JPS631663A - テ−ピング部品供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テープに貼着さ九た複数の部品にテープ搬送
路の所定位置に搬送するテーピング部品供給装置に関す
る。

〔従来の技術〕

一般に、この種のテーピング部品供給装置は。

電子部品を自動組立機によって組立てする際４送り手段
がテープを一ステップずつ搬送して、テープに貼着され
た複数の電子部品を自動組立機位置に位置決めするよう
に構成さ九ている６テ一ピング部品供給装置としての従
来技術は、特開昭５８−５３８８８号公報、同５８−５
３８８９号公報に示されている。この公知技術は、送り
手段としてのテーピング送りユニットがテープを１ステ
ツプずつ搬送して電子部品を所定位置に位置決めした場
合１次の電子部品を所定位置に搬送する為、テープから
離れてしまってテープを保持する必要があるので、ピン
の球面状に形成された先端部がスプリングの弾性力によ
ってテープを常時押えつけるように構成されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術では、ピンの先端部がテープを常に押えつ
けているが、送り手段としてのテーピング送りユニット
以外の外力がテープに加わると、ピンの先端部が球面状
に形成されているため、テープが搬送方向にずれてしま
い、そのため、テープにたるみが生じてテープを正確に
搬送できなくなる問題がある。

本発明の目的は、上記事情に鑑み、送り手段以外の外力
がテープに加わっても、テープがずれるのを防止し得る
テーピング部品供給装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明では、送り手段がテープ搬送経路の互に異なる途
中位置に夫々配設されたテープ送り機構とテープ保持機
構とを備えている。

前記テープ送り機構は、テープの孔に嵌合し得るピンと
、該ピンをテープの孔に向かって移動させる第１の駆動
体と、ピンとテープの孔との銭金時にピンをテープ搬送
方向に移動させる第２の駆動体とを有してる。一方、前
記テープ保持機構は。

テープの孔に嵌合し得るピンと、該ピンをテープの孔に
向って移動させる駆動体とを有している。

そして、テープ送り機構のピンとテープ保持機構のピン
とのうち、何れか一方のピンがテープの孔に嵌合してい
るとき、その一方のピンとテープの孔との嵌合が解除す
る時点で他方のピンをテープの孔に嵌合させ、かつ他方
のピンとテープの孔との嵌合が解除する時点で一方のピ
ンをテープの孔に嵌合させるように構成されている。

〔作用〕

テープの孔に送り手段のテープ送り機構のピンを嵌合し
、このピンとテープの孔との銭金時に該ピンを移動させ
ることにより、テープが搬送されて部品が位置決めされ
る。

その場合、テープ送り機構のピンとテープの孔との嵌合
が解・除されるとき、テープ保持機構のピンがその駆動
体によってテープの孔に嵌合し、またテープ保持機構の
ピンとテープの孔との嵌合が解除されるとき、テープ送
り機構のピンがテープの孔に嵌合するので、テープが常
にテープ送り機構のピンとテープ保持機構のピンとの何
れか一方により保持される。従って、テープが常に保持
されるので、テープに送り手段以外の外力が加わっても
、テープがずれことがなく、テープを正確に搬送し得る
。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を添付図面により説明する。第
１図は本発明のテーピング部品供給装置の一実施例を示
す全体斜視図、第２図は送り手段の駆動タイミングを示
す説明図、第３図テープの側面図、第４図は矯正装置の
矯正状態を示す斜視図である。

実施例のテーピング部品供給装置は、収納ボックス１に
収納されているテープ２がガイド部材３を経てベース１
４上の搬送路に引き出されている。

テープ２は、第３図に示すように、予め長手方向に沿っ
て定間隔で穿設された複数の孔２ａと、長手方向に沿っ
て定間隔で貼着された複数の電子部品２ｂとを有してい
る。夫々の電子部品２ｂはリード２ｃがテープ２に貼着
されている。

そして、搬送路に引き出されたテープ２が送り手段４に
より゛長手方向に順次搬送され−ｆｆ！子部品２ｂが所
定位置に位置決めされる。

前記送り手段４は、テープ搬送路の互に異なる途中位置
に夫々配設されたテープ保持機構５とテープ送り機構６
とを備えて構成されている。

テープ保持機構５は、ベース１４上においてテープ搬送
路のガイド部材３寄りの位置に設置され、テープ２の孔
２ａと嵌合し得る複数のピンクと。

これらのピンクをブラケット８を介してロッドに回定し
かつピンクをテープ２の孔２ａに向がって移動させるエ
アシリンダ９とを有し、該エアシリンダ９の駆動によっ
てピンクがテープ２の孔２ａに嵌合することにより、テ
ープ２を保持するようにしている。

テープ送り機構６は、ベース１４上においてテープ搬送
路のテープ保持機構５より搬出がゎに設置され、テープ
２の孔２ａと嵌合し得る複数のピン１０と、これらのピ
ン１ｏをブラケット１１を介してロッドに固定し、かつ
ピン１０をテープ孔２ａに向かって移動させる第１のエ
アシリンダ１２と、このエアシリンダ１２をロッドに固
定し、かつピン１０とテープ孔２ａとの底金時にピン１
０をテープ２の搬送方向に移動させる第２のエアシリン
ダ１３とを有している。このテープ送り機構６は、第１
のエアシリンダ１２の駆動によってピン１ｏをテープ孔
２ａに嵌合することによりテープ２が保持され、かつ該
テープ２の保持した時点で第２のエアシリンダ１３の駆
動によりピン１０をテープ２の搬送方向に移動すること
により、テープ２が搬送されるようにしている。なお、
１５は第１のエアシリンダ１２を摺動可能に支持するス
ライドベースである。

前記送り手段４は、ベース１４上に設けられた２つの検
出器２９．２９がテープ２を検出したとき、テープ保持
機構５によるテープの保持と、テープ送り機構６による
テープの搬送とを繰り返すことにより、テープが順次１
ステツプずつ搬送され、かくして電子部品が所定位置に
位置決めされるようにしている。

その際、前記テープ送り機構５のピン１０と、テープ保
持機構４のピンクとはテープ２の孔２ａに対する嵌合及
びその解除が以下に述べる関係になっている。

例えば、テープを送り機構６のピン１ｏがテープ孔２ａ
に嵌合していて、第２図（ａ）に示す矢印Ｂの如くテー
プ孔２ａに対するピン１０の嵌合が解除されるとき、テ
ープ保持機構５のエアシリンダ９の駆動によってピンク
が矢印へ方向に前進して該ピンクをテープ２ａに嵌合さ
せ、また、そのピンクが同図（ｂ）に示す如く矢印三方
向に後退してテープ孔２ａとの嵌合が解除されるとき、
第１のエアシリンダ１２によってピン１０を矢印り方向
に前進してテープ孔２ａに嵌合させ、かくしてテープ２
を常時保持し得るようにしている。

一方、テープ２の電子部品２ｂが所定位置に送り込まれ
たとき、その電子部品２ｂとテープ２とに切り離す第１
のカッタ１６と、テープ２の不要部分を切断する第２の
カッタ１９とが設置されている。

前記第１のカッタ１６は第１図に示すように、ベース１
４上においてテープ搬送路のテープ送り機構６より搬出
がわに設置されて、固定刃１７と可動刃１８とを有し、
送り手段４によってテープ２の電子部品２１が所定位置
に送り込まれたとき、第２図（ａ）に示すように、固定
刃ニアとこれに移動した可動刃１８とで電子部品２ｂの
リードの先端部を切断し、電子部品２ｂとテープ２とに
切り離すようにしている。なお、第１のカッタ１６によ
る電子部品２ｂの切り離し時には、自動組立機のロボッ
トハンド３ｏが下降し、そのグリップ爪３１．３１で切
り離された電子部品２ｂを把持し、かつプリント基板に
組付ける。

前記第２のカッタ１９は、ベース１４上においてテープ
搬送路の第１のカッタ１６より搬出がわに設置されて、
固定刃２０と可動刃２１とを有し、第２図（ａ）に示す
ように送り手段４によってテープ２の先端部が送り込ま
れたとき、該固定刃２０とこれに移動する可動刃２１と
でテープ２の先端部をテープ屑２′として切断するよう
にしている。

さらに、第２のカッタ１９の近傍位置には第２のカッタ
１９によって切断されたテープ屑２′を屑かと２２に搬
送する為にコンベア２３が設置されている。

また、さらにベース１４上におけるテープ搬送路の途中
位置には、テープ２に貼着された電子部品２ｂの曲がり
を矯正する為に矯正機構２５が設置されている。該矯正
機構２５は、テープ２を挾む位置に配置され、かつテー
プ２に向かう移動可能に及びテープ搬送方向に沿って移
動可能に支持された一対のピラー２６と、該夫々のピラ
ー２６にアーム２７を介して取付けられ、電子部品２ｂ
のリードを挾持し得る把持部２８と、電子部品２ｂのリ
ードの曲がりを検出し得る検出器（図示せず）とを有し
、該検出器が電子部品２ｂのリードの曲がりを検出した
とき、夫々のピラー２６がテープ２方向に移動して把持
部２８と２８とで電子部品２ｂのリード２ｃを挾持し、
かつピラー２６がリード２ｃの曲がり方向と反対方向に
移動することにより、リード２ｃの曲がりを矯正するよ
うにしている。

実施例のテーピング部品供給装置は、上記の如く構成さ
れているので、次にその作用を述べる。

テープ２が収納ボックス１からガイド部材３を経てテー
プ搬送路に引き出され、そのテープ２の電子部品２ｂが
検出２９．２９によって検出されると、送り手段４は、
テープ送り機構６のピン１０が第２図（ｂ）に示す如く
第１のエアシリンダ１２によってテープ２の孔２ａに嵌
合し、かつ同図（ｃ）に示す如く第２のエアシリンダ］
３によってピン１０を搬送方向に移動してテープ２を１
ステツプ搬送し、またテープ保持機ｗ５のピンクがエア
シリンダ９によってテープの孔に嵌合してテープを保持
し、かくしてテープの保持とテープの搬送とを順次繰り
返すことにより、テープ２が１ステツプずつ搬送される
。

これにより、テープ２の電子部品２ｂが所定位置に順次
位置決めされる。

その際、テープ送り機Ｗ６のピン１０とテープ２の孔２
ａとが嵌合していて両者の嵌合が解除されるとき、第２
図（ａ）に示すように、テープ保持機構５のピンクがエ
アシリンダ９により矢印へ方向に移動してテープ２の孔
２ａに嵌合し、またテープ保持機構５のピンクがテープ
孔２ａに嵌合していて両者の嵌合が解除されるとき、同
図（ｂ）に示すように、テープ送り機１ｆｌ！６のピン
１０が第１のエアシリンダ１２により矢印り方向に移動
してテープ孔２ａに嵌合するので、テープ２は常に保持
される。

その結果、テープ２に貼着された電子部品２ｂのり−ド
２ｃに生じた曲がりを矯正する為、そのリード２ｃを矯
正機構２５が挾持することによってテープ２に外力が加
わった場合、テープ２が常に保持されているので、テー
プ２にずれが生じることがない。

〔発明の効果〕

以上述べたように１本発明によれば、送り手段における
テープ送り機構のピンとテープ保持機構のピンとのうち
、何れが一方のピンとテープの孔との嵌合が解除される
時点で他方のピンをテープの孔に嵌合させ、他方のピン
とテープの孔との嵌合が解除される時点で一方のピンを
テープの孔に嵌合させ、テープを常に保持するように構
成したので、テープに送り手段以外の外力が加わっても
。

テープがずれることがなく、テープを正確に行ない得る
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のテーピング部品供給装置の一実施例を
示す全体斜視図、第２図（ａ）は送り手段のテープ保持
機構の動作を示す説明図、同図（ｂ）は送り手段のテー
プ送り機構の保持動作を示す説明図、同図（ｃ）はテー
プ送り機構の送り動作を示す説明図、第３図はテープの
側面図、第４図は矯正袋【の矯正状態を示す斜視図であ
る。 ２・・・テープ、２ａ・・・孔、２ｂ・・・電子部品。 ４・・・送り手段、５・・・テープ保持機構、７−・・
ピン。 ９・・・エアシリンダ、６・・・テープ送り機構。 １ｏ・・・ピン、１２・・・第１のエアシリンダ。 １３・・・第２のエアシリンダ。 矛１［２１１ 第　２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、送り手段が、長手方向に沿って定間隔で設けられた
   複数の孔と部品とを有するテープを長手方向に順次搬送
   して部品を所定位置に位置決めするテーピング部品供給
   装置において、前記送り手段は、テープ搬送路の互に異
   なる途中位置に配設されたテープ送り機構とテープ保持
   機構とを備え、前記テープ送り機構は、テープの孔に嵌
   合し得るピンと、該ピンをテープの孔に向かって移動さ
   せる第１の駆動体と、ピンとテープの孔との嵌合時にピ
   ンをテープ搬送方向に移動させる第２の駆動体とを有し
   、前記テープ保持機構は、テープの孔と嵌合し得るピン
   と、該ピンをテープの孔に向って移動させる駆動体とを
   有し、テープ送り機構のピンとテープ保持機構のピンと
   のうち、何れか一方のピンがテープの孔に嵌合している
   とき、その一方のピンとテープの孔との嵌合が解除する
   時点で他方のピンをテープの孔に嵌合させ、かつ他方の
   ピンとテープの孔との嵌合が解除する時点で一方のピン
   をテープの孔に嵌合させるように構成したことを特徴と
   するテーピング部品供給装置。