JPS6316504Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6316504Y2 JPS6316504Y2 JP2264183U JP2264183U JPS6316504Y2 JP S6316504 Y2 JPS6316504 Y2 JP S6316504Y2 JP 2264183 U JP2264183 U JP 2264183U JP 2264183 U JP2264183 U JP 2264183U JP S6316504 Y2 JPS6316504 Y2 JP S6316504Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- vent
- steam chamber
- base plate
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 8
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 3
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、熱可塑性樹脂発泡粒子の型内成形用
金型の改良に係る。
金型の改良に係る。
従来この種の型内成形用金型を用いた成形にお
いて、加熱成形終了後、金型のキヤビテイ及びコ
アから成形品を取出すとき、先づコア側蒸気室に
圧縮空気を送つて蒸気室の圧力を0.1〜0.5Kg/cm2
に昇圧させ、この空気圧をコアに設けられた細孔
を通じて、コアから成形品を押し離すように働か
せる。このとき、金型を徐々に開くことによつて
成形品はコアから離れてキヤビテイ中に残され
る。更に金型が第2図の如く十分に開いたとき、
固定金型蒸気室8に圧縮空気を送入すると、この
圧力は細孔9を通じて成形品5をキヤビテイ3か
ら押し離し、更に型開きに連動してエゼクトピン
10が動き、成形品は第3図の如くキヤビテイか
ら完全に外に出て、自重によりエゼクトピンから
離れて落下する。この工程で第1図の蒸気入口1
1,11′から送入された水蒸気と圧縮空気は両
金型の接触面の隙間16,16′,17を通して
空間2に蓄圧される。そして型開きに移ると同時
にパーテイング面1から爆発的に噴出することに
より作業員に危険を及ぼし、また成形機に異常な
振動を与えて機器の損傷の原因となる外、周辺の
環境が水びたしになるという不都合な問題が起こ
る。
いて、加熱成形終了後、金型のキヤビテイ及びコ
アから成形品を取出すとき、先づコア側蒸気室に
圧縮空気を送つて蒸気室の圧力を0.1〜0.5Kg/cm2
に昇圧させ、この空気圧をコアに設けられた細孔
を通じて、コアから成形品を押し離すように働か
せる。このとき、金型を徐々に開くことによつて
成形品はコアから離れてキヤビテイ中に残され
る。更に金型が第2図の如く十分に開いたとき、
固定金型蒸気室8に圧縮空気を送入すると、この
圧力は細孔9を通じて成形品5をキヤビテイ3か
ら押し離し、更に型開きに連動してエゼクトピン
10が動き、成形品は第3図の如くキヤビテイか
ら完全に外に出て、自重によりエゼクトピンから
離れて落下する。この工程で第1図の蒸気入口1
1,11′から送入された水蒸気と圧縮空気は両
金型の接触面の隙間16,16′,17を通して
空間2に蓄圧される。そして型開きに移ると同時
にパーテイング面1から爆発的に噴出することに
より作業員に危険を及ぼし、また成形機に異常な
振動を与えて機器の損傷の原因となる外、周辺の
環境が水びたしになるという不都合な問題が起こ
る。
本考案は、上記欠点を解決した金型であつて、
熱可塑性樹脂発泡粒子の型内成形用金型におい
て、固定金型取付台板に通気口を設けると共に、
該通気口の固定金型蒸気室内側に開閉自在の通気
弁を設けたことを特徴とする金型を要旨とする。
以下、図面を参考に説明する。
熱可塑性樹脂発泡粒子の型内成形用金型におい
て、固定金型取付台板に通気口を設けると共に、
該通気口の固定金型蒸気室内側に開閉自在の通気
弁を設けたことを特徴とする金型を要旨とする。
以下、図面を参考に説明する。
第1図に示す通り、固定金型取付台板12には
通気口13が設けられており、かつこの通気口の
入口を閉鎖できるように固定金型蒸気室内側に通
気弁14が台板12に取付けられている。第1図
には、通気弁は台板12に取付けられているのを
示しているが、勿論台板12′でもよく(この場
合、台板12′には通気口が設けられる)、また、
12及び12′の両方に取付けられていてもよい。
本考案の通気弁は、第4図に示す通り、常時は自
重で通気口を閉鎖する如く垂直にぶら下つている
が、空間2からの僅かな圧力を受けたとき、容易
に右方向(第1図において)に動いて通気口の閉
鎖を開いて圧力を逃がすことができるよう開閉自
在に台板に取付けられている。
通気口13が設けられており、かつこの通気口の
入口を閉鎖できるように固定金型蒸気室内側に通
気弁14が台板12に取付けられている。第1図
には、通気弁は台板12に取付けられているのを
示しているが、勿論台板12′でもよく(この場
合、台板12′には通気口が設けられる)、また、
12及び12′の両方に取付けられていてもよい。
本考案の通気弁は、第4図に示す通り、常時は自
重で通気口を閉鎖する如く垂直にぶら下つている
が、空間2からの僅かな圧力を受けたとき、容易
に右方向(第1図において)に動いて通気口の閉
鎖を開いて圧力を逃がすことができるよう開閉自
在に台板に取付けられている。
従つて、この金型を用いて加熱成形終了後、型
開き作動開始時には、空間2に蓄圧された空気、
水または熱水が既に排水弁15から排出されてい
て殆んど存在しない。また蒸気室8へ圧縮空気を
送つて成形品をキヤビテイから押し離すときは、
通気弁は第1図において左方へ押付けられて通気
口を閉じることになるので蒸気室内の圧力を所望
に保つことができる。このように、本考案の金型
を使用することにより、前記した従来金型による
不都合な問題は全て解消できる。
開き作動開始時には、空間2に蓄圧された空気、
水または熱水が既に排水弁15から排出されてい
て殆んど存在しない。また蒸気室8へ圧縮空気を
送つて成形品をキヤビテイから押し離すときは、
通気弁は第1図において左方へ押付けられて通気
口を閉じることになるので蒸気室内の圧力を所望
に保つことができる。このように、本考案の金型
を使用することにより、前記した従来金型による
不都合な問題は全て解消できる。
なお、上記通気弁の形状は特に制限がなく、常
時には通気口を閉鎖できるに充分な大きさであれ
ばよい。また、その材質も耐熱性の素材であれば
特に制限がなく、例えば、耐熱ゴムシート、金属
板が例示できるが、殊に耐熱ゴムシートが好まし
い。
時には通気口を閉鎖できるに充分な大きさであれ
ばよい。また、その材質も耐熱性の素材であれば
特に制限がなく、例えば、耐熱ゴムシート、金属
板が例示できるが、殊に耐熱ゴムシートが好まし
い。
第1図は、本考案金型の1例の断面説明図、第
2及び第3図は加熱成形終了後の成形品取出し工
程の説明図、第4図は、本考案金型に用いる通気
弁の構造説明図で、Aは断面図、Bは正面図であ
る。 1……両金型の接触パーテイング面、2……空
間、3……キヤビテイ、6……コア、8……固定
金型の蒸気室、12……固定金型取付け台板、1
3……通気口、14……通気弁。
2及び第3図は加熱成形終了後の成形品取出し工
程の説明図、第4図は、本考案金型に用いる通気
弁の構造説明図で、Aは断面図、Bは正面図であ
る。 1……両金型の接触パーテイング面、2……空
間、3……キヤビテイ、6……コア、8……固定
金型の蒸気室、12……固定金型取付け台板、1
3……通気口、14……通気弁。
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂発泡粒子の型内成形用金型におい
て、固定金型取付台板に通気口を設けると共に、
該通気口の固定金型蒸気室内側に開閉自在の通気
弁を設けたことを特徴とする型内成形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2264183U JPS59129514U (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | 熱可塑性樹脂発泡粒子の型内成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2264183U JPS59129514U (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | 熱可塑性樹脂発泡粒子の型内成形用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59129514U JPS59129514U (ja) | 1984-08-31 |
JPS6316504Y2 true JPS6316504Y2 (ja) | 1988-05-11 |
Family
ID=30153733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2264183U Granted JPS59129514U (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | 熱可塑性樹脂発泡粒子の型内成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59129514U (ja) |
-
1983
- 1983-02-17 JP JP2264183U patent/JPS59129514U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59129514U (ja) | 1984-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2351529A (en) | Shaping mold | |
US2997755A (en) | Ejector and sealing means especially suitable for loose pieces in sand molding apparatus | |
US3065511A (en) | Method of making a pattern for a die | |
US4758394A (en) | Method of and apparatus for forming cups of expanded resin | |
JPS6316504Y2 (ja) | ||
CN213972362U (zh) | 一种易于开模顶出的注塑模具 | |
JPS5947976B2 (ja) | 発泡成形型 | |
JP3864841B2 (ja) | 保冷容器の製造方法および製造装置 | |
JPS5828822Y2 (ja) | 合成樹脂成形金型 | |
JP3773968B2 (ja) | 砂型鋳造方法及び減圧枠 | |
JPS599879Y2 (ja) | 脱気機構を有するfrp成形用型 | |
JPH091602A (ja) | 射出成形金型 | |
JP2669488B2 (ja) | 射出成形型及びこれを用いた成形体 | |
CN215315558U (zh) | 自动释放型砂的铸造模具 | |
JPS5849166Y2 (ja) | 中子造型装置 | |
JPS5848110Y2 (ja) | 発泡成形装置 | |
JPS6153945B2 (ja) | ||
JPS6218431Y2 (ja) | ||
JPH0576713U (ja) | 発泡成形型の表皮材固定構造 | |
JPS6215337B2 (ja) | ||
JPS6215336B2 (ja) | ||
JPS6045055B2 (ja) | 硬い表皮を有する熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 | |
JPH031928A (ja) | 換気扇用化粧枠の成形型 | |
CN116118053A (zh) | 轮胎用活络模具 | |
USRE14603E (en) | roberts |