JPS631590Y2 - - Google Patents

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JPS631590Y2
JPS631590Y2 JP4783980U JP4783980U JPS631590Y2 JP S631590 Y2 JPS631590 Y2 JP S631590Y2 JP 4783980 U JP4783980 U JP 4783980U JP 4783980 U JP4783980 U JP 4783980U JP S631590 Y2 JPS631590 Y2 JP S631590Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、トランスの磁路中の透磁率を制御す
ることにより出力電圧を安定化するような電源装
置に関し、特に、互いに異なる変化特性を有する
2種類以上の負荷を接続し得るような電源装置に
関する。 たとえば、テレビジヨン受像機において、少な
くとも水平偏向等の高圧出力用に安定化電源が必
要とされるが、近年の音声出力回路用の電源とし
ても比較的大電力の安定化電源が必要とされてい
る。したがつて、1個の安定化電源装置を用い
て、上記高圧出力用と音声回路電源供給用の出力
を得ることが望まれている。 このため、従来、スイツチングレギユレータ形
の安定化電源装置の場合には、高圧出力用トラン
スと別個に音声回路電源供給用トランスを用い、
これらのトランスの1次コイルを並列接続してス
イツチングレギユレータに接続することにより、
1個のスイツチングレギユレータで2種類の電圧
安定化された出力を得ている。ところが、2個の
トランスが必要なため、部品点数が多く高価であ
る。また、同一のトランスから高圧出力と音声回
路電源用出力とを取り出す場合には、これらの出
力間の相互干渉による電圧変動等の悪影響が生じ
易く、これを防止するためには、大容量の平滑コ
ンデンサを必要とし、また、それぞれの負荷へ供
給する整流平滑回路のフイルタが複雑化するとい
う欠点がある。 本考案は、このような従来の欠点を克服し、た
とえば上記高圧出力と音声回路電源用出力のよう
な負荷特性が互いに異なる2種以上の出力を同一
のトランスを用いて得ることができ、しかも大容
量の平滑コンデンサを用いることなく簡単な構成
で、電圧変動の少ない安定した出力の電源装置を
提供することを目的とする。 以下、本考案に係る好ましい実施例として、テ
レビジヨン受像機の水平偏向用の115V出力と、
回路電源供給用の出力とを取り出すための電源装
置について、図面を参照しながら説明する。 第1図は本考案の第1の実施例を示すブロツク
回路図である。この第1図において、たとえば
100Vの商用交流電源1からの交流出力は、ダイ
オードブリツジより成る全波整流器2で整流さ
れ、平滑コンデンサ3で平滑されて直流出力とな
る。この直流出力端には、チヨークコイル4と、
トランス10の入力側の1次コイルN1と、スイ
ツチング用のトランジスタ5のコレクタ・エミツ
タ間が直列接続されるとともに、イランジスタ5
のコレクタ・エミツタ間にスイツチング用のダイ
オード6と共振用のコンデンサ7とが並列接続さ
れる。なお、トランジスタ5のベースには、たと
えば15kHz〜20kHz程度の周波数のパルス信号が
供給される。 次に、トランス10の出力側の2次コイルN2
は、コイルの中点が接地されるとともに、たとえ
ば二対の出力端子を有している。一対の出力端子
は上記水平偏向用の115Vを得るためのものであ
り、コイル全体の両端から取り出され、それぞれ
ダイオード21,22のアノードに接続されてい
る。これらのダイオード21,22は、カソード
が共通接続されて整流器23を構成している。2
次コイルN2の他の一対の出力端子は信号出力用
の12Vを得るためのものであり、上記接地された
中点から両端に向かつて等距離の位置から取り出
されており、ダイオード31,32より成る整流
器33に接続されている。この整流器33からの
整流出力は、コンデンサ34、コイル35、およ
びコンデンサ36から成るπ型の平滑回路37を
介して12Vの信号出力となつて、出力端子38に
送られている。 ここで、2次コイルN2の全体(これを主巻線
という。)の両端から整流器23を介して取り出
された出力は、メインの出力端子24から115V
の直流出力として取り出される。この出力端子2
4は、本考案の要旨となるコンデンサ20を介し
て接地されており、上記水平偏向用出力のみなら
ず、音声回路供給用の出力をも取り出している。
上記コンデンサ20の条件や動作上の効果につい
ては後述する。 次に、上記整流器23からの整流出力の一部
は、出力電圧を分圧して取り出すための可変抵抗
器26を介して制御回路27に送られ、この制御
回路27は該出力電圧を検出してトランス10の
制御コイルNcに送る。なお、制御回路27には
整流器33からの出力を回路電源として供給して
いる。 ここで、トランス10は、たとえば第2図に示
すような構造のものを用いており、一対の磁気コ
ア11,12は、たとえば正方形あるいは長方形
の板状のコア基部10Eと、その四隅から直交す
る方向に延長され、かつ、互いに等しい断面積の
磁脚10A〜10Dとを有し、コア11,12
は、磁脚10A〜10Dと10A〜10Dとが端
部をもつて互いに接するように対向され、従つ
て、全体として立方体ないし直方体となるように
組み立てられている。なお、コア11,12は例
えばフエライト材により形成される。 さらに、コア11の磁脚10B,10Dにまた
がつて入力側の1次コイルN1が巻回され、コア
11の磁脚10A,10Cにまたがつて出力側の
2次コイルN2が巻回されると共に、コア12の
磁脚10A,10Bにまたがつて制御コイルNc
が巻回されている。従つて、この場合、コイル
N1とN2とはトランス結合となり、コイルN1
N2とNcとは直交結合となるが、このときのコイ
ルN1とN2との結合係数は0.5〜0.6程度とされて
いる。 このようなトランス10の磁束分布状態を第3
図および第4図に示す。すなわち、コイルN1
励磁電流をI1、コイルN2の発振電流をI2、コイル
N2から取り出される負荷電流をILとすれば、こ
のトランス10の全起磁力NIは、 NI=N1I1+N2I2−N2IL …… となる。そして、この起磁力NIにより出力電圧
E0の正の半サイクル期間に生じる磁束を+φS(第
3図矢印参照)、負の半サイクル期間に生じる磁
束を−φS(第4図矢印参照)とし、また、制御コ
イルNcと、これに流れる制御電流Icによつて生
じる磁束をφC(第3図、第4図の破線矢印参照)
とすれば、正の半サイクル期間(第3図)には、
磁脚10A,10Dにおいて磁束φSとφCとが減
じ合い、磁脚10B,10Cにおいては磁束φS
φCとが加え合い、負の半サイクル期間(第4図)
には逆の関係となる。 従つて、たとえば第5図のB−H特性(磁化特
性)において、正の半サイクル期間のピーク時点
における磁脚10A,10Dの動作点は点aとな
り、磁脚10B,10Cの動作点は点bとなり、
負の半サイクル期間のピーク時点における磁脚1
0B,10Cの動作点は点cとなり、磁脚10
A,10Dの動作点は点dとなる。従つて、磁脚
10A,10Dの動作領域は矢印1Aの区間とな
り、磁脚10B,10Cの動作領域は矢印1Bの
区間となり、正の半サイクル期間の出力電圧E0
は、点aの磁脚10A,10Dの磁束密度+Bs
で決まり、負の半サイクル期間の出力電圧E0は、
点cの磁脚10B,10Cの磁束密度−Bsで決
まることになる。 そして、点a,cは磁束φCにより変化し、磁
束φCは制御電流Icで変化するので、電流Icを制御
すれば、出力電圧E0を制御できることになる。
この出力電圧E0(t)は、 E0(t)=d/dtφ(t)=d/dt{Li(t)} =Ldi(t)/dt+i(t)dL/dt …… =Ndφ(t)/dt+i(t)dL/dt ……′ となり、第1項はトランス結合により誘起する電
圧、第2項はパラメトリツク結合により誘起する
電圧である。すなわち、出力電圧E0(t)にはト
ランス結合による電圧と、パラメトリツク発振に
よる電圧とが含まれている。なお、両電圧の割り
合いはコイルN1とN2との結合係数、すなわち、
コアの形状及びコイルの巻装方法により異なる。 従つて、第6図に示すように、Ic=0のときの
磁束をφ1、上記加え合う状態の磁束をφ2、上記
減じ合う状態の磁束をφ3、磁束φ1とφ2、φ3との
変化分をΔφ2,Δφ3とすると、Ic=0の場合の出
力電圧e0は、 e0=Nd(φ1+φ1)/dt+R/N(φ1+φ1)dL/dt =2φ1(KNf+R/N dL/dt …… となる。また、Ic≠0で磁束φが非線形領域にあ
る場合の出力電圧e0Sは、 e0S=Nd(φ2+φ3)/dt +R/N(φ2+φ3)dL/dt ={2φ1−(Δφ3−Δφ2)} {KNf+R/N dL/dt} …… となる。 そして、B−H特性の非線形性のため、 Δφ3>Δφ2 であるから、 e0−e0S =(Δφ3−Δφ2)(KNf+R/N dL/dt)…… となり、さらに、点e,dが飽和領域にあるとす
れば、 Δφ20 となるので、 e0−e0S=Δφ3(KNf+R/N dL/dt) ……′ となる。従つて、この式によれば、制御電流Icに
よつて磁束の変化分Δφ3を制御すれば、出力電圧
E0を制御できることがわかる。 次に、本考案の要旨となるコンデンサ20につ
いて説明する。第1図の主巻線(コイルN2の全
体)からメインとなる直流115V出力を得るため
の回路部分を等価的に描くと、第7図のような等
価回路となる。この第7図において、コンデンサ
C01(容量値C01で示す。)は第1図のコンデンサ2
0に対応し、抵抗△RはコイルN2の内部抵抗、
ダイオード21,22の順方向抵抗、コンデンサ
20の内部損失等の和である。また、インダクタ
ンスL2は上記主巻線のインダクタンスを示し、
コイルN2の接地された中点から両端までのイン
ダクタンスがそれぞれ等しくL2となつている。
この第7図に示す等価回路の全インピーダンスZ〓
は、 Z〓=(△R+jωL2)・1/jωC01/(△R+jωL2
)+1/jωC01 =△R+jω(L2+ω2L22C01−△R2C01)/ω2C201
△R2+(ω2C01L2−1)2…… ≡R+jX …… となる。式のX=0とおけば、式より共振条
件は、 L2−C01(△R2+ω2L2 2)=0 …… であるから、共振角周波数ωr、および共振周波
rは、 となる。したがつて、共振時の全インピーダンス
Z〓rは、 Z〓r=L2/C01△R …… となり、周波数がrのとき最大インピーダンスと
なる。本考案は、この最大インピーダンス〓Zr
を1Ω以下として出力電圧の変動を抑えるもので
あり、 C01〜L2/△R …… を満足するようなC01、すなわち、L2/△Rにほ
ぼ等しいか、L2/△R以上のC01を有するコンデ
ンサ20を選定することを要旨としている。 ここで、トランス10の2次コイルN2は、ト
ランス結合により出力電圧が取り出される場合
に、出力電圧E0、動作周波数、動作磁束密度、
磁心断面積が与えられると決定され、この2次コ
イルN2の自己インダクタンスL2、抵抗分の総和
△Rが定まる。ここで、出力電圧は前述したよう
にE0=115Vであり、一例として、動作周波数16k
Hz、磁束密度2000ガウスとし、トランス10の磁
心材質にフエライトを用い、磁心断面積64mm2、2
次コイルN2の巻数40ターンとするとき、上記イ
ンダクタンスL2は約1mH(ミリヘンリー)、抵
抗△Rは約3Ωとなる。このとき、コンデンサ2
0の容量値C01としては、式より約333μF以上
とすることが望ましく、本実施例ではC01
330μFに選んでいる。 第8図は、このような条件のもとに、一定の負
荷(消費電力P0=63W)の状態における電源出
力インピーダンス〓Zを測定した周波数特性図で
あり、横軸はP0/2の負荷を断続する周波数を
示している。ここで、上記C01=330μFとした本
実施例の特性曲線を実線で示している。これに対
して、従来の水平偏向用トランスにおいては、平
滑回路として2個のコンデンサと高周波コイルと
をπ型接続したものを用いるのが一般であり、こ
の平滑回路の入力側のコンデンサの容量値は
33μF程度に選定されている。このような従来例
において、他の条件を上記実施例と等しくしたと
きの実測値を第8図破線に示している。 この第8図から明らかなように、従来例におい
ては周波数が1kHzの共振点を持ち、このとき最
大6.0Ωと出力インピーダンスが増加している。
このため、水平偏向用高圧出力、音声回路供給用
出力のように負荷が断続する場合に、出力インピ
ーダンスの変化により出力電圧の変動が大きくな
る。これに対して、本考案の実施例によれば、周
波数400Hzで出力インピーダンスは最大値となる
が約1.0Ωであり、0〜20kHzの周波数領域では約
1.0Ω以下となつている。したがつて、水平偏向
用高圧出力と音声回路供給用出力とを同一のトラ
ンス10の2次コイルN2の同一の端子24から
取り出すことが可能となり、しかも負荷の交流的
変化による出力電圧の変動が出力インピーダンス
の低下によつて改善されるとともに、負荷電流の
直流的変化や入力電圧変化によるる出力電圧の変
動が出力抵抗の低下によつて大巾に改善される。
さらに、C01が大きくなると、負荷変化に対する
リツプル電圧も低下し、上記主巻線の直流出力端
子24から水平偏向回路に出力が供給される場合
に、水平周期(15.75kHz)の負荷リツプルが低減
されるため、従来のπ型平滑回路が不要となり、
コイルおよびコンデンサの1個を削減できる。ま
た、出力端子38に接続される負荷の変化による
上記主巻線の出力電圧変化も改善される。 第1表は、このような本考案の第1の実施例に
よる各項目についての実測値を示すものであり、
比較のために、上述した33μFのコンデンサを用
いた従来例の実測値と、シリーズレギユレータお
よび2個のトランスを用いて上記各出力を得る場
合の実測値とを、他の条件を同一として示してい
る。
【表】 この第1表から明らかなように、負荷変化によ
る出力電圧の過渡応答時間がシリーズレギユレー
タより劣る点を除けば、他の全項目において本考
案の実施例は同等以上の特性を示しており、非常
に安定した電源装置が簡単な構成で得られる。 次に、第9図は本考案の第2の実施例を示し、
音声出力回路への電源供給用として、第3のコイ
ルN3をトランス10に巻装した例を示す。これ
は、音声出力増幅器が低電圧電源OTL回路で構
成される場合に有効である。このコイルN3から
の出力は、ダイオード41,42より成る整流器
43を介し、コイル44を介して、たとえば24V
の直流出力となつて出力端子45から取り出され
る。この出力端子45は平滑コンデンサ46を介
して接地されるが、このコンデンサ46の容量と
して、従来約2200μF程度必要であつたのが、本
考案によれば約470μFで画面への影響が表われな
くなり、部品価格が安価となる。他の構成は上記
第1の実施例と同様であり、第1図と同一の部分
あるいは同じ作用を行なう部分に同一の指示符号
を付すことにより、説明を省略する。 次に、第10図は本考案の第3の実施例を示
し、第2の実施例と同様に音声回路用に24V直流
出力を得ている。この第10図において、トラン
ス10の2次コイルN2は、中点を接地し、両端
をダイオード51,52より成る整流器53に接
続し、中点から等距離(等しい巻数)の位置から
取り出される端子をダイオード61,62から成
る整流器63に接続している。整流器53の出力
端子54は、上記式の条件を満たす容量値C01
の平滑コンデンサ50を介して接地されている。
ただし、出力端子54からは上記水平偏向用出力
のみを取り出している。また、整流器63からの
出力は、コンデンサ64、コイル65、コンデン
サ66から成るπ型の平滑回路67を介し、24V
直流出力となつて出力端子68に送られている。
この出力端子68から、音声出力回路への24V出
力を得ている。さらに、整流器63からの出力
は、トランジスタ71、ツエナダイオード72、
抵抗73、およびコンデンサ74から成るシリー
ズレギユレータ75を介し、信号用の出力端子7
6に送られている。他の構成は第1図と同様であ
るため、同一の指示符号を付して説明を省略す
る。この第3の実施例も、上記第1の実施例と同
様な効果が得られることは勿論である。 すなわち、本考案に係る電源装置によれば、入
力側の1次コイルおよび出力側の2次コイルを磁
気コアに巻装して交流的に結合するとともに、こ
れらの1次、2次コイルとは交流的な結合を行な
わずに上記磁気コアの磁束を制御する制御コイル
を該磁気コアに巻装して成るトランスと、上記2
次コイルからの出力電圧を検出して上記制御コイ
ルへ送る制御回路と、上記2次コイルの出力端子
に並列接続されたコンデンサとを有し、このコン
デンサの容量値C01として、上記2次コイルのイ
ンダクタンスをL2、上記2次コイル側の抵抗分
の総和を△Rとするとき、 C01L2/△R の条件を満たすように選定することを特徴として
いる。 したがつて、2次コイル側の並列共振インピー
ダンスがたとえば1Ω以下に低下し、負荷変動に
よる出力電圧の変動が著るしく抑えられるため、
負荷変化の異なる2種類以上の負荷の接続が可能
となる。また、たとえばテレビジヨン受像機にお
ける水平偏向用出力を得る場合のように、負荷が
高周波数で断続する場合には、負荷リツプルフイ
ルタ回路等を通さずに直接負荷を接続でき、部品
点数の削減が図れる。また、低電圧動作音声出力
回路に出力を供給する場合には、従来より平滑コ
ンデンサの容量値を減少させることができ、部品
価格が安価となる。 なお、本考案は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、たとえばトランス10としては、第
2図の構成のもの以外に、たとえばEI形のコア
を用いて交流的結合を行なわず磁束を制御するよ
うなトランスが使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本考案の第1の実施例を
示し、第1図は回路図、第2図はトランス10の
斜視図、第3図および第4図はトランス10の磁
束の状態を示す斜視図、第5図および第6図はヒ
ステリシスカーブと動作との関係を示すグラフ、
第7図は2次コイルN2側の要部を示す等価回路
図、第8図は出力インピーダンスの周波数特性を
示すグラフである。第9図は本考案の第2の実施
例を示す回路図である。第10図は本考案の第3
の実施例を示す回路図である。 10……トランス、10A,10B,10C,
10D……磁脚、N1……1次コイル、N2……2
次コイル、Nc……制御コイル、20,50……
コンデンサ、24,54……出力端子、27……
制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力側の1次コイルおよび出力側の2次コイル
    を磁気コアに巻装して交流的に結合するととも
    に、これらの1次、2次コイルとは交流的な結合
    を行なわずに上記磁気コアの磁束を制御する制御
    コイルを該磁気コアに巻装して成るトランスと、
    上記2次コイルからの出力電圧を検出して上記制
    御コイルへ送る制御回路と、上記2次コイルの出
    力端子に並列接続されたコンデンサとを有し、上
    記2次コイルのインダクタンスをL2、上記2次
    コイル側の抵抗分の総和を△Rとするとき、上記
    コンデンサの容量値C01として、 C01L2/△R の条件を満たすように選定することを特徴とする
    電源装置。
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