法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP303387A JPS63169917A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 遠赤外線放射体を利用した果実栽培法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63169917A true JPS63169917A (ja) 1988-07-13

Family

ID=11546001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP303387A Pending JPS63169917A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 遠赤外線放射体を利用した果実栽培法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63169917A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282544A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Hamamatsu Photonics Kk ナス科植物の栽培方法
JP2009077652A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Institute Of Physical & Chemical Research 果実の成熟を促進する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282544A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Hamamatsu Photonics Kk ナス科植物の栽培方法
JP2009077652A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Institute Of Physical & Chemical Research 果実の成熟を促進する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
McMahon A comfortable subsistence: The changing composition of diet in rural New England, 1620-1840
CN102948462B (zh) 一种抑制采后伤呼吸的竹笋保鲜方法
Harvey Artificial ripening of fruits and vegetables
Work The tomato
JPS63169917A (ja) 遠赤外線放射体を利用した果実栽培法
Franks et al. Microgreens: A guide to growing nutrient-packed greens
Shellie et al. Netted melons
Yepsen Apples
Emebiri et al. Effect of fruit type and storage treatments on the biodeterioration of African Pear (Dacryodes edulis (G. Don.) HJ Lam.)
Ward The Grocer's Encyclopedia...
Bubel et al. Root Cellaring: Natural Cold Storage of Fruits & Vegetables
Millard Indoor Kitchen Gardening: Turn Your Home Into a Year-round Vegetable Garden* Microgreens* Sprouts* Herbs* Mushrooms* Tomatoes, Peppers & More
Duggar Mushroom growing
JPH0260547A (ja) 枝付き子メロンの漬物およびその製造方法
Alam-Eldein et al. Harvest and Postharvest Technology of Opuntia spp.
Galchus Homegrown sprouts: a fresh, healthy, and delicious step-by-step guide to sprouting year round
CN106561265A (zh) 白鬼笔集中出菇方法
Hanson The best apples to buy and grow
Norris The Made-from-Scratch Life: Your Get-Started Homesteading Guide
Megyesi The Joy of Keeping a Root Cellar: Canning, Freezing, Drying, Smoking and Preserving the Harvest
Pelaccio Project 258: Making Dinner at Fish & Game
Cruess Dates and date products in Egypt and California
Markham Maximizing Your Mini Farm: Self-Sufficiency on 1/4 Acre
Pennington Apartment Gardening: Plants, Projects, and Recipes for Growing Food in Your Urban Home
Parloa Canned Fruit, Preserves, and Jellies: Household Methods of Preparation